JP2007211856A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発進時の無段変速機の変速精度を向上する車両の制御装置を提供する。
【解決手段】 アクチュエータ80を介してベルト式無段変速機の変速比を制御する制御手段20とを備えた車両の制御装置において、無段変速機20は、最Loに相当する第1の変速比i1と、第1の変速比より小さい第2の変速比i2とを発進時の変速比として選択可能であり、制御手段は、第2の変速比を選択時でも、車両減速時には前記プライマリ側のプーリの回転数が所定回転数Ntまで低下したときに前記第2の変速比を第1の変速比に切換え、車両発進時にはプライマリプーリの回転数が所定回転数まで上昇したときに前記第1の変速比を前記第2の変速比に切換える。
【選択図】 図1

Description

車両の制御装置、特に車両の発進、停止時の制御装置に関するものである。
車両に用いられる無段変速機としては、従来からベルト式やトロイダル式等があり、これら無段変速機の変速制御装置では、車速VSPとスロットル開度TVO(またはアクセルペダルの踏み込み量)に応じて目標変速比または目標入力軸回転数を決定している(特許文献1参照)。
この場合、変速制御弁を駆動するステップモータの原点位置を決定するイニシャライズ(初期化処理)を行っており、イグニッションスイッチがONになると、所定の速度でステップモータを原点位置まで駆動してから通常の変速制御へ移行しており、例えば、変速制御弁を構成するスプールのロッドが、ストッパに当接した位置を原点位置として変速制御を開始するものである。
特開平8‐178063号公報
一方、近年車両の商品性を向上するため、無段変速機の発進時に選択される変速線を2種類設け、例えばオンロード走行時とオフロード走行時とで選択可能とする技術がある。ここで、通常、オフロード走行時の変速線が最も低い変速比となるように設定されており、オンロード走行時の変速線はオフロード走行時の変速線より高速側に設定される。
このような2種類の発進用の変速線を備えた無段変速機に従来技術を適用すると、オンロード用変速線で走行していた状態から停止して再発進する場合に、まずステップモータが初期化され、変速線がステップモータの原点位置に対応した最も低いオフロード用の変速線に切り換わり、さらにオンロード用の変速線に切り換わって発進することになる。このオンロード用の変速線で発進させる場合には、ステップモータをフィードフォワード制御することになり、変速比を精度よく制御することが難しいという課題がある。
本発明は、こうした事実を鑑みてなされたものであり、ステップモータを用いた変速制御装置を備えた車両において、2種類の発進用変速線を設けた場合にいずれの変速線を選択した場合でも発進、停止がスムースに行われる車両の変速制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、Vベルトの接触プーリ幅が油圧に基づいて可変制御されるプライマリ側とセカンダリ側の一対の可変プーリを備えた無段変速機と、前記可変プーリへ油圧を供給する変速制御弁と、前記目標変速比に応じて変速制御弁を駆動し、前記無段変速機の変速比が最Loとなる位置を原点位置としたアクチュエータと、このアクチュエータを介して変速比を制御する制御手段と、を備えた車両の制御装置において、前記無段変速機のシフトレバーの位置を検出するシフトレバー位置検出手段と、前記プライマリ側のプーリの回転数を検出するプライマリプーリ回転数検出手段とを備え、前記無段変速機は、前記最Loに相当する第1の変速比と、第1の変速比より小さい第2の変速比とを発進時の変速比として選択可能であり、前記制御手段は、前記無段変速機のシフトレバーの位置が前記第2の変速比を選択する位置にある場合に、車両減速時には前記プライマリ側のプーリの回転数が所定回転数まで低下したときに前記第2の変速比を前記第1の変速比に切換え、車両発進時には前記プライマリプーリの回転数が所定回転数まで上昇したときに前記第1の変速比を前記第2の変速比に切換えるように前記アクチュエータを制御することを特徴とする車両の制御装置である。
本発明は、プライマリ側のプーリの回転数が所定回転数以下の場合には、変速比が第2の変速比を選択している場合でもアクチュエータが原点位置となる第1の変速比に切換えるようにしたので、発進時の変速制御を精度よく行うことができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
図1は本発明による車両用ベルト式無段変速システムを示す概略構成図である。
車両用ベルト式無段変速システム1は、クラッチ部10と、ベルト式無段変速部20と、油圧調整部30と、コントロールユニット40とを備え、エンジン60の回転を減速して駆動輪70に伝達する。また、本実施形態の車両用ベルト式無段変速システム1では、エンジン60とクラッチ部10との間にトルクコンバータ(以下、適宜「トルコン」と略す)50が設けられている。このトルクコンバータ50は、内部に有するオイルの流れによってエンジン60の回転トルクを伝達する装置であり、いわゆるロックアップ機構を備える。
エンジン回転数Ne、トルコン容量係数τ、トルコントルク比tとすると、トルクコンバータ50への入力トルクTin、トルクコンバータ50からの出力トルクToutは、それぞれ、
in = τ×Ne2
out = τ×Ne2×t
で、表される。このように、トルクコンバータ50の伝達トルクは、エンジン回転数によって決定される。
クラッチ部10は、エンジン60側とプライマリプーリ21側との動力伝達経路を切り換える遊星歯車11と、前進クラッチ12と、後退ブレーキ13とを有し、クラッチ圧調整装置35から供給される油圧によって、車両の前進時には前進クラッチ12を締結し、車両の後退時には後退ブレーキ13を締結し、中立位置(ニュートラルやパーキング)では前進クラッチ12及び後退ブレーキ13を共に解放する。クラッチ圧調整装置35は、コントロールユニット40からの指令に応じて前進クラッチ12及び後退ブレーキ13に供給する油圧(前進クラッチ圧、後退クラッチ圧)を調整して締結状態を制御する。
前進クラッチ12及び後退ブレーキ13の締結は排他的に行われ、前進時(レンジ信号=Dレンジ)は、前進クラッチ圧を供給して前進クラッチ12を締結するとともに、後退クラッチ圧をドレンに接続して後退ブレーキ13を解放する。一方、後退時(レンジ信号=Rレンジ)は、前進クラッチ圧をドレンに接続するとともに、前進クラッチ12を解放し、後退クラッチ圧を供給して後退ブレーキ13を締結する。また、中立位置(レンジ信号=Nレンジ)では、前進クラッチ圧及び後退クラッチ圧をドレンに接続し、前進クラッチ12及び後退ブレーキ13を共に解放する。
ベルト式無段変速部20は、プライマリプーリ21と、セカンダリプーリ22と、Vベルト23とを備える。
プライマリプーリ21は、エンジン60の回転を入力する入力軸側のプーリである。プライマリプーリ21は、入力軸21cと一体となって回転する固定円錐板21aと、この固定円錐板21aに対向配置されてV字状のプーリ溝を形成するとともに、プライマリプーリに作用する油圧(以下「プライマリ圧」という)によって軸方向へ変位可能な可動円錐板21bとを備える。プライマリプーリ21の回転速度は、プライマリプーリ回転速度センサ41によって検出され、プライマリプーリ21へ入力されるトルクは図示しないトルクセンサにより検出される。
セカンダリプーリ22は、Vベルト23によって伝達された回転をアイドラギアやディファレンシャルギアを介して駆動輪70に伝達する。セカンダリプーリ22は、出力軸22cと一体となって回転する固定円錐板22aと、この固定円錐板22aに対向配置されてV字状のプーリ溝を形成するとともに、セカンダリプーリ22に作用する油圧(以下「セカンダリ圧」という)に応じて軸方向へ変位可能な可動円錐板22bとを備える。なお、セカンダリプーリ22の受圧面積とプライマリプーリ21の受圧面積とは、同等又はほぼ同等である。セカンダリプーリ22の回転速度は、セカンダリプーリ回転速度センサ42によって検出される。なお、このセカンダリプーリ22の回転速度から車速が算出される。
Vベルト23は、プライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22に巻き掛けられ、プライマリプーリ21の回転をセカンダリプーリ22に伝達する。
油圧調整部30は、油圧ポンプ31と、ライン圧調整装置32と、プライマリ圧調整装置33と、セカンダリ圧調整装置34と、クラッチ圧調整装置35とを備える。
油圧ポンプ31は、クラッチ部10の入力側などに連結されており、エンジン60で駆動されて、オイルを圧送する。
ライン圧調整装置32は、油圧ポンプ31から圧送されたオイルの圧力を、コントロールユニット40からの指令(例えば、デューティ信号など)によって運転状態に応じた所定のライン圧PLに調圧する。
プライマリ圧調整装置33は、プライマリ圧を制御する装置であり、図2に示すように、ソレノイドや、メカニカルフィードバック機構を構成するサーボリンク36及びステップモータ80などによって構成されている。
セカンダリ圧調整装置34は、コントロールユニット40からの指令によって制御され、ライン圧調整装置32で調圧されたライン圧PLをさらに減圧して運転状態に応じた所定のセカンダリ圧に調圧する。
クラッチ圧調整装置35は、油圧ポンプ31からの油圧を元圧として前進クラッチ圧及び後退クラッチ圧を調整する。クラッチ圧調整装置35は、コントロールユニット40の油圧指令値に応じて前進クラッチ圧及び後退クラッチ圧を調整して前進クラッチ12及び後退ブレーキ13の締結又は解放を行う。
コントロールユニット40は、セカンダリプーリ回転速度センサ42からの車速信号、シフトレバーに応動するインヒビタスイッチ43からのレンジ信号、エンジン60(またはエンジン制御装置)からのエンジン回転速度信号等の運転状態及び運転操作に基づいて、油圧指令値を決定してクラッチ圧調整装置35へ指令する。なお、インヒビタスイッチ43は、前進(Dレンジ)、中立位置=ニュートラル(Nレンジ)、後退(Rレンジ)のいずれか一つを選択する例を示す。
また、コントロールユニット40は、クラッチ圧調整装置35をコントロールして、前進クラッチ12及び後退ブレーキ13に供給する油圧を調整して前進クラッチ圧及び後退クラッチ圧を制御してクラッチの締結状態をコントロールする。コントロールユニット40は、トルクコンバータ50に備えられた、図示しないロックアップ機構のロックアップクラッチの締結状態を制御する。
さらに、コントロールユニット40は、エンジン60の入力トルク情報、プライマリプーリ21への入力トルク、プライマリプーリ21の回転速度とセカンダリプーリ22の回転速度との比(変速比)、インヒビタスイッチ43からのセレクト位置や、車速(セカンダリプーリ回転速度)、アクセルペダル踏み込み量、油温、油圧等の信号を読み込んで目標変速比を決定し、その目標変速比を実現するためのプライマリ圧及びセカンダリ圧の目標圧を算出し、必要に応じて目標圧の補正を行って、その目標圧通りになるように、ライン圧調整装置32、プライマリ圧調整装置33、セカンダリ圧調整装置34を制御して、プライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22に供給する油圧を調整して可動円錐板21b及び可動円錐板22bを回転軸方向に往復移動させてプライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22のプーリ溝幅を変化させる。すると、Vベルト23がプライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22上で移動して、Vベルト23のプライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22に対する接触半径が変わり、変速比がコントロールされる。
エンジン60の回転が、トルクコンバータ50、クラッチ部10を介してベルト式無段変速部20へ入力され、プライマリプーリ21からVベルト23、セカンダリプーリ22を介して駆動輪70へ伝達される。
コントロールユニット40は、アクセルペダルが踏み込まれたり、マニュアルモードでシフトチェンジされると、プライマリプーリ21の可動円錐板21b及びセカンダリプーリ22の可動円錐板22bを軸方向へ変位させて、Vベルト23との接触半径を変更することにより、変速比を連続的に目標変速比となるように変化させる。
さらに、コントロールユニット40は、エンジン60の燃料噴射量、スロットル開度を制御してエンジントルク、回転数を制御する。
図2は本発明を適用するベルト式無段変速部20の変速機構の詳細を説明する図である。
ベルト式無段変速部20は、前述の通り一対の可変プーリとして入力軸側のプライマリプーリ21、出力軸側となるセカンダリプーリ22を備え、これら一対の可変プーリ21、22はVベルト23によって連結されている。
ベルト式無段変速部20の変速比やVベルトの接触摩擦力は、コントロールユニット40からの指令に応動する油圧制御回路によって制御される。コントロールユニット40には、入力トルク情報や後述するセンサ等からの出力に基づいて変速比や接触摩擦力を決定し、油圧を制御する。
プライマリプーリ21は、プライマリプーリシリンダ室21dへ作用する油圧(プライマリ圧)によってVベルト23を挟持する溝幅を可変制御する。また、セカンダリプーリ22は、セカンダリプーリシリンダ室22dへ作用する油圧(セカンダリ圧)に応じてVベルト23を挟持する溝幅を可変制御する。
ベルト式無段変速部20の変速比及びVベルト23の接触摩擦力を制御する油圧制御回路は、ライン圧PLを制御するライン圧調整装置32と、プライマリプーリシリンダ室21dの油圧(以下、プライマリ圧)を制御するプライマリ圧調整装置33と、セカンダリプーリシリンダ室22dへの供給圧(以下、セカンダリ圧)を制御するセカンダリ圧調整装置34を主体に構成される。
プライマリ圧調整装置33はメカニカルフィードバック機構を構成するサーボリンク36に連結され、サーボリンク36の一端に連結されたステップモータ80によって駆動されるとともに、サーボリンク36の他端に連結したプライマリプーリ21の可動円錐盤(図示省略)から溝幅、つまり実変速比のフィードバックを受ける。
ライン圧制御系は、油圧ポンプ31からの圧油を調圧する2方リニアソレノイドバルブで構成されたライン圧調整装置32を有し、コントロールユニット40からの指令(例えば、デューティ信号など)に応じて運転状態に応じた所定のライン圧PLに調圧する。
ライン圧PLは、プライマリ圧を制御するプライマリ圧調整装置33と、セカンダリ圧を制御するソレノイドを備えたセカンダリ圧調整装置34にそれぞれ供給される。
プライマリプーリ21とセカンダリプーリ22の変速比は、コントロールユニット40からの変速指令信号に応じて駆動されるステップモータ80によって制御される。具体的には、ステップモータ80に応動するサーボリンク36の変位に応じてプライマリ圧調整装置33のスプール33aが駆動され、プライマリ圧調整装置33に供給されたライン圧PLが調整されてプライマリ圧をプライマリプーリ21へ供給し、溝幅が可変制御されて所定の変速比に設定される。
なお、プライマリ圧調整装置33は、スプール33aの変位によってプライマリプーリシリンダ室21dへの油圧の吸排を行って、ステップモータ80の駆動位置で指令された目標変速比となるようにプライマリ圧を調整し、実際に変速が終了するとサーボリンク36からの変位を受けてスプール33aを閉弁する。なお、プライマリ圧調整装置33を構成するスプール33aのロッドが、ストッパに当接した位置を原点位置として、この原点位置でベルト式無段変速部20の変速比は最も低い変速比となるように構成される。
ここで、コントロールユニット40は、プライマリプーリ21の回転速度を検出するプライマリプーリ速度センサ41からの信号と、セカンダリプーリ22の回転速度(または車速)を検出するセカンダリプーリ速度センサ42からの信号と、セレクトレバーに応動するインヒビタスイッチ43からのレンジ信号と、プライマリプーリのシリンダ室21dにかかるプライマリ圧を検出する油圧センサ44からの信号と、セカンダリプーリのシリンダ室22dにかかるセカンダリ圧を検出する油圧センサ45からの信号と、運転者が操作するアクセルペダルの操作量に応じた操作量センサ46からのストローク(または、スロットル弁の開度)からベルト式無段変速部20の油温を読み込んで変速比やVベルト23の接触摩擦力を可変制御する。
コントロールユニット40の通常の制御では、車速やアクセルペダルのストロークに応じて目標変速を決定し、ステップモータ80を駆動して実変速比を目標変速比へ向けて制御するとともに、入力トルクや変速比、油温、変速速度などに応じて、プライマリプーリ21とセカンダリプーリ22の推力(接触摩擦力)を制御するプーリ圧(油圧)の制御を行う。
次に図3を用いて、コントロールユニット40で実施される変速制御を説明する変速線図である。
図3は、縦軸にプライマリプーリ回転数Npを、横軸に車速Vspを示し、無段変速部20の変速線を示すものである。本発明を適用する無段変速部20は、例えば、オフロード走行用の発進時変速比(以下、オフロード発進時変速比という)i1とオンロード走行用の発進時変速比(以下、オンロード発進時変速比という)i2が異なるような複数の発進時変速比を備えた無段変速部である。
今、図3に示すようにオンロード発進時変速比i2をオフロード発進時変速比i1より小さく設定する(i1>i2)。オンロード走行時の最も低い変速比であるオンロード発進時変速比i2を選択した走行状態で停車しようとするとオンロード発進時変速比i2を維持したまま車速Vspが低下する(図中イ、ロ)。
通常、無段変速部20の変速比ipを変化させるためのステップモータ80の原点位置は、機械的に移動が不可能となる位置、例えば、前述のようにプライマリ圧調整装置33を構成するスプール33aのロッドが、ストッパに当接した位置で、可能な変速線のうち最も低い変速線、本実施形態の場合にはオフロード発進時変速比i1に対応した位置に設定されている。
したがって、オンロード発進時変速比i2に対応したステップモータ80の位置は、原点位置ではないため、極低速走行時などで無段変速部20の変速比ipが正確に読み取れず、制御系の応答が極端に変動してフィードバック制御ができない。このため、制御はフィードフォワード制御となり、変速制御を正確に行うことができない。
このような場合に本実施形態では、オンロード走行状態からの停止時に、オンロード発進時変速比i2でプライマリプーリ21の回転数Npが所定回転数Ntに達した場合に、所望のオンロード発進時変速比i2をステップモータの原点位置に対応したオフロード発進時変速比i1に切り換え(図3のハ)、車両を停止させる(ニ)。
一方、オンロード走行用発進時変速比i2を選択した状態からの発進時には、まず最も大きい変速比であるオフロード発進時変速比i1で発進し、プライマリプーリ21の回転数Npが所定回転数Ntに達した場合に、オフロード発進時変速比i1をオンロード発進時変速比i2に切り換える。
ここで、所定回転数Ntは、例えばフィードバック制御可能なプライマリプーリ回転数Npに設定する。
このような制御とすることで、車両の発進停車時にはステップモータ80が常に原点位置に戻っていることになり、前述のようなフィードバック制御が行えず、変速制御の精度が低下することを防止することができる。
図4は、車両減速走行時に所望のオンロード発進時変速比i2より大きいオフロード発進時変速比i1に変速するか否かを判定するフローチャートである。この制御はコントロールユニット40により所定間隔で実施される。
まず現在のベルト式無段変速部20の変速比(=プーリ比)ipを算出する。ステップS1で変速比ipの算出のため、プライマリプーリ21及びセカンダリプーリ22の回転数を検出する回転速度センサ41、42の出力値を読み込む。続くステップS2で回転速度センサ41、42の出力値から変速比ipを算出する。次にステップS3で算出した変速比ipがオンロード発進時変速比i2か否かを判定する。
判定条件が成立する場合には、ステップS4に進み、判定条件が不成立の場合、つまり算出した変速比ipがオンロード発進時変速比i2でない場合には、ステップS5に進み、現状の変速比ipを維持して制御を終える。
ステップS4において、読み込んだプライマリプーリ21の回転数Npが所定回転数Nt以下かどうか判定する。プライマリプーリ回転数Npが所定回転数Nt以下であればステップS6に進み、変速比ipをオフロード発進時変速比i1に変更し、車両を停車する。所定回転数Ntを越えていれば現状のオンロード発進時変速比i2を維持する。
なお車両発進時は、運転者がオンロード発進時変速比i2を選択した場合でもまず、オフロード発進時変速比i1で発進し、その後、所定回転数Ntに達したかどうかを判定し、達した場合にオンロード発進時変速比i2に切り換えるように制御する。
このように運転者がオンロード発進時変速比i2を選択した状態であっても、停止時または発進時には変速比をオフロード発進時変速比i1に変更する。これにより、車両停車時にステップモータ80が常に原点位置に戻っていることになり、変速制御の精度が低下することを防止できる。
しかしながら一方で、所定回転数Nt以下でオンロード発進時変速比i2より大きいオフロード発進時変速比i1を選択して走行することになるため、駆動力が大きくなり、発進時には運転者の予想以上の加速度で発進することになる。このような場合に本実施形態では、エンジン60の出力トルクを制限することで、前述の課題を克服する。
図5は、エンジン60の出力トルクの制限を説明する図である。
オンロード発進時変速比i2で減速してきた車両が、所定のプライマリプーリ21の回転数Ntに対応する車速に達するとオンロード発進時変速比i2がより大きい変速比であるオフロード発進時変速比i1に切り換わる(イ→ハ→ニ)。したがって、所望のオンロード発進時変速比i2より大きいオフロード発進時変速比i1を選択することに伴い、駆動力が増大する(図中ホ)。この駆動力の増大を抑制するため、エンジン60の出力トルクを低減し(へ)、意図しないような加速度での発進を防止して商品性を確保する。
次に運転者がオンロード発進時変速比i2を選択した状態で変速比ipをオフロード発進時変速比i1に変更する場合に行うエンジン60の出力トルクの制限について説明する。この制御は、コントロールユニット40により実施される。
図6に示すブロック図は、運転者がオンロード発進時変速比i2を選択した状態で変速比ipをオフロード発進時変速比i1に変更する場合のエンジン60の出力トルクの算出を説明する図である。
図7は、変速比ipとプライマリプーリ21の入力トルクの最大値との関係を説明する図である。
まず図7について説明すると、プライマリプーリ21に入力されるトルクは、ロックアップクラッチが締結されているか否かで異なる。ロックアップクラッチが非締結(ロックアップオフ)時の入力トルクが締結(ロックアップオン)時の入力トルクよりトルクコンバータのトルク増幅作用分だけ大きくなる。
ロックアップのオン/オフ状態で異なるオンロード発進時変速比i2でのプライマリプーリ21の最大入力トルクは、オフロード発進時変速比i1に応じて低減する。具体的には、例えばロックアップオン時の場合には、オンロード用発進時変速比i2でのプライマリプーリ21の最大トルクはT2(Nm)で、オフロード用発進時変速比i1での最大トルクはT2´(Nm)までエンジンの出力トルクを低減し、変速比が大きくなった分の駆動力の増大をエンジン60の出力トルクの制限により相殺する。ロックアップオフ時の場合も同様である。この低減したトルクは変速比の比(i1/i2)に応じて設定され、この低減したトルクをエンジン60の出力の換算する方法を図6を用いて説明する。
図6では、まず、図7で説明したプライマリプーリ21の最大入力トルクT1´、T2´に相当するディファレンシャルギアの最大入力トルク(トルク制限値)をロックアップ状態毎に入力する。なお、図中ロックアップをL/Uと示す。
ロックアップオフ時について説明をすると、入力したロックアップオフ時のディファレンシャルギアのトルク制限値をディファレンシャルギアの減速比ifで除算し、続いてセカンダリプーリ22軸上のイナーシャトルクを差し引いてトルク制限値をさらに補正する。
セカンダリプーリ22軸上のイナーシャトルクは、下式により算出される。
1.セカンダリプーリ22の回転数が上昇時(回転数変化量ΔOutREV>0)
イナーシャトルクs1=|ΔOutREV|×(−イナーシャ係数s1)
2.セカンダリプーリ22の回転数が下降時(回転数変化量ΔOutREV≦0)
イナーシャトルクs2=|ΔOutREV|×(−イナーシャ係数s2)
ここで、イナーシャ係数s1、s2は、駆動輪70から無段変速部20のセカンダリプーリ22までの駆動トルクが伝達される構成部材のイナーシャに応じて設定される定数である。
セカンダリプーリ22の回転数変化に応じていずれかのイナーシャトルクを補正したトルク制限値から減算する。
さらにオフロード発進時変速比i1で除算し、次にインヒビタスイッチ43の出力信号を読み込んで、車両が前進状態か後退状態かを判定する。後退状態である場合には後退ギア比irで、補正されたトルク制限値を除算し、前進状態である場合には補正されたトルク制限値を維持する。
このように設定されたトルク制限値を、トルクコンバータ50のトルク比tで除算して補正する。
次にロックアップクラッチの締結状態を表す制御信号を読み込み、制御信号に基づいてロックアップオン状態に基づくトルク制限値かロックアップオフ状態に基づくトルク制限値かを選択する。
ここでロックアップオン状態に基づくトルク制限値は、これまで説明してきたロックアップオフ時に基づくトルク制限値に対して、ロックアップオン時のプライマリプーリ21の最大入力トルクに相当したディファレンシャルギアの最大入力トルク(トルク制限値)を入力として、減速比、セカンダリプーリ22軸上のイナーシャ及びオフロード発進時変速比i1で補正されたトルク制限値である。
ロックアップ状態に応じて選択されたトルク制限値をさらに油圧ポンプ31のロストルクで補正する。具体的には、油圧ポンプ31のロストルク分をトルク制限値に加算する。続いて、トルク制限値をプライマリプーリ21の軸上のイナーシャトルクで補正する。このイナーシャトルクは前述のセカンダリプーリ22軸上のイナーシャトルクと同様にして下式で算出され、設定されたイナーシャトルク分をトルク制限値から減算する。
プライマリプーリ21軸上のイナーシャトルクは、下式により算出される。
1.プライマリプーリ21の回転数が上昇時(回転数変化量ΔInpREV>0)
イナーシャトルクs1=|ΔInpREV|×(−イナーシャ係数s3)
2.プライマリプーリ21の回転数が下降時(回転数変化量ΔInpREV≦0)
イナーシャトルクs2=|ΔInpREV|×(−イナーシャ係数s4)
ここで、イナーシャ係数s3、s4は、駆動輪70から無段変速部20のプライマリプーリ21までの駆動トルクが伝達される構成部材のイナーシャに応じて設定される定数である。
次に、このようにして補正したトルク制限値の変化量が所定範囲内にあるようにフィルタを掛け、さらに他の要件に基づくトルク制限値とを比較して小さい方を選択する。
このようにして設定したディファレンシャルギアでのトルク制限値に対応したエンジン60の出力トルクとなるようにコントロールユニット40がエンジン60の出力トルクを制御する。
以上、説明したように本発明は、Vベルトの接触プーリ幅が油圧に基づいて可変制御されるプライマリ側とセカンダリ側の一対の可変プーリを備えた無段変速機と、前記可変プーリへ油圧を供給する変速制御弁と、前記目標変速比に応じて変速制御弁を駆動し、前記無段変速機の変速比が最Loとなる位置を原点位置としたアクチュエータと、このアクチュエータを介して変速比を制御する制御手段と、を備えた車両の制御装置において、前記無段変速機のシフトレバーの位置を検出するシフトレバー位置検出手段と、前記プライマリ側のプーリの回転数を検出するプライマリプーリ回転数検出手段とを備え、前記無段変速機は、前記最Loに相当する第1の変速比と、第1の変速比より小さい第2の変速比とを発進時の変速比として選択可能であり、前記制御手段は、前記無段変速機のシフトレバーの位置が前記第2の変速比を選択する位置にある場合に、車両減速時には前記プライマリ側のプーリの回転数が所定回転数まで低下したときに前記第2の変速比を前記第1の変速比に切換え、車両発進時には前記プライマリプーリの回転数が所定回転数まで上昇したときに前記第1の変速比を前記第2の変速比に切換えるように前記アクチュエータを制御することを特徴とする車両の制御装置であり、プライマリプーリの回転数が所定回転数以下の場合には、変速比が第2の変速比を選択している場合でもアクチュエータが原点位置となる第1の変速比に切換えるようにしたので、発進時の変速制御を精度よく行うことができる。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内でさまざまな変更がなしうることは明白である。
本発明による車両用ベルト式無段変速システムを示す概略構成図である。 ベルト式無段変速部の変速機構の詳細を説明する図である。 変速制御を説明する変速線図である。 所望の変速比i2より低い変速比i1に変速するか否かを判定するフローチャートである。 エンジンの出力トルクの制限を説明する図である。 プライマリプーリの入力トルクをエンジンの出力トルクに換算する方法を説明するブロック図である。 変速比ipとプライマリプーリの入力トルクの最大値との関係を説明する図である。
符号の説明
1 車両用ベルト式無段変速システム
10 クラッチ部
20 ベルト式無段変速部
21 プライマリプーリ
21d シリンダ室
22 セカンダリプーリ
22d シリンダ室
23 Vベルト
30 油圧調整部
31 油圧ポンプ
32 ライン圧調整装置
33 プライマリ圧調整装置
33a スプール
34 セカンダリ圧調整装置
36 サーボリンク
40 コントロールユニット
41、42 回転速度センサ
50 トルクコンバータ
60 エンジン
70 駆動輪
80 ステップモータ

Claims (3)

  1. Vベルトの接触プーリ幅が油圧に基づいて可変制御されるプライマリ側とセカンダリ側の一対の可変プーリを備えた無段変速機と、前記可変プーリへ油圧を供給する変速制御弁と、前記目標変速比に応じて変速制御弁を駆動し、前記無段変速機の変速比が最Loとなる位置を原点位置としたアクチュエータと、このアクチュエータを介して変速比を制御する制御手段と、を備えた車両の制御装置において、
    前記無段変速機のシフトレバーの位置を検出するシフトレバー位置検出手段と、
    前記プライマリ側のプーリの回転数を検出するプライマリプーリ回転数検出手段とを備え、
    前記無段変速機は、前記最Loに相当する第1の変速比と、第1の変速比より小さい第2の変速比とを発進時の変速比として選択可能であり、
    前記制御手段は、前記無段変速機のシフトレバーの位置が前記第2の変速比を選択する位置にある場合に、車両減速時には前記プライマリ側のプーリの回転数が所定回転数まで低下したときに前記第2の変速比を前記第1の変速比に切換え、車両発進時には前記プライマリプーリの回転数が所定回転数まで上昇したときに前記第1の変速比を前記第2の変速比に切換えるように前記アクチュエータを制御することを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記無段変速機にトルクを伝達するエンジンを備え、
    前記制御手段は、前記無段変速機のシフトレバーの位置が前記第2の変速比を選択する位置にある場合の車両発進時に、前記プライマリプーリの回転数が前記所定回転数に上昇するまで、前記第1の変速比での走行時の前記エンジンの出力トルクを低減することを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の変速比での走行時の駆動力が前記第2の変速比の駆動力と等しくなるように、前記第1の変速比と前記第2の変速比の比に応じて前記エンジンの出力トルクを低減することを特徴とする請求項2に記載の車両の制御装置。
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