JPS61229085A - 車両用扉開閉システムのための電気制御装置 - Google Patents

車両用扉開閉システムのための電気制御装置

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JPS61229085A
JPS61229085A JP60070339A JP7033985A JPS61229085A JP S61229085 A JPS61229085 A JP S61229085A JP 60070339 A JP60070339 A JP 60070339A JP 7033985 A JP7033985 A JP 7033985A JP S61229085 A JPS61229085 A JP S61229085A
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JP
Japan
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door
fully closed
signal
switch
gate
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Pending
Application number
JP60070339A
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English (en)
Inventor
内藤 真一
原田 二市
五策 寺林
久敏 太田
克己 太田
脇坂 成治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Arakawa Shatai Kogyo KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Arakawa Shatai Kogyo KK
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用扉開閉システムに係り、特にワゴン車
、バス等の車両の乗降口にこの乗降口に沿って横方向へ
開閉可能に設けた扉を回転電動機により開閉制御するに
通した車両用扉開閉システムのための電気制御装置に関
する。
〔従来技術〕
従来、この種の単画用扉開閉システムのための電気制御
装置においては、例えば、特開昭58−69980号公
報に開示されているように、回転電動機に抵抗を直列接
続するとともに扉の全閉近傍位置に位置検出スイ、7チ
を設け、扉がその全閉近傍位置まで閉成したときこれを
前記位置検出スイッチにより検出するとともにこの検出
結果に応答して前記抵抗を短絡して、回転電動機への印
加電圧をかかる抵抗短絡分だけ増大させることにより同
回転電動機の駆動力を増大させて扉の全閉ロック機構へ
の係合を達成するようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成においては、上述のごと
く扉の全閉時に回転電動機の駆動力を増大させても、扉
の全閉ロック機構への係合が完全には達成されず扉が不
完全なロック状態に維持されてしまう場合が生じる。
本発明は、このようなことに対処すべり、扉の全閉時に
常に完全にロックするようにした車両用扉開閉システム
のための電気制御装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
車両の乗降口にこの乗降口に沿い横方向へ開閉可能に配
設した扉を一方向回転(又は他方向回転)により開き(
又は閉じる)回転電動機と、前記扉が全閉状態になった
とき同罪と係合して当該扉をロックするロック機構とを
備えた扉開閉システムに適用されて、前記扉を開く (
又は閉じる)とき操作されて第1 (又は第2)の操作
信号を生じる操作手段と、前記第1 (又は第2)の操
作信号に応答して第1 (又は第2)の駆動状態となり
前記回転電動機を一方向回転(又は他方向回転)させる
ように抵抗を介する電源から前記回転電動機への給電を
許容する駆動手段と、前記扉が全閉直前位置に達したと
きこれを検出し全閉直前位置検出信号として発生する検
出手段と、前記全閉直前位置検出信号に応答して前記抵
抗を短絡する短絡手段とを具備した電気制御装置におい
て、前記扉の前記ロック機構の係合が不完全なときこれ
を検出し半ロック検出信号として発生する検出手段と、
前記半ロック検出信号に応答して前記駆動手段をその第
1駆動状態にするに必要な出方信号を前記扉の所定開度
までの開成時間に相当する時間だけ発生し前記駆動手段
に付与する出方信号発生手段と、前記出力信号の発生中
、前記操作手段から前記駆動手段への前記第2操作信号
の付与を禁止する禁止手段とを設けるようにしたことに
ある。
〔作用効果〕
しかして、このように本発明を構成したことにより、前
記操作手段から第2操作信号を発生させれば、前記駆動
信号が第2駆動状態となり前記回転電動機が前記抵抗を
介し前記電源がら給電されて他方向回転し扉を閉成させ
て行く。ついで、前記扉が全閉直前位置に達したとき前
記短絡手段が前記全閉直前位置検出信号に応答して前記
抵抗を短絡して前記回転電動機による前記扉に対する開
成力を増大させる。
これにもかかわらず、前記扉がその全閉時に前記ロック
機構と完全には係合し得ない場合には、前記出力信号発
生手段が前記半ロック検出信号に応答して出力信号を発
生するとともに前記禁止手段が前記操作手段から前記駆
動手段への第2操作信号の付与を禁止し、前記駆動手段
が前記出力信号に応答して第1駆動状態となり、前記回
転電動機が一方向回転により前記扉を開成し、前記禁止
手段が前記出力信号の消滅時に前記駆動手段への第2操
作信号の付与を許容し、前記回転電動機が前記駆動手段
の第2駆動状態のもとに他方向回転し前記抵抗の短絡下
にて前記扉を再度全閉する。
このように前記扉の全閉時に半ロック状態になった場合
には、前記扉を開成した後再度前記抵抗の短絡下にて全
閉にするので、前記扉を前記ロック機構に完全に係合さ
せて全閉ロック状態を確保し得る。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図及び第2図は、バス用a10の開閉機構20に本発明
に係る電気制御装置が通用された例を示しており、扉1
0は、当該バスの側壁に設けた乗降口にこの乗降口に沿
って前後方向へ開閉可能に配設されている。開閉機構2
0は、当該バス内にてその床面の一部に垂設した段付駆
動軸21を備えており、この駆動軸21は、当該バスの
内壁の一部から水平状に延出する支持アーム22と前記
床面の一部との間にて水平方向に回転可能に軸支されて
いる。駆動軸21の大径部から水平状に延出する上下一
対の連結アーム21a、21aは各先端にて扉10の内
壁部分にこの内壁部分に対し水平方向に相対的に回動可
能に連結されており、これによって、駆動軸21が第2
図にて反時計方向に回転したとき扉10が、駆動軸21
の回転に伴う連結アーム21a、21aの作用により当
該バスの後方(第2図にて図示左方)へ向けて開き、か
かる状態にて駆動軸21が時計方向へ回転すると扉10
が連結アーム21a、21aの作用によめ当該バスの前
方(第2図にて図示右方)へ向けて閉じる。また、開閉
機構20は、駆動軸21の大径部下端に軸支した大径の
平歯車23と。
この平歯車23に噛合する小径の平歯車24を備えてお
り、平歯車24は、当該バスの床面上に装着した直流モ
ータMの出力軸に一体的に軸支されている。なお、扉1
0は、その全閉時(又は全閉時)に、前記乗降口の周縁
部分に設けた全閉ロック機構(又は全閉ロック機構)と
の係脱可能な係合により全閉状態(又は全閉状態)に維
持される。
また、直流モータMの正転(又は逆転)は扉10の開成
(又は閉成)に対応する。
電気制御装置は、第1図に示すごとく、操作スイッチ3
0と、全閉検出スイッチ40aと、全閉検出スイッチ4
0bと、補助検出スイッチ40cと、全閉ロック検出ス
イッチ40dと、操作スイッチ30に接続したリレー5
0.60.70と、全閉口ツタ検出スイッチ40dに接
続したリレー90と、このリレー90に接続したランプ
Lを有しており、操作スイッチ30は、当該バスの運転
席近傍に配置されて、同バスのイグニッションスイッチ
ICを介し直流電源Bの正側端子に接続した双投接点3
1と、一対の固定接点32.33を備えている。しかし
て、操作スイッチ30は、双投接点31の固定接点32
との接続に応答して、扉10を開くに必要な第1操作信
号をハイレベルにて発生し、双投接点31の固定接点3
3との接続に応答して、扉10を閉じるに必要な第2操
作信号をハイレベルにて発生し、かっ双投接点31の再
固定接点32.33からの遮断状態、即ち中立状態のと
き第1及び第2の操作信号の発生を停止する。
全閉検出スイッチ40aは常閉型のもので、扉10の全
閉時にのみ開成されてハイレベルにて全閉検出信号を発
生する。全閉検出スイッチ40bは常閉型のもので、扉
10の全閉時にのみ開成されてハイレベルにて全閉検出
信号を発生する。補助検出スイッチ40cは常開型のも
ので、扉10がその全閉直前位置まで閉成したとき閉成
されてローレベルにて全閉直前位置検出信号を発生する
全閉ロック検出スイッチ40dは常開型のもので、前記
全閉口ツタ機構との係合が完全に達成されたとき閉成さ
れてローレベルにて全ロック検出信号を生じる。
リレー50は、電磁コイル51と、双投スイッチ52と
を有しており、双投スイッチ52は、電磁コイル51の
励磁(又は消磁)により双投接点52aを固定接点52
b (又は52c)に投入する。かかる場合、双投接点
52aは直流モータMの第1入力端子に接続されており
、固定接点52bは負荷抵抗80を介し直流電源Bの正
側端子に接続され、一方面定接点52cは接地されてい
る。
リレー60は、電磁コイル61と、双投スイッチ62を
有しており、双投スイッチ62は、電磁コイル61の励
磁(又は消磁)により双投接点62aを固定接点62b
 (又は62c)に投入する。
かかる場合、双投接点62aは直流モータMの第2入力
端子に接続されており、固定接点62bは負荷抵抗80
を介し直流電源Bの正側端子に接続され、一方面定接点
62cは接地されている。リレー70は、電磁コイル7
1と、この電磁コイルコイル71の励磁(又は消磁)に
より閉成(又は開成)される常開型スイッチ72とを有
しており、スイッチ72は負荷抵抗80に並列接続され
ている。リレー90は、電磁コイル91と、この電磁コ
イル91の励磁(又は消磁)により閉成(又は開成)さ
れる常開型スイッチ92とを有しており、電磁コイル9
1はイグニッションスイッチIGと全閉ロック検出スイ
ッチ40dとの間に接続され、一方スイッチ92はイグ
ニッションスイッチIGとランプLとの間に接続れてい
る。
また、電気制御装置は、一対のインバータ10Qa、1
00bと、一対のネガティブANDゲート110a、1
10b (負論理のNANDゲート110a、110b
)を有しており、ネガティブANDゲー)110aはそ
の第1反転入力端子にてインバータ100aを介し操作
スイッチ30の固定接点32に接続され、一方ネガティ
ブANDゲート110aの第2反転入力端子は全閉検出
スイッチ40aを介し接地されている。しかして、ネガ
ティブANDゲート110aは、操作スイッチ30から
の第1操作信号の発生に応答するインバータ100aの
反転作用のもとに全閉検出スイッチ40aからの全閉検
出信号の消滅(又は発生)に応答してローレベル信号(
又はハイレベル信号)を発生する。また、操作スイッチ
30からの第1操作信号が消滅すると、ネガティブAN
Dゲート110aがハイレベル信号を生じる。このこと
は、  ゛リレー50の電磁コイル51がネガティブA
NDゲート110aからのローレベル信号(又はハイレ
ベル信号)に応答して励磁(又は消磁)されるこ也を意
味する。
ネガティブANDゲート110bは、その第1反転入力
端子にてインバータ100bを介し操作スイッチ30の
固定接点33に接続されており、このネガティブAND
ゲー)110bの第2反転入力端子は全閉検出スイッチ
40bを介し接地されている。しかして、ネガティブA
NDゲート110bは、操作スイッチ30からの第2操
作信号の発生に応答するインバータ100bの反転作用
のもとに全閉検出スイッチ40bからの全閉検出信号の
消滅(又は発生)に応答してローレベル信号(又はハイ
レベル信号)を発生する。また、操作スイッチ30から
の第2操作信号が消滅すると、ネガティブANDゲート
110bがハイレベル信号を生じる。このことは、リレ
ー60の電磁コイル61がネガティブANDゲート1l
Obからのローレベル信号(又はハイレベル信号)に応
答して励磁(又は消磁)されることを意味する。
また、電気制御装置は、ネガティブNANDゲート12
0 (負論理のANDゲート120)と、速度センサ1
30と、この速度センサ130に接続した速度判断回路
140と、ネガティブNANDゲート120及び速度判
断回路140に接続したポジティブNORゲート150
.と、全閉検出スイッチ40b及び全閉ロック検出スイ
ッチ40dに接続したマイクロコンピュータ160を有
しており、ネガティブNANDゲー)120はその第1
反転入力端子にてネガティブANDゲート110bの出
力端子に接続され、一方、このネガティブNANDゲー
ト120の第2反転入力端子は補助検出スイッチ40c
を介し接地されている。しかして、ネガティブNAND
ゲート120はネガティブANDゲート110bからの
ローレベル信号の発生中にて補助検出スイッチ40Cか
らの全閉直前位置検出信号の消滅(又は発生)に応答し
ハイレベル信号(又はローレベル信号)を生じる。
また、ネガティブNANDゲート120はネガティア’
 A N Dゲート110bからのハイレベル信号に応
答してハイレベル信号を生じる。
速度センサ130は直流モータMの回転速度Nを検出し
こに比例した周波数を有する一連のパルス信号を発生す
る。速度判断回路140は、速度センサ130からの各
パルス信号の周波数をこれに比例するレベルの速度電圧
に変換し、この速度電圧のレベルが、直流モータMの許
容回転速度下限値に相当する基準電圧レベルより低いと
き(又ハ高いとき)ハイレベル信号(又はローレベル信
号)を生じる。ポジティブNORゲート150は、ネガ
ティブNANDゲート120又は速度判断回路140か
らのハイレベル信号に応答してローレベル信号を発生し
、ネガティブNANDゲート120及び速度判断回路1
40からの両口−レベル信号に応答してハイレベル信号
を発生する。このことは、リレー70の電磁コイル71
がポジティブNORゲート150からのローレベル信号
(又はハイレベル信号)に応答して励磁(又は消磁)す
ることを意味する。
マイクロコンピュータ160は、その内部に予め記憶し
たコンピュータプログラムを、第3図に示すフローチャ
ートに従い、全閉検出スイ・ノチ40b及び全閉ロック
検出スイ・ノチ40dとの協働により実行し、かかる実
行中において、各リレー50.60の電磁コイル51,
61.ブザーBz及びアナログスイッチ160aの制御
に必要な各種の演算処理を行う。ブザーBzはマイクロ
コンピュータ160の制御のちとにブザー音を発生する
。アナログスイッチ160aはその選択的開成により電
磁コイル61とネガティブANDゲート110bとの接
続を遮断する。なお、第1図にて二点鎖線により包囲さ
れる各電気素子にイグニ・ンションスイッチIGの開成
下にて直流電源Bから給電される。
以上のように構成した本実施例において、扉10の全閉
状態にて当該バスが平坦な走行路面上にて停止している
ものとする。かかる状態にて、イグニッションスイッチ
ICを閉成すれば本発明装置が作動しマイクロコンピュ
ータ160がステップ170にて第3図のフローチャー
トに従いコンピュータプログラムの実行を開始し、両ス
テップ171.172にて全閉検出スイッチ40bから
の全閉検出信号及び全閉口ツタ検出スイッチ40dから
の全閉ロック検出信号に基き順次rYEsJとの判別を
繰返す。
このような状態にて扉10を開成すべ(操作スイッチ3
0からその操作により第1操作信号を発生させると、ネ
ガティブANDゲート110aが全閉検出スイッチ40
aからの全閉検出信号の消滅下にて操作スイッチ30か
らの第1操作信号に応答するインバータ100aの反転
作用を受けてローレベル信号を発生する。このとき、ネ
ガティブANDゲート110bが操作スイッチ30から
の第2操作信号の消滅に伴うインバータ100bの反転
作用のもとにハイレベル信号を発生し、ネガティブNA
NDゲート120がネガティブANDゲート110bか
らのハイレベル信号及び補助検出スイッチ40cからの
全閉直前位置検出信号に基きローレベル信号を発生し、
速度判断回路140が速度センサ130との協働により
ハイレベル信号を発生し、かつポジティブNORゲート
150がローレベル信号を発生している。
しかして、リレー50がネガティブANDゲート110
aからのローレベル信号に応答する電磁コイル51の励
磁により双投スイッチ52の双投接点52aを固定接点
52bに投入する。このとき、リレー60の電磁コイル
61が消磁状態にあり、またリレー70がポジティブN
ORゲート150からのローレベル信号に応答する電磁
コイル71の励磁によりスイッチ72を閉成して負荷抵
抗80を短絡させている。従って、直流電源Bからの給
電電流がリレー70のスイッチ72、リレー50の固定
接点52b及び双投接点52aを通り直流モータMにそ
の第1入力端子から流入し同直流モータMの第2入力端
子から流出しリレー60の双投接点62aを通り固定接
点62Cに流入する。換言すれば、直流モータMが負荷
抵抗80の短絡のもとに直流電源Bからの給電電圧を直
接受けて正転し始める。すると、平歯車23が、直流モ
ータMに連動する平歯車24により反時計方向に回転せ
られ、これに応じて駆動軸21がその連結アーム21a
、21aにより扉10を前記全閉ロック機構との係合力
に抗して第2図にて図示左方へ開き始める。
、〕のような扉10の開成初期後、直流モータMの正転
速度の上昇に伴う速度セッサ130の検出結果に基き速
度判断回路140からのハイレベル信号がローレベルに
変化すると、ポジティブN。
Rゲート150がハイレベル信号を発生し、リレー70
が電磁コイルコイル71の消磁によりスイッチ72を開
成し負荷抵抗80の短絡を解除する。
すると、直流モータMが、直流電源Bからの給電電圧か
ら負荷抵抗80による電圧降下分を減じた電圧を受けて
正転し続は扉10を開成させて行く。
かかる場合、当該バスが平坦な路面に停止しているため
、扉10の初期開成後の開成過程において負荷抵抗80
が短絡されることはない。
しかして、扉10が全閉になると、全閉検出スイッチ4
0aが全閉検出信号を発生し、ネガティブANDゲー)
110aがハイレベル信号を発生し、リレー50が電磁
コイル51の消磁により双投接点52aを固定接点52
Cに投入し直流モータMを直流電源Bから遮断する。こ
れにより、直流モータMが正転停止により駆動機構20
の扉10に対する開成作用を停止させる。この場合、扉
10が開成速度による慣性のため前記全閉ロック機構と
容易に係合して全閉状態に維持される。なお、扉10が
全閉となった後は、操作スイッチ30を中立状態にして
おく。
このような状態にて5i110を閉成すべく操作スイッ
チ30からその操作により第2操作信号を発生させると
、ネガティブANDゲート100bが全閉検出スイッチ
40bから全閉検出信号の消滅下にて前記第2操作信号
に応答するインバータ100bの反転作用を受けてロー
レベル信号を発生する。このとき、ネガティブNAND
ゲート110が、ネガティブANDゲート100bから
のローレベル信号、及び補助検出スイッチ40Cからの
全閉直前位置検出信号の消滅下にてローレベル信号を発
生し、速度判断回路140がハイレベル信号を発生し、
かつポジティブNORゲート150がローレベル信号を
発生している。
しかして、リレー60がネガティブANDゲート110
bからのローレベル信号に応答する電磁コイル61の励
磁により双投接点62aを固定接点62bに投入する。
このとき、リレー50の電磁コイル51が消磁状態にあ
り、また、リレー70がポジティブNORゲート150
からのローレベル信号に応答してスイッチ72の閉成に
より負荷抵抗80を短絡している。従って、直流電源B
からの給電電流がリレー70のスイッチ72、リレー6
0の固定接点62b及び双投接点62aを通り直流モー
タMにその第2入力端子から流入し同直流モータMの第
1入力端子から流出しリレー50の双投接点52aを通
り固定接点52cに流入する。換言すれば、直流モータ
Mが負荷抵抗80の短絡のもとに直流電源Bからの給電
電圧を直接受けて逆転し始める。すると、平歯車23が
、直流モータMに連動する平歯車24により時計方向へ
回転せられ、これに応じて駆動機構20がその連結アー
ム21a、21aにより扉10を前記全閉ロック機構と
の係合力に抗して前方へ閉じ始める。
このような扉10の閉成初期動作後、直流モータMの逆
点速度の上昇に伴う速度センサ130の検出結果に基き
速度判断回路140からのハイレベル信号がローレベル
に変化すると、ポジティブNORゲート150がハイレ
ベル信号を発生し、リレー70が負荷抵抗80の短絡を
解除し、直流モータMが直流電源Bからの給電電圧から
負荷抵抗80による電圧降下分を減じた電圧を受けて逆
転し続は扉10を閉成させて行く。かかる場合、当該バ
スが平坦な路面に停止しているため、扉10の初期閉成
動作後の閉成中間過程において負荷抵抗80が短絡され
ることはない。
扉lOが全閉直前位置に達し補助検出スイッチ40cか
ら全閉直前位置検出信号が生じると、ネガティブNAN
Dゲート120がハイレベル信号を発生し、ポジティブ
NORゲート150がローレベル信号を発生し、リレー
70がスイッチ72の閉成により負荷抵抗80を短絡す
る。すると、直流モータMへの印加電圧が負荷抵抗80
の短絡分だけ上昇し、同直流モータMの逆転速度が上昇
し扉10への閉成力を増大させる。このような閉成力の
増大に伴い扉10が全閉となると、全閉検出スイッチ4
0bが全閉検出信号を発生し、ネガティブANDゲート
110bがハイレベル信号を発生し、リレー60が電磁
コイル61の消磁により双投接点62aを固定接点62
Cに投入し直流モータMを直流電源Bから遮断する。こ
れにより、直流モータMが逆転停止により駆動機構20
の扉10に対する開成作用を停止させる。
ところで、上述のような扉10の全閉にあたり、同扉1
0が、その閉成速度による慣性にもかかわらず、前記全
閉ロック機構と完全には係合し得ず半ロック状態となる
場合には全閉ロック検出スイッチ40dが全閉口ツタ検
出信号を消滅状態に維持している。従って、マイクロコ
ンピュータ160が、ステップ171にて上述の全閉検
出信号に基きrYEsJと判別し、ステップ172にて
前記全閉ロック検出信号の消滅に基き「NO」と判別し
、ステップ173にて、ブザーB2からブザー音を発生
させるに必要なブザー駆動信号を発生し、ステップ17
4にて、リレー50の電磁コイル51の励磁に必要な第
1出力信号をローレベルにて所定時間の間発生し、ステ
ップ175にてアナログスイッチ160aの開成に必要
な第2出力信号を発生保持する。但し、前記所定時間は
、扉10の開成動作が全閉直前検出スイッチ40cの位
置を越えてなされる程度の値となっている。
しかして、ブザーBzがマイクロコンピュータ160か
らのブザー駆動信号に応答してブザー音を発生し乗員に
扉10の再開成警告を行い、リレー50が、マイクロコ
ンピュータ160からの第1出力信号に応答する電磁コ
イル51の励磁により、双投接点52aを固定接点52
bに投入し、直流モータMが負荷抵抗80の短絡下にて
直流電源Bからの給電電圧を直接受けて正転し上述と同
様に扉10を開成し始める。このような扉10の開成後
前配所定時間の経過により前記第1出力信号が消滅する
と、リレー50が電磁コイル51の消磁により双投接点
52aを固定接点52cに投入する。これにより、直流
モータMがその正転停止により扉10の開成動作を停止
させる。このとき、アナログスイッチ160aがマイク
ロコンピュータ160からの第2出力信号に基き開成さ
れてネガティブANDゲート110bと電磁コイル61
との接続を遮断保持しており、全閉検出スイッチ40b
からの全閉検出信号の消滅に基きネガティブANDゲー
ト110bがローレベル信号を発生しており、また補助
検出スイッチ40cからの全閉直前位置検出信号の消滅
に基きリレー70がその電磁コイル71の消磁によりス
イッチ72を開成している。
然る後、コンピュータプログラムがステップ176に進
むと、マイクロコンピュータ160が再度ブザー駆動信
号を発生し、次のステップ177にて、ステップ175
にて発生保持した第2出力信号を消滅させる。すると、
ブザーBzがマイクロコンピュータ160からのブザー
駆動信号に応答しブザー音を発生して乗員に対し扉1o
の再閉成を警告する。また、アナログスイッチ160a
がマイクロコンピュータ160からの第2出方信号の消
滅に応答して閉成しネガティブANDゲート110bか
ら電磁コイル61へのローレベル信号の付与を許容する
。ついで、リレー60がアナログスイッチ160aから
のローレベル信号に応答する電磁コイル61の励磁によ
り双投接点62aを固定接点62bに投入し、直流モー
タMが、上述と同様の速度判定回路140からのハイレ
ベル信号のもとに生じるポジティブNORゲート150
からのローレベル信号に応答したリレー70による負荷
抵抗80の短絡により、直流電源Bがらの給電電圧を直
接受けて上述と同様に逆転し扉工0を閉成させ始める。
かかる閉成動作は、直流モータMの逆転速度の上昇によ
る速度判断回路140からのローレベル信号の発生後も
、この発生前における補助検出スイッチ4Qcからの全
閉直前位置検出信号の発生に伴うポジティブNORゲー
ト150及びリレー70の協働による負荷抵抗80の短
絡下にて、上述と同様の増大閉成力でもって行われる。
ついで、全閉検出スイッチ40bからの全閉検出信号が
消滅すると、直流モータMが上述と同様に扉10に対す
る閉成作用を停止する。かかる場合、上述のごとく扉1
0を再開成した後前記増大閉成力でもって再開成させる
ので、扉10の開成速度の慣性が大きく維持されること
となり、その結果扉10が前記全閉ロック機構と容易に
して完全に係合し得る。なお、このとき、全閉ロック検
出スイッチ40dからの全閉口ツタ検出信号の発生によ
りステップ172における判別がrYEsJとなる。
また、上述の作用において、当該バスを傾斜路面上にて
その前進方向を傾斜路面の頂部に向けて停止させた場合
には、扉lOはその自重も加わって円滑に開成を完了す
る。然る後、扉10を閉成過程におけば、この扉10は
その自重も加わって速度判断回路140からの出力レベ
ル変化に伴う負荷抵抗80の繰返しの短絡のもとに閉成
することとなるが、扉10の全閉状態が半ロック状態と
なった場合には上述と同様に扉10を開成して全閉する
ことにより扉10の全閉ロック状態を確保し得る。
なお、前記実施例においては、当該バスの側壁に設けた
乗降口にこの乗降口に沿い前後方向へ開閉可能に配設し
た扉10に対して本発明を通用した例について説明した
が、これに限らず、当該バスの後壁に位置する乗降口に
これに沿い左右方向に開閉可能に設けた扉に対して本発
明を実施してもよく、この場合、通用対象はバスに限ら
ず例えばワゴン車であってもよい。
また、本発明の実施にあたっては、扉10に代えて、バ
ス等に前後方向へ折たたみ可能に設けた扉に本発明を通
用して実施してもよい。
また、前記実施例においては、ステップ174における
第1出力信号の発生時間を前記所定時間としたが、これ
に代えて、当該所定時間中における扉10の開度を検出
する検出手段を設け、この検出手段の検出結果により前
記第1出力信号を消滅させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す全体構成図
、並びに第3図は第1図のマイクロコンピュータの作用
を示すフローチャートである。 符号の説明 B・・・直流電源、M・・・直流モータ、10・・・扉
、20・・・駆動機構、30・・・操作スイッチ、40
d・・・全閉ロック検出スイッチ、50.60.70・
・・リレー、80・・・負荷抵抗、100a、  10
0b−−−インバータ、110a、110b−・−ネガ
ティブANDゲート。 120・・・ネガティブNANDゲート、150・・・
ポジティブNORゲート、160・・・マイクロコンピ
ュータ、160a・・・アナログスイッチ。 第2図 後方       前方 <−一一一一一一一−−−〉 開成       閉成 P 茎3 ス フ0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両の乗降口にこの乗降口に沿い横方向へ開閉可能に配
    設した扉を一方向回転(又は他方向回転)により開き(
    又は閉じる)回転電動機と、前記扉が全閉状態になった
    とき同扉と係合して当該扉をロックするロック機構とを
    備えた扉開閉システムに通用されて、前記扉を開く(又
    は閉じる)とき操作されて第1(又は第2)の操作信号
    を生じる操作手段と、前記第1(又は第2)の操作信号
    に応答して第1(又は第2)の駆動状態となり前記回転
    電動機を一方向回転(又は他方向回転)させるように抵
    抗を介する電源から前記回転電動機への給電を許容する
    駆動手段と、前記扉が全閉直前位置に達したときこれを
    検出し全閉直前位置検出信号として発生する検出手段と
    、前記全閉直前位置検出信号に応答して前記抵抗を短絡
    する短絡手段とを具備した電気制御装置において、前記
    扉の前記ロック機構との係合が不完全なときこれを検出
    し半ロック検出信号として発生する検出手段と、をその
    第1駆動状態にするに必要な出力信号を前記扉の所定開
    度までの開成時間に相当する時間だけ発生し前記駆動手
    段に付与する出力信号発生手段と、前記出力信号の発生
    中、前記操作手段から前記駆動手段への前記第2操作信
    号の付与を禁止する禁止手段とを設けるようにしたこと
    を特徴とする車両用扉開閉システムのための電気制御装
    置。
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