JP2007233920A - 釣銭補充管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者の負担を軽減することができるとともに棒金硬貨の補充に関する一連の作業にかかる時間を低減することができる釣銭補充管理システムを提供する。
【解決手段】釣銭補充管理システムは、棒金収納庫1と、貨幣処理機3と、制御手段5とを備えている。制御手段5のユーザ指示部50a,50bにおいて操作者によって第1の指示が送られてから第2の指示が送られるまでの期間に棒金ドロア11,12,13に新たに収納された棒金硬貨の金種および本数を算出する。第2の指示が送られたときに貨幣収納部(硬貨収納部106または紙幣収納部206)に収納されている貨幣のうち前述の新たに収納された棒金硬貨と等価の貨幣を貨幣放出部(硬貨取出口116または紙幣取出口216)より放出させるよう指令部52が指令を与える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数金種の棒金硬貨(同一金種の硬貨を一定枚数だけ棒状にまとめて包装したもの)を収納可能な棒金収納庫と、硬貨や紙幣等の貨幣の処理を行うための貨幣処理機とを備えた釣銭補充管理システムに関し、とりわけ、棒金収納庫に収納された棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨を釣銭用として硬貨釣銭機に補充する際の管理を行うための釣銭補充管理システムに関する。
上記のような釣銭補充管理システムとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載されたシステムは、硬貨釣銭機や紙幣釣銭機を含むPOSレジスタと、このPOSレジスタに通信接続された包装硬貨処理装置とを備えている。このシステムにおいては、必要に応じて包装硬貨処理装置から棒金硬貨(包装硬貨)を投出し、この棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨を釣銭用としてPOSレジスタの硬貨釣銭機に補充するようにしている。
特開2003−263682号公報
特許文献1に示すような従来の釣銭補充管理システムにおいては、硬貨釣銭機内の特定金種の硬貨がニアエンプティ状態(ほとんどない状態)となったときには、包装硬貨処理装置からその特定金種の棒金硬貨を取り出して、この棒金硬貨の包装を解いてバラ硬貨とし、硬貨釣銭機に当該バラ硬貨を補充する。
而して、このようなバラ硬貨の補充を繰り返すと、包装硬貨処理装置内の特定金種の棒金硬貨がニアエンプティ状態となり、棒金硬貨の補充が必要となる。一般的に、棒金硬貨は店舗の出納室等で管理されており、この出納室から棒金硬貨を調達することとなる。この際に、現金の管理上、出納室から持ち出される棒金硬貨と等価(同じ金額)の貨幣を出納室に納める必要がある。
このため、出納室から棒金硬貨を持ち出し、釣銭補充管理システムの包装硬貨処理装置にこの棒金硬貨を補充した際には、この補充した棒金硬貨と等価の紙幣や硬貨を紙幣釣銭機または硬貨釣銭機から取り出し、この取り出された紙幣を出納室に納めなければならなかった。この作業は、レジ係員等にとって大きな負担となっている。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、操作者の負担を軽減することができるとともに棒金硬貨の補充に関する一連の作業にかかる時間を低減することができる釣銭補充管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、複数金種の棒金硬貨を収納可能な棒金収納庫であって、収納庫本体、前記収納庫本体に対して引き出し自在に設けられ特定金種の棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納可能な複数の棒金収納部が設けられた棒金ドロア、および前記棒金ドロアの各棒金収納部ごとに棒金硬貨の有無を検出する棒金有無検出部を有する棒金収納庫と、この棒金収納庫の近傍に配設された貨幣処理機であって、外部から貨幣を受け入れる貨幣受入部、前記貨幣受入部により受け入れられた貨幣を金種別に収納する貨幣収納部、および前記貨幣収納部に収納されている貨幣を外部に放出するための貨幣放出部を有する貨幣処理機と、前記貨幣処理機の貨幣収納部に収納されている貨幣を前記貨幣放出部より自動的に放出させるように制御する制御手段であって、操作者が指示を与えるためのユーザ指示部および前記貨幣処理機に指令を与える指令部を有し、前記ユーザ指示部において操作者によって第1の指示が送られてから第2の指示が送られるまでの期間に前記棒金収納庫の棒金ドロアに新たに収納された棒金硬貨の金種および本数を前記棒金有無検出部の検出結果に基づいて算出し、第2の指示が送られたときに前記貨幣収納部に収納されている貨幣のうち前記棒金ドロアに新たに収納された棒金硬貨と等価の貨幣を前記貨幣放出部より放出させるよう前記指令部が指令を与えるような制御手段と、を備えたことを特徴とする釣銭補充管理システムである。
このような釣銭補充管理システムによれば、棒金収納庫において特定金種の棒金硬貨を補充する際に、操作者は単にユーザ指示部に第1の指示を与え、その後棒金硬貨を棒金ドロアに補充し、そして第2の指示を与えることにより、補充した棒金硬貨と等価の貨幣が貨幣処理機から放出されることとなる。このことにより、操作者は補充した棒金硬貨と等価の貨幣を貨幣処理機から手動で取り出すという手間を省くことができるようになり、操作者の負担を軽減することができるとともに一連の補充作業にかかる時間を低減することができる。また、制御手段には棒金収納庫の棒金有無検出部により検出された棒金硬貨の金種および有無に関する情報が送られ、この情報に基づいて当該制御手段が貨幣処理機に直接指令を与えているので、外部にPOSレジスタ等を設置する必要がなくなり、システム全体をよりコンパクトなものとすることができるようになる。
本発明の釣銭補充管理システムにおいては、前記制御手段のユーザ指示部は前記貨幣処理機に設けられていることが好ましい。このことにより、操作者の操作性を向上させることができる。
本発明の釣銭補充管理システムにおいては、前記制御手段は、前記ユーザ指示部において操作者によって第1の指示が送られてから第2の指示が送られるまでの期間のみにおいて前記棒金ドロアを前記収納庫本体から引き出すことができるよう前記棒金収納庫の制御を行うことが好ましい。このことにより、操作者による棒金ドロアの引き出し/押込みが規制されるようになり、操作者が例えば第1の指示を送る前に棒金ドロアに棒金硬貨を収納してしまうといった誤操作を防止することができるようになる。
本発明の釣銭補充管理システムにおいては、前記貨幣処理機は、前記貨幣のうち硬貨の出し入れを行う硬貨釣銭機と、前記貨幣のうち紙幣の出し入れを行う紙幣釣銭機とから構成されることが好ましい。
本発明の釣銭補充管理システムにおいては、前記制御手段の指令部は、前記棒金ドロアに新たに収納された棒金硬貨と等価の貨幣を、当該貨幣の数量が最小となるような金種および数量の組合せで前記貨幣放出部より放出させるよう指令を与えることが好ましい。このことにより、貨幣放出部より放出される代替貨幣の数量が最小となることにより操作者の操作性を向上させることができる。
本発明の釣銭補充管理システムにおいては、前記制御手段のユーザ指示部において操作者によって第1の指示が送られてから第2の指示が送られるまでの期間において前記棒金収納庫の棒金ドロアに収納されている棒金硬貨の合計金額が減少したことが算出されたときには前記指令部は前記貨幣処理機に対して貨幣の放出を行わないよう指令を与えることが好ましい。
本発明の釣銭補充管理システムによれば、操作者の負担を軽減することができるとともに棒金硬貨の補充に関する一連の作業にかかる時間を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の一の実施の形態について説明する。図1乃至図8は、本発明による釣銭補充管理システムの実施の形態を示す図である。
このうち図1は、本発明による釣銭補充管理システムの一の実施の形態を示すブロック図であり、図2は、図1に示した釣銭補充管理システムの棒金収納庫および貨幣処理機を示す斜視図であり、図3は、図2に示した棒金収納庫の内部構造を示す(a)上側斜視図および(b)下側斜視図である。
また、図4は、図2に示した棒金収納庫における1つの棒金ドロアの変位を(a)閉鎖位置、(b)押込位置、(c)検出開始/終了位置、(d)検出終了/開始位置、(e)引出位置の各位置で示す模式図であり、図5は、図2に示した棒金収納庫における各棒金ドロアと変位検出手段との関係を模式的に示す側面図である。
また、図6は、図2に示した棒金収納庫の制御系を示すブロック図であり、図7は、図3に示したロータリエンコーダおよびセンサの出力信号の例を示す図である。また、図8は、図2に示した硬貨釣銭機および紙幣釣銭機の筐体の前部表面に各々設けられた操作・表示部の構成を示す説明図である。
以下、図1乃至図8を参照して、本実施の形態の釣銭補充管理システムの構成、棒金収納庫、硬貨処理機および制御器の具体的な構成、本実施の形態の作用効果および変形例を順次説明する。
〔釣銭補充管理システムの全体構成〕
図1および図2に示すように、本実施の形態の釣銭補充管理システムは、硬貨や紙幣等の貨幣の処理を行うための貨幣処理機3と、複数金種の棒金硬貨を収納可能な棒金収納庫1と、これらの貨幣処理機3や棒金収納庫1の制御を行うための制御器(制御手段)5とを一体的に備えており、レジ係員等によって操作されるようになっている。図2に示すように、このような釣銭補充管理システムにおいて、棒金収納庫1と貨幣処理機3とは互いに上下方向に隣接している。
貨幣処理機3は、硬貨の出し入れを行う硬貨釣銭機3Aと、紙幣の出し入れを行う紙幣釣銭機3Bとから構成されている。硬貨釣銭機3Aおよび紙幣釣銭機3Bは、それぞれ制御ユニット36,37を有しており、これらの制御ユニット36,37は制御器5に通信接続されている。また、棒金収納庫1は制御ユニット16を有しており、この制御ユニット16も制御器5に通信接続されている。
〔棒金収納庫の構成〕
図2および図3に示すように、棒金収納庫1は、収納庫本体1aと、この収納庫本体1aに対してそれぞれ(水平な縦方向に)前方へ手動で引き出し自在に取り付けられた3つの棒金ドロア11,12,13とを有している。各棒金ドロア11,12,13には、特定金種の棒金硬貨を1本ずつ収納可能な棒金収納部14(図2)が複数設けられている。各棒金収納部14における棒金硬貨の収納姿勢は、棒金硬貨の軸線が棒金ドロア11,12,13の引き出し方向(縦方向)と直交する横方向を向いた水平姿勢である。
具体的には、例えば、上段の棒金ドロア11には、8つの1円棒金硬貨用の棒金収納部14と、2つの5円棒金硬貨用の棒金収納部14が設けられている。また、中段の棒金ドロア12には、8つの10円棒金硬貨用の棒金収納部14と、2つの50円棒金硬貨用の棒金収納部14が設けられている。そして、下段の棒金ドロア13には、8つの100円棒金硬貨用の棒金収納部14と、2つの500円用棒金硬貨用の棒金収納部14が設けられている。
また、棒金収納庫1は、棒金ドロア11,12,13の各棒金収納部14ごとに棒金硬貨の有無および金種を判定するための信号を出力する検出系18(棒金有無検出部)を備えている。この検出系18は、例えば棒金ドロア11,12,13が収納庫本体1aに押しこまれるときにおいて、各棒金収納部14ごとに棒金硬貨の有無および金種を判定するようになっている。そして、棒金収納庫1の制御ユニット16は、検出系18から出力された信号に基づいて特定の棒金ドロア11,12,13の各棒金収納部14に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する判定手段としての機能を有している。また、棒金収納庫1の収納庫本体1aの前面には、判定手段としての制御ユニット16の判定結果に基づいて各金種の棒金硬貨のFULL(満杯)/EMPTY(品切)等の状態を表示する表示パネル1bが設けられている。
なお、本明細書においては、棒金収納庫1の棒金ドロア11,12,13から(通常、レジ係員等によって)取り出された棒金硬貨を「取出棒金硬貨」と称する。
図3には、棒金収納庫1の収納庫本体1a(図2)内部に設けられた枠体Fが示されている。この枠体Fは、各棒金ドロア11,12,13を上記縦方向へスライド可能に保持している。各棒金ドロア11,12,13の底部には透光部分(開口ないし透明部分)15が形成されている。この透光部分15は、各棒金ドロア11,12,13における複数の棒金収納部14(図2)が設けられる範囲にわたって延びるとともに、最前の棒金収納部14よりも前の棒金ドロア先端付近まで延びている。図5にも示すように、各棒金ドロア11,12,13の左側には、縦方向に延びるラックRが設けられている。
図4には、3つの棒金ドロア11,12,13を代表して、1つの棒金ドロア11の、収納庫本体1aの前面パネル1c(図2参照)を基準とした様々な縦方向位置が示されている。図4において:
(a)は、棒金ドロア11の前面が前面パネル1cと略面一となった「閉鎖位置」;
(b)は、棒金ドロア11が閉鎖位置より更に押し込まれ、棒金ドロア11の前面が前面パネル1cから少し引っ込んだ「押込位置」;
(c)は、棒金ドロア11の引き出し時に検出系18(図1)による検出が開始され、棒金ドロア11の押込み時には検出系18による検出が終了する「検出開始/終了位置」;
(d)は、棒金ドロア11の引き出し時に検出系18による検出が終了し、棒金ドロア11の押込み時には検出系18による検出が開始される「検出終了/開始位置」;
(e)は、棒金ドロア11の全ての棒金収納部14(図2)に対する棒金硬貨Bの収納/取り出しが可能となるまで引き出された「引出位置」;
をそれぞれ示している。なお、図4では、上記検出系18(図1)を代表して、下記の棒金径センサS1が示されている。
図3に示すように、枠体Fの前部には、1つの棒金径センサS1と、3つの棒金孔センサS21,S22,S23とが設けられている。棒金径センサS1は、3つの棒金ドロア11,12,13の透光部分15を上下に挟んで互いに対向する位置でフレームF(収納庫本体1a)に固定された発光ユニットおよび受光ユニットを有している。棒金径センサS1は、閉鎖位置(図4(a))にある各棒金ドロア11,12,13の最前の棒金収納部14よりも前方の透光部分15を光軸が通るように配置されている(図4および図5参照)。
また、各棒金孔センサS21,S22,S23は、それぞれ棒金ドロア11,12,13に対応して設けられている。各棒金孔センサS21,S22,S23は、それぞれ対応する棒金ドロア11,12,13を両側から挟んで互いに対向する位置でフレームF(収納庫本体1a)に固定された発光ユニットおよび受光ユニットを有している。各棒金孔センサS21,S22,S23は、対応する棒金ドロア11,12,13に収納される棒金硬貨Bの中心に対応する高さを光軸が通るよう配置されている。
また、フレームFの前部左側には、上段の棒金ドロア11に略対応した高さに単一の2相ロータリエンコーダEが設けられている。図5に示すように、このロータリエンコーダEは、下方に延びる入力軸e1を有している。入力軸e1には、各棒金ドロア11,12,13のラックRに対応する3つのピニオンPが固定されている。各棒金ドロア11,12,13のラックRと、対応するピニオンPとは、少なくとも当該棒金ドロア11,12,13が検出開始/終了位置(図4(c))と検出終了/開始位置(図4(d))との間(閉鎖位置(図4(a))と引出位置(図4(e))との間で判定手段による判定に必要な範囲内の位置)にあるときには互いに噛み合い、少なくとも当該棒金ドロア11,12,13が閉鎖位置にあるときには互いに噛み合わないように配置されている。
これにより、ロータリエンコーダEが、各棒金ドロア11,12,13の縦方向変位に比例した数のパルス信号を出力するように構成されるようになる。すなわち、以上のロータリエンコーダE、ラックRおよびピニオンPは、収納庫本体1aに対する各棒金ドロア11,12,13の縦方向変位を検出するための変位検出手段を構成している。
図6に示すように、制御ユニット16には、上記検出系18を構成する棒金径センサS1、棒金孔センサS21,S22,S23およびロータリエンコーダEが接続されている。また、制御ユニット16には、表示パネル1b(図2参照)、メモリMおよび通信インターフェイスTが接続されている。メモリMには、全ての棒金ドロア11,12,13における、各棒金収納部14の位置と、各棒金収納部14に収納されるべき棒金硬貨の金種との対応関係が予め記憶されている。また、通信インターフェイスTは、制御器5と制御ユニット16とを通信接続するためのものである。
制御ユニット16は、ロータリエンコーダEの出力から特定されるいずれか1つの棒金ドロア11,12,13の縦方向変位と、棒金径センサS1および棒金孔センサS21,S22,S23の各出力とに基づいて、当該棒金ドロアの各棒金収納部14に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する判定手段としての機能を有している。
具体的には、収納庫本体1aに対して棒金ドロアを手動で引き出し/押込みする際に、ロータリエンコーダE、棒金径センサS1および当該棒金ドロアに対応する棒金孔センサS21,S22,S23は、それぞれ図7に(それらの一部を)示すような信号70、72、74を出力する。これらの出力信号のうち、ロータリエンコーダEのパルス信号70によって、収納庫本体1aに対する棒金ドロア11,12,13の縦方向の変位が特定され、従って各棒金収納部14の各棒金センサS1;S21,S22,S23に対する縦方向の変位が特定される。また、各棒金センサS1;S21,S22,S23の信号72;74によって、各棒金硬貨の半径方向外縁および内縁(5円および50円の孔あき硬貨以外の場合は外縁のみ)による透光/遮光(遮光の有無)の遷移が特定される。
このことにより、特定の棒金ドロア11,12,13の各棒金収納部14ごとに、棒金硬貨Bの有無だけでなく、収納されている棒金硬貨Bの直径および中心孔の有無も特定することが可能となる。これに基づいて、制御ユニット16は、各棒金収納部14に存在する棒金硬貨Bが、本来収納すべき金種の棒金硬貨Bであるか否かを判定できるようになっている。
〔貨幣処理機の構成〕
前述のように、貨幣処理機3は、硬貨の出し入れを行う硬貨釣銭機3Aと、紙幣の出し入れを行う紙幣釣銭機3Bとから構成されている。
硬貨釣銭機3Aと紙幣釣銭機3Bは、それぞれ:
外部から貨幣(硬貨または紙幣)を受け入れる貨幣受入部(硬貨受入口114と紙幣受入口214);
この貨幣受入部から受け入れられた受入貨幣の金種を識別する貨幣識別部(硬貨識別センサ101と紙幣識別センサ201);
この貨幣識別部による識別結果に応じて、受入貨幣を金種別に収納する貨幣収納部(硬貨収納部106と紙幣収納部206);および
この貨幣収納部に収納されている貨幣を外部に放出するための貨幣放出部(硬貨取出口116と紙幣取出口216)を備えている。
以下、硬貨釣銭機3Aおよび紙幣釣銭機3Bの構成について、それぞれ具体的に説明する。
図1および図2に示すように、硬貨釣銭機3Aは、前部に硬貨受入口114および硬貨取出口116が設けられた筐体110を備えている。
また、図1に示すように、硬貨受入口114から受け入れた硬貨を一層一列状態で繰り入れるための硬貨繰入機構102が設けられている。硬貨繰入機構102の後方には、この硬貨繰入機構102によって繰り入れられた硬貨を搬送する硬貨搬送路103が延びている。この硬貨搬送路103の途中には、硬貨の金種等を識別する硬貨識別センサ101と、リジェクト硬貨等を排出するための硬貨排出部109とが設けられている。硬貨排出部109の下方には、排出されたリジェクト硬貨等を収納する機内収納箱104が、筐体110に対して着脱自在に取り付けられている。
硬貨搬送路103の下流側には、硬貨を金種によって選別する金種選別部105が設けられている。また、金種選別部105によって選別された硬貨を金種別に収納する硬貨収納部106と、この硬貨収納部106に収納された硬貨を選択的に繰り出す硬貨繰出機構108とが備えられている。硬貨繰出機構108によって繰り出された硬貨は、硬貨取出口116に放出されるようになっている。
図1に示す紙幣釣銭機3Bは、筐体210と、この筐体210内の略中央部に設けられた環状の周回搬送路203aとを備えている。また、筐体210内には、紙幣繰入ユニット202、紙幣収納部206、紙幣放出ユニット208、出金リジェクト部204および紙幣回収カセット207が、周回搬送路203aの外周を取り囲むようにして配置されている。
また、紙幣繰入ユニット202、各紙幣収納部206、紙幣放出ユニット208、出金リジェクト部204および紙幣回収カセット207と、周回搬送路203aとの間を接続する紙幣の接続搬送路203bがそれぞれ形成されている。周回搬送路203aの右側部分には、そこを通過する紙幣の金種等を識別するための紙幣識別センサ201が設けられている。なお、周回搬送路203aと各接続搬送路203bとの間で紙幣の搬送経路を切り換える経路切換手段(図示せず)が、周回搬送路203aに沿って配置されている。
図1および図2に示すように、筐体210の前面には、紙幣繰入ユニット202に対応した紙幣受入口214と、紙幣放出ユニット208に対応した紙幣取出口216とが設けられている。紙幣回収カセット207は、筐体210に対して着脱自在に取り付けられている。
図1において、紙幣繰入ユニット202は、紙幣受入口214に挿入された入金紙幣を繰り入れて、それらの紙幣を周回搬送路203a側へ繰り出すためのものである。また、各紙幣収納部206は、紙幣識別センサ201による識別結果に応じて紙幣を金種別に収納するためのものであり、通常は1千円紙幣用、2千円紙幣用、5千円紙幣用および1万円紙幣用の4つの紙幣収納部に分けて用いられる。そして、紙幣放出ユニット208は、各紙幣収納部206から取り出された紙幣を紙幣取出口216より放出し、それらの紙幣を外部への抜き取りに供するためのものである。出金リジェクト部204は、出金リジェクト紙幣を収納するためのものである。また、紙幣回収カセット207は、各紙幣収納部206から回収した紙幣を一時的に収納するためのものである。
〔制御器の構成〕
次に、図1および図2を用いて制御器5の構成について詳述する。制御器5は、操作・表示部(ユーザ指示部)50a,50b、演算部51および指令部52を有している。
操作・表示部50aは、硬貨釣銭機3Aの筐体110の前部上面に設けられており、また、操作・表示部50bは、紙幣釣銭機3Bの筐体210の前部上面に設けられている。図8に示すように、操作・表示部50a,50bは、各々、発報ボタン60、両替ボタン61、回収ボタン62、在高ボタン63、リセットボタン64およびスタートボタン65を有している。
ここで、レジ係員等が両替ボタン61を押すと、操作・表示部50a,50bにおいて棒金硬貨補充開始指示(第1の指示)が与えられるようになっている。また、レジ係員が両替ボタン61を押した後にスタートボタン65を押すと、操作・表示部50a,50bにおいて棒金硬貨補充終了指示(第2の指示)が与えられるようになっている。
図1に示すように、演算部51は、操作・表示部50a,50bにそれぞれ通信接続されているとともに、棒金収納庫1の制御ユニット16に通信インターフェイスTを介して通信接続されている。この演算部51は、操作・表示部50a,50bにおいて操作者によって棒金硬貨補充開始指示が送られてから棒金硬貨補充終了指示が送られるまでの期間に、棒金収納庫1の各棒金ドロア11,12,13に新たに収納された棒金硬貨の金種および本数を算出するようになっている。具体的には、演算部51には、第1の指示が送られる前において予め検出系18により検出された直近の各棒金ドロア11,12,13内の棒金硬貨の金種および本数が記憶されている。そして、棒金硬貨補充開始指示が送られてから棒金硬貨補充終了指示が送られるまでの期間に棒金ドロア11,12,13が収納庫本体1aから引き出され、棒金硬貨が棒金ドロア内に補充される。その後、この棒金ドロアが収納庫本体1aに押し込まれる際に、検出系18により再び棒金ドロア内の棒金硬貨の金種および本数が検出される。この新たに検出された棒金硬貨の金種および本数と、予め記憶されている棒金硬貨の金種および本数とを比較することにより、新たに収納された棒金硬貨の金種および本数が算出される。
なお、レジ係員等によって棒金硬貨補充開始指示が送られてから棒金硬貨補充終了指示が送られるまでの期間のみにおいて収納庫本体1aから棒金ドロア11,12,13を引き出すことができるよう、制御器5により当該棒金ドロア11,12,13の引き出し/押込みが規制されるようになっている。
指令部52は、棒金ドロア11,12,13に新たに収納された棒金硬貨の金種および本数に係る情報が演算部51から送られるようになっているとともに、貨幣処理機3の各制御ユニット36,37に指令を与えるようになっている。具体的には、指令部52は、操作・表示部50a,50bから棒金硬貨補充終了指示が送られたときに、棒金ドロア11,12,13に新たに収納された棒金硬貨と等価(同じ金額)の貨幣を硬貨釣銭機3Aの硬貨取出口116または紙幣釣銭機3Bの紙幣取出口216より放出させるよう、制御ユニット36,37に指令を与えるようになっている。
この際に、指令部52は、棒金ドロア11,12,13に新たに収納された棒金硬貨と等価の貨幣を、当該貨幣の数量が最小となるような金種および数量の組合せで硬貨釣銭機3Aの硬貨取出口116または紙幣釣銭機3Bの紙幣取出口216より放出させるよう指令を与えるようになっている。具体的には、100円硬貨が50枚包装された100円棒金硬貨が1本新たに棒金ドロア11,12,13に収納された場合には、棒金収納庫1に新たに収納された棒金硬貨の金額は5,000円となるので、貨幣処理機3から放出される貨幣の数量を最小とするよう、紙幣釣銭機3Bの紙幣取出口216から5千円紙幣が1枚放出されるようになる。また、50円硬貨が50枚包装された50円棒金硬貨が1本新たに棒金ドロア11,12,13に新たに収納された場合には、棒金収納庫1に新たに収納された金額は2,500円となるので、紙幣釣銭機3Bの紙幣取出口216から2千円紙幣が1枚(あるいは2千円紙幣が使用不可に設定されている場合は1千円紙幣が2枚)放出されるとともに硬貨釣銭機3Aの硬貨取出口116から500円硬貨が1枚放出されるようになる。あるいは、10円硬貨が50枚包装された10円棒金硬貨が1本新たに棒金ドロア11,12,13に新たに収納された場合には、棒金収納庫1に新たに収納された金額は500円となるので、硬貨釣銭機3Aの硬貨取出口116から500円硬貨が1枚放出されるようになる。
また、操作・表示部50a,50bにおいて操作者によって棒金硬貨補充開始指示が送られてから棒金硬貨補充終了指示が送られるまでの期間に、一の金種の棒金硬貨を棒金ドロア11,12,13に補充するとともに他の金種の棒金硬貨を棒金ドロアから取り出すこともできる。この場合、棒金収納庫1の棒金ドロア11,12,13に収納されている棒金硬貨の合計金額が減少することがある。棒金収納庫1に収納されている棒金硬貨の合計金額が減少したことが演算部51によって算出されたときには、指令部52は貨幣処理機3に対して「待避モード」となるよう指令を与える。この場合、指令部52は貨幣放出部(硬貨取出口116または紙幣取出口216)に対して貨幣の放出を行わないよう指令を与えることとなる。貨幣処理機3が待避モードとなった場合には、レジ係員等が一度リセットボタン64を長押しし、その後再びリセットボタン64を押すことにより、待避モードが解除されて棒金硬貨の補充終了状態とすることができるようになる。
〔作用効果〕
次に、以上のように構成された本実施の形態の釣銭補充管理システムの作用効果について説明する。
本実施の形態の釣銭補充管理システムによれば、制御器5の操作・表示部(ユーザ指示部)50a,50bにおいてレジ係員等の操作者によって第1の指示が送られてから第2の指示が送られるまでの期間に棒金ドロア11,12,13に新たに収納された棒金硬貨の金種および本数を算出し、第2の指示が送られたときに貨幣収納部(硬貨収納部106または紙幣収納部206)に収納されている貨幣のうち前述の新たに収納された棒金硬貨と等価の貨幣を貨幣放出部(硬貨取出口116または紙幣取出口216)より放出させるよう指令部52が指令を与えるようになっている。このため、棒金収納庫1において特定金種の棒金硬貨を補充する際に、操作者は単に操作・表示部50a,50bに第1の指示を与え、その後棒金硬貨を棒金ドロアに補充し、そして第2の指示を与えることにより、補充した棒金硬貨と等価の貨幣が貨幣処理機3から放出されることとなる。このことにより、操作者は補充した棒金硬貨と等価の貨幣を貨幣処理機から手動で取り出すという手間を省くことができるようになり、操作者の負担を軽減することができるとともに一連の補充作業にかかる時間を低減することができる。
また、制御器5には棒金収納庫1の検出系18により検出された棒金硬貨の金種および有無に関する情報が送られ、この情報に基づいて当該制御器5が貨幣処理機3に直接指令を与えているので、外部にPOSレジスタ等を設置する必要がなくなり、システム全体をよりコンパクトなものとすることができるようになる。
また、制御器5の操作・表示部50a,50b(ユーザ指示部)が硬貨釣銭機3Aおよび紙幣釣銭機3Bに設けられているので、レジ係員等の操作者の操作性を向上させることができる。
また、制御器5は、操作・表示部50a,50bにおいて操作者によって第1の指示が送られてから第2の指示が送られるまでの期間のみにおいて棒金ドロア11,12,13を収納庫本体1aから引き出すことができるよう棒金収納庫1の制御を行うようになっているので、操作者による棒金ドロア11,12,13の引き出し/押込みが規制されるようになり、操作者が例えば第1の指示を送る前に棒金ドロアに棒金硬貨を収納してしまうといった誤操作を防止することができるようになる。
また、制御器5の指令部52は、棒金ドロア11,12,13に新たに収納された棒金硬貨と等価の貨幣を、当該貨幣の数量が最小となるような金種および数量の組合せで貨幣放出部(硬貨取出口116または紙幣取出口216)より放出させるよう指令を与えるようになっているので、貨幣放出部より放出される代替貨幣の数量が最小となることによりレジ係員等の操作者の操作性を向上させることができる。
〔変形例〕
本実施の形態による釣銭補充管理システムは、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。
例えば、貨幣処理機3は硬貨釣銭機3Aおよび紙幣釣銭機3Bの両方から構成されるものに限定されることはなく、例えば硬貨釣銭機3Aのみから構成されていてもよい。
また、貨幣処理機3の貨幣収納部に収納されている貨幣を貨幣放出部より自動的に放出させるように制御する制御手段としては、上記の制御器5に限定されることはなく、例えば制御ユニット16,36,37のいずれか一つまたはこれらを組み合わせたものが上述のような制御を行うようになっていてもよい。また、ユーザ指示部が貨幣処理機3に設けられる代わりに棒金収納庫1に設けられていてもよい。
本発明による釣銭補充管理システムの一の実施の形態を示すブロック図である。 図1に示した釣銭補充管理システムの棒金収納庫および貨幣処理機を示す斜視図である。 図2に示した棒金収納庫の内部構造を示す(a)上側斜視図および(b)下側斜視図である。 図2に示した棒金収納庫における1つの棒金ドロアの変位を(a)閉鎖位置、(b)押込位置、(c)検出開始/終了位置、(d)検出終了/開始位置、(e)引出位置の各位置で示す模式図である。 図2に示した棒金収納庫における各棒金ドロアと変位検出手段との関係を模式的に示す側面図である。 図2に示した棒金収納庫の制御系を示すブロック図である。 図3に示したロータリエンコーダおよびセンサの出力信号の例を示す図である。 図2に示した硬貨釣銭機および紙幣釣銭機の筐体の前部表面に各々設けられた操作・表示部の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 棒金収納庫
1a 収納庫本体
1b 表示パネル
1c 前面パネル
3 貨幣処理機
3A 硬貨釣銭機
3B 紙幣釣銭機
5 制御器(制御手段)
11,12,13 棒金ドロア
14 棒金収納庫
15 透光部分
16 制御ユニット
18 検出系
36 制御ユニット
37 制御ユニット
50a,50b 操作・表示部(ユーザ指示部)
51 演算部
52 指令部
60 発報ボタン
61 両替ボタン
62 回収ボタン
63 在高ボタン
64 リセットボタン
65 スタートボタン
70,72,74 信号
101 硬貨識別センサ
102 硬貨繰入機構
103 硬貨搬送路
104 機内収納箱
105 金種選別部
106 硬貨収納部
108 硬貨繰出機構
109 硬貨排出部
110 筐体
114 硬貨受入口
116 硬貨取出口
201 紙幣識別センサ
202 紙幣繰入ユニット
203a 周回搬送路
203b 接続搬送路
204 出金リジェクト部
206 紙幣収納部
207 紙幣回収カセット
208 紙幣放出ユニット
210 筐体
214 紙幣受入口
216 紙幣取出口

Claims (6)

  1. 複数金種の棒金硬貨を収納可能な棒金収納庫であって、収納庫本体、前記収納庫本体に対して引き出し自在に設けられ特定金種の棒金硬貨をそれぞれ1本ずつ収納可能な複数の棒金収納部が設けられた棒金ドロア、および前記棒金ドロアの各棒金収納部ごとに棒金硬貨の有無を検出する棒金有無検出部を有する棒金収納庫と、
    この棒金収納庫の近傍に配設された貨幣処理機であって、外部から貨幣を受け入れる貨幣受入部、前記貨幣受入部により受け入れられた貨幣を金種別に収納する貨幣収納部、および前記貨幣収納部に収納されている貨幣を外部に放出するための貨幣放出部を有する貨幣処理機と、
    前記貨幣処理機の貨幣収納部に収納されている貨幣を前記貨幣放出部より自動的に放出させるように制御する制御手段であって、操作者が指示を与えるためのユーザ指示部および前記貨幣処理機に指令を与える指令部を有し、前記ユーザ指示部において操作者によって第1の指示が送られてから第2の指示が送られるまでの期間に前記棒金収納庫の棒金ドロアに新たに収納された棒金硬貨の金種および本数を前記棒金有無検出部の検出結果に基づいて算出し、第2の指示が送られたときに前記貨幣収納部に収納されている貨幣のうち前記棒金ドロアに新たに収納された棒金硬貨と等価の貨幣を前記貨幣放出部より放出させるよう前記指令部が指令を与えるような制御手段と、
    を備えたことを特徴とする釣銭補充管理システム。
  2. 前記制御手段のユーザ指示部は前記貨幣処理機に設けられていることを特徴とする請求項1記載の釣銭補充管理システム。
  3. 前記制御手段は、前記ユーザ指示部において操作者によって第1の指示が送られてから第2の指示が送られるまでの期間のみにおいて前記棒金ドロアを前記収納庫本体から引き出すことができるよう前記棒金収納庫の制御を行うことを特徴とする請求項1または2記載の釣銭補充管理システム。
  4. 前記貨幣処理機は、前記貨幣のうち硬貨の出し入れを行う硬貨釣銭機と、前記貨幣のうち紙幣の出し入れを行う紙幣釣銭機とから構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の釣銭補充管理システム。
  5. 前記制御手段の指令部は、前記棒金ドロアに新たに収納された棒金硬貨と等価の貨幣を、当該貨幣の数量が最小となるような金種および数量の組合せで前記貨幣放出部より放出させるよう指令を与えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の釣銭補充管理システム。
  6. 前記制御手段のユーザ指示部において操作者によって第1の指示が送られてから第2の指示が送られるまでの期間において前記棒金収納庫の棒金ドロアに収納されている棒金硬貨の合計金額が減少したことが算出されたときには前記指令部は前記貨幣処理機に対して貨幣の放出を行わないよう指令を与えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の釣銭補充管理システム。
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