JP2007209078A - 車両用交流発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】雑音防止コンデンサの発熱量が抑制されて雑音防止コンデンサの寿命が長くなる等の車両用交流発電機を得る。
【解決手段】この発明に係る車両用交流発電機では、ケースと、このケース内に設けられシャフトに固定された回転子と、この回転子を囲むようにして設けられ回転子からの回転磁界により交流が生じる固定子と、前記シャフトの端部に設けられ前記固定子で生じる前記交流を直流に整流する整流器14と、この整流器14のプラス側とマイナス側との間に接続され整流器14で直流に整流される際に生じるノイズを吸収する雑音防止コンデンサ55とを備えた車両用交流発電機において、雑音防止コンデンサ55と直列に雑音防止コンデンサ55に流れる電流を抑制するカーボン抵抗56が接続されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、固定子で生じた交流を直流に整流する整流器を備えた車両用交流発電機に関するものである。
従来の車両用交流発電機として、ケース内に設けられシャフトに固定されている回転子と、この回転子を囲むようにして設けられ回転子からの回転磁界により交流が生じる固定子と、前記シャフトの端部側に設けられ前記固定子で生じる前記交流を直流に整流する整流器と、この整流器のプラス側とマイナス側との間に設けられ整流器で直流に整流される際に生じる、ラジオ電波に悪影響を与える高周波のノイズを吸収する雑音防止コンデンサとを備えた車両用交流発電機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公昭58−43423号公報
上述した車両用交流発電機では、整流器において整流リップル電圧が生じるために、雑音防止コンデンサには電流が流れ、雑音防止コンデンサの発熱により雑音防止コンデンサの寿命が短くなってしまうという問題点があった。
また、近年、車両用交流発電機の発電容量が大きくなっており、バッテリと車両用交流発電機との間の接続配線のインピーダンスも小さくなっている。そのため、例えば、最後にバッテリのマイナス端子と車体からのマイナスケーブルとを接続して、車両用交流発電機とバッテリとを電気的に接続する際に、雑音防止コンデンサに突入電流が流れ、バッテリのマイナス端子とマイナスケーブルの先端部との間で火花が発生し、バッテリのマイナス端子を劣化させるという問題点もあった。
さらに、雑音防止コンデンサにより、整流時の急峻な転流サージ電圧を抑制することができるものの、新たに車載電気機器に悪影響を与える振動波形が生じてしまうという問題点もあった。
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、雑音防止コンデンサの発熱量が抑制されて雑音防止コンデンサの寿命が長くなるとともに、車両用交流発電機とバッテリとを電気的に接続する際の雑音防止コンデンサへの突入電流を低減してバッテリの端子に生じる火花の発生を抑制し、また振動波形を抑制することができる車両用交流発電機を得ることを目的とするものである。
この発明に係る交流発電機では、ケースと、このケース内に設けられシャフトに固定された回転子と、この回転子を囲むようにして設けられ回転子からの回転磁界により交流が生じる固定子と、前記シャフトの端部に設けられ前記固定子で生じる前記交流を直流に整流する整流器と、この整流器のプラス側とマイナス側との間に接続され整流器で直流に整流される際に生じるノイズを吸収する雑音防止コンデンサとを備えた車両用交流発電機において、前記雑音防止コンデンサと直列に前記雑音防止コンデンサに流れる電流を抑制する抵抗手段が接続されている。
この発明に係る交流発電機によれば、雑音防止コンデンサの発熱量が抑制されて雑音防止コンデンサの寿命が長くなるとともに、車両用交流発電機とバッテリとを電気的に接続する際の雑音防止コンデンサへの突入電流を低減してバッテリの端子に生じる火花の発生を抑制し、また振動波形を抑制することができる。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の車両用交流発電機(以下、交流発電機と略称する)を示す側断面図、図2は図1の交流発電機の電気回路図である。
この交流発電機では、アルミニウム製のフロントブラケット1及びリヤブラケット2から構成されたケース3内に、一端部にプーリ4が固定されたシャフト5が回転自在に設けられている。このシャフト5にはランドル型の回転子6が固定されている。回転子6の外周には回転子6を囲むようにして固定子9がケース3の内壁面に固定されている。
シャフト5の他端部には、回転子6に電流を供給するスリップリング10が固定されている。このスリップリング10の表面には、ブラシホルダ12内に収納された一対のブラシ11が摺接するようになっている。
ブラシホルダ12には、固定子9で生じる交流電圧の大きさを調整する電圧調整器13が固定されている。また、リヤブラケット2内には、固定子9に電気的に接続され交流を直流に整流する整流器14が設けられている。
フロントブラケット1には、内径側に複数の吸入孔1aが形成され、外径側に複数の排出孔1bが形成されている。リヤブラケット2には、内径側に複数の吸入孔2aが形成され、外径側に複数の排出孔2bが形成されている。
上記回転子6は、電流を流して磁束を発生する回転子コイル15と、この回転子コイル15を覆って設けられたポールコアと、プーリ4側のポールコアの端面に固定されたフロント側ファン7と、反プーリ4側のポールコアの端面に固定されたリヤ側ファン8とを備えている。このポールコアは、磁束によりN極、S極に着磁されるフロント側ポールコア体16及びリヤ側ポールコア体17を備えている。フロント側ポールコア体16及びリヤ側ポールコア体17は、それぞれ爪形状で互いに噛み合ったフロント側爪状磁極18、リヤ側爪状磁極19を有している。
上記固定子9は、回転子6からの回転磁界が通る固定子コア20と、この固定子コア20の内径側に設けられた固定子コイル21とを備えている。鋼板を積層して構成された固定子コア20の内径側には、軸線方向に延びて形成されたスロットが全周にわたって等分間隔で複数設けられている。
固定子コイル21は、図2に示すように、3つの巻線部50が3相Y形結線された二つの3相交流巻線により構成され、二つの3相交流巻線には位相差が与えられている。
上記整流器14は、馬蹄形をしたアルミニウム製の第1のヒートシンク30と、この第1のヒートシンク30の表面上に周方向に間隔をおいて配置された直方体形状の第1の一方向性通電素子体31と、この第1のヒートシンク30の径方向の外側に配置され馬蹄形をしたアルミニウム製の第2のヒートシンク32と、この第2のヒートシンク30上に周方向に間隔をおいて配置された直方体形状の第2の一方向性通電素子体33と、この第2の一方向性通電素子体33を覆って設けられ馬蹄形をしたサーキットボード34とを備えている。
アルミニウム製の第1のヒートシンク30の裏面上には複数の放熱性フィン30aが放射状に形成されている。第1の一方向性通電素子体31は、ダイオードが絶縁性樹脂によりインサートモールド成形で形成されている。
アルミニウム製の第2のヒートシンク32の裏面の一部はリヤブラケット2と面接触している。第2の一方向性通電素子体33は、ダイオードが絶縁性樹脂によりインサートモールド成形で形成されている。
サーキットボード34は、複数のターミナル35がインサートモールド成形されて形成されている。このターミナル35により、第1の一方向性通電素子体31と第2の一方向性通電素子体33とはブリッジ回路を構成するように接続されている。また、ターミナル35により、固定子コイル21と整流器14は接続されている。
図3は図1の要部拡大断面図であり、リヤブラケット2の内壁面には、ブラシホルダ12のフランジ51がねじ52により固定されている。この樹脂製のフランジ51には、鉄製の接続配線53が埋設されている。この接続配線53の一端部は、ねじ52と電気的に接続されている。接続配線53の他端部は、バッテリ54及び電圧調整器13と電気的に接続されている。接続配線53には、雑音防止コンデンサ55及び抵抗手段であるカーボン抵抗56が直列に介在している。雑音防止コンデンサ55は、静電容量が0.5〜3.5μFの値のものであり、整流器14で直流に整流される際に生じる、ラジオ電波に悪影響を与える高周波のノイズを吸収する機能を有している。
カーボン抵抗56は、静電容量が上限値3.5μF以上の値でもノイズの吸収機能の点で問題はないが、高コスト及び容積の増大を避けるために、3.5μFを定めている。
なお、図2の符号57は、電気負荷を示している。
上記構成の車両用交流発電機では、バッテリ54からブラシ11、スリップリング10を通じて回転子コイル15に電流が供給されて磁束が発生し、爪状磁極18、19には、それぞれN極、S極が生じる。
一方、エンジンによってプーリ4は駆動され、シャフト5によって回転子6が回転するため、固定子コア20には回転磁界が与えられ、固定子コイル21には起電力が生じる。
この交流の起電力は、回転子6に流れる電流を調整する電圧調整器13によりその大きさが調整される。また、この交流の起電力により生じる交流は、整流器14を通って直流に整流されて、バッテリ54に充電される。
回転子6の端面に固定されたリヤ側ファン8の回転により、リヤブラケット2側においては、外気は、吸入孔2aを通じて吸い込まれ、図1中の矢印Aで示されるように、整流器14を冷却し、その後端子側接続部40、固定子コイル21のコイルエンドを冷却した後、排出孔2bから外部に排出される。また、図1中の矢印Bで示されるように、外気は、電圧調整器13を冷却し、その後固定子コイル21を冷却した後、排出孔1bから外部に排出される。
また、図1中の矢印C、Dで示されるように、フロントブラケット1側においては、外気は、吸入孔1aを通じて吸い込まれた後フロント側ファン7により遠心方向に曲げられて固定子コイル21のコイルエンドを冷却し、排出孔1bから外部に排出される。
上記実施の形態による交流発電機では、整流器14で整流された出力電圧は、変動があり、特に高周波成分を雑音防止コンデンサ55は吸収するが、そのために雑音防止コンデンサ55には交流電流が流れる。この雑音防止コンデンサ55は、誘電体であり、誘電正接で表される損失を生じて発熱する。
しかしながら、この交流発電機は、雑音防止コンデンサ55と直列にカーボン抵抗56が接続されているので、雑音防止コンデンサ55に流れる電流量は低減され、雑音防止コンデンサ55での発熱量は抑制される。
また、例えば、バッテリ54のプラス端子と交流発電機とを接続した後、バッテリ54のマイナス端子と車体(図示せず)からのマイナスケーブル(図示せず)とを接続して、交流発電機とバッテリ54とを電気的に接続した際、バッテリ54から接続配線53を通じて雑音防止コンデンサ55に充電される。この時の充電電流は、雑音防止コンデンサ55と直列に接続されたカーボン抵抗56により、電流量が制限されるので、バッテリ54のマイナス端子とマイナスケーブルの先端部との間での火花の発生が抑制され、バッテリ54のマイナス端子の劣化が低減される。
また、発熱体であるカーボン抵抗56は、騒音防止コンデンサ55のマイナス側で、アースされたリヤブラケット2の近傍に設けたので、カーボン抵抗56で生じた多くの熱はリヤブラケット2を通じて外部に放出される。
また、リヤブラケット2の内壁面に、予めカーボン抵抗56及び雑音防止コンデンサ55が固定されたブラシホルダ12のフランジ51をねじ52により固定することで、簡単にカーボン抵抗56及び雑音防止コンデンサ55はケース3内に取り付けられる。
ところで、本願発明者は、実施の形態1の交流発電機における、整流後の直流電圧を実験により求めた。
図4〜図11に示した図は、そのときの実験結果の一例を示す図である。
横軸は時間で縦軸は整流後の電圧を示す。電圧がゼロを跨ぐように表示されているのは、オシロスコープのACモードで測定したものであり、直流成分がカットされているためである。
この実験結果の例は、交流発電機の回転数が5,000r/minの条件下で行ったときのデータである。
図4は雑音防止コンデンサ55及びカーボン抵抗56が無い例を示している。
図5〜図11は全て雑音防止コンデンサ55の静電容量Cが2.83μFでの例であり、それぞれ図5ではカーボン抵抗56の値が無い場合、図6〜図11ではカーボン抵抗56の抵抗値Rが0.1Ω、0.2Ω、0.5Ω、0.7Ω、1.0Ω及び10.0Ωの場合を示している。
図4から分かるように、雑音防止コンデンサ55が無い場合には、急峻なサージ電圧が生じている。これに対して、図5に示すように、雑音防止コンデンサ55を設けることで急峻なサージ電圧は生じないものの、振動波形が生じてしまうことが分かる。
図6以後の各図7〜図11では、カーボン抵抗56の抵抗値Rが段階的に大きくなっているが、値の増加に従って振動波形の大きさが小さくなるものの、抵抗値Rが10.0Ωの場合、再び値が低いものの急峻なサージ電圧が生じる。抵抗値Rの値が10.0Ωよりも大きくなると、そのサージ電圧の値も大きくなり、ラジオ電波に悪影響を与える高周波のノイズになってしまうことが分かった。
本願発明者は、2,000r/min、10,000r/min、15,000r/min及び18,000r/minと交流発電機の回転数を変えて同様の実験を行ったが、回転数が5,000r/minの場合と同様の実験結果が得られた。
また、雑音防止コンデンサ55の静電容量Cについても、0.5μFにおいて急峻なサージ電圧の発生が抑制されることも確かめられた。
実施の形態2.
図12はこの発明の実施の形態2の交流発電機の要部断面図である。
この実施の形態では、接続配線53Aは、実施の形態1の接続配線53と比較して、コンデンサ55とねじ52との間で、抵抗手段である断面積が小さい断面縮小部61を有している点、及びカーボン抵抗56が削除されている点が実施の形態1の交流発電機と異なる。
他の構成は実施の形態1と同じである。
この交流発電機では、実施の形態1の交流発電機と同様の効果を有しているとともに、接続配線53Aの断面縮小部61が、実施の形態1のカーボン抵抗56として作用しており、カーボン抵抗56が不要となり、わざわざカーボン抵抗56用のスペースを確保する必要性がないという効果もある。
実施の形態3.
図13はこの発明の実施の形態3の交流発電機の要部断面図である。
この実施の形態では、接続配線53のねじ52側の端部でリヤブラケット2の内壁面に当接した面には、抵抗手段である抵抗皮膜58が形成されている。
他の構成は実施の形態1と同じである。
この交流発電機では、実施の形態1の交流発電機と同様の効果を有するとともに、接続配線53の端部に形成された抵抗皮膜58が実施の形態1のカーボン抵抗56として作用しており、カーボン抵抗56が不要となり、わざわざカーボン抵抗56用のスペースを確保する必要性がないという効果もある。
実施の形態4.
図14はこの発明の実施の形態4の交流発電機の要部断面図である。
この実施の形態では、接続配線53のねじ52側の端部とリヤブラケット2の内壁面との間に、ねじ52に挿入された抵抗手段である、リング状のカーボン抵抗59が介在している。
他の構成は実施の形態1と同じである。
この交流発電機では、実施の形態1の交流発電機と同様の効果を有するとともに、リング状のカーボン抵抗59がねじ52に挿入されることで、簡単に、かつ確実に騒音防止コンデンサ55と直列に接続されるという効果もある。
実施の形態5.
図15はこの発明の実施の形態5の交流発電機の要部斜視図である。
この実施の形態では、騒音防止コンデンサ55の両面からターミナル金具60が導出している。このターミナル金具60は、接続配線53とねじ52により面接触して固着されるが、抵抗手段であるターミナル金具60の接触面には抵抗皮膜が形成されている。
他の構成は実施の形態1と同じである。
この交流発電機では、実施の形態1の交流発電機と同様の効果を有するとともに、ターミナル金具60がねじ52を用いて接続配線53に固着されることで、簡単に、かつ確実に騒音防止コンデンサ55と直列に接続されるという効果もある。
実施の形態6.
上記の各実施の形態では、雑音防止コンデンサ55に抵抗手段が直列に接続された例について説明したが、この実施の形態では、雑音防止コンデンサ自身、等価抵抗値が0.2〜10Ωの値を有する雑音防止コンデンサが、整流器14のプラス側とマイナス側との間に接続されており、抵抗手段は備えていない。なお、この雑音防止コンデンサの静電容量の値についても、実施の形態1〜5と同様に、ラジオノイズを吸収し、またコスト、大きさの点から0.5〜3.5μFの値が適正値である。
なお、上記の各実施の形態で説明した抵抗手段以外にも、例えば半田に抵抗粉末を混入させたろう材を用いて、接続配線53と騒音防止コンデンサ55とを溶接することで、この溶接部を抵抗手段としてもよいし、ニクロム線を用いたもの、半導体抵抗を用いたものであってもよい。
この発明の実施の形態1の車両用交流発電機を示す側断面図である。 図1の車両用交流発電機の電気回路図である。 図1の要部拡大断面図である。 本願発明者が実験により求めた整流後の直流電圧の波形図である。 本願発明者が実験により求めた整流後の直流電圧の波形図である。 本願発明者が実験により求めた整流後の直流電圧の波形図である。 本願発明者が実験により求めた整流後の直流電圧の波形図である。 本願発明者が実験により求めた整流後の直流電圧の波形図である。 本願発明者が実験により求めた整流後の直流電圧の波形図である。 本願発明者が実験により求めた整流後の直流電圧の波形図である。 本願発明者が実験により求めた整流後の直流電圧の波形図である。 この発明の実施の形態2の車両用交流発電機の要部断面図である。 この発明の実施の形態3の車両用交流発電機の要部断面図である。 この発明の実施の形態4の車両用交流発電機の要部断面図である。 この発明の実施の形態5の車両用交流発電機の要部断面図である。
符号の説明
1 フロントブラケット、2 リヤブラケット、3 ケース、6 回転子、9 固定子、14 整流器、53 接続配線、55 雑音防止コンデンサ、56,59 カーボン抵抗(抵抗手段)、58 抵抗皮膜(抵抗手段)、60 ターミナル金具(抵抗手段)、61 断面縮小部(抵抗手段)。

Claims (10)

  1. ケースと、このケース内に設けられシャフトに固定された回転子と、この回転子を囲むようにして設けられ回転子からの回転磁界により交流が生じる固定子と、前記シャフトの端部に設けられ前記固定子で生じる前記交流を直流に整流する整流器と、この整流器のプラス側とマイナス側との間に接続され整流器で直流に整流される際に生じるノイズを吸収する雑音防止コンデンサとを備えた車両用交流発電機において、
    前記雑音防止コンデンサと直列に前記雑音防止コンデンサに流れる電流を抑制する抵抗手段が接続されていることを特徴とする車両用交流発電機。
  2. 前記雑音防止コンデンサは、前記ケース内に設けられている請求項1に記載の車両用交流発電機。
  3. 前記抵抗手段は、前記雑音防止コンデンサのマイナス側に設けられている請求項1または2に記載の車両用交流発電機。
  4. 前記抵抗手段は、前記雑音防止コンデンサと接続された接続配線の一部に形成され断面積が縮小された断面縮小部である請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用交流発電機。
  5. 前記抵抗手段は、前記雑音防止コンデンサと接続された接続配線の一端部に形成された抵抗皮膜であり、この抵抗皮膜は前記ケースと面接触している請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用交流発電機。
  6. 前記抵抗手段は、前記雑音防止コンデンサと接続された接続配線の一端と前記ケースとの間に挟まれた抵抗体である請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用交流発電機。
  7. 前記抵抗手段は、前記雑音防止コンデンサと接続され表面に抵抗皮膜が形成されたターミナル金具である請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用交流発電機。
  8. 前記雑音防止コンデンサの静電容量は、0.5〜3.5μFである請求項1〜7の何れか1項に記載の車両用交流発電機。
  9. 前記抵抗手段の抵抗値は、0.2〜10Ωである請求項1〜8の何れか1項に記載の車両用交流発電機。
  10. ケースと、このケース内に設けられシャフトに固定された回転子と、この回転子を囲むようにして設けられ回転子からの回転磁界により交流が生じる固定子と、前記シャフトの端部に設けられ前記固定子で生じる前記交流を直流に整流する整流器と、この整流器のプラス側とマイナス側との間に接続され整流器で直流に整流される際に生じるノイズを吸収する雑音防止コンデンサとを備えた車両用交流発電機において、
    前記雑音防止コンデンサの等価抵抗値は、0.2〜10Ωであることを特徴とする車両用交流発電機。
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