JP2003348690A - スピーカ - Google Patents
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Abstract
の各端子部材への導通固定が熱圧着により行われている
場合であっても、各リード線が断線してしまうおそれを
最小限に抑える。 【解決手段】 スピーカ10は、リード線26を支持す
るための突起部40が端子部材22とボイスコイル24
の間に設けられているため、リード線26を突起部40
で支持することで、リード線26とフレーム20との間
に所定の隙間ができるため、リード線26がフレーム2
0に干渉することが防止でき、リード線26が断線する
ことや、干渉による異音を防止することができる。
Description
ミックスピーカに関するものであり、特に、そのボイス
コイルのコイル端末処理構造に関するものである。
ナミックスピーカが知られている。このダイナミックス
ピーカは、例えば特開平6−178390号公報に開示
されているように、一般に、下面にボイスコイルが固定
された振動板と、この振動板の外周縁部を下面側から支
持するフレームとを備えた構成となっている。また、ダ
イナミックスピーカにおいては、ボイスコイルから延出
する1対のリード線が、フレームの下面に取り付けられ
た1対の端子部材にハンダ付け等により導通固定されて
いる。
導通固定を熱圧着により行うようにすれば、この導通固
定をハンダ付けにより行う場合に比して、鉛フリーとす
ることができ、またハンダ盛りスペースが不要となるこ
とから導通固定用の所要スペースを小さくすることがで
き、さらに、導通固定の信頼性が高まることから導通不
良の発生率を大幅に低減することができる。
うに各リード線の各端子部材への導通固定を熱圧着によ
り行うようにした場合、次のような問題が生じてしま
う。
ばらつき要因によって、熱圧着後の各リード線とフレー
ム間の隙間にばらつきが生じる。そして、スピーカ鳴動
時、各リード線において導通固定部よりもボイスコイル
側に位置する一般部はボイスコイルと共に上下振動する
ので、それに相当する上記隙間が確保されていないとリ
ード線とフレームが干渉し断線の一因となる。また、断
線に至らないまでも上記干渉により異音が発生する。さ
らに、上記振動によって発生する繰り返し曲げ荷重によ
る応力集中によるリード線の断線は、リード線の該一般
部のボイスコイル側と導通固定部側の両端で生じるが、
導通固定部は熱圧着によって変形しており、よりこの部
分で断線が生じやすい。このため、接着剤等によって該
一般部を含むよう導通固定部をオーバーコートするが、
コイル側に必要以上にオーバーコート材が流れ込むとリ
ード線の該一般部が短くなり、上記振動時にリード線が
断線しやすくなる、という問題が生じてしまう。
れたものであって、ダイナミックスピーカにおいて、各
リード線とフレーム間に一定の隙間を確保し、振動板の
振動に伴うリード線の振動時にリード線とフレームが干
渉することを防止することで、各リード線が断線してし
まうおそれを最小限に抑えると共に、干渉によって生じ
る異音を防止でき、容易に導通固定部のオーバーコート
範囲を限定できるスピーカを提供することを目的とする
ものである。
を支える突起部を設けることにより、各リード線とフレ
ーム間に所望の隙間を確保するとともにオーバーコート
範囲を限定し、上記目的達成を図るようにしたものであ
る。
振動板と、この振動板の下面に固定されたボイスコイル
と、上記振動板の外周縁部を下面側から支持するフレー
ムと、このフレームに取り付けられ、上記ボイスコイル
から延出する1対のリード線が導通固定された1対の端
子部材と、を備えてなるスピーカにおいて、 上記リー
ド線を支持するための突起部が上記端子部材と上記ボイ
スコイルの間に設けられている、ことを特徴とするもの
である。
る、ことを特徴とするものである。
への導通固定が、熱圧着により行われている、ことを特
徴とするものである。
記突起部に、少なくとも該導通固定部における上記ボイ
スコイル側の端部及び上記突起部を覆うオーバーコート
が施されている、ことを特徴とするものである。
等の方向性を示す用語は、スピーカを構成する各部材相
互間の位置関係を明確にするために便宜上用いたもので
あり、これによってスピーカを実際に使用する際の方向
性等が限定されるものではない。
は、ダイナミックスピーカの構成要素として使用可能な
ものであれば、その具体的構成は特に限定されるもので
はない。
部がプレート状に形成されるとともにフレームの表面に
沿って配置された導電性部材であれば、その材質、形状
等の具体的構成は特に限定されるものではない。また、
これら各「端子部材」は、フレームと一体的に形成され
たものであってもよいし、フレームに接着やネジ止め等
により固定されたものであってもよい。
る態様で固定することを意味するものである。
ることにより行われる接合を意味するものである。この
熱圧着の際の加熱方法は、各リード線の芯線が上記押圧
力により各導通固定供用部と接触する程度に各リード線
の絶縁被覆を溶融させることができるものであれば、特
定の方法に限定されるものではなく、例えば、両リード
線間に通電することにより加熱する方法、各リード線を
挟む熱圧着用治具と各端子部材等との間に通電して加熱
する方法、あるいは、予め加熱された熱圧着用治具を各
リード線に押し当てる方法等が採用可能である。
バーコート剤は、特に限定されるものではなく、例え
ば、弾性接着剤、ゲル状接着剤等が採用可能である。
係るスピーカは、リード線を支持するための突起部が端
子部材とボイスコイルの間に設けられているため、突起
部でリード線を支持することにより、リード線とフレー
ムとの間に所望の隙間ができるため、リード線がフレー
ムに干渉することが防止でき、リード線が断線すること
や、干渉による異音を防止することが可能となる。
により形成されているため、突起部によるリード線の断
線も防止することが可能となる。
定を、熱圧着により行っているもののについて、当該技
術を適応することにより、熱圧着により断線しやすくな
った各リード線の導通固定部への応力集中を阻止でき、
リード線が断線することを防止できる。
動によって発生する繰り返し曲げ荷重による応力集中が
熱圧着によるリード線変形部に生じるのを防ぐため、接
着剤等によって該一般部を含むよう導通固定部をオーバ
ーコートする場合、上記突起部が存在するためオーバー
コート材がボイスコイル側に必要以上に流れ込むことが
阻止でき、オーバーコートの塗布範囲を限定することが
可能となり製品毎のバラツキを防止することができる。
より導通固定部全体を覆うようにすれば、この導通固定
部に人の指等が不用意に触れてしまうのを未然に防止す
ることができ、また、オーバーコートを熱圧着により露
出した芯線の絶縁被覆として利用することもできる。
実施の形態について説明する。
ーカ10を上向きに配置した状態で示す側断面図であ
り、図2、3および4は、その平面図、底面図および分
解側断面図である。なお、本実施形態においては、便宜
上、図1において右方向をスピーカ10の「前方」、左
方向をその「後方」、カバー16側を「上側」、磁気回
路ユニット18側を「下側」として説明する。
るスピーカ10は、小型(外径17mm程度)のダイナ
ミックスピーカであって、例えば携帯電話等に搭載され
た状態で使用されるようになっている。
12に、その上面側から振動板14およびカバー16が
装着されるとともに、その下面側から磁気回路ユニット
18が装着されてなっている。
14が装着された状態(カバー16および磁気回路ユニ
ット18は装着されていない状態)を示す平面図であ
り、図6は、これらフレームサブアッシ12および振動
板14を分離して示す平面図である。また、図7は、図
5のVII-VII 線断面詳細図である。
アッシ12は、フレーム20と、1対の端子部材22
と、ボイスコイル24とからなっている。
材料からなる射出成形品であって、その中央部には、ボ
イスコイル24よりもやや大径の円形開口部20aが形
成されている。このフレーム20は、円形開口部20a
の周囲に位置する環状底面部20Aと、この環状底面部
20Aの外周縁から上方へ延びる周壁面部20Bとを備
えてなっている。そして、このフレーム20における周
壁面部20Bの内周側には、環状底面部20Aよりも一
段高い環状段上がり部20Cが形成されており、また、
周壁面部20Bの左後部および右後部には、1対の端子
埋設部20Dが角張って張り出すように形成されてい
る。
方向に所定間隔をおいて12個の円形孔20bが形成さ
れている。フレーム20の周壁面部20Bには、その前
端部に切欠き部20cが形成されており、また、その後
端部近傍における1対の端子埋設部20Dの左右方向内
側の部分に1対のガイド溝部20d(これについては後
述する)が形成されている。切欠き部20cは環状段上
がり部20Cの上面と面一で切り欠かれているが、各ガ
イド溝部20dは環状底面部20Aの上面と面一で切り
欠かれている。そして、環状段上がり部20Cにおける
各ガイド溝部20dの近傍部位も環状底面部20Aの上
面と面一で切り欠かれている。
22の近傍上面にポリアミド系の合成樹脂材料からな
り、フレーム20と一体的に成形されており、各端子部
材22に対応すべく2ヶ所に設けられている。突起部4
0は、フレーム20の上面より約0.1mmほど突出し
た、長さ0.2mm、幅2mmほどのリード線26より
表面硬度の低い軟らかい凸状の部材である。この突起部
40上にリード線26を配置することにより、リード線
26とフレーム20との間に0.1mm以上の間隔がで
きるため、リード線26がフレーム20に干渉しなくな
る。
プレスおよび曲げ加工品として構成されており、インサ
ート成形によりフレーム20と一体的に形成されてい
る。これら各端子部材22は、フレーム20の各端子埋
設部20Dにおいて該フレーム20に部分的に埋設され
ており、該端子埋設部20Dの後端面から後方へ向けて
延出する板バネ部22Aと、該端子埋設部20Dから周
壁面部20Bの内周側へ環状底面部20Aの上面に沿っ
て延びるランド部22B(導通固定供用部)とを備えて
なっている。
状に折り曲げられており、フレーム20の環状底面部2
0Aの下方近傍において斜め下方前方へ延びている。こ
れら各板バネ部22Aは、その先端部が少し上向きに折
り曲げられており、その先端部近傍には下方へ円錐状に
突出する突起部22aが形成されている。なお、各板バ
ネ部22Aは、当初は後方へ直線状に延びるように形成
された状態にあるが、フレームサブアッシ12に振動板
14、カバー16および磁気回路ユニット18が装着さ
れ、さらに磁気回路ユニット18に着磁処理が施された
後に、下方へ向けて略U字状に折り曲げられるようにな
っている。
部20Aの上面と面一となるように配置されている。ま
た、これら各ランド部22Bは、その後端部が、各ガイ
ド溝部20dを介して周壁面部20Bの外周側へ延長形
成されており、端子埋設部20Dの後端面近傍まで延び
ている。なお、このように各ランド部22Bの後端部を
周壁面部20Bの外周側へ延長形成することは必ずしも
必要ではない。
20の環状段上がり部20Cの上面と面一となるように
して円形開口部20a内に配置されている。そして、こ
のボイスコイル24の上端部から略後方へ延出する1対
のリード線26が、その先端部近傍において上記1対の
端子部材22のランド部22Bに熱圧着(これについて
は後述する)により導通固定されている。
は、ボイスコイル24の上端よりも下方に位置している
ので、各リード線26は後方へ向けて斜め下方へ延びて
いる。このとき、各端子部材22の各ランド部22Bの
上面は、ボイスコイル24の上端に対して0.4〜0.
5mm程度下方に位置している。
一旦その左右両側へ張り出してから後方へ向きを変えて
延びるようにクセ付けされている。そしてこれにより、
ボイスコイル24が上下振動したときの余長を各リード
線26に確保するとともに、各リード線26の経路を確
定しやすくなるようにしている。
の凹凸を有するダイヤフラム状の部材であって、ポリエ
ーテルイミド(PEI)製の合成樹脂フィルムに熱プレ
ス成形を施すことにより形成されている。この振動板1
4の外周縁平坦部14a(外周縁部)と中央寄りの中間
平坦部14bとは、同一水平面上に位置する環状平面と
して形成されている。そして、この振動板14は、その
外周縁平坦部14aにおいてフレーム20の環状段上が
り部20Cの上面に接着固定されるとともに、その中間
平坦部14bにおいてボイスコイル24の上端に接着固
定されている。
がり部20Cの上面および振動板14の中間平坦部14
bの下面に各々接着剤を塗布した状態で、振動板14を
フレーム20に載置し、各接着面に上方から可視光を照
射して接着剤を硬化させることにより行われるようにな
っている。
プレス成形品であって、複数の放音孔16aが所定配置
で形成された円形頂面部16Aと、この円形頂面部16
Aの外周縁から下方へ延びる背の低い円筒部16Bと、
この円筒部16Bの下端部から径方向外方へ延びる環状
フランジ部16Cとからなっている。そして、このカバ
ー16は、その環状フランジ部16Cにおいて、振動板
14の外周縁平坦部14aおよびフレーム20の環状段
上がり部20Cの上面に接着固定されている。
8と、マグネット30と、鋼製のヨーク32とからなっ
ている。
り、その上端外周部には環状段差部28aが形成されて
いる。また、マグネット30およびヨーク32は、いず
れもディスク状に形成されており、ベース28の底面に
この順で互いに同心となるように載置されるとともに順
次接着固定されている。そしてこれにより、ヨーク32
の外周面とベース28の内周面との間に、ボイスコイル
24の下端部を収容する円筒状磁気間隙を全周同一幅で
形成するようになっている。
装着は、ベース28の環状段差部28aをフレーム20
の円形開口部20aに下方から嵌合させた状態で、ベー
ス28の外周面とフレーム20の環状底面部20Aの下
面との環状コーナ部に接着剤34を塗布することにより
行われるようになっている。
れた12個の円形孔20bのうち2個の円形孔20b
は、各端子部材22のランド部22Bの下方に位置して
おり、その上端が閉塞されている。そして、残り10個
の円形孔20bは、環状底面部20Aを上下方向に貫通
するように形成されており、振動板14が振動する際に
振動板14、フレーム20および磁気回路ユニット18
で形成される空間に生じる圧力を逃がす孔として機能す
るようになっている。各ランド部22Bの下方に位置す
る円形孔20bは、フレーム20を射出成形する際、各
端子部材22をインサートとして金型内の所定位置に位
置決め保持するために該金型内に配置されるインサート
保持部材により形成されるようになっている。
には、その上面部に切欠き部20eが形成されるととも
に、その下面部に円形孔20fが形成されているが、こ
れら切欠き部20eおよび円形孔20fも、インサート
保持部材により形成されるようになっている。
ド部22Bへの導通固定は、熱圧着により行われるよう
になっており、この熱圧着により形成された各リード線
26の熱圧着部26a(導通固定部)にはオーバーコー
ト36が施されている。またこのオーバーコート36は
各突起部40上の各リード線26を保護するように施さ
れている。
あり、図8(a)は、図6のVIII部詳細図において
上記オーバーコート36が施される前に行われる熱圧着
の様子を示す図である。また、図9は、図8(a)のI
X-IX 線断面詳細図である。
を取り上げて説明すると、以下のとおりである。
うに、まず、各円形孔20bの下方から金属ピンからな
る受け治具4を挿入して、その上端面をランド部22B
の熱圧着予定位置の裏面に当接させる。そして、リード
線26(最終的に切断される前はやや長く延びた状態に
ある)をフレーム20のガイド溝部20dに挿通させ、
リード線26が熱圧着予定位置を通るように配置する。
その後、熱圧着予定位置の上方に配置された金属ピンか
らなる熱圧着用治具2を下降させ、この熱圧着用治具2
によりリード線26をランド部22Bに所定押圧力で押
し当てるとともに、熱圧着用治具2および受け治具4間
に瞬間的に(20〜30msec程度)通電する。そし
て、このとき発生するジュール熱でリード線26の絶縁
被覆を600℃以上に加熱して溶融させ、その芯線をラ
ンド部22Bに接触させるようにした状態で、リード線
26をランド部22Bに固定する。
26における熱圧着部26aよりも先端側の余長部分は
カットされるようになっている。
6の熱圧着部26aは、各リード線26の一般部に比し
てやや偏平に変形しており、該熱圧着部26aおよびそ
の近傍部位は、芯線の劣化や引張強度の低下が生じた状
態となっている。そして、スピーカ鳴動時、各リード線
26における熱圧着部26aよりもボイスコイル24側
の一般部26bはボイスコイル24と共に上下振動する
ので、該一般部26bと熱圧着部26aとの接続部分2
6cには繰り返し曲げ荷重による応力集中が発生し、該
接続部分26cにおいてリード線26が断線しやすくな
る。
26における接続部分26cおよびその周辺に上記オー
バーコート36を施すことにより、応力集中の発生を未
然に防止するようになっている。このオーバーコート3
6は、接続部分26cに接着剤を点着し、これを紫外線
照射により硬化させることにより行われるようになって
いる。この際、突起部40及び突起部40上のリード線
26にもオーバーコート36を施すが、突起部40が存
在するためオーバーコート材が突起部40を超えてボイ
スコイル24側に必要以上に流れ込むことも防止でき
る。これは突起部40がオーバーコート材を堰き止める
役目をするからである。なお、突起部40によりオーバ
ーコート36を堰き止める際には、オーバーコート材の
粘性によりオーバーコート材の量を適宜調整し、最適な
量を設定するとよい。さらに、オーバーコート材の粘性
や量により、突起部40の長さや高さも調整して設定す
るとよい。
0dは、フレームサブアッシ12に振動板14およびカ
バー16が装着された後に、各ランド部22Bから各ガ
イド溝部20dを介して周壁面部20Bの後方側へ延長
形成されたプレート部分にオーバーコート38を施すこ
とにより、閉塞されるようになっている。
ピーカ10は、リード線26を支持するための突起部4
0が端子部材22とボイスコイル24の間に設けられて
いるため、リード線26を突起部40で支持すること
で、リード線26とフレーム20との間に所定の隙間が
できるため、リード線26がフレーム20に干渉するこ
とが防止でき、リード線26が断線することや、干渉に
よる異音を防止することができる。
硬度の低い軟らかな樹脂により形成されているため、突
起部40によるリード線26の断線も防止することがで
きる。
び突起部40に、少なくとも熱圧着部26aにおけるボ
イスコイル24側の端部及び突起部40を覆うオーバー
コート36を施すようにすれば、ボイスコイル24から
各リード線26の熱圧着部26aへの振動伝達を阻止す
ることができるので、各リード線26における熱圧着部
26aとそのボイスコイル24側の一般部との接続部分
26cに応力集中が生じないようにすることができ、こ
の応力集中に起因する各リード線26の断線の発生を未
然に防止することができる。また、突起部40上でも各
リード線26がオーバーコートされているので、突起部
40と各リード線26が擦れる合い断線する可能性もな
くなるため、各リード線26の断線の発生を未然に防止
することができる。また、突起部40が存在するためオ
ーバーコート材がボイスコイル24側に必要以上に流れ
込むことが阻止でき、オーバーコート36の塗布範囲を
限定することが可能となり製品毎のバラツキを防止する
ことができる。
に配置した状態で示す側断面図
振動板が装着された状態を示す平面図
て示す平面図
示す図(a)およびオーバーコートが施された状態を示
す図(b)
Claims (4)
- 【請求項1】 振動板と、この振動板の下面に固定され
たボイスコイルと、上記振動板の外周縁部を下面側から
支持するフレームと、このフレームに取り付けられ、上
記ボイスコイルから延出する1対のリード線が導通固定
された1対の端子部材と、を備えてなるスピーカにおい
て、 上記リード線を支持するための突起部が上記端子部材と
上記ボイスコイルの間に設けられている、ことを特徴と
するスピーカ。 - 【請求項2】 上記突起部は、樹脂により形成されるこ
とを特徴とする請求項1記載のスピーカ。 - 【請求項3】 上記各リード線は上記各端子部材への導
通固定が、熱圧着により行われている、ことを特徴とす
る請求項1または2記載のスピーカ。 - 【請求項4】 上記各リード線の導通固定部及び上記突
起部に、少なくとも該導通固定部における上記ボイスコ
イル側の端部及び上記突起部を覆うオーバーコートが施
されている、ことを特徴とする請求項1〜3請求項の何
れかに記載のスピーカ。
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JP2010087623A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Sony Corp | ドライブユニット製造方法及びドライブユニット |
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2002
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US10932025B2 (en) | 2007-07-31 | 2021-02-23 | Pioneer Corporation | Speaker device |
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