JP2006260061A - 棒金払出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納棚に異金種の棒金が誤ってセットされた場合でも、棒金の金種を確実に判別可能にする。
【解決手段】収納棚から繰出された棒金を収容して搬送するエレベータ部3に、繰出された棒金を受けて転動させるガイド板3eと、このガイド板3e上で棒金を停止させる棒金ストッパ40と、回転可能な軸63と、棒金ストッパ40により停止される棒金によって押上げられるように軸63の中央部に設けられた外径検知部材61と、軸63の端部に設けられた外径検知アーム62と、外径検知部材61が押上げられたときの外径検知アーム62の回動位置により棒金の外径を検知する外径検知センサ66,67と、棒金ストッパ40により停止された棒金に対して硬貨の孔の有無を検知する硬貨孔検知センサ65とを設け、これらのセンサ66,67,65の検知結果から制御部が棒金の金種を判別するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、棒金の払出しを行う棒金払出し装置に関するもので、特に収納した棒金の金種を検知する機能を有する棒金払出し装置に関するものである。
銀行等の金融機関の店舗内に備えられる現金処理システムが知られており、この現金処理システムは紙幣入出金装置、硬貨入出金装置、紙幣小束払出し装置、棒金払出し装置等の現金を取り扱う複数の装置と、入力装置と、これらの装置を統括して制御する制御装置等により構成されている。
このような現金処理システムに用いられる従来の棒金払出し装置として、例えば、特許文献1に示すものがある。
ここでいう棒金とは、同一金種の硬貨を例えば50枚ずつ紙やビニール等のシートで棒状(円柱状)に包装したものである。
この特許文献1の棒金払出し装置は、金種別に複数本の棒金を径方向に一列に整列させて収納する金種別のカセットを上下方向に複数段配置し、上位装置からの払出し指示、払出し金種、数量に基づいて、指定金種の棒金を該当するカセットから繰出し部材により必要本数繰出してエレベータ部に放出する。そして指定金種、数量の棒金がエレベ−タ部に収容されるとエレベ−タ部を上昇させ、棒金払出し口に位置付けてからシャッタを開いて、エレベ−タ部に収容されている棒金をオペレータに取出させるものとなっている。
このような棒金払い出し装置において、各カセットに収納されている棒金の本数、金種を検知する棒金検知手段を備えたものが、例えば、特許文献2に示されている。
この棒金検知手段は、各カセットに対応してカセット内の棒金を挟んで棒金の長手方向に向けて対抗するように配置した発光素子と受光素子を、カセット内の棒金の整列方向沿って一体に移動させるように構成したもので、前記発光素子及び受光素子は硬貨の径方向の中心から周面側にずらした位置、特に5円、50円のように中央に孔のある硬貨に対しては、その孔から外れた位置で光走査するように設定されている。
これにより各カセットに対応した各発光素子と受光素子を移動させた際、各発光素子から投光される光が棒金の端面を直線的に光走査し、棒金にかからない透光位置では受光素子が受光してオンになると共に、棒金にかかる遮光位置では受光素子がオフになるので、このオン・オフの回数に基づいて各カセットに収納されている棒金の本数を、またオン・オフの変化の間隔に基づいて各カセットに収納されている棒金の金種をそれぞれ検知するものとなっている。
尚、棒金を収納した各カセットには、棒金の端面位置を規制する側板部が形成され、この両側の側板部の全長にわたるように発光素子の光を透過させるスリットが形成されている。
特開2003−109060公報(段落「0018」〜段落「0024」、図1〜図3) 特開平7−249139号公報(段落「0022」〜段落「0038」、図1〜図5)
しかしながら、上述した従来の技術においては、各カセット内の棒金に対し、硬貨の径方向の中心より周面側にずらした位置で棒金検知手段により光走査を行うものとしているため、棒金検知手段のオン・オフにより各カセット内に収納されている棒金の本数は確実に検知できるが、カセット内に異金種の棒金が誤って収納されていて、その異金種の棒金と適正金種の棒金との直径の差が少ない場合、オン・オフの変化の間隔のみからでは異金種が収納されていることを正確に検知できないという問題がある。
例えば、100円硬貨の直径は22.6mm、5円硬貨の直径は22mmで直径の差が少なく、これに包装用紙の厚みの影響が加わるので正確な判定は極めて困難となる。
仮に、カセットに収納されているすべての棒金の合計長で比較することを考えた場合でも、異金種の棒金が複数本収納されていた場合は、その差が累積されて異金種の棒金が収納されていると判定することができるが、複数本の適正金種の棒金の中に1本だけ異金種の棒金が収納されている場合には正確に判定することは困難である。
また、棒金を払出す際、オペレータが棒金払出し口より棒金を取出してから、シャッタが閉動作を開始した直後にオペレータが誤って棒金をエレベ−タ部の棒金収容部に落下させた場合、落下状態によっては棒金の残留検知を行うセンサに検知されないことがあり、その場合シャッタが閉じてしまうため、オペレータが気づかない場合、棒金収容部に落下し残留した棒金を、次の棒金の払出し時に別のオペレータに払い出してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、一定枚数の硬貨を棒状に包装した棒金を収納棚の一端から繰出し部材により1本ずつ繰出してエレベータ部に収容し、該エレベータ部により前記棒金を棒金払出し口に搬送して払出す棒金払出し装置において、前記エレベータ部に、繰出し部材により繰出された棒金を受けて転動させるようにガイドするガイド板と、このガイド板上で棒金を停止させる上下動可能な棒金ストッパと、前記ガイド板の上方に設けられた回転可能な軸と、前記棒金ストッパにより停止される棒金によって押上げられるように前記軸の中央部に設けられた外径検知部材と、前記軸の端部に設けられたアームと、前記外径検知部材が押上げられたときの前記アームの回動位置により前記棒金ストッパにより停止された棒金の外径を検知する外径検知センサと、前記棒金ストッパにより停止された棒金に対して硬貨の孔の有無を検知する硬貨孔検知センサとを設け、かつ、前記外径検知センサと硬貨孔検知センサの検知結果から棒金の金種を判別する棒金金種判別手段を備えたことを特徴とする。
このようにした本発明は、棒金収納部に異金種の棒金が誤ってセットされた場合でも、棒金をエレベ−タ部に収容する際、棒金の外径と孔の有無を検知して、検知した棒金の外径と孔の有無に基づいて棒金の金種を判別するようにしているため、棒金の金種を確実に判別することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による棒金払出し装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例においてエレベータ部に設けられた棒金の金種検知手段の側断面図、図2は同じく棒金の金種検知手段の斜視図、図3は第1の実施例を示す側面図、図4は第1の実施例における繰出し部材の斜視図、図5と図6は繰出し部材の動作を示す側面図、図7はエレベータ部の側断面図である。
まず、図3について説明する。図3において1は棒金払出し装置、11はこの棒金払出し装置の筐体で、この筺体11は前部側が開口しており、その開口に扉12が設けられている。
筺体11内には前後方向(矢印A−B方向)に延在する複数段の収納部2が設けられており、これら収納部2は前端側(矢印A方向)に向かって下方に傾斜し、互いに平行になるように筺体11の両側部内面に固定されている。
これら各収納部2は、筺体11の両側内面に前傾状態で固定された図示しない断面コ字状のベース部材と、このベース部材上に着脱自在に装填される断面コ字状の収納棚21(図5、図6参照)とによって構成されている。
各収納棚21内には棒金10が自重によって矢印A方向に転動可能な状態で複数本の整列した状態に収納されていて、先頭の棒金10aが収納棚の先端部に設けられた繰出し部材5に係止されている。
尚、各収納部2は傾斜させることで棒金10を自重により矢印A方向に転動可能とする構造に限定されるものはでなく、例えば各収納部2を水平に配置して、棒金10を繰出し部材5側へ付勢する手段を設けるようにしてもよい。
3はエレベータ部で、このエレベータ部3の昇降をガイドする2本のガイド棒13が扉12に近接するように筺体11の一側内面側に上下方向に延在するように立設されていて、エレベータ部3はこの2本のガイド棒13により複数段の収納部2の先端に沿って昇降可能となっている。
このエレベータ部3の昇降位置上方における筐体11の上面には棒金10を払出すための棒金払出し口が開口され、この棒金払出し口にシャッタ23が設けられている。
14はモータで、筺体11の底面に図示しないブラケットを介して固定されており、このモータ14のモータ軸15と筺体11の他側面側に設けられたプーリ16との間には伝達ベルト17が張架されている。
駆動プーリ16と3個の従動プーリ18との間には、搬送ベルト19が筺体11内の上下方向に延在して略長方形を成すように張架されおり、この搬送ベルト19の少なくとも1個所がエレベータ部3の側面に固定されていて、モータ14が正、逆方向に駆動されることで搬送ベルト19が上下方向に走行し、その走行に伴ってエレベータ部3が昇降するようになっている。
尚、各収納棚21のエレベータ部3と対面する側の端部には、図示しないフォトセンサ等による公知の位置センサがそれぞれ設けられており、この位置センサはエレベータ部3の位置を検知し、検知した位置に関する情報を後述する制御部に送出するようになっており、従って各収納棚21とそこに収納する棒金10の金種が対応付けることで、エレベータ部3を目的とする金種の棒金10が収納されているの収納棚21に位置付けることができる。
また、各収納棚21には図示しないフォトセンサ等による公知の数量センサが設けられており、この数量センサはそれぞれ収納棚21に収納している棒金の本数を検知して、検知した棒金の本数に関する情報を後述する制御部に送出するものとなっている。
20は筐体11内に備えられた制御ユニットで、この制御ユニット20内には、モータ14や、シャッタ23を開閉させる公知の開閉機構(例えば、ラックアンドピニオンとモータ)、及び当該棒金払出し装置1全体の動作を入力情報やセンサ情報等に基づいて制御すると共に図示しない上位装置と通信を行う制御部、及びその制御プログラムを格納した記憶部等が設けられている。
次に繰出し部材5について図4〜図6を用いて説明する。
図4に示すように、繰出し部材5は、両側部51,52を有する略半円筒状に形成された棒金受入れ部53と、この棒金受入れ部53の両側部51,52に突設された回動軸54,55と、一方の回動軸54の外周に装着された駆動ギア56と、棒金受入れ部53の外周面に沿って櫛歯状に突設された三日月上の複数の係止部57によって形成されている。
棒金受け入れ部53の内径は、収納棚21毎に決められた金種の棒金10の外径よりもわずかに大きく形成されており、回動軸54,55は図示しないベース部材の両側部に回動自在に支持されている。
駆動ギア56は収納部2内を摺動する摺動部材と連結された移動可能なラック58と噛合わせてあって該ラック58の移動により回転し、これにより繰出し部材5も駆動ギア56と一体に回転するものとなっている。
このラック58は図示しないスプリングにより常時矢印A方向に付勢され、ラック58に図5に示す矢印B方向への力が加えられていないときは、繰出し部材5の開口が矢印B方向に向くように設定されており、ラック58が付勢力に抗して矢印B方向へ移動すると繰出し部材5は図6に示す矢印C方向に回転する。
そして繰出し部材5の開口が矢印Bの方向に向いた状態では、収納棚21に収納された複数本の棒金10のうちの先頭の棒金10aが、繰出し部材5の開口から棒金受入れ部53内に収まり、この棒金受入れ部53内に収まった棒金10aは、図6に示すように繰出し部材5の矢印C方向への回転により繰出されてエレベータ部3に放出される。その際、後続の棒金10bは係止部57の外周により係止されて収納棚21内に保持される。
次にエレベータ部3について、図7及び図8を用いて説明する。
エレベータ部3は上面を開口させた箱状に形成され、内部における収納棚21側の所定高さの位置にガイド板3eが設けられ、扉12側にガイド板3eから落込むように棒金収容部4が形成されている。
ガイド板3eは棒金収容部4側の端部に設けた軸3dを支点として回動できるように支持されており、この軸3dの両端はエレベータ部3の両側面等に取付けられていて、ガイド板3eは、通常時は収納棚21と同様の角度で傾斜し、棒金10をリジェクトするときは図示しない機構により逆側に傾斜するようになっている。
エレベータ部3の少なくとも収納棚21側の上部は開放されていて、各収納棚21から繰出された棒金10をエレベータ部3内に受入れるようになっている。
3aはガイド軸で、このガイド軸3aはエレベータ部3の内面に上下方向に位置をずらして複数設けられている。
36は下面にラック36aを形成した棒金繰出し部36で、この棒金繰出し部36の側面に設けた長穴36bをガイド軸3aにそれぞれ嵌合させることにより、棒金繰出し部36が収納部2とほぼ同じ傾斜角で前後動可能に支持されている。
この棒金繰出し部36は下面にラック36aが形成され、また一端には収納棚21側のラック58の端面を押圧する押圧軸36cが設けられていて、この押圧軸36cと反対側で棒金繰出し部36はスプリング43により引張されている。
30は前記ガイド板3eの下側の空間に配置された駆動モータで、そのモータ軸には駆動ギア30aが取付けられており、この駆動ギア30aには棒金ストッパ解除シャフト31の一端に設けられた棒金ストッパ解除ギア31aが噛合い、更に棒金ストッパ解除ギア31aにはドライブシャフト33に設けられた伝達ギア33aが噛合っている。
尚、棒金ストッパ解除シャフト31及びドライブシャフト33の両端はエレベータ部3の両側面あるいは図示しないブラケット等に回転自在に支持されている。
ドライブシャフト33上には、トルクリミッタ34と共にラック駆動ギア35が装着され、駆動モータ30によりラック駆動ギア35はドライブシャフト33と一体に回転するものとなっている。
このラック駆動ギア35は棒金繰出し部36のラック36aと噛合わせてあり、従ってラック駆動ギア35が回動するとラック36aが押されて棒金繰出し部36が収納棚21側に前進し、これにより押圧軸36cが収納棚21側のラック58の端面を押して移動させるため、繰出し部材5が半回転して棒金10aが収納棚21から繰出され、エレベータ部3のガイド板3e上に放出される。
そして、押圧軸36cがラック58の端面を押すことでラック駆動ギア35に設定以上のトルクが発生すると、トルクリミッタ34の作用によりドライブシャフト33のみが回転するようになっており、必要以上の棒金繰出し部36の前進が阻止される。
40はエレベータ3内の図示しない摺動部材と連結された上下動可能な棒金ストッパ、41は引張りスプリングで、この引張りスプリング41は一端がエレベータ部3内に設けられた図示しないフック部に引っ掛けられ、他端が棒金ストッパ40のフック部40aに引っ掛けられられており、棒金ストッパ40はこの引張りスプリング40の引張り力により引上げられるように付勢され、上端部がガイド板3eと棒金収容部4の間に設けられたスリットからガイド板3eより上方に突出して金種判別される棒金10を一時的に止めるようになっている。
32は棒金ストッパ解除シャフト31に固定された棒金ストッパ解除アームで、この棒金ストッパ解除アーム32を駆動モータ30により回転させることで、棒金ストッパ解除アーム32の先端部を棒金ストッパ40の下部に形成されたフロア40bと当接させ、棒金ストッパ40を押し下げて金種判別後の棒金10を棒金収容部4に収容するようになっている。
32aは棒金ストッパ解除シャフト31に固定された被検知レバー、42はこの被置検知レバー32aの先端が通過可能なスリットを有する位置検知センサで、この位置検知センサ42が前記スリットに進入した位置検知レバー32aを検知することで棒金ストッパ解除アーム32の原点位置が検知され、その検知信号に基づいて制御部により駆動モータ30の駆動が制御されるものとなっている。
次に、棒金の金種検知手段について図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2において63は収納部2に整列して収納された棒金10と平行になるようにエレベータ部3のガイド板3eの上方に配置されたシャフト、61はシャフト63の中央部に固定された外径検知部材、62は外径検知部材61と所定の角度を成すように上端がシャフト63の一端に固定されたアームで、シャフト63の両端をエレベータ部3の両側面に設けられた軸受けに回転自在に支持することで、外径検知部材61と外径検知アーム62はシャフト63を中心に回動するものとなっている。
3fは外径検知アーム62を制止させるためにエレベータ部3の一側内面に設けられたストッパである。
外径検知アーム62の重量は外径検知部材61より重くなっていて、外径検知アーム62はその重量によりほぼ垂直に垂下し、また外径検知アーム62の長さは外径検知部材61より長く設定されていて、ガイド板3e上に繰出された棒金10により外径検知部材6が押上げられたとき、外径検知部材61の移動量が外径検知アーム62の下端で増幅されるようになっている。
また、外径検知アーム62の下端には第1の検知片62aと第2の検知片62bが回動方向に所定の間隔をあけ、かつ上下方向に位置をずらして設けられており、この第1の検知片62aと第2の検知片62bの回動経路上に第1の外径検知センサ66と第2の外径検知センサ67が所定の間隔をあけて配置されている。
この第1の外径検知センサ66と第2の外径検知センサ67は、それぞれ第1の検知片62aと第2の検知片62bが通過可能なスリットを挟んで対向する発光素子と受光素子によって構成されており、第1の検知片62aまたは第2の検知片62bにより発光素子の光が遮光されたとき受光素子がオン、遮光されないとき受光素子がオフの信号を出力するものとなっている。
ここで、各金種における棒金10の外径と第1の外径検知センサ66および第2の外径検知センサ67の関係を説明する。
ガイド板3e上に棒金10が放出されていない状態では、図1に示したように外径検知アーム62はほぼ垂直に垂下しストッパ3fに当たって停止している。この状態では、第1の検知片62aと第2の検知片62bが第1の外径検知センサ66と第2の外径検知センサ67から外れた位置にあり、第1の外径検知センサ66と第2の外径検知センサ67はオフの信号を出力する。
ガイド板3e上に1円または50円の金種の棒金10が放出されて棒金ストッパ40によって止められたとき、その棒金10により外径検知部材61が押上げられると、外径検知アーム62が回動する。
このとき、第1の検知片62aは第1の外径検知センサ66の光を遮光する位置に変位するが、第2の検知片62bは第2の外径検知センサ67の光を遮光する位置には達しないので、第1の外径検知センサ66のみがオンの信号を出力し、第2の外径検知センサ67はオフの信号を出力する。
棒金ストッパ40によって止められた5円または100円の金種の棒金が10により外径検知部材61が押上げられて外径検知アーム62が回動した場合は、第1の検知片62aが第1の外径検知センサ66の光を遮光する位置に変位し、第2の検知片62bも第2の外径検知センサ67の光を遮光する位置に変異するので、第1の外径検知センサ66と第2の外径検知センサ67はオンの信号を出力する。
棒金ストッパ40によって止められた10円の金種の棒金が10により外径検知部材61が押上げられて外径検知アーム62が回動した場合は、第1の検知片62aが第1の外径検知センサ66の位置を通過し、第2の検知片62bが第2の外径検知センサ67の光を遮光する位置に変異するので、第1の外径検知センサ66と第2の外径検知センサ67はオフの信号を出力する。
棒金ストッパ40によって止められた500円の金種の棒金が10により外径検知部材61が押上げられて外径検知アーム62が回動した場合は、第1の検知片62aが第1の外径検知センサ66の位置を通過し、第2の検知片62bも第2の外径検知センサ67の位置を通過するので、第1の外径検知センサ66と第2の外径検知センサ67はオフの信号を出力する。
このように、各金種における棒金10の外径と第1の外径検知センサ66および第2の外径検知センサ67の関係が設定されている。
65は硬貨孔検知センサで、この硬貨孔検知センサ65を構成する発光素子と受光素子は、収納部2に整列して収納された棒金10と平行になるようにかつ各金種の棒金10のうちの最も長い長さより大きい間隔でガイド板3上に配置されていて、更にこの発光素子と受光素子は、五円または50円硬貨の棒金10が棒金ストッパ40によって止められたとき、その棒金10の硬貨の孔を発光素子の光が通過できる位置に設定されている。
従って、硬貨孔検知センサ65は、ガイド板3e上に棒金10が放出されていない状態、中央に孔を有する五円または50円の金種の棒金10がガイド板3e上に棒金10が放出された状態のときはオフの信号を出力し、1円、100円、10円、500円のいずれかの金種の棒金10が放出された状態のときは、オンの信号を出力する。
図9は金種判別のために制御ユニット20の記憶部に格納されるテーブルデータの説明図である。
このテーブルデータは、前記のような棒金の外径による第1の外径検知センサ66及び第2の外径検知センサ67の信号出力と、硬貨の孔の有無による硬貨孔検知センサの信号出力を組み合わせたもので、制御ユニット20の制御部はこのテーブルデータを参照して1円、50円、5円、100円、10円、500円の棒金10の金種を判別する棒金金種判別手段としても機能するものとなっている。
図10は第1の実施例の作用を示すフローチャート、図11は同じく第1の実施例の作用を示す要部側面図で、以下に棒金払出しの手順を図10にSで示したステップに従って説明する。
尚、以下に説明する各部の動作は、制御ユニット20内の図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。
まず、図示しない上位装置から出金要求に関する情報を制御部が受信し(S1)、続けて上位装置から棒金10の指定金種及び本数に関する情報を受信する(S2)。
制御部はモータ14を駆動し、前記指定金種に基づいてエレベ−タ部3を筐体11の底部に設定されたホームポジションから目的の収納棚21に向かって上昇させる(S3)。
指定金種の棒金10が収納されている収納棚21に設けられた位置センサは上昇してきたエレベ−タ部3を検知し、オン信号を制御部に送信する(S4)。
制御部は前記位置センサから受信した信号に基づいてモータ14を停止させ(S5)、これにより図11(a)に示したようにエレベ−タ部3を目的とする収納棚21の前端にガイド板3eが対応するように位置付けて停止させると共に、その位置をエレベ−タ部3の現在停止位置情報として図示しない記憶部に保持する。
その後、制御部は駆動モータ30にパルスを送信して、駆動モータ30が正方向に回転するように駆動する。
この駆動モータ30の回転力は駆動ギア30a、棒金ストッパ解除ギア31a、伝達ギア33aを介してラック駆動ギア35に伝達されるため、ラック駆動ギア35の回転によりラック36aが押されて棒金繰出し部36が収納棚21側に前進し、これにより押圧軸36cが収納棚21側のラック58の端面を押して移動させるため、繰出し部材5が半回転して棒金10が1本だけ収納棚21から繰出され、エレベータ部3のガイド板3e上に放出される (S6)。
放出された棒金10はエレベ−タ部3のガイド板3e上を転動して図11(b)に示したように外径検知部材61を押上げると共に、ストッパ部材4に当たって停止する。
このとき、棒金10の孔の有無を検知する硬貨孔検知センサ65から出力される信号の変化により制御部は棒金10の存在を確認する(S7)。
確認後、制御部は第1の外径検知センサ66及び第2の外径検知センサ67の信号出力と、硬貨の孔の有無による硬貨孔検知センサの信号出力を図9のテーブルデータと照らし合わせて棒金10の金種を判別し、その金種が正常か否か、つまり指定金種か否かを判断する(S8)。
正常な金種である場合、制御部は駆動モータ30を駆動し続け、これにより棒金ストッパ解除アーム32が回転を続けるが、このとき収納棚21側のラック58が図示しないストッパに当たって停止することでラック駆動ギア35に設定以上のトルクが発生するので、トルクリミッタ34の作用によりドライブシャフト33のみが回転し、棒金繰出し部36の移動が阻止される。
そして、棒金ストッパ解除アーム32の回転により、その先端部が棒金ストッパ40の下部に形成されたフロア40bと当接し、更に棒金ストッパ解除アーム32が回転を続けることで、棒金ストッパ40を押下げる。
これにより棒金ストッパ40の上端がガイド板3eと同一面以下の位置に退避すると、棒金10は自重によりガイド板3e上を転動し、図11(c)に示したように棒金収容部4に落下して収容される(S9)。
このときの棒金10の転動により硬貨孔検知センサ65から出力される信号が変化するので、制御部は硬貨孔検知センサ65から出力される信号の変化により棒金収容部4への棒金10の収容を確認し、駆動モータ30を停止した後、逆方向に回転するパルスを送信する。
これにより駆動モータ30が逆方向に回転すると、ラック駆動ギア35が逆回転して棒金繰出し部36が後退して元の位置に復帰し、それに伴って収納棚21側のラック58も図示しないスプリングにより元の位置に戻るため、繰出し部材5も元の状態に復帰する。
また、このとき棒金ストッパ解除アーム32も逆方向に回転して棒金ストッパ40への押下げ力を解除してゆくため、棒金ストッパ40はスプリング40により引き上げられて再び上端がガイド板3eの上方へ突出し、更に、被置検知レバー32aの先端が位置検知センサ42のスリットに進入して位置検知レバー32aに検知されると、その検知信号に基づいて制御部により駆動モータ30の駆動が停止され、これにより棒金ストッパ解除アーム32も元の位置に復帰する(S10)。
その後、制御部は引き続いてエレベータ部3に収容する棒金があるかどうかを上位装置から受信した指定金種及び本数に基づいて判断し(S11)、ある場合は、更に現在エレベータ部3が位置付けられている収納棚21に収納されている棒金と同一の金種か否かを判断する(S12)。
そして、同一であればS6からS10までの処理を繰り返し、同一でなければS3に戻って制御部はモータ14を駆動し、目的の収納棚21に向かってエレベ−タ部3を上昇または下降させた後、S10までの処理を繰り返す。但し、この場合、エレベ−タ部3の上昇は、ホームポジションからではなく、現在の停止位置からとなる。
前記S11でエレベータ部3に収容する棒金がないと判断した場合、つまり上位装置から受信した指定金種及び本数の棒金をすべてエレベ−タ部3に収容した場合、制御部11はモータ14を駆動し、エレベ−タ部3を筐体11上面の払出し口に向かって上昇させる(S13)。
そして、払出し口に設けられている図示しない位置センサがエレベ−タ部3を検知すると(S14)、制御部はその検知信号に基づいてモータ14を停止させ、エレベ−タ部3上面を払出し口に停止させる(S15)。
エレベ−タ部3上面を棒金払出し口に停止すると、制御部は図示しないシャッタ開閉機構に信号を送信し、その信号に基づいてシャッタ開閉機構がシャッタ23を開く(S16)。
これによりオペレータがエレベ−タ部3の棒金収容部4から棒金を取出し、すべての棒金10が取出されたことがエレベ−タ部3に設けられている図示しないセンサにより検知されると、制御部は取出しが終了したものと判断して(S17)、シャッタ開閉機構に信号を送信し、その信号に基づいてシャッタ開閉機構がシャッタ23を閉じる(S18)。
続いて制御部は上位装置に対して払出し要求のあった金種、本数の棒金をオペレータに払出した旨の通知を送信し(S19)、払出し要求のあった金種、本数のデータを記憶部から消去すると共に、収納棚21に設けられている数量センサから受信した情報に基づいて記憶部に記憶されている各収納棚21の棒金の収納本数を更新する。
最後に制御部は、モータ14を逆方向に駆動してエレベ−タ部3を下降させ、ホームポジションに戻す(S20)。
これにより棒金の払出し処理は終了となるが、前記S8で正常な金種ではない異金種と判別した場合は、制御部がモータ14を逆方向に駆動してエレベ−タ部3を一旦ホームポジションに下降させ、ガイド板3eの傾斜を逆方向に切替えて異金種と判別されたガイド板3e上の棒金10を図示しないリジェクトボックスに落下させる(S21)。
このようにして異金種の棒金をリジェクトした後、S3に戻って制御部はモータ14を駆動し、目的の収納棚21に向かってエレベ−タ部3を上昇させた後、S20までの処理を行う。
以上説明したように、第1の実施例では、棒金収納部に異金種の棒金が誤ってセットされた場合でも、棒金をエレベ−タ部に収容する際、棒金の外径と孔の有無を検知して、検知した棒金の外径と孔の有無に基づいて棒金の金種を判別するようにしているため、棒金の金種を確実に判別することができるという効果が得られる。
また、棒金を収納棚21から繰出すため繰出し部材5を半回転させる棒金繰出し部36と、繰出された棒金を金種判別位置に停止させる棒金ストッパを1つの駆動モータ30で動作できるようにしているため、小型、軽量で、低コストの装置を実現できるという効果も得られる。
次に第2の実施例について説明する。
この第2の実施例は、各収納棚21の前端側の側部にエレベ−タ部33の昇降方向に沿って延在する側板を設け、この側板に各収納棚21間に位置するように押当て部26(図12参照)を櫛歯状に形成した構成を有し、また制御プログラムに、エレベータ部3に放出された棒金10が異金種と判別された場合、エレベ−タ部3の昇降により棒10に振動を与えた後、再度金種判別を行うようにした処理を加えたもので、その制御プログラムは制御ユニット20に設けた図示しない記憶部に記憶したものとする。
尚、この他の構成は上述した第1の実施例と同様であるので、その説明は省略する。
図12は第2の実施例の作用を示す要部側面図、図13は第2の実施例の作用を示すフローチャートで、以下に棒金払出しの手順を図13にSで示したステップに従って説明する。
まず、S1からS8まで第1の実施例において図10で説明した処理と同様の処理が行われる。
S8で正常な金種ではないと判定した場合、その理由として、前記のようにエレベ−タ部3が位置付けられた収納棚21に異金種の棒金10が誤ってセットされた場合の他に、収納棚21から繰出されて放出された棒金10が正常な状態で棒金ストッパ40に当たらず、斜めの状態あるいは片側が浮き上がった状態で棒金ストッパ40に当たって停止する等のことにより異金種と判定されるケースが考えられるので、この第2の実施例では、制御部は駆動モータ30を一旦停止した後、逆方向に回転させるパルスを送信し、これにより位置検知レバー32aが位置検知センサ42に検知されるまで駆動モータ30を逆方向に回転させて、棒金繰出し部36を元の位置に復帰させると共に、繰出し部材5も元の状態に復帰させ、更に棒金ストッパ解除アーム32も元の位置に復帰させる(S30)。
その後、制御部はエレベ−タ部3の現在停止位置情報に基づいてモータ14を正方向と逆方向に交互に駆動してエレベ−タ部3を複数回昇降動作させる(S31)。
これによりガイド板3e上の棒金に振動を与えてからモータ14を停止させて、図12(a)に示したようにエレベ−タ部3に設けられている棒金繰出し部36の押圧軸36cの先端が収納棚21間に位置する押当て部26と対向するようにエレベ−タ部3を停止させる。
この状態で制御部は前記S8と同様に棒金10の金種を判別して、その金種が正常か否かを判断する(S32)。
正常な金種である場合、制御部は駆動モータ30にパルスを送信して、駆動モータ30を正方向に回転させると、図12(b)に示したように棒金繰出し部36が収納棚21側に移動して押圧軸36cの先端が押当て部26に当接し、更に駆動モータ30を回転するとラック駆動ギア35に設定以上のトルクが発生するので、トルクリミッタ34の作用によりドライブシャフト33のみが回転し、棒金繰出し部36の移動が阻止される。
このとき棒金ストッパ解除アーム32は回転し続け、その先端部が棒金ストッパ40の下部に形成されたフロア40bと当接し、更に棒金ストッパ解除アーム32が回転を続けることで、棒金ストッパ40を押し下げる。
これにより棒金ストッパ40の上端がガイド板3eと同一面以下に退避すると、棒金10は自重によりガイド板3e上を転動し、図12(c)に示したように棒金収容部4に落下して収容される(S33)。
このときの棒金10の転動により硬貨孔検知センサ65から出力される信号が変化するので、制御部は硬貨孔検知センサ65から出力される信号の変化により棒金収容部4への棒金10の収容を確認し、駆動モータ30を停止させた後、逆方向に回転するパルスを送信する。
これにより駆動モータ30が逆方向に回転すると、ラック駆動ギア35が逆回転して棒金繰出し部36が元の位置に復帰する。
また、このとき棒金ストッパ解除アーム32も逆方向に回転して棒金ストッパ40への押下げ力を解除してゆくため、棒金ストッパ40はスプリング40により引き上げられて再び上端がガイド板3eの上方へ突出し、更に、位置検知レバー32aの先端が位置検知センサ42のスリットに進入して位置検知レバー32aに検知されると、その検知信号に基づいて制御部により駆動モータ30の駆動が停止され、これにより棒金ストッパ解除アーム32も元の位置に復帰する(S34)ので、以後、第1の実施例において図10で説明した処理と同様の処理を実行する。
一方、前記S32でも正常な金種ではないと判別した場合、つまり異金種と判別した場合は、第1の実施例と同様に制御部がモータ14を逆方向に駆動してエレベ−タ部3を一旦ホームポジションに下降させ、ガイド板3eの傾斜を逆方向に切替えて異金種と判定されたガイド板3e上の棒金10を図示しないリジェクトボックスに落下させる(S21)。
このようにして異金種の棒金をリジェクトした後、S3に戻って制御部はモータ14を駆動し、目的の収納棚21に向かってエレベ−タ部3を上昇させた後、S20までの処理を行う。
以上説明したように第2の実施例では、金種判別で棒金10が異金種と判別された場合、エレベ−タ部3を昇降動作させ、これにより棒金10に振動を与えてから再度金種の判別を行うようにしているため、斜めの状態あるいは片側が浮き上がった状態で棒金ストッパ40に当たって停止してしまったような棒金10に対しても金種の判別を確実に行うことが可能となり、不要なリジェクト処理を防止できるという効果が得られる。
次に第3の実施例について説明する。
この第3の実施例は、制御プログラムに、エレベータ部3に放出された棒金10が異金種と判別された場合、棒金繰出し部36の往復動作により棒金10に振動を与えた後、再度金種判別を行うようにした処理を加えたもので、その制御プログラムは制御ユニット20に設けた図示しない記憶部に記憶したものとする。
尚、この他の構成は上述した第2の実施例と同様である。
図14は第3の実施例の作用を示すフローチャートで、以下に棒金払出しの手順を図14にSで示したステップに従って説明する。
まず、S1からS8まで第1の実施例において図10で説明した処理と同様の処理が行われる。
S8で正常な金種ではないと判定した場合の理由として、第2の実施例で説明したように収納棚21から繰出されて放出された棒金10が正常な状態で棒金ストッパ40に当たらず、斜めの状態あるいは片側が浮き上がった状態で棒金ストッパ40に当たって停止する等のことにより異金種と判定されるケースが考えられるので、この第3の実施例でも、S8で正常な金種ではないと判定した場合、制御部は駆動モータ30を一旦停止した後、逆方向に回転させるパルスを送信し、これにより位置検知レバー32aが位置検知センサ42に検知されるまで駆動モータ30を逆方向に回転させて、棒金繰出し部36を元の位置に復帰させると共に、繰出し部材5も元の状態に復帰させ、更に棒金ストッパ解除アーム32も元の位置に復帰させる(S40)。
その後、制御部はエレベ−タ部3の現在停止位置情報に基づいてモータ14を正方向または逆方向に駆動して、図12(a)に示したようにエレベ−タ部3に設けられている棒金金繰出し部36の押圧軸36cの先端が収納棚21間に位置する押当て部26と対向するようにエレベ−タ部3を停止させる(S41)。
この状態で制御部は駆動モータ30を正逆両方向に交互に駆動することで、棒金繰出し部36の押圧軸36cの先端を押当て部26に当接させた後、押圧軸36cの先端を押当て部26から離すという往復運動を複数回行い(S42)、これによりガイド板3e上の棒金に振動を与えてからモータ14を停止させた後、制御部は前記S8と同様に棒金10の金種を判別して、その金種が正常か否かを判断する(S43)。
そして、正常な金種である場合、第2の実施例と同様に制御部は駆動モータ30を駆動して棒金ストッパ40を押し下げ、これにより棒金10を棒金収容部4に収容し(S44)、 更に棒金繰出し部36、棒金ストッパ40、棒金ストッパ解除アーム32をそれぞれ元の位置に復帰させ(S34)、第1の実施例と同様の処理を実行する。
無論、この第3の実施例においても、前記S43で正常な金種ではないと判別した場合、つまり異金種と判別した場合は、棒金10を図示しないリジェクトボックスに落下させ(S21)、その後S3に戻って制御部はモータ14を駆動し、目的の収納棚21に向かってエレベ−タ部3を上昇させた後、S20までの処理を行う。
以上説明したように第3の実施例では、金種判別で棒金10が異金種と判別された場合、棒金繰出し部36の往復運動を複数回行い、これにより棒金10に振動を与えてから再度金種の判別を行うようにしているため、第2の実施例と同様、斜めの状態あるいは片側が浮き上がった状態で棒金ストッパ40に当たって停止してしまったような棒金10に対しても金種の判別を確実に行うことが可能となり、不要なリジェクト処理を防止できるという効果が得られる。
次に第4の実施例について説明する。
この第4の実施例は、収納棚21内の棒金10が残り1本になった場合、その棒金10の繰出し速度を制御して確実に処理を行うようにするものである。
すなわち、繰出し部材5は、図5に示したように、棒金受入れ部53の開口部が矢印B方向に向いた状態で棒金受入れ部53内に受入れた棒金10aは、図6に示したように繰出し部材5が回動することで収納棚21から繰出され、エレベ−タ部3に放出される。このとき係止部57の外周により後続の棒金10bは収納棚21内に保持され、棒金受入れ部53の開口部が再び矢印B方向に向いた状態に戻ると、棒金10bが棒金受入れ部53内に受入れられることになる。
この場合、収納棚21内に棒金10bしか存在しない場合は、棒金10bは自重により転動して棒金受入れ部53内に入るが、収納棚21内に他にも棒金10が存在した場合は、棒金10bは自重により転動するだけでなく後続の1本以上の棒金10により押されて棒金受入れ部53内に入ることになり、従って収納棚21内の棒金10の残数が1本の場合と複数本の場合とでは、棒金受入れ部53内に入る速度や時間が異なるものとなる。
この場合の速度や速度は棒金10の金種によっても異なる。
また、収納棚21内の棒金10の残数が複数の場合、繰出し部材5の回動により棒金10を繰出す際においても、収納棚21内に残る棒金10が棒金受入れ部53の外周に当接するまで棒金受入れ部53により繰出される棒金10を押すため動作は安定するが、同一収納棚21から連続して棒金10を繰出す場合で、かつ最後の1本の棒金10まで繰出す場合は、繰出し部材5の回動により働く遠心力によって繰出し中に揺動したり、宙に浮く等動作が不安定となるだけでなく、ときには棒金10を棒金受入れ部53内に正常に入る前に繰出し部材5が回転して棒金10をすくい上げられないという空振り現象等を生じることになる。
そのため、この第4の実施例では、各収容棚21に収納される棒金10に対し、連続して最後の1本まで繰出す場合、その最後の本の棒金10を繰出し部材5の棒金受入れ部53に確実に受入れるためのWAIT時間(待ち時間)と棒金繰出し部の移動速度つまり繰出し部材5による棒金10の繰出し速度とを対応させたテーブルを制御ユニット20に設けた図示しない記憶部に記憶すると共に、このテーブルを用いて棒金10の繰出し速度を制御する処理を制御プログラムに加えたものである。
尚、この他の構成は上述した第2の実施例と同様である。
図15は第4の実施例の作用を示すフローチャートで、以下に棒金払出しの手順を図15にSで示したステップに従って説明する。
まず、S1からS5まで第1の実施例において図10で説明した処理と同様の処理が行われる。
続いて制御部は、S5でエレベ−タ部3が位置付けられた収納棚21に現在収納されている棒金10の残本数nを確認し(S50)、残本数nが複数本であればS7以降第1の実施例と同様の処理が行われる。
一方、残本数nが1本の場合、制御部はその棒金10が自重により転動して繰出し部材5の棒金受入れ部53内に受入れられるまでのWAIT時間を図示しない記憶部に記憶された前記テーブルを参照して算出し、そのWAIT時間を確保することにより(S51)、棒金10が繰出し部材5の棒金受入れ部53内に受入れられるのを待ち、その後、前記テーブルを参照して駆動モータ30に低速パルスを送信して、低速で回転させる。
これにより棒金繰出し部36を収納棚21側に低速で移動させ、押圧軸36cで収納棚21側のラック58の端面を押して移動させることにより繰出し部材5を低速で半回転させて棒金10を収納棚21から繰出し、エレベータ部3のガイド板3e上に放出させ (S52)、S7に移行して、以後第1の実施例において図10で説明した処理と同様の処理が行われる。
尚、上述した動作において、棒金10の繰出し開始時に、収納棚21ないに棒金10が1本しか残っていない場合、その棒金10は既に繰出し部材5の棒金受入れ部53内に正常に入っているものと考えられるので、この場合は棒金繰出し部36を収納棚21側に低速で移動させるだけで安定した繰出し可能となり、そのためWAIT時間を確保を省略することが可能である。
以上説明したように第4の実施例では、各収容棚21に収納される棒金10に対し、連続して最後の1本まで繰出す場合、最後の1本の棒金10を繰出し部材5の棒金受入れ部53に受入れるためのWAIT時間(待ち時間)と棒金繰出し部の移動速度とを対応させたテーブルを設けて、残り1本になった棒金10を収納棚21内から繰出す際、前記テーブルを参照して低速で繰出しを行うようにしているため、棒金10が繰出し中に揺動したり、宙に浮く等の不安定な動作を抑えることができ安定した繰出しを行うことが可能になるという効果が得られる。
次に第5の実施例について説明する。
この第5の実施例は、制御プログラムに、オペレータによる棒金10の取出し後、エレベータ部3を昇降動作させた後、棒金10の残留検知を行う処理を加えたもので、その制御プログラムは制御ユニット20に設けた図示しない記憶部に記憶したものとする。
尚、この他の構成は上述した第1の実施例と同様である。
図16は第5の実施例の作用を示すフローチャート、図17及び図18は第5の実施例の作用を示すエレベ−タ部3の側面図で、以下に図16にSで示したステップに従って説明する。
まず、S21を含むS1からS18まで第1の実施例において図10で説明した処理と同様の処理、すなわち、指定金種及び本数に関する情報の受信から、目的の収納棚21へのエレベ−タ部3の位置付け、指定された金種及び本数の棒金10の繰出し、棒金払出し口へのエレベ−タ部3の上昇、シャッタ23の開動作までの一連の処理が行われる。
続いて、第1の実施例と同様にエレベ−タ部3の収容部4からオペレータが棒金10を取出すが、その際、エレベータ部3に設けられている図示しない残留検知センサにより図17に示したように棒金収容部4の最下部の領域70に棒金10が存在するか否かが検知され、存在しない場合、制御部は棒金10の取出しが終了したものと判断して(S17)、シャッタ開閉機構に信号を送信し、その信号に基づいてシャッタ開閉機構によりシャッタ23が閉じられる(S18)。
このとき、シャッタ23が閉動作を開始した直後にオペレータが誤って棒金10をエレベ−タ部3の棒金収容部4に落下させてしまい、落下した棒金10が図18に示したように棒金収容部4の最下部の領域70から外れて斜めの状態で止まってしまったような場合、残留検知センサに検知されないことになる。
そのため、本実施例では、シャッタ23を閉じると、制御部はエレベ−タ部3の現在停止位置情報に基づいてモータ14を正方向と逆方向に交互に駆動してエレベ−タ部3を複数回昇降動作させ(S61)、これにより棒金収容部4に棒金10が存在すればその棒金10に振動を与えてからモータ14を停止させてエレベ−タ部3を停止させた後、前記残留検知センサの検知結果から棒金収容部4内に棒金10が残留しているか否かを判断する(S62)。
その結果、棒金10が残留している場合は、制御部は上位装置にその旨を通知し、上位装置から表示手段や音声出力手段等により前記棒金を落下させたオペレータに通知を行う(S62)。
この通知を受けたオペレータは、例えば棒金払出し装置1の正面の扉12を開いてエレベ−タ部3の棒金収容部4に残留している棒金10を取出す当の処理を行う。
尚、前記S62で、制御部が棒金収容部4内に棒金10が残留していないと判断した場合は、第1の実施例において図10で説明した処理と同様にS19,S20の処理が行われる。
以上説明したように第5の実施例では、オペレータへの棒金10の払出し処理後、エレベ−タ部3上下動させて棒金収容部4に振動を与えてからエレベ−タ部3を停止させた後、棒金収容部4内に棒金10が残留しているか否かを残留検知センサにより検知して、残留している場合オペレータに通知するようにしているため、残留した棒金10を別のオペレータに払出すという不都合を解消できるという効果が得られる。
第1の実施例の金種検知手段を示す側面図 第1の実施例の金種検知手段を示す斜視図 第1の実施例を示す側面図 第1の実施例における繰出し部材の斜視図 繰出し部材の動作を示す側面図 繰出し部材の動作を示す側面図 エレベータ部の断面図 エレベータ部の要部斜視図 テーブルデータの説明図 第1の実施例の作用を示すフローチャート 第1の実施例の作用を示す要部側面図 第2の実施例の作用を示す要部側面図 第2の実施例の作用を示すフローチャート 第3の実施例の作用を示すフローチャート 第4の実施例の作用を示すフローチャート 第5の実施例の作用を示すフローチャート 第5の実施例の作用を示すエレベ−タ部の側面図 第5の実施例の作用を示すエレベ−タ部の側面図、
符号の説明
1 棒金払出し装置
2 収納部
3 エレベ−タ部
3a ガイド軸
3d 軸
3e ガイド板
3f ストッパ
4 棒金収容部
5 繰出し部材
10 棒金
11 筐体
12 扉
13 ガイド棒
14 モータ
15 モータ軸
16 駆動プーリ
17 伝達ベルト
18 従動プーリ
19 搬送ベルト
20 制御ユニット
23 シャッタ
26 押当て部
30 駆動モータ
30a 駆動ギア
31 棒金ストッパ解除シャフト
31a 棒金ストッパ解除ギア
32 棒金ストッパ解除アーム
32a 位置検知レバー
33 ドライブシャフト
33a 伝達ギア
34 トルクリミッタ
35 ラック駆動ギア
36 棒金繰出し部
36a ラック
36c 押圧軸
40 棒金ストッパ
40a フック部
40b フロア
41 引張スプリング
42 位置検知センサ
51 側部
52 側部
53 棒金受入れ部
54 回動軸
55 回動軸
56 駆動ギア
57 係止部
58 ラック
61 外径検知部材
62 外径検知アーム
62a 第1の検知片
62b 第2の検知片
63 シャフト
65 硬貨孔検知センサ
66 第1の外径検知センサ
67 第2の外径検知センサ
70 最下部の領域

Claims (7)

  1. 一定枚数の硬貨を棒状に包装した棒金を収納棚の一端から繰出し部材により1本ずつ繰出してエレベータ部に収容し、該エレベータ部により前記棒金を棒金払出し口に搬送して払出す棒金払出し装置において、
    前記エレベータ部に、繰出し部材により繰出された棒金を受けて転動させるようにガイドするガイド板と、このガイド板上で棒金を停止させる上下動可能な棒金ストッパと、前記ガイド板の上方に設けられた回転可能な軸と、前記棒金ストッパにより停止される棒金によって押上げられるように前記軸の中央部に設けられた外径検知部材と、前記軸の端部に設けられた外径検知アームと、前記外径検知部材が押上げられたときの前記外径検知アームの回動位置により前記棒金ストッパにより停止された棒金の外径を検知する外径検知センサと、前記棒金ストッパにより停止された棒金に対して硬貨の孔の有無を検知する硬貨孔検知センサとを設け、
    かつ、前記外径検知センサと硬貨孔検知センサの検知結果から棒金の金種を判別する棒金金種判別手段を備えたことを特徴とする棒金払出し装置。
  2. 請求項1記載の棒金払出し装置において、
    前記外径検知センサは前記外径検知アームの回動範囲内に間隔をあけて2個設けられ、
    前記棒金金種判別手段は、前記2個の外径検知センサと前記硬貨孔検知センサの検知結果から棒金の全金種を判別することを特徴とする棒金払出し装置。
  3. 請求項1記載の棒金払出し装置において、
    前記エレベータ部に、前記繰出し部材を動作させる前後動可能な棒金繰出し部と、
    この棒金繰出し部に設けられたラックに噛合わせたラック駆動ギアと、このラック駆動ギアと共にシャフトに取り付けられたトルクリミッタと、前記棒金ストッパを引き下げる棒金ストッパ解除アームと、前記棒金ストッパを引き上げるように付勢する引張スプリングと、前記トルクリミッタを介して前記ラック駆動ギアを回転させると共に前記棒金ストッパ解除アームを回動させるモータとを備え、
    該モータを駆動して前記ラック駆動ギアを回転させると前記棒金繰出し部が前記繰出し部材側に前進して前記繰出し部材に棒金の繰出し動作を行わせ、前記棒金繰出し部が前記繰出し部材側からの反力を受けることで設定以上の回転トルクが発生したときトルクリミッタが空転し、その後前記棒金金種判別手段により前記ガイド板上の棒金の金種を判別してから前記棒金ストッパ解除アームが前記棒金ストッパを引き下げるようにしたことを特徴とする棒金払出し装置。
  4. 請求項1または請求項2記載の棒金払出し装置において、
    前記棒金金種判別手段により判別された棒金の金種が異金種の場合、前記エレベータ部を昇降させて前記ガイド板上の棒金に振動を加えてから再度金種を判別することを特徴とする棒金払出し装置。
  5. 請求項3記載の棒金払出し装置において、
    前記収納棚と異なる高さの位置に押当て部を設け、
    前記棒金金種判別手段により判別された棒金の金種が異金種の場合、前記モータを正逆方向に駆動して棒金繰出し部の先端を押当て部に押当てることで前記ガイド板上の棒金に振動を加えてから再度金種を判別することを特徴とする棒金払出し装置。
  6. 請求項1に記載の棒金払出し装置において、
    前記収納棚に収納されている棒金の本数を検知する棒金本数検知センサと、
    棒金の金種に対応した待ち時間と棒金の繰出し速度を記憶したテーブルを有し、
    前記収納棚に収納されている棒金の本数が残り1本になったとき、前記テーブルを参照して前記待ち時間の経過後、前記前記繰出し部材により棒金の低速で繰出すことを特徴とする棒金払出し装置。
  7. 請求項1に記載の棒金払出し装置において、
    前記棒金払出し口に設けられたシャッタと、
    前記エレベ−タ部内の棒金の残留を検知する残留検知センサを備え、
    前記棒金払出し口から前記エレベ−タ部内のすべての棒金が抜き取られたことが前記残留検知センサで検知されたとき前記シャッタを閉じ、前記エレベ−タ部を昇降動作させてから前記残留検知センサに棒金の残留の有無を検知させることを特徴とする棒金払出し装置。
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