JPH10181086A - 画像露光装置 - Google Patents
画像露光装置Info
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- JPH10181086A JPH10181086A JP34627396A JP34627396A JPH10181086A JP H10181086 A JPH10181086 A JP H10181086A JP 34627396 A JP34627396 A JP 34627396A JP 34627396 A JP34627396 A JP 34627396A JP H10181086 A JPH10181086 A JP H10181086A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存の光学系の構成を変えることなく、簡単
な構造で高解像度の画像に対応することができると共に
1ドットにおける有効画像領域を拡大する。 【解決手段】 副走査によって感光材料106が露光ス
テージへ搬送され位置決めされた後、感光材料106が
搬送方向平面内にあるときに1回目の主走査を行い、次
いで、ソレノイド22の通電によって、伸縮ロッド22
Aを引き込み、感光材料106を角度θ分傾斜させた状
態で2回目の主走査を行うことにより、この傾斜角度θ
に相当する分、2回の主走査における結像スポット位置
がずれ、所謂画素ずらしが実現できる。また、この画素
ずらしを本来の副走査ピッチの半分の距離とすれば、解
像度アップになる。
な構造で高解像度の画像に対応することができると共に
1ドットにおける有効画像領域を拡大する。 【解決手段】 副走査によって感光材料106が露光ス
テージへ搬送され位置決めされた後、感光材料106が
搬送方向平面内にあるときに1回目の主走査を行い、次
いで、ソレノイド22の通電によって、伸縮ロッド22
Aを引き込み、感光材料106を角度θ分傾斜させた状
態で2回目の主走査を行うことにより、この傾斜角度θ
に相当する分、2回の主走査における結像スポット位置
がずれ、所謂画素ずらしが実現できる。また、この画素
ずらしを本来の副走査ピッチの半分の距離とすれば、解
像度アップになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ信号に
より、光源からの光ビームの発光量をそれぞれ制御し
て、感光材料上に画像を記録する画像露光装置に関す
る。
より、光源からの光ビームの発光量をそれぞれ制御し
て、感光材料上に画像を記録する画像露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
画像記録装置では、デジタル露光系を搭載したものが多
く開発されている。一般にデジタル露光系では、半導体
レーザから出力される光ビームに画像データをのせ、ポ
リゴンミラーを高速回転させることで、この光ビームを
偏向すると共に(主走査)、ガルバノミラー等でポリゴ
ンミラーで反射された光ビームをさらに副走査するか、
記録媒体側を移動させながら(あるいはステップ移動さ
せながら)主走査を繰り返すことにより、記録媒体上に
画像を記録するようになっている。ここで、記録媒体
は、コロナ放電によって帯電された感光ドラムであって
もよいし、感光材料であってもよい。また、光源として
は、半導体レーザを用いず、LED等の他の発光体であ
ってもい。
画像記録装置では、デジタル露光系を搭載したものが多
く開発されている。一般にデジタル露光系では、半導体
レーザから出力される光ビームに画像データをのせ、ポ
リゴンミラーを高速回転させることで、この光ビームを
偏向すると共に(主走査)、ガルバノミラー等でポリゴ
ンミラーで反射された光ビームをさらに副走査するか、
記録媒体側を移動させながら(あるいはステップ移動さ
せながら)主走査を繰り返すことにより、記録媒体上に
画像を記録するようになっている。ここで、記録媒体
は、コロナ放電によって帯電された感光ドラムであって
もよいし、感光材料であってもよい。また、光源として
は、半導体レーザを用いず、LED等の他の発光体であ
ってもい。
【0003】ところで、記録媒体上に記録された画像の
解像度を高めるには、スポット径を小さくして、走査速
度を調整したり、光量調整等によって変更可能ではある
が、露光時間が長くなり、また部品点数の増加、複雑な
制御に伴ってコストアップになるという問題点がある。
解像度を高めるには、スポット径を小さくして、走査速
度を調整したり、光量調整等によって変更可能ではある
が、露光時間が長くなり、また部品点数の増加、複雑な
制御に伴ってコストアップになるという問題点がある。
【0004】また、構造的な点(部品装着のためのスペ
ース)から、装置によって所定の解像度以上にすること
ができない。
ース)から、装置によって所定の解像度以上にすること
ができない。
【0005】なお、走査には、主走査と副走査とがある
が、主走査に関しては電気的な制御のみでよいため、比
較的簡単に高解像度化を実現することができるが、副走
査方向では、メカ的な動作が伴うため、容易に高解像度
化は実現することができない。また、従来は1ドットの
径が決められているため、ミクロ的に見て有効画像領域
が狭くなり、不鮮明な画像になることがあった。
が、主走査に関しては電気的な制御のみでよいため、比
較的簡単に高解像度化を実現することができるが、副走
査方向では、メカ的な動作が伴うため、容易に高解像度
化は実現することができない。また、従来は1ドットの
径が決められているため、ミクロ的に見て有効画像領域
が狭くなり、不鮮明な画像になることがあった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、既存の光学系
の構成を変えることなく、簡単な構造で高解像度の画像
に対応することができると共に1ドットにおける有効画
像領域を拡大することができる画像露光装置を得ること
が目的である。
の構成を変えることなく、簡単な構造で高解像度の画像
に対応することができると共に1ドットにおける有効画
像領域を拡大することができる画像露光装置を得ること
が目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像データ信号により、光源からの光ビームの発光
量を制御して、感光材料上に画像を記録する画像露光装
置であって、前記光源からの光ビームを主走査させる主
走査駆動系と、前記感光材料を主走査毎に、主走査方向
と直交する方向ヘステップ移動させる副走査駆動系と、
前記感光材料を前記感光材料搬送面に対して所定角度傾
斜させる傾倒手段と、前記副走査駆動系による前記感光
材料のステップ移動毎に、前記搬送面内の感光材料に対
して主走査を行い、次いで前記傾倒手段により搬送面に
対して傾斜された感光材料に対して主走査を行うように
主走査駆動系を制御する制御手段と、を有している。
は、画像データ信号により、光源からの光ビームの発光
量を制御して、感光材料上に画像を記録する画像露光装
置であって、前記光源からの光ビームを主走査させる主
走査駆動系と、前記感光材料を主走査毎に、主走査方向
と直交する方向ヘステップ移動させる副走査駆動系と、
前記感光材料を前記感光材料搬送面に対して所定角度傾
斜させる傾倒手段と、前記副走査駆動系による前記感光
材料のステップ移動毎に、前記搬送面内の感光材料に対
して主走査を行い、次いで前記傾倒手段により搬送面に
対して傾斜された感光材料に対して主走査を行うように
主走査駆動系を制御する制御手段と、を有している。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、感光材料
を搬送し、例えば、露光ステージ上に位置決めすると、
主走査駆動系が駆動して、主走査がなされる。ここで、
本来は副走査駆動系によってステップ移動に移るが、制
御手段では、傾倒手段を制御して露光ステージに位置決
めされた感光材料を傾ける。すなわち、感光材料を感光
材料搬送面内からこの平面に対して傾斜した状態とす
る。この状態で、再度主走査がなされると、前回の主走
査とは若干離れた位置にスポット系の中心がずれる。こ
のずらし量を、副走査ピッチの半分の量とすれば、2倍
の解像度を得ることができる。なお、解像度を得るので
はなく、所謂画素ずらしによって、1ドットの有効画像
領域の拡大を図ることもできる。
を搬送し、例えば、露光ステージ上に位置決めすると、
主走査駆動系が駆動して、主走査がなされる。ここで、
本来は副走査駆動系によってステップ移動に移るが、制
御手段では、傾倒手段を制御して露光ステージに位置決
めされた感光材料を傾ける。すなわち、感光材料を感光
材料搬送面内からこの平面に対して傾斜した状態とす
る。この状態で、再度主走査がなされると、前回の主走
査とは若干離れた位置にスポット系の中心がずれる。こ
のずらし量を、副走査ピッチの半分の量とすれば、2倍
の解像度を得ることができる。なお、解像度を得るので
はなく、所謂画素ずらしによって、1ドットの有効画像
領域の拡大を図ることもできる。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記傾倒手段
は、感光材料の搬送面内での光ビーム照射位置からの照
射位置ずらし量に基づいて傾斜角度が設定されることを
特徴としている。
は、感光材料の搬送面内での光ビーム照射位置からの照
射位置ずらし量に基づいて傾斜角度が設定されることを
特徴としている。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、前記傾倒
手段による傾倒中心から感光材料の搬送面内でのスポッ
ト位置までの距離をL1 、傾倒中心から感光材料の搬送
方向平面に対して傾斜された状態でのスポット位置まで
の距離をL2 、L1 とL2 で挟まれる挟角をθとする
と、L1 =L2 ・cos θであり、ずらし量(スポットの
ピッチ(L2 −L1 ))を設定することにより、挟角θ
を決定することができる。
手段による傾倒中心から感光材料の搬送面内でのスポッ
ト位置までの距離をL1 、傾倒中心から感光材料の搬送
方向平面に対して傾斜された状態でのスポット位置まで
の距離をL2 、L1 とL2 で挟まれる挟角をθとする
と、L1 =L2 ・cos θであり、ずらし量(スポットの
ピッチ(L2 −L1 ))を設定することにより、挟角θ
を決定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】 (全体構成「外観」)図1乃至図3には、本実施の形態
に係る画像記録装置100が示されている。
に係る画像記録装置100が示されている。
【0012】この画像記録装置100は、CD−ROM
102やFD104(図3参照)に記録された画像デー
タを読取り、感光材料106に露光すると共に、この感
光材料106に記録された画像を受像紙108に転写し
て出力する装置である。
102やFD104(図3参照)に記録された画像デー
タを読取り、感光材料106に露光すると共に、この感
光材料106に記録された画像を受像紙108に転写し
て出力する装置である。
【0013】箱型のケーシング110の前面(図3の左
側)の上部は傾斜面とされ、操作表示部112が設けら
れている。
側)の上部は傾斜面とされ、操作表示部112が設けら
れている。
【0014】図2に示される如く、操作表示部112
は、右側に位置するモニタ部114と左側に位置する入
力部116とに分類され、モニタ部114は前記読み取
った画像が写し出されるようになっている。
は、右側に位置するモニタ部114と左側に位置する入
力部116とに分類され、モニタ部114は前記読み取
った画像が写し出されるようになっている。
【0015】また、入力部116は、複数の操作キー1
18と、入力データ確認用表示部120とで構成されて
おり、記録枚数入力、サイズ設定、色バランス調製、ネ
ガ/ポジ選択等、画像記録に必要なデータを入力するこ
とができるようになっている。
18と、入力データ確認用表示部120とで構成されて
おり、記録枚数入力、サイズ設定、色バランス調製、ネ
ガ/ポジ選択等、画像記録に必要なデータを入力するこ
とができるようになっている。
【0016】操作表示部112の下方には、デッキ部1
22が配設されている。デッキ部122は、図3の右側
に位置する光ディスク用デッキ部124と、左側に位置
するFDデッキ部126とで構成されている。
22が配設されている。デッキ部122は、図3の右側
に位置する光ディスク用デッキ部124と、左側に位置
するFDデッキ部126とで構成されている。
【0017】光ディスク用デッキ部124は、開閉ボタ
ン128を押圧操作を行うことにより、トレイ130が
開閉できるようになっている。このトレイ130上に光
ディスク102を載置することにより、光ディスク10
2を装置内部に装填することができる。
ン128を押圧操作を行うことにより、トレイ130が
開閉できるようになっている。このトレイ130上に光
ディスク102を載置することにより、光ディスク10
2を装置内部に装填することができる。
【0018】一方、FDデッキ部126は、FD挿入ス
ロットル132が設けられ、FD104を挿入すること
により、装置内部の駆動系が作動して、FD104を引
き入れる構造となっている。なお、FD104を取り出
す場合は、操作ボタン134を押圧することにより、F
D104を引きだすことができる。
ロットル132が設けられ、FD104を挿入すること
により、装置内部の駆動系が作動して、FD104を引
き入れる構造となっている。なお、FD104を取り出
す場合は、操作ボタン134を押圧することにより、F
D104を引きだすことができる。
【0019】なお、光ディスクデッキ部124及びFD
デッキ部126には、それぞれアクセスランプ136、
138が設けられ、装置内でアクセス中はこのアクセス
ランプ136、138が点灯するようになっている。
デッキ部126には、それぞれアクセスランプ136、
138が設けられ、装置内でアクセス中はこのアクセス
ランプ136、138が点灯するようになっている。
【0020】デッキ部122のさらに下方には、排出ト
レイ140が配設されている。この排出トレイ140
は、通常は装置内に収容されており、把持部142に指
をかけて引き出すことができるようになっている(図1
参照)。
レイ140が配設されている。この排出トレイ140
は、通常は装置内に収容されており、把持部142に指
をかけて引き出すことができるようになっている(図1
参照)。
【0021】この排出トレイ140上に、前記画像が記
録された受像紙108が排出されるようになっている。
録された受像紙108が排出されるようになっている。
【0022】受像紙108は、予めトレイ144に層状
に収容されており、このトレイ144はケーシング11
0の上面に設けられた、トレイ装填口146に装填され
るようになっている。このトレイ装填口146に装填さ
れたトレイ144から、1枚づつ受像紙108を取り出
し、画像を転写させた後、前記排出トレイ140へ案内
される構成である。
に収容されており、このトレイ144はケーシング11
0の上面に設けられた、トレイ装填口146に装填され
るようになっている。このトレイ装填口146に装填さ
れたトレイ144から、1枚づつ受像紙108を取り出
し、画像を転写させた後、前記排出トレイ140へ案内
される構成である。
【0023】ケーシング110の右側面(図1の紙面手
前側)には、2個の円形のカバー部材148、150が
取付けられている。このカバー部材148、150は、
個々に着脱可能とされており、このカバー部材148、
150の軸線方向に沿った装置内部には、図3に示され
る如く、ロール状の感光材料106を巻き取る供給リー
ル152と巻取リール154とが配設されており、これ
らのリールは、カバー部材148、150と取り外した
状態で取り出し、又は装填することができるようになっ
ている。 (受像紙搬送系)図3に示される如く、トレイ装填口1
46に装填されたトレイ144は、その先端部上面が半
月ローラ156に対向するようになっている。
前側)には、2個の円形のカバー部材148、150が
取付けられている。このカバー部材148、150は、
個々に着脱可能とされており、このカバー部材148、
150の軸線方向に沿った装置内部には、図3に示され
る如く、ロール状の感光材料106を巻き取る供給リー
ル152と巻取リール154とが配設されており、これ
らのリールは、カバー部材148、150と取り外した
状態で取り出し、又は装填することができるようになっ
ている。 (受像紙搬送系)図3に示される如く、トレイ装填口1
46に装填されたトレイ144は、その先端部上面が半
月ローラ156に対向するようになっている。
【0024】半月ローラ156は周面の一部が接線方向
に切りかかれており、通常は、この切欠部158がトレ
イ144内の最上層の受像紙108と、所定の間隔をお
いて対向されている。ここで、半月ローラ156が回転
すると、前記最上層の受像紙108と半月ローラ156
の周面とが接触し、半月ローラ156が1回転すること
によって受像紙108が若干引き出される。引き出され
た受像紙108は、第1のローラ対160に挟持され、
この第1のローラ対160の駆動力によって、トレイ1
44から完全に引き出されるようになっている。
に切りかかれており、通常は、この切欠部158がトレ
イ144内の最上層の受像紙108と、所定の間隔をお
いて対向されている。ここで、半月ローラ156が回転
すると、前記最上層の受像紙108と半月ローラ156
の周面とが接触し、半月ローラ156が1回転すること
によって受像紙108が若干引き出される。引き出され
た受像紙108は、第1のローラ対160に挟持され、
この第1のローラ対160の駆動力によって、トレイ1
44から完全に引き出されるようになっている。
【0025】第1のローラ対160の下流側には、第2
のローラ対162、ガイド板164、第3のローラ対1
66が順に配設されており、受像紙108は第1のロー
ラ対160に挟持された後、第2のローラ対162に挟
持され、かつガイド板164に案内され、第3のローラ
対166に挟持される。
のローラ対162、ガイド板164、第3のローラ対1
66が順に配設されており、受像紙108は第1のロー
ラ対160に挟持された後、第2のローラ対162に挟
持され、かつガイド板164に案内され、第3のローラ
対166に挟持される。
【0026】この第3のローラ対166では、感光材料
106との重ね合わせも行われる。すなわち、第3のロ
ーラ対166は、感光材料106の搬送路としても使用
される。 (感光材料搬送系)感光材料106は、供給リール15
2に層状に巻き取られた長尺の形で装置に装填されてい
る。供給リール152は、前記カバー部材150(装置
後方側)を取り外し、軸線方向に挿入することにより、
所定位置に装填することができる。
106との重ね合わせも行われる。すなわち、第3のロ
ーラ対166は、感光材料106の搬送路としても使用
される。 (感光材料搬送系)感光材料106は、供給リール15
2に層状に巻き取られた長尺の形で装置に装填されてい
る。供給リール152は、前記カバー部材150(装置
後方側)を取り外し、軸線方向に挿入することにより、
所定位置に装填することができる。
【0027】感光材料106が所定位置に装填されてい
る状態で、最外層を引き出し初期設定として所定の搬送
路に沿ってローディングが行われている。ローディング
の手順は、供給リール152から最外層を引き出し、こ
の供給リール152の装填位置近傍の第4のローラ対1
68に挟持させ、リザーバ部170、ガイド板172を
介して、前記第3のローラ対166に挟持させた後、ヒ
ートローラ174に巻き掛けて、巻取リール154に巻
き掛けるようにしている。なお、この場合、ローディン
グに必要な長さ分のリーダテープを供給リール152に
巻き取られた感光材料106の先端部に設けてもよい。
る状態で、最外層を引き出し初期設定として所定の搬送
路に沿ってローディングが行われている。ローディング
の手順は、供給リール152から最外層を引き出し、こ
の供給リール152の装填位置近傍の第4のローラ対1
68に挟持させ、リザーバ部170、ガイド板172を
介して、前記第3のローラ対166に挟持させた後、ヒ
ートローラ174に巻き掛けて、巻取リール154に巻
き掛けるようにしている。なお、この場合、ローディン
グに必要な長さ分のリーダテープを供給リール152に
巻き取られた感光材料106の先端部に設けてもよい。
【0028】なお、この感光材料106の搬送路の内、
第4のローラ対168とリザーバ部170との間には露
光部176が設けられている。また、リザーバ部170
とガイド板172との間には、水塗布部178が設けら
れている。この露光部176及び水塗布部178の詳細
については後述するが、工程として感光材料106に露
光部176で画像が露光された後、乳剤面(露光面)に
水が塗布された状態で第3のローラ対166で受像紙1
08と重ね合わされるようになっている。
第4のローラ対168とリザーバ部170との間には露
光部176が設けられている。また、リザーバ部170
とガイド板172との間には、水塗布部178が設けら
れている。この露光部176及び水塗布部178の詳細
については後述するが、工程として感光材料106に露
光部176で画像が露光された後、乳剤面(露光面)に
水が塗布された状態で第3のローラ対166で受像紙1
08と重ね合わされるようになっている。
【0029】図6には、第4のローラ対168からリザ
ーバ部170までの所謂露光ステージの拡大図が示され
ている。
ーバ部170までの所謂露光ステージの拡大図が示され
ている。
【0030】第4のローラ対168の下流側近傍及びリ
ザーバ部170の上流側近傍には、それぞれローラ対1
0、12が配設されている。このローラ対10、12
は、矩形状の一対の側板16(図6では一方のみを図
示)に図示しない軸を介して軸支されており、特に駆動
力は持っていない。
ザーバ部170の上流側近傍には、それぞれローラ対1
0、12が配設されている。このローラ対10、12
は、矩形状の一対の側板16(図6では一方のみを図
示)に図示しない軸を介して軸支されており、特に駆動
力は持っていない。
【0031】従って、感光材料106が搬送されるのに
伴って、回転するようになっている。第4のローラ対1
68の近傍の側板16は固定されており、この側板に取
り付けられたローラ対12による感光材料106の挟持
点Sが後述する回転中心となる。
伴って、回転するようになっている。第4のローラ対1
68の近傍の側板16は固定されており、この側板に取
り付けられたローラ対12による感光材料106の挟持
点Sが後述する回転中心となる。
【0032】一方、リザーバ部170の近傍の側板16
はガイド板18によってその幅方向両端がガイドされて
おり、図6の上下方向に移動可能とされている。
はガイド板18によってその幅方向両端がガイドされて
おり、図6の上下方向に移動可能とされている。
【0033】この側板18の下端部には、軸20を介し
てソレノイド22の伸縮ロッド22Aの先端部が取り付
けられている。図6では、実線状態が伸縮ロッド22A
の伸び出し状態であり、ソレノイド22が通電される
と、伸縮ロッド22Aは図6の鎖線の如く引き込み、こ
れに伴って側板16を図6の下方へ移動させることがで
きるようになっている。
てソレノイド22の伸縮ロッド22Aの先端部が取り付
けられている。図6では、実線状態が伸縮ロッド22A
の伸び出し状態であり、ソレノイド22が通電される
と、伸縮ロッド22Aは図6の鎖線の如く引き込み、こ
れに伴って側板16を図6の下方へ移動させることがで
きるようになっている。
【0034】この側板16に取り付けられたローラ対1
0には、感光材料106が挟持されているため、この側
板16の下方向移動によって感光材料106のローラ対
10の挟持点が下方に移動することになる。この場合、
第4のローラ対168側の側板16が固定であるため、
感光材料106は、前記挟持点Sが中心となって、回転
し、図6の鎖線の如く位置になる。
0には、感光材料106が挟持されているため、この側
板16の下方向移動によって感光材料106のローラ対
10の挟持点が下方に移動することになる。この場合、
第4のローラ対168側の側板16が固定であるため、
感光材料106は、前記挟持点Sが中心となって、回転
し、図6の鎖線の如く位置になる。
【0035】ここで、感光材料106が正規の位置(搬
送方向平面内にある位置)における前記挟持点Sと結像
スポット点P1 との距離をL1 とすると、挟持点と搬送
方向平面に対して傾斜された感光材料106に結像され
るスポット点P2 との距離L 2 は、前記L1 よりも長く
なる。すなわち、L2 −L1 分、スポット位置がずれる
ことになる。これにより、所謂画素ずらしを行うことが
できることになる。
送方向平面内にある位置)における前記挟持点Sと結像
スポット点P1 との距離をL1 とすると、挟持点と搬送
方向平面に対して傾斜された感光材料106に結像され
るスポット点P2 との距離L 2 は、前記L1 よりも長く
なる。すなわち、L2 −L1 分、スポット位置がずれる
ことになる。これにより、所謂画素ずらしを行うことが
できることになる。
【0036】この場合スポット径の焦点はずれるが、後
述するようにテレセントリックレンズを用いることによ
り、倍率が不変となる。
述するようにテレセントリックレンズを用いることによ
り、倍率が不変となる。
【0037】画素ずらしの効果としては、有効画像領域
の拡大による画質の鮮明さの向上の他、解像度アップも
可能となる。以下に解像度アップについて説明する。
の拡大による画質の鮮明さの向上の他、解像度アップも
可能となる。以下に解像度アップについて説明する。
【0038】図6に示される如く、辺SP1 と辺SP2
との挟角をθとすると、以下の式が成り立つ。
との挟角をθとすると、以下の式が成り立つ。
【0039】L1 =L2 ・ cosθ・・・(1)従って、
本来の副走査方向のピッチ間の中央に画素ずらしによっ
て結像点をとりたい場合には、L2 −L1 =副走査方向
画素ピッチ(例えば0.17mm)から、 L1 =L2 −(0.17/2)・・・(2) 次に、(1)、(2)式により、 L2 −(0.17/2)=L2 ・ cosθ・・・(3) 変形して、 cosθ=1−(0.085/L2 )・・・(4) L2 は、装置構成によって決まるものであり、例えば10
mmとすると、(4)式から cosθは、 cosθ=1−0.085/10=0.9915・・・(5) となり、傾斜角度を7.48°(cos-10.9915) とすることに
より、0.085mm ピッチの解像度(300dpi に相当)を得る
ことができる。
本来の副走査方向のピッチ間の中央に画素ずらしによっ
て結像点をとりたい場合には、L2 −L1 =副走査方向
画素ピッチ(例えば0.17mm)から、 L1 =L2 −(0.17/2)・・・(2) 次に、(1)、(2)式により、 L2 −(0.17/2)=L2 ・ cosθ・・・(3) 変形して、 cosθ=1−(0.085/L2 )・・・(4) L2 は、装置構成によって決まるものであり、例えば10
mmとすると、(4)式から cosθは、 cosθ=1−0.085/10=0.9915・・・(5) となり、傾斜角度を7.48°(cos-10.9915) とすることに
より、0.085mm ピッチの解像度(300dpi に相当)を得る
ことができる。
【0040】ヒートローラ174は、本装置の熱現像転
写部であり、円筒状のローラ本体180と、このローラ
本体180の内部の軸線に沿って設けられたヒータ18
2と、で構成されており、ヒータ182の作動によっ
て、ローラ本体180の表面が加熱され、このローラ本
体180に巻き掛けられる部材(感光材料106及び受
像紙108)に熱を与える役目を有している。この加熱
により、熱現像転写処理がなされ、感光材料106上に
記録された画像が、受像紙108に転写されるようにな
っている。
写部であり、円筒状のローラ本体180と、このローラ
本体180の内部の軸線に沿って設けられたヒータ18
2と、で構成されており、ヒータ182の作動によっ
て、ローラ本体180の表面が加熱され、このローラ本
体180に巻き掛けられる部材(感光材料106及び受
像紙108)に熱を与える役目を有している。この加熱
により、熱現像転写処理がなされ、感光材料106上に
記録された画像が、受像紙108に転写されるようにな
っている。
【0041】ヒートローラ174の右下近傍には剥離ロ
ーラ184と剥離爪186とが設けられ、ヒートローラ
174に約1/3程度巻き掛けられた受像紙108を感
光材料106から引き剥がし、排出トレイ140方向に
受像紙108を案内する構造となっている。
ーラ184と剥離爪186とが設けられ、ヒートローラ
174に約1/3程度巻き掛けられた受像紙108を感
光材料106から引き剥がし、排出トレイ140方向に
受像紙108を案内する構造となっている。
【0042】一方、感光材料106は、ヒートローラ1
74に約1/2程度巻き取られ、180°方向転換され
て巻取リール154が装填された位置へ案内されるよう
になっている。 (水塗布部)図3に示される如く、水塗布部178は、
画像形成用溶媒としての水を感光材料106又は受像紙
108に付与し、両者の重ね合わせ面を密着させ、熱現
像する役目を有しており、感光材料106の幅方向に沿
って長尺の塗布片188と、水を貯留するタンク190
とで構成されている。
74に約1/2程度巻き取られ、180°方向転換され
て巻取リール154が装填された位置へ案内されるよう
になっている。 (水塗布部)図3に示される如く、水塗布部178は、
画像形成用溶媒としての水を感光材料106又は受像紙
108に付与し、両者の重ね合わせ面を密着させ、熱現
像する役目を有しており、感光材料106の幅方向に沿
って長尺の塗布片188と、水を貯留するタンク190
とで構成されている。
【0043】塗布片188は、フェルトやスポンジ等の
吸収性の高い部材で、かつ適度な硬さを持ったもので、
感光材料106が搬送時に所定の圧力で接触するように
なっている。タンク190内の水は毛細管現象を利用し
て、塗布片188へ常に適度な量が移行するようになっ
ており、前記感光材料106と塗布片188とが接触す
ることにより、塗布片188によって感光材料106の
表面(乳剤面)に水が塗布される構成である。
吸収性の高い部材で、かつ適度な硬さを持ったもので、
感光材料106が搬送時に所定の圧力で接触するように
なっている。タンク190内の水は毛細管現象を利用し
て、塗布片188へ常に適度な量が移行するようになっ
ており、前記感光材料106と塗布片188とが接触す
ることにより、塗布片188によって感光材料106の
表面(乳剤面)に水が塗布される構成である。
【0044】また、塗布片188が適度な圧力で感光材
料106に当接しているため、水は、均一に塗布され
る。
料106に当接しているため、水は、均一に塗布され
る。
【0045】タンク190内の水は、水塗布部178全
体を取り外すことにより、補充するようになっている
が、配管を施して、装置外部から常に水を供給するよう
にしてもよい。
体を取り外すことにより、補充するようになっている
が、配管を施して、装置外部から常に水を供給するよう
にしてもよい。
【0046】なお、本実施の形態では、画像形成用溶媒
として水を使用しているが、この水は純水に限らず、広
く一般的に使用されている意味で水を含む。また、水と
メタノール、DMF、アセトン、ジイソブチルケトン等
の低沸点溶媒との混合溶媒であってもよい。さらに、画
像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱溶
媒等を含有させた溶液であってもよい。 (露光部)図4には、本実施の形態に係る露光部176
が示されている。
として水を使用しているが、この水は純水に限らず、広
く一般的に使用されている意味で水を含む。また、水と
メタノール、DMF、アセトン、ジイソブチルケトン等
の低沸点溶媒との混合溶媒であってもよい。さらに、画
像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱溶
媒等を含有させた溶液であってもよい。 (露光部)図4には、本実施の形態に係る露光部176
が示されている。
【0047】露光部176は、感光材料106の搬送路
上方に設けられた光源ユニット200を主構成として、
コントローラ202に接続されている。コントローラ2
02には、画像信号がメモリされており(前記光ディス
ク102やFD104から読み取った画像信号)、この
画像信号に応じて、光源ユニット200内の光源部20
4を点灯させるようになっている。光源ユニット200
は、後述する主走査ユニット206の駆動によって、感
光材料106の幅方向(主走査方向)に移動可能となっ
ており、感光材料106が露光部176をステップ駆動
するときの停止時に主走査が行われるようになってい
る。なお、この主走査は、前述の如く、感光材料106
が搬送方向平面内にあるときと、搬送方向平面に対して
傾斜されたときとの2回にわたって行われるようになっ
ている。
上方に設けられた光源ユニット200を主構成として、
コントローラ202に接続されている。コントローラ2
02には、画像信号がメモリされており(前記光ディス
ク102やFD104から読み取った画像信号)、この
画像信号に応じて、光源ユニット200内の光源部20
4を点灯させるようになっている。光源ユニット200
は、後述する主走査ユニット206の駆動によって、感
光材料106の幅方向(主走査方向)に移動可能となっ
ており、感光材料106が露光部176をステップ駆動
するときの停止時に主走査が行われるようになってい
る。なお、この主走査は、前述の如く、感光材料106
が搬送方向平面内にあるときと、搬送方向平面に対して
傾斜されたときとの2回にわたって行われるようになっ
ている。
【0048】この場合、有効画像領域の確保のために若
干移動させる場合には画像データは同一で光量を制御す
ればよく、本来の副走査ピッチの中間位置に新たに主走
査ラインを形成する場合には、主走査ラインが2倍にな
ったときに対応する解像度の高いデータを予め用いる
か、補間によって画像データを増加させることが好まし
い。なお、有効画像領域の確保と同様に2ラインを同一
の画像データで光量のみを制御してもよい。
干移動させる場合には画像データは同一で光量を制御す
ればよく、本来の副走査ピッチの中間位置に新たに主走
査ラインを形成する場合には、主走査ラインが2倍にな
ったときに対応する解像度の高いデータを予め用いる
か、補間によって画像データを増加させることが好まし
い。なお、有効画像領域の確保と同様に2ラインを同一
の画像データで光量のみを制御してもよい。
【0049】露光部176の光源ユニット200は、箱
型の露光ケーシング214によって覆われており、この
露光ケーシング214の上端面に光源部204が配設さ
れ、この光源部204の発光面が露光ケーシング214
内側に向けられている。光源部204の発光面側には、
アパーチャ216が設けられ、複数のLEDチップ20
8からの光の広がりを制限している。なお、アパーチャ
216のなり構成も有り得る。
型の露光ケーシング214によって覆われており、この
露光ケーシング214の上端面に光源部204が配設さ
れ、この光源部204の発光面が露光ケーシング214
内側に向けられている。光源部204の発光面側には、
アパーチャ216が設けられ、複数のLEDチップ20
8からの光の広がりを制限している。なお、アパーチャ
216のなり構成も有り得る。
【0050】アパーチャ216の下流側で露光ケーシン
グ214の中央部には、テレセントリックレンズ212
が配設され、光源部204からの光を集光し、感光材料
106上に結像させる役目を有している。なお、結像さ
れる光の解像度は、250〜400dpi程度である。
グ214の中央部には、テレセントリックレンズ212
が配設され、光源部204からの光を集光し、感光材料
106上に結像させる役目を有している。なお、結像さ
れる光の解像度は、250〜400dpi程度である。
【0051】ここで、テレセントリックレンズ212
は、複数枚のレンズと絞りで構成されており、像面の高
さが変わっても倍率が変動しない特性を持ったレンズで
あり、主走査ユニット206による主走査移動時や、露
光ケーシング214の取り付け状態による差を吸収する
ことができる。
は、複数枚のレンズと絞りで構成されており、像面の高
さが変わっても倍率が変動しない特性を持ったレンズで
あり、主走査ユニット206による主走査移動時や、露
光ケーシング214の取り付け状態による差を吸収する
ことができる。
【0052】また、ピントは、図示しないオートフォー
カス機構によって常に調整されている。或いは、焦点深
度の深いレンズ系とすることにより、調整不要としても
よい。
カス機構によって常に調整されている。或いは、焦点深
度の深いレンズ系とすることにより、調整不要としても
よい。
【0053】光源部204は、主走査ユニット206の
一部を構成する互いに平行な一対のガイドシャフト21
8に支持されている。このガイドシャフト218は、感
光材料106の幅方向(図4の矢印W方向)に沿って配
設されており、光源部204は、このガイドシャフト2
18に案内されて、感光材料106の幅方向に移動可能
とされている。
一部を構成する互いに平行な一対のガイドシャフト21
8に支持されている。このガイドシャフト218は、感
光材料106の幅方向(図4の矢印W方向)に沿って配
設されており、光源部204は、このガイドシャフト2
18に案内されて、感光材料106の幅方向に移動可能
とされている。
【0054】光源部204の露光ケーシング214に
は、無端のタイミングベルト220の一部が固定されて
いる。このタイミングベルト220の両端は、それぞれ
ガイドシャフト218の両端近傍に位置するスプロケッ
ト222に巻き掛けられている。一方のスプロケット2
22の回転軸には変速機224を介してステッピングモ
ータ226の回転軸と連結されており、このステッピン
グモータ226の往復回転によって、光源部206は、
ガイドシャフト218に沿って往復移動される。
は、無端のタイミングベルト220の一部が固定されて
いる。このタイミングベルト220の両端は、それぞれ
ガイドシャフト218の両端近傍に位置するスプロケッ
ト222に巻き掛けられている。一方のスプロケット2
22の回転軸には変速機224を介してステッピングモ
ータ226の回転軸と連結されており、このステッピン
グモータ226の往復回転によって、光源部206は、
ガイドシャフト218に沿って往復移動される。
【0055】ステッピングモータ226の駆動は、コン
トローラ202によって制御され、感光材料106のス
テップ駆動と同期がとられている。すなわち、感光材料
106が1ステップ移動して停止した状態で、ステッピ
ングモータ226が回転を開始して感光材料106上を
光源部204が感光材料106の幅方向に沿って移動す
る。所定パルスを確認した後、ステッピングモータ22
6を逆回転させることにより、光源部204は、元の位
置に戻る。この光源部204の戻り動作と同時に感光材
料106の次の移動が開始されるようになっている。
トローラ202によって制御され、感光材料106のス
テップ駆動と同期がとられている。すなわち、感光材料
106が1ステップ移動して停止した状態で、ステッピ
ングモータ226が回転を開始して感光材料106上を
光源部204が感光材料106の幅方向に沿って移動す
る。所定パルスを確認した後、ステッピングモータ22
6を逆回転させることにより、光源部204は、元の位
置に戻る。この光源部204の戻り動作と同時に感光材
料106の次の移動が開始されるようになっている。
【0056】光源部204の光出力側、感光材料106
との対向面にはフォトダイオード228が配設され、光
源部204からの光源の光量に応じた信号を出力するよ
うになっている。このフォトダイオード228は、光量
補正ユニット230に接続され、前記信号はこの光量補
正ユニット230へ入力される。
との対向面にはフォトダイオード228が配設され、光
源部204からの光源の光量に応じた信号を出力するよ
うになっている。このフォトダイオード228は、光量
補正ユニット230に接続され、前記信号はこの光量補
正ユニット230へ入力される。
【0057】光量補正ユニット230では、検出した各
色のLEDチップ208からの光量を比較して、濃度、
色バランス調整を行い、補正値をコントローラ202へ
出力する役目を有している。この補正値に基づいて、光
源部204へ送られる画像信号が補正され、適正な光量
で各LEDチップ208が点灯する。
色のLEDチップ208からの光量を比較して、濃度、
色バランス調整を行い、補正値をコントローラ202へ
出力する役目を有している。この補正値に基づいて、光
源部204へ送られる画像信号が補正され、適正な光量
で各LEDチップ208が点灯する。
【0058】図5に示される如く、光源部204は、L
EDチップ208が集合して構成されており、それぞれ
B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)の各色に
発色するLEDチップ208(以下、色毎の個々に説明
する場合には、B色に発色するLEDチップをB−LE
Dチップ208B、G色に発色するLEDチップをG−
LEDチップ208G、R色に発色するLEDチップを
R−LEDチップ208Rという)がそれぞれ基板21
0上で、感光材料106の幅方向(主走査方向)に沿っ
て、同一の配列規則にしたがって取り付けられている。
なお、各色の波長は、R−LEDチップ208Rが65
0±20nm、G−LEDチップ208Gが530±3
0nm、B−LEDチップ208Bが470±20nm
とされている。
EDチップ208が集合して構成されており、それぞれ
B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)の各色に
発色するLEDチップ208(以下、色毎の個々に説明
する場合には、B色に発色するLEDチップをB−LE
Dチップ208B、G色に発色するLEDチップをG−
LEDチップ208G、R色に発色するLEDチップを
R−LEDチップ208Rという)がそれぞれ基板21
0上で、感光材料106の幅方向(主走査方向)に沿っ
て、同一の配列規則にしたがって取り付けられている。
なお、各色の波長は、R−LEDチップ208Rが65
0±20nm、G−LEDチップ208Gが530±3
0nm、B−LEDチップ208Bが470±20nm
とされている。
【0059】基板210の平面視で右端には、10個の
B−LEDチップ208Bが、2列、かつ千鳥状に配列
され、左端には、10個のR−LEDチップ208R
が、2列、かつ千鳥状に配列され、中央には、10個の
G−LEDチップ208Gが、2列、かつ千鳥状に配列
されており、合計6列のLEDチップが配列されてい
る。
B−LEDチップ208Bが、2列、かつ千鳥状に配列
され、左端には、10個のR−LEDチップ208R
が、2列、かつ千鳥状に配列され、中央には、10個の
G−LEDチップ208Gが、2列、かつ千鳥状に配列
されており、合計6列のLEDチップが配列されてい
る。
【0060】基板210には、所定の配線がエッチング
処理等で施されているが、この配線間が短絡しないよう
に、金属で被覆されており、放熱機能を有している。こ
のため、LEDチップ210の点灯による発熱を抑制す
ることがでい、発光量の変動を抑えることができる。
処理等で施されているが、この配線間が短絡しないよう
に、金属で被覆されており、放熱機能を有している。こ
のため、LEDチップ210の点灯による発熱を抑制す
ることがでい、発光量の変動を抑えることができる。
【0061】以下に、本実施の形態で適用される光源部
204の各部の寸法を示す。まず、基板210は横
(X)×縦(Y)寸法は、5×5mm(最大)であり、
LEDチップ208の外形寸法(x×y)は約360×
360μmである。同一色の列間ピッチPは600μm
で、各列の行ピッチLは520μm、千鳥状としたとき
の段差寸法Dは260μmである。各色間の隙間寸法G
はテレセントリックレンズ212によって決まるもので
あり、一義的に決められないが、R−G間、G−B間の
隙間寸法Gは同一であることが好ましい。
204の各部の寸法を示す。まず、基板210は横
(X)×縦(Y)寸法は、5×5mm(最大)であり、
LEDチップ208の外形寸法(x×y)は約360×
360μmである。同一色の列間ピッチPは600μm
で、各列の行ピッチLは520μm、千鳥状としたとき
の段差寸法Dは260μmである。各色間の隙間寸法G
はテレセントリックレンズ212によって決まるもので
あり、一義的に決められないが、R−G間、G−B間の
隙間寸法Gは同一であることが好ましい。
【0062】なお、図5に示すLEDチップ208の斜
線部分は、実際に発光する領域であり、図5の鎖線で示
される如く、千鳥状とした隣り合う列同志の発光領域の
境を一致させている。
線部分は、実際に発光する領域であり、図5の鎖線で示
される如く、千鳥状とした隣り合う列同志の発光領域の
境を一致させている。
【0063】上記構造の光源部204により、感光材料
106上には、各色共に1回の主走査で10本の主走査
ラインが記録できることになる。このため、感光材料1
06のステップ移動は、感光材料106上に記録される
主走査ライン幅の10倍のピッチで駆動、停止を繰り返
すように制御されている。 (リザーバ部)リザーバ部170は、前述の如く露光部
174と水塗布部178との間に配設されており、2対
の挟持ローラ対192、194と、1個のダンサーロー
ラ196とで構成されている。感光材料106は、2対
の挟持ローラ対192、194に掛け渡されており、こ
の間で感光材料106に略U字型の弛みを設けている。
この弛みに対応してダンサーローラ196を上下動する
ようになっており、弛み部の感光材料106を保持して
いる。
106上には、各色共に1回の主走査で10本の主走査
ラインが記録できることになる。このため、感光材料1
06のステップ移動は、感光材料106上に記録される
主走査ライン幅の10倍のピッチで駆動、停止を繰り返
すように制御されている。 (リザーバ部)リザーバ部170は、前述の如く露光部
174と水塗布部178との間に配設されており、2対
の挟持ローラ対192、194と、1個のダンサーロー
ラ196とで構成されている。感光材料106は、2対
の挟持ローラ対192、194に掛け渡されており、こ
の間で感光材料106に略U字型の弛みを設けている。
この弛みに対応してダンサーローラ196を上下動する
ようになっており、弛み部の感光材料106を保持して
いる。
【0064】露光部176では、感光材料106はステ
ップ移動するが、水塗布部178では、水の均一な塗布
のために一定速度で搬送させる必要がある。このため、
露光部176と水塗布部178との間に感光材料106
の搬送速度差が生じる。この速度差を吸収するために、
ダンサーローラ196が上下動させ、感光材料106の
弛み量を調整し、感光材料106のステップ移動と定速
移動とを同時に行えるようにしている。
ップ移動するが、水塗布部178では、水の均一な塗布
のために一定速度で搬送させる必要がある。このため、
露光部176と水塗布部178との間に感光材料106
の搬送速度差が生じる。この速度差を吸収するために、
ダンサーローラ196が上下動させ、感光材料106の
弛み量を調整し、感光材料106のステップ移動と定速
移動とを同時に行えるようにしている。
【0065】以下に本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、画像記録のための全体の流れを説明する。
ず、画像記録のための全体の流れを説明する。
【0066】トレイ144をトレイ装填口146に装填
しておき、感光材料106を巻き取った状態の供給リー
ル152及び空状態の巻取リール154をそれぞれ所定
位置に装填し、かつローディングが完了した状態で、操
作表示部112のプリント開始キーを操作すると、コン
トローラ202では、光ディスク102又はFD104
から画像データを読取り、記憶する。
しておき、感光材料106を巻き取った状態の供給リー
ル152及び空状態の巻取リール154をそれぞれ所定
位置に装填し、かつローディングが完了した状態で、操
作表示部112のプリント開始キーを操作すると、コン
トローラ202では、光ディスク102又はFD104
から画像データを読取り、記憶する。
【0067】コントローラ202で画像データを記憶す
ると、供給リール152が駆動して、感光材料106の
搬送を開始する。
ると、供給リール152が駆動して、感光材料106の
搬送を開始する。
【0068】感光材料106が露光部176の所定位置
に至ると、感光材料106は一旦停止して、コントロー
ラ202から画像信号が光源部204へ出力される。こ
の画像信号は、10ライン毎に出力され、光源部204
は、ステッピングモータ226の駆動によってガイドシ
ャフト218に案内され感光材料106の幅方向に沿っ
て移動する(主走査)。なお、この画像信号の出力の開
始前にフォトダイード228によって光源部204から
の各色の光量を検出し、光量補正ユニット230におい
て、濃度、色バランス等を調整するための補正値をコン
トローラ202へ供給し、画像信号を補正している。こ
の補正値は1画像毎に実行される。
に至ると、感光材料106は一旦停止して、コントロー
ラ202から画像信号が光源部204へ出力される。こ
の画像信号は、10ライン毎に出力され、光源部204
は、ステッピングモータ226の駆動によってガイドシ
ャフト218に案内され感光材料106の幅方向に沿っ
て移動する(主走査)。なお、この画像信号の出力の開
始前にフォトダイード228によって光源部204から
の各色の光量を検出し、光量補正ユニット230におい
て、濃度、色バランス等を調整するための補正値をコン
トローラ202へ供給し、画像信号を補正している。こ
の補正値は1画像毎に実行される。
【0069】次に、ソレノイド22に通電して、伸縮ロ
ッド22Aを引き込み、側板16を図6の下方に移動さ
せる。これにより、一方のローラ対10(図6の左側)
に挟持された感光材料106が他方のローラ対12(図
6の右側)による挟持点を中心に回転移動して、搬送方
向平面に対して傾斜された状態となる。
ッド22Aを引き込み、側板16を図6の下方に移動さ
せる。これにより、一方のローラ対10(図6の左側)
に挟持された感光材料106が他方のローラ対12(図
6の右側)による挟持点を中心に回転移動して、搬送方
向平面に対して傾斜された状態となる。
【0070】ここで、主走査を再度行うことにより、前
回搬送方向平面内に感光材料106が存在していたとき
の主走査に対して若干ずれた位置に主走査がなされる。
回搬送方向平面内に感光材料106が存在していたとき
の主走査に対して若干ずれた位置に主走査がなされる。
【0071】このずらし量は、傾斜角度θによって定め
られるが、その目的によって角度θは選択される。
られるが、その目的によって角度θは選択される。
【0072】すなわち、有効画像領域の確保(画素ずら
し)を目的とする場合には、角度θは若干量でよく、本
実施の形態では、2〜3°程度である。これにより、感
光材料106上には、2本の接近した主走査ラインがペ
アとなって、複数ペアの主走査ラインによって画像が形
成されることになる(図7参照)。このような画像記録
では、有効画像領域、すなわち、解像度によって決めら
れる1ドット領域の実際に露光される面積の割合を増加
させることができ、鮮明な画像を得ることができる。
し)を目的とする場合には、角度θは若干量でよく、本
実施の形態では、2〜3°程度である。これにより、感
光材料106上には、2本の接近した主走査ラインがペ
アとなって、複数ペアの主走査ラインによって画像が形
成されることになる(図7参照)。このような画像記録
では、有効画像領域、すなわち、解像度によって決めら
れる1ドット領域の実際に露光される面積の割合を増加
させることができ、鮮明な画像を得ることができる。
【0073】一方、解像度アップを目的とする場合に
は、本来の副走査ピッチの半分をずらし量とすればよ
い。本実施の形態では、0.085mm とするべく、傾斜角度
θを約7.48°に設定する。これにより、感光材料106
上には、等間隔(0.085mm ピッチ) の主走査ラインが形
成され、解像度をアップすることができる(図8参
照)。
は、本来の副走査ピッチの半分をずらし量とすればよ
い。本実施の形態では、0.085mm とするべく、傾斜角度
θを約7.48°に設定する。これにより、感光材料106
上には、等間隔(0.085mm ピッチ) の主走査ラインが形
成され、解像度をアップすることができる(図8参
照)。
【0074】1回の感光材料106の停止時での主走査
(2回)が終了すると、感光材料106は、1ステップ
(10ラインピッチ)移動し停止し、2回目の主走査が
なされる。これを繰り返すことにより、感光材料106
上に1フレーム分の画像が記録される。なお、記録が終
了した感光材料106は、リザーバ部170の上流側の
挟持ローラ対192のみの駆動(下流側の挟持ローラ対
194は停止)によって、ダンサーローラ196に巻き
掛けられるようにリザーバ部170で弛んだ状態で保持
され、水塗布部178へは至らないようになっている。
(2回)が終了すると、感光材料106は、1ステップ
(10ラインピッチ)移動し停止し、2回目の主走査が
なされる。これを繰り返すことにより、感光材料106
上に1フレーム分の画像が記録される。なお、記録が終
了した感光材料106は、リザーバ部170の上流側の
挟持ローラ対192のみの駆動(下流側の挟持ローラ対
194は停止)によって、ダンサーローラ196に巻き
掛けられるようにリザーバ部170で弛んだ状態で保持
され、水塗布部178へは至らないようになっている。
【0075】リザーバ部170に、1画像分の長さの感
光材料106がたまると、リザーバ部170の下流側の
挟持ローラ対194が駆動を開始する。これにより、感
光材料(画像記録済)106が水塗布部178へ搬送さ
れる。水塗布部178では、感光材料106は定速搬送
され、塗布片188によって水が均一に塗布される。
光材料106がたまると、リザーバ部170の下流側の
挟持ローラ対194が駆動を開始する。これにより、感
光材料(画像記録済)106が水塗布部178へ搬送さ
れる。水塗布部178では、感光材料106は定速搬送
され、塗布片188によって水が均一に塗布される。
【0076】この塗布片188には、タンク190から
水が常に送られており、かつ所定の圧力で感光材料10
6を押圧しているため、適量の水が感光材料106へ塗
布される。
水が常に送られており、かつ所定の圧力で感光材料10
6を押圧しているため、適量の水が感光材料106へ塗
布される。
【0077】水が塗布された感光材料106は、ガイド
板172に案内されて第3のローラ対166へと搬送さ
れる。
板172に案内されて第3のローラ対166へと搬送さ
れる。
【0078】一方、受像紙108は、半月ローラ156
が1回転することにより、半月ローラ156の周面と受
像紙108の先端部とが接触し、最上層の受像紙108
が引き出され、第1のローラ対160の挟持される。こ
の第1のローラ対160の駆動によって、受像紙108
はトレイ144から引き出され、第2のローラ対162
に挟持された状態で、感光材料106を到着を待つ。
が1回転することにより、半月ローラ156の周面と受
像紙108の先端部とが接触し、最上層の受像紙108
が引き出され、第1のローラ対160の挟持される。こ
の第1のローラ対160の駆動によって、受像紙108
はトレイ144から引き出され、第2のローラ対162
に挟持された状態で、感光材料106を到着を待つ。
【0079】感光材料106がガイド板を通過するのに
同期して、第1のローラ対160及び第2のローラ対1
62の駆動が開始され、受像紙108は、ガイド板16
4に案内されて第3のローラ対166へと搬送される。
同期して、第1のローラ対160及び第2のローラ対1
62の駆動が開始され、受像紙108は、ガイド板16
4に案内されて第3のローラ対166へと搬送される。
【0080】第3のローラ対166では、感光材料10
6と受像紙108とが重ね合わされた状態で挟持し、ヒ
ートローラ174へ送り出す。このとき、感光材料10
6に塗布された水によって、両者が密着される。
6と受像紙108とが重ね合わされた状態で挟持し、ヒ
ートローラ174へ送り出す。このとき、感光材料10
6に塗布された水によって、両者が密着される。
【0081】重ね合わされた状態の感光材料106と受
像紙108は、ヒートローラ174に巻き掛けられ、ヒ
ータ182からの熱を受け、熱現像転写処理がなされ
る。すなわち、感光材料106に記録された画像が受像
紙108へ転写され、顕像化される。
像紙108は、ヒートローラ174に巻き掛けられ、ヒ
ータ182からの熱を受け、熱現像転写処理がなされ
る。すなわち、感光材料106に記録された画像が受像
紙108へ転写され、顕像化される。
【0082】ヒートローラ174に約1/3程度巻き掛
けられた状態で熱現像転写は完了し、受像紙108は、
剥離ローラ184及び剥離爪186によって感光材料1
06から剥がされ、剥離ローラ184に巻き掛けられる
形で排出トレイ140上に排出される。
けられた状態で熱現像転写は完了し、受像紙108は、
剥離ローラ184及び剥離爪186によって感光材料1
06から剥がされ、剥離ローラ184に巻き掛けられる
形で排出トレイ140上に排出される。
【0083】一方、感光材料106は、ヒートローラ1
74に約1/2巻き掛けられた後、接線方向に移動し
て、巻取リール154に巻き取られる。
74に約1/2巻き掛けられた後、接線方向に移動し
て、巻取リール154に巻き取られる。
【0084】本実施の形態によれば、副走査によって感
光材料106が露光ステージへ搬送され位置決めされた
後、感光材料106が搬送方向平面内にあるときに1回
目の主走査を行い、次いで、ソレノイド22の通電によ
って、伸縮ロッド22Aを引き込み、感光材料106を
角度θ分傾斜させた状態で2回目の主走査を行うことに
より、この傾斜角度θに相当する分、2回の主走査にお
ける結像スポット位置がずれ、所謂画素ずらしが実現で
きる。また、この画素ずらしを本来の副走査ピッチの半
分の距離とすれば、解像度アップになる。
光材料106が露光ステージへ搬送され位置決めされた
後、感光材料106が搬送方向平面内にあるときに1回
目の主走査を行い、次いで、ソレノイド22の通電によ
って、伸縮ロッド22Aを引き込み、感光材料106を
角度θ分傾斜させた状態で2回目の主走査を行うことに
より、この傾斜角度θに相当する分、2回の主走査にお
ける結像スポット位置がずれ、所謂画素ずらしが実現で
きる。また、この画素ずらしを本来の副走査ピッチの半
分の距離とすれば、解像度アップになる。
【0085】なお、本実施の形態では、装置に光ディス
ク用デッキ部124及びFD用デッキ部126を搭載し
たが、他の記録媒体(例えば、光磁気ディスク(M
O)、相変化ディスク(PD)、ビデオテープ等)を装
填可能なデッキ部を搭載してもよい。また、外部(例え
ば、パソコン、テレビジョン等)からの画像信号を取り
込む、画像入力端子を設けてもよい。
ク用デッキ部124及びFD用デッキ部126を搭載し
たが、他の記録媒体(例えば、光磁気ディスク(M
O)、相変化ディスク(PD)、ビデオテープ等)を装
填可能なデッキ部を搭載してもよい。また、外部(例え
ば、パソコン、テレビジョン等)からの画像信号を取り
込む、画像入力端子を設けてもよい。
【0086】また、感光材料106を露光ステージ17
6上で傾斜させる機構は、本実施の形態の如く、ソレノ
イド22の通電、非通電に限らず、カム機構、圧電素
子、シリンダ等、感光材料106を所定角度傾斜させる
機構であればよい。
6上で傾斜させる機構は、本実施の形態の如く、ソレノ
イド22の通電、非通電に限らず、カム機構、圧電素
子、シリンダ等、感光材料106を所定角度傾斜させる
機構であればよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像露光
装置は、既存の光学系の構成を変えることなく、簡単な
構造で高解像度の画像に対応することができると共に1
ドットにおける有効画像領域を拡大することができると
いう優れた効果を有する。
装置は、既存の光学系の構成を変えることなく、簡単な
構造で高解像度の画像に対応することができると共に1
ドットにおける有効画像領域を拡大することができると
いう優れた効果を有する。
【図1】本実施の形態に係る画像記録装置の斜視図であ
る。
る。
【図2】本実施の形態に係る画像記録装置の正面図であ
る。
る。
【図3】本実施の形態に係る画像記録装置の内部構成を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
【図4】露光部の概略構成を示す正面図である。
【図5】露光部の光源部を示す平面図である。
【図6】露光ステージの拡大図である。
【図7】画素ずらしにおける主走査ライン状態を示す平
面図である。
面図である。
【図8】解像度アップにおける主走査ライン状態を示す
平面図である。
平面図である。
【符号の説明】 10、12 ローラ対 22 ソレノイド 100 画像記録装置 106 感光材料 108 受像紙 174 ヒートローラ 176 露光部 178 水塗布部 200 光源ユニット 202 コントローラ 204 光源部 208 LEDチップ
Claims (2)
- 【請求項1】 画像データ信号により、光源からの光ビ
ームの発光量を制御して、感光材料上に画像を記録する
画像露光装置であって、 前記光源からの光ビームを主走査させる主走査駆動系
と、 前記感光材料を主走査毎に、主走査方向と直交する方向
ヘステップ移動させる副走査駆動系と、 前記感光材料を前記感光材料搬送面に対して所定角度傾
斜させる傾倒手段と、前記副走査駆動系による前記感光
材料のステップ移動毎に、前記搬送面内の感光材料に対
して主走査を行い、次いで前記傾倒手段により搬送面に
対して傾斜された感光材料に対して主走査を行うように
主走査駆動系を制御する制御手段と、を有する画像露光
装置。 - 【請求項2】 前記傾倒手段は、感光材料の搬送面内で
の光ビーム照射位置からの照射位置ずらし量に基づいて
傾斜角度が設定されることを特徴とする請求項1記載の
画像露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34627396A JPH10181086A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 画像露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34627396A JPH10181086A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 画像露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10181086A true JPH10181086A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18382294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34627396A Pending JPH10181086A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 画像露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10181086A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7236184B2 (en) | 2003-06-09 | 2007-06-26 | Noritsu Koki Co., Ltd. | Exposure device and exposure method for exposing a photosensitive medium to light on the basis of image data containing multiple pixels |
JP2008207540A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-09-11 | Seiko Epson Corp | ラインヘッド、該ラインヘッドを用いた露光方法、画像形成装置、画像形成方法、および該ラインヘッドの調整方法 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34627396A patent/JPH10181086A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7236184B2 (en) | 2003-06-09 | 2007-06-26 | Noritsu Koki Co., Ltd. | Exposure device and exposure method for exposing a photosensitive medium to light on the basis of image data containing multiple pixels |
CN100384205C (zh) * | 2003-06-09 | 2008-04-23 | 诺日士钢机株式会社 | 曝光装置及曝光方法 |
JP2008207540A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-09-11 | Seiko Epson Corp | ラインヘッド、該ラインヘッドを用いた露光方法、画像形成装置、画像形成方法、および該ラインヘッドの調整方法 |
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