JP2007214229A - 磁気記憶装置、磁気記憶装置の製造方法および半導体集積回路装置 - Google Patents

磁気記憶装置、磁気記憶装置の製造方法および半導体集積回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トンネルバリア層の腐食、トンネルバリア層への反応生成物の付着を防止することで、磁気トンネル接合素子の高集積化による磁気記憶装置の大容量化を可能とする。
【解決手段】参照層21、トンネルバリア層22および記録層23が順に積層されたもので、電流によるスピン注入磁化反転で前記記録層23に情報が書き込まれ、電流によって前記記録層23に書き込まれた情報が読み出される磁気トンネル接合素子20を備えた磁気記憶装置1において、前記磁気トンネル接合素子20は、選択トランジスタに接続されたプラグ31上に配置され、前記磁気トンネル接合素子20の記録層23側部を被覆するサイドウォール絶縁膜24が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流によるスピン注入磁化反転を利用した磁気記憶装置、磁気記憶装置の製造方法および磁気記憶装置を搭載した半導体集積回路装置に関する。
従来の磁気抵抗効果を用いた不揮発性メモリの一種であるMRAM(Magnetic Random Access Memory)は、一般的に図11に示すように、書き込みワード111とビット線113との間に参照層(磁化固定層)121、トンネルバリア層122、記録層(磁化自由層)123の積層構造からなる磁気トンネル接合素子(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)120が形成された構造をしており、電流により発生する磁界で書き込み動作を行う。図中の矢印は、参照層121、記録層123の各磁化方向を示す。この構造のMRAM101では、記憶容量を高めるためにメモリセルを小さくする(例えば、特許文献1参照。)と、反転磁界が急激に増加し、これに伴って必要電流が急激に増加するという問題がある。また、メモリセルのサイズが、容量をギガビット(Gbit)超にするために必要な200nmφ程度以下になると、配線の許容電流密度の上限を超え、もはや書き込みが困難になるという問題がある。
これに対し、偏極スピン電流の供給(スピン注入)によって磁化反転させるスピン注入磁化反転は、メモリセルサイズが小さくなるほど磁化反転に必要な電流が小さくなる特徴があり、高集積、大容量磁気メモリの作製に好適である。
スピン注入磁化反転を用いた不揮発性メモリ(SpinRAM)では、MRAM(ここでは電流による磁化反転不揮発性メモリを指す)と異なり、電流による書き込み専用の配線(書き込みワード線)が不要である。例えば、図12に示すように、選択トランジスタ251上のプラグ231上に磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunneling Junction)素子220を配置するような構造(On−plug構造)にすると、メモリセルアレイをより小さくできる利点があり、高集積、大容量化に適している。
ところで、On−plug構造の作製方法には、MTJ全体を一度に加工する方法が考えられる。主に化学エッチング加工である反応性イオンエッチング(RIE)では、MTJ素子が複雑な材料構成のため、材料によるガス種の選択が必要であり、難しいこと、腐食性ガスによりトンネルバリア層(Al23、MgOなどの絶縁体)がダメージ受け、特性が劣化することが懸念される。
一方、イオンミリングに代表される物理エッチング加工では、ガス種の選択が不要で、トンネルバリア層へのダメージも少なく、好ましい加工であるが、シャドウ効果による変換差を小さくする条件下(ほぼ垂直入射領域)では、反応生成物の再付着量が多く、トンネルバリア層に再付着物が着き、記録層と参照層とが短絡(ショート)することが原因となって不良となる問題がある。
上記懸念事項を回避するには図13に示すように、トンネルバリア層322内で磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunneling Junction)素子320の加工を止め、プラグ331と磁気トンネル接合素子320とを接続するバイパス配線361を形成するプロセスを追加すれば良い。しかしながら、隣接素子との距離が大きくなり、また高精度の合わせができるフォトレジストプロセスが必要となるばかりでなく、理想的なセルサイズより大きくなることから、高集積化による大容量化が難しくなる。
特開2005-150482号公報
解決しようとする問題点は、トンネルバリア層より下層を加工する際にトンネルバリア層が腐食を受けること、反応生成物がトンネルバリア層に付着して、記録層と参照層とを短絡させる点である。
本発明は、トンネルバリア層の腐食、トンネルバリア層への反応生成物の付着を防止することで、磁気トンネル接合素子の高集積化による磁気記憶装置の大容量化を可能にすることを課題とする。
請求項1に係る本発明は、参照層、トンネルバリア層および記録層が順に積層されたもので、電流によるスピン注入磁化反転で記録層(磁化自由層)に情報が書き込まれ、電流によって記録層(磁化自由層)に書き込まれた情報が読み出される磁気トンネル接合素子を備えた磁気記憶装置において、前記磁気トンネル接合素子は、選択トランジスタに接続されたプラグ上に配置され、前記磁気トンネル接合素子の記録層側部を被覆するサイドウォール絶縁膜が形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、記録層側部を被覆するサイドウォール絶縁膜が形成されていることから、記録層(磁化自由層)は、このサイドウォール絶縁膜によって、参照層(磁化固定層)と絶縁分離されるので、たとえ、反応生成物の再付着雰囲気に置かれても、記録層と参照層とが短絡されることはない。またサイドウォール絶縁膜をマスクにしてトンネルバリア層から下層が加工されれば、サイドウォール絶縁膜の厚み分だけ、プラグと磁気トンネル接合素子との合わせ余裕、すなわちマスク合わせ余裕がとれるようになる。
請求項4に係る本発明は、参照層、トンネルバリア層および記録層が順に積層されたもので、電流によるスピン注入磁化反転で記録層に情報が書き込まれ、電流によって記録層に書き込まれた情報が読み出される磁気トンネル接合素子を備えた磁気記憶装置の製造方法において、前記磁気トンネル接合素子は、選択トランジスタに接続されたプラグ上に、参照層、トンネルバリア層、記録層の各形成層を順に積層する工程と、前記記録層形成層を加工して磁気トンネル接合素子の記録層に形成する工程と、前記記録層の側部を被覆するサイドウォール絶縁膜を形成する工程と、前記サイドウォール絶縁膜をマスクにして前記トンネルバリア層形成層および参照層形成層を加工して磁気トンネル接合素子のトンネルバリア層および参照層を形成する工程とを備えたことを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、記録層(磁化自由層)の側部を被覆するサイドウォール絶縁膜を形成する工程を備えたことから、記録層は、このサイドウォール絶縁膜によって被覆されるので、トンネルバリア層以下の層を加工する際には、記録層の側部がサイドウォール絶縁膜によって保護される。したがって、反応生成物が発生しても、記録層と参照層(磁化固定層)とはサイドウォール絶縁膜によって絶縁分離される。また、たとえ磁気トンネル接合素子が腐食雰囲気に置かれても、トンネルバリア層の腐食が特性に影響を及ぼす領域にまで到達することはない。また、サイドウォール絶縁膜をマスクにしてトンネルバリア層から下層の参照層が加工されることから、サイドウォール絶縁膜の厚さ分だけ、プラグと磁気トンネル接合素子との合わせ余裕、すなわちマスク合わせ余裕がとれるようになる。
請求項5に係る本発明は、磁気記憶装置を搭載した半導体集積回路装置において、前記磁気記憶装置は、参照層、トンネルバリア層および記録層が順に積層されたもので、電流によるスピン注入磁化反転で記録層に情報が書き込まれ、電流によって記録層に書き込まれた情報が読み出される磁気トンネル接合素子を備えた磁気記憶装置であって、前記磁気トンネル接合素子は、選択トランジスタに接続されたプラグ上に配置され、前記磁気トンネル接合素子の記録層側部を被覆するサイドウォール絶縁膜が形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、本発明の磁気記憶装置を備えたことから、本発明の磁気記憶装置と同様に、記録層(磁化自由層)は、このサイドウォール絶縁膜によって、参照層(磁化固定層)と絶縁分離されるので、たとえ、反応生成物の再付着雰囲気に置かれても、記録層と参照層とが短絡されることはない。またサイドウォール絶縁膜をマスクにしてトンネルバリア層から下層が加工されれば、サイドウォール絶縁膜の厚み分だけ、プラグと磁気トンネル接合素子との合わせ余裕、すなわちマスク合わせ余裕がとれるようになる。
請求項1に係る本発明によれば、サイドウォール絶縁膜が形成されていることよって短絡不良や腐食不良が回避できるため、高い信頼性が得られる。また、サイドウォール絶縁膜がマスクとなって下層の膜が加工されているので、自己整合的に磁気トンネル接合素子とプラグとが接続されている。さらに、サイドウォール絶縁膜の占有面積が磁気トンネル接合素子のセルサイズとなるので、合わせ余裕を考慮することなく磁気トンネル接合素子の間隔を最少ピッチにできるので、高集積化、大容量化が図れるという利点がある。
請求項4に係る本発明によれば、サイドウォール絶縁膜を形成することよって短絡不良や腐食不良が回避できるため、高い信頼性が得られる。また、サイドウォール絶縁膜をマスクにすることでトンネルバリア層以下の層を加工しているので、自己整合的に磁気トンネル接合素子とプラグとが接続できる。また、合わせ余裕を考慮することなく磁気トンネル接合素子の間隔を最少ピッチにできるので、高集積化、大容量化が図れるという利点がある。
請求項5に係る本発明によれば、磁気記憶装置に本発明の磁気記憶装置が搭載されているので、高い信頼性が得られるとともに、高集積化、大容量化が図れるという利点がある。
請求項1に係る本発明の実施例(第1実施例)を、図1の概略構成断面図によって説明する。
図1に示すように、選択トランジスタの拡散層51上に接続されるプラグ31が形成されている。このプラグ31は絶縁膜41に形成されている。上記プラグ31上には、電流によるスピン注入磁化反転で記録層23に情報が書き込まれ、電流によって記録層23に書き込まれた情報が読み出される磁気トンネル接合素子20が形成されている。この磁気トンネル接合素子20は、下層より参照層(磁化固定層)21、トンネルバリア層22、記録層(磁化自由層)23が順に積層されてなるもので、上記トンネルバリア層22上には上記記録層23の側壁を被覆するサイドウォール絶縁膜24が形成されている。さらに磁気トンネル接合素子20上には導電部25が形成され、上記絶縁膜41上に、磁気トンネル接合素子20、導電部25を埋め込むとともに導電部25表面を露出させた絶縁膜42が形成されている。そして絶縁膜42上には導電部25を介して磁気トンネル接合素子20に接続されるビット線26が形成されている。
上記参照層21は、例えば、強い一方向の磁気異方性を有している。例えば、鉄・マンガン合金、ニッケル・マンガン合金、白金マンガン合金、イリジウム・マンガン合金、ロジウム・マンガン合金、コバルト酸化物およびニッケル酸化物等の強磁性膜から選択される1種で形成されている。
上記トンネルバリア層22は、酸化アルミニウム(Al23)、酸化マグネシウム(MgO)等の酸化物、窒化アルミニウム(AlN)、窒化シリコン(Si34)、窒化マグネシウム(MgN)などの窒化物、酸化窒化アルミニウム、酸化窒化マグネシウム等の酸化窒化物からなる。このトンネルバリア層22は、上記記録層23と上記参照層21との磁気的結合を切るとともに、トンネル電流を流すための機能を有する。これらの磁性膜および導電体膜は、主に、スパッタリング法によって形成される。トンネルバリア層22は、スパッタリング法によって形成された金属膜を酸化、窒化もしくは酸化窒化させることにより得ることができる。
上記記録層23は、例えば、ニッケル、鉄もしくはコバルト、またはニッケル、鉄およびコバルトのうちの少なくとも2種からなる合金のような、強磁性体からなる。
上記サイドウォール絶縁膜24は酸化物絶縁膜もしくは窒化物絶縁膜からなる。酸化物絶縁膜としては、例えば酸化アルミニウム(Al23)が用いられ、窒化物絶縁膜としては、例えば窒化シリコン(Si34)が用いられている。
また、上記プラグ31には、配線層(図示せず)が銅配線プロセスで形成されている場合には、例えば銅もしくは銅合金で形成され、配線層(図示せず)がアルミニウム(Al)配線プロセスで形成されている場合には例えばタングステン(W)が使われている。
上記導電部25は、磁気トンネル接合素子を形成する際のハードマスクとなるもので、例えばチタン(Ti)または窒化チタン(TiN)を用いる。もしくは、磁気トンネル接合素子の加工方法、特に反応性イオンエッチング(RIE)のガス種によっては、例えばタンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)を用いても良い。ここでは、ビット線26と磁気トンネル接合素子20とを電気的に接続するプラグの機能と、磁気トンネル接合素子を加工する際のマスク機能を有するように材料選択をしているため、上記材料が選択されているが、マスクが別に形成されるのであれば、上記以外の金属もしくは金属化合物からなる導電性材料を用いることも可能である。また、別にマスク(図示せず)が形成される場合には、例えば上記導電部25は、例えば、ルテニウム、銅、クロム、金、銀等で形成されている。
上記磁気トンネル接合素子20では、記録層23側部を被覆するサイドウォール絶縁膜24が形成されていることから、記録層23は、このサイドウォール絶縁膜24によって、参照層21と絶縁分離されるので、たとえ、反応生成物の再付着雰囲気に置かれても、記録層23と参照層21とが短絡されることはない。またサイドウォール絶縁膜24をマスクにしてトンネルバリア層22から下層が加工されれば、サイドウォール絶縁膜24の厚み分だけ、プラグ31と磁気トンネル接合素子20との合わせ余裕、すなわちマスク合わせ余裕がとれるようになる。
よって、この磁気トンネル接合素子20によれば、サイドウォール絶縁膜24が形成されていることよって短絡不良や腐食不良が回避できるため、高い信頼性が得られる。また、サイドウォール絶縁膜24がマスクとなって下層の膜が加工されているので、自己整合的に磁気トンネル接合素子20とプラグ31とが接続される。さらに、サイドウォール絶縁膜24の占有面積が磁気トンネル接合素子20のセルサイズとなるので、合わせ余裕を考慮することなく磁気トンネル接合素子20の間隔を最少ピッチにできるので、高集積化、大容量化が図れるという利点がある。
次に、請求項4に係る本発明の実施例(第2実施例)を、図2〜図3の製造工程断面図によって説明する。
図2(1)に示すように、トランジスタ等の素子、配線等(図示せず)が形成された後、選択トランジスタの拡散層51上を被覆する状態に絶縁膜41が形成され、この絶縁膜41には上記拡散層51に接続されるプラグ31が形成されている。また、上記トランジスタ、配線などは銅配線プロセスで形成されても良く、またはアルミニウム配線プロセスで形成されても良い。銅配線プロセスでは上記プラグ31は銅やその合金、アルミニウム配線プロセスではタングステン(W)が用いられる。
上記絶縁膜41上に上記プラグ31上を被覆するように、下層より、参照層(磁化固定層)21、トンネルバリア層22、記録層(磁化自由層)23を順に積層して形成する。これらの膜の成膜にはスパッタリング法、蒸着法、CVD法などを用いる。さらに、上記参照層21上に第1ハードマスク61、第2ハードマスク62を積層して形成する。
次いで、例えばリソグラフィー技術とエッチング技術とを用いて、上記第2ハードマスク62、第1ハードマスク61を加工して、磁気トンネル接合素子を加工する際に用いるマスク形状に形成する。上記第1ハードマスク61は、プラグとして用いることができるような導電性を有するものであり、サイドウォール絶縁膜を形成する際の上記記録層23の保護膜となるもので、例えば金属化合物もしくは金属で形成される。金属化合物には、例えば窒化チタン(TiN)、窒化タンタル等を用いることができ、金属には、例えばチタン(Ti)、タンタル(Ta)等を用いることができる。また上記第2ハードマスク62は、絶縁膜からなり、例えば、酸化アルミニウム(Al23)、酸化シリコン(SiO2)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化ジルコニウム(ZrO2)などの酸化物、もしくは窒化シリコン(Si34)、窒化アルミニウム(AlNなど)の窒化物、もしくはそれらの混合物、酸窒化シリコン(SiON)、酸窒化アルミニウム(AlON)などが挙げられる。
次に、図2(2)に示すように、上記第2ハードマスク62、第1ハードマスク61をマスクに用いて記録層23を磁気トンネル接合素子の形状に加工する。この加工には、イオンミリング等の物理エッチングやRIE等の化学エッチングを用いる。この加工では、加工によるダメージを極力抑えるために、トンネルバリア層22内(記録層23は加工される)で加工を止めている。
ここで、トンネルバリア層22に酸化マグネシウム(MgO)を用いた場合の磁気トンネル接合素子(MTJ素子)の加工位置による耐圧分布図を図4に示す。図4(1)に示すように、トンネルバリア層22内で加工を止めた場合、耐圧分布が良く、平均耐圧が1.05Vと高い値が得られることが分かる。一方、図4(2)に示すように、参照層21まで加工を進めてしまうと、耐圧分布が悪く、平均耐圧が0.6Vと低い値となることが分かる。したがって、トンネルバリア層22中で加工を停止することが好ましい。
次に、前記図2(2)に示すように、第2ハードマスク62、第1ハードマスク61、記録層23を被覆するように、上記トンネルバリア層22上にサイドウォール絶縁膜を形成するための絶縁膜63を形成する。この絶縁膜63には、酸化アルミニウム(Al23)、酸化シリコン(SiO2)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化ジルコニウム(ZrO2)などの酸化物、もしくは窒化シリコン(Si34)、窒化アルミニウム(AlNなど)の窒化物、もしくはそれらの混合物、酸窒化シリコン(SiON)、酸窒化アルミニウム(AlON)などを用いる。また、絶縁膜63の選択次第では、例えば酸化アルミニウム、窒化シリコンでは、トンネルバリア層22を還元雰囲気や水分から保護する効果も得られる。また、これらの膜はスパッタリング法や、プラズマCVD法により形成される。これらの膜厚はトンネルバリア層22以下の磁性膜を加工した後に磁気トンネル接合素子の側壁に残って、サイドウォール絶縁膜が形成される厚さを有していれば良く、サイドウォール絶縁膜を形成する際のエッチング方法によって最適な膜厚は異なる。本実施例では、プラズマCVD法により窒化シリコン膜を50nm〜100nmの厚さに成膜した。
次に、図2(3)に示すように、上記絶縁膜63をエッチバックすることで、上記記録層23の側壁を被覆するように、すなわち、記録層23が露出されないように、上記トンネルバリア層22上に、上記絶縁膜63でサイドウォール絶縁膜24を形成する。このエッチバックでは、例えば反応性イオンエッチング(RIE)等に異方性エッチングを用いる。このエッチバックでは、第2ハードマスク62の上部もしくは全てがエッチングされる。
次に、図2(4)に示すように、上記サイドウォール絶縁膜24、第2ハードマスク62、第1ハードマスク61等をマスクに用いて、トンネルバリア層22、参照層21を加工する。このようにして、参照層21、トンネルバリア層22、記録層23を積層した磁気トンネル接合素子20が形成される。
次に、図3(5)に示すように、上記絶縁膜41上に上記磁気トンネル接合素子20を被覆する絶縁膜42を形成する。その後、上記絶縁膜42表面を平坦化して上記第1ハードマスク61を露出させる。この第1ハードマスク61によって、磁気トンネル接合素子20と後に形成されるビット線とを接続する導電部25が形成される。その後、絶縁膜42上に、導電部25に接続するビット線26を形成する。これによって磁気記憶装置1が完成する。
上記絶縁膜63は、詳細は後に説明するが、プラグ31と磁気トンネル接合素子20との合わせズレを補償する作用も有する。したがって、上記絶縁膜63は、トンネルバリア層22、参照層21を加工する際に、削られて記録層23が露出されることがないような膜厚とする必要がある。
上記第2実施例では、記録層(磁化自由層)23の側部を被覆するサイドウォール絶縁膜24を形成する工程を備えたことから、記録層23は、このサイドウォール絶縁膜24によって被覆されるので、トンネルバリア層22以下の層を加工する際には、記録層23の側部がサイドウォール絶縁膜24によって保護される。したがって、トンネルバリア層以下の磁性層を加工する際に反応生成物が発生しても、記録層23と参照層(磁化固定層)21とはサイドウォール絶縁膜24によって絶縁分離される。また、たとえ磁気トンネル接合素子20が腐食雰囲気に置かれても、トンネルバリア層22の腐食が特性に影響を及ぼす領域にまで到達することはない。また、サイドウォール絶縁膜24をマスクにしてトンネルバリア層22から下層の参照層21が加工されることから、サイドウォール絶縁膜24の厚み分だけ、プラグ31と磁気トンネル接合素子20との合わせ余裕、すなわちマスク合わせ余裕がとれるようになる。この点については、後に詳述する。
よって、サイドウォール絶縁膜24を形成することよって短絡不良や腐食不良が回避できるため、信頼性の高い磁気記憶装置1を製造することができる。また、サイドウォール絶縁膜24をマスクにしてトンネルバリア層22以下の層を加工しているので、自己整合的に磁気トンネル接合素子20とプラグ31とが接続できる。また、合わせ余裕を考慮することなく磁気トンネル接合素子20の間隔を最少ピッチにできるので、磁気トンネル接合素子20の高集積化、大容量化が図れるという利点がある。
なお、上記第2実施例では、ハードマスク(第1ハードマスク62)による磁気トンネル接合素子20の加工を実施しているが、フォトレジストをマスクに用いて磁気トンネル接合素子20を加工しても良い。この場合、第2ハードマスク62は不要となり、第1ハードマスク61(導電部25)上に直接レジストマスクを形成し、導電部25からトンネルバリア層22中まで加工した後、レジストマスクを除去する。その後は上記説明したサイドウォール絶縁膜24の形成工程以降を実施すればよい。
上記実施例で説明した磁気記憶装置1では、磁気トンネル接合素子20がプラグ31の大きさより小さい場合について示したが、図5に示すように、磁気トンネル接合素子20がプラグ31より大きい場合でも、第2実施例の製造工程と同様に作製することができる。したがって、前記第1実施例の構成において、磁気トンネル接合素子20がプラグ31より大きくてもよい。
次に、磁気トンネル接合素子20とプラグ31との合わせズレについて説明する。
図6に示すように、磁気トンネル接合素子20とプラグ31との合わせズレ(オフセット)が大きい場合、磁気トンネル接合素子20全体を1度に加工する方法では、オフセット量により、磁気トンネル接合素子20とコンタクトの重なる部分が小さくなることで、抵抗値が大きくなり、抵抗不良となる。また、図7に示すように、磁気トンネル接合素子20とプラグ31との重なる部分が無くなると、オープン不良を引き起こすことがある。特に磁気トンネル接合素子20が100nmφ以下、プラグ31の径が100nm以下となると50nm以下の高精度の合わせが要求される。
これを解決するには本発明のサイドウォール絶縁膜を形成する構造を採用すればよい。サイドウォール絶縁膜24の形成時に最大合わせズレ量を考慮して、絶縁膜63を形成すれば良い。例えば磁気トンネル接合素子20の記録層23が100nmφ、プラグ31の径が100nmφ、最大合わせズレ量が100nmとした場合、サイドウォール絶縁膜(図示せず)の厚さが100nmとなる膜厚を成膜すれば良い。このとき、図8、図9に示すように、トンネルバリア層22以下の磁性膜(例えば参照層21)が磁気トンネル接合素子20とプラグ31とを接続する配線の一部(バイパス配線)を担う。
上記サイドウォール絶縁膜24を形成する時の絶縁膜63の最低膜厚の一例を以下に示す。まず、プロセスダメージを防止する場合で、絶縁膜63が酸化アルミニウム(Al23)で形成される場合には、20nm以上の膜厚が必要となる。また、絶縁膜63がプラズマ窒化シリコン(P−SiN)で形成される場合には、30nm以上の膜厚が必要となる。さらに、磁気トンネル接合素子20とプラグ31との合わせズレに対応する場合には、「合わせズレ量+10nm」の値とプロセスダメージを防止する場合の各材料の値とを比べて、大きい方を採用する。ここで、合わせズレ量+10nmとしたのは、加工バラツキ等も考慮して確実にコンタクトをとるのに必要な余裕量が10nmであるためである。
上記説明した磁気記憶装置1は、例えば磁気記憶装置とロジック回路とを搭載した半導体集積回路装置に適用することができる。
次に、請求項5に係る本発明の実施例(第3実施例)を、図10の回路構成図によって説明する。図10では、半導体集積回路装置として複合記憶回路装置の一回路構造を示す。
図10に示すように、半導体集積回路装置71は、揮発性記憶回路72と、不揮発性記憶億回路73とが、第1接続線74と第2接続線75によって並列に接続されて構成されている。上記揮発性記憶回路72と不揮発性記憶億回路73とは、例えば半導体基板に形成されたものである。また、上記揮発性記憶回路72は、例えば、システムLSIチップに形成したラッチ式記憶回路として構成されている。
揮発性記憶回路72には他の記憶回路90あるいは素子と接続する第1配線76と第2配線77を接続しており、第1配線76および第2配線77には、それぞれ電源切離信号入力線78と接続した第1回路切替スイッチ79および第2回路切替スイッチ80が介設されている。電源切離信号入力線78からの電源切離信号の入力に基づいて、第1回路切替スイッチ79および第2回路切替スイッチ80での開閉の切り替えが行えるように構成されている。
第1配線76に一端を接続する第1接続線74は、揮発性記憶回路72と第1回路切替スイッチ79との間において第1配線76と接続されている。また、第2配線77に一端を接続する第2接続線75は、揮発性記憶回路72と第2回路切替スイッチ80との間において第2配線77と接続されている。
また、第1接続線74および第2接続線75にも、それぞれ電源切離信号入力線78と接続した第3回路切替スイッチ81および第4回路切替スイッチ82を介設されている。電源切離信号入力線78からの電源切離信号の入力に基づいて、第3回路切替スイッチ81および第4回路切替スイッチ82での開閉切り替えが行えるように構成されている。この第3回路切替スイッチ81および第4回路切替スイッチ82は、揮発性記憶回路72と不揮発性記憶回路73との間に設けられている。
不揮発性記憶回路73には、磁気トンネル接合素子MTJを用いて「0」または「1」の情報を記憶する構成となっている。この磁気トンネル接合素子MTJは、例えば、上記第1実施例で接続したような、記録層側壁を被覆するサイドウォール絶縁膜が形成されている磁気トンネル接合素子20(前記図1参照)を用いる。なお、揮発性記憶回路72であるラッチ式記憶回路が2ビットの情報の記憶を行うため、不揮発性記憶回路73でも2ビットの情報の記憶を行なえるように、磁気トンネル接合素子MTJが2つ配設されている。
磁気トンネル接合素子MTJには、同磁気トンネル接合素子MTJからの情報の読み出しを行う情報読出回路73aと、磁気トンネル接合素子MTJへの情報の書き込みを行う情報書込回路73bとが接続されている。情報読出回路73aおよび情報書込回路73bは、それぞれ第1接続線74と第2接続線75とにより揮発性記憶回路72と接続されている。
情報読出回路73aには読出開始信号入力線83が接続されていて、同読出開始信号入力線83に読出開始信号を入力することにより、磁気トンネル接合素子MTJから情報を読み出すように構成されている。
情報書込回路73bには書込開始信号入力線84が接続されていて、この書込開始信号入力線84に書込開始信号を入力することにより、揮発性記憶回路72の記憶情報が磁気トンネル接合素子MTJによって記憶される構成となっている。
また、情報書込回路73bには電源切離信号入力線78が接続されている。さらに、揮発性記憶回路72にも電源切離信号入力線78が接続されている。
上記半導体集積回路装置71では、本発明の磁気記憶装置1の磁気トンネル接合素子20を備えたことから、本発明の磁気記憶装置1と同様に、記録層(磁化自由層)は、このサイドウォール絶縁膜によって、参照層(磁化固定層)と絶縁分離されるので、たとえ、反応生成物の再付着雰囲気に置かれても、記録層と参照層とが短絡されることはない。またサイドウォール絶縁膜をマスクにしてトンネルバリア層から下層が加工されれば、サイドウォール絶縁膜の厚み分だけ、プラグと磁気トンネル接合素子との合わせ余裕、すなわちマスク合わせ余裕がとれるようになる。よって、半導体集積回路装置71では、高い信頼性が得られるとともに、高集積化、大容量化が図れるという利点がある。
また、本発明の磁気記憶装置は、半導体集積回路装置に用いられる不揮発性記憶装置として採用することができ、上記同様に半導体集積回路装置においては、高い信頼性が得られるとともに、高集積化、大容量化が図れるという利点がある。
請求項1に係る実施例(第1実施例)を示した概略構成断面図である。 請求項4に係る実施例(第2実施例)を示した製造工程断面図である。 請求項4に係る実施例(第2実施例)を示した製造工程断面図である。 磁気トンネル接合素子の加工位置による耐圧分布図である。 第2実施例の変形例を示した概略構成断面図である。 磁気トンネル接合素子とプラグとの合わせズレを示したレイアウト図である。 磁気トンネル接合素子とプラグとの合わせズレを示したレイアウト図である。 サイドウォール絶縁膜を形成した場合の磁気トンネル接合素子とプラグとの合わせズレを示したレイアウト図である。 サイドウォール絶縁膜を形成した場合の磁気トンネル接合素子とプラグとの合わせズレを示したレイアウト図である。 請求項5に係る実施例(第3実施例)を示した回路構成図である。 従来のMRAMの構造を示した概略構成斜視図である。 従来のSpinRAMの構造を示した概略構成斜視図である。 従来のバイアス配線を有するSpinRAMの構造を示した概略構成断面図である。
符号の説明
1…磁気記憶装置、20…磁気トンネル接合素子、21…参照層、22…トンネルバリア層、23…記録層、24…サイドウォール絶縁膜

Claims (5)

  1. 参照層、トンネルバリア層および記録層が順に積層されたもので、電流によるスピン注入磁化反転で前記記録層に情報が書き込まれ、電流によって前記記録層に書き込まれた情報が読み出される磁気トンネル接合素子を備えた磁気記憶装置において、
    前記磁気トンネル接合素子は、選択トランジスタに接続されたプラグ上に配置され、
    前記磁気トンネル接合素子の記録層側部を被覆するサイドウォール絶縁膜が形成されている
    ことを特徴とする磁気記憶装置。
  2. 前記サイドウォール絶縁膜により大きさが規定される前記トンネルバリア層から下層の磁性層を含む膜が前記プラグと前記磁気トンネル接合素子とを接続する配線となる
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記憶装置。
  3. 前記サイドウォール絶縁膜の膜厚は、前記磁気トンネル接合素子と前記プラグとの合わせズレ量に合わせズレ余裕を加算した値の膜厚、および前記記録層を保護する膜厚のうち、厚い膜厚が選択されている
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記憶装置。
  4. 参照層、トンネルバリア層および記録層が順に積層されたもので、電流によるスピン注入磁化反転で記録層(磁化自由層)に情報が書き込まれ、電流によって記録層(磁化自由層)に書き込まれた情報が読み出される磁気トンネル接合素子を備えた磁気記憶装置の製造方法において、
    前記磁気トンネル接合素子は、
    選択トランジスタに接続されたプラグ上に、参照層、トンネルバリア層、記録層の各形成層を順に積層する工程と、
    前記記録層形成層を加工して磁気トンネル接合素子の記録層に形成する工程と、
    前記記録層の側部を被覆するサイドウォール絶縁膜を形成する工程と、
    前記サイドウォール絶縁膜をマスクにして前記トンネルバリア層形成層および参照層形成層を加工して磁気トンネル接合素子のトンネルバリア層および参照層を形成する工程と
    を備えたことを特徴とする磁気記憶装置の製造方法。
  5. 磁気記憶装置を搭載した半導体集積回路装置において、
    前記磁気記憶装置は、
    参照層、トンネルバリア層および記録層が順に積層されたもので、電流によるスピン注入磁化反転で記録層に情報が書き込まれ、電流によって記録層に書き込まれた情報が読み出される磁気トンネル接合素子を備えた磁気記憶装置であって、
    前記磁気トンネル接合素子は、選択トランジスタに接続されたプラグ上に配置され、
    前記磁気トンネル接合素子の記録層側部を被覆するサイドウォール絶縁膜が形成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。

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