JPS61269691A - 車両用扉開閉システムのための電気制御装置 - Google Patents

車両用扉開閉システムのための電気制御装置

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Publication number
JPS61269691A
JPS61269691A JP60111163A JP11116385A JPS61269691A JP S61269691 A JPS61269691 A JP S61269691A JP 60111163 A JP60111163 A JP 60111163A JP 11116385 A JP11116385 A JP 11116385A JP S61269691 A JPS61269691 A JP S61269691A
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JP
Japan
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door
load
signal
resistor
motor
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Pending
Application number
JP60111163A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuichi Harada
原田 二市
Toshio Yasui
安井 利夫
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61269691A publication Critical patent/JPS61269691A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用扉開閉システムに係り、特にワゴン車
、バス等の車両の乗降口にこの乗降口に沿って横方向へ
開閉可能に設けた扉を回転電動機により°開閉制御する
に適した車両用扉開閉システムのための電気制御装置に
関する。
〔従来技術〕
従来、この種の車両用扉開閉システムのための電気制御
装置においては、例えば、特開昭58−69980号公
報に開示されているように、回転電動機に抵抗を直列接
続して、前記回転電動機の回転速度が所定回転速度より
低下する毎に前記抵抗を短絡して回転電動機に対する給
電電圧を前記抵抗短絡分だけ増加させるようにしたもの
がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成においては、前記所定回
転速度が、車両の平坦路面上における停止時に扉の開成
過程(或いは開成過程)にて前記抵抗の短絡を生じない
ように低く単一の値に定めであるため、車両が傾斜路面
に停止しているとき扉の開成過程(又は閉成過程)にお
いて同罪の自重が回転電動機の負荷を増大させるような
状態では前記抵抗の短絡時期の遅れ、短絡回数の不足等
を招き扉の開成時間(又は開成時間)が、平坦路面上に
おける車両停止の場合に比べて長くなってしまうという
問題がある。
そこで、本発明は、このような問題に対処すべく、車両
用扉開閉システムのための電気制御装置において、回転
電動機への給電電圧を抵抗の短絡により増大させるにあ
たり、前記抵抗の短絡毎に回転電動機の負荷下限値を減
少させるように決定し、回転電動機の負荷が前記決定負
荷下限値より増大したとき前記抵抗を短絡するようにし
ようとするものである。   ′ 〔問題点を解決するための手段〕 かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
第1図にて例示するごとく、車両の乗降口にこの乗降口
に沿い横方向へ開閉可能に配設した扉1を一方向回転(
又は他方向回転)により開き(又は閉じる)回転電動機
2を備えた扉開閉システムに適用されて、扉1を開く 
(又は閉じる)とき操作されて第1 (又は第2)の操
作信号を生じる操作手段3と、前記第1′(又は第2)
の操作信号に応答して第1 (又は第2)の駆動状態と
なり回転電動機2を一方向回転(又は他方向回転)させ
るように抵抗4を介する電源5から回転電動機2への給
電を許容する駆動手段6と、回転電動機2の負荷状態を
検出し負荷検出信号として発生する負荷検出手段7aと
、前記負荷検出信号の値に応じて抵抗4を短絡する短絡
手段7bとを備えた電気制御装置において、駆動手段6
の第1 (又は第2)の駆動状態における抵抗4の短絡
回数の増大に応じて減少するように定めた回転電動機2
の負荷下限値を抵抗4の短絡毎に決定する決定手段8a
と、前記負荷検出信号の値が前記決定負荷下限値より小
さいか否かを判別し小さいとの判別のとき判別信号を生
じる判別手段8bと、前記判別信号に応答して抵抗4の
短絡に必要な出力信号を所定時間だけ発生する出力信号
発生手段9とを設けて、短絡手段7bが前記出力信号に
応答して抵抗4を短絡するようにしたことにある。
〔作用効果〕
しかして、このように本発明を構成したことにより、扉
1の開成過程(又は閉成過程)にて扉1の自重が回転電
動機2の負荷を増大させる方向に作用するように当該車
両を傾斜路面上に停止させても、扉1の回転電動機2の
回転に基く開成過程(又は閉成過程)において前記負荷
検出信号の値が決定手段8aによる決定負荷下限値より
小さくなる毎に判別手段8bが判別信号を発生して出力
信号発生手段9から繰返し出力信号を前記所定時間だけ
発生させ、短絡手段7bが前記各出力信号に応答して抵
抗4を繰返し短絡し、かつ上述した決定手段8aによる
決定が抵抗4の短絡毎に前記決定負荷値を減少させるよ
うになされるので、扉1の開成度合(又は閉成度合)の
増大に応じて前記決定負荷下限値が減少し、これに応じ
て判別手段8bからの各判別信号の発生時間間隔、即ち
抵抗4の短絡時間間隔が順次狭くなることとなり、その
結果、回転電動機2の回転速度の低下度合が前記短絡時
間間隔の狭くなる状態に応じて減少し扉lの開成時間(
又は閉成時間)を傾斜路面の傾斜角の変化にかかわりな
く常にはり一定に維持し得る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第2
図及び第3図は、バス川床10の開閉機構20に本発明
に係る電気制御装置が適用された例を示しており、扉1
0は、当該バスの側壁に設けた乗降口にこの乗降口に沿
って前後方向へ開閉可能に配設されている。開閉機構2
0は、当該バス内にてその床面の一部に垂設した段付駆
動軸21を備えており、この駆動軸21は、当該バスの
内壁の一部から水平状に延出する支持アーム22と前記
床面の一部との間にて水平方向に回転可能に軸支されて
いる。駆動軸21の大径部から水平状に延出する上下一
対の連結アーム21a、21aは各先端にて扉10の内
壁部分にこの内壁部分に対し水平方向に相対的に回動可
能に連結されており、これによって、駆動軸21が第3
図にて反時計方向に回転したとき扉10が、駆動軸21
の回転に伴う連結アーム21a、21aの作用により当
該バスの後方(第3図にて図示左方)へ向けて開き、か
かる状態にて駆動軸21が時計方向へ回転すると扉10
が連結アーム21a、21aの作用により当該バスの前
方(第3図にて図示右方)へ向けて閉じる。また、開閉
機構20は、駆動軸21の大径部下端に軸支した大径の
平歯車23と。
この平歯車23に噛合する小径の平歯車24を備えてお
り、平歯車24は、当該バスの床面上に装着した直流モ
ータMの出力軸に一体的に軸支されている。な□お、扉
10は、その全開時(又は全閉時)に、前記乗降口の周
縁部分に設けた全開ロック機構(又は全閉ロック機構)
との係脱可能な係合により全開状態(又は全閉状態)に
維持される。
また、直流モータMの正転(又は逆転)は扉10の開成
(又は閉成)に対応する。
電気制御装置は、第2図に示すごと<、操作スイッチ3
0と、全開検出スイッチ40aと、全閉検出スイッチ4
0bと、補助検出スイッチ40cと、操作スイッチ30
に接続したリレー50,60.70を有しており、操作
スイッチ30は、当該バスの運転席近傍に配置されて、
同バスのイグニッションスイッチICを介し直流電源B
の正側端子ば接続した双投接点31と、一対の固定接点
32.33を備えている。しかして、操作スイッチ30
は、双投接点31の固定接点32との接続に応答して、
扉10を開くに必要な第1操作信号をハイレベルにて発
生し、双投接点31の固定接点33との接続に応答して
、扉10を閉じるに必要な第2操作信号をハイレベルに
て発生し、かつ双投接点31の再固定接点32.33か
らの遮断状態、即ち中立状態のとき第1及び第2の操作
信号の発生を停止する。
全開検出スイッチ40aは常閉型のもので、扉10の全
開時にのみ開成されてハイレベルにて全開検出信号を発
生する。全閉検出スイッチ40bは常閉型のもので、扉
10の全閉時にのみ開成されてハイレベルにて全開検出
信号を発生する。補助検出スイッチ40cは常開型のも
ので、5i10がその全閉直前位置まで閉成したとき閉
成されてローレベルにて全閉直前位置検出信号を発生す
る。
リレー50は、電磁コイル51と、双投スイッチ52と
を有しており、双投スイッチ52は、電磁コイル51の
励磁(又は消磁)により双投接点52aを固定接点52
b(又は52C)に投入する。
かかる場合、双投接点52aは直流モータMの第1入力
端子に接続されており、固定接点52bは負荷抵抗80
を介し直流電源Bの正側端子に接続され、−刃固定接点
52cは接地されている。
リレー60は、電磁コイル61と、双投スイッチ62を
有しており、双投スイッチ62は、電磁コイル61の励
磁(又は消磁)により双投接点62aを固定接点62b
(又は62C)に投入する。
かかる場合、双投接点62aは直流モータMの第2入力
端子に接続されており、固定接点62bは負荷抵抗80
を介し直流電源Bの正側端子に接続され、−刃固定接点
62cは接地されている。リレー70は、電磁コイル7
1と、この電磁コイルコイル71の励磁(又は消磁)に
より閉成(又は開成)される常開型スイッチ72とを有
しており、スイッチ72は負荷抵抗80に並列接続され
ている。
また、電気制御装置は、一対のインバータ90a、9°
obと、一対のネガティブANDゲート100a、10
0b (負論理のNANDゲート100a+  100
b)を有しており、ネガティブANDゲー)100aは
その第1反転入力端子にてインバータ90aを介し操作
スイッチ30の固定接点32に接続され、一方ネガティ
ブANDゲート】00aの第2反転入力端子は全開検出
スイッチ40aを介し接地されている。しかして、ネガ
ティブANDゲー)100aは、操作スイッチ30から
の第1操作信号の発生に応答するインバータ90aの反
転作用のもとに全開検出スイッチ40aからの全開ネ食
出信号の消滅(又は発生)に応答してローレベル信号(
又はハイレベル信号)を発生する。また、操作スイッチ
30からの第1操作信号が消滅すると、ネガティブAN
Dゲート100aがハイレベル信号を生じる。このこと
は、リレー50の電磁コイル51がネガティブANDゲ
ート100aからのローレベル信号(又はハイレベル信
号)に応答して励磁(又は消磁)されることを意味する
ネガティブANDゲート100bは、その第1反転入力
端子にてインバータ90bを介し操作スイッチ30の固
定接点33に接続されており、このネガティブANDゲ
ー)100bの第2反転入力端子は全閉検出スイッチ4
0bを介し接地されている。しかして、ネガティブAN
Dゲート100bは、操作スイッチ30からの第2操作
信号の発生に応答するインバータ90bの反転作用のも
とに全開検出スイッチ40bからの全閉検出信号の消滅
(又は発生)に応答してローレベル信号(又はハイレベ
ル信号)を発生する。また、操作スイッチ30からの第
2操作信号が消滅すると、ネガティブANDゲー1−1
00bがハイレベル信号を生じる。このことは、リレー
60の電磁コイル61がネガティブANDゲート100
bからのローレベル信号(又はハイレベル信号)に応答
して励磁(又は消磁)されることを意味する。
また、電気制御装置は、ネガティブNANDゲート11
0 (負論理のANDゲート110)と、速度センサ1
20と、この速度センサ120に接続しだマイクロコン
ピュータ130と、ネガティブNAND110及びマイ
クロコンピュータ130に接続したポジティブNORゲ
ート140とを有しており、ネガティブNANDゲート
110はその第1反転入力端子にてネガティブANDゲ
ート100bの出力端子に接続され、一方、このネガテ
ィブNANDゲート110の第2反転入力端子は補助検
出スイッチ40cを介し接地されている。しかして、ネ
ガティブNANDゲート110はネガティブANDゲー
ト100bからのローレベル信号の発生中にて補助検出
スイッチ40cからの全閉直前位置検出信号の消滅(又
は発生)に応答しハイレベル信号(又はローレベル信号
)を生じる。また、ネガティブNANDゲート110は
ネガティブANDゲー)IQObからのハイレベル信号
に応答してハイレベル信号を生じる。
速度センサ120は直流モータMの回転速度Nを検出し
これに比例した周波数を有する一連のパルス信号を発生
する。このことは、速度センサ120からの各パルス信
号の周期が回転速度Nに反比例することを意味する。マ
イクロコンピュータ130は、その内部に予め記憶した
コンピュータプログラムを第3図にて示すフローチャー
トに従い、速度センサ120との協働により繰返し実行
し、かかる実行中において、以下の作用にて述べるごと
く、ポジティブNORゲート140の制御に必要な演算
処理を行う。ポジティブNORゲート140は後述のよ
うなネガティブNANDゲート110及びマイクロコン
ピュータ130との協働によりローレベル信号(又はハ
イレベル信号)を発生しリレー70の電磁コイル71を
励磁(又は消磁)する。なお、第2図にて二点鎖線によ
り包囲される各電気素子はイグニッションスイッチIG
の閉成下にて直流電源Bから給電される。
以上のように構成した本実施例において、扉10の全閉
状態にて当該バスが平坦な走行路面上にて停止している
ものとする。かかる状態にて、イグニッションスイッチ
IGを閉成すれば本発明装置が作動しマイクロコンピュ
ータ130がステップ150にて第4図のフローチャー
トに従いコンピュータプログラムの実行を開始し、ステ
ップ151にて、負荷抵抗80を所定時間Tの間短絡す
るに必要な出力信号の信号発生回数nを零とセットし、
ステップ152にて、信号発生回数nと直流モータMの
回転速度下限値Nmとの関係を表す下限値データ(次の
表−1参照)に基きn=oとの関連にてNrr+=30
0と決定する。
(表−1) 但し、本実施例においては、前記下限値データが、nの
増大に応じNmを増大させるように定められてマイクロ
コンピュータ130内に予め記憶されている。かかる場
合、m=o、Nm=3QQは、当該バスの平坦路面上に
おける停止時に対応し、またn≧2.Nm=800は、
当該バスの傾斜路面(傾斜角8°)上における停止時に
扉loの自重が直流モータMの負荷を増大させる方向に
作用するときに対応する。なお、n−0,Nm=300
のとき、当該バスの平坦路面上における停止時に扉10
の開成時間(又は閉成時間)は約2秒となり、またn≧
2.Nm=800のとき、前記傾斜路面上に停止した当
該バスにて扉1oの自重が直流モータMの負荷を増大さ
せる方向に作用するときの扉10の開成時間(又は閉成
時間)は2゜5秒〜3秒となるようになっている。
上述のようにステップ152における演算が終了すると
、マイクロコンピュータ130が、速度センサ120か
らのパルス信号の未発生に基き、コンピュータプログラ
ムをステップ155に進め、Nm−300>NmOに基
き、rYEsJと判別し、ステップ158にて、出力信
号を所定時間Tだけ発生し、ステップ159にて全閉検
出信号に基き「NO」と判別し、コンピュータプログラ
ムをステップ153に戻す。
このような状態にてaloを開成すべ(操作スイッチ3
0からその操作により第1操作信号を発生させると、ネ
ガティブANDゲート100aが全開検出スイッチ40
aからの全開検出信号の消滅下にて操作スイ・ノチ30
からの第1操作信号に応答するインバータ90aの反転
作用を受けてローレベル信号を発生する。このとき、ネ
ガティブANDゲー)100bが操作スイッチ30から
の第2操作信号の消滅に伴うインバータ90bの反転作
用のもとにハイレベル信号を発生し、ネガティブNAN
Dゲート110がネガティブANDゲ−I−100bか
らのハイレベル信号及び補助検出スイッチ40cからの
全閉直前位置検出信号に基きローレベル信号を発生し、
ポジティブNORゲート140がマイクロコンピュータ
130からの出力信号に応答してローレベル信号を発生
する。
しかして、リレー50がネガティブANDゲート100
aからのローレベル信号に応答する電磁コイル51の励
磁により双投スイッチ52の双投接点52aを固定接点
52bに投入する。このとき、リレー60の電磁コイル
61が消磁状態にあり、またリレー70がポジティブN
ORゲート140からのローレベル信号に応答する電磁
コイル71の励磁によりスイッチ72を閉成して負荷抵
抗80を短絡させている。従って、直流電源Bからの給
電電流がリレー70のスイッチ72、リレー50の固定
接点52b及び双投接点52aを通り直流モータMにそ
の第1入力端子から流入し同直流モータMの第2入力端
子から流出しリレー60の双投接点62aを通り固定接
点62cに流入する。換言すれば、直流モータMが負荷
抵抗80の短絡のもとに直流電源Bからの給電電圧を直
接受けて正転し始める。すると、平歯車23が、直流モ
ータMに連動する平歯車24により反時計方向に回転せ
られ、これに応じて駆動軸21がその連結アーム21a
、21aにより扉10を前記全閉ロック機構との係合力
に抗して第3図にて図示左方へ開き始める。
このような扉10の開成初期動作後ステップ158にお
ける出力信号が消滅しポジティブNORゲート140か
らのローレベル信号がハイレベルになり、リレー70が
電磁コイル71の消磁によりスイ°ツチ72を開成し負
荷抵抗80の短絡を解除する。すると、直流モータMが
、直流電源Bからの給電電圧から負荷抵抗80による電
圧降下分を減じた電圧を受けて正転し続は扉10を開成
させて行く。また、上述のような扉10の開成初期動作
後においては、マイクロコンピュータ130がステップ
153にて速度センサ120からの各パルス信号の周期
を読み込み、ステップ154にてこれら各周期に基き回
転速度Nを演算し、以後、各ステップ155,156,
153.154の循環演算を繰返す。換言すれば、当該
バスが平坦路面上に停止しているため、扉10の初期開
成動作後の開成過程においてはN m < Nが維持さ
れ、負荷抵抗80が短絡されることはない。
然る後、扉10が全開になると、全開検出スイッチ40
aが全開検出信号を発生し、ネガティブANDゲー)1
00aがハイレベル信号を発生し、リレー50が電磁コ
イル51の消磁により双投接点52aを固定接点52c
に投入し直流モータMを直流電源Bから遮断する。これ
により、直流モータMが正転停止により駆動機構20の
扉10に対する開成作用を停止させる。この場合、扉1
0が開成速度による慣性のため前記全開口7り機構と容
易に係合して全開状態に維持される。なお、マイクロコ
ンピュータ130はステップ156にて全開検出スイッ
チ40aからの全開検出信号に基きrYEsJと判別し
コンピュータプログラムをステップ151に戻す。また
、扉10が全開となった後は、操作スイッチ30を中立
状態にしておく。
このような状態にて扉10を閉成すべく操作スイッチ3
0からその操作により第2操作信号を発生させると、ネ
ガティブANDゲート100bが全閉検出スイッチ40
bから全閉検出信号の消滅下にて前記第2操作信号に応
答するインバータ90bの反転作用を受けてローレベル
信号を発生する。このとき、ネガティブNANDゲート
110が、ネガティブANDゲート100bからのロー
レベル信号、及び補助検出スイッチ40cからの全閉直
前位置検出信号の消滅下にてローレベル信号を廃止し、
マイクロコンピュータ130が上述と同様に、n=Q、
Nm=300との決定下にてステップ158にて出力信
号を発生し、かつポジティブNORゲート140がロー
レベル信号を発生する。
しかして、リレー60がネガティブANDゲート100
bからのローレベル信号に応答する電磁コイル61の励
磁により双投接点62aを固定接点62bに投入する。
このとき、リレー50の電磁コイル51が消磁状態にあ
り、また、リレー70がポジティブNORゲート140
からのローレベル信号に応答してスイッチ72の閉成に
より負荷抵抗80を短絡している。従って、直流電源B
からの給電電流がリレー70のスイッチ72、リレー6
0の固定接点62b及び双投接点62aを通り直流モー
タMにその第2入力端子から流入し同直流モータMの第
1入力端子から流出しリレー50の双投接点52aを通
り゛固定接点52cに流入する。換言すれば、直流モー
タMが負荷抵抗80の短絡のもとに直流電源Bからの給
電電圧を直接受けて逆転し始める。すると、平歯車23
が、直流モータMに連動する平歯車24により時計方向
へ回転せられ、これに応じて駆動機構20がその連結ア
ーム218.21aにより扉10を前記全開ロック機構
との係合力に抗して前方へ閉じ始める。
このような扉10の開成動作初期後ステップ158にお
ける出力信号が消滅しポジティブNORケート140か
らのローレベル信号がハイレベルになり、リレー70が
負荷抵抗80の短絡を解除し、直流モータMが直流電源
Bからの給電電圧から負荷抵抗80による電圧降下分を
減じた電圧を受けて逆転し続は扉10を閉成させて行く
。また、上述のような扉10の閉成動作初期後において
は、上述と同様に、各ステップ153,154,155
.156を通る循環演算が繰返される。換言すれば、当
該バスが平坦路面上に停止しているため、扉10の初期
閉成動作後の開成過程においてはNm < Nが維持さ
れ、負荷抵抗80が短絡されることはない。
扉1°0が全閉直前位置に達し補助検出スイッチ40c
から全閉直前位置検出信号が生じると、ネガティブNA
NDゲート110がハイレベル信号を発生し、ポジティ
ブNORゲート140がローレベル信号を発生し、リレ
ー70がスイッチ72の閉成により負荷抵抗80を短絡
する。すると、直流モータMへの印加電圧が負荷抵抗8
0の短絡分だけ上昇し、同直流モータMの逆転速度が上
昇し扉10への閉成力を増大させる。このことは、扉1
0が駆動機構20の作用のもとに前記全閉ロック機構と
容易に係合しつつ全閉状態となることを意味する。
このように扉10が全開になると、全閉検出スイッチ4
0bが全閉検出信号を発生し、ネガティブANDゲート
100bがローレベル信号を発生し、リレー60が電磁
コイル61の消磁により双投接点62aを固定接点62
cに投入し直流モータMを直流電源Bから遮断する。こ
れにより、直流モータMが逆転停止により駆動機構20
の扉10に対する閉成作用を停止させる。この場合、扉
10がその閉成速度による慣性のため、前記全閉口ツタ
機構と容易に係合して全閉状態に維持される。なお、マ
イクロコンピュータ130は、ステップ156にて全閉
検出スイッチ40bからの全閉検出信号に基きrYEs
Jと判別する。また、扉10が全閉となった後は、操作
スイッチ30を中立状態にしておく。
また、上述の作用において、当該バスを傾斜路面上にて
その前進方向を傾斜路面(傾斜角8度とする)の頂部に
向けて停止させた場合には、扉10の開成作用は、この
扉10の自重が直流モータMの負荷を軽減させる方向に
作用するため、上述と同様に円滑に終了する。このよう
な状態にて扉10を開成過程におけば、扉10の閉成初
期動作が上述と実質的に同様にステップ155における
rYEsJとの判別、ステップ158における出力信号
の発生及びステップ159における「NO」との判別に
より行なわれる。然る後、扉10の閉成過程において上
述と同様に各ステップ153゜154.155及び15
6の循環演算を行なっている藺に、扉10の自重による
直流モータMの負荷増大作用に起因して、ステップ15
4にて求める回転速度Nに基きステップ155における
判別がrYEsJになると、マイクロコンピュータ13
0がステップ158にて所定時間Tだけ出力信号を発生
する。
すると、ポジティブNORゲート140がマイクロコン
ピュータ130からの出力信号に応答してローレベル信
号を発生しリレー70による負荷抵抗80の短絡を所定
時間Tだけ実現する。これにより、負荷抵抗80の短絡
下における直流電源Bから直流モータMへの給電電圧の
付与が所定時間Tだけ維持されて直流モータMが回転速
度を上昇させて扉10の閉成速度の低下を抑制する。ス
テップ158における演算後、マイクロコンピュータ1
30が全開検出スイッチ40aからの全開検出信号及び
全閉検出スイッチ40bからの全閉検出信号の各消滅の
もとにスイッチ159にて[YESJと判別し、スイッ
チ159aにてステップ151におけるn=oに「1」
加算してn=1と更新し、ステップ159bにて前記下
限値データに基きn=1との関連においてNm=600
と決定する。
然る後、ステップ159bにおけるNm=600との決
定のちとに各ステップ153,154゜155.156
における循環演算が繰返えされている間に、ステップ1
54にて求めた最新の回転速度NがNm=600より低
下すると、マイクロコンピュータ130がステップ15
5にてrYES」と判別し、ステップ158にて出力信
号の発生によりポジティブNORゲート140及びリレ
ー70との協働のもとに上述と同様に所定時間Tの間負
荷抵抗80を短絡する。かかる場合、Nm=600>3
00であるため、リレー70による負荷抵抗80の短絡
作用が、回転速度N=300への低下前におけるN=6
00にて実現されることとなる。換言すれば、リレー7
0による負荷抵抗80の短絡作用が、N=300への低
下に要する時期よりも、進達(実現されるので、直流モ
ータMの回転速度、即ちm10の閉成速度の低下度合を
減少させることができる。
上述のようなステップ159における判別後、マイクロ
コンピュータ130がステン7’ 159 aにてn=
2と更新し、ステップ159bにて前記下限値データに
基きn=2との関連においてNm=800と決定する。
然る後、かかるNm=80Oとの決定のもとに各ステッ
プ153,154゜155.156における循環演算中
に、ステップ154における回転速度NがNm=800
より低下すると、マイクロコンピュータ130がステッ
プ155にてrYEsJと判別し、ステップ158にて
出力信号の発生により上述と同様に所定時間Tの間負荷
抵抗80を短絡する。かかる場合、Nm=800>60
0であるため、リレー70による負荷抵抗80の短絡作
用が、回転速度N=600への低下前におけるN=80
0にて実現されることとなる。換言すれば、リレー70
による負荷抵抗80の短絡作用が、N=600への低下
に要する時期より逸速く実現されるので、直流モータM
の回転速度、即ち扉10の閉成速度の低下度合をさらに
減少させることができる。
以上説明したように、上述のような当該バスの傾斜路面
上における停止のもとに扉10の開成或いは閉成を行う
にあたっては、扉lOの開成過程においては扉10の自
重が直流モータMの負荷を軽減させるように作用するた
め、扉10の開成時間が、負荷抵抗80の短絡を伴うこ
となく、当該バスの平坦路面上における停止状態の場合
と同様となる。一方、扉10の閉成過程においては、扉
10の自重が直流モータMの負荷を増大させるように作
用するものの、直流モータMの回転速度低下下限値を前
記傾斜路面の傾斜角に応じ順次増大しつつ負荷抵抗80
を、その各短絡時間間隔を順次狭くするように、繰返し
短絡するようにしたので、負荷抵抗80の短絡毎に直流
モータMの回転速度の低下度合が順次減少して扉10の
開成速度の低下を抑制する。これにより、扉10の閉成
時間が、平坦路面上における当該バスの停止の場合とほ
ぼ同様になる。
なお、上述の作用においては、前記傾斜路面の傾斜屑が
8度の場合について述べたが、これに躍らず、前記傾斜
角が任意の値である場合にもこれに応じて上記作用効果
と実質的に同様の作用効果を達成し得る。かかる場合、
前記下限値データにおける回転速度下限値Nmの値は必
要に応じ変更して実施してもよい。
また、上述の作用においては、当該バスを傾斜路面上に
てその前進方向を傾斜路面の頂部に向けて停止させた場
合について述べたが、これに限らず、当該バスを傾斜路
面上にてその後進方向を傾斜路面の頂部に向けて停止さ
せた場合にも、上述と実質的に同様の作用効果を達成し
得る。
また、前記実施例においては、当該バスの側壁に設けた
乗降口にこの乗降口に沿い前後方向へ開閉可能に配設し
た扉10に対して本発明を適用した例について説明した
が、これに限らず、当該バスの後壁に位置する乗降口に
これに沿い左右方向に開閉可能に設けた扉に対して本発
明を実施してもよく、この場合、適用対象はバスに限ら
ず例えばワゴン車であってもよい。
また、本発明の実施にあたっては、扉10に代えて、バ
ス等に前後方向へ折たたみ可能に設けた扉に本発明を適
用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲の範囲に記載の発明の構成に対
する対応図、第2図及び第3図は本発明の一実施例を示
す全体構成図、並びに第4図は第2図のマイクロコンピ
ュータの作用を示すフローチャートである。 符号の説明 B・・・直流電源、M・・・直流モータ、1o・・・扉
、20・・・駆動機構、30・・・操作スイッチ、50
.60.70・・・リレー、80・・・負荷抵抗、90
a、90b・・・インバータ、100a、100b・・
・ネガティブANDゲート、110・・・ネガティブN
ANDゲート、120・・・速度センサ、130・・・
速度判断口i、130・・・マイクロコンピュータ、1
4゜・・・ポジティブNORゲート。 ゛出願人 日本電装株式会社 代理人 弁理士 長 谷 照 − 第1図 第3図 後方      前方

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両の乗降口にこの乗降口に沿い横方向へ開閉可能に配
    設した扉を一方向回転(又は他方向回転)により開き(
    又は閉じる)回転電動機を備えた扉開閉システムに適用
    されて、前記扉を開く(又は閉じる)とき操作されて第
    1(又は第2)の操作信号を生じる操作手段と、前記第
    1(又は第2)の操作信号に応答して第1(又は第2)
    の駆動状態となり前記回転電動機を一方向回転(又は他
    方向回転)させるように抵抗を介する電源から前記回転
    電動機への給電を許容する駆動手段と、前記回転電動機
    の負荷状態を検出し負荷検出信号として発生する負荷検
    出手段と、前記負荷検出信号の値に応じて前記抵抗を短
    絡する短絡手段とを備えた電気制御装置において、前記
    駆動手段の第1(又は第2)の駆動状態における前記抵
    抗の短絡回数の増大に応じて減少するように定めた前記
    回転電動機の負荷下限値を前記抵抗の短絡毎に決定する
    決定手段と、前記負荷検出信号の値が前記決定負荷下限
    値より小さいか否かを判別し小さいとの判別のとき判別
    信号を生じる判別手段と、前記判別信号に応答して前記
    抵抗の短絡に必要な出力信号を所定時間だけ発生する出
    力信号発生手段とを設けて、前記短絡手段が前記出力信
    号に応答して前記抵抗を短絡するようにしたことを特徴
    とする車両用扉開閉システムのための電気制御装置。
JP60111163A 1985-05-23 1985-05-23 車両用扉開閉システムのための電気制御装置 Pending JPS61269691A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997013051A1 (en) * 1995-10-02 1997-04-10 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Device for automatically controlling the closure of a sliding door for a vehicle
WO2006018700A1 (fr) * 2004-08-19 2006-02-23 Somfy Sas Procede et dispositif d'alimentation d'un moteur electrique a courant continu

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WO1997013051A1 (en) * 1995-10-02 1997-04-10 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Device for automatically controlling the closure of a sliding door for a vehicle
WO2006018700A1 (fr) * 2004-08-19 2006-02-23 Somfy Sas Procede et dispositif d'alimentation d'un moteur electrique a courant continu
FR2874465A1 (fr) * 2004-08-19 2006-02-24 Somfy Sas Sas Procede et dispositf d'alimentation d'un moteur electrique a courant continu destine a entrainer un volet roulant

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