JP2010002943A - 包装硬貨処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
包装硬貨の出金時において、装置停止に繋がる重大障害を防止することができる包装硬貨処理機の提供を目的とする。
【解決手段】
包装硬貨を金種別に収納するトレイ29と、トレイ29に収納された包装硬貨24を繰り出す包装硬貨繰り出し手段と、包装硬貨繰り出し手段を制御する制御部と、包装硬貨の種類及び/又は装填状態を判別する収納状態判別手段とを備え、トレイ29は、包装硬貨繰り出し手段側に1つ以上のセンサ49〜51を備え、センサ49〜51は、トレイ29の包装硬貨繰り出し手段側における包装硬貨を検知し、収納状態判別手段は、センサによる検知結果に基づき、包装硬貨の種類及び/又は装填状態を判別する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、金融機関の自動両替装置や釣銭販売機の装置内部に設けられた包装硬貨を取扱う包装硬貨処理機に関する。
従来技術による包装硬貨処理機は、入金処理時にバケットに投入され包装硬貨をトレイに搬入する場合に、包装硬貨の状態を判別し、状態に応じて金種が判定できない場合は、包装硬貨をリジェクトする。従来の装置としては、例えば、特開平11−259717号公報(特許文献1)に示される包装硬貨処理機が知られている。
特開平11−259717号公報
特許文献1に記載された包装硬貨処理機によれば、入金処理のためにバケット内での包装硬貨の状態を検知する手段は備えているが、トレイ内には、前記トレイ内の包装硬貨の収納状態を判別する収納状態判別手段がなく、収納姿勢が収納方向に対し斜行している場合、この斜行した包装硬貨の繰り出し処理を実行することにより、装置停止につながる包装硬貨のバラけが発生し、利用客、現金管理を扱う警送員にとって非常に取り扱いにくい装置を提供することになる。
本発明の目的は、前記トレイ内に収納された包装硬貨の斜行状態を判別し、正しく整位された包装硬貨を繰り出すことで、安定した包装硬貨の繰り出しを行う包装硬貨処理機を提供することにある。
上記目的を達成するために、包装硬貨を金種別に収納するトレイと、トレイに収納された包装硬貨を繰り出す包装硬貨繰り出し手段と、包装硬貨繰り出し手段を制御する制御部と、包装硬貨の種類及び/又は装填状態を判別する収納状態判別手段とを備え、トレイは、包装硬貨繰り出し手段側に1つ以上のセンサを備え、センサは、トレイの包装硬貨繰り出し手段側における包装硬貨を検知し、収納状態判別手段は、センサによる検知結果に基づき、包装硬貨の種類及び/又は装填状態を判別する。
本発明によれば、トレイに設けたセンサによる検知にて、包装硬貨の装填状態又は/及び種別を判別し、その判別結果に基づいた繰り出し動作を実行することで、安定した包装硬貨の繰り出しを行い、自動両替機や釣銭両替機の稼動効率を向上させる包装硬貨処理機を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
本実施例は、銀行等の金融機関に設置され、顧客及び係員の操作により、釣銭用包装硬貨の出金等の取引を行う釣銭販売機に内蔵される包装硬貨処理機に関するものである。以下では、包装硬貨の販売に使用される釣銭販売機を一例として説明する。
図1は、包装硬貨の販売に使用される釣銭販売機の外観を示す図である。
釣銭販売機11は、利用者への利用方法等のガイダンス表示、利用者が取扱手順に従い希望する取引内容等の選択入力に使用する操作・表示部12を装備し、利用者が両替を希望する硬貨、釣銭販売に必要な手数料を投入するための硬貨投入口15を備えている。
釣銭販売機11は、両替のための紙幣を投入できる紙幣投入口14を備え、投入された紙幣を計数し収納する機能を有した紙幣処理機13、釣銭として利用者へ包装硬貨を放出し、利用者が包装硬貨を取り出し、受取りできる包装硬貨出金口17を備え、払出す包装硬貨を格納、繰り出し、放出する包装硬貨処理機16を備えている。紙幣投入口14及び包装硬貨取出口17は、利用者が紙幣投入や包装硬貨受取の便利が良いように、釣銭販売機11の前面に開口部として位置している。
図2は、釣銭販売機11に内蔵された包装硬貨処理機16の構成例を示す図である。
包装硬貨処理機16は、繰り出し部21及びワゴン部26から構成され、繰り出し部21とワゴン部26は前後に配置されている。包装硬貨処理機16は、繰り出し部21、ワゴン部26の各部位を動作させる図示しない制御部を備えている。
ワゴン部26は、同一構造のトレイ29を、2つ以上垂直方向に積上げて配置され、トレイ29は、金種別に包装された包装硬貨を保管するものであり、繰り出し部21に対面する側面には、装填された包装硬貨24の金種を表すために、媒体情報部28を備えている。トレイ29には、500円硬貨、100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨、5円硬貨、1円硬貨のそれぞれの同一金種硬貨を重ね合わせて棒状に包装された包装硬貨24が横一線状に並んで装填されている。また、各トレイ29の繰り出し部から最も遠い側には、各トレイ29に満杯まで包装硬貨24が入っていることを検知する満杯検知センサ39が備えられている。
媒体情報部28は、トレイ29にセットされている包装硬貨の種類、本数などを表す情報を記録した記録媒体であり、各トレイ29の先端に備えられている。また、各トレイ29は、ワゴン部26内の何れの位置にも配置できる同一形状の構造となっている。
繰り出し部21は、バケット23及びバケット昇降モータ25を備える。バケット23は、トレイ29に保管された包装硬貨24を収納して、利用者が包装硬貨24を取り出す包装硬貨取出口17へ搬送する。バケット23は、包装硬貨24の搬送を行っていない時、繰り出し部21の内部と出金口シャッタ22との間に形成される空間を塞ぐような位置に配置される。バケット23は、上面が開口した直方体形状からなり、繰り出し部21内をガイドレール31に沿って矢印19のように上下に移動する。バケット23は、バケット昇降モータ25及び駆動ベルト36によって、繰り出し部21内を上昇し、また、重力により下降する。
また、バケット23は、ソレノイド37またはレバー38によりロッド40を介して駆動されるロック部35からなるロック機構により所定の停止位置に固定される。
繰り出し部21のワゴン部26側には、媒体情報部28の読取り位置ならびにバケット23の繰り出し停止位置を示すスリットレール33を取付けている。また、繰り出し部21は、回転可能なローラ形状をしたエンコーダ32を備え、エンコーダ32は、バケット昇降モータ25に接触しており、バケット23の上下移動に同期しながら回転する。繰り出しアーム27は、バケット23内部に備えられ、T字型形状をし、矢印20のように円弧状に回転運動できる構造であり、トレイ29に装填された包装硬貨24をバケット23へ繰り出す。
出金口シャッタ22は、バケット23により搬送された包装硬貨24を利用者が取り出す取り出し口のシャッタである。出金口シャッタ22は、繰り出し部21の上面でバケット可動範囲の最上端位置に備えられ、各トレイ29より繰り出した包装硬貨24を、利用者がバケット23から取り出すことができるように、矢印18のように水平方向に開閉移動する。抜取検知センサ34は、出金口シャッタ22の近傍に備えられ、バケット23内の包装硬貨24の有無状態を検出する。センサ30は、ワゴン部26に対面するバケット23の側面に備えられ、各トレイ29に備えられた媒体情報部28の情報を読取り、上下に昇降移動するバケット23を繰り出し位置に停止させ、包装硬貨24の空状態を検知する。
包装硬貨処理機16は、出金時、繰り出し前準備動作として、初期位置が繰り出し部21の上端位置にあるバケット23を下端位置まで移動する。バケット23の下降移動の際、センサ30は、トレイ29に備えられた媒体情報部28の情報を読取り、図示しない記憶部は、センサ30に読取られた情報に基づき、各トレイ29に装填されている包装硬貨24の本数、種類を記憶する。釣銭販売機11からの出金指示により、図示しない記憶部に記憶された情報に基づいて、出金する金種の包装硬貨24が装填されているトレイ29から包装硬貨24を繰り出す為に、バケット昇降モータ25を駆動し、バケット23を上昇させ、繰り出す金種が装填されているトレイ29に位置を合わせて停止させる。
ここで、図3のバケット23の側面および平面図を用いて、繰り出し手段について説明する。
図3は、バケット23の停止後、トレイ引き出しソレノイド42によりリンク43を介しラッチ44を作動したことにより、後述するトレイ29のロックレバー58(図5)が解除され、トレイ29が、バケット部23の繰り出し位置まで引き出された状態を示す。図示しない収納状態判別手段は、トレイ29が、バケット23の繰り出し位置で停止した後、トレイ先端姿勢検知センサA49、トレイ先端姿勢検知センサB50及びトレイ先端姿勢検知センサC51の検知結果に基づき、包装硬貨の収納状態を判別する。トレイ29には先端姿勢検知センサA49,B50及びC51に対応した位置にセンサ検知用孔を設けてある。収納状態判別手段が、トレイ29内の包装硬貨24が正常姿勢(繰り出し可能)であると判別した場合、包装硬貨24を繰り出しアーム27により繰り出す。
バケット23には繰り出しアーム27の位置を検知するための、繰り出しアーム下端位置センサ46、繰り出しアームカム位置検知センサ47、繰り出しアーム上端位置センサ48を配置し、包装硬貨処理機16は、これらの検知結果に基づき、繰り出しアーム27を動作させる。
包装硬貨処理機16は、装填された包装硬貨24を繰り出しアーム27の上端に乗せ、繰り出しモータ45を起動することにより包装硬貨24を繰り出すが、繰り出しの初期動作において、繰り出しアーム27上に誤って包装硬貨24が2本置かれた場合には、2本出し検知センサ52が、それを検知し、当該包装硬貨24を2本ともリジェクトする。また、包装硬貨24の搬送路には包装硬貨24の外径を検知する外径検知センサ53及び包装硬貨24の穴有無を検知する穴検知センサ54が配置されており、これらのセンサの検知に応じて、包装硬貨の搬送状態を判別する搬送状態判別部が、包装硬貨24が指定された金種であるか否かを判別する。
本実施例では、包装硬貨の斜行状態や包装硬貨の種類を検知するために、トレイ先端姿勢検知センサA49,B50及びC51を平行に設けたが、検知対象物や、検知したい状態により、これらのセンサの並びを変えてもよい。
図4−2は、3対のセンサ状態とトレイ内の包装硬貨24の収納状態を示したもので、処理テーブルに示したように3対のセンサの内いずれかひとつでも、センサ状態が通光である場合、例えばトレイ先端姿勢検知センサC51が通光である場合、もしくはトレイ先端姿勢検知センサA49が通光である場合、図示しない記憶部に予め記憶された図4−2の処理テーブルに基づき、収納状態判別手段は、包装硬貨が傾斜していると判断し、図示しない制御部は、その判断結果に基づき、振動発生手段であるバケット23を上下に移動させ、トレイ29に振動を発生させるよう制御する。
また、図4(a)に示すようにトレイ先端姿勢検知センサA49及びC51間の距離は、最も厚い500円硬貨50枚を重ねて包装した50枚巻包装硬貨55の長さ100mmよりも狭く、図4(b)に示すように最も薄い10円硬貨20枚を重ねて包装した20枚巻包装硬貨56の長さ65mmより広く設置している。このため、収納状態判別手段は、包装硬貨24の収納状態の判別と同時に、包装硬貨の種類を判別することが可能となる。例えば長さの短い10円硬貨20枚を重ねて包装した20枚巻の包装硬貨56が誤って装填されていたとしてもトレイ先端姿勢検知センサA49及びC51が通光となる為、長さの異なる包装硬貨の混入を判別することができる。
図5は、振動発生手段の振動発生動作を説明するものである。包装硬貨処理機16は、バケット23を上昇させる(矢印60)(a)。バケット23が上昇したことにより、トレイ案内ガイド41がトレイ29を押し上げ(b)、トレイ29に備えられたロックピン57がトレイ29と共に矢印61方向に移動する。さらにバケット23を上昇させることにより、トレイ29とは別個にワゴン部26に固定されているトレイロックレバー58に嵌合し、ワゴン部26に再セットされる。再セット後、包装硬貨処理機16は、バケット23を下降動作させ(矢印62)ながらラッチ44を作動させ(矢印63)(c)、トレイロックレバー58を開放することにより、トレイ29とワゴン部26とのロックが解除され、再度トレイ29がバケット23の繰り出し位置まで引き出される。本動作で、傾斜姿勢が崩れなかった場合は、繰り出し前準備動作において図示しない記憶部に記憶したトレイ29ごとの情報に基づき、同金種のトレイへ移動し、収納状態判別手段は、トレイ先端姿勢検知センサ49〜50の検知結果に基づき、再度、包装硬貨24の収納状態を判別する。
本実施例の説明では、3対の透過センサであるトレイ先端姿勢検知センサ49〜51を用いて、包装硬貨24の収納状態を判別する説明を行ったが、3対のセンサおよび透過センサに限定されるわけでなく、例えば、接触式のセンサを用いた構成の装置等にも適用できる。また、振動発生手段としてバケット23を利用し、低コストでの振動発生方法を示したが、振動の大きさを調整するために、別途の振動発生手段、あるいは振動付与手段を設けてもよい。
図6は、釣銭販売機11及び包装硬貨処理機16の取引全体の流れを説明する図である。釣銭販売機11は、ガイダンスを表示し、利用者に両替を希望する金額、金種等の内容である両替取引内容選択をさせる(S1)。また、釣銭販売機11は、包装硬貨処理機16に対して、事前に出金の準備をするよう動作指示1(M3)を出す。釣銭販売機11は、選択内容に従い、利用者に両替を行う元金を投入させる。(S2)利用者に両替手数料を投入させた後(S3)、釣銭販売機11は、包装硬貨処理機16に対して、出金、放出動作をするよう動作指示2(M4)を出す。包装硬貨処理機16は、利用者に包装硬貨を出金、放出する(S5)。
図7は、釣銭販売機11から、利用者に放出する包装硬貨の金種と本数の情報を含む動作指示2(図6のM4)を受けた際の包装硬貨処理機16の繰り出し動作(S12)を更に詳細に説明するための図である。
包装硬貨処理機16は、動作指示2(M4)を受けると、バケット23を下端位置まで移動し、図示しない記憶部に媒体情報部28に記憶された情報を図示しない記憶部に記憶し、図示しない記憶部に記憶した情報(各トレイ29に装填された包装硬貨24の金種および本数の情報)に基づいて、包装硬貨24を繰り出すトレイ29を決定する(L1)。包装硬貨処理機16は、バケット23をステップL1で決定したトレイ29へ移動する(L2)。包装硬貨処理機16は、トレイ29内の包装硬貨の長さを判別する(L3)。包装硬貨処理機16は、ステップL3の判別の結果、包装硬貨24の長さが異常と判断した場合(ステップL1で決定したトレイ29に装填されているはずの包装硬貨24の長さと、異なる長さの包装硬貨が繰り出されていた場合)は、繰り出し処理を中止し、ステップL1で記憶された別のトレイ29へ移動する。包装硬貨処理機16は、取りだす包装硬貨24の長さが正常と判断した場合(ステップL1で決定したトレイ29に装填されているはずの包装硬貨24の長さと、同じ長さの包装硬貨が繰り出されていた場合)は、トレイ29内の包装硬貨の姿勢を判別する(L4)。ステップL4の判別の結果、包装硬貨24が傾斜している場合は、バケット23を上下させ、振動発生動作を行う(L5)。再度、包装硬貨処理機16は、包装硬貨24の姿勢を判別する(L6)。包装硬貨処理機16は、傾斜姿勢が崩れない場合は、ステップL1で記憶部に記憶された情報に基づき、同一金種の包装硬貨24が装填された別のトレイ29の位置に移動する(L2)。ステップL4にて、取り出す包装硬貨24の姿勢が正常と判断された場合、包装硬貨処理機16は、繰り出しアーム27で包装硬貨24を必要本数繰り出す(L7)。尚、トレイ29から1回の繰り出し動作で繰り出せる包装硬貨24は1本である。包装硬貨処理機16は、ステップL7で包装硬貨24を繰り出したトレイ29の金種と位置情報を図示しない記憶部に記憶し(L8)、記憶した位置情報を次回以降に参照し出金を行う。ステップL7でトレイ29から包装硬貨24を1本繰り出す毎に、釣銭販売機11から指示された本数分の包装硬貨24の繰り出しが完了したか否かを判断し(L9)、完了していない場合、更にトレイ29が空の状態であるか否かを判断する(L10)。例えば、包装硬貨処理機16は、繰り出し前準備動作により媒体情報部28から図示しない記憶部に記憶された本数情報を、繰り出し動作ごとに、計数し、トレイ29の状態を判断する。判断の結果、空状態でない場合、L7に戻って引き続き繰り出し動作を行う。一方、空状態の場合、L1に戻って繰り出し位置決定を行う。
ステップL9の判断の結果、トレイ29からの繰り出しを完了した場合には、釣銭販売機11から要求された本数の包装硬貨の全てについて、繰り出しが完了したか否かを判断し(L11)、一方、ステップL9の判断の結果、繰り出し処理が完了していない場合、L2に戻って、繰り出し位置決定した次の繰り出しトレイ29位置へバケット23を移動し、繰り出しを継続する(L2)。全てのトレイ29より繰り出しが完了した場合には、包装硬貨24を取り出したバケット23は上端位置へ移動し、包装硬貨24を放出する(L12)。最後に、ロック機構35によりバケット23をロックする(L13)。
上述したように、包装硬貨取り出し側に複数の透過センサを設け、複数のセンサ検知用孔を介してトレイに収納された包装硬貨を検知することで、包装硬貨の収納方向に対する長さおよび斜行状態を判別することができる。
さらに、前記収納状態判別手段の判別の結果で、トレイに収納された包装硬貨が斜行状態であると判別された場合、トレイ内の包装硬貨の姿勢を正す為にバケットにより振動を発生させ、再度、包装硬貨の収納状態を判別し、なおも包装硬貨が斜行状態であると判別された場合、同一金種の包装硬貨を装填した別トレイから包装硬貨を取り出し、装置停止せず取引の迅速化が図れる。
上述したように、トレイ内に収納された包装硬貨の斜行状態を判別し、正しく整位された包装硬貨のみ繰り出すことで、安定した包装硬貨の繰り出しを行う包装硬貨処理機を提供することが可能となる。また、本実施例の説明では、釣銭販売機に内蔵される包装硬貨処理機を一実施例として説明を行ったが、包装硬貨処理機に限定されるわけでなく、例えば、筒状媒体をトレイに収納してトレイ片側から放出する構成の装置等にも適用出来る。
釣銭販売機の外観を示す図。 包装硬貨処理機の構成例を示す図。 バケット部の側面図及び平面図。 バケット部の平面図。 収納状態判別に用いるテーブルの図。 トレイの振動発生動作を説明するための図。 釣銭販売機の取引全体の流れを説明するための図。 包装硬貨処理機の処理動作を説明するための図。
符号の説明
11…釣銭販売機、12…操作・表示部、13…紙幣処理機、14…紙幣投入口、15…硬貨投入口、16…包装硬貨処理機、17…包装硬貨取出口、18…シャッタ開閉方向、19…バケット部上下動作方向、20…繰り出しアーム可動方向、21…繰り出し部、22…取出口シャッタ、23…バケット、24…包装硬貨、25…バケット昇降モータ、26…ワゴン部、27…繰り出しアーム、28…媒体情報部、29…トレイ、30…センサ、31…ガイドレール、32…エンコーダ、33…スリットレール、34…抜取検知センサ、35…ロック機構、36…駆動ベルト、37…ソレノイド、38…レバー、39…満杯検知センサ、40…ロッド、41…トレイ案内ガイド、42…トレイ引き出しソレノイド、43…リンク、44…ラッチ、45…繰り出しモータ、46…繰り出しアーム下位置検知センサ、47…繰り出しアームカム位置検知センサ、48…繰り出しアーム上位置検知センサ、49…トレイ先端姿勢検知センサA、50…トレイ先端姿勢検知センサB、51…トレイ先端姿勢検知センサC、52…2本出し検知センサ、53…包装硬貨外径検知センサ、54…包装硬貨穴検知センサ、55…50枚巻包装硬貨、56…20枚巻包装硬貨、57…ロックピン、58…トレイロックレバー

Claims (5)

  1. 包装硬貨を金種別に収納するトレイと、
    該トレイに収納された包装硬貨を繰り出す包装硬貨繰り出し手段と、
    前記包装硬貨繰り出し手段を制御する制御部と、
    包装硬貨の種類及び/又は装填状態を判別する収納状態判別手段とを備え、
    前記トレイは、前記包装硬貨繰り出し手段側に1つ以上のセンサを備え、
    前記センサは、前記トレイの前記包装硬貨繰り出し手段側における包装硬貨を検知し、
    前記収納状態判別手段は、前記センサによる検知結果に基づき、包装硬貨の種類及び/又は装填状態を判別することを特徴とする包装硬貨処理機。
  2. 請求項1記載の包装硬貨処理機は、
    前記収納状態判別手段が、包装硬貨の種類及び/又は装填状態が、異常と判断した場合は、前記制御部は、前記包装硬貨繰り出し手段による繰り出し処理を中止するよう制御することを特徴とする包装硬貨処理機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の包装硬貨処理機はさらに、
    前記トレイに対して振動を発生させる振動発生手段を備え、
    前記収納状態判別手段による前記包装硬貨の装填状態の判別結果に基づき、前記制御部は、前記振動発生手段が前記トレイに振動を発生させるよう制御することを特徴とする包装硬貨処理機。
  4. 請求項3に記載の包装硬貨処理機であって、
    前記収納状態判別手段による包装硬貨の装填状態が斜行状態と判別された場合に、前記制御部は、前記振動発生手段が前記トレイに振動を発生させるよう制御することを特徴とする包装硬貨処理機。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の包装硬貨処理機であって、
    前記振動発生手段が前記トレイに振動を発生させた後において、
    前記収納状態判別手段は、再度前記センサによる検知結果に基づき、包装硬貨の種類又は/及び装填状態を判別し、
    前記収納状態判別手段が、包装硬貨が斜行状態であると判別した場合、前記制御部は、前記包装硬貨繰り出し手段に、同一金種の包装硬貨を装填した他のトレイから包装硬貨を繰り出すよう制御することを特徴とする包装硬貨処理機。
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