JP3636853B2 - 画像露光装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光材料の種類として、光量増加に伴って低濃度(白色)になるポジ感材と、光量増加に伴って高濃度(黒色)になるネガ感材と、が装備可能され、露光ステージ上にネガ感材又はポジ感材の何れか一方を送り出し、原稿の画像データ信号により、光源からの3色の発光を制御して前記感光材料上に画像を記録する露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
現在、画像記録装置では、デジタル露光系を搭載したものが多く開発されている。一般にデジタル露光系では、半導体レーザから出力される光ビームに画像データをのせ、ポリゴンミラーを高速回転させることで、この光ビームを偏向すると共に(主走査)、ガルバノミラー等でポリゴンミラーで反射された光ビームをさらに副走査するか、記録媒体側を移動させながら(あるいはステップ移動させながら)主走査を繰り返すことにより、記録媒体上に画像を記録するようになっている。ここで、記録媒体は、コロナ放電によって帯電された感光ドラムであってもよいし、感光材料であってもよい。また、光源としては、半導体レーザを用いず、LED等の他の発光体であってもい。
【0003】
ところで、このような画像記録装置に用いられる記録媒体(感光材料)は、ポジ特性を持った感光材料と、ネガ特性を持った感光材料とに分けることができる。
【0004】
ポジ特性を持った感光材料(以下、ポジ感材という)は、光を当てると白くなり、黒色を表現し易いとされている。また、ネガ特性を持った感光材料(以下、ネガ感材という)は、光を当てると黒くなり、白色を表現し易いとされている。
【0005】
一方、ポジ感材で白色を再現する場合、及びネガ感材で黒色を再現する場合、光量を最大レベル上げなければならず、光源の発熱、耐久性の面で問題点が生じる。
【0006】
すなわち、いずれの感光材料にしても一長一短があるにも拘らず、現在では、そのいずれか一方(割合としてはネガ感材)が多く使用されている。
【0007】
本発明は上記事実を考慮し、原稿画像に適した感光材料の種類で画像を記録しても、原稿画像に適さない感光材料の種類で画像を記録しても、白色又は黒色を確実に再現することができ、仕上がり画像の品質を向上することができる画像露光装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、感光材料の種類として、光量増加に伴って低濃度(白色)になるポジ感材と、光量増加に伴って高濃度(黒色)になるネガ感材と、が装備可能とされ、露光ステージ上にネガ感材又はポジ感材の何れか一方を送り出し、原稿の画像データ信号により、光源からの3色の発光を制御して前記感光材料上に画像を記録する露光装置であって、前記原稿の画像データ信号に基づいて、平均濃度を演算する平均濃度演算手段と、前記演算された平均濃度と、予め定められたしきい値と、を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応じて、ネガ感材又はポジ感材を選択する感光材料選択手段と、を有している。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記比較手段による比較の結果、平均濃度が前記しきい値より低い場合には、ネガ感材を選択し、高い場合にはポジ感材を選択するようにしたことを特徴としている。
【0010】
請求項1及び請求項2に記載の発明によれば、また、平均濃度演算手段によって、原稿の画像データ信号に基づいて平均濃度を演算する。ここで得られた平均濃度において、白色に近いか黒色に近いかを判定する。この判定のために、比較手段では、予め定められた白色又は黒色強調画像の選別をするためのしきい値を用いる。
【0011】
このしきい値は、濃度が0〜3であるとすると、例えば、0.7 〜1.0 程度をしきい値とする。この比較手段での比較の結果、白色強調画像であると判定された場合は、選択手段ではネガ感材を選択する。すなわち、白色を再現するのに光源の光量を少なくて済み、発熱や耐久性の問題を考慮する必要がなくなるからである。一方、比較手段での比較の結果、黒色強調画像であると判定された場合は、選択手段ではポジ感材を選択する。すなわち、黒色を再現するのに光源の光量を少なくて済み、発熱や耐久性の問題を考慮する必要がなくなるからである。
【0012】
このように、原稿の画像データ信号の平均濃度に基づいて、適正な感光材料を選択することができるため、感光材料の種類として、光量増加に伴って低濃度(白色)になるポジ感材と、光量増加に伴って高濃度(黒色)になるネガ感材と、が両方共装備されているならば、その選択を適正に行うことができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、前記選択手段で選択された感光材料の種類が自動的に指定され、前記露光ステージ上に送り出されることを特徴としている。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、選択手段で選択された感光材料の種類が自動的に指定され、前記露光ステージ上に送り出されるため、常に適正な感光材料で画像の露光処理を行うことができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、前記選択手段で選択される感光材料の種類に拘らず、前記露光ステージ上へ送り出す感光材料の種類を指定する指定手段と、前記指定手段で指示された感光材料の種類と、選択手段で選択された感光材料の種類と、が異なっている場合に、前記画像データの濃度値を反転する画像データ反転手段と、を更に有し、前記反転手段で反転された反転画像データに基づき、かつ指示手段で指示された感光材料を用いて画像露光を行うことを特徴としている。
【0016】
請求項4に記載の発明によれば、画像露光装置によっては、一方の感光材料(ネガ感材又はポジ感材)のみが装備されている場合や、一方がエンプティ状態である状況が考えられる。
【0017】
そこで、指定手段で感光材料の種類を特定しておくことより、前記指定手段で指示された感光材料の種類と、選択手段で選択された感光材料の種類と、が異なっている場合に、前記画像データの濃度値を反転する。すなわち、この請求項では、感光材料の種類を先に指定した場合に、画像データ信号をこの指定した感光材料に合わせる。
【0018】
このように、画像データを反転することにより、適正な感光材料の種類も変わることになり、指定された感光材料が適正な感光材料となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(全体構成「外観」)
図1乃至図3には、本実施の形態に係る画像記録装置100が示されている。
【0020】
この画像記録装置100は、CD−ROM102やFD104(図3参照)に記録された画像データを読取り、感光材料106に露光すると共に、この感光材料106に記録された画像を受像紙108に転写して出力する装置である。
【0021】
箱型のケーシング110の前面(図3の左側)の上部は傾斜面とされ、操作表示部112が設けられている。
【0022】
図2に示される如く、操作表示部112は、右側に位置するモニタ部114と左側に位置する入力部116とに分類され、モニタ部114は前記読み取った画像が写し出されるようになっている。
【0023】
また、入力部116は、複数の操作キー118と、入力データ確認用表示部120とで構成されており、記録枚数入力、サイズ設定、色バランス調製、ネガ/ポジ選択等、画像記録に必要なデータを入力することができるようになっている。
【0024】
操作表示部112の下方には、デッキ部122が配設されている。デッキ部122は、図3の右側に位置する光ディスク用デッキ部124と、左側に位置するFDデッキ部126とで構成されている。
【0025】
光ディスク用デッキ部124は、開閉ボタン128を押圧操作を行うことにより、トレイ130が開閉できるようになっている。このトレイ130上に光ディスク102を載置することにより、光ディスク102を装置内部に装填することができる。
【0026】
一方、FDデッキ部126は、FD挿入スロットル132が設けられ、FD104を挿入することにより、装置内部の駆動系が作動して、FD104を引き入れる構造となっている。なお、FD104を取り出す場合は、操作ボタン134を押圧することにより、FD104を引きだすことができる。
【0027】
なお、光ディスクデッキ部124及びFDデッキ部126には、それぞれアクセスランプ136、138が設けられ、装置内でアクセス中はこのアクセスランプ136、138が点灯するようになっている。
【0028】
デッキ部122のさらに下方には、排出トレイ140が配設されている。この排出トレイ140は、通常は装置内に収容されており、把持部142に指をかけて引き出すことができるようになっている(図1参照)。
【0029】
この排出トレイ140上に、前記画像が記録された受像紙108が排出されるようになっている。
【0030】
受像紙108は、予めトレイ144に層状に収容されており、このトレイ144はケーシング110の上面に設けられた、トレイ装填口146に装填されるようになっている。このトレイ装填口146に装填されたトレイ144から、1枚づつ受像紙108を取り出し、画像を転写させた後、前記排出トレイ140へ案内される構成である。
【0031】
ケーシング110の右側面(図1の紙面手前側)には、2個の円形のカバー部材148、150が取付けられている。このカバー部材148、150は、個々に着脱可能とされており、このカバー部材148、150の軸線方向に沿った装置内部には、図3に示される如く、ロール状の感光材料106を巻き取る供給リール152と巻取リール154とが配設されており、これらのリールは、カバー部材148、150と取り外した状態で取り出し、又は装填することができるようになっている。
(受像紙搬送系)
図3に示される如く、トレイ装填口146に装填されたトレイ144は、その先端部上面が半月ローラ156に対向するようになっている。
【0032】
半月ローラ156は周面の一部が接線方向に切りかかれており、通常は、この切欠部158がトレイ144内の最上層の受像紙108と、所定の間隔をおいて対向されている。ここで、半月ローラ156が回転すると、前記最上層の受像紙108と半月ローラ156の周面とが接触し、半月ローラ156が1回転することによって受像紙108が若干引き出される。引き出された受像紙108は、第1のローラ対160に挟持され、この第1のローラ対160の駆動力によって、トレイ144から完全に引き出されるようになっている。
【0033】
第1のローラ対160の下流側には、第2のローラ対162、ガイド板164、第3のローラ対166が順に配設されており、受像紙108は第1のローラ対160に挟持された後、第2のローラ対162に挟持され、かつガイド板164に案内され、第3のローラ対166に挟持される。
【0034】
この第3のローラ対166では、感光材料106との重ね合わせも行われる。すなわち、第3のローラ対166は、感光材料106の搬送路としても使用される。
(感光材料搬送系)
感光材料106は、供給リール152に層状に巻き取られた長尺の形で装置に装填されている。供給リール152は、前記カバー部材150(装置後方側)を取り外し、軸線方向に挿入することにより、所定位置に装填することができる。
【0035】
この供給リール152には、2種類の特性の異なる感光材料106が装填可能とされている。すなわち、感光材料106には、光を受けると白くなる、すなわち、露光量(受光量)の増加に伴って淡色方向へ移行する性質のもの(以下必要に応じて、ポジ感材106Pという)と、光を受けると黒くなる、すなわち、露光量の増加に伴って濃色方向へ移行する性質のもの(以下必要に応じて、ネガ感材106Nという)とがある。
【0036】
装填された感光材料106の種類を装置で認識する手段としては、例えば、ロール状の感光材料106をマガジンに収容した状態で装填し、このマガジンにそれぞれ異なる切欠部を設け、装置側にこの切欠部周辺に対応して複数のリミットスイッチ等を配設しておき、リミットスイッチのオン・オフ状態で認識するのが一般的である。また、認識された感光材料106の種類を表示パネル等に表示することが好ましい。また、装置ケーシング110にマガジンの一部が露出するような窓を設け、この露出部に対応するマガジンの所定位置に種類表示をしておくことでもよい。
【0037】
感光材料106の種類の認識の他の手段としては、前記マガジンにバーコードを付したり、感光材料の先端部又は幅方向端部にバーコードや切欠を設けるようにしてもよい。また、オペレータによる手入力でもよい。
【0038】
前記ポジ感材106Pは、濃色を表現する場合に光量が少なくて済み、後述する光源(LED光源208)の発熱を抑制する利点があり、黒色を強調するような画像の再現(記録)に適している。一方、ネガ感材106Nは、淡色を表現する場合に光量が少なくて済み、LED光源208の発熱を抑制する利点があり、白色を強調するような画像の再現に適している。
【0039】
このため、本実施の形態では、原稿画像の濃度情報に基づいて、適正な感光材料106を装填することができるようになっていると共に、装填された感光材料106の種類に応じて、原稿の画像データを装填された感光材料106の特性に合わせることも可能となっている。なお、この点の詳細については後述する。
【0040】
感光材料106が所定位置に装填されている状態で、最外層を引き出し初期設定として所定の搬送路に沿ってローディングが行われている。ローディングの手順は、供給リール152から最外層を引き出し、この供給リール152の装填位置近傍の第4のローラ対168に挟持させ、リザーバ部170、ガイド板172を介して、前記第3のローラ対166に挟持させた後、ヒートローラ174に巻き掛けて、巻取リール154に巻き掛けるようにしている。なお、この場合、ローディングに必要な長さ分のリーダテープを供給リール152に巻き取られた感光材料106の先端部に設けてもよい。
【0041】
なお、この感光材料106の搬送路の内、第4のローラ対168とリザーバ部170との間には露光部176が設けられている。また、リザーバ部170とガイド板172との間には、水塗布部178が設けられている。この露光部176及び水塗布部178の詳細については後述するが、工程として感光材料106に露光部176で画像が露光された後、乳剤面(露光面)に水が塗布された状態で第3のローラ対166で受像紙108と重ね合わされるようになっている。
(ヒートローラ)
ヒートローラ174は、本装置の熱現像転写部であり、円筒状のローラ本体180と、このローラ本体180の内部の軸線に沿って設けられたヒータ182と、で構成されており、ヒータ182の作動によって、ローラ本体180の表面が加熱され、このローラ本体180に巻き掛けられる部材(感光材料106及び受像紙108)に熱を与える役目を有している。この加熱により、熱現像転写処理がなされ、感光材料106上に記録された画像が、受像紙108に転写されるようになっている。
【0042】
ヒートローラ174の右下近傍には剥離ローラ184と剥離爪186とが設けられ、ヒートローラ174に約1/3程度巻き掛けられた受像紙108を感光材料106から引き剥がし、排出トレイ140方向に受像紙108を案内する構造となっている。
【0043】
一方、感光材料106は、ヒートローラ174に約1/2程度巻き取られ、180°方向転換されて巻取リール154が装填された位置へ案内されるようになっている。
(水塗布部)
図3に示される如く、水塗布部178は、画像形成用溶媒としての水を感光材料106又は受像紙108に付与し、両者の重ね合わせ面を密着させ、熱現像する役目を有しており、感光材料106の幅方向に沿って長尺の塗布片188と、水を貯留するタンク190とで構成されている。
【0044】
塗布片188は、フェルトやスポンジ等の吸収性の高い部材で、かつ適度な硬さを持ったもので、感光材料106が搬送時に所定の圧力で接触するようになっている。タンク190内の水は毛細管現象を利用して、塗布片188へ常に適度な量が移行するようになっており、前記感光材料106と塗布片188とが接触することにより、塗布片188によって感光材料106の表面(乳剤面)に水が塗布される構成である。
【0045】
また、塗布片188が適度な圧力で感光材料106に当接しているため、水は、均一に塗布される。
【0046】
タンク190内の水は、水塗布部178全体を取り外すことにより、補充するようになっているが、配管を施して、装置外部から常に水を供給するようにしてもよい。
【0047】
なお、本実施の形態では、画像形成用溶媒として水を使用しているが、この水は純水に限らず、広く一般的に使用されている意味で水を含む。また、水とメタノール、DMF、アセトン、ジイソブチルケトン等の低沸点溶媒との混合溶媒であってもよい。さらに、画像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱溶媒等を含有させた溶液であってもよい。
(露光部)
図4には、本実施の形態に係る露光部176が示されている。
【0048】
露光部176は、感光材料106の搬送路上方に設けられた光源ユニット200を主構成として、コントローラ202に接続されている。コントローラ202には、画像信号がメモリされており(前記光ディスク102やFD104から読み取った画像信号)、この画像信号に応じて、光源ユニット200内の光源部204を点灯させるようになっている。
【0049】
図6には、コントローラ202内の制御ブロック図が示されている。
画像信号は、信号変換部10に入力されて濃度データとして第1のフレームメモリ12に記憶される。この第1のフレームメモリ12は、原稿画像の濃度に対応した正規の画像データが記憶されるようになっている。
【0050】
この第1のフレームメモリ12に記憶された画像データは、平均濃度演算部14で取り込み可能とされ、この平均濃度演算部14では、第1のフレームメモリ12に記憶されが画像の平均濃度が演算されるようになっている。
【0051】
演算された平均濃度は、比較部16において、しきい値設定部18から出力されるしきい値と比較される。ここで、しきい値設定部18では、予めほぼ中間濃度とされる数値が設定されており、本実施の形態では、濃度領域が0〜3として、0.7 〜1.0 程度のしきい値が設定されるようになっている。
【0052】
比較部16による比較結果は、適正判別部20に送出される。すなわち、比較部16からは、平均濃度がしきい値よりも高い場合(高濃度画像)と低い場合(低濃度画像)とでハイレベル又はローレベルの2値信号が出力され、これを適正判別部20で受ける。この適正判別部20には、現在装填されている感光材料106の種類に応じた信号も入力されており、適正の可否が判別されるようになっている。この適正の可否は以下のとおりである。
▲1▼ 高濃度画像とポジ感材106Pとの組み合わせ→適正(信号”1”)
▲2▼ 高濃度画像とネガ感材106Nとの組み合わせ→不適(信号”0”)
▲3▼ 低濃度画像とポジ感材106Pとの組み合わせ→不適(信号”0”)
▲4▼ 低濃度画像とネガ感材106Nとの組み合わせ→適正(信号”1”)
適正判別部20からは、上記▲1▼〜▲4▼に該当する信号を処理判断部22へ送出するようになっている。この処理判断部22では、今後の処理を判断するべく、前記感光材料106の種類に応じた信号と、画像データを変換するための信号を出力する信号変換指示信号と、が入力可能となっている。すなわち、処理判断部22は、感光材料106の種類を交換した場合は、画像データと感光材料106との相性が適正に変わり、処理実行指示部24に元の画像データに基づいて画像記録を行うように指示する。これを受けて処理実行指示部24は、第1のフレームメモリ12から画像データを取り込み、出力するようになっている。
【0053】
一方、感光材料106の種類が変わらず、画像データの変換指示信号が入力された場合には、処理判断部22は、処理実行指示部24に後述する第2のフレームメモリ26から画像を取り込むように指示すると共に、画像取り込み部28へ信号を送出して第1のフレームメモリ12から画像データを画像取り込み部26に取り込み、濃度反転部30へ送る。この濃度反転部30では、画像データの濃度を反転すると共に、LUT32からの信号に基づいて、濃度反転に伴う感光材料106の特性(例えば、γ曲線等)に合わせて信号変換がなされた後、第2のフレームメモリ26に記憶し直されるようになっている。ここで、濃度反転部30から処理の終了を指示する信号が処理実行指示部24に入力されると、この処理実行指示部24では、第2のフレームメモリ26から画像データを取り込み、出力するようになっている。
【0054】
光源ユニット200は、後述する主走査ユニット206の駆動によって、感光材料106の幅方向(主走査方向)に移動可能となっており、感光材料106が露光部176をステップ駆動するときの停止時に主走査が行われるようになっている。
【0055】
露光部176の光源ユニット200は、箱型の露光ケーシング214によって覆われており、この露光ケーシング214の上端面に光源部204が配設され、この光源部204の発光面が露光ケーシング214内側に向けられている。光源部204の発光面側には、アパーチャ216が設けられ、複数のLEDチップ208からの光の広がりを制限している。なお、アパーチャ216のな構成も有り得る。
【0056】
アパーチャ216の下流側で露光ケーシング214の中央部には、テレセントリックレンズ212が配設され、光源部204からの光を集光し、感光材料106上に結像させる役目を有している。なお、結像される光の解像度は、250〜400dpi程度である。
【0057】
ここで、テレセントリックレンズ212は、複数枚のレンズと絞りで構成されており、像面の高さが変わっても倍率が変動しない特性を持ったレンズであり、主走査ユニット206による主走査移動時や、露光ケーシング214の取り付け状態による差を吸収することができる。
【0058】
また、ピントは、図示しないオートフォーカス機構によって常に調整されている。或いは、焦点深度の深いレンズ系とすることにより、調整不要としてもよい。
【0059】
光源部204は、主走査ユニット206の一部を構成する互いに平行な一対のガイドシャフト218に支持されている。このガイドシャフト218は、感光材料106の幅方向(図4の矢印W方向)に沿って配設されており、光源部204は、このガイドシャフト218に案内されて、感光材料106の幅方向に移動可能とされている。
【0060】
光源部204の露光ケーシング214には、無端のタイミングベルト220の一部が固定されている。このタイミングベルト220の両端は、それぞれガイドシャフト218の両端近傍に位置するスプロケット222に巻き掛けられている。一方のスプロケット222の回転軸には変速機224を介してステッピングモータ226の回転軸と連結されており、このステッピングモータ226の往復回転によって、光源部206は、ガイドシャフト218に沿って往復移動される。
【0061】
ステッピングモータ226の駆動は、コントローラ202によって制御され、感光材料106のステップ駆動と同期がとられている。すなわち、感光材料106が1ステップ移動して停止した状態で、ステッピングモータ226が回転を開始して感光材料106上を光源部204が感光材料106の幅方向に沿って移動する。所定パルスを確認した後、ステッピングモータ226を逆回転させることにより、光源部204は、元の位置に戻る。この光源部204の戻り動作と同時に感光材料106の次の移動が開始されるようになっている。
【0062】
光源部204の光出力側、感光材料106との対向面にはフォトダイオード228が配設され、光源部204からの光源の光量に応じた信号を出力するようになっている。このフォトダイオード228は、光量補正ユニット230に接続され、前記信号はこの光量補正ユニット230へ入力される。
【0063】
光量補正ユニット230では、検出した各色のLEDチップ208からの光量を比較して、濃度、色バランス調整を行い、補正値をコントローラ202へ出力する役目を有している。この補正値に基づいて、光源部204へ送られる画像信号が補正され、適正な光量で各LEDチップ208が点灯する。
【0064】
図5に示される如く、光源部204は、LEDチップ208が集合して構成されており、それぞれB(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)の各色に発色するLEDチップ208(以下、色毎の個々に説明する場合には、B色に発色するLEDチップをB−LEDチップ208B、G色に発色するLEDチップをG−LEDチップ208G、R色に発色するLEDチップをR−LEDチップ208Rという)がそれぞれ基板210上で、感光材料106の幅方向(主走査方向)に沿って、同一の配列規則にしたがって取り付けられている。なお、各色の波長は、R−LEDチップ208Rが650±20nm、G−LEDチップ208Gが530±30nm、B−LEDチップ208Bが470±20nmとされている。
【0065】
基板210の平面視で右端には、10個のB−LEDチップ208Bが、2列、かつ千鳥状に配列され、左端には、10個のR−LEDチップ208Rが、2列、かつ千鳥状に配列され、中央には、10個のG−LEDチップ208Gが、2列、かつ千鳥状に配列されており、合計6列のLEDチップが配列されている。
【0066】
基板210には、所定の配線がエッチング処理等で施されているが、この配線間が短絡しないように、金属で被覆されており、放熱機能を有している。このため、LEDチップ210の点灯による発熱を抑制することがで、発光量の変動を抑えることができる。
【0067】
以下に、本実施の形態で適用される光源部204の各部の寸法を示す。
まず、基板210は横(X)×縦(Y)寸法は、5×5mm(最大)であり、LEDチップ208の外形寸法(x×y)は約360×360μmである。同一色の列間ピッチPは600μmで、各列の行ピッチLは520μm、千鳥状としたときの段差寸法Dは260μmである。各色間の隙間寸法Gはテレセントリックレンズ212によって決まるものであり、一義的に決められないが、R−G間、G−B間の隙間寸法Gは同一であることが好ましい。
【0068】
なお、図5に示すLEDチップ208の斜線部分は、実際に発光する領域であり、図5の鎖線で示される如く、千鳥状とした隣り合う列同志の発光領域の境を一致させている。
【0069】
上記構造の光源部204により、感光材料106上には、各色共に1回の主走査で10本の主走査ラインが記録できることになる。このため、感光材料106のステップ移動は、感光材料106上に記録される主走査ライン幅の10倍のピッチで駆動、停止を繰り返すように制御されている。
(リザーバ部)
リザーバ部170は、前述の如く露光部174と水塗布部178との間に配設されており、2対の挟持ローラ対192、194と、1個のダンサーローラ196とで構成されている。感光材料106は、2対の挟持ローラ対192、194に掛け渡されており、この間で感光材料106に略U字型の弛みを設けている。この弛みに対応してダンサーローラ196を上下動するようになっており、弛み部の感光材料106を保持している。
【0070】
露光部176では、感光材料106はステップ移動するが、水塗布部178では、水の均一な塗布のために一定速度で搬送させる必要がある。このため、露光部176と水塗布部178との間に感光材料106の搬送速度差が生じる。この速度差を吸収するために、ダンサーローラ196が上下動させ、感光材料106の弛み量を調整し、感光材料106のステップ移動と定速移動とを同時に行えるようにしている。
【0071】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
まず、画像記録のための全体の流れを説明する。
【0072】
トレイ144をトレイ装填口146に装填しておき、感光材料106を巻き取った状態の供給リール152及び空状態の巻取リール154をそれぞれ所定位置に装填し、かつローディングが完了した状態で、操作表示部112のプリント開始キーを操作すると、コントローラ202では、光ディスク102又はFD104から画像データを読取り、記憶する。
【0073】
コントローラ202で画像データを記憶すると、供給リール152が駆動して、感光材料106の搬送を開始する。
【0074】
感光材料106が露光部176の所定位置に至ると、感光材料106は一旦停止して、コントローラ202から画像信号が光源部204へ出力される。この画像信号は、10ライン毎に出力され、光源部204は、ステッピングモータ226の駆動によってガイドシャフト218に案内され感光材料106の幅方向に沿って移動する(主走査)。なお、この画像信号の出力の開始前にフォトダイード228によって光源部204からの各色の光量を検出し、光量補正ユニット230において、濃度、色バランス等を調整するための補正値をコントローラ202へ供給し、画像信号を補正している。この補正値は1画像毎に実行される。
【0075】
1回の主走査が終了すると、感光材料106は、1ステップ(10ラインピッチ)移動し停止し、2回目の主走査がなされる。これを繰り返すことにより、感光材料106上に1フレーム分の画像が記録される。なお、記録が終了した感光材料106は、リザーバ部170の上流側の挟持ローラ対192のみの駆動(下流側の挟持ローラ対194は停止)によって、ダンサーローラ196に巻き掛けられるようにリザーバ部170で弛んだ状態で保持され、水塗布部178へは至らないようになっている。
【0076】
リザーバ部170に、1画像分の長さの感光材料106がたまると、リザーバ部170の下流側の挟持ローラ対194が駆動を開始する。これにより、感光材料(画像記録済)106が水塗布部178へ搬送される。水塗布部178では、感光材料106は定速搬送され、塗布片188によって水が均一に塗布される。
【0077】
この塗布片188には、タンク190から水が常に送られており、かつ所定の圧力で感光材料106を押圧しているため、適量の水が感光材料106へ塗布される。
【0078】
水が塗布された感光材料106は、ガイド板172に案内されて第3のローラ対166へと搬送される。
【0079】
一方、受像紙108は、半月ローラ156が1回転することにより、半月ローラ156の周面と受像紙108の先端部とが接触し、最上層の受像紙108が引き出され、第1のローラ対160の挟持される。この第1のローラ対160の駆動によって、受像紙108はトレイ144から引き出され、第2のローラ対162に挟持された状態で、感光材料106を到着を待つ。
【0080】
感光材料106がガイド板を通過するのに同期して、第1のローラ対160及び第2のローラ対162の駆動が開始され、受像紙108は、ガイド板164に案内されて第3のローラ対166へと搬送される。
【0081】
第3のローラ対166では、感光材料106と受像紙108とが重ね合わされた状態で挟持し、ヒートローラ174へ送り出す。このとき、感光材料106に塗布された水によって、両者が密着される。
【0082】
重ね合わされた状態の感光材料106と受像紙108は、ヒートローラ174に巻き掛けられ、ヒータ182からの熱を受け、熱現像転写処理がなされる。
すなわち、感光材料106に記録された画像が受像紙108へ転写され、顕像化される。
【0083】
ヒートローラ174に約1/3程度巻き掛けられた状態で熱現像転写は完了し、受像紙108は、剥離ローラ184及び剥離爪186によって感光材料106から剥がされ、剥離ローラ184に巻き掛けられる形で排出トレイ140上に排出される。
【0084】
一方、感光材料106は、ヒートローラ174に約1/2巻き掛けられた後、接線方向に移動して、巻取リール154に巻き取られる。
【0085】
ここで、原稿画像には、淡色を強調するものと、濃色を強調するものとがあり、それぞれに適した感光材料106を選択することが好ましい。本実施の形態では、装填されている感光材料106を表示によって認識できるため、淡色を強調する画像の場合にはネガ感材106Nを選択し、濃色を強調する画像の場合にはポジ感材106Pを選択し、何れか選択された感光材料106を装置に装填することができる。このように、画像に対して適正な感光材料106を装填することによって、無駄なLED光源208の大電流状態での点灯を軽減することができ、発熱等による光量むら、画質の低下を防止することができる。
【0086】
ところで、画像毎に感光材料106を交換することが、最も好ましいことではあるが、交換できない場合(在庫がなかったり、オペレータが交換するような指示を受けていなかったり)がある。このため、本実施の形態では、装填されている感光材料106の種類に応じて、原稿画像データの濃度を変換をすることができる。
【0087】
図7(A)は、淡色(白色)が強調される原稿画像の場合のデータ流れ図が示されている。すなわち、原稿画像データが取り込まれると、その画像の平均濃度が演算され、予め定められたしきい値(0.7 〜1.0)と比較され、白色に近い画像であることが判定され分類される。次に、装填されている感光材料106との適合性が判断され、適合している感光材料106の場合(すなわち、この場合はネガ感材106N)は、取り込んだ画像データをそのまま使用する。一方、適合性の判断の結果、不適合と判断された場合は、画像データの濃度を反転し、反転濃度データを作成する。この場合、図6に示される如く、反転濃度データは、所定のLUTによって、感光材料106の特性に合わせて変換される。このようにして作成されたデータは、濃度が反転しているため、仮にポジ感材106Pが装填されていたとしても、このポジ感材106Pに適合した画像データとなる。
【0088】
次に図7(B)は、濃色(黒色)が強調される原稿画像の場合のデータ流れ図が示されている。上記図7(A)と同様であるが、繰返し説明すると、原稿画像データが取り込まれると、その画像の平均濃度が演算され、予め定められたしきい値(0.7 〜1.0)と比較され、黒色に近い画像であることが判定され分類される。次に、装填されている感光材料106との適合性が判断され、適合している感光材料106の場合(すなわち、この場合はポジ感材106P)は、取り込んだ画像データをそのまま使用する。一方、適合性の判断の結果、不適合と判断された場合は、画像データの濃度を反転し、反転濃度データを作成する。この場合、図6に示される如く、反転濃度データは、所定のLUTによって、感光材料106の特性に合わせて変換される。このようにして作成されたデータは、濃度が反転しているため、仮にネガ感材106Nが装填されていたとしても、このネガ感材106Nに適合した画像データとなる。
【0089】
本実施の形態によれば、取り込まれた原稿画像データの濃度に応じて、感光材料106を選択して装填すること、或いは、原稿画像データの濃度に応じて、既に装填されている感光材料106の適合性を判断し、不適合の場合には画像データの濃度を反転して、装填されている感光材料106の種類に合わせること、の何れかによって、必ず、画像データと感光材料106とを適正な状態でセッティングできるため、LED光源208の出力光量(出力電流)を最小限に抑えることができ、省エネを図ることができると共に、発熱による画像の濃度むらを防止でき、品質の向上を図ることができる。また、LED光源208の耐久性も向上することができる。
【0090】
なお、本実施の形態では、1種類の感光材料106のみが装填可能な装置を説明したが、図8に示される如く、2種類の感光材料106が装填可能な装置であってもよい。この場合、両方の感光材料106が装填されている場合には、その何れかを選択して、露光部176へ引き出すようにすればよく。また、何れか一方(画像データに適合する方)の感光材料106が無くなっている場合は、画像データの濃度反転を行って、現在残っている感光材料106で画像記録を行えばよい。
【0091】
なお、本実施の形態では、装置に光ディスク用デッキ部124及びFD用デッキ部126を搭載したが、他の記録媒体(例えば、光磁気ディスク(MO)、相変化ディスク(PD)、ビデオテープ等)を装填可能なデッキ部を搭載してもよい。また、外部(例えば、パソコン、テレビジョン等)からの画像信号を取り込む、画像入力端子を設けてもよい。
【0092】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係る画像記録装置は、原稿画像に適した感光材料の種類で画像を記録しても、原稿画像に適さない感光材料の種類で画像を記録しても、白色又は黒色を確実に再現することができ、仕上がり画像の品質を向上することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像記録装置の斜視図である。
【図2】本実施の形態に係る画像記録装置の正面図である。
【図3】本実施の形態に係る画像記録装置の内部構成を示す側面断面図である。
【図4】露光部の概略構成を示す正面図である。
【図5】露光部の光源部を示す平面図である。
【図6】コントローラの内部機能を示す制御ブロック図である。
【図7】(A)は淡色(白色)が強調される画像データが取り込まれたときの制御の流れを示す図、(B)は濃色(黒色)が強調される画像データが取り込まれたときの制御の流れを示す図である。
【図8】2種類の感光材料が同時に装填可能な画像記録装置の変形例を示す側面断面図である。
【符号の説明】
12 第1のフレームメモリ
14 平均濃度演算部
16 比較部
18 しきい値設定部
20 適正判別部
26 第2のフレームメモリ
30 濃度反転部
100 画像記録装置
106 感光材料
108 受像紙
174 ヒートローラ
176 露光部
178 水塗布部
200 光源ユニット
202 コントローラ
204 光源部
208 LEDチップ

Claims (4)

  1. 感光材料の種類として、光量増加に伴って低濃度(白色)になるポジ感材と、光量増加に伴って高濃度(黒色)になるネガ感材と、が装備可能とされ、露光ステージ上にネガ感材又はポジ感材の何れか一方を送り出し、原稿の画像データ信号により、光源からの3色の発光を制御して前記感光材料上に画像を記録する露光装置であって、
    前記原稿の画像データ信号に基づいて、平均濃度を演算する平均濃度演算手段と、
    前記演算された平均濃度と、予め定められたしきい値と、を比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に応じて、ネガ感材又はポジ感材を選択する感光材料選択手段と、
    を有する画像露光装置。
  2. 前記比較手段による比較の結果、平均濃度が前記しきい値より低い場合には、ネガ感材を選択し、高い場合にはポジ感材を選択するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像露光装置。
  3. 前記選択手段で選択された感光材料の種類が自動的に指定され、前記露光ステージ上に送り出されることを特徴とする請求項1記載の画像露光装置。
  4. 前記選択手段で選択される感光材料の種類に拘らず、前記露光ステージ上へ送り出す感光材料の種類を指定する指定手段と、
    前記指定手段で指示された感光材料の種類と、選択手段で選択された感光材料の種類と、が異なっている場合に、前記画像データの濃度値を反転する画像データ反転手段と、を更に有し、
    前記反転手段で反転された反転画像データに基づき、かつ指示手段で指示された感光材料を用いて画像露光を行うことを特徴とする請求項1記載の画像露光装置。
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