JP2007212072A - 風向変更装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣類の量や質が異なり、様々な干し方をされるのに対して、乾燥装置からの送風範囲を適正に調整するのが難しいものであるが、乾燥風を個々の衣類に適正に供給して乾燥効率を向上させることを目的とする。
【解決手段】除湿手段10を内蔵した本体1に吹出口2を設け、吹出口2の近傍に設けた左右方向に風向を拡大または集中する風向変更ユニット4と、この風向変更ユニット4を回転可能に支持する回転軸7と、この回転軸7を回転駆動する小型モーター6と、この小型モーター6を複数の基準位置で停止させる基準リブ9および突起部8a、8bを設けて制御することにより、小型モーター6の回動角度や風向変更ユニット4の回動位置を把握するためのセンサーが必要なく、簡単な構造と単純な制御により、安価ではあるが正確に制御できる風向変更装置を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、除湿機などの空調装置の吹出口に使用される風向変更装置に関する。
従来、この種の風向変更装置は、回転可能に設けられた軸に複数枚の風向変更板を同一傾斜方向に取付けたものを回転させることによって、多方向に風向を変更して衣類を乾燥するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その風向変更装置について図13、図14を参照しながら説明する。
図に示すように、本体104の吹出口105内側に乾燥空気を多方向に吹き出させるための風向板101をモーター103により回転自在に設け、風向板101は回転軸102に対して同一の傾斜を設けている。
そして、乾燥空気をシロッコファン106により吹出口105から室内に吹き出すときに、モーター103により風向板101を回転駆動して、乾燥空気を多方向に吹き出すようにしている。
特開平7−139759号公報(第1頁、図1、図2)
このような風向変更装置では、送風方向の変更は可能であるが、乾燥すべき衣類の量や質、配置などにあわせて送風範囲を拡大または集中するような調整をしようとすれば、部品点数の多い複雑な構造になるという課題があり、簡単な構造で吹出口の送風範囲を調整できることが要求されている。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、乾燥すべき衣類の量や質、配置などに合わせて送風範囲を変更できるように、乾燥空気の送風範囲を簡単な構造で拡大または集中が可能な風向変更装置を提供することを目的としている。
本発明の風向変更装置は上記目的を達成するために、除湿手段を内蔵した本体と、この本体に設けた吹出口と、この吹出口の近傍に設けた左右方向に風向を拡大または集中する風向変更ユニットと、この風向変更ユニットを回転可能に支持する回転軸と、この回転軸を回転駆動する駆動手段と、この駆動手段を複数の基準位置で停止する停止手段を設けたものである。
また他の手段は、基準位置を含めて少なくとも3カ所の停止位置で停止可能としたものである。
また他の手段は、停止手段は回転軸の外周に突設する突起部と、この突起部が当接する本体に設けた基準リブとからなるとともに、前記突起部が基準リブに当接する位置を基準位置として、この基準位置から所定角度の回動により、他の停止位置を設定可能としたものである。
また他の手段は、基準リブに当接する一対の突起部を回転軸の外周に設け、いずれかの突起部が基準リブに当接する位置を新たな基準位置とするとともに、この基準位置から所定角度の回動により、他の停止位置を設定可能としたものである。
また他の手段は、一対の突起部は回転軸の外周の相対する位置に設けたものである。
また他の手段は、突起部と基準リブは面接触で当接してなるものである。
また他の手段は、基準位置から他の停止位置まで回動する所定角度を、回転軸を中心とした突起部間のなす角度を等分できる角度としたものである。
また他の手段は、風向変更ユニットは回動位置に応じて、風向拡大、風向平行および風向集中のいずれかの風向に設定可能に設け、回転軸の一対の突起部が当接する2カ所の基準位置を、風向拡大と風向集中の位置としたものである。
また他の手段は、風向変更ユニットの連続運転は、回転軸に設けた一対の突起部が当接する2カ所の基準位置間を、往復回動する設定としたものである。
また他の手段は、風向変更ユニットの後流側に、保護金網を設けたものである。
また他の手段は、風向変更装置の後流側に、俯仰方向に風向変更可能な風向ルーバーを設けてなるものである。
これらの手段により、乾燥すべき衣類の量や質、配置などに合わせて送風範囲を変更できるように、乾燥空気の送風範囲を簡単な構造で拡大または集中が可能な風向変更装置が得られる。
本発明によれば、乾燥空気の送風範囲を複数の基準位置または少なくとも3種類の停止位置から任意に選択することができるので、幅広く干された洗濯物やジーンズ1本などの少量洗濯物等の様々な衣類乾燥シーンに適確に対応できる風向変更装置を提供できる。
また、風向変更ユニットの回転を所定の位置で停止させるために、設定変更の度に基準位置を再設定することで、小型モーターの現在開度や風向変更ユニットの現在位置等を把握するためのセンサー等が必要なく、簡単な構造と簡易な制御により、安価ではあるが正確に制御できる風向変更装置を提供できる。
また、風向変更ユニットを連続的に回転させた場合には、送風範囲は拡大から集中、集中から拡大・・と順次変化する繰り返しの運転を行うことで、乾燥ムラのない乾燥運転ができるという効果のある風向変更装置を提供できる。
さらに、俯仰方向に回動する風向ルーバーと組合せて使用することで、乾燥すべき衣類の量や質、上下方向の配置などに合わせた風向変更が可能となり、衣類乾燥時間の大幅短縮ができる風向変更装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、除湿手段を内蔵した本体と、この本体に設けた吹出口と、この吹出口の近傍に設けた左右方向に風向を拡大または集中する風向変更ユニットと、この風向変更ユニットを回転可能に支持する回転軸と、この回転軸を回転駆動する駆動手段と、この駆動手段を複数の基準位置で停止する停止手段を設けたものであり、停止する基準位置では、風向変更板が吹出口で下流側に向けて広がる送風拡大、または下流側に向けて狭くなる送風集中、のいずれかを設定できるという作用を有する。
また、基準位置を含めて少なくとも3カ所の停止位置で停止可能としたものであり、乾燥すべき衣類の量や質、配置に合うように、乾燥空気の送風範囲を拡大、標準、集中の少なくとも3種類から選択できるという作用を有する。
また、停止手段は、回転軸の外周に突設する突起部と、この突起部が当接する本体に設けた基準リブとからなるとともに、前記突起部が基準リブに当接する位置を基準位置として、この基準位置から所定角度の回動により、他の停止位置を設定可能としたものであり、突起部が基準リブに当接するごとに基準位置を再設定することで、小型モーターの回動角度や風向変更ユニットの回動位置などを把握するためのセンサーが必要なく、簡単な構造と単純な制御により、安価ではあるが正確に風向変更ユニットを制御できるという作用を有する。
また、基準リブに当接する一対の突起部を回転軸の外周に設け、いずれかの突起部が基準リブに当接する位置を新たな基準位置とするとともに、この基準位置から所定角度の回動により、他の停止位置を設定可能としたものであり、一対の突起部のいずれかが基準リブに当接するときまでの回動角度が短くなり、基準位置を再設定する際の時間を短縮できるという作用を有する。
また、基準リブに当接する一対の突起部を回転軸の外周の相対する位置に設けたものであり、設定変更の度に基準位置を再設定する際の回動角度を、さらに小さくできるという作用を有する。
また、突起部と基準リブは面接触で当接してなるものであり、突起部や基準リブが当接時に受ける衝撃を和らげ、部品の損傷がないようにして耐久性を向上させ、基準位置の設定が安定してできるという作用を有する。
また、基準位置から他の停止位置まで回動する所定角度を、回転軸を中心とした突起部間のなす角度を等分できる角度としたものであり、2つの突起部が180度で相対位置にあるときは、半分の90度の同一角度で回動することで、他の停止位置が同一となり、45度の同一角度で回動する場合は、他の停止位置は45度ごとの3箇所の停止位置で重なるという作用を有する。
また、風向変更ユニットは回動位置に応じて、風向拡大、風向平行および風向集中のいずれかの風向に設定可能に設け、回転軸の一対の突起部が当接する2カ所の基準位置を、風向拡大と風向集中の位置としたものであり、設定変更の度に基準位置を再設定する際の回動回数が格段に少なくなり、要求角度に迅速に設定できるという作用を有する。
また、風向変更ユニットの連続運転は、回転軸に設けた一対の突起部が当接する2カ所の基準位置間を、往復回動する設定としたものであり、連続回転させることで送風範囲は集中から拡大、拡大から集中、・・と順次変化し、乾燥ムラのない乾燥運転ができるという作用を有する。
また、風向変更ユニットの後流側に、保護金網を設けたものであり、保護金網の間から風向変更ユニットの回動状況が目視できるので、送風範囲の変化を視覚でも確認できるとともに、手指などの挿入を防いで安全性を確保できるという作用を有する。
また、風向変更ユニットの後流側に、俯仰方向に風向変更可能な風向ルーバーを設けたものであり、乾燥させる衣類の量や範囲に対応して、送風範囲および俯仰方向の変化を組み合わせて、最適な範囲に乾燥空気を吹き出すことで、乾燥効率を向上させて衣類乾燥時間の低減ができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図7に示すように、本体1は冷凍サイクルまたは除湿素子からなる除湿手段10と、除湿手段10で除湿された乾燥空気を搬送する送風手段3を有し、本体1の表面に設けた操作部11の入力操作により、制御部12を介して運転制御される。
本体1の上部に乾燥空気を吹き出す吹出口2が開口されており、吹出口2の近傍に設けた左右方向に風向を拡大または集中する風向変更ユニット4が吹出口2の上流側を横断するように、送風手段3の吐出側に近接して配置されている。風向変更ユニット4は駆動手段となる小型モーター6により回転可能に設けられ、小型モーター6は制御部12により駆動制御される。
風向変更ユニット4は小型モーター6に連結される回転軸7と、回転軸7に中心を貫通されて傾斜して固定される複数枚の風向変更板5にて構成され、風向変更板5は回転軸7の途中で傾斜の向きが変わるように配置され、回転軸7の回動角度を変えることにより通過する風向が変わり、吹出口2の中央を中心として送風範囲が拡大、標準、集中などに変更できるようになっている。風向変更板5はそれぞれ長円の平板形状をなし、回転軸7の端に近いものほど、垂直面に対して傾斜角度を大とするとともに、長円形状の長径寸法も大としている。
操作部11の操作により小型モーター6が駆動制御され、風向変更ユニット4は後述する基準位置まで移動して停止し、またはさらに所定角度だけ回動し、新しい停止位置で風向変更できるようになっている。基準位置から所定角度だけ回動させるときは、小型モーター6が回動するときの通電1パルス当りの回動角度を基準にして、定められた整数倍のパルスを連続して通電することにより、正確な停止位置まで回動できるようになっている。
回転軸7の端部には、第1の突起部8aと第2の突起部8bを回転軸7外周の相対する位置に一対にして設け、これら第1の突起部8a、第2の突起部8bのいずれかが本体1に設けた基準リブ9に当接する位置を基準位置として、風向変更ユニット4が基準位置で停止できるようにしている。このとき回転軸7に設けられた第1の突起部8aが基準リブ9に当接する位置を第1の基準位置として、風向変更ユニット4が風向拡大位置となるように設定し、第2の突起部8bが基準リブ9に当接する位置を第2の基準位置として、風向変更ユニット4が風向集中位置となるように設定している。
また、図7に示すように回転軸7に設けられた第1の突起部8a、第2の突起部8bが基準リブ9に当接するときは面接触する位置関係となるようにして、突起部8が基準リブ9に当接するときに大きな衝撃力が掛からないようにして、第1の突起部8a、第2の突起部8bまたは基準リブ9の損傷を防ぎ、耐久性を向上できる構成としている。
上記構成において,本体を運転するときは、操作部11を操作して制御部12に入力信号を送り、制御部12により除湿手段10と送風手段3が駆動される。送風手段3の起動で、本体1の背面より吸込まれた室内空気は除湿手段10で除湿され、乾燥空気となって風向変更ユニット4を通過して吹出口2より室内に放出される。
このとき操作部11にて送風範囲を風向拡大に設定した場合は、図4に示すように、回転軸7を反時計方向に回転させ、回転軸7に設けられた第1の突起部8aが基準リブ9に当接する位置まで回転し、その位置を第1の基準位置として停止する。
また操作部11にて送風範囲を風向集中に設定した場合は、図5に示すように、回転軸7を時計方向に回転させ、回転軸7に設けられた第2の突起部8bが基準リブ9に当接する位置まで回転し、その位置を第2の基準位置として停止する。
また、設定された所定の位置が、風向拡大および風向集中以外の時は、まず回転軸7を時計方向に回転させ、回転軸7に設けられた第2の突起部8bが基準リブ9に当接する第2の基準位置位置まで回転し、次に設定された所定の位置に対応する角度分だけ反時計方向に回転して停止する。
また操作部11にて送風範囲を設定していない場合は、図6に示すように、あらかじめ初期設定された標準位置に停止するのであるが、まず回転軸7を時計方向に回転させ、回転軸7に設けられた第2の突起部8bが基準リブ9に当接する第2の基準位置まで回転し、次に反転して所定角度90度分だけ反時計方向に回転し、風向が平行となる標準位置に設定されて停止する。
また操作部11にて送風範囲を連続回転に設定した場合は、まず回転軸7を時計方向に回転させ、回転軸7に設けられた第2の突起部8bが基準リブ9に当接する第2の基準位置まで回転し、いったん停止する。次に、回転軸7を反時計方向に回転させ、回転軸7に設けられた第1の突起部8aが基準リブ9に当接する第1の基準位置まで回転し、いったん停止する。さらに回転軸7を時計方向に回転させ、同様の動きを繰り返すことで、風向を集中、平行、拡大、平行、集中、と連続して変化させる往復運転を行う。
このように、風向変更ユニット4を停止または回動させるため基準位置の設定が、簡易な構造と簡単な制御により容易に行えるので、小型モーター6の回動角度や風向変更ユニット4の回動位置を把握するためのセンサーなどが必要なく、安価な構成で風向変更ユニット4を正確に駆動制御することができる。
また、風向変更ユニット4を連続運転させるときは、送風範囲は集中から拡大、拡大から集中、・・と順次変化する繰り返しの運転を行うことができ、吹出口2の中央付近に乾燥し難い衣類を配置することにより、乾燥ムラのない衣類乾燥ができるものである。
なお、本実施の形態では、回転軸に設けた第1の突起部8aと第2の突起部8bを一対としているが、突起部を1ヶ所および基準リブを2ヶ所として、設定される2ヶ所の基準位置のなす角度を180度とするようにしても、同様の効果を奏するものである。
(実施の形態2)
図8〜図12に示すように、左右方向に風向を拡大または集中する風向変更ユニット4の後流側に保護金網として吹出格子13を設け、その後流側に俯仰方向に風向変更可能な風向ルーバー14を設けている。
風向ルーバー14は、操作部12にてスイング範囲として、広角モード、上方向モード、下方向モードのいずれかを選択できるようにしている。広角モードを選択した場合は、垂直面を基準として上方から動作角度110度の幅でスイングし、上方向モードを選択した場合は垂直面の上方から動作角度40度の幅でスイングし、下方向モードを選択した場合は垂直面を基準とした下方向へ70度から110度の範囲を、動作角度40度の幅でスイングする。
上記構成において,本体を運転するときは、操作部11を操作すると、制御部12により除湿手段10と送風手段3が駆動され、本体1の背面より送風手段3により吸込まれた室内空気は除湿手段10で除湿され、風向変更ユニット4と吹出格子13を通過した乾燥空気は風向ルーバー14により俯仰方向の風向変更がなされ、乾燥すべき衣類に向けて放出される。
このとき、図10に示すように、乾燥させる衣類の量が極端に少ない場合や、ジーンズ1本などの厚手の衣類を短時間で乾燥させたい場合には、送風範囲を風向集中位置に設定し、スイング範囲を衣類に一番風があたるように設定する。本実施の形態ではスイング範囲を上方向モードに設定している。ここで室内環境が室温20度、湿度70%の約6畳の環境試験室にて、衣類乾燥を実施した試験結果をみると、上記の風向設定(風向集中、上方向モード)ではジーンズ1本(約420g)の乾燥時間は68分となり、風向集中を使用しない風向平行の場合の乾燥時間150分と比較して、乾燥時間を約半分以下に短縮する効果が得られた。
次に、同一の室内環境において、図11に示すように、乾燥すべき衣類(約2kg)を幅広く干した場合の試験では、送風範囲を風向拡大位置に設定し、スイング範囲を衣類に一番風があたるように上方向モードに設定すると、衣類の乾燥時間は123分となり、風向拡大を使用しない乾燥時間165分と比較して、乾燥時間を約75%に短縮する効果が得られた。
さらに、乾燥させる衣類の量が多い場合や、部屋全体を短時間で乾燥させたい場合には、送風範囲を風向拡大位置に設定し、スイング範囲を衣類に一番風があたるように広角モードに設定する。この風向設定で、約4kgの衣類を図12に示すように上下に幅広く吊り下げた場合の試験では、乾燥時間は216分となり、風向拡大を使用しなかった場合の乾燥時間270分と比較して、乾燥時間を約80%に短縮する効果が得られた。
従って、乾燥すべき衣類の量、質および吊り下げ位置や範囲などに対応して、左右方向の送風範囲と上下方向の送風範囲を組み合わせ、さらに固定またはスイングを組み合わせて、最適な送風範囲の設定を行い乾燥空気を吹き出すことにより、衣類の乾燥効率を大幅に向上させて、衣類の乾燥時間の短縮ができるとともに、衣類乾燥を省エネルギーで行うことができる。
本発明は乾燥空気を広範囲に拡大または狭く集中して吹き出すことで、広範囲の衣類乾燥や衣類乾燥時間の低減ができるものであり、用途に応じて加湿空気や冷温風の送風範囲や送風速度を変えて吹き出す加湿器、エアコンなどの空調機器の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の風向変更装置の透視図 同風向変更装置の側面透視図 同ブロック回路図 同拡大吹き出し時の正面透視図 同集中吹き出し時の正面透視図 同拡大と集中の中間位置での吹き出し時の正面透視図 同基準リブと突起部の当接関係を示す説明図 本発明の実施の形態2の外観斜視図 同風向ルーバーの動作角度を示す説明図 (イ)同集中吹き出しで上方向モードのタオル乾燥時の外観図、(ロ)同ジーンズ乾燥時の外観図 (イ)同拡大吹き出しで上方向モードのタオル乾燥時の外観図、(ロ)同衣類乾燥時の外観図 同拡大吹き出しで広角モードの衣類乾燥時の外観図 従来の除湿機の風向変更装置の概略断面図 同風向変更装置の外観斜視図
符号の説明
1 本体
2 吹出口
4 風向変更ユニット
6 小型モーター(駆動手段)
7 回転軸
8a 第1の突起部(停止手段)
8b 第2の突起部(停止手段)
9 基準リブ(停止手段)
10 除湿手段
13 吹出格子(保護金網)
14 風向ルーバー

Claims (11)

  1. 除湿手段を内蔵した本体と、この本体に設けた吹出口と、この吹出口の近傍に設けた左右方向に風向を拡大または集中する風向変更ユニットと、この風向変更ユニットを回転可能に支持する回転軸と、この回転軸を回転駆動する駆動手段と、この駆動手段を複数の基準位置で停止する停止手段を設けた風向変更装置。
  2. 基準位置を含めて少なくとも3カ所の停止位置で停止可能とした請求項1記載の風向変更装置。
  3. 停止手段は、回転軸の外周に突設する突起部と、この突起部が当接する本体に設けた基準リブとからなるとともに、前記突起部が基準リブに当接する位置を基準位置として、この基準位置から所定角度の回動により、他の停止位置を設定可能とした請求項1または2記載の風向変更装置。
  4. 基準リブに当接する一対の突起部を回転軸の外周に設け、いずれかの突起部が基準リブに当接する位置を新たな基準位置とするとともに、この基準位置から所定角度の回動により、他の停止位置を設定可能とした請求項1〜3のいずれかに記載の風向変更装置。
  5. 一対の突起部は回転軸の外周の相対する位置に設けた請求項4記載の風向変更装置。
  6. 突起部と基準リブは面接触で当接してなる請求項1〜5のいずれかに記載の風向変更装置。
  7. 基準位置から他の停止位置まで回動する所定角度を、回転軸を中心とした突起部間のなす角度を等分できる角度とした請求項1〜6のいずれかに記載の風向変更装置。
  8. 風向変更ユニットは回動位置に応じて、風向拡大、風向平行および風向集中のいずれかの風向に設定可能に設け、回転軸の一対の突起部が当接する2カ所の基準位置を、風向拡大と風向集中の位置とした請求項4〜7のいずれかに記載の風向変更装置。
  9. 風向変更ユニットの連続運転は、回転軸に設けた一対の突起部が当接する2カ所の基準位置間を、往復回動する設定とした請求項4〜8のいずれかに記載の風向変更装置。
  10. 風向変更ユニットの後流側に、保護金網を設けた請求項1記載の風向変更装置。
  11. 風向変更装置の後流側に、俯仰方向に風向変更可能な第2の風向変更装置を設けてなる請求項1〜10のいずれかに記載の風向変更装置。
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