JP2007208380A - Dcオフセット補正装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】直交変調を直接RF変調方式により実行する無線通信装置において、無変調信号を送信するときでも、DCオフセットの補正を正しく実行可能なDCオフセット補正手段を提供する。
【解決手段】DCオフセット補正装置を、特定の位相の無変調信号を変調器から出力させるための値を設定する固定値設定部と、主信号と固定値設定部に設定された値を切替出力する無変調信号切替部と、固定値設定部に設定する値を順次変化させることにより変調器から出力させる無変調信号の特定の位相を順次変化させ、位相が順次変化された無変調信号から生成されたフィードバック信号データに基づいてDCオフセット補正部が入力信号に加えるDCオフセット補正値を演算するDCオフセット補正制御部から構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置において、直交変調器等により生じるDC成分を補正する装置及び方法に関する。
近年、無線通信装置において、周波数の有効利用等のため、互いに直交する2つの搬送波信号と入力信号(IチャネルとQチャネル)との積和として被変調信号を生成する直交変調が用いられるようになってきている。また、中間周波数の段階を経ることなく、ベースバンド信号から直接RF信号に変調する直接RF変調方式も、送信部の小型化等のため採用されている。
このような直交変調を直接RF変調方式で実施する無線通信装置においては、D/Aコンバータや変調器において直流成分(DCオフセット)が発生し、キャリアリーク(ローカルリーク)が外部に出力されることが知られている。このローカルリークは、不要波となるので、品質のよい通信を実現するためには、ローカルリークを低減しなくてはならない。このローカルリークを低減するためには、変調器等において生じるDCオフセットをキャンセルするようなオフセット電圧を与える機能を実現するDCオフセット補正回路が必要である。変調器等のDCオフセット量は温度や入力されるI、Q信号の振幅に依存して変化するため、無線通信装置の運用時にもDCオフセット補正回路のパラメータを更新して適応的にDCオフセットをキャンセルすることが望ましい。そこで、無線通信装置に設けられたCPUが参照信号データまたはフィードバック信号データを使って直流成分を算出して、DCオフセット補正回路のパラメータを適応的に更新することにより温度やIQ振幅値が変化してもローカルリークを低減させる装置が実現されている。
従来のDCオフセットの補正方法としては、2つの方法が知られている。
一つの方法は、送信信号を無線通信装置内のフィードバックループで受信し、このフィードバック信号のみでDCオフセット成分を抽出し,抽出されたDCオフセット成分に基づいて送信部でDCオフセットを補正する方法である。この方法による補正は、フィードバック型DCオフセット補正またはフィードバック信号積分型DCオフセット補正と呼ばれている。
もう一つの方法は、上記フィードバック信号と送信信号の差分からDCオフセット成分を抽出し,送信部で補正する方法である。この方法による補正は、参照信号型DCオフセット補正または信号比較型DCオフセット補正と呼ばれている。
図6は、DCオフセット補正機能を有する、直接RF変調による無線通信装置の送信部の構成例を示すものである。図6には、上述の2つの補正方法に対応した構成を併せて記載している。また、Iチャネルの信号とQチャネルの信号の経路は、まとめて記載してある。
図6に示す構成例によれば、送信部に入力された送信信号はDCオフセット補正部(10)に入力されるとともに、参照信号型DCオフセット補正を採用した場合は参照信号(Ref信号)として遅延回路(91)を介してメモリ回路2(90)に格納される。DCオフセット補正部(10)においては、そこに入力された送信信号に対して、メモリ回路1(80)あるいはメモリ回路1(80)とメモリ回路2(90)に格納されたデータに基づいたCPU(60)によるDCオフセット補正制御により、DCオフセットの補正処理が行われる。DCオフセットの補正処理が行われた送信信号は、DA変換器(20)に入力され、DA変換器(20)でデジタル信号からアナログ信号に変換され、直交変調器(30)に入力される。直交変調器(30)は、アナログ信号に変換された送信信号と第1ローカル発振器(51)の出力であるRF帯のキャリア信号から変調波を生成し、主増幅器(40)に出力する。主増幅器(40)は該変調波を増幅する。増幅された変調波は、外部に出力されるとともに、送信部内にフィードバックされ、ミキサ(31)の一方の入力に入力される。
ミキサ(31)のもう一方の入力には第2ローカル発振器(52)の出力が入力され、ミキサ(31)の出力は、変調波をベースバンド信号に変換したものになる。該ベースバンド信号はAD変換器(120)でアナログ信号からデジタル信号に変換される。該デジタル信号は、CPU(60)により位相調整可能な数値制御発振器(70)の出力とともに復調器(130)に入力されて復調され、フィードバック信号データとしてメモリ回路1(80)に格納される。
フィードバック型DCオフセット補正方法では、CPU(60)がメモリ回路1(80)に格納されたフィードバック信号データを順次読み出して積分し、積分値に基づいてDCオフセットのベクトル方向を推測してその逆方向に任意振幅をとるようなパラメータをDCオフセット補正部(10)に設定することによりDCオフセットをキャンセルする。
参照信号型DCオフセット補正方法においては、主増幅器(40)の出力をフィードバック経路を介してベースバンドのIQ信号に復調したフィードバック信号と、変調前のベースバンド信号である参照信号を使用する。フィードバック信号から参照信号を減算し、送信信号のDCオフセット成分のみを取り出した誤差信号を用いて、逆位相のパラメータを算出してDCオフセット補正部(10)のパラメータを更新することによりDCオフセットの除去を行う。この動作の前には、正しく誤差信号を計算するために数値制御発振器(70)の位相を調整し、フィードバック信号と参照信号の位相調整動作を行い、参照信号とフィードバック信号の信号点位相を合わせる必要がある。
上述のDCオフセット補正方法については、下記特許文献1にその詳細が記載されている。
ここで、これらのDCオフセット補正は、変調周波数に現れるキャリア成分を補正するために行うが、送信装置では、装置の試験の一環として周波数確認用にCW信号(無変調信号)を送出する場合がある。
この試験用CW信号を送信する際、変調周波数と同じ周波数で送信し試験をするときには、上記フィードバック型DCオフセット補正の場合では、フィードバック信号に現れるDCオフセット成分とCW信号成分との区別がつかずDCオフセット補正がうまくいかない。
図7は、上述の場合をIQ平面上の信号ベクトルを用いて説明するものである。
図7に示すように、本来補正して“0”にしたいDCオフセットベクトルと本来送信したいベクトル成分であるCW信号ベクトルのベクトル和が送信信号ベクトルとなる。そして、フィードバック型DCオフセット補正では、この送信信号ベクトルを補正しようとしてしまう。
また、上記参照信号型DCオフセット補正の場合では、DCオフセット成分の影響が大きい場合には、正しい補正値を求めることができない。上述のように、フィードバックループ内の数値制御発振器(70)の位相調整を実施するため、DCオフセット成分の位相にあわせてしまい、正しい位相を求めることができないからである。
図8A及び図8Bは、上述の状況を示す図である。図8Aは、DCオフセット成分が小さい場合を示す図である。図8Aに示すように、点線で示したCW信号ベクトルはフィードバック信号ベクトルと一致している。したがって、この場合には、位相調整でフィードバック信号の位相を参照信号に合わせることにより、DCオフセットを正しく算出することができる。
図8Bは、DCオフセット成分が大きい場合を示す図である。図8Bに示すように、点線で示すCW信号ベクトルはフィードバック信号ベクトルとキャリアリーク成分であるDCオフセットベクトルの差になっている。したがって、この場合には位相調整で間違った位相を算出してしまい、正しいDCオフセットを算出することができない。
国際公開番号WO2005/025168 A1公報
そこで、本発明の解決しようとする課題は、無変調信号を送信するときでも、DCオフセットの補正を正しく実行可能なDCオフセット補正手段を提供することである。
上記の問題を解決するために、本発明によれば、直交変調を直接RF変調方式により実行する無線通信装置において、無変調信号を送信する場合に、順次位相を変化させて前記無変調信号を送信し、位相を変化させられて送信される無変調信号のフィードバック信号を積分し、積分されたフィードバック信号の積分値によりDCオフセット補正を行う。
そのために、本発明によれば、特定の位相の無変調信号を変調器から出力させるための値を設定する固定値設定部と、主信号と固定値設定部に設定された値を切替出力する無変調信号切替部と、固定値設定部に設定する値を順次変化させることにより変調器から出力させる無変調信号の特定の位相を順次変化させ、位相が順次変化された無変調信号から生成されたフィードバック信号データの加算値に基づいてDCオフセット補正部が入力信号に加えるDCオフセット補正値を演算するDCオフセット補正制御部とを備えたDCオフセット補正装置が提供される。
本発明によれば、無変調信号のベクトルは互いにキャンセルされ、DCオフセット成分だけのベクトルを求めることができる。したがって、このベクトルの値を用いることにより、DCオフセットの補正を正しく実行することが可能である。
図1は、本発明による無線通信装置の送信部の第1の構成例を示すものである。図6に示した従来例のものに対して、無変調信号切替部(151,152)とIチャネル振幅値設定部(141)及びQチャネル振幅値設定部(142)が加わっており、また、Iチャネル用とQチャネル用の部分を分けて記載している点が異なる。参照信号型DCオフセット補正を行う部分は、本発明と関連しないので記載されていない。
後の説明から明らかなとおり、Iチャネル振幅値設定部(141)とQチャネル振幅値設定部(142)は本発明の固定値設定部に対応し、CPU(60)はDCオフセット補正制御部に対応する。
以下、図1に示した構成例の動作について説明する。
Iチャネル及びBチャネルの主信号が送出される場合の動作は、図6に示した場合と同様である。
無変調信号を送出する場合には、無変調信号切替部(151,152)がそれぞれIチャネル振幅値設定部(141)とQチャネル振幅値設定部(142)側に切り替わる。すると、それぞれの振幅値の比に応じた位相の無変調キャリア周波数信号が直交変調器(30)で生成され、ある位相の無変調信号が主増幅器(40)から送出される。
CPU(60)はIチャネル振幅値設定部(141)とQチャネル振幅値設定部(142)の設定値を順次変化させる。当業者には明らかなとおり、Iチャネル振幅値設定部(141)とQチャネル振幅値設定部(142)の設定値を順次変化させることで主増幅部(40)から送出される無変調信号の位相を順次変化させることができる。そして、ある位相の無変調信号のフィードバック信号データをフィードバック信号Iチャネル用メモリ(81)とフィードバック信号Qチャネル用メモリ(82)に蓄積し、それぞれのデータを積分することにより、その位相でのCW信号ベクトルとDCオフセットベクトルの和である送信信号ベクトルを求めることができる。
したがって、無変調信号の位相を360度、一回転分順次変化させて得られた送信信号ベクトルの和を求めることにより、CW信号ベクトル分をキャンセルしてDCオフセットベクトルを求めることができる。
図2は、上述の本発明による無変調信号の位相回転によるDCオフセットベクトルを求める手法を説明する図である。
図2に示した例では、無変調信号の位相を45度ずつ回転させ、8つのCWベクトルを求めている。これらの8つのCWベクトルの和を求めると図2の右側に示すように、CWベクトルは互いにキャンセルされ、DCオフセットベクトルが求められる。
図2の例示から明らかなとおり、無変調信号の位相回転は、それぞれの位相に対応するCWベクトルの和がゼロとなるように行えばよい。したがって、必ずしも同じ角度ずつ回転させる必要はない。また、180度一度だけ回転させるものでもよい。
図3Aは、図2に示した手法を実行する第1の処理フローを説明する図であり、図3Bは、図3Aに示した第1の処理フローを実行するための機能ブロック例を示す図である。図3Aに記載された処理自体は、図3Bに記載されたDCオフセット演算部(362)により実行される。
以下、図3A及び図3Bを参照して、本発明による処理例を説明する。
図3AのステップS100で、図3Bに記載されたDCオフセット演算部(362)は累積積分値格納部(374)に格納された積分値の初期化を行う。次に、ステップS110で、復調器(130)に、復調したフィードバック信号データをフィードバックメモリ(380)に書き込むことを指令する。
フィードバックメモリ(380)への書き込みが終了すると、ステップS120でフィードバックメモリ(380)からすべての書き込まれたフィードバック信号データを読み出し、ステップS130で該読み出されたフィードバック信号データを積分し、積分結果の値をステップS140で累積積分値格納部(374)に格納された値に加算する。
フィードバックメモリへ書き込まれるフィードバック信号データは、その時の送信信号ベクトルの方向に対応するものであるから、書き込み回数は理論的には1回でもよいが、複数回としたほうがより安定な動作が可能である。
次にステップS150で、無変調信号の位相を、360度の整数分の1の所定の角度であるn度回転させるための設定値を位相設定部(330)に設定する。
次にステップS160で、必要なだけ位相の回転が行われたか判定する。図3Aには、「360°回転終了?」と記載されているが、これは、必要なだけの位相の回転をわかりやすく表現するためのものである。図3Aのフローでは、ステップS150の位相の回転がステップS110〜ステップS140の後であるから、正確なソフトウェアロジックとしては、(360−n)度の回転が終了したかの判定となる。もちろん、ステップS110の前に位相回転を行うことも可能であり、その場合は360度の回転が終了したかの判定になる。
ステップS160での判定がノーであれば、ステップS110からの処理を繰り返し、イエスであれば、ステップS170に進み、ステップS140で得られた結果から補正値を算出し、その値をステップS180でDCオフセット補正値設定部(390)に設定する。
上述の図3Bに記載されたDCオフセット演算部(362)は、図1に記載されたCPU(60)とCPU(60)上のプログラムにより実現される。累積積分値格納部(374)は、フィードバックメモリ(380)と同様にCPU(60)外に設けることもできるが、CPU(60)内のレジスタで実現することが好ましい。位相設定部(330)は、図1に記載されたIチャネル振幅値設定部(130)とQチャネル振幅値設定部(140)で実現することができるが、CPU(60)内のレジスタで実現し、そのレジスタからIチャネル振幅値設定部(130)とQチャネル振幅値設定部(140)に振幅値を転送することもできる。DCオフセット補正値設定部も、図1に記載されたDCオフセット補正部(11,12)に設けることも、CPU(60)内のレジスタとすることもできる。
復調部(130)は図1に示されたものと同一であり、フィードバックメモリ(380)は図1のフィードバック信号Iチャネル用メモリ(81)とフィードバック信号Qチャネル用メモリ(82)に対応する。
また、図3A及び図3Bでは積分あるいは積分値という用語が用いられているが、これらも、デジタル値の積分であるから、加算あるいは加算結果の和に対応する。
以上の対応は、以下に説明する図4A及び図4Bにおいても同様である。
次に、本発明による別の処理例を説明する。
図4Aは、図2に示した手法を実行する第2の処理フローを説明する図であり、図4Bは、図4Aに示した第2の処理フローを実行するための機能ブロック例を示す図である。
図4AのステップS200で、図4Bに記載されたDCオフセット演算部(361)は第1積分値格納部(371)及び第2積分値格納部(372)に格納された積分値の初期化を行う。次に、ステップS210で、復調器(130)に、復調したフィードバック信号データをフィードバックメモリ(380)に書き込むことを指令する。
フィードバックメモリ(380)への書き込みが終了すると、ステップS220でフィードバックメモリ(380)からすべての書き込まれたフィードバック信号データを読み出し、ステップS230で該読み出されたフィードバック信号データを積分して積分結果の値を第1積分値格納部(371)に格納する。
次にステップS240で、無変調信号の位相を、180度回転させるための設定値を位相設定部(330)に設定する。
続いてステップS250で、再び復調器(130)に、復調したフィードバック信号データをフィードバックメモリ(380)に書き込むことを指令する。
フィードバックメモリ(380)への書き込みが終了すると、ステップS260でフィードバックメモリ(380)からすべての書き込まれたフィードバック信号データを読み出し、ステップS270で該読み出されたフィードバック信号データを積分して積分結果の値を第2積分値格納部(372)に格納する。
次にステップS280で第1積分値格納部(371)と第2積分値格納部(372)の格納された値を加算し、ステップS290でステップS280で得られた結果から補正値を算出し、その値をステップS300でDCオフセット補正値設定部(390)に設定する。
上記第2の処理フローでは、ステップS240で急激に無変調信号の位相を変化させるので、瞬間的に出力波形に乱れが生じる。したがって、無線通信装置として問題のない場合に適用できる。一方、上記第1の処理フローでは、無変調信号の位相をデジタル的にゆっくりまわし波形の不連続成分をできるだけすくなくするため、波形の乱れは生じない。
そこで、上記第2の処理フローでの出力波形に乱れを生じさせないために、上記第1の処理フローと同様に段階的に180°まで回転させて最後に積分を実行する変形例も可能である。
次に図5により、本発明による無線通信装置の送信部の第2の構成例を説明する。
図5の無線通信装置は周波数多重方式を採用したものであり、本発明の固定値設定部と無変調信号切替部を周波数多重のための各キャリア部に設けたものである。
図5に示した例では、4つのキャリア部が設けられており、キャリア部(200)がそれらを代表してその内部構成とともに示されている。
キャリア部(200)には、Iチャネル用の主信号とIチャネル振幅値設定部(230)の設定値及びQチャネル用の主信号とQチャネル振幅値設定部(240)の設定値をそれぞれ切り替える無変調信号切替部(210,220)とキャリアのオン/オフが設定されキャリアをオン/オフするオン/オフ部(250)と、周波数シフト部が搭載されている。周波数シフト部は、Iチャネル用ミキサ(261)、Qチャネル用ミキサ(262)、90度移相器(270)及び周波数シフト用発振器(280)から構成されている。
Iチャネル用ミキサ(261)とQチャネル用ミキサ(262)の出力は、合成器(290)に入力され、それぞれ他のキャリア部からの信号と合成される。
合成器(290)のIチャネル主信号出力とQチャネル主信号出力がDCオフセット補正部(11,12)に入力された以降の動作は、先に図1において説明したものと同様である。CPU(60)は各キャリア部(200)のIチャネル振幅値設定部(230)とQチャネル振幅値設定部(240)の設定値を変化させることにより、無変調信号の位相を変化させ、フィードバック信号データを積分してCW信号ベクトルを互いにキャンセルさせることにより、DCオフセットベクトルを算出することができる。
したがって、正確に、DCオフセットを補償する値を求めることが可能である。
以上詳細に説明したところから明らかなように、本発明のDCオフセット補正を実現するために、CPU(60)により実行されるプログラムは、本発明の実施態様の一つに含まれる。また、該プログラムを格納した記憶媒体が本発明の実施態様の一つに含まれることも明らかである。
(付記1)
直交変調を直接RF変調方式により実行する無線通信装置のフィードバック型DCオフセット補正方法において、
前記無線通信装置が無変調信号を送信する場合に、
順次位相を変化させて前記無変調信号を送信し、
前記位相が変化させられて送信される無変調信号のフィードバック信号を積分し、
前記積分されたフィードバック信号の積分値によりDCオフセット補正を行うことを特徴とするDCオフセット補正方法。
(付記2)
前記無変調信号の位相を360度の整数分の1の所定の角度ずつ変化させて該無変調信号を送信することを特徴とする付記1記載のDCオフセット補正方法。
(付記3)
直交変調を直接RF変調方式により実行する無線通信装置のためのフィードバック型DCオフセット補正を行うDCオフセット補正装置であってその入力信号にDCオフセット補正値を加えて直交変調器側に出力するDCオフセット補正部を有するDCオフセット補正装置において、
特定の位相の無変調信号を変調器から出力させるための値を設定する固定値設定部と、
主信号と前記固定値設定部に設定された値を切替出力する無変調信号切替部と、
前記固定値設定部に設定する値を順次変化させることにより前記変調器から出力させる無変調信号の特定の前記位相を順次変化させ、前記位相が順次変化させられた無変調信号から生成されたフィードバック信号データの加算値に基づいて前記DCオフセット補正部が入力信号に加える前記DCオフセット補正値を演算するDCオフセット補正制御部と、
を備えたことを特徴とするDCオフセット補正装置。
(付記4)
付記3記載のDCオフセット補正装置において、
前記無線通信装置は周波数多重方式を採用したものであり、
前記固定値設定部と無変調信号切替部は前記周波数多重方式のキャリアごとに備えられていることを特徴とするDCオフセット補正装置。
(付記5)
前記DCオフセット補正制御部は、前記無変調信号の位相を360度の整数分の1の所定の角度ずつ順次変化させるように、前記固定値設定部に設定する値を順次変化させることを特徴とする付記3又は付記4記載のDCオフセット補正装置。
(付記6)
前記固定値設定部は、Iチャネル信号用振幅値設定部とQチャネル信号用振幅値設定部からなり、前記DCオフセット補正制御部は、前記Iチャネル信号用振幅値設定部とQチャネル信号用振幅値設定部のそれぞれにIチャネル信号用振幅値とQチャネル信号用振幅値を設定することにより前記無変調信号の位相を特定の位相とすることを特徴とする付記3又は付記4記載のDCオフセット補正装置。
(付記7)
付記3又は付記4記載のフィードバック型DCオフセット補正装置のためのコンピュータにDCオフセット補正制御処理を実行させるためのDCオフセット補正プログラムにおいて、
前記フィードバック信号データの和を格納する累積積分値格納部を初期化するステップと、
前記無変調信号に基づいてフィードバックデータを生成する復調部に、フィードバック信号データをフィードバックメモリに書き込むことを指示する書き込み指示ステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
前記累積積分値格納部に格納された値を読み出し、該読み出した値と前記総和の和を前記累積積分値格納部に格納するステップと、
位相設定部に、現在送信中の無変調信号の位相を360度の整数分の1の所定の角度であるn度回転させるための値を設定するステップと、
無変調信号の位相が最初の位相から(360−n)度回転したか判定し、回転していなければ上記書き込み指示ステップに分岐するステップと、
前記累積積分値格納部に格納された値を読み出し、該値からDCオフセット補正値を算出するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするDCオフセット補正プログラム。
(付記8)
付記3又は付記4記載のフィードバック型DCオフセット補正装置のためのコンピュータにDCオフセット補正制御処理を実行させるためのDCオフセット補正プログラムにおいて、
前記フィードバック信号データの和をそれぞれ格納する第1積分値格納部と第2積分値格納部を初期化するステップと、
前記無変調信号に基づいてフィードバック信号データを生成する復調部に、フィードバック信号データをフィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
該総和を前記第1積分値格納部に格納するステップと、
位相設定部に、現在送信中の無変調信号の位相を180度回転させる値を設定するステップと、
前記復調部に再度フィードバック信号データを前記フィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
該総和を前記第2積分値格納部に格納するステップと、
前記第1積分値格納部と第2積分格納部に格納された値の和を求めるステップと、
該求められた和からDCオフセット補正値を算出するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするDCオフセット補正プログラム。
(付記9)
付記3又は付記4記載のフィードバック型DCオフセット補正装置のためのコンピュータにDCオフセット補正制御処理を実行させるためのDCオフセット補正プログラムにおいて、
前記フィードバック信号データの和をそれぞれ格納する第1積分値格納部と第2積分値格納部を初期化するステップと、
前記無変調信号に基づいてフィードバック信号データを生成する復調部に、フィードバック信号データをフィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
該総和を前記第1積分値格納部に格納するステップと、
位相設定部に、現在送信中の無変調信号の位相を段階的に180度まで回転させる値を順次設定するステップと、
前記復調部に再度フィードバック信号データを前記フィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
該総和を前記第2積分値格納部に格納するステップと、
前記第1積分値格納部と第2積分格納部に格納された値の和を求めるステップと、
該求められた和からDCオフセット補正値を算出するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするDCオフセット補正プログラム。
(付記10)
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
付記3又は付記4記載のフィードバック型DCオフセット補正装置のためのコンピュータにDCオフセット補正制御処理を実行させるためのDCオフセット補正プログラムであって、
前記フィードバック信号データの和を格納する累積積分値格納部を初期化するステップと、
前記無変調信号に基づいてフィードバックデータを生成する復調部に、フィードバック信号データをフィードバックメモリに書き込むことを指示する書き込み指示ステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
前記累積積分値格納部に格納された値を読み出し、該読み出した値と前記総和の和を前記累積積分値格納部に格納するステップと、
位相設定部に、現在送信中の無変調信号の位相を360度の整数分の1の所定の角度であるn度回転させるための値を設定するステップと、
無変調信号の位相が最初の位相から(360−n)度回転したか判定し、回転していなければ上記書き込み指示ステップに分岐するステップと、
前記累積積分値格納部に格納された値を読み出し、該値からDCオフセット補正値を算出するステップと、
をコンピュータに実行させるDCオフセット補正プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(付記11)
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
付記3又は付記4記載のフィードバック型DCオフセット補正装置のためのコンピュータにDCオフセット補正制御処理を実行させるためのDCオフセット補正プログラムであって、
前記フィードバック信号データの和をそれぞれ格納する第1積分値格納部と第2積分値格納部を初期化するステップと、
前記無変調信号に基づいてフィードバック信号データを生成する復調部に、フィードバック信号データをフィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
該総和を前記第1積分値格納部に格納するステップと、
位相設定部に、現在送信中の無変調信号の位相を180度回転させる値を設定するステップと、
前記復調部に再度フィードバック信号データを前記フィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
該総和を前記第2積分値格納部に格納するステップと、
前記第1積分値格納部と第2積分格納部に格納された値の和を求めるステップと、
該求められた和からDCオフセット補正値を算出するステップと、
をコンピュータに実行させるDCオフセット補正プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(付記12)
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
付記3又は付記4記載のフィードバック型DCオフセット補正装置のためのコンピュータにDCオフセット補正制御処理を実行させるためのDCオフセット補正プログラムであって、
前記フィードバック信号データの和をそれぞれ格納する第1積分値格納部と第2積分値格納部を初期化するステップと、
前記無変調信号に基づいてフィードバック信号データを生成する復調部に、フィードバック信号データをフィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
該総和を前記第1積分値格納部に格納するステップと、
位相設定部に、現在送信中の無変調信号の位相を段階的に180度まで回転させる値を順次設定するステップと、
前記復調部に再度フィードバック信号データを前記フィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
該総和を前記第2積分値格納部に格納するステップと、
前記第1積分値格納部と第2積分格納部に格納された値の和を求めるステップと、
該求められた和からDCオフセット補正値を算出するステップと、
をコンピュータに実行させるDCオフセット補正プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
本発明による無線通信装置の送信部の第1の構成例を示す図である。 本発明による無変調信号の位相回転によるDCオフセットベクトルを求める手法を説明する図である。 図2に示した手法を実行する第1の処理フローを説明する図である。 図3Aに示した第1の処理フローを実行するための機能ブロック例を示す図である。 図2に示した手法を実行する第2の処理フローを説明する図である。 図4Aに示した第2の処理フローを実行するための機能ブロック例を示す図である。 本発明による無線通信装置の送信部の第2の構成例を示す図である。 従来例による無線通信装置の送信部の構成例を示す図である。 無変調信号送出時の、従来のフィードバック型DCオフセット補正の問題点を説明する図である。 無変調信号送出時の、従来の参照信号型DCオフセット補正が正しく実行される場合を説明する図である。 無変調信号送出時の、従来の参照信号型DCオフセット補正が正しく実行されない場合を説明する図である。
符号の説明
10、11、12 DCオフセット補正部
20、21、22 DA変換器
30 直交変調器
31 ミキサ
40 主増幅部
51 第1ローカル発振器
52 第2ローカル発振器
60 CPU
70 数値制御発振器
80 メモリ回路1
81 フィードバック信号Iチャネル用メモリ
82 フィードバック信号Qチャネル用メモリ
90 メモリ回路2
91 遅延回路
120 AD変換器
130 復調器
141、230 Iチャネル振幅値設定部
142、240 Qチャネル振幅値設定部
151、152 無変調信号切替部
200 キャリア部
210、220 無変調信号切替部
330 位相設定部
362 DCオフセット演算部
371 第1積分値格納部
372 第2積分値格納部
374 累積積分値格納部
380 フィードバックメモリ
390 DCオフセット補正値設定部

Claims (5)

  1. 直交変調を直接RF変調方式により実行する無線通信装置のフィードバック型DCオフセット補正方法において、
    前記無線通信装置が無変調信号を送信する場合に、
    順次位相を変化させて前記無変調信号を送信し、
    前記位相が変化させられて送信される無変調信号のフィードバック信号を積分し、
    前記積分されたフィードバック信号の積分値によりDCオフセット補正を行うことを特徴とするDCオフセット補正方法
  2. 直交変調を直接RF変調方式により実行する無線通信装置のためのフィードバック型DCオフセット補正を行うDCオフセット補正装置であってその入力信号にDCオフセット補正値を加えて直交変調器側に出力するDCオフセット補正部を有するDCオフセット補正装置において、
    特定の位相の無変調信号を前記直交変調器から出力させるための値を設定する固定値設定部と、
    主信号と前記固定値設定部に設定された値を切替出力する無変調信号切替部と、
    前記固定値設定部に設定する値を順次変化させることにより前記変調器から出力させる無変調信号の特定の前記位相を順次変化させ、前記位相が順次変化させられた無変調信号から生成されたフィードバック信号データの加算値に基づいて前記DCオフセット補正部が入力信号に加える前記DCオフセット補正値を演算するDCオフセット補正制御部と、
    を備えたことを特徴とするDCオフセット補正装置。
  3. 請求項2記載のDCオフセット補正装置において、
    前記無線通信装置は周波数多重方式を採用したものであり、
    前記固定値設定部と無変調信号切替部は前記周波数多重方式のキャリアごとに備えられていることを特徴とするDCオフセット補正装置。
  4. 請求項2又は請求項3記載のフィードバック型DCオフセット補正装置のためのコンピュータにDCオフセット補正制御処理を実行させるためのDCオフセット補正プログラムにおいて、
    前記フィードバック信号データの和を格納する累積積分値格納部を初期化するステップと、
    前記無変調信号に基づいてフィードバックデータを生成する復調部に、フィードバック信号データをフィードバックメモリに書き込むことを指示する書き込み指示ステップと、
    前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
    前記累積積分値格納部に格納された値を読み出し、該読み出した値と前記総和の和を前記累積積分値格納部に格納するステップと、
    位相設定部に、現在送信中の無変調信号の位相を360度の整数分の1の所定の角度であるn度回転させるための値を設定するステップと、
    無変調信号の位相が最初の位相から(360−n)度回転したか判定し、回転していなければ上記書き込み指示ステップに分岐するステップと、
    前記累積積分値格納部に格納された値を読み出し、該値からDCオフセット補正値を算出するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするDCオフセット補正プログラム。
  5. 請求項2又は請求項3記載のフィードバック型DCオフセット補正装置のためのコンピュータにDCオフセット補正制御処理を実行させるためのDCオフセット補正プログラムにおいて、
    前記フィードバック信号データの和をそれぞれ格納する第1積分値格納部と第2積分値格納部を初期化するステップと、
    前記無変調信号に基づいてフィードバック信号データを生成する復調部に、フィードバック信号データをフィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
    前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
    該総和を前記第1積分値格納部に格納するステップと、
    位相設定部に、現在送信中の無変調信号の位相を180度回転させる値を設定するステップと、
    前記復調部に再度フィードバック信号データを前記フィードバックメモリに書き込むことを指示するステップと、
    前記フィードバックメモリに格納されたフィードバック信号データを読み出しその総和を演算するステップと、
    該総和を前記第2積分値格納部に格納するステップと、
    前記第1積分値格納部と第2積分格納部に格納された値の和を求めるステップと、
    該求められた和からDCオフセット補正値を算出するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするDCオフセット補正プログラム。
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