JPS61290183A - 車両用扉開閉システムのための電気制御装置 - Google Patents

車両用扉開閉システムのための電気制御装置

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JPS61290183A
JPS61290183A JP60130493A JP13049385A JPS61290183A JP S61290183 A JPS61290183 A JP S61290183A JP 60130493 A JP60130493 A JP 60130493A JP 13049385 A JP13049385 A JP 13049385A JP S61290183 A JPS61290183 A JP S61290183A
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door
motor
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安井 利夫
五策 寺林
久敏 太田
大吉 芳城
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Toyota Motor Corp
Arakawa Shatai Kogyo KK
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Toyota Motor Corp
Arakawa Shatai Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用扉開閉システムに係り、特にワゴン車
、バス等の車両の乗降口にこの乗降口に沿って横方向へ
開閉可能に設けた扉を回転電動機により開閉制御するに
通した車両用開閉システムのための電気制御装置に関す
る。
〔従来技術〕
従来、この種の車両用扉開閉システムのための電気制御
装置においては、例えば、特開昭58−69980号公
報に開示されているように、回転電動機に抵抗を直列接
続して、回転電動機の回転速度が許容下限値以下になっ
たとき前記抵抗を短絡し、回転電動機への印加電圧をか
かる抵抗短絡に相当する分だけ増大させることにより同
回転電動機の回転速度の不必要な低下を招くことな(扉
の閉成或いは開成に要する時間をほぼ一定の範囲に維持
せんとしたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成においては、回転電動機
に対する負荷が軽い場合には、扉の開成過程或いは開成
過程において回転電動機の回転速度が上昇し過ぎて扉の
閉成速度或いは開成速度が上昇し過ぎ、一方、回転電動
機に対する負荷が重い場合には、扉の閉開成過程におい
て回転電動機の回転速度が低下し過ぎて閉開成速度が低
くなり過ぎるという不具合がある。また、このような不
具合は前記許容下限値が不変となっているため、より一
層著しかった。
本発明は、このようなことに対処すべく、車両用扉開閉
システムにおいて、扉が開閉動作開始後所定開閉度合に
達するに要する時間に基き回転電動機の許容回転速度幅
の上限値及び下限値を決定するようにした電気制御装置
を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
車両の乗降口に乗降口に沿って横方向へ開閉可能に配設
した扉を一方向回転により開き他方向回転により閉じる
回転電動機を備えた扉開閉システムに通用されて、前記
扉を開くとき第1操作信号を発生し同罪を閉じるとき第
2操作信号を発生する操作手段と、前記第1操作信号に
応答して第1駆動状態となり前記回転電動機を一方向回
転させるように抵抗を介する電源から前記回転電動機へ
の給電を許容し前記第2操作信号に応答して第2駆動伏
態となり前記回転電動機を他方向回転させるように前記
抵抗を介する前記電源から前記回転電動機への給電を許
容する駆動手段と、前記回転電動機の回転速度を検出し
速度検出信号として発生する速度検出手段と、前記速度
検出信号の値に応じ前記抵抗を選択的に短絡する短絡手
段とを備えた電気制御装置において、前記扉の所定初期
開度開成時期(又は所定初期閉度閉成時期)を検出し時
期検出信号として発生する時期検出手段と、前記第1 
(又は第2)の操作信号の発生後の経過時間に、ついて
積分し積分信号を発生する積分手段と、前記回転電動機
の許容回転速度幅の上限値及び下限値を前記時期検出信
号に応答して前記積分信号の値の小(又は大)に応じ共
に太き((又は小さく)決定し上限値信号及び下限値信
号としてそれぞれ発生する決定手段と、前記速度検出信
号の値が前記上限値信号の値より大きくなったとき出力
信号を発生し前記速度検出信号の値が前記下限値信号の
値より小さくなると前記出力信号を消滅させる出力信号
発生手段と、前記出力信号の発生に応答して前記駆動手
段の第1 (又は第2)の駆動状態を消滅させ、前記出
力信号の消滅に応答して前記駆動手段の第1(又は第2
)の駆動状態への復帰(又はこの復帰及び前記短絡手段
による前記抵抗の短絡)を許容するように制御する制御
手段とを設けたことにある。
〔作用効果〕
しかして、このように本発明を構成したことにより、車
両がその扉の開閉方向に傾斜して停止しているとき前記
扉を開閉するにあたっては、同罪の自重がその開成過程
及び閉成過程の一方において前記回転電動機の負荷を減
少させ前記開成過程及び閉成過程の他方において前記回
転電動機の負荷を増大させるように作用しても、前記第
1 (又は第2)の操作信号の発生後前記時期検出手段
からの時期検出信号の発生に応答して前記決定手段から
生じる上限値信号及び下限値信号の各値が、前記積分信
号の値、即ち前記時期検出信号の発生により定まる前記
扉の所定初期開度開成時間(又は所定初期閉度閉成時間
)が短い(又は長い)程共に大きく (又は小さく)決
定され、前記出力信号発生手段からの出力信号の発生時
期及び消滅時期が、前記回転電動機の負荷に応じた回転
速度の上昇及び低下に基づく前記速度検出信号の値の上
限値信号の値及び、下限信号の値への各到達時期により
決定され、前記制御手段が、前記出力信号の 。
発生により前記駆動手段の第1 (又は第2)の駆動状
態を消滅させて前記回転電動機の回転速度を減少させ、
前記出力信号の消滅により前記回転型′動機を第1 (
又は第2)の駆動状態に復帰させるか、又はこの復帰と
共に前記短絡手段による前記抵抗短絡を行わしめて前記
回転電動機の回転速度を上昇させるようにしたので、こ
の回転電動機・の回転速度がその負荷の大(又は小)に
応じ低く(又は高く)決まる許容回転速度幅内に常に維
持されることとなり、その結果、前記扉の開成速度(即
ち、開成時間)及び閉成速度(即ち、閉成時間)を、前
記回転電動機の負荷変動にかかわりなく、常に精度よく
一定に維持し得る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図及び第2図は、バス用層10の開閉機構20に本発明
に係る電気制御装置が通用された例を示しており、扉1
0は、当該バスの側壁に設けた乗降口にこの乗降口に沿
って前後方向へ開閉可能に配設されている。開閉機構2
0は、当該バス内にてその床面の一部に垂設した段付駆
動軸21を備えており、この駆動軸21は、当該バスの
内壁の一部から水平状に延出する支持アーム22と前記
床面の一部との間にて水平方向に回転可能に軸支されて
いる。駆動軸21の大径部から水平状に延出する上下一
対の連結アーム21a−,21aは各先端にて扉10の
内壁部分にこの内壁部分に対し水平方向に相対的に回動
可能に連結されており、これによって、駆動軸21が第
1図にて反痔計方向に回転したとき扉10が、駆動軸2
1の回転に伴う連結アーム21・a、21aの作用によ
り当該バスの後方(第2図にて図示左方)へ向けて開き
、かかる状態にて駆動軸21が時計方向へ回転すると扉
lOが連結アーム21a、21aの作用により当該バス
の前方(第2図にて図示右方)へ向けて閉じる。また、
開閉機構20は、駆動軸21の大径部下端に軸支した大
径の平歯車23と。
この平歯車23に噛合する小径の平歯車24を備えてお
り、平歯車24は、当該バスの床面上に装着した直流モ
ータMの出力軸に一体的に軸支されている。なお、扉1
0は、その全開時(又は全閉時)に、前記乗降口の周縁
部分に設けた全開ロック機構(又は全閉ロック機構)と
の係脱可能な係合により全開状態(又は全閉状態)に維
持される。
また、直流モータMの正転(又は逆転)は扉10の開成
(又は閉成)に対応する。
電気制御装置は、第1図に示すごとく、操作スイッチ3
0と、全開検出スイッチ40aと、全閉検出スイッチ4
0bと、補助検出スイッチ40cと、操作スイッチ30
に接続したリレー50.60.70を有しており、操作
スイッチ30は、当該バスの運転席近傍に配置されて、
当該バスのイグニッションスイッチIGを介し直流電源
Bの正側端子に接続した双投接点31と、一対の固定接
点32.33を備えている。しかして、操作スイッチ3
0は、双投接点31の固定接点32との接続に応答して
、扉10を開くに必要な第1操作信号をハイレベルにて
発生し、双投接点31の固定接点33との接続に応答し
て、扉10を閉じるに必要な第2操作信号をハイレベル
にて発生し、かつ双投接点31の両固定接点32.33
からの遮断状態、即ち中立状態のとき第1及び第2の操
作信号の発生を停止する。
全開検出スイッチ40aは常閉型のもので、扉10の全
開時にのみ開成されてハイレベルにて全開検出信号を発
生する。゛全閉検出スイッチ40bは常閉型のもので、
扉10の全閉時にのみ開成されてハイレベルにて全閉検
出信号を発生する。補助検出スイッチ40cは常開型の
もので、扉10がその全閉直前位置まで閉成したとき閉
成されてローレベルにて全閉直前位置検出信号を発生す
る。
リレー50は、電磁コイル51と、双投スイッチ52と
を有しており、双投スイッチ52は、電磁コイル51の
励磁(又は消磁)により双投接点52aを固定接点52
b(又は52C)に投入する。
かかる場合、双投接点52aは直流モータMの第1入力
端子に接続されており、固定接点52bは直流電源Bの
正側端子に接続され、−刃固定接点52cは接地されて
いる。
リレー60は、電磁コイル61と、双投スイッチ62を
有しており、双投スイッチ62は、電磁コイル61の励
磁(又は消磁)により双投接点62aを固定接点62b
(又は62C)に投入する。
かかる場合、双投接点62aは負荷抵抗80を介し直流
モータMの第2入力端子に接続されており、固定接点6
2bは直流電源Bの正側端子に接続され、−刃固定接点
62cは接地されている。リレー70は、電磁コイル7
2と、この電磁コイル72の励磁(又は消磁)により閉
成(又は開成)される常開型スイッチ72とを有してお
り、スイッチ72は負荷抵抗80に並列接続されている
また、電気制御装置は、第1図に示すごとく、一対のイ
ンバータ90a、90bと、一対のネガティブANDゲ
ート100a、100b (負論理のNANDゲート1
00 a、  100 b)を有しており、ネガティブ
ANDゲート100aはその第1反転入力端子にてイン
バータ90aを通し操作スイッチ30の固定接点32に
接続され、その第2反転入力端子にて全開検出スイッチ
40aを介し接地されている。しかして、ネガティブA
NDゲート100aは、操作スイッチ30からの第1操
作信号の発生に応答するインバータ90aの反転作用の
もとに全開検出スイッチ40aからの全開検出信号の消
滅(又は発生)に応答してローレベル信号(又はハイレ
ベル信号)を発生する。また、操作スイッチ30からの
第1操作信号が消滅すると、ネガティブANDゲート1
00aがハイレベル信号を生ずる。
ネガティブANDゲート100bは、その第1反転入力
端子にてインバータ90bを介し操作スイッチ30の固
定接点33に接続されており、このネガティブANDゲ
ー)100bの第2反転入力端子は全閉検出スイッチ4
0bを介し接地されている。しかして、ネガティブAN
Dゲート100bは、操作スイッチ30からの第2操作
信号の発生に応答するインバータ90bの反転作用のも
とに全閉検出スイッチ40bからの全閉検出信号の消滅
(又は発生)に応答してローレベル信号(又はハイレベ
ル信号)を発生する。また、操作スイッチ30からの第
2操作信号が消滅すると、ネガティブANDゲー)10
0bがハイレベル信号を生じる。
また、電気制御装置は、ネガティブNANDゲート11
0 (負論理のANDゲート110)と、一対のインバ
ータ120a、120bと、一対のネガティブNAND
ゲー)130a、130bと、一対の単安定マルチバイ
ブレーク140a、140bを有しており、ネガティブ
NANDゲート110は、その第1反転入力端子にてネ
ガティブANDゲート100bの出力端子に接続され、
その第2反転入力端子にて補助検出スイッチ40cを介
し接地されている。しかして、ネガティブNANDゲー
ト110は、ネガティブANDゲート100bからのロ
ーレベル信号の発生中にて補助検出スイッチ40cから
の全閉直前位置検出信号の消滅(又は発生)に応答して
ハイレベル信号(又はローレベル信号)を生じる。また
、ネガティブNANDゲート110はネガティブAND
ゲート100bからのハイレベル信号に応答してハイレ
ベル信号を生じる。
ネガティブNANDゲート130aはその第1反転入力
端子にてネガティブANDゲート100aの出力端子に
接続されており、このネガティブNANDゲート130
aの第2反転入力端子はインバータ120a及び全閉検
出スイッチ40bを通し接地されている。しかして、ネ
ガティブNANDゲート130aはネガティブANDゲ
ート100aからのローレベル信号の発生のちとに全閉
検出スイッチ40bからのローレベル信号の発生のちと
に全開検出スイッチ40bからの全閉検出信号の発生(
又は消滅)に応答するインバータ120Hの反転作用を
受けてハイレベル信号(又はローレベル信号)を発生す
る。また、NANDゲート130aはネガティブAND
ゲー)100aからのハイレベル信号に応答してローレ
ベル信号を生じる。
ネガティブNANDゲート130bはその第1反転入力
端子にてネガティブANDゲート100bの出力端子に
接続されており、このネガティブNANDゲー)130
bの第2反転入力端子はインバータ120b及び全開検
出スイッチ40aを通し接地されている。しかして、ネ
ガティブNANDゲー)130bはネガティブANDゲ
ート100bからのローレベル信号の発生のちとに全開
検出スイッチ40aからの全開検出信号の発生(又は消
滅)に応答するインバータ120bの反転作用を受けて
ハイレベル信号(又はローレベル信号)を発生する。ま
た、NANDゲー)130bはネガティブANDゲート
100bからのハイレベル信号に応答してローレベル信
号を生じる。単安定マルチバイブレーク140aはネガ
ティブNANDゲート130aからのハイレベル信号に
応答してハイレベルにてタイマ信号を発生し、−1単安
定マルチバイブレーク140bはネガティブNANDゲ
ート130bからのハイレベル信号に応答してハイレベ
ルにてタイマ信号を発生する。
かかる場合、両車安定マルチバイブレータ140a、1
40bからの各タイマ信号の発生時間は、110の初期
開成動作及び初期閉成動作に必要な各時間にそれぞれ相
当する。
ネガティブANDゲート150aはその第1反転入力端
子にて全開検出スイッチ40aを通し接地されており、
このネガティブANDゲート150aの第2反転入力端
子は全閉検出スイッチ40bを通し接地されている。し
かして、このネガティブANDゲート150aは全開検
出スイッチ40aからの全開検出信号及び全閉検出スイ
ッチ4obからの全閉検出信号の両消滅に応答してロー
レベル信号を発生し、全開検出スイッチ40aからの全
開検出信号の発生又は全開検出スイッチ40bからの全
閉検出信号の発生に応答してハイレベル信号を発生する
。かかる場合、ネガティブANDゲート150aからの
出力のハイレベルからローレベルへの変換時期が#!1
0の所定初期開度(又は所定初期閉度)に対応する。積
分回路160は、ORゲート150bを通し操作スイッ
チ30から第1(又は第2)の操作信号を受け、同操作
信号の発生後の経過時間について積分し積分信号として
発生する。
速度センサ170は直流モータMの回転速度Nを検出し
これに比例した周波数を有する一連のパルス信号を発生
する。周波数−電圧変換器180(以下、F−V変換器
180)は速度センサ170からの各パルス信号の周波
数をこれに比例するレベルの速度電圧に変換する。かか
る場合、F−■変換器180からの速度電圧は直流モー
タMの回転速度Nに対応する。
サンプルホールド回路190は、第3図に示すごとく、
常開型アナログスイッチ191を有しており、このアナ
ログスイッチ191は、第1図及び第3図に示すごとく
、その入力端子191aにて積分回路160の出力端子
に接続され、その制御端子191bにてネガティブAN
Dゲート150aの出力端子に接続されている。しかし
て、シナログスイッチ1.91は、ネガティブANDゲ
ート150aからのローレベル信号に応答して閉成し積
分回路160からの積分信号を出力端子191cから発
生する。電界効果型トランジスタ193はそのゲート端
子にてコンデンサ192を介しアナログスイッチ191
の出力端子191cに接続されており0、このトランジ
スタ193のドレン端子は抵抗194を介し接地され、
一方、トランジスタ193のソース端子は直流電源から
給電電圧+Vccを受けるべく同直流電源に接続されて
いる。しかして、トランジスタ193はアナログスイッ
チ191からの積分信号のレベルをコンデンサ192と
の協働によりホールドしそのドレン端子からホールド電
圧を発生する。
負荷領域決定回路200は、第1図及び第4図に示すご
とく、分圧器201と、この分圧器201及びサンプル
ホールド回路190に接続したコンパレータ202.2
03及び204と、両コンパレータ203.204に接
続したANDゲート205.206とによって構成され
ている。分圧器201は、互いに直列接続した抵抗20
1a。
201b及び201Cからなるもので、この分圧器20
1は直流電源からの給電電圧+Vccを三つの抵抗20
1a、201b及び201Cの各抵抗値により分圧し、
両抵抗201a、2.01bの共通端子及び両抵抗20
1b、201cの共通端子から第1及び第2の分圧電圧
をそれぞれ発生する。かかる場合、分圧器201からの
第1と第2の分圧電圧が直流モータMの重負荷領域回転
速度上限値及び中負荷領域回転速度上限値にそれぞれ対
応するように各抵抗201 a、  20 l b、 
 201Cの抵抗値が定めである。
コンパレータ202は、サンプルホールド回路190か
らのホールド電圧を分圧器201からの第1分圧電圧と
比較して、前記ホールド電圧が前記第1分圧電圧より低
い(又は高い)ときハイレベル信号(又はローレベル信
号)を発生する。このことは、コンパレータ202が、
ハイレベル信号を、直流モータMの重負荷領域(’N<
前記重負荷領域回転速度上限値)を表わす第1決定信号
として発生することを意味する。コンパレータ203は
、サンプルホールド回路190からのホールド電圧を分
圧器201からの第1分圧電圧と比較して、前記ホール
ド電圧が前記第1分圧電圧より高い(又は低い)ときハ
イレベル信号(又はローレベル信号)を発生する。コン
パレータ204は、サンプルホールド回路190からの
ホールド電圧を分圧器201からの第2分圧電圧と比較
して、前記ホールド電圧が前記第2分圧電圧より高い(
又は低い)ときハイレベル信号(又はローレベル信号)
を発生する。
ANDゲー)205は非反転入力端子にてコンパレーク
203の出力端子に接続されており、このANDゲート
205の反転入力端子はコンパレータ204の出力端子
に接続されている。しかして、ANDゲート205はコ
ンパレータ203からのハイレベル信号及びコンパレー
タ204からのローレベル信号に応答してハイレベル信
号を発生し、このハイレベル信号をコンパレータ204
からのハイレベル信号又はコンパレータ203からのロ
ーレベル信号に応答して消滅させる。このことは、AN
Dゲート205が、ハイレベル信号を、直流モータMの
中負荷領域(前記重負荷領域回転速度上限値<N<前記
中負荷領域回転速度上限値)を表わす第2決定信号とし
て生じることを意味する。ANDゲート206は両コン
パレータ203.204からの各ハイレベル信号に応答
してハイレベル信号を発生し、このハイレベル信号を、
コンパレータ203 (又は204)からのローレベル
信号に応答して消滅させる。このことは、ANDゲート
206は、ハイレベル信号を直流モータMの軽負荷領域
(前記中負荷領域回転速度上限値<N)を表わす第3決
定信号として生じることを意味する。
速度判別回路210は、第1図、第4図及び第5図に示
すごとく、負荷領域決定回路200に接続した分圧器2
10aと、この分圧器210a及びF−V変換器180
に接続したコンパレータ210b、210c、210d
及び210eとによって構成されている。分圧器210
aはトランジスタ211,212.213を有しており
、トランジスタ211はそのベースにて抵抗211aを
介しコンパレータ202の出力端子に接続されている(
第4図、第5図参照)。また、トランジスタ211は、
そのエミッタにて接地され、このコレクタにて、互いに
直列接続した各抵抗214゜217.218.219を
介し直流電源(図示しない)の正側端子に接続されてい
る。しかして、トランジスタ211は、コンパレータ2
02からの第1決定信号の発生(又は消滅)に応答して
導通(又は非導通)となる。
トランジスタ212は、そのベースにて抵抗212aを
介しANDゲート205の出力端子に接続されており、
このトランジスタ212のヱミッ夕は接地され、一方こ
のトランジスタ212のコレクタは、互いに直列接続し
た各抵抗216,217.218,219を通し前記直
流電源の正側端子に接続されている。しかして、トラン
ジスタ212はANDゲート205からの第2決定信号
の発生(又は消滅)に応答して導通(又は非導通)にな
る。トランジスタ213は、そのベースにて抵抗213
aを介しANDゲート206の出力端子に接続されてお
り、このトランジスタ213のエミッタは接地され、一
方このトランジスタ213のコレクタは、互いに直列接
続した各抵抗216.217.218.219を介し直
流電源の正側端子に接続されている。しかして、トラン
ジスタ213は、ANDゲート206からの第3決定信
号の発生(又は消滅)に応答して導通(又は非導通)に
−なる。
また、各直列抵抗214,217,218.219は、
トランジスタ211の導通下にて、前記直流電源からの
給電電圧+Vccを分圧し、これら各分圧電圧を第1.
第2及び第3の重負荷基準電圧として各出力端子Pi、
P2及びP3(第5図参照)からそれぞれ発生する。各
直列抵抗215.217,218.219は、トランジ
スタ212の導通下にて、前記直流電源からの給電電圧
+Vccを分圧し、これら各分圧電圧を第1.第2及び
第3の中負荷基準電圧として各出力端子P1、P2及び
P3からそれぞれ発生する。また、各直流列抵抗216
,217,218.219は、トランジスタ213の導
通下にて、前記直流電源からの給電電圧+Vccを分圧
し、これら各分圧電圧を第1.第2及び第3の軽負荷基
準電圧として各出力端子P1.P2及びP3からそれぞ
れ発生する。
かかる場合、分圧器210aからの第1.第2及び第3
の重負荷基準電圧は、直流モータMの重負荷領域におけ
る回転速度下限値N I H,回転速度中間値N2H及
び回転速度上限値N3Hにそれぞれ対応する。また、分
圧器210aからの第1゜第2及び第3の中負荷基準電
圧は、直流モータMの中負荷領域における回転速度下限
値N、IM、回転速度中間値N2M及び回転速度上限値
N3Mにそれぞれ対応する。さらに、分圧器210aか
らの第2及び第3の軽負荷基準電圧は、直流モータMの
軽負荷領域における回転速度下限値NIL。
回転速度中間値N2L及び回転速度上限値N3Lにそれ
ぞれ対応する。但し、抵抗214の抵抗値く抵抗215
の抵抗値く抵抗216の抵抗値となっており、また、N
IH<NIM<NIL、N2H<N2M<N2L、N3
H<N3M<N3Lとなっている。
コンパレータ210bは、F−V変換器180からの速
度電圧が分圧器210aの出力端子P1からの第1重負
荷基準電圧、第1中負荷基準電圧又は第1軽負荷基準電
圧より低いときのみハイレベル信号を発生し、コンパレ
ータ210Cは、F−V変換器180からの速度電圧が
分圧器210aの出力端子P2からの第2重負荷基準電
圧、第2中負荷基準電圧又は第2軽負荷基準電圧より高
いときのみハイレベル信号を発生し、コンパレータ21
0dは、F−V変換器180からの速度電圧が分圧器2
10aの出力端子P2からの第2重負荷基準電圧、第2
中負荷基準電圧又は第2軽負荷基準電圧より低いときに
のみハイレベル信号を発生し、またコンパレータ210
eは、F−V変換器180からの速度電圧が分圧器21
0aの出力端子P3かちの第3重負荷基準電圧、第3中
負荷基準電圧又は第3軽負荷基準電圧より高いときにの
みハイレベル信号を発生する。
タイマ回路220は、第1図、第4図及び第6図に示す
ごとく、負荷領域決定回路2001.速度判別回路21
0及びポジティブNORゲート280間に接続されてい
るもので、このタイマ回路220は、速度判別回路21
0に接続した積分器220aと、負荷領域決定回路20
0に接続した分圧器220bと、積分器220a及び分
圧器220bに接続したコンパレータ220cと、速度
判別回路210及びコンパレータ220cに接続したA
NDゲート220dとにより構成されている。
積分器220aは、コンパレータ210eからバッファ
221を通しハイレベル信号を受けるとともにこのハイ
レベル信号の発生時間について抵抗222及びコンパレ
ータ223により積分し積分信号として発生する。
分圧器220bは、トランジスタ224,225.22
6を有しており、トランジスタ224はそのベースにて
抵抗224aを介しコンパレータ202の出力端子に接
続されている。また、トランジスタ224はそのエミッ
タにて接地され、そのコレクタにて両抵抗227.22
9aを通り前記直流電源の正側端子に接続されている。
しかして、トランジスタ224はコンパレータ202か
らの第1決定信号の発生(又は消滅)に応答して導通(
又は非導通)になる。トランジスタ225はそのベース
にて抵抗225aを通しANDゲート205の出力端子
に接続されており、このトランジスタ225のエミッタ
は接地され、一方このトランジスタ225のコレクタは
両抵抗228゜229aを通し前記直流電源の正側端子
に接続されている。しかして、トランジスタ225はA
NDゲート205からの第2決定信号の発生(又は消滅
)に応答して導通(又は非導通)となる。
トランジスタ226は、そのベースにて抵抗226aを
介しANDゲート206の出力端子に接続されており、
このトランジスタ26のエミッタは接地され、一方この
トランジスタ226のコレクタは両抵抗229.229
aを通し前記直流電源の正側端子に接続されている。し
かして、トランジスタ226はANDゲート206から
の第3決定信号の発生(又は消滅)に応答して導通(又
は非導通)となる。各直列抵抗227,229aは、ト
ランジスタ224の導通下にて前記直流電源からの給電
電圧+Vccを分圧し第1分圧電圧として出力端子d(
第6図参照)から発生する。
各直列抵抗228.229aはトランジスタ225の導
通下にて前記直流電源からの給電電圧子Vccを分圧し
第2分圧電圧として出力端子dから発生し、また各直列
抵抗229,229aはトランジスタ226の導通下に
て゛前記直流電源からの給電電圧+Vccを分圧し第3
分圧電圧として出力端子dから発生する。、かかる場合
、第1分圧電圧〉第2分圧電圧〉第3分圧電圧となるよ
うに各抵抗227,228,229の抵抗値を順次小さ
く定めである。
コンパレータ220Cは、分圧器220bからの第1.
第2又は第3の分圧電圧が積分器220aからの積分信
号のレベルより高い(又は低い)とき、ハイレベル信号
(又はローレベル信号)を発生する。ANDゲート22
0dは両コンパレータ210e、220cからの各ハイ
レベル信号の双方(又は各ローレベル信号の一方)に応
答してハイレベル信号(又はローレベル信号)を発生す
る。このことは、ANDゲート220dがそのハイレベ
ル信号をタイマ信号として発生することを意味する。か
かる場合、ANDゲー)220dからのタイマ信号の発
生時間は、分圧器220bからの第1から第3の分圧電
圧の発生にかけて順次短くなる。
RSフリップフロップ230は、第1図及び第5図に示
すごとく、そのセット端子Sにて速度判別回路200の
コンパレータ210eの出力端子に接続され、一方、そ
のリセット端子Rにてコンパレータ210dの出力端子
に接続されている。
しかして−、RSフリップフロップ230は、コンパレ
ータ210eからのハイレベル信号に応答してセットさ
れてその出力端子Qからバッファ231を通しローレベ
ル信号を発生し、またコンパレータ210eからのハイ
レベル信号に応答してリセットされてその出力端子Qか
らバッファ231を通しハイレベル信号を生じる。RS
フリップフロップ240は、そのセント端子Sにてコン
パレータ210Cからの出力端子に接続されており、こ
のRSフリップフロップ240のリセット端子Rはコン
パレータ210bの出力端子に接−続されている。しか
して、RSフリップフロップ240はコンパレータ21
0cからのハイレベル信号に応答してセットされてその
出力端子Qからローレベル信号を発生し、またコンパレ
ータ210bからのハイレベル信号に応答してリセット
されてその出力端子Qからハイレベル信号を発生する。
ネガティブNANDゲート260は、第1図に示すごと
く、その第1反転入力端子にて、ORゲート250を通
しネガティブNANDゲート110の出力端子及び両車
安定マルチバイブレーク140a、、140bの各出力
端子に接続されており、このネガティブNANDゲート
260の第2反転入力端子はバッファ231を通しRS
Sフリップフロップ23の出力端子Qに接続されている
。ORゲート250はネガティブNANDゲート110
からのハイレベル信号及び両車安定マルチバイブレータ
140a、140bからの各タイマ信号の一つの発生(
又はこれら三つの信号のすべての消滅)に応答してハイ
レベル信号(又はローレベル信号)を発生する。ネガテ
ィブNANDゲート260は、ORゲート250及びバ
ッファ231からの両ハイレベル信号の少なくとも一方
に応答してローレベル信号を発生し、ORゲート250
及びバッファ231からの両口−レベル信号に応答して
ハイレベル信号を発生する。
ネガティブANDゲート270aはネガティブANDゲ
ート100a及びネガティブNANDゲート260から
の各ハイレベル信号の少なくとも一方に応答してハイレ
ベル信号を発生し、ネガティブANDゲート100a及
びネガティブNANDゲート260からの各ローレベル
信号に応答してローレベル信号を発生する。このことは
、リレー50の電磁コイル51がネガティブANDゲー
ト270aからのローレベル信号(又はハイレベル信号
)に応答して励磁(又は消磁)されることを意味する。
ネガティブANDゲー)270bは、両ネガティブAN
Dゲート100b及びネガティブNANDゲート260
からの各ハイレベル信号の少なくとも一方に応答してハ
イレベル信号を発生し、ネガティブANDゲート100
b及びネガティブNANDゲート260からの各ハイレ
ベル信号に応答してローレベル信号を発生する。このこ
とは、リレー60の電磁コイル61がネガティブAND
ゲート270bからのローレベル信号(又はハイレベル
信号)に応答して励磁(又は消磁)されることを意味す
る。ポジティブNORゲート280は、タイマ回路22
0からのタイヤ信号、RSフリップフロップ240から
のハイレベル信号及びORゲート250からのハイレベ
ル信号の一つの発生(又はこれら三つの信号の消滅)に
応答してローレベル信号(又はハイレベル信号)を発生
する。このことは、リレー70の電磁コイル71がポジ
ティブNORゲート280からのローレベル信号(又は
ハイレベル信号)に応答して励磁(又は消磁)されるこ
とを意味する。
以上のように構成した本実施例において、イグニッショ
ンスイッチIGの開成のちとに走行している当該バスが
、直流モータMの中負荷領域に対応する走行路面(例え
ば、比較的平坦な走行路面)上にて停止したものとする
。しかして、かかる状態にあっては、JfRloが全閉
状態にあるため、全閉検出スイッチ40bが全開検出ス
イッチ40aからの全開検出信号の消滅のも′とに全開
検出信号を発生しネガティブANDゲー)150aから
ハイレベル信号を発生させ、補助検出スイッチ40Cが
全閉直前位置検出信号を発生している。また、操作スイ
ッチ30からの各操作信号が消滅しており、F−V変換
器180から速度センサ170との協働により生じる速
度電圧が直流モータMの停止に基き零となっている。
このような状態にて扉10を開成すべく操作スイッチ3
0からその操作により第1操作信号(第7図にて符号a
参照)を発生させると、ネガティブANDゲート100
aが全開検出スイッチ40aからの全開検出信号の消滅
下にて操作スイッチ30からの第1操作信号に応答する
インバータ90aの反転作用を受けてローレベル信号を
発生し、ネガティブNANDゲート130aが全閉検出
スイッチ40bからの全閉検出信号に応答するインバー
タ120aの反転作用のもとにネガティブANDゲート
1OOaからのローレベル信号に応答してハイレベル信
号を発生し単安定マルチバイブレーク140aからタイ
マ信号を発生させる。
また、RSフリップフロップ230が操作スイッチ30
からの第1操作信号に応答するORゲート150bによ
りセットされてローレベル信号を発生し、ネガティブN
ANDゲート260が単安定マルチバイブレーク140
aからのタイマ信号に応答するORゲート250の作用
のもとにRSフリップフロップ230からのハイレベル
信号に応答してローレベル信号を発生し、かつネガティ
ブANDゲート270aがネガティブANDゲート10
0aからのローレベル信号及びネガティブNANDゲー
ト260からのローレベル信号に応答してローレベル信
号を発生する。また、ポジティブNORゲート280が
単安定マルチパイプレーク140aからORゲート25
0を通しタイマ信号を受けてローレベル信号を発生する
。さらに、積分回路160が操作スイッチ30からOR
ゲート150bを通し第1操作信号を受けこの第1操作
信号の発生後の経過時間について積分し積分信号を発生
する。
ついで、リレー50がネガティブANDゲート270a
からのローレベル信号に応答する電磁コイル51の励磁
(第7図にて符号b1参照)により双投スイッチ52の
双投接点52aを固定接点52bに投入する。また、リ
レー70がポジティブN ORゲート280からのロー
レベル信号に応答する電磁コイル71の励磁(第7図に
て符号C1参照)によりスイッチ72を閉成し負荷抵抗
80を短絡する。このとき、リレー60はネガティア’
 A N Dデー1−270bからのハイレベル信号の
もとに第1図に示す状態にある。しかして、直流電源B
からの給電電流がリレー50の固定接点52b及び双投
接点52aを通り直流モータMにその第1入力端子から
流入し同直流モータMの第2入力端子から流出しスイッ
チ72及びリレー60の双投接点62aを通り固定接点
62cに流入する。換言すれば、直流モータMが負荷抵
抗80の短絡のもとに直流電源Bからの給電電圧を直接
受は第4図にて曲線d1に沿って正転速度を上昇させ始
める。すると、平歯車23が、直流モータMに連動する
平歯車24により反時針方向に回転せられ、これに応じ
て駆動軸21がその連結アーム21a、21aにより扉
10を前記全閉ロック機構との係合力に抗して第2図に
て図示左方へ開き始める。
上述のような過程において、ネガティブANDゲー)1
50aからのハイレベル信号が、扉lOの所定初期開度
の開成に基く全閉検出スイッチ4obからの全開検出信
号の消滅に応答してローレベル°になると、サンプルホ
ールド回路190が、積分回路160から現段階にて生
じる積分信号のレベル(直流モータMの中負荷領域にお
ける扉100所定初期開度開成時間に対応する)をホー
ルド電圧としてホールドし負荷領域決定回路200に付
与する。すると、この負荷領域決定回路200において
は、サンプルホールド回路190からのホールド電圧が
分圧器201からの第1と第2の分圧電圧間にあるため
、コンパレータ202からの第1決定信号及びコンパレ
ータ204からのハイレベル信号の各消滅のもとにコン
パレータ203がハイレベル信号を発生しANDゲート
205から第2決定信号を発生する。なお、ANDゲ−
)206からの第3決定信号は消滅のままである。
ついで、速度判別回路201においては、トランジスタ
212が負荷領域決定回路200のANDゲート205
からの第2決定信号に応答して導通し各直列抵抗215
,217,218,219が各出力端子Pi、P2.P
3から第1.第2゜第3の中負荷基準電圧をそれぞれ発
生する。かかる段階にて、直流モータMの正転速度の上
昇に基づきF−V変換器180から速度センサ170と
の協働により生じる速度電圧が、速度判別回路21Oの
分圧器210aからの第2中負荷基準電圧より高くなる
と、コンパレータ210cがハイレベル信号を発生する
とともに各コンパレータ210b、210d、210e
が共にローレベル信号を発生する。
すると、RSフリップフロップ240がコンパレータ2
10Cからのハイレベル信号に応答してローレベル信号
を発生し単安定マルチバイブレーク140aからのタイ
マ信号の消滅下にてポジティブNORゲート280から
ハイレベル信号を発生させ、これに応答してリレー70
が電磁コイル71の消滅(第7図にて符号c2参照)に
よりスイッチ72を開成し負荷抵抗80の短絡を解除す
る。このことは、直流モータMが、直流電源Bからの給
電電圧から負荷抵抗80による電圧降下分゛を減じた電
圧を受け、第7図にて曲線d2に沿い正転速度を上昇さ
せることを意味する。かかる場合、両凸線di、d2か
ら理解されるとおり、直流モータMの正転速度の上昇度
合が、負荷抵抗80との関連にて、NIM<N<N2M
よりもN2M<N<83Mにて緩やかとなり飽和する。
従って、扉10はその開成速度の上昇度合を減少させつ
つ開成し続ける。換言すれば、中負荷領域(第7図にて
符号I参照)では、直流モータMの回転速度がN2M<
N<N3Mの範囲にて上昇飽和傾向を維持し扉10の開
成速度をほぼ一定に維持する。
扉10が全開になると、全開検出スイッチ40aが全開
検出信号を発生し、ネガティブANDゲート100aが
ハイレベル信号を発生し、ネガティブANDゲー)27
0aがハイレベル信号を発生し、リレー50が電磁コイ
ル51の消磁により双投接点52aを固定接点52cに
投入し直流モータMを直流電源Bから遮断する。これに
より、直流モータMが正転停止により駆動機構20の扉
10に対する開成作用を停止させる。この場合、扉10
が、その開く速度による慣性のため、前記全開ロック機
構と容易に係合して全開状態に維持される。なお、この
ようにして扉10が全開となった後は、操作スイッチ3
0を中立状態にしておく。
このような状態にて扉10を閉成すべく操作スイッチ3
0からその操作により第2操作信号(第7図にて符号A
参照)を発生させると、ネガティブANDゲート100
bが全閉検出スイッチ40bからの全閉検出信号の消滅
下にて前記第2操作信号に応答するインバータ90bの
反転作用を受けてローレベル信号を発生し、ネガティブ
NANDゲー)130bが全開検出スイッチ40aから
の全開検出信号に応答するインバータ120bの反転作
用のもとにネガティブANDゲート100bからのロー
レベル信号に応答してハイレベル信号を発生し単安定マ
ルチバイブレーク140bからタイマ信号を発生させる
また、RSフリップフロップ230が操作スイッチ30
からの第2操作信号に応答するORゲート150bによ
りリセットされてハイレベル信号を発生し、ネガティブ
NANDゲート260が単安定マルチバイブレータ14
0bからのタイマ信号に応答するORゲート250の作
用のもとにRSフリップフロップ230からのハイレベ
ル信号に応答してローレベル信号を発生し、かつネガテ
ィブANDゲート270bがネガティブANDゲ−)1
00bからのローレベル信号及びネガティブNANDゲ
ート260からのローレベル信号に応答してローレベル
信号を発生する。また、ポジティブNORゲート280
が単安定マルチバイブレーク140bからORゲート2
50を通しタイマ信号を受けてローレベル信号を発生す
る。さらに、積分回路160が操作スイッチ30からO
Rゲー)150bを通し第2操作信号を受けこの第2操
作信号の発生後の経過時間について積分し積分信号を発
生する。
ついで、リレー60がネガティブANDゲート270b
からのローレベル信号に応答する電磁コイル61の励磁
(第7図にて符号B1参照)により双投接点62aを固
定接点62bに投入し、リレー70がポジティブNOR
ゲート280からのローレベル信号に応答する電磁コイ
ル71の励磁(第7図にて符号CI参照)によりスイッ
チ72を閉成し負荷抵抗80を短絡する。このとき、リ
レー50は第1図に示す状態にある。
しかして、直流電源Bからの給電電流がリレー60の固
定接点62b、双投接点62a及びリレー70のスイッ
チ72を通り直流モータMにその第2入力端子に流入し
同直流モータMの第1入力端子から流出しリレー50の
双投接点52aを通り固定接点52cに流入する。換言
すれば、直流モータMが、負荷抵抗80の短絡のもとに
、直流電源Bからの給電電圧を直接受は第7図にて曲線
DIに沿い逆転速度を上昇させ始める。すると、平歯車
23が、直流モータMに連動する平歯車24により時計
方向へ回転せられ、これに応じて駆動機構20がその連
結アーム21a、21aにより扉10を前記全開ロック
機構との係合力に抗して前方へ閉じ始める。
上述のような過程において、ネガティブANDゲー)1
50aからのハイレベル信号が、扉10の所定初期閉度
の閉成に基く全開検出スイッチ40aからの全開検出信
号の消滅に応答してローレベルになると、サンプルホー
ルド回路190が、積分回路160から現段階にて生じ
る積分信号のレベル(直流モータMの中負荷領域におけ
る扉10の所定初期閉度閉成時間に対応する)をホール
ド電圧としてホールドし負荷領域決定回路200に付与
する。
ついで、負荷領域決定回路200が上述と同様に第1及
び第3の決定信号の消滅のもとに第2決定信号を発生し
、かつ速度判別回路210の分圧器210aが上述と同
様に第1.第2及び第3の中負荷基準電圧を発生する。
かかる段階にて、直流モータMの逆転速度の上昇に基き
F−V変換器180から速度センサ170との協働によ
り生じる速度電圧が、分圧器210aからの第2中負荷
基準電圧より高くなると、コンパレータ210Cがハイ
レベル信号を発生するとともに各コンパレータ210b
、210d、210eが共にローレベル信号を発生する
すると、RSSフリップフロップ24がコンパレータ2
10cからのハイレベル信号に応答してローレベル信号
を発生し、これに応答してポジティブNORゲート28
0が単安定マルチパイプレーク140bからのタイマ信
号の消滅下にてハイレベル信号を発生し、リレー70が
電磁コイル71の消磁(第7図にて符号C2参照)によ
りスイッチ72を開成し負荷抵抗80の短絡を解除する
このことは、直流モータMが、直流電源Bからの給電電
圧から負荷抵抗80による電圧降下分を減じた電圧を受
け、第7図にて曲線D2に沿い逆転速度を上昇させるこ
とを意味する。かかる場合、両画線DI、D2から理解
されるとおり、直流モータMの逆転速度の上昇度合が、
負荷抵抗80との関連にて、NIM<N<N2Mよりも
N2M<N<N3Mにて緩やかとなり飽和する。従って
、扉10はその閉成速度の上昇を減少させつつ閉成し続
ける。換言すれば、中負荷領域(第7図にて符号I参照
)では、直流モータMの回転速度がN2M<N<N3M
の範囲にて上昇飽和傾向を維持し扉10の開成速度をほ
ぼ一定に維持する。
扉10が全閉直前位置に達し補助検出スイッチ40cか
ら全閉直前位置検出信号が生じると、ネガティブNAN
Dゲート110がハイレベル信号を発生し、ポジティブ
NORゲート280が間ハイレベル信号に応答するOR
ゲート250の作用を受けてローレベル信号を発生し、
リレー70がスイッチ72の閉成により負荷抵抗80を
短絡する。すると、直流モータMへの印加電圧が負荷抵
抗80の短絡骨だけ上昇し、同直流モータMの逆転速度
の上昇が増大し扉10への閉成力を増大させる。このこ
とは、扉10が駆動機構20の作用のもとに前記全閉ロ
ック機構と容易に係合しつつ全閉状態となることを意味
する。
このように扉10が全開になると、全閉検出スイッチ4
0bが全閉検出信号を発生し、ネガティブANDゲート
100bがローレベル信号を発生し、ネガティブAND
ゲー)270bがハイレベル信号を発生し、リレー60
が電磁コイル61の消磁により双投接点62aを固定接
点62cに投入し直流モータMを直流電源Bから遮断す
る。これにより、直流モータMが逆転停止により駆動機
構20の扉10に対する閉成作用を停止させる。
この場合、扉10がその閉成速度による慣性のため、前
記全閉ロック機構と容易に係合して全閉状態に維持され
る。なお、このようにして扉10が全閉となった後は、
操作スイッチ30を中立状態にしておく。
また、上述の作用説明において、当該バスを登板路面上
にてその前進方向を登板路面の頂部に向けて停止させた
ものとする。このような状態にて扉10を開成すべく操
作スイッチ30から第1操作信号を発生させると、直流
モータMが、上述と同様にして、負荷抵抗80の短絡の
もとに直流電源Bからの給電電圧を直接受けて正転し始
め、これに応じ駆動機構20が扉10を前記全閉口ツタ
機構との係合力に抗して開き始める。かかる場合、扉1
0の前記全閉口ツタ機構からの解離は扉10の後方への
自重により一層容易になされる。
以上のような過程において、ネガティブANDゲート1
50aから生じていたハイレベル信号が上述と同様にロ
ーレベルになると、サンプルホールド回路190が、積
分回路160からの積分信号のレベル(直流モータMの
軽負荷領域におけるaloの所定初期開度開成時間に対
応する)をホールド電圧としてホールドし負荷領域決定
回路200に付与する。すると、この負荷領域決定回路
200においては、サンプルホールド回路190からの
ホールド電圧が分圧器210からの第2分圧電圧より高
いため両コンパレータ203.204がコンパレータ2
02からの第1決定信号の消滅下にて共にハイレベル信
号を発生し、ANDゲート206がANDゲート205
からの第2決定信号の消滅のもとに第3決定信号を発生
する。
すると、速度判別回路210においては、トランジスタ
213が負荷領域決定回路200のANDゲート206
からの第3決定信号に応答して導通し各直列抵抗213
,217,218.219が各出力端子P1.P2.P
3から第1.第2゜第3の軽負荷基準電圧をそれぞれ発
生する。かかる段階にて、直流モータMの正転速度の上
昇に基きF−V変換器180から速度センサ120との
協働により生じる速度電圧が、速度判別回路210の分
圧器210aからの第2軽負荷基準電圧より高(なると
、直流モータMが、上述と同様にして、負荷抵抗80の
短絡解除のもとに直流電源Bからの給電電圧から負荷抵
抗80による電圧降下分を減じた電圧を受けた状態にて
正転速度をさらに上昇させる。かかる場合、扉10の後
方への自重が直流モータMに対する負荷を減じるように
作用するため、直流モータMの正転速度が第4図の曲線
d3に沿い上昇し続は扉10の開成速度を上昇させる。
直流モータMの正転速度の上昇に基きF−V変換器18
0からの速度電圧が分圧器210aからの第3軽負荷基
準電圧より高くなると、コンパレータ210eがハイレ
ベル信号を発生し、これに応答してRSフリップフロッ
プ230がローレベル信号を発生する。また、タイマ回
路220においては、分圧器220bが負荷領域決定回
路200のANDゲート206からの第3決定信号に応
答するトランジスタ226の導通のもとに第3分圧電圧
を発生し、積分器220aがコンパレータ210eから
のハイレベル信号に応答する積分開始のもとに積分信号
を発生し、コンパレータ220Cが、前記第3分圧電圧
〉前記積分信号のレベルのもとに、ハイレベル信号を発
生ルネガティブANDゲート220dからタイマ信号を
発生させる。
上述のようにRSフリップフロップ230からローレベ
ル信号が発生しタイマ回路220からタイマ信号が発生
すると、ネガティブNANDゲート260がバッファ2
31を介するRSフリップフロップ230からのローレ
ベル信号に応答してハイレベル信号を発生しネガティブ
ANDゲート270aからハイレベル信号を発生させ、
一方ポジティブNORゲート280がタイマ回路220
からのタイマ信号に応答してローレベル信号を発生させ
る。すると、リレー50がネガティブANDゲー)27
0aからのハイレベル信号に応答する電磁コイル51の
消磁(第7図にて符号b2参照)により双投接点52a
を固定接点52cに投入させ、一方、リレー70がポジ
ティブNORゲート280からのローレベル信号に応答
する電磁コイル71の励磁によりスイッチ72を閉成し
て負荷抵抗80を短絡する。これにより、負荷抵抗80
の短絡のもとに直流モータMがその両入力端子にて直接
短絡されて強い発電制動作用を生じる。
その結果、直流モータMの正転速度が回転速度上限値N
3Lに到達と同時に低下し始め第7図にて曲線d4に示
すごとく下降して扉1oの開成速度の不必要な上昇を効
果的に抑制する。
ついで、直流モータMの正転速度の低下に基きF−V変
換器180からの速度電圧が、タイマ回路220からの
タイマ信号の消滅後、分圧器210aからの第2軽負荷
基準電圧より低下すると、コンパレータ210dがハイ
レベル信号を発生し、RSフリップフロップ230がハ
イレベル信号を発生し、ネガティブNANDゲート26
0がローレベル信号を発生しネガティブANDゲート2
70aからローレベル信号を発生させ、リレニ50が電
磁コイル51の励磁(第7図にて符号b3参照)により
双投接点52aを固定接点52bに投入させる。すると
、直流モータMがその発電制動作用を停止するとともに
負荷抵抗80を介し直流電源Bから給電電圧を受けて正
転速度を第7図の曲線d5に沿い上昇させる。これによ
り、扉10の開成速度の低下が抑制される。以後、同様
にして直流モータMがその発電制動作用による正転速度
の低下及び発電制動作用解除による正転速度の上昇を繰
返す。換言すれば、直流モータMが、その軽負荷領域(
第7図にて符号■参照)にて、N2L≦N:5N3Lの
範囲においてその正転速度を上昇・低下させつつ扉10
の開成速度をほぼ一定に維持する。かかる場合、N2L
>N2M及びN3L>N3Mとなっているため、直流モ
ータMの軽負荷時における回転速度範囲が中負荷時にお
ける回転速度範囲より高(維持されることとなり、その
結果扉10の開成速度が直流モータMの現実の負荷に合
致した回転速度範囲に基き精度よ(一定に維持される。
なお、扉10の全開時の作用は上述と同様である。
このような状態にて、扉10を閉成すべく操作スイッチ
30から第2操作信号を発生させると、直流モータMが
、上述と同様にして、負荷抵抗80の短絡のもとに直流
電源Bからの給電電圧を直接受けて逆転し始め、駆動機
構20が扉10を前記全開ロック機構に抗して前方へ閉
じ始める。かかる場合、扉10の前記全開ロック機構か
らの解離は、扉10の後方への自重にもかかわらず、負
荷抵抗80の短絡との関連で容易になされる。なお、リ
レー60の電磁コイル61は励磁状態(第7図にて符号
B2参照)にある。
上述のような過程において、ネガティブANDゲート1
50aから生じていたハイレベル信号が上述と同様にロ
ーレベルになると、サンプルホールド回路190が、積
分回路160からの積分信号のレベル(直流モータMの
重負荷領域における扉10の所定初期閉度閉成時間に対
応する)をホールド電圧としてホールドし負荷領域決定
回路200に付与する。すると、この負荷領域決定回路
200においては、サンプルホールド回路190からの
ホールド電圧が分圧器201からの第1分圧電圧より低
いため、コンパレータ202が両コンパレータ203,
204からの各ローレベル信号の発生のちとに第2決定
信号を発生する。
すると、速度判別回路210においては、トランジスタ
≦11が負荷領域決定回路200のコンパレータ202
からの第1決定信号に応答して導通し各直列抵抗214
,217,218,219が各出力端子P1.P2.P
3から第1.第2゜第3の重負荷基準電圧をそれぞれ発
生する。かかる段階にて、直流モータMの逆転速度の上
昇に基きF−V変換器180からの速度電圧が速度判別
回路210の分圧器210aからの第2重負荷基準電圧
より高くなると、直流モータMが、上述と同様にして、
負荷抵抗80の短絡解除のもとに直流電源Bからの給電
電圧から負荷抵抗80による電圧降下分を減じた電圧を
受けた状態にて逆転速度を上昇させようとする。しかし
ながら、扉10の後方への自重が直流モータMに対する
負荷を増大させるように作用するため、直流モータMの
逆転速度が、第7図の曲線d6に沿い低下する。しかし
て、この直流モータMの逆転速度の低下に基きF−V変
換器180からの速度電圧が分圧器210aからの第1
重負荷基準電圧より低下すると、コンパレータ210b
がハイレベル信号をQ 生じ、RSフリップフロップ2
40がハイレベル信号ヲ発生し、ポジティブNORゲー
ト280がローレベル信号を発生し、リレー70がその
電磁コイル71の励磁(第7図にて符号C3参照)によ
りスイッチ72を閉成して負荷抵抗80を短絡させる。
すると、直流モータMが負荷抵抗80の短絡により直流
電源Bから給電電圧を直接受は扉10の自重に抗し第7
図の曲線d7に沿い逆転速度を上昇させる。これにより
、扉10の閉成速度の低下が抑制される。
ついで、直流モータMの逆転速度の上昇に基きF−V変
換器180からの速度電圧が分圧器210aからの第2
重負荷基準電圧より高くなると、コンパレータ210C
がハイレベル信号を発生し、RSフリップフロップ24
0がローレベル信号ヲ発生してポジティブNORゲート
280からのローレベル信号をハイレベル信号に反転さ
せ、リレー70が電磁コイル71の消磁(第7図にて符
号C4参照)によりスイッチ72を開き負荷抵抗80の
短絡を解除する。すると、直流モータMへの印加電圧が
負荷抵抗80による電圧降下分だけ低下し、同直流モー
タMの逆転速度が第7図の曲線d8に沿い低下する。以
後、同様にして、直流モータMが負荷抵抗80の短絡に
よる逆転速度の上昇及び同短絡解除により逆転速度の低
下を繰返す。
換言すれば、直流モータMが、その重負荷領域(第7図
にて符号■参照)にて、NIH≦N5N2Hの範囲にお
いてその逆転速度を上昇・低下させつつ扉10の閉成速
度をほぼ一定に維持する。かかる場合、NIH<NIM
及びN2H<N2Mとなっているため、直流モータMの
重負荷時における回転速度範囲が中負荷時における回転
速度範囲より低く維持されることとなり、その結果5i
i10の閉成速度が直流モータMの現実の負荷に合致し
た回転速度範囲に基き精度よ(一定に維持される。
なお、扉lOの全閉時の作用は上述と同様である。
また、上述の作用において、直流モータMが中負荷領域
或いは重負荷領域にて回転している場合には、この直流
モータMの回転速度が回転速度上限値N3M或いはN3
Hには到達しないものとして説明したが、これに代えて
、直流モータMの中負荷領域下における回転中にF−V
変換器180からの速度電圧が分圧器210aからの第
3中負荷基準電圧より高くなると、コンパレータ210
eがハイレベル信号を発生してRSフリップフロップ2
30からローレベル信号を発生させる。また、タイマ回
路220においては、分圧器220bが負荷領域決定回
路200のANDゲート205からの第2決定信号に応
答するトランジスタ225の導通のもとに第2分圧電圧
を発生し、積分!220aがコンパレータ210eから
のハイレベル信号に応答して積分信号を発生し、コンパ
レータ220cが、前記第2分圧電圧〉前記積分信号の
レベルのもとに、ハイレベル信号を発生しANDゲー)
220dからタイマ信号を発生させる。
すると、ネガティブANDゲート270aがRSフリッ
プフロップ230からのローレベル信号に応答するネガ
ティブNANDゲート260との協働により上述と同様
にリレー50の双投接点52aを固定接点52cに投入
させ、一方、ポジティブNORゲート280がタイマ回
路220からのタイマ信号に応答して上述と同様にリレ
ー70により負荷抵抗80を短絡させる。これにより、
負荷抵抗80の短絡のもとに直流モータMがその両入力
端子にて直接短絡されて強い発電制動作用を生じる。か
かる場合、タイマ回路220からのタイマ信号の発生時
間が直流モータMの軽負荷時に比べて長く維持されるの
で、直流モータMの回転速度の回転速度上限値N3Hに
到達後の低下作用が効果的に逸速く実現され得る。
また、直流モータMの重負荷領域下における回転中にF
−V変換器180からの速度電圧が分圧器210aから
の第3重負荷電圧より高くなると、コンパレータ210
eがハイレベル信号ヲ発生シてRSフリップフロップ2
30からローレベル信号を発生させる。また、タイマ回
路220においては、分圧器220bが負荷領域決定回
路200のANDゲート202からの第1決定信号に応
答するトランジスタ224の導通のもとに第1分圧電圧
を発生し、積分器220aがコンパレータ210eから
のハイレベル信号に応答して積分信号を発生し、コンパ
レータ220cが、前記第1分圧電圧〉前記積分信号の
レベルのもとに、ハイレベル信号を発生しANDゲート
220dからタイマ信号を発生させる。
すると、ネガティブANDゲー1−270aがRSフリ
ップフロップ230からのローレベル信号に応答するネ
ガティブNANDゲート260との協働により上述と同
様にリレー50の双投接点52aを固定接点52Cに投
入させ、一方、ポジティブNORデー)280がタイマ
回路220からのタイマ信号に応答して上述と同様にリ
レー70により負荷抵抗80を短絡させる。これにより
、負荷抵抗80の短絡のもとに直流モータMがその両入
力端子にて直接短絡されて強い発電制動作用を生じる。
かかる場合、タイマ回路220からのタイマ信号の発生
時間が直流モータMの中負荷時に比べて長く維持、され
るので、直流モータMの回転速度の回転速度上限値N3
Lに到達後の低下作用が効果的に逸速く実現され得る。
また、上述の作用においては、当該バスを登板路面上に
てその前進方向を登板路面の頂部に向けて停止させた場
合について述べたが、これに限らず、当該バスを登板路
面上にてその後進方向を登板路面の頂部に向けて停止さ
せた場合にも、上述と実質的に同様の作用効果を達成し
得る。
なお、前記実施例においては、当該バスの側壁に設けた
乗降口にこの乗降口に沿い前後方向へ開閉可能に配設し
・たm10に対して本発明を通用した例について説明し
たが、これに限らず、当該バスの後壁に位置する乗降口
にこれに沿い左右方向に開閉可能に設けた扉に対して本
発明を実施してもよく、この場合、通用対象はバスに限
らず例えばワゴン車であってもよい。
また、本発明の実施にあたっては、扉10に代えて、バ
ス等に前後方向へ折りたたみ可能に設けた扉に本発明を
通用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1及び第2図は本発明の一実施例を示す全体構成図、
第3図は第1図におけるサンプルホールド回路の詳細回
路図、第4図は第1図における負荷領域決定回路の詳細
回路図、第5図は第1図における速度判別回路の詳細回
路図、第6図は第1図におけるタイマ回路(負荷領域決
定回路に接続したもの)の詳細回路図、並びに第7図は
本発明の詳細な説明するためのタイムチャートである。 符号の説明 B・・・直流電源、M・・・直流モータ、10・・・扉
、20・・・駆動機構、30・・・操作スイッチ、40
C・・・補助検出スイッチ、50゜60.70・・・リ
レー、80・・・負荷抵抗、90a、90b、120a
、120b−−−インバータ、100a、100b、1
50a、170a、170b−・・ネガティブANDゲ
ート、110.130a、130b、26(1・・ネガ
ティブNANDゲート、140a、140b・−・単安
定マルチバイブレータ、160・・・積分回路、170
・・・速度センサ、180・・・F−■変換器、190
・・・サンプルホールド回路、200・・・負荷領域決
定回路、210・・・速度判別回路、230.240・
・・RSフリップフロップ、280・・・ポジティブN
ORゲート。 出願人 日本電装株式会社(外2名) 代理人 弁理士 長谷照−(外1名) ・宕2図 後  方        前  方 向   成        閉   成第3 図 @4 図 第5 図 、 210 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両の乗降口にこの乗降口に沿って横方向へ開閉可能に
    配設した扉を一方向回転により開き他方向回転により閉
    じる回転電動機を備えた扉開閉システムに通用されて、
    前記扉を開くとき第1操作信号を発生し同扉を閉じると
    き第2操作信号を発生する操作手段と、前記第1操作信
    号に応答して第1駆動状態となり前記回転電動機を一方
    向回転させるように抵抗を介する電源から前記回転電動
    機への給電を許容し前記第2操作信号に応答して第2駆
    動状態となり前記回転電動機を他方向回転させるように
    前記抵抗を介する前記電源から前記回転電動機への給電
    を許容する駆動手段と、前記回転電動機の回転速度を検
    出し速度検出信号として発生する速度検出手段と、前記
    速度検出信号の値に応じ前記抵抗を選択的に短絡する短
    絡手段とを備えた電気制御装置において、前記扉の所定
    初期開度開成時期(又は所定初期閉度閉成時期)を検出
    し時期検出信号として発生する時期検出手段と、前記第
    1(又は第2)の操作信号の発生後の経過時間について
    積分し積分信号を発生する積分手段と、前記回転電動機
    の許容回転速度幅の上限値及び下限値を前記時期検出信
    号に応答して前記積分信号の値の小(又は大)に応じ共
    に大きく(又は小さく)決定し上限値信号及び下限値信
    号としてそれぞれ発生する決定手段と、前記速度検出信
    号の値が前記上限値信号の値より大きくなったとき出力
    信号を発生し前記速度検出信号の値が前記下限値信号の
    値より小さくなると前記出力信号を消滅させる出力信号
    発生手段と、前記出力信号の発生に応答して前記駆動手
    段の第1(又は第2)の駆動状態を消滅させ、前記出力
    信号の消滅に応答して前記駆動手段の第1(又は第2)
    の駆動状態への復帰(又はこの復帰及び前記短絡手段に
    よる前記抵抗の短絡)を許容するように制御する制御手
    段とを設けたことを特徴とする車両用扉開閉システムの
    ための電気制御装置。
JP60130493A 1985-06-14 1985-06-14 車両用扉開閉システムのための電気制御装置 Expired - Lifetime JPH076330B2 (ja)

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JPS61290183A true JPS61290183A (ja) 1986-12-20
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05276777A (ja) * 1992-03-24 1993-10-22 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd 開閉体開閉用制御装置
WO1997013051A1 (en) * 1995-10-02 1997-04-10 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Device for automatically controlling the closure of a sliding door for a vehicle
JP2007217939A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Honda Motor Co Ltd 車両用遠隔制御装置及びその方法
JP2014522457A (ja) * 2012-03-19 2014-09-04 江▲蘇▼▲恵▼民汽▲車▼配件制造有限公司 電動ロック式外スイングドア

Cited By (4)

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WO1997013051A1 (en) * 1995-10-02 1997-04-10 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Device for automatically controlling the closure of a sliding door for a vehicle
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