JP2007217939A - 車両用遠隔制御装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載装置と携帯機との交信時における該車載装置の送信部における温度上昇の抑制と、該温度上昇の抑制時における前記車載装置の確実な動作又は前記送信部から前記携帯機へのリクエスト信号の確実な送信とを共に実現する車両用遠隔制御装置及びその方法を提供する。
【解決手段】コントロールユニット80のカウンタ部92は、ドアアンロックセンサ20等からのトリガ信号の入力に基づくリクエスト信号Srの送信期間中では、所定の経過時間毎に計数値を増加する処理を行い、一方で、リクエスト信号Srの非送信期間では、前記経過時間毎に前記計数値を減少する処理を行う。判断処理部94は、前記計数値と禁止判定値又は解除判定値との比較結果に基づいて、携帯機18へのリクエスト信号Srの送信を禁止又は許可する。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転者等の操作者の操作による所定スイッチからのトリガ信号に基づいて、車載装置の動作を制御する車両用遠隔制御装置及びその方法に関し、より詳細には、運転者等の操作者の操作によるドアロック用スイッチ等の車両に備わる所定スイッチからのトリガ信号の入力に基づいて、車載装置の送信部から携帯機にリクエスト信号を送信する際に、該リクエスト信号の送信を制御する車両用遠隔制御装置及びその方法に関する。
従来より、車両のアウタードアハンドルやトランクリッド等に起動信号としてのトリガ信号を出力するスイッチを設け、運転者等の操作者の操作により前記スイッチから出力される前記トリガ信号に基づいて、車載装置と前記操作者が携帯する携帯機との間で交信を開始し、この結果、前記車載装置が前記携帯機から前記車載装置に送信されるIDと該車載装置に登録されているIDとの照合を行い、照合が成功したときにドアロック等を解錠する車両用電子キーシステムに関する技術が特許文献1に開示されている。
この特許文献1において、車載装置は、トリガ信号の入力に基づいて、IDを含む応答信号の送信を要求するリクエスト信号を、該車載装置の送信部から携帯機に送信する。この場合、操作者によるスイッチの連続的な操作に基づく前記リクエスト信号の連続的な送信に起因したバッテリ上がりを回避する目的で、前記車載装置にはタイマー回路が設けられ、該車載装置の動作時間が前記タイマー回路での設定時間を越えた場合には、前記トリガ信号の入力に関わりなく前記車載装置を待機状態とすることで、前記リクエスト信号の送信を禁止するようにしている。
特開平11−131884号公報
このような車両用電子キーシステムにおいて、操作者がスイッチを操作する毎にトリガ信号が車載装置に入力されると、送信部は、前記トリガ信号の入力毎にリクエスト信号を携帯機に送信するので、該リクエスト信号の所定時間内での積算送信時間が長くなり、この結果、前記リクエスト信号の送信に起因する前記送信部の温度上昇と、該温度上昇による前記送信部の性能の低下とが懸念される。
しかしながら、特許文献1のタイマー回路では、設定時間がバッテリ上がりを回避するために設けられた時間であるので、所定時間内の積算送信時間が前記設定時間よりも短時間であれば、前記設定時間に基づいてリクエスト信号の送信を禁止する前に、送信部の温度上昇や、この温度上昇による前記送信部の性能の低下が発生するおそれがある。
そこで、車載装置と携帯機との通信シーケンス間に所定の待ち時間を設けることで、操作者によるスイッチの連続的な操作に起因するリクエスト信号の連続的な送信を制限することが考えられるが、この場合では、該車載装置の商品性が低下するという問題がある。
また、温度上昇を抑制するために、リクエスト信号の送信レベルを低下させる装置を送信部に内蔵させることも考えられるが、車載装置のコストが増加するという問題がある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、車載装置と携帯機との交信時における該車載装置の送信部における温度上昇の抑制と、該温度上昇の抑制時における前記車載装置の確実な動作又は前記送信部から前記携帯機へのリクエスト信号の確実な送信とを共に実現する車両用遠隔制御装置及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、車載装置のコストを削減可能な車両用遠隔制御装置及びその方法を提供することを目的とする。
本発明は、操作者の操作による所定スイッチからのトリガ信号に基づき車載装置の動作を制御する車両用遠隔制御装置において、前記トリガ信号の入力に基づく前記車載装置の動作期間内では予め設定された経過時間毎に計数値を増加し、前記車載装置の非動作期間では前記経過時間毎に前記計数値を減少する計数手段と、前記計数値と所定の閾値との比較に基づいて前記車載装置の動作許可又は禁止を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、操作者の操作による所定スイッチからのトリガ信号に基づき車載装置の動作を制御する車両用遠隔制御方法において、前記トリガ信号の入力に基づく前記車載装置の動作期間内では予め設定された経過時間毎に計数値を増加し、前記車載装置の非動作期間では前記経過時間毎に前記計数値を減少する計数ステップと、前記計数値と所定の閾値との比較に基づいて前記車載装置の動作許可又は禁止を制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明は、操作者の操作による車両に備わる所定スイッチからのトリガ信号の入力に基づき車載装置の送信部から携帯機にリクエスト信号を送信する際に、該リクエスト信号の送信を制御する車両用遠隔制御装置において、前記トリガ信号の入力に基づく前記リクエスト信号の送信期間では予め設定された経過時間毎に計数値を増加し、前記リクエスト信号の非送信期間では前記経過時間毎に前記計数値を減少する計数手段と、前記計数値と所定の閾値との比較に基づいて前記リクエスト信号の送信の許可又は禁止を制御する送信制御手段とを有することを特徴とする。
さらにまた、本発明は、操作者の操作による車両に備わる所定スイッチからのトリガ信号の入力に基づき車載装置の送信部から携帯機にリクエスト信号を送信する際に、該リクエスト信号の送信を制御する車両用遠隔制御方法において、前記トリガ信号の入力に基づく前記リクエスト信号の送信期間では予め設定された経過時間毎に計数値を増加し、前記リクエスト信号の非送信期間では前記経過時間毎に前記計数値を減少する計数ステップと、前記計数値と所定の閾値との比較に基づいて前記リクエスト信号の送信の許可又は禁止を制御する送信制御ステップとを有することを特徴とする。
上記の各構成では、前記操作者が前記スイッチを操作する毎に前記トリガ信号が前記車載装置に入力された場合において、前記計数手段は、前記車載装置が動作可能な期間であるか否か、又は前記リクエスト信号が送信可能な期間であるか否かを判断することにより前記計数値を増減し、前記制御手段又は前記送信制御手段は、前記計数値と前記閾値との比較結果に基づいて前記車載装置の動作許可又は禁止、あるいは、前記リクエスト信号の送信の禁止又は許可を制御する。
すなわち、前記トリガ信号の入力に基づく前記車載装置の動作期間又は前記リクエスト信号の送信期間では前記送信部の温度が上昇し、一方で、前記トリガ信号の入力が無いことに基づいて前記車載装置の非動作期間又は前記リクエスト信号を送信しない期間では、前記送信部の温度が低下する。そこで、前記計数手段は、前記車載装置の動作期間又は前記リクエスト信号の送信期間では前記送信部の温度上昇に対応して前記計数値を増加し、一方で、前記車載装置の非動作期間又は前記リクエスト信号を送信しない期間では、前記送信部の温度低下に対応して前記計数値を減少する。また、前記制御手段又は前記送信制御手段は、前記送信部の現在の温度に対応する前記計数値と前記閾値とを比較して、前記車載装置の動作許可又は禁止、あるいは、前記リクエスト信号の送信の禁止又は許可を制御する。
従って、前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信に起因する前記送信部の温度上昇の抑制と、前記温度上昇の抑制時における前記車載装置の確実な動作又は前記送信部から前記携帯機への前記リクエスト信号の確実な送信と共に実現することができる。
また、本発明では、前記計数値と前記閾値との比較結果に基づいて前記車載装置の動作許可又は禁止、あるいは前記リクエスト信号の送信の禁止又は許可を制御することができるので、前記車載装置のイニシャルコストを削減することが可能となる。
なお、前記送信部とは、前記リクエスト信号を無線により前記携帯機に送信可能な信号に変換する送信回路と、変換された前記リクエスト信号を前記無線により外部に放射するアンテナとを含むものであり、前記温度上昇とは、前記送信部を構成する前記送信回路や前記アンテナの温度上昇をいう。
また、前記操作者が前記スイッチを操作する毎に前記トリガ信号が前記車載装置に入力される場合とは、例えば、ドアロック等の解錠の目的を含む前記操作者による前記スイッチの連続的な操作に起因して複数のトリガ信号が前記車載装置に順次入力される場合をいう。
さらに、前記車載装置の動作期間とは、例えば、いわゆるキーレスエントリ時にドアをロック又はアンロックするドアロックアクチュエータに対する通電時間をいい、前記車載装置の非動作期間とは、前記ドアロックアクチュエータに対する非通電時間をいう。
ここで、前記閾値は、第1閾値とこの第1閾値よりも小さい第2閾値とからなり、前記制御手段又は前記送信制御手段は、前記計数値が前記第1閾値を上回ったときに前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信を禁止し、前記計数値が前記第2閾値を下回ったときに前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信を許可することが好ましい。
これにより、前記送信部の温度上昇に対応して前記車載装置の動作許可又は禁止、あるいは該リクエスト信号の送信の禁止又は許可を確実に制御することができる。
なお、前記第1閾値を前記送信部を含む前記車載装置の使用温度の上限温度に対応する値とし、前記第2閾値を前記上限温度よりも低温の所定温度に対応する値とすることにより、前記使用温度の範囲内で前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信を確実に行うことが可能となる。
また、前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信が禁止された状態は、前記計数値が前記第2閾値を下回ったときに、動作又は送信が許可される状態に戻されることが好ましい。
これにより、前記車載装置の動作又は前記携帯機への前記リクエスト信号の送信を効率よく制御することができる。
さらに、前記制御手段又は前記送信制御手段は、現在時刻から前記経過時間後に前記計数値が前記第1閾値を上回る可能性があると判断した場合には、前記現在時刻にて前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信を禁止することが好ましい。
これにより、前記送信部の温度上昇に起因する該送信部の性能の低下を確実に防止することができる。
さらにまた、前記計数手段は、前記車載装置の動作期間又は前記リクエスト信号の送信期間では前記経過時間毎に前記計数値に第1所定値を加算して当該計数値を増加し、前記車載装置の非動作期間又は前記リクエスト信号の非送信期間では前記経過時間毎に前記計数値から前記第2所定値だけ減算して当該計数値を減少することが好ましい。
本発明によれば、車載装置と携帯機との交信時における該車載装置の送信部における温度上昇の抑制と、該温度上昇の抑制時における前記車載装置の確実な動作又は前記送信部から前記携帯機へのリクエスト信号の確実な送信とを共に実現することが可能となる。また、前記車載装置のコストを削減することが可能となる。
本発明に係る車両用遠隔制御装置について、その方法との関連で、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用遠隔制御装置が適用された車両用電子キーシステム10の構成を示すブロック図である。図2は、この車両用電子キーシステム10が適用された車両12を模式的に示している。
車両用電子キーシステム10は、図1及び図2に示すように、基本的には、車両12に搭載される車載装置16と、車両12の運転者等の使用者(操作者)に携帯(所持)されて車載装置16と無線により交信する携帯機18とから構成される。
携帯機18は、図示しないICチップを有するカードキー型又は従来キー型のいずれの型のものを用いることができるが、本実施形態では、操作者がポケット等に所持したままエンジンの始動等が可能なカードキー型の携帯機18を採用している。
この携帯機18は、ボタン電池等のバッテリ110と、コントロールユニット100と、LF信号(例えば、125[kHz])であるリクエスト信号Srを受信可能なLF受信アンテナ108と、このLF受信アンテナ108及びコントロールユニット100にそれぞれ接続されたLF受信回路106と、RF信号(例えば、315[MHz])である応答信号Saを送信するRF送信アンテナ104と、このRF送信アンテナ104及びコントロールユニット100にそれぞれ接続されたRF送信回路102とを備える。
コントロールユニット100は、通常時にはスリープ状態となっているが、携帯機18に対して車載装置16から、最初に、送信要求(起動要求)の起動コードを含む起動リクエスト信号が送信されると、この起動リクエスト信号によって、前記スリープ状態にある携帯機18のコントロールユニット100がウエイクアップ(起動)するように省電力化が図られた構成となっている。
なお、車載装置16から携帯機18に送信されるリクエスト信号Srは、携帯機18を起動するための前記起動コードを含むデータ数の比較的に少ない前記起動リクエスト信号と、セキュリティ性を確保するためにチャレンジコードを含むデータ数の比較的に多いチャレンジコードリクエスト信号とから構成される。
また、前記起動リクエスト信号と前記チャレンジコードリクエスト信号とは、連結されて1度に送信される場合と、前記起動リクエスト信号に対する携帯機18からの応答信号Sa(通常、携帯機18に記憶されているIDが読み出されて含まれている信号)を待って、その応答信号Saの認証(通常、一致確認)を行った後、前記チャレンジコードリクエスト信号を送信するという形で分割して送信される場合とがある。
一方、車両12は、ECUであるコントロールユニット80を有し、このコントロールユニット80に対して、以下に説明する各要素が接続されている。
車両12の運転席側ドアのアウタードアハンドル21に、ドアのドアロックを解錠するときに操作されるドアアンロックセンサ20と、ドアロックを施錠するときに操作されるドアロックスイッチ22が設けられている。
ドアアンロックセンサ20は、アウタードアハンドル21の車両対向側、すなわち、内側に設けられており、静電容量変化型であるタッチセンサ型のスイッチを使用している。ドアアンロックセンサ20は、通常、オフとなっており、操作者(操作者の手指)が操作(アウタードアハンドル21の内側に接触)しているときにオンとなって所定レベルの信号(トリガ信号)を出力する。
一方、ドアロックスイッチ22は、アウタードアハンドル21の車両外方側に設けられており、マイクロスイッチ等の機械式スイッチを使用している。ドアロックスイッチ22は、通常、オフとなっており、操作者(操作者の手指)が操作(アウタードアハンドル21表面のボタンを押)していたときにオンとなって所定レベルの信号(トリガ信号)を出力する。
また、各ドアには、ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出スイッチ28(図1参照)が設けられている。ドア開閉検出スイッチ28は、ドアが開いている状態(開状態)でオン、閉じている状態(閉状態)でオフとなる。
さらに、ドアをロック又はアンロックするためのドアロックアクチュエータ14も設けられている。
また、運転席側のドアミラーには、車外通信用のLF送信アンテナ48が設けられている。この場合、LF送信アンテナ48に接続されたLF送信回路58からのLF信号であるリクエスト信号Srが、LF送信アンテナ48を介して無線により送信され、携帯機18のLF受信アンテナ108を通じLF受信回路106にて受信される。
車両12には、さらに、インストルメントパネル表面下にRF受信アンテナ40とRF受信回路42とを含むRFユニットが設けられている。この場合、リクエスト信号Srに応答する携帯機18からの応答信号Saが、RF送信アンテナ104を介してRF信号として送信され、車載装置16のRF受信アンテナ40を介して車両12側で受信されることで、該車載装置16(のコントロールユニット80)と携帯機18(のコントロールユニット100)との間で認証が行われる。
なお、LF送信アンテナ48は、図示しない送信有効範囲が車外に対して運転者等の操作者の腕の長さ程度を半径とするような車両12周辺の所定範囲に設定された送信用アンテナである。一方、RF受信アンテナ40は、RF信号の図示しない受信有効範囲が該RF受信アンテナ40の設置位置を中心として半径5[m]程度に及ぶLF送信アンテナ48の送信有効範囲を十分に含む広い範囲に設定されたアンテナである。
車載装置16のコントロールユニット80及び携帯機18のコントロールユニット100は、それぞれ、図示しないCPU、ROM、RAM、クロック発生器、カウンタ及びタイマを有し、前記CPUは、ROMに記憶されているプログラムあるいはデータに従って、一連の計算又はデータ処理を自動的に行う。
コントロールユニット80に接続されるドアアンロックセンサ20及びドアロックスイッチ22の各スイッチは、前記操作者の操作に基づいて起動信号としてのトリガ信号をコントロールユニット80に出力し、コントロールユニット80は、前記トリガ信号の入力に基づいて、リクエスト信号Srを所定の期間(送信期間)でLF送信回路58及びLF送信アンテナ48を介して携帯機18に無線により送信する。
この場合、運転手等の操作者がドアアンロックセンサ20又はドアロックスイッチ22に接触(操作)する毎に、ドアアンロックセンサ20又はドアロックスイッチ22は、前記トリガ信号(所定レベルのパルス)をコントロールユニット80に出力する。
換言すれば、前記操作者が連続してドアアンロックセンサ20又はドアロックスイッチ22に接触すると(を操作すると)、コントロールユニット80に対してドアアンロックセンサ20又はドアロックスイッチ22から複数のパルスが順次入力され、これらのパルスの入力に基づいてリクエスト信号Srが携帯機18に連続して送信される。
なお、上記した各スイッチは、前記操作者が操作する毎にトリガ信号のパルスをコントロールユニット80に出力するので、例えば、前記操作者がドアアンロックセンサ20を長時間継続して触り続けていても、該ドアアンロックセンサ20からコントロールユニット80には、前記トリガ信号を示す1発のパルスしか出力されない。
そして、コントロールユニット80は、リクエスト信号Srの送信期間中に送信部としてのLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度上昇を抑制する目的で、カウンタ部(計数手段)92と判断処理部(制御手段及び送信制御手段)94とを有している。
カウンタ部92は、前記トリガ信号の入力に基づくリクエスト信号Srの送信期間中、換言すれば、車載装置16の動作期間中では、所定の経過時間毎にその計数値に第1所定値を加算して該計数値を増加する処理を行い、一方で、リクエスト信号Srの非送信期間(前記トリガ信号の入力が無いことに基づくリクエスト信号Srを送信しない期間)、換言すれば、車載装置16の非動作期間中では、前記経過時間毎に前記計数値から第2所定値だけ減算して該計数値を減少する処理を行う。
ここで、前記計数値とは、送信部としてのLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の現在時刻での温度に対応する計数値をいう。また、前記第1所定値とは、リクエスト信号Srの送信期間におけるLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度上昇係数(単位時間当たりの上昇温度)に対応する値をいい、前記第2所定値とは、リクエスト信号Srの非送信期間におけるLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度低下係数(単位時間当たりの低下温度)に対応する値をいう。さらに、前記経過時間とは、前記計数値に前記第1所定値を加算し又は前記計数値から前記第2所定値だけ減算するための時間間隔をいい、カウンタ部92では、前記経過時間を、例えば、前記単位時間に設定している。さらにまた、車載装置16の動作期間とは、例えば、いわゆるキーレスエントリ時でのドアロックアクチュエータ14に対する通電時間をいい、前記非動作期間とは、ドアロックアクチュエータ14に対する非通電時間をいう。
また、判断処理部94は、カウンタ部92で処理された計数値と所定の閾値{禁止判定値(第1閾値)及び解除判定値(第2閾値)}とを比較し、比較結果に基づいてコントロールユニット80から携帯機18へのリクエスト信号Srの送信の許可又は禁止、換言すれば、車載装置16の動作の許可又は禁止を判断(制御)する。
ここで、前記禁止判定値とは、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の使用温度の上限温度に対応する計数値であり、カウンタ部92の計数値が前記禁止判定値を上回れば、判断処理部94は、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度が前記使用温度の上限温度を上回り、この上限温度を上回る温度では、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48のリクエスト信号Srの送信に関わる性能が低下するものと判断する。
また、前記解除判定値とは、前記使用温度より低温の所定温度に対応する計数値であり、カウンタ部92の計数値が禁止判定値を上回ってから所定時間経過した後に前記解除判定値を下回れば、判断処理部94は、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の現在の温度が前記使用温度の上限温度以下の所定温度を下回り、リクエスト信号Srの送信(車載装置16の動作)が可能であるものと判断する。
従って、判断処理部94では、前記計数値が前記禁止判定値を上回ったときに携帯機18へのリクエスト信号Srの送信を禁止し、送信禁止後に前記計数値が解除判定値を下回ったときに携帯機18へのリクエスト信号Srの送信を許可する。換言すれば、判断処理部94は、前記計数値が前記禁止判定値を上回ったときに車載装置16の動作(例えば、ドアロックの解錠処理)を禁止し、動作禁止後に前記計数値が解除判定値を下回ったときに車載装置16の動作を許可する。
また、判断処理部94は、現在時刻から前記経過時間後に前記計数値が前記第1閾値を上回る可能性があると判断した場合に、前記現在時刻にて携帯機18へのリクエスト信号Srの送信(車載装置16の動作)を禁止するように機能させることも可能である。
この実施形態に係る車両用遠隔制御装置が適用された車両用電子キーシステム10は、基本的には、以上のように構成されるものであり、次に、図1〜図6を参照しながら、その作用及び効果について説明する。
ここでは、一例として、車両12のドアロックを解錠する目的で操作者が車両12外からドアアンロックセンサ20を操作することにより、ドアアンロックセンサ20からコントロールユニット80にトリガ信号が出力され、この結果、コントロールユニット80と携帯機18との間で認証処理が行われる場合について説明する。
図3は、車両12(図1及び図2参照)のドアロックの基本的な解錠処理を示すフローチャートである。
ステップS1において、車両12外にいる操作者によってドアアンロックセンサ20が操作された場合、ドアアンロックセンサ20は、前記操作者の操作に基づいて所定レベルのトリガ信号をコントロールユニット80に出力する。コントロールユニット80は、現在、該コントロールユニット80と携帯機18との交信が禁止中であるか否かを判断し(ステップS2)、禁止中でない場合には、LF信号としてのリクエスト信号Sr(起動リクエスト信号)をLF送信回路58及びLF送信アンテナ48から無線を介して携帯機18に送信する(ステップS3)。
携帯機18では、LF受信アンテナ108を介してリクエスト信号SrをLF受信回路106で受信し、コントロールユニット100に送出する。コントロールユニット100は、携帯機18(コントロールユニット100)を起動して、自己のROMに記憶されているIDを読み出し、RF送信回路102及びRF送信アンテナ104から前記IDを含むRF信号としての応答信号Saを車載装置16に送信する。
車載装置16のコントロールユニット80は、RF受信アンテナ40及びRF受信回路42を通じて応答信号Saを受信し、この応答信号Saに含まれるIDと自己のROMに記憶されているIDとを比較し(ステップS4)、両者が一致した場合には、携帯機18が正規のものであると同定して認証が成功(認証OK)する。この認証の成功により、ステップS5において、ドアロックが解錠される。
なお、ステップS1において、前記操作者によるドアアンロックセンサ20の操作が無い場合や、ステップS2において、コントロールユニット80と携帯機18との交信が禁止中である場合や、ステップS4において、認証が失敗した場合には、コントロールユニット80は、前記ドアロックの解錠を行わない。
次に、図3のステップS3でのコントロールユニット80と携帯機18との交信中における、カウンタ部92及び判断処理部94でのリクエスト信号Srの送信の禁止又は許可の判断(制御)処理と、この処理によるLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度上昇の抑制とについて、図4〜図6を参照しながら説明する。
図4は、従来技術(比較例)でのコントロールユニットと携帯機との交信中におけるLF送信回路及びLF送信アンテナの温度上昇を示すタイムチャートである。
図5は、カウンタ部92及び判断処理部94におけるリクエスト信号Srの送信禁止又は送信許可の判断(制御)処理(計数ステップ、送信制御ステップ)を示すフローチャートである。
図6は、上述したコントロールユニット80と携帯機18との交信中におけるLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度上昇の抑制を示すタイムチャートである。
ここでは、操作者が所定時間間隔でドアアンロックセンサ20を操作する(触る)毎に、所定レベルのトリガ信号(一定周期で発生するパルス)がコントロールユニット80に出力される場合について説明する。これは、前記操作者が、ドアロックを解錠する目的以外でドアアンロックセンサ20を複数回連続して操作する(触る)場合であり、通常時の解錠処理(操作者がドアアンロックセンサ20を1回操作したことに基づく図3に示す解錠処理)では無い場合を想定している。
なお、図4の比較例について説明する際には、必要に応じて、図1及び図2に示される要素を用いて説明する。
比較例では、図4に示すように、前記操作者が所定時間間隔で(時刻t1、t5、t7、t9にて)ドアアンロックセンサ20(図1及び図2参照)を操作する(触る)毎に、所定レベルのトリガ信号(のパルス)がコントロールユニット80に出力され、該コントロールユニット80は、前記トリガ信号の入力に基づいて、LF信号としてのリクエスト信号Srを所定の送信期間(t1〜t2、t5〜t6、t7〜t8、t9〜t11の各送信期間)中にLF送信回路58及びLF送信アンテナ48を通じて携帯機18に送信する。携帯機18は、受信したリクエスト信号Srに基づいて、RF信号としての応答信号Saをリクエスト信号Srの送信が無い所定の期間(t2〜t5、t6〜t7、t8〜t9の期間)に所定時間(例えば、t3〜t4に相当する時間)で車載装置16に送信する。
この場合、上記の送信期間t1〜t2、t5〜t6、t7〜t8、t9〜t11において、送信部としてのLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度は、時間経過と共に上昇し、一方で、リクエスト信号Srの非送信期間t2〜t5、t6〜t7、t8〜t9では、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度は、時間経過と共に低下する。
しかしながら、所定時間間隔で前記トリガ信号のパルスがコントロールユニット80に入力される毎にリクエスト信号Srが携帯機18に送信されるので、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度は、時刻t10にてLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の使用温度の上限温度を上回り、この時刻t10以降では、温度上昇に起因するLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の性能の低下が懸念される。
これに対して、本実施形態では、図5のステップS6〜S8の計数ステップや、ステップS9〜S12の送信制御ステップにより、リクエスト信号Srの送信に起因するLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度上昇を抑制している。
すなわち、図6に示すように、操作者が所定時間間隔(時刻t21、t25、t27、t29、t34にて)でドアアンロックセンサ20(図1及び図2参照)を操作する(触る)毎に、所定レベルのトリガ信号のパルスがコントロールユニット80に出力される際に、コントロールユニット80のカウンタ部92は、前記トリガ信号の入力に基づくリクエスト信号Srの送信期間(t21〜t22、t25〜t26、t27〜t28、t34〜t35の各送信期間)中では(図5のステップS6のYES)、所定の経過時間毎(例えば、t22〜t24で示される時間毎)に計数値に前記第1所定値を加算して当該計数値を増加する処理を行い(ステップS7)、一方で、リクエスト信号Srの非送信期間(t22〜t25、t26〜t27、t28〜t34、t35以降の各送信期間)中では(ステップS6のNO)、前記経過時間毎(例えば、t24〜t25、t30〜t31、t31〜t33、t33〜t34で示される時間毎)に計数値から前記第2所定値だけ減算して当該計数値を減少する処理を行う(ステップS8)。
そして、判断処理部94は、先ず、カウンタ部92で増減された計数値と、禁止判定値とを比較して(ステップS9)、前記計数値が前記禁止判定値を上回る場合(ステップS9のYES)、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度が使用温度の上限温度を上回ったと判断して、携帯機18に対するリクエスト信号Srの送信を禁止する(ステップS10)。
一方、前記計数値が前記禁止判定値を上回っていない場合(ステップS9のNO)には、判断処理部94は、前述したステップS10の送信禁止処理を行わない。
次いで、判断処理部94は、前記計数値と、解除判定値とを比較して(ステップS11)、前記計数値が前記解除判定値を下回っている場合(ステップS11のYES)には、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度が使用温度範囲内の所定温度を下回ったものと判断して、携帯機18に対するリクエスト信号Srの送信を許可する(ステップS12)。
一方、前記計数値が前記解除判定値を下回っていない場合(ステップS11のNO)には、判断処理部94は、コントロールユニット80と携帯機18との交信に関する現在の状態を維持する。すなわち、ステップS11の判断処理の際に、コントロールユニット80と携帯機18とが交信中であれば交信状態を維持し、一方で、携帯機18に対するリクエスト信号Srの送信が禁止されていれば、送信の禁止状態を維持する。
具体的に、図6を参照しながら説明すると、t21〜t28の期間において、判断処理部94(図1及び図2参照)は、前記計数値が前記禁止判定値を上回っておらず(ステップS9のNO)、且つ前記計数値が前記解除判定値を下回ったか(ステップS11のYES)、又は前記計数値が前記禁止判定値と前記解除判定値との間の所定値であるもの(ステップS11のNO)と判断して、リクエスト信号Srの送信を許可する。
また、時刻t28において、判断処理部94は、前記計数値が前記禁止判定値を上回っているので(ステップS9のYES)、携帯機18へのリクエスト信号Srの送信を禁止する(ステップS10)。そして、t28〜t30の期間において、判断処理部94は、前記計数値が前記禁止判定値を上回っているか(ステップS9のYES)、あるいは、前記計数値が前記禁止判定値を下回っている場合(ステップS9のNO)でも、前記計数値が前記解除判定値を下回っていないので(ステップS11のNO)、リクエスト信号Srの送信の禁止を維持する。
そして、時刻t30において、判断処理部94は、前記計数値が前記禁止判定値を下回り(ステップS9のNO)、且つ前記計数値が前記解除判定値を下回っているので(ステップS11のYES)、リクエスト信号Srの送信の禁止を解除する(ステップS12)。この結果、時刻t30以降は、車載装置16から携帯機18へのリクエスト信号Srの送信が可能となる。換言すれば、リクエスト信号Srの送信が禁止された状態は、前記計数値が前記解除判定値を下回ったときに、送信が許可される状態に戻される。
なお、t28〜t30の期間では、リクエスト信号Srの送信が禁止され、一方で、t30〜t34の期間では、リクエスト信号Srに基づく応答信号Saの受信が無いので、図6の「通信の流れ」では、LF信号(リクエスト信号Sr)及びRF信号(応答信号Sa)を点線で表示している。また、応答信号Saは、リクエスト信号Srの送信が無い所定の期間(t22〜t25、t26〜t27、t28〜t34、t35以降の各期間)に所定時間(例えば、t23〜t24に相当する時間)で車載装置16に送信される。
また、上記の説明は、操作者の操作によるドアアンロックセンサ20からのトリガ信号に基づくコントロールユニット80と携帯機18との間の認証処理の場合であったが、ドアロックスイッチ22からトリガ信号が出力された場合にも適用可能であることは勿論である。
このように、本実施形態では、操作者がドアアンロックセンサ20又はドアロックスイッチ22に接触(を操作)する毎に、トリガ信号がコントロールユニット80に連続して入力される場合に、カウンタ部92は、前記トリガ信号の入力に基づくリクエスト信号Srが送信可能である期間であるか否か、換言すれば、車載装置16が動作可能な期間であるか否かを判断することにより計数値の増減を行い、判断処理部94は、前記計数値と禁止判定値との比較に基づいてリクエスト信号Srの送信の禁止(車載装置16の動作禁止)を制御し、あるいは、前記計数値と解除判定値との比較に基づいてリクエスト信号Srの送信の許可(車載装置16の動作許可)を制御する。
すなわち、前記トリガ信号の入力に基づくリクエスト信号Srの送信期間(t21〜t22、t25〜t26、t27〜t28、t34〜t35)では、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度が上昇し、一方で、リクエスト信号Srの非送信期間(t22〜t25、t26〜t27、t28〜t34、t35以降)では、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度が低下する。そこで、カウンタ部92は、リクエスト信号Srの前記送信期間(車載装置16の動作期間)において、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度上昇に対応して、所定の経過時間毎に前記計数値に第1所定値を加算して当該計数値を増加し、リクエスト信号Srの非送信期間(車載装置16の非動作期間)では、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度低下に対応して、前記経過時間毎に前記計数値から前記第2所定値だけ減算して当該計数値を減少する。また、判断処理部94は、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の現在の温度に対応する前記計数値と前記禁止判定値又は前記解除判定値とを比較して、リクエスト信号Srの送信の禁止又は許可(車載装置16の動作の禁止又は許可)を制御する。
従って、通常時には、操作者の操作に基づくドアアンロックセンサ20又はドアロックスイッチ22からのトリガ信号の入力に起因して車載装置16と携帯機18との間で認証処理が行われるが、前記操作者が上記の各スイッチを連続的に操作して複数のトリガ信号が車載装置16のコントロールユニット80に入力された場合には、リクエスト信号Srの送信(車載装置16の動作)に起因するLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度上昇の抑制と、前記温度上昇の抑制時における携帯機18へのリクエスト信号Srの確実な送信(車載装置16の確実な動作)と共に実現することができる。
また、本実施形態では、前記計数値と前記禁止判定値又は前記解除判定値との比較結果に基づいてリクエスト信号Srの送信の禁止又は許可を制御することができるので、車載装置16のコストを削減することが可能となる。
さらに、禁止判定値及び解除判定値を用いてリクエスト信号Srの送信の許可又は許可を判定することにより、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度上昇に対応して該リクエスト信号Srの送信の禁止又は許可を確実に制御することができる。
さらにまた、前記計数値が前記禁止判定値を上回ることにより携帯機18へのリクエスト信号Srの送信を禁止した後に、前記計数値が前記解除判定値を下回った際に、携帯機18へのリクエスト信号Srの送信を許可することで、換言すれば、リクエスト信号Srの送信が禁止された状態を、前記計数値が前記解除判定値を下回ったときに、送信が許可される状態に戻すようにすれば、リクエスト信号Srの送信の禁止又は許可を効率よく制御することができる。
さらにまた、判断処理部94にて、現在時刻から前記経過時間後に前記計数値が前記禁止判定値を上回る可能性があると判断した場合に、前記現在時刻で携帯機18へのリクエスト信号Srの送信を禁止することで、LF送信回路58及びLF送信アンテナ48の温度上昇に起因する性能の低下を確実に防止することができる。
さらにまた、前記禁止判定値をLF送信回路58及びLF送信アンテナ48の使用温度の上限温度に対応する値とし、前記解除判定値を前記上限温度よりも低温の所定温度に対応する値とすることにより、前記使用温度の範囲内でリクエスト信号Srの送信を確実に行うことが可能となる。
なお、本発明に係る車両用遠隔制御装置及びその方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
本実施形態に係る車両用遠隔制御装置が適用された車両用電子キーシステムの構成を示すブロック図である。 図1の車両用電子キーシステムが適用された車両の模式的平面図である。 車両のドアロックの解錠処理を示すフローチャートである。 比較例でのコントロールユニットと携帯機との交信中におけるLF送信回路及びLF送信アンテナの温度上昇を示すタイムチャートである。 カウンタ部及び判断処理部におけるリクエスト信号の送信禁止又は送信許可の判断処理を示すフローチャートである。 図5の判断処理によるコントロールユニットと携帯機との交信中におけるLF送信回路及びLF送信アンテナの温度上昇の抑制を示すタイムチャートである。
符号の説明
10…車両用電子キーシステム 12…車両
16…車載装置 18…携帯機
48…LF送信アンテナ 58…LF送信回路
80、100…コントロールユニット 92…カウンタ部
94…判断処理部

Claims (8)

  1. 操作者の操作による所定スイッチからのトリガ信号に基づき車載装置の動作を制御する車両用遠隔制御装置において、
    前記トリガ信号の入力に基づく前記車載装置の動作期間内では、予め設定された経過時間毎に計数値を増加し、前記車載装置の非動作期間では、前記経過時間毎に前記計数値を減少する計数手段と、
    前記計数値と所定の閾値との比較に基づいて前記車載装置の動作許可又は禁止を制御する制御手段と、
    を有する
    ことを特徴とする車両用遠隔制御装置。
  2. 操作者の操作による車両に備わる所定スイッチからのトリガ信号の入力に基づき車載装置の送信部から携帯機にリクエスト信号を送信する際に、該リクエスト信号の送信を制御する車両用遠隔制御装置において、
    前記トリガ信号の入力に基づく前記リクエスト信号の送信期間では、予め設定された経過時間毎に計数値を増加し、前記リクエスト信号の非送信期間では、前記経過時間毎に前記計数値を減少する計数手段と、
    前記計数値と所定の閾値との比較に基づいて前記リクエスト信号の送信の許可又は禁止を制御する送信制御手段と、
    を有する
    ことを特徴とする車両用遠隔制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両用遠隔制御装置において、
    前記閾値は、第1閾値と、この第1閾値よりも小さい第2閾値とからなり、
    前記制御手段又は前記送信制御手段は、前記計数値が前記第1閾値を上回ったときに前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信を禁止し、前記計数値が前記第2閾値を下回ったときに前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信を許可する
    ことを特徴とする車両用遠隔制御装置。
  4. 請求項3記載の車両用遠隔制御装置において、
    前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信が禁止された状態は、前記計数値が前記第2閾値を下回ったときに、動作又は送信が許可される状態に戻される
    ことを特徴とする車両用遠隔制御装置。
  5. 請求項3又は4記載の車両用遠隔制御装置において、
    前記制御手段又は前記送信制御手段は、現在時刻から前記経過時間後に前記計数値が前記第1閾値を上回る可能性があると判断した場合には、前記現在時刻にて前記車載装置の動作又は前記リクエスト信号の送信を禁止する
    ことを特徴とする車両用遠隔制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用遠隔制御装置において、
    前記計数手段は、前記車載装置の動作期間又は前記リクエスト信号の送信期間では、前記経過時間毎に前記計数値に第1所定値を加算して当該計数値を増加し、前記車載装置の非動作期間又は前記リクエスト信号の非送信期間では、前記経過時間毎に前記計数値から前記第2所定値だけ減算して当該計数値を減少する
    ことを特徴とする車両用遠隔制御装置。
  7. 操作者の操作による所定スイッチからのトリガ信号に基づき車載装置の動作を制御する車両用遠隔制御方法において、
    前記トリガ信号の入力に基づく前記車載装置の動作期間内では、予め設定された経過時間毎に計数値を増加し、前記車載装置の非動作期間では、前記経過時間毎に前記計数値を減少する計数ステップと、
    前記計数値と所定の閾値との比較に基づいて前記車載装置の動作許可又は禁止を制御する制御ステップと、
    を有する
    ことを特徴とする車両用遠隔制御方法。
  8. 操作者の操作による車両に備わる所定スイッチからのトリガ信号の入力に基づき車載装置の送信部から携帯機にリクエスト信号を送信する際に、該リクエスト信号の送信を制御する車両用遠隔制御方法において、
    前記トリガ信号の入力に基づく前記リクエスト信号の送信期間では、予め設定された経過時間毎に計数値を増加し、前記リクエスト信号の非送信期間では、前記経過時間毎に前記計数値を減少する計数ステップと、
    前記計数値と所定の閾値との比較に基づいて前記リクエスト信号の送信の許可又は禁止を制御する送信制御ステップと、
    を有する
    ことを特徴とする車両用遠隔制御方法。
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