JPH10339836A - 光ビーム描画装置の描画ヘッド - Google Patents

光ビーム描画装置の描画ヘッド

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JPH10339836A
JPH10339836A JP16530897A JP16530897A JPH10339836A JP H10339836 A JPH10339836 A JP H10339836A JP 16530897 A JP16530897 A JP 16530897A JP 16530897 A JP16530897 A JP 16530897A JP H10339836 A JPH10339836 A JP H10339836A
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source unit
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drawing head
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JP16530897A
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Naoto Nakajima
直人 中島
Tetsuo Azuma
哲雄 東
Hidekazu Tamaoki
英一 玉置
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子の交換作業を容易に実行することが
できる光ビーム描画装置の描画ヘッドを提供することを
目的とする。 【解決手段】 光源ユニット13は、鏡筒21内に各々
配設された半導体レーザ20と、コリメータレンズ22
と、位置合わせスリーブ23とを備える。ベース部材1
2には、光源ユニット13の取付時に位置決めを行うた
めの凹部31が形成されており、位置合わせスリーブ2
3と凹部31とを嵌合することにより、光源ユニット1
3をベース部材12に対して位置決めすることができ
る。そして、鏡筒21のフランジ部28に形成されたね
じ孔29を貫通する固定用ボルト34を使用し、鏡筒2
1とベース部材12とを締結することにより、光源ユニ
ット13をベース部材12に固定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ビーム描画装置
の描画ヘッドに関し、特に、複数の光ビームにより描画
を行う多チャンネルの光ビーム描画装置に好適な描画ヘ
ッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、写真製版の分野において使用さ
れるマスクは、近年、レーザビーム等の光ビームを利用
して、電子データに基づいて記録材料に直接描画を行う
光ビーム描画装置により製作されるようになっている。
そして、このような光ビーム描画装置によりマスク画像
を描画する場合においても、従来においては、ハロゲン
化銀による化学反応を利用した銀塩プロセスが一般的で
あったが、近年においては、いわゆるドライフィルムプ
ロセスも使用されつつある。
【0003】このドライフィルムプロセスは、例えば1
W程度の高出力のレーザビームを出射しうる半導体レー
ザを使用し、この半導体レーザから出射されるレーザビ
ームによって生ずる光熱反応による微小熱加工技術を利
用することにより、マスク画像を直接描画するものであ
る。そして、このようなドライプロセスにおいては、高
解像度、高スループットという目的のため、多数の半導
体レーザを配設することで多数のレーザビームを同時に
照射しうる多チャンネルの描画ヘッドが使用される。
【0004】このようなマスク描画に使用される光ビー
ム描画装置の描画ヘッドは、例えば、米国特許第474
3091号明細書に記載されている。この米国特許第4
743091号明細書に記載された描画ヘッドは、ベー
ス部材に穿設された多数の貫通孔の一方から、その先端
にコリメータレンズを支持するスリーブを挿嵌すると共
に、貫通孔の他方から半導体レーザを挿入し、半導体レ
ーザとベース部材とをネジを介して連結する構成となっ
ている。
【0005】なお、このような描画ヘッドにおいては、
多数の半導体レーザのうちのいずれかが破損した場合、
これを単独で交換する必要がある。上記米国特許第47
43091号明細書に記載された描画ヘッドにおいて
は、半導体レーザとベース部材とを連結するネジを取り
外すことにより、個々の半導体レーザを容易に交換しう
るよう構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】半導体レーザを交換し
た場合においては、半導体レーザとコリメータレンズと
の位置関係や半導体レーザ自体の光軸の方向が、交換前
の状態と一致している必要がある。しかしながら、上述
した米国特許第4743091号明細書に記載された描
画ヘッドにおいては、半導体レーザとコリメータレンズ
との位置関係や半導体レーザ自体の光軸の方向について
再現性が保証されない。
【0007】このため、半導体レーザを交換した場合に
おいては、半導体レーザとコリメータレンズとの位置関
係や半導体レーザ自体の光軸の方向を調整することが必
要となる。しかしながら、高出力の半導体レーザを使用
した場合においてはレーザビーム自体が不可視であるこ
とから、このような調整を容易に実行することは不可能
である。このため、光ビーム描画装置自体を特別な調整
室に搬入した上で、上記の調整を行う必要が生じ、半導
体レーザの交換作業が極めて煩雑なものとなる。
【0008】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、発光素子の交換作業を容易に実行する
ことができる光ビーム描画装置の描画ヘッドを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ベース部材と、発光素子と、コリメータレンズと、
前記発光素子と前記コリメータレンズとを保持した状態
でその外周部において前記ベース部材と当接する保持部
材とを有する光源ユニットと、前記保持部材をその外周
部において前記ベース部材に締結する締結手段とを備え
たことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記光源ユニットは前記ベース部材に
形成された凹部に対応する形状を有する嵌合部を有し、
当該嵌合部と前記凹部とを嵌合することにより前記光源
ユニットを位置決めしている。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2いずれかに記載の発明において、前記保持部材は、前
記コリメータレンズの光軸方向の位置を調整する調整機
構と、前記コリメータレンズの光軸と直交する方向の位
置を調整する調整機構とを有している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、この発明の第1実施形
態に係る描画ヘッド2を使用した光ビーム描画装置の全
体構造図である。
【0013】この光ビーム描画装置は、32個の半導体
レーザ20より出射されるレーザビームを記録材料に照
射することにより描画を実行するものであり、それぞれ
基台1上に設置された一対の描画ヘッド2と、合成ミラ
ー3と、アパーチュアプレート4と、第1レンズ5と、
一対の折返しミラー6、7と、第2レンズ8と、ズーム
レンズ9とを有する。
【0014】各描画ヘッド2は、後程詳細に説明するよ
うに、ベース部材12上に配設された16個の光源ユニ
ット13を有する。各光源ユニット13内には各々半導
体レーザ20が配設されており、各描画ヘッド2からは
16本のレーザビームが出射される。
【0015】各描画ヘッド2から互いに直交する方向に
出射された各々16本のレーザビームは、合成ミラー3
により合成され、同一の方向を向く合計32本のレーザ
ビームとなる。そして、このレーザビームは、アパーチ
ュアプレート4に形成された32個のアパーチュアを通
過することにより整形された後、第1レンズ5に入射
し、しかる後、一対の折返しミラー6、7を介して第2
レンズ8およびズームレンズ9に入射する。
【0016】第1レンズ5、第2レンズ8およびズーム
レンズ9は、アパーチュアプレート4に形成されたアパ
ーチュアの像を縮小し投影する縮小投影光学系を形成し
ている。このため、アパーチュアプレート4に形成され
たアパーチュアにより整形されたレーザビームの像が、
ズームレンズ9の後段に配設されたドライプロセスフィ
ルム等の記録材料上に照射され、画像の描画が実行され
る。
【0017】次に、上述した描画ヘッド2の構成につい
て説明する。図2は描画ヘッド2の一部を断面で示す側
面図であり、図3はその一部拡大図である。また、図4
は描画ヘッド2の正面図である。さらに、図5は光源ユ
ニット13の構成を示す分解図である。
【0018】この描画ヘッド2は、アルミニウム合金製
のベース部材12上において4行4列の状態で配置され
た16個の光源ユニット13を有する。そして、この光
源ユニット13は、図3および図5に示すように、鏡筒
21内に各々配設された半導体レーザ20と、コリメー
タレンズ22と、位置合わせスリーブ23とを備える。
【0019】半導体レーザ20は、鏡筒21と位置合わ
せスリーブ23とにより挟持された状態で、鏡筒21内
において固定されている。一方、コリメータレンズ22
は、鏡筒21内に配設された筒体24の先端部に固定さ
れている。この筒体24の外周部には、鏡筒21の内面
に形成されたねじ溝と螺合するねじ部が形成されてい
る。このため、鏡筒21に対して筒体24を回転させる
ことにより、コリメータレンズ22はその光軸方向に移
動することから、コリメータレンズ22と半導体レーザ
20との間隔を調整することができる。そして、筒体2
4の外周部に形成されたねじ部と螺合する固定筒25を
利用することにより、鏡筒21に対して筒体24を固定
することができる。
【0020】鏡筒21の外周部には、複数個のねじ26
が鏡筒21の側壁を貫通する状態で立設されている。こ
のため、このねじ26を回転させることにより、ねじ2
6が筒体24を押圧して移動させる。このため、これら
のねじ26により、コリメータレンズ22の光軸と直交
する方向の位置を調整することができる。
【0021】ベース部材12には、上記光源ユニット1
3の取付時に位置決めを行うための凹部31が形成され
ている。この凹部31は、図4に示すように、光源ユニ
ットを固定するための略円形の取付部32と、半導体レ
ーザ20のリード線27を外部に案内するための略U字
状の切欠部33とから構成されている。なお、この凹部
31として、ベース部材12を貫通する形状のものを採
用することも可能である。
【0022】光源ユニット13における位置合わせスリ
ーブ23の外径は、凹部31における取付部32の内径
と一致している。このため、嵌合部としての位置合わせ
スリーブ23と凹部31における取付部32とを嵌合す
ることにより、光源ユニット13をベース部材12に対
して位置決めすることができる。そして、鏡筒21のフ
ランジ部28に形成されたねじ孔29を貫通する固定用
ボルト34を使用し、鏡筒21とベース部材12とを締
結することにより、光源ユニット13をベース部材12
に固定することができる。
【0023】このとき、光源ユニット13はその外周部
にフランジ部28を有する円筒状の鏡筒21により、ベ
ース部材12の表面と当接している。言い換えれば、光
源ユニット13はその外周部でのみベース部材12の表
面と当接し、その中央部においてはベース部材12の表
面との接触部を有しない。また、締結手段としての固定
用ボルト34も、光源ユニット13の外周部において、
光源ユニット13をベース部材12に締結する。このた
め、ベース部材12の表面に平面度誤差が生じた場合に
おいても、光源ユニット13の傾きに対する影響は少な
く、また、光源ユニット13の取付姿勢も安定する。
【0024】この光源ユニット13においては、円筒状
の鏡筒21を採用することにより、光源ユニット13が
その外周部でのみベース部材12の表面と当接する構成
としているが、例えばその外周部に複数の脚部を有する
鏡筒を使用し、この脚部とベース部材12とを当接させ
ることにより、光源ユニット13がその外周部でのみベ
ース部材12の表面と当接する構成とすることも可能で
ある。
【0025】なお、上述したように、光源ユニット13
をベース部材12に対して正確に位置決めし、また、傾
き等を生ずることなく取り付けるためには、鏡筒21お
よび位置合わせスリーブ23の材質として、強度、硬度
に優れるジュラルミン等を採用することが好ましい。
【0026】このような構成の描画ヘッド2において、
半導体レーザ20として例えば1W程度の高出力のもの
を使用した場合においては、半導体レーザ20から発生
する熱により半導体レーザ20自身が自己破壊してしま
うという問題が生ずる。特に、この描画ヘッド2のよう
に、多数の半導体レーザ20を列設した場合には、この
熱の問題は特に顕著になる。
【0027】このため、上述した描画ヘッド2において
は、図2に示すように、ベース部材12における光源ユ
ニット13の裏面側に、ペエルチェ素子35と、ペエル
チェ素子35により発生する排熱を放出するためのフィ
ン36と、フィン36を冷却するためのファン37(図
1参照)とを配設するとともに、ベース部材12内に当
該ベース部材12の温度を測定するための温度センサ3
8を埋設している。また、位置合わせスリーブ23とベ
ース部材12との間に形成される隙間39(図3参照)
には、熱伝導性グリスを充填している。
【0028】このような構成をとることにより、半導体
レーザ20から発生する熱は、鏡筒21および位置合わ
せスリーブ23を介してベース部材12に伝えられた
後、ペエルチェ素子35等の作用により大気中に放熱さ
れる。このとき、半導体レーザ20が点灯する時間比率
等により半導体レーザ20から発生する熱量は変化す
る。このため、温度センサ38によりベース部材12の
温度を測定し、この測定結果によりペルチェ素子35の
駆動を制御することにより、ベース部材12の温度を例
えば摂氏20度程度の一定温度に維持するように構成し
ている。
【0029】上述した構成を有する描画ヘッド2の光源
ユニット13においては、半導体レーザ20とコリメー
タレンズ22との距離や光軸を、予め精度よく調整して
おく必要がある。以下、この光源ユニット13の調整方
法について説明する。図6は、光源ユニット13の調整
を行うための調整装置の概要図である。
【0030】光源ユニット13の調整を行う際には、図
6に示すように、光学ベンチ41と、光学ベンチ41上
に配設された前記ベース部材12に相当するベース部材
42と、レンズ43、44と、CCDカメラ45と、画
像処理機能を有する制御部46とから成る調整装置を使
用する。この調整装置においては、レンズ43の焦点5
0面の画像がCCDカメラ45により撮影され、制御部
46におけるモニター47に表示されるように構成され
ている。
【0031】この調整装置により光源ユニット13の調
整を行う際には、調整を行うべき光源ユニット13をベ
ース部材42に装着する。そして、光源ユニット13よ
り出射されるレーザビームの画像をCCDカメラ45に
より撮影する。このとき、光源ユニット13から出射さ
れるレーザビームは、レンズ43の焦点50に集束する
必要がある。このため、制御部46におけるモニター4
7等を確認しながら、上述した筒体24と固定筒25、
あるいはねじ26を回転させてその位置を調整すること
により、コリメータレンズ22の光軸方向の位置および
光軸と直交する方向の位置を調整する。この調整によ
り、光源ユニット13から出射されるレーザビームがレ
ンズ43の焦点位置に集束すれば、光源ユニット13の
調整が完了したことになる。
【0032】以上のような光源ユニット13を有する描
画ヘッド2を使用した光ビーム描画装置において、半導
体レーザ20を交換する必要がある場合においては、固
定用ボルト34を緩め光源ユニット13自体をベース部
材12から取り外す。そして、図6に示す調整装置によ
り半導体レーザ20とコリメータレンズ22との距離や
光軸を予め精度よく調整した別の光源ユニット13を、
固定用ボルト34によりベース部材12に固定する。
【0033】このとき、光源ユニット13の位置合わせ
スリーブ23とベース部材12の凹部31とを嵌合する
ことにより、光源ユニット13をベース部材12に対し
て容易に位置決めすることができる。また、光源ユニッ
ト13はその外周部でのみベース部材12の表面と当接
し、固定用ボルト34も光源ユニット13の外周部にお
いて光源ユニット13をベース部材12に締結すること
から、光源ユニット13を精度よくベース部材12に取
り付けることができる。このため、交換後の光源ユニッ
ト13における半導体レーザ20とコリメータレンズ2
2との距離や光軸が予め精度よく調整されていることと
相俟って、半導体レーザ20の交換後においても、半導
体レーザ20とコリメータレンズ22との位置関係や半
導体レーザ20自体の光軸を半導体レーザ20を交換す
る前の状態と一致させることが可能となる。
【0034】次に、この発明の他の実施の形態について
説明する。図7はこの発明の第2実施形態に係る描画ヘ
ッド102の側断面図である。なお、図2等に示す第1
実施形態と同一の部材については、同一の符号を付して
詳細な説明を省略する。
【0035】この描画ヘッド102においては、半導体
レーザ20としてその出力がさほど大きくないものを使
用することから、第1実施形態に係るペエルチェ素子3
5等を省略している。そして、ベース部材112におけ
る各光源ユニット13の裏面側には、各半導体レーザ2
0の駆動回路122を配設し、半導体レーザ20とその
駆動回路122とを保護回路123を介して接続するよ
うに構成している。なお、その他の構成については、第
1実施形態に係る描画ヘッド2と同様となっている。
【0036】この実施形態に係る描画ヘッド102にお
いても、第1実施形態に係る描画ヘッド2と同様、光源
ユニット13の位置合わせスリーブ23とベース部材1
12の凹部31とを嵌合することにより、光源ユニット
13をベース部材12に対して容易に位置決めすること
ができる。また、光源ユニット13をその外周部でのみ
ベース部材12の表面と当接させ、固定用ボルト34も
光源ユニット13の外周部において光源ユニット13を
ベース部材12に締結することにより、光源ユニット1
3を精度よくベース部材12に取り付けることができ
る。
【0037】また、この実施形態に係る描画ヘッド10
2においては、光源ユニット13をベース部材112に
取り付けることにより、各半導体レーザ13とその駆動
回路122とを電気的に接続することができるので、光
源ユニット13の交換をより簡易に実施することができ
る。また、数メガヘルツ程度の高周波を含む半導体レー
ザ20の駆動電流が流れる回路長を極めて短くすること
が可能となるので、その周波数特性を良好に維持するこ
とが可能となる。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、発光素
子とコリメータレンズとを光源ユニットにおける保持部
材により保持していることから、発光素子の交換時にお
いて発光素子とコリメータレンズを光源ユニットごと交
換することにより、発光素子とコリメータレンズとの位
置関係を一定に維持することができる。また、光源ユニ
ットにおける保持部材はその外周部においてベース部材
に当接し、また、締結手段は保持部材をその外周部にお
いてベース部材に締結することから、ベース部材の表面
に平面度誤差が生じた場合においても、光源ユニットの
傾きに対する影響は少なく、また、光源ユニットの取付
姿勢も安定する。従って、発光素子を交換した後の調整
作業は不要となり、発光素子の交換作業を容易に実行す
ることができる。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、光源ユニ
ットはベース部材に形成された凹部に対応する形状を有
する嵌合部を有し、当該嵌合部と凹部とを嵌合すること
により光源ユニットを位置決めすることから、光源ユニ
ットをベース部材に対して容易に位置決めすることが可
能となる。
【0040】請求項3に記載の発明によれば、保持部材
がコリメータレンズの光軸方向の位置を調整する調整機
構とコリメータレンズの光軸と直交する方向の位置を調
整する調整機構とを有することから、光源ユニットにお
けるコリメータレンズの光軸方向の位置と光軸と直交す
る方向の位置とを容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る描画ヘッド2を
使用した光ビーム描画装置の全体構造図である。
【図2】描画ヘッド2の一部を断面で示す側面図であ
る。
【図3】図2の一部拡大図である。
【図4】描画ヘッド2の正面図である。
【図5】光源ユニット13の構成を示す分解図である。
【図6】光源ユニット13の調整を行うための調整装置
の概要図である。
【図7】この発明の第2実施形態に係る描画ヘッド10
2の側断面図である。
【符号の説明】
2 描画ヘッド 12 ベース部材 13 光源ユニット 20 半導体レーザ 21 鏡筒 22 コリメータレンズ 23 位置合わせスリーブ 24 筒体 25 固定筒 26 ねじ 28 フランジ部 29 ねじ孔 31 凹部 32 取付部 34 固定用ボルト 102 描画ヘッド 112 ベース部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉置 英一 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材と、 発光素子と、コリメータレンズと、前記発光素子と前記
    コリメータレンズとを保持した状態でその外周部におい
    て前記ベース部材と当接する保持部材とを有する光源ユ
    ニットと、 前記保持部材をその外周部において前記ベース部材に締
    結する締結手段と、 を備えたことを特徴とする光ビーム描画装置の描画ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ビーム描画装置の描
    画ヘッドにおいて、 前記光源ユニットは前記ベース部材に形成された凹部に
    対応する形状を有する嵌合部を有し、当該嵌合部と前記
    凹部とを嵌合することにより前記光源ユニットを位置決
    めする光ビーム描画装置の描画ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2いずれかに記載の光ビ
    ーム描画装置の描画ヘッドにおいて、 前記保持部材は、前記コリメータレンズの光軸方向の位
    置を調整する調整機構と、前記コリメータレンズの光軸
    と直交する方向の位置を調整する調整機構とを有する光
    ビーム描画装置の描画ヘッド。
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