JP2007235427A - 電気音響変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動電型の電気音響変換器において、これを製造する際の作業性を損なうことなく、その製造工程において各コイル端末が所定経路に沿って引き回されているか否かの良否判定を容易に行えるようにする。
【解決手段】 電気音響変換器として、そのボイスコイル14から延出する1対のコイル端末14a、14bが、フレーム20の環状部20Aの上面近傍において所定経路に沿って引き回された構成とする。その際、環状部20Aの上面に、各コイル端末14a、14bを上記所定経路に沿って案内するための1対の案内用マーキング20g、20hを形成しておく。これにより、各案内用マーキング20g、20hを目安にして各コイル端末14a、14bの引回しを行えるようにする。また、この引回しが上記所定経路に沿って行われているか否かを目視により判定する際、これを各案内用マーキング20g、20hの存在により客観的に行えるようにする。
【選択図】 図3

Description

本願発明は、動電型の電気音響変換器に関するものであり、特に、小型の電気音響変換器に関するものである。
一般に、動電型スピーカ等の電気音響変換器は、ダイアフラムと、このダイアフラムの下面に固定されたボイスコイルと、このボイスコイルの下端部を収容する磁気間隙が形成された磁気回路ユニットと、内周部において磁気回路ユニットを固定支持するとともに外周部においてダイヤフラムを固定支持するフレームと、このフレームに取り付けられた1対の端子部材とを備えた構成となっている。
その際、小型の電気音響変換器においては、例えば「特許文献1」に記載されているように、そのボイスコイルから延出する1対のコイル端末が、フレームにおける内周部と外周部との間の環状部の上面近傍において所定経路に沿って引き回された状態で、1対の端子部材に導通固定された構成となっている場合が多い。
そして、これら各コイル端末の所定経路は、上記「特許文献1」にも記載されているように、各コイル端末がダイヤフラムの鳴動による上下動に追従し得るよう、直線的な経路ではなくやや迂回した経路となっている場合が多い。
これを実現するため、このような電気音響変換器の製造工程においては、クセ付けピンと呼ばれる治具を用い、1対のコイル端末を1対のクセ付けピンに各々巻き掛けてクセ付けし、これにより各コイル端末を所定経路に沿って引き回す工夫がなされている。
特開2002−359895号公報
ボイスコイルの耐久性やダイヤフラムの振動特性を高めるためには、各コイル端末をできるだけ正確に所定経路に沿って引き回すことが望まれる。
しかしながら、実際の製造工程において、この引回しを精度良く行うことは必ずしも容易でない。また、この引回しが所定経路に沿って行われているか否かの判定は目視によって行われるが、その判定の目安となるものは特に存在せず、専ら作業者の感覚に依存した良否判定が行われているので、不良品が発生してしまうことも少なくない、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、動電型の電気音響変換器において、これを製造する際の作業性を損なうことなく、その製造工程において各コイル端末が所定経路に沿って引き回されているか否かの良否判定を容易に行うことができる電気音響変換器を提供することを目的とするものである。
本願発明は、フレームに所定の案内部を設けることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る電気音響変換器は、
ダイアフラムと、このダイアフラムの下面に固定されたボイスコイルと、このボイスコイルの下端部を収容する磁気間隙が形成された磁気回路ユニットと、内周部において上記磁気回路ユニットを固定支持するとともに外周部において上記ダイヤフラムを固定支持するフレームと、このフレームに取り付けられた1対の端子部材と、を備えてなる電気音響変換器において、
上記ボイスコイルから延出する1対のコイル端末が、上記フレームにおける上記内周部と上記外周部との間の環状部の上面近傍において所定経路に沿って引き回された状態で、上記1対の端子部材に導通固定されており、
上記フレームの環状部に、上記各コイル端末を上記所定経路に沿って案内するための、少なくとも1対の案内部が設けられている、ことを特徴とするものである。
上記構成において「下面」等の方向性を示す用語は、電気音響変換器を構成する各部材相互間の位置関係を明確にするために便宜上用いたものであって、これにより電気音響変換器を実際に使用する際の方向性が限定されるものではない。
上記「各端子部材」のフレームに対する取付位置および取付方法は特に限定されるものではない。
上記「導通固定」とは、電気的に接続される態様で固定することを意味するものであって、その具体的方法は特に限定されるものではなく、例えば、ハンダ付けや熱圧着等が採用可能である。
上記「所定経路」は、フレームの環状部の上面近傍に配置設定されたものであれば、その具体的な経路形状は特に限定されるものではない。
上記各「案内部」は、各コイル端末を所定経路に沿って案内し得る態様で、フレームの環状部に設けられたものであれば、その具体的な構成は特に限定されるものではなく、フレームと共に一体成形することにより構成されたものであってもよいし、別部材をフレームに取り付けることにより構成されたものであってもよい。また、これら各「案内部」は、各コイル端末毎に設けられるが、その形状は、各コイル端末毎に同一形状としてもよいし、互いに異なる形状としてもよい。
上記構成に示すように、本願発明に係る電気音響変換器は、動電型の電気音響変換器として構成されており、そのボイスコイルから延出する1対のコイル端末は、フレームの環状部の上面近傍において所定経路に沿って引き回されているが、このフレームの環状部には、各コイル端末を所定経路に沿って案内するための、少なくとも1対の案内部が設けられているので、これら各案内部を目安にして各コイル端末を引き回すことができる。また、この引回しが所定経路に沿って行われているか否かの判定を目視によって行う際、その良否判定を各案内部の存在により、ある程度客観的に行うことができる。
したがって本願発明によれば、動電型の電気音響変換器において、これを製造する際の作業性を損なうことなく、その製造工程において各コイル端末が所定経路に沿って引き回されているか否かの良否判定を容易に行うことができる。そしてこれにより、電気音響変換器の不良品の発生を、その製造工程における早い段階で未然に防止することができる。
上記構成において、少なくとも1対の案内部として、各コイル端末の所定経路に沿ってフレームの環状部の上面に形成された1対の案内用マーキングを備えた構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、ボイスコイルの耐久性を高めるためには、各コイル端末をボイスコイルから接線方向に延出させるようにして引き回すことが望ましい。
しかしながら、ボイスコイルの巻き始めや巻き終わりの位置(すなわち各コイル端末の基端部の位置)は、ボイスコイル自体の形状のバラツキやそのセッティング位置のバラツキ等により個々のボイスコイル毎に微妙に異なったものとなるので、1対のクセ付けピンを定位置にセットして1対のコイル端末の各々に対するクセ付けを一律に行うようにした場合には、各コイル端末がボイスコイルからその接線方向とは異なる方向に延出した状態で引き回されてしまうことがある。そして、この延出方向と接線方向との角度差が大きくなると、コイル端末の基端部に応力集中が生じやすくなり、所要の耐久性を確保することができなくなってしまう。
そこで、フレームの環状部の上面に、1対の案内用マーキングを各コイル端末の所定経路に沿って形成しておくようにすれば、これら各案内用マーキングを目安にして各コイル端末を引き回すことができ、また、各コイル端末の引回しが所定経路に沿って行われているか否かの良否判定についても容易にこれを行うことができる。
その際、これら各「案内用マーキング」の具体的な構成は特に限定されるものではないが、これを各コイル端末の所定経路に沿って帯状に延びる帯状マーキングとして構成すれば、これら各案内用マーキングを、各コイル端末の引回し許容範囲(すなわち、各コイル端末の引回しが所定経路に沿って行われているものとして許容し得る範囲)を分かりやすく示す指標として用いることができる。そしてこれにより、各コイル端末の引回しが所定経路に沿って行われているか否かの良否判定を一層容易に行うことができる。
上記構成において、少なくとも1対の案内部として、各コイル端末の所定経路における途中部分の近傍において、フレームの環状部の上面から該途中部分の高さ位置まで上方へ向けて突出する1対の案内用突起部を備えた構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、各コイル端末を引き回す際には、その所定経路の高さ方向に関しても一定の目安を設けておくことが好ましい。特に、1対のクセ付けピンにより1対のコイル端末の各々に対してクセ付けを行った後これら各クセ付けピンを抜く際に、各コイル端末の高さ方向の位置が大きく変化してしまうこともあるので、その高さ方向の目安を設けておく必要性は高い。
そこで、1対の案内用突起部を、各コイル端末の所定経路における途中部分の近傍において、フレームの環状部の上面から該途中部分の高さ位置まで上方へ向けて突出させるようにして形成しておくようにすれば、所定経路の高さ方向に関して、これら各案内用突起部の先端位置を目安にして各コイル端末を引き回すことができ、また、各コイル端末の引回しが高さ方向に関して所定経路に沿って行われているか否かの良否判定についても容易にこれを行うことができる。
その際、各コイル端末の引回しはクセ付けピンを用いて行われるので、各コイル端末は、その所定経路における途中部分に屈曲部を有するものとなる。そこで、これら各屈曲部の近傍に各案内用突起部を形成しておくようにすれば、これら各案内用突起部の先端位置と各コイル端末の屈曲部の高さ位置とを比較することにより、各コイル端末の引回しが所定経路に沿って行われているか否かの良否判定を一層容易に行うことができる。
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る電気音響変換器10を示す平面図である。また、図2は、図1のII-II
線断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る電気音響変換器10は、小型の動電型スピーカであって、例えば携帯電話機や自動車等に搭載された状態で使用されるようになっている。
この電気音響変換器10は、外径15mm程度の円形の外形形状を有するダイアフラム12と、このダイアフラム12の下面に固定されたボイスコイル14と、このボイスコイル14の下端部を収容する磁気間隙が形成された磁気回路ユニット16と、内周部において磁気回路ユニット16を固定支持するとともに外周部においてダイヤフラム12を固定支持するフレーム20と、このフレーム20に取り付けられた1対の端子部材18とを備えた構成となっている。
フレーム20は、合成樹脂製の射出成形品であって、その中央部には、ボイスコイル14よりもやや大径の円形開口部20aが形成されている。このフレーム20は、円形開口部20aの周囲に位置する円環状の環状部20Aと、この環状部20Aの外周縁から上方へ延びる外周フランジ部20Bとからなっている。
環状部20Aには、該環状部20Aを上下方向に貫通する8つの円形孔20cが、周方向に所定間隔をおいて形成されている。その際、これら8つの円形孔20cは、手前側(図1において下側)の2箇所と、左右両側の各3箇所に形成されている。
外周フランジ部20Bは、その上面が階段状に形成されている。すなわち、この外周フランジ部20Bの上面は、その内周寄りの略半分が下段部、その外周寄りの残り略半分が上段部として構成されており、その下段部の上面がダイアフラム12を支持するためのダイヤフラム支持面20bを構成している。このダイヤフラム支持面20bは、環状部20Aの上面に対して3mm程度上方に位置している。
この外周フランジ部20Bの外周面における手前側部分は、直線状に面取りされた平面部20dとして形成されている。また、この外周フランジ部20Bの手前側部分は、その上段部が切り欠かれている。そして、この外周フランジ部20Bにおける手前側部分の左右両側には、環状部20Aの上面まで切り欠かれた切欠き部20eが形成されている。
1対の端子部材18は、いずれも金属板の加工品として構成されており、インサート成形によりフレーム20と一体的に形成されている。これら各端子部材18は、その一端部が、フレーム20の環状部20Aにおける外周フランジ部20Bの各切欠き部20eに隣接する位置において、該環状部20Aの上面と面一で露出するランド部18aを構成するとともに、その他端部が、外周フランジ部20Bの平面部20dに沿って延びる外部端子接続部18bを構成している。
ボイスコイル14は、巻き径8mm程度で円筒状に巻回されており、その上端がフレーム20のダイヤフラム支持面20dと略面一となるようにして、フレーム20の円形開口部20a内に配置されている。そして、このボイスコイル14の上端部から延出する1対のコイル端末14a、14bは、フレーム20における環状部20Aの上面近傍において所定経路に沿って引き回された状態で、1対の端子部材18のランド部18aに導通固定されている。
各コイル端末14a、14bの所定経路は、平面視において、ボイスコイル14から左右両側方向に対して30°程度手前寄りの方向へ向けて接線方向に延出した後、手前側に70°程度屈曲して、フレーム20の外周フランジ部20Bにおける各切欠き部20eへ向けて直線状に延びる経路に設定されている。
その際、ボイスコイル14の左側へ延出するコイル端末14aは、ボイスコイル14の巻き始めである該ボイスコイル14の内周面の位置から延出しており、ボイスコイル14から右側へ延出するコイル端末14bは、ボイスコイル14の巻き終わりである該ボイスコイル14の外周面の位置から延出している。
また、これら各コイル端末14a、14bの所定経路は、その基端部からランド部18aへの導通固定部までの間に、ダイヤフラム支持面20bと環状部20Aの上面との高さ分だけ(すなわち3mm程度)徐々に下降する経路となっており、これら各所定経路の途中部分に形成される各コイル端末14a、14bの屈曲部14a1、14b1は、環状部20Aの上面から2mm程度上方に位置している。
これら各コイル端末14a、14bの各端子部材18のランド部18aに対する導通固定は熱圧着により行われている。そして、これら各コイル端末14a、14bは、その各ランド部18aへの熱圧着部の近傍部位においてオーバコート用樹脂22により被覆されている。なお、フレーム20の環状部20Aにおける各端子部材18のランド部18aの下方部位には、上記熱圧着の際に用いられるピン状の熱圧着治具を挿入するための治具挿入孔20fが形成されている。また、このフレーム20の環状部20Aにおける各端子部材18のランド部18aの隣接部位には、オーバコート用樹脂22の一部を流入させるための溝部20kが、該ランド部18aの端面に沿って延びるように形成されており、これによりオーバコート用樹脂22が所定以上の範囲に拡散してしまうのを規制するようになっている。
ダイヤフラム12は、合成樹脂製フィルムに熱プレス成形を施すことにより形成されている。このダイヤフラム12の外周縁部には、円環状の外周縁平面部12aが形成されており、この外周縁平面部12aの内周側には、該外周縁平面部12aと所定間隔をおいて円環状の中間平面部12bが形成されている。そして、このダイヤフラム12における中間平面部12bの内周側の部分は、上方へ向けて球面状に膨出するように形成されており、また、外周縁平面部12aと中間平面部12bとの間の部分は、上方へ向けて円環面状に膨出するように形成されている。
そして、このダイヤフラム12は、その外周縁平面部12aにおいてフレーム20の外周フランジ部20Bのダイヤフラム支持面20bに接着されるとともに、その中間平面部12bにおいてボイスコイル14の上端に接着されている。また、フレーム20の外周フランジ部20Bの各切欠き部20eには、該切欠き部20eとダイヤフラム12の外周縁平面部12aとの間の空間を閉塞するための接着剤24が充填されている。
フレーム20の環状部20Aには、各コイル端末14a、14bを上記所定経路に沿って案内するための2種類の案内部が設けられている。
すなわち、第1の案内部として、フレーム20の環状部20Aの上面に、1対の案内用マーキング20g、20hが、各コイル端末14a、14bの所定経路に沿って形成されている。
これら各案内用マーキング20g、20hは、各コイル端末14a、14bの所定経路に沿って帯状に延びる帯状マーキングで構成されている。その際、これら各案内用マーキング20g、20hは、環状部20Aの上面に形成された帯状溝部として構成されており、その幅は、各コイル端末14a、14bの理想的な経路を中心にして0.3mm程度の値に設定されており、その深さは、0.05mm程度の値に設定されている。
また、第2の案内部として、フレーム20の環状部20Aの上面に、1対の案内用突起部20i、20jが、各コイル端末14a、14bの所定経路における途中部分の近傍において、該途中部分の高さ位置まで上方へ向けて突出するようにして形成されている。
その際、これら各案内用突起部20i、20jは、各コイル端末14a、14bの屈曲部14a1、14b1の近傍において、該屈曲部14a1、14b1の理想的な高さと同じ高さとなるよう、環状部20Aの上面に対して2mm程度突出しており、その上端部は平面状に形成されている。これら各案内用突起部20i、20jは、外周フランジ部20Bの内周面からその中心へ向けてリブ状に突出しており、平面視において半長円形の外形形状を有している。
磁気回路ユニット16は、鋼製のベース28と、マグネット30と、鋼製のヨーク32とからなっている。
ベース28は、背の低い有底円筒状に形成されており、その上端外周部には環状段差部が形成されている。また、マグネット30およびヨーク32は、いずれもディスク状に形成されており、ベース28の底面にこの順で互いに同心となるように載置されるとともに順次接着されている。そしてこれにより、ヨーク32の外周面とベース28の内周面との間に、ボイスコイル14の下端部を収容する円筒状磁気間隙を全周同一幅で形成するようになっている。
磁気回路ユニット18のフレーム20への装着は、ベース28の環状段差部をフレーム20の円形開口部20aに下方から嵌合させた状態で、ベース28の外周面とフレーム20の環状底面部20Aの下面との環状コーナ部に接着剤34を供給することにより行われている。
図3は、本実施形態に係る電気音響変換器10の製造工程において、ボイスコイル14から延出する1対のコイル端末14a、14bを、フレーム20の環状部20Aの上面近傍において上記所定経路に沿って引き回す際の様子を示す平面図である。また、図4は、図3のIV-IV 線断面図である。
これら各コイル端末14a、14bの引回しは、作業者がルーペ等を用いて目視観察しながら手作業で行われるようになっている。
まず、フレーム保持治具102にフレーム20をセットするとともに、このフレーム保持治具102に、ボイスコイル14が巻回されたボイスコイル保持治具104をセットする。このとき、各コイル端末14a、14bは、図3において2点鎖線で示すように、その基端部から先端部までボイスコイル14から略直線状に延びた状態にある。
次に、1対のクセ付けピン106を、ボイスコイル保持治具104の左右両側近傍において、フレーム20の上方からその環状部20Aの上面まで下降させた後、各コイル端末14a、14bを、これら各クセ付けピン106に巻き掛けてクセ付けし、その屈曲部14a1、14b1から図3において実線で示す方向へ直線状に延びるように引き回す。
その際、これら各コイル端末14a、14bは、その引回し前は、フレーム20の外周フランジ部20Bの上端面よりも上方側に位置しているが、その引回し後は、外周フランジ部20Bの各切欠き部20eにおいて環状部20Aの上面に近接した状態となる。そして、この引回し工程の後工程において、各コイル端末14a、14bの各ランド部18aに対する熱圧着を行うようになっている。
この引回し工程において、各コイル端末14a、14bの引回しが所定経路どおりに行われているか否かの判定を、水平面内の方向に関しては各案内用マーキング20g、20hを目安にして行うとともに、上下方向に関しては各案内用突起部20i、20jを目安にして行う。
その際、水平面内の方向に関する各コイル端末14a、14bの引回しの良否判定は、平面視において、各コイル端末14a、14bが各案内用マーキング20g、20hの範囲内(図3において網線で示す範囲内)で引き回されているか否かにより行う。
図5は、右側のコイル端末14bの引回しの良否判定例を示す、図3のV部詳細図である。
同図において実線で示すように、コイル端末14bの引回しが理想的に行われている場合には、このコイル端末14bは、案内用マーキング20hの中心位置を通るように引き回されるが、ボイスコイル14自体の形状のバラツキやそのセッティング位置のバラツキ等があると、同図において破線や2点鎖線で示すように、このコイル端末14bは、その基端部から屈曲部14b1までの間の経路が変化する。そして、その変化量が極端に大きくなると、同図において2点鎖線で示すように、コイル端末14bの経路が案内用マーキング20hから外れてしまうこととなる。
このようにコイル端末14bの経路が案内用マーキング20hから外れてしまった場合には、このコイル端末14bはボイスコイル14から接線方向あるいはこれに近い方向に延出するものとはならず、その基端部に折れ曲がりが生じてしまうので、この基端部に応力集中が生じやすくなる。そこで、このようにコイル端末14bの引回しが案内用マーキング20hから外れた状態で行われてしまった場合には、不良品と判定して電気音響変換器10の組付けに用いないようにする。
左側のコイル端末14aの引回しの良否判定についても、右側のコイル端末14bの場合と同様にして行う。
以上詳述したように、本実施形態に係る電気音響変換器10は、小型の動電型スピーカとして構成されており、そのボイスコイル14から延出する1対のコイル端末14a、14bは、フレーム20の環状部20Aの上面近傍において所定経路に沿って引き回されているが、このフレーム20の環状部20Aには、各コイル端末14a、14bを所定経路に沿って案内するための2種類の案内部20g、20hおよび20i、20jが設けられているので、これら各案内部20g、20hおよび20i、20jを目安にして各コイル端末14a、14bを引き回すことができる。また、この引回しが所定経路に沿って行われているか否かの判定を目視によって行う際、その良否判定を各案内部20g、20hおよび20i、20jの存在により、ある程度客観的に行うことができる。
したがって本実施形態によれば、動電型の電気音響変換器10において、これを製造する際の作業性を損なうことなく、その製造工程において各コイル端末14a、14bが所定経路に沿って引き回されているか否かの良否判定を容易に行うことができる。そしてこれにより、電気音響変換器10の不良品の発生を、その製造工程における早い段階で未然に防止することができる。
その際、本実施形態においては、2種類の案内部のうち第1の案内部が、各コイル端末14a、14bの所定経路に沿ってフレーム20の環状部20Aの上面に形成された案内用マーキング20g、20hとして構成されているので、これら各案内用マーキング20g、20hを目安にして各コイル端末14a、14bを引き回すことが容易に可能となり、また、各コイル端末14a、14bの引回しが所定経路に沿って行われているか否かの良否判定についても容易にこれを行うことができる。
しかも本実施形態においては、これら各案内用マーキング20g、20hが、各コイル端末14a、14bの所定経路に沿って帯状に延びる帯状マーキングとして構成されているので、これら各案内用マーキング20g、20hを、各コイル端末14a、14bの引回し許容範囲を分かりやすく示す指標として用いることができる。そしてこれにより、各コイル端末14a、14bの引回しが所定経路に沿って行われているか否かの良否判定を一層容易に行うことができる。
さらに、これら各案内用マーキング20g、20hは、各コイル端末14a、14bの基端部から屈曲部14a1、14b1までの部分だけでなく、これら各屈曲部14a1、14b1から各端子部材18のランド部18aに隣接する位置までの部分にも形成されているので、各コイル端末14a、14bが各ランド部18aにおける熱圧着予定位置を通るようにして引き回されているか否かの判定についても容易に行うことができ、これにより熱圧着工程における各コイル端末14a、14bの引回しに起因する不良発生を未然に防止することができる。
また本実施形態においては、2種類の案内部のうち第2の案内部が、各コイル端末14a、14bの所定経路における途中部分の近傍において、フレーム20の環状部20Aの上面から該途中部分の高さ位置まで上方へ向けて突出する案内用突起部20i、20jとして構成されているので、これら各案内用突起部20i、20jの先端位置を目安にして各コイル端末14a、14bを引き回すことができ、また、各コイル端末14a、14bの引回しが高さ方向に関して所定経路に沿って行われているか否かの良否判定についても容易にこれを行うことができる。そしてこれにより、1対のコイル端末14a、14bに対してクセ付けを行った1対のクセ付けピン106を抜く際に、各コイル端末14a、14bの高さ方向の位置が変化してしまうようなことがあっても、各コイル端末14a、14bの引回しが所定経路に沿って行われているか否かの良否判定を容易に行うことができる。
その際、本実施形態においては、各コイル端末14a、14bが、その所定経路における途中部分に屈曲部14a1、14b1を有していることに鑑み、これら各屈曲部14a1、14b1の近傍に各案内用突起部20i、20jが形成されているので、これら各案内用突起部20i、20jの先端位置と各コイル端末14a、14bの屈曲部14a1、14b1との高さ位置とを比較することにより、各コイル端末14a、14bの引回しが所定経路に沿って行われているか否かの良否判定を一層容易に行うことができる。
なお、上記実施形態においては、各案内用マーキング20g、20hが、各コイル端末14a、14bの所定経路に沿って帯状に延びる帯状マーキングで構成され、そして、これら各帯状マーキングが帯状溝部で構成されているものとして説明したが、これら各帯状マーキングを帯状凸部で構成した場合においても上記実施形態と略同様の作用効果を得ることが可能である。また、これら帯状マーキングを環状部20Aの上面に印刷等を施すことにより形成することも可能である。さらに、これら各案内用マーキング20g、20hを、帯状マーキングで構成する代わりに、各コイル端末14a、14bの所定経路に沿って散点的に形成された複数の凹部(あるいは凸部)で構成することも可能であり、このような構成を採用した場合においても上記実施形態と略同様の作用効果を得ることが可能である。
また、上記実施形態においては、各案内用突起部20i、20jが、外周フランジ部20Bの内周面からその中心へ向けてリブ状に突出しており、平面視において半長円形の外形形状を有しているものとして説明したが、これ以外の外形形状を有するものとすることももちろん可能であり、また、リブ状に形成された構成とする代わりに、環状部20Aの上面からピン状あるいはボス状に突出するように形成された構成とすることも可能である。
さらに、上記実施形態のように、各コイル端末14a、14bを上記所定経路に沿って案内するための案内部として2種類の案内部(すなわち1対の案内用マーキング20g、20hおよび1対の案内用突起部20i、20j)が設けられているものとして説明したが、これら2種類の案内部のうちの一方のみが設けられた構成とすることも可能である。
また、上記実施形態においては、ボイスコイル14の巻回形状が平面視において円形形状を有しているものとして説明したが、これ以外の巻回形状(例えば楕円形状や長円形状等)を有している場合においても、上記実施形態と同様の構成を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
さらに、上記実施形態においては、電気音響変換器10がスピーカであるものとして説明したが、レシーバ等のようなスピーカ以外の電気音響変換器である場合においても、上記実施形態と同様の構成を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
なお、上記実施形態において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
本願発明の一実施形態に係る電気音響変換器を示す平面図 図1のII-II 線断面図 上記電気音響変換器の製造工程を示す平面図 図3のIV-IV 線断面図 上記電気音響変換器の製造工程において、右側のコイル端末の引回しの良否判定例を示す、図3のV部詳細図
符号の説明
10 電気音響変換器
12 ダイヤフラム
12a 外周縁平面部
12b 中間平面部
14 ボイスコイル
14a、14b コイル端末
14a1、14b1 屈曲部
16 磁気回路ユニット
18 端子部材
18a ランド部
18b 外部端子接続部
20 フレーム
20A 環状部
20B 外周フランジ部
20a 円形開口部
20b ダイヤフラム支持面
20c 円形孔
20d 平面部
20e 切欠き部
20f 治具挿入孔
20g、20h 案内用マーキング
20i、20j 案内用突起部
20k 溝部
22 オーバコート用樹脂
24、34 接着剤
28 ベース
30 マグネット
32 ヨーク
102 フレーム保持治具
104 ボイスコイル保持治具
106 クセ付けピン

Claims (5)

  1. ダイアフラムと、このダイアフラムの下面に固定されたボイスコイルと、このボイスコイルの下端部を収容する磁気間隙が形成された磁気回路ユニットと、内周部において上記磁気回路ユニットを固定支持するとともに外周部において上記ダイヤフラムを固定支持するフレームと、このフレームに取り付けられた1対の端子部材と、を備えてなる電気音響変換器において、
    上記ボイスコイルから延出する1対のコイル端末が、上記フレームにおける上記内周部と上記外周部との間の環状部の上面近傍において所定経路に沿って引き回された状態で、上記1対の端子部材に導通固定されており、
    上記フレームの環状部に、上記各コイル端末を上記所定経路に沿って案内するための、少なくとも1対の案内部が設けられている、ことを特徴とする電気音響変換器。
  2. 上記少なくとも1対の案内部として、上記各コイル端末の所定経路に沿って上記環状部の上面に形成された1対の案内用マーキングを備えている、ことを特徴とする請求項1記載の電気音響変換器。
  3. 上記各案内用マーキングが、上記各コイル端末の所定経路に沿って帯状に延びる帯状マーキングで構成されている、ことを特徴とする請求項2記載の電気音響変換器。
  4. 上記少なくとも1対の案内部として、上記各コイル端末の所定経路における途中部分の近傍において、上記環状部の上面から該途中部分の高さ位置まで上方へ向けて突出する1対の案内用突起部を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の電気音響変換器。
  5. 上記各コイル端末が、該コイル端末の引回し経路における途中部分に屈曲部を有しており、
    上記各案内用突起部が、上記各屈曲部の近傍に形成されている、ことを特徴とする請求項4記載の電気音響変換器。
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