JP2012085100A - 無線通信装置およびキャリアリーク低減方法 - Google Patents

無線通信装置およびキャリアリーク低減方法 Download PDF

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Abstract

【課題】変調信号の全ての送信電力状態において、キャリアリーク量を低減する。
【解決手段】本発明の無線通信装置は、送信信号のI信号およびQ信号を出力するベースバンド部と、ベースバンド部から出力されたI信号およびQ信号の直流成分を変化させる直流成分制御部と、直流成分制御部から出力されたI信号およびQ信号に直交変調を施して変調信号を生成する直交変調部と、変調信号の送信電力を設定し、設定した送信電力を示す電力信号を出力する送信電力設定部と、変調信号の送信電力の値毎に、送信電力の値と、その送信電力で送信される変調信号に含まれるキャリアリーク量が、所定値以下となるI信号およびQ信号の直流成分の変化量と、を対応付けて記憶する設定テーブルと、を有し、直流成分制御部は、I信号およびQ信号の直流成分を、電力信号が示す送信電力に対応付けて設定テーブルに記憶されている変化量分だけ変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、直交変調を行なう無線通信装置およびキャリアリーク低減方法に関する。
一般に、携帯電話などの無線通信装置においては、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、π/4シフトQPSK、8PSK、HPSK(Hybrid Phase Shift Keying)などの、送信信号をIQ平面上にマッピングする変調方式が用いられている。
上述したような無線通信装置は、送信信号の同相成分であるI信号と直交成分であるQ信号とを生成するベースバンド部と、I信号およびQ信号に直交変調を施して変調信号を生成する直交変調部と、を有する。なお、以下では、I信号およびQ信号を合わせて、IQ信号と称する。
ここで、直交変調部が直交変調を行う際に、IQ信号に直流成分が残留していると、キャリアリーク信号と称される不要な信号が発生する。キャリアリーク信号が変調信号と比較して大きいと、変調信号の原点オフセットが大きくなり、変調精度(EVM:Error Vector Magnitude)特性の劣化が生じたり、復調側でのエラーが増加したりする。
一般に、直交変調前のIQ信号には直流成分が必ず存在しており、また、その直交成分は、デバイスに依存してばらつく特性を有している。従って、直交変調部がIQ信号に直交変調を施す際には、デバイスに依存してばらつくIQ信号の直流成分をキャンセルする処理が必須となる。以下では、IQ信号の直流成分をキャンセルする処理をIQオフセット調整と称する。
特許文献1(特開2005−217911号公報)には、IQ信号の直流成分を変化させる直流成分制御部を有し、直流成分制御部により、送信される変調信号のキャリアリーク量が所定値以下となるIQ信号の直流成分の変化量だけ、ベースバンド部から出力されたIQ信号の直流成分を変化させた後、直交変調を行なう無線通信装置が開示されている。なお、キャリアリーク量が所定値以下となるIQ信号の直流成分の変化量は、予め測定され、無線通信装置内で記憶されている。以下では、IQ信号それぞれの直流成分の変化量をIオフセット調整値およびQオフセット調整値と称し、また、Iオフセット調整値およびQオフセット調整値を合わせて、IQオフセット調整値と称する。
特開2005−217911号公報
ところで、無線通信装置は、例えば、無線基地局の制御に従い、変調信号の送信電力を所定の範囲内で変化させる。
ここで、IQオフセット調整値の測定は、通常、変調信号の送信電力が最大である状態でのEVM特性を良好に保つために、送信電力を最大に設定して行われる。
しかしながら、送信される変調信号のキャリアリーク量は、送信電力に応じて変化するので、IQオフセット調整値も送信電力に応じて変化する。そのため、送信電力が最大である状態で測定したIQオフセット調整値を用いてIQオフセット調整を行っても、例えば、低送信電力状態では、キャリアリーク量を十分に低減することができない。
従って、特許文献1に開示の無線通信装置には、変調信号の全ての送信電力状態において、変調信号のキャリアリーク量を十分に低減することができないという課題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決することができる無線通信装置およびキャリアリーク低減方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の無線通信装置は、
送信信号の同相成分であるI信号および直交成分であるQ信号に直交変調を施して変調信号を生成する無線通信装置であって、
前記I信号およびQ信号を出力するベースバンド部と、
前記ベースバンド部から出力された前記I信号およびQ信号の直流成分を変化させて出力する直流成分制御部と、
前記直流成分制御部から出力された前記I信号およびQ信号に直交変調を施して前記変調信号を生成する直交変調部と、
前記変調信号の送信電力を設定し、該設定した送信電力を示す電力信号を出力する送信電力設定部と、
前記変調信号を前記電力信号が示す送信電力で送信するRF部と、
前記変調信号の送信電力の値毎に、送信電力の値と、該送信電力で送信される変調信号に含まれる、前記I信号およびQ信号の直流成分に起因して発生するキャリアリーク量が、所定値以下となる前記I信号およびQ信号の直流成分の変化量と、を対応付けて記憶する設定テーブルと、を有し、
前記直流成分制御部は、前記I信号およびQ信号の直流成分を、前記電力信号が示す送信電力に対応付けて前記設定テーブルに記憶されている前記変化量分だけ変化させる。
上記目的を達成するために本発明のキャリアリーク低減方法は、
送信信号の同相成分であるI信号および直交成分であるQ信号に直交変調を施して変調信号を生成する無線通信装置に適用されるキャリアリーク低減方法であって、
ベースバンド部が、前記I信号およびQ信号を出力し、
直流成分制御部が、前記ベースバンド部から出力された前記I信号およびQ信号の直流成分を変化させて出力し、
直交変調部が、前記直流成分制御部から出力された前記I信号およびQ信号に直交変調を施して前記変調信号を生成し、
送信電力設定部が、前記変調信号の送信電力を設定し、該設定した送信電力を示す電力信号を出力し、
設定テーブルが、前記変調信号の送信電力の値毎に、送信電力の値と、該送信電力で送信される変調信号に含まれる、前記I信号およびQ信号の直流成分に起因して発生するキャリアリーク量が、所定値以下となる前記I信号およびQ信号の直流成分の変化量と、を対応付けて記憶し、
RF部が、前記変調信号を前記電力信号が示す送信電力で送信し、
前記直流成分制御部が、前記I信号およびQ信号の直流成分を、前記電力信号が示す送信電力に対応付けて前記設定テーブルに記憶されている前記変化量分だけ変化させる。
本発明によれば、無線通信装置は、変調信号の全ての送信電力状態において、変調信号のキャリアリーク量を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態の無線通信装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す設定テーブルの構成を示す図である。 測定システムの構成を示す図である。 図3に示す測定システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の無線通信装置の構成を示すブロック図である。 図2に示す測定システムの他の動作を示すフローチャートである。 図5に示す設定テーブルの構成を示す図である。 図5に示す設定テーブルの他の構成を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
なお、本発明の無線通信装置は、変調信号を生成して送信する送信側の構成および動作に特徴を有するため、受信側の構成および動作については説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の無線通信装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示す無線通信装置100は、CPU(Central Processing Unit)110と、ベースバンド部120と、RF部130と、を有する。
CPU110は、送信電力設定部111を有する。
ベースバンド部120は、設定テーブル121を有する。
RF部130は、RFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)131と、RF回路132と、アンテナ133と、I/Oポート134と、を有する。
RFIC131は、レジスタ141と、減算器142,143と、発振器144と、バッファアンプ145と、直交変調部146と、可変ゲインアンプ147と、を有する。減算器142,143は、直流成分制御部の一例である。
RF回路132は、切り替えスイッチ151を有する。
CPU110は、無線通信装置100全体の制御を行う。また、CPU110は、送信信号をベースバンド部120に出力する。
送信電力設定部111は、例えば、無線基地局の制御に従い、変調信号の送信電力を設定し、設定した送信電力を示す電力信号を設定テーブル121に出力する。
ベースバンド部120は、CPU110より出力された送信信号から、IQ信号を生成し、I信号を減算器142に出力し、Q信号を減算器143に出力する。
設定テーブル121は、変調信号の送信電力の値に対応付けて、その送信電力で変調信号が送信されるように可変ゲインアンプ147のゲインを調整するために、送信電力に応じて設定されるTxAGC設定値と、その送信電力で送信される変調信号のキャリアリーク量が所定値以下となるIQオフセット調整値と、を記憶する。
図2に設定テーブル121の構成を示す。
図2に示すように、設定テーブル121は、変調信号の送信電力の値毎に、送信電力とTxAGC設定値およびIQオフセット調整値とを対応付けて記憶する。なお、IQオフセット調整値は、送信電力毎に測定される。IQオフセット調整値の測定方法については後述する。
再び、図1を参照すると、設定テーブル121は、電力信号が示す送信電力の値に対応付けられたTxAGC設定値とIQオフセット調整値とをレジスタ141に出力する。
RF部130は、IQ信号に直交変調を施して変調信号を生成し、出力する。
RFIC131は、IQ信号に直交変調を施して変調信号を生成し、RF回路132に出力する。
レジスタ141は、設定テーブル121から出力されたTxAGC設定値とIQオフセット調整値とを記憶し、Iオフセット調整値を減算器142に出力し、Qオフセット調整値を減算器143に出力し、TxAGC設定値を可変ゲインアンプ147に出力する。
減算器142は、ベースバンド部120より出力されたI信号からIオフセット調整値を減算して、直交変調部146に出力する。
減算器143は、ベースバンド部120より出力されたQ信号からQオフセット調整値を減算して、直交変調部146に出力する。
減算器142,143により、ベースバンド部120より出力されたIQ信号からIQオフセット調整値が減算されることで、IQオフセット調整が行われる。
発振器144は、搬送波であるローカル信号を出力する。
バッファアンプ145は、発振器144と直交変調部146との間に設けられ、発振器144から出力されたローカル信号をそのまま、または、一定のゲインで増幅して直交変調部146に出力する。
なお、IQ信号や変調信号が発振器144側に漏れることがある。IQ信号や変調信号が発振器144側に漏れると、発振器144が出力するローカル信号の周波数にずれが生じてしまうが、発振器144と直交変調部146との間にバッファアンプ145を設けることで、IQ信号および変調信号の発振器144側への漏れを防ぐことができる。
直交変調部146は、減算器142,143から出力されたIQ信号に直交変調を施して変調信号を生成する。具体的には、直交変調部146は、減算器142から出力されたI信号にローカル信号を乗算した信号と、減算器143から出力されたQ信号にローカル信号の位相を90°シフトした信号を乗算した信号と、を加算した信号を変調信号として出力する。
なお、直交変調部146の内部構成は、当業者にとってよく知られており、本発明と直接関係しないため、説明を省略する。
直交変調部146は、生成した変調信号を可変ゲインアンプ147に出力する。
可変ゲインアンプ147は、直交変調部146から出力された変調信号をレジスタ141から出力されたTxAGC設定値に応じたゲインで増幅し、RF回路132に出力する。レジスタ141から出力されたTxAGC設定値は送信電力設定部111により設定された送信電力に対応付けられたものであるので、可変ゲインアンプ147は、そのTxAGC設定値に応じたゲインで変調信号を増幅することで、設定された送信電力の変調信号を出力することができる。このような可変ゲインアンプ147のゲイン制御は、AGC(自動利得制御:Automatic Gain Control)と称される。
RF回路132は、可変ゲインアンプ147から出力された変調信号を、アンテナ133またはI/Oポート134に出力する。
切り替えスイッチ151は、可変ゲインアンプ147から出力された変調信号の出力先をアンテナ133とI/Oポート134との間で切り替える。なお、切り替えスイッチ151は、通常、アンテナ133に変調信号を出力する。
アンテナ133は、切り替えスイッチ151を介して可変ゲインアンプ147から出力された変調信号を送信する。
I/Oポート134は、同軸端子からなり、外部装置と接続され、切り替えスイッチ151を介して可変ゲインアンプ147から出力された変調信号を外部装置に出力する。また、I/Oポート134は、外部装置から種々の指示が入力されると、その指示をCPU110に出力する。
次に、本実施形態の無線通信装置100による変調信号の送信動作について説明する。
CPU110は、送信信号をベースバンド部120に出力する。
ベースバンド部120は、CPU110より出力された送信信号から、IQ信号を生成し、I信号を減算器142に出力し、Q信号を減算器143に出力する。
送信電力設定部111は、変調信号の送信電力を設定し、その送信電力を示す電力信号を設定テーブル121に出力する。
設定テーブル121は、電力信号が示す送信電力に対応付けられたTxAGC設定値とIQオフセット調整値とをレジスタ141に出力する。
レジスタ141は、設定テーブル121から出力された、Iオフセット調整値を減算器142に出力し、Qオフセット調整値を減算器143に出力し、TxAGC設定値を可変ゲインアンプ147に出力する。
減算器142,143は、ベースバンド部120より出力されたIQ信号からIQオフセット調整値を減算してIQオフセット調整を行い、IQオフセット調整を行ったIQ信号を直交変調部146に出力する。
発振器144は、ローカル信号を出力し、バッファアンプ145は、発振器144から出力されたローカル信号を直交変調部146に出力する。
直交変調部146は、減算器142,143から出力されたIQ信号にローカル信号を用いて直交変調を施して変調信号を生成し、可変ゲインアンプ147に出力する。
ここで、減算器142,143によるIQオフセット調整は、電力信号が示す送信電力で送信される変調信号のキャリアリーク量が所定値以下となるIQオフセット調整値により行われているので、変調信号のキャリアリーク量は所定値以下となる。
可変ゲインアンプ147は、直交変調部146から出力された変調信号をTxAGC設定値に応じたゲインで増幅し、RF回路132に出力する。RF回路132は、切り替えスイッチ151を介して変調信号をアンテナ133に出力し、アンテナ133に変調信号を送信させる。
次に、IQオフセット調整値の測定方法について説明する。
図3は、IQオフセット調整値を測定する測定システム200の構成を示す図である。なお、図3において、図1と同様の構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。
図3に示す測定システム200は、無線通信装置100と、スペクトルアナライザ(SA)210と、パーソナルコンピュータ(PC)220と、を有する。
なお、無線通信装置100は、図1では不図示のメモリ部160と、電源部170と、バッテリー180と、をさらに有する。また、図3においては、無線通信装置100のCPU110およびベースバンド部120の内部構成については記載を省略し、また、RF部130のうち、RFIC131の記載を省略している。
メモリ部160は、制御情報などを記憶する。メモリ部160に記憶された制御情報などは、CPU110により読み取られる。
電源部170は、CPU110の制御に従い、バッテリー180から供給された電力を各部に供給する。
SA210は、I/Oポート134に接続され、I/Oポート134を介して出力された変調信号のキャリアリーク量を測定し、測定結果をPC220に出力する。
PC220は、例えば、GPIB(General Purpose Interface Bus)を介してSA210と接続される。また、PC220は、I/Oポート134に接続され、I/Oポート134を介して、TxAGC設定値、IQオフセット調整値、測定開始コマンドなどをCPU110に入力する。
次に、測定システム200によるIQオフセット調整値の測定動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、設定テーブル121は、送信電力の値毎に、TxAGC設定値および所定のIQオフセット調整値を記憶しているものとする。
切り替えスイッチ151は、I/Oポート134にSA210およびPC220が接続されたことを検出すると、変調信号の出力先をI/Oポート134に切り替える。
PC220は、測定開始コマンドをI/Oポート134を介してCPU110に入力する。CPU110は、測定開始コマンドが入力されると、送信信号をベースバンド部120に出力する。ベースバンド部120は、その送信信号からIQ信号を生成し、I信号を減算器142に出力し、Q信号を減算器143に出力する。
PC220は、変調信号の送信電力を最大に設定するようにCPU110に指示する(ステップS101)。送信電力設定部111は、PC220から指示された送信電力を示す電力信号を設定テーブル121に出力する。
電力信号が出力されると、設定テーブル121は、レジスタ141を介して、Iオフセット調整値を減算器142に、Qオフセット調整値を減算器143に、TxAGC設定値を可変ゲインアンプ147に出力する。なお、PC220からは送信電力を最大にするように指示されているので、TxAGC設定値は最大となる。
以下、減算器142,143によるIQオフセット調整、直交変調部146による直交変調、可変ゲインアンプ147による変調信号の増幅が行なわれる。
上述したように、変調信号の出力先はI/Oポート134に切り替えられているので、可変ゲインアンプ147から出力された変調信号は、I/Oポート134を介してSA210に出力される。
SA210は、I/Oポート134を介して出力された変調信号のキャリアリーク量を測定し(ステップS102)、測定結果をPC220に出力する。
PC220は、SA210により測定されたキャリアリーク量が規定値以下であるか否かを判定する(ステップS103)。
キャリアリーク量が規定値以下でない場合(ステップS103:No)、PC220は、IQオフセット調整値を変更する。
ここで、IQ信号は2次元信号であるため、IQオフセット調整値を同時に調整することは困難である。そこで、PC220は、IQ信号の直交性を利用して、IQオフセット調整値を、一方ずつ調整する。
具体的には、まず、PC220は、Iオフセット調整値を固定し、Qオフセット調整値を変更するようにCPU110に指示する(ステップS104)。CPU110は、PC220からの指示に従い、ステップS101で設定された送信電力の値に対応付けて設定テーブル121に記憶されているQオフセット調整値を、変更後のQオフセット調整値に更新する。設定テーブル121は、レジスタ141を介して、ステップS101で設定された送信電力の値に対応付けられた、Iオフセット調整値を減算器142に、変更後のQオフセット調整値を減算器143に出力する。
以下、減算器142,143によるIQオフセット調整、直交変調部146による直交変調、可変ゲインアンプ147による変調信号の増幅、および、SA210による変調信号のキャリアリーク量の測定が行なわれる。
キャリアリーク量が規定値以下となると(ステップS103:Yes)、PC220は、その時点でのQオフセット調整値を最適値であるとし、Qオフセット調整値を求めた最適値に固定し、Iオフセット調整値を変更するようにCPU110に指示する。
PC220は、Iオフセット調整値についてもステップS102からS104の処理を繰り返し、キャリアリーク量が規定値以下となるIオフセット調整値を求め、その求めたIオフセット調整値を最適値であるとする。さらに、PC220は、Iオフセット調整値を求めた最適値に固定し、Qオフセット調整値を変更するようにCPU110に指示する。
PC220は、ステップS102からS104までの処理をIオフセット調整値およびQオフセット調整値が変わらなくなるまで繰り返す。
IQオフセット調整値が変わらなくなると、PC220は、その時点でのIQオフセット調整値をステップS101で設定した送信電力に対応付けて記憶させるようにCPU110に指示し、CPU110は、そのIQオフセット調整値を設定テーブル121に記憶させる(ステップS105)。
次に、PC220は、送信電力を下げるようにCPU110に指示する(ステップS106)。CPU110は、PC220から指示された送信電力に対応するTxAGC設定値が最小値より小さいか否かを判定する(ステップS107)。
TxAGC設定値が最小値より小さくない場合(ステップS107:No)、送信電力設定部111は、PC220から指示された送信電力を示す電力信号を出力し、ステップS102の処理に戻る。
一方、TxAGC設定値が最小値より小さい場合(ステップS107:Yes)、PC220は、処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、無線通信装置100は、変調信号の送信電力の値に、その送信電力で送信される変調信号のキャリアリーク量が所定値以下となるIQオフセット調整値を対応付けて記憶し、設定された変調信号の送信電力に対応付けられたIQオフセット調整値を用いてIQオフセット調整を行う。
そのため、変調信号の全ての送信電力状態において、変調信号のキャリアリーク量を低減し、EVM特性の劣化を抑制することができる。
(第2の実施形態)
近年のLSIレイアウトの高密度化にともない、RFIC131内で変調信号へのローカル信号の漏れが発生することが懸念される。その漏れ信号によりキャリアリークが発生し、変調信号の送信電力が低い場合には、EVM特性劣化を招く可能性がある。
そこで、本実施形態の無線通信装置300は、変調信号の送信電力に応じて、ローカル信号を低減させることで、変調信号の送信電力が低い場合にも、キャリアリーク量を低減する。上記動作を実施するために、図5に示す本実施形態の無線通信装置300は、第1の実施形態の無線通信装置100と比較して、以下の点が異なる。
すなわち、無線通信装置300は、第1の実施形態の無線通信装置100と比較して、設定テーブル121を設定テーブル321に変更した点と、レジスタ141をレジスタ341に変更した点と、バッファアンプ145をバッファアンプ345に変更した点と、が異なる。なお、図5において、図1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
設定テーブル321は、変調信号の送信電力の値に、その送信電力が送信電力設定部111により設定された場合に、可変ゲインアンプ147から出力される変調信号の送信電力が、その設定値と等しくなるバッファアンプ345のゲイン(バッファアンプゲイン)を対応付けてさらに記憶する。なお、設定テーブル321に記憶されるバッファアンプゲインは、測定システム200により測定される。測定システム200によるバッファアンプゲインの測定方法については後述する。
また、設定テーブル321は、送信電力設定部111から電力信号が出力されると、その電力信号が示す送信電力に対応付けられたバッファアンプゲインをレジスタ341に出力する。
レジスタ341は、設定テーブル321から出力されたバッファアンプゲインをバッファアンプ345に出力する。
バッファアンプ345は、レジスタ341から出力されたバッファアンプゲインに応じてローカル信号を低減する。
第1の実施形態においては、バッファアンプ145は、発振器144から出力されたローカル信号を、そのまま、または一定のゲインで増幅して、直交変調部146に出力していたが、本実施形態においては、バッファアンプ345は、レジスタ341から出力されたバッファアンプゲインに応じて、ローカル信号を低減する。ここで、変調信号の送信電力に対応付けられたバッファアンプゲインでローカル信号を低減させることで、変調信号の送信電力に応じて、ローカル信号も低減されることになり、変調信号への漏れが発生しにくくなる。
次に、測定システム200によるバッファアンプゲインの測定動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図6において、図4と同様の処理については同じ符号を付し、説明を省略する。
また、設定テーブル321は、TxAGC設定値、IQオフセット調整値、および、所定のバッファアンプゲインを記憶しているものとする。
切り替えスイッチ151は、I/Oポート134にSA210およびPC220が接続されたことを検出すると、変調信号の出力先をI/Oポート134に切り替える。
ステップS101においてPC220から変調信号の送信電力を最大にするように指示されると、送信電力設定部111は、PC220から指示された送信電力を示す電力信号を設定テーブル321に出力する。
電力信号が出力されると、設定テーブル321は、レジスタ341を介して、Iオフセット調整値を減算器142に、Qオフセット調整値を減算器143に、TxAGC設定値を可変ゲインアンプ147に、バッファアンプゲインをバッファアンプ345に出力する。なお、PC220からは送信電力を最大にするように指示されているので、TxAGC設定値も最大となる。
以下、減算器142,143によるIQオフセット調整、直交変調部146による直交変調、可変ゲインアンプ147による変調信号の増幅が行なわれ、変調信号がRF回路132に出力される。
上述したように、変調信号の出力先はI/Oポート134に切り替えられているので、可変ゲインアンプ147から出力された変調信号は、I/Oポート134を介してSA210に出力される。
SA210は、I/Oポート134を介して出力された変調信号の実送信電力を測定し(ステップS201)、測定結果をPC220に出力する。
PC220は、SA210により測定された実送信電力が、ステップS101で設定された送信電力より大きいか否かを判定する(ステップS202)。
実送信電力が設定値以下である場合(ステップS202:No)、PC220は、送信電力の設定値を下げるようにCPU110に指示し(ステップS203)、ステップS201の処理に戻る。
ステップS203の処理により送信電力の設定値を下げていくと、変調信号へのローカル信号の漏れ信号の電力が、変調信号の送信電力と比較して相対的に高くなり、実送信電力が下がらなくなる。そうすると、実送信電力が設定値より大きくなる。この場合、キャリアリークによりEVM特性が劣化する。
実送信電力が設定値より大きい場合(ステップS202:Yes)、PC220は、バッファアンプゲインを下げるようにCPU110に指示する(ステップS204)。
CPU110は、PC220の指示に従い、ステップS101で設定された送信電力に対応付けて設定テーブル121に記憶されているバッファアンプゲインを、変更後のバッファアンプゲインに更新する。設定テーブル121は、レジスタ341を介して、ステップS101で設定された送信電力に対応付けられた変更後のバッファアンプゲインをバッファアンプ345に出力する。
バッファアンプ345は、レジスタ341から出力されたバッファアンプゲインに応じてローカル信号を低減させる。ここで、PC220からは、バッファアンプゲインを下げるように指示されているので、バッファアンプ345から出力されるローカル信号は、バッファアンプゲインの変更前よりも低減する。
バッファアンプゲインが下がると、直交変調部146に入力されるローカル信号が小さくなるので、変調信号への漏れが発生しにくくなる。
SA210は、I/Oポート134を介して変調信号が出力されると、その変調信号の実送信電力を測定し(ステップS205)、測定結果をPC220に出力する。
PC220は、実送信電力が設定値と等しいか否かを判定する(ステップS206)。
実送信電力が設定値と等しくない場合(ステップS206:No)、PC220は、ステップS204の処理に戻る。
実送信電力が設定値と等しい場合(ステップS206:Yes)、PC220は、CPU110にその時点でのバッファアンプゲインをステップS101で設定した送信電力に対応付けて記憶させるようにCPU110に指示し、CPU110は、そのバッファアンプゲインを送信電力に対応付けて設定テーブル321に記憶させる(ステップS207)。
図7は、設定テーブル321の構成を示す図である。
図7に示すように、設定テーブル321は、変調信号の送信電力の値毎に、各送信電力とTxAGC設定値、オフセット調整値、および、バッファアンプゲインとを対応付けて記憶する。ここで、バッファアンプゲインは、変調信号の送信電力が大きい間は所定値で一定であるが、送信電力の低下に伴い、徐々に低下する。そのため、変調信号の送信電力が低い場合には、ローカル信号も低減されるので、ローカル信号の漏れによるキャリアリークの発生を抑制することができる。
このように、本実施形態の無線通信装置300は、変調信号の送信電力に応じてローカル信号を低減させる。
そのため、変調信号の送信電力が低い場合にも、変調信号へのローカル信号の漏れによるキャリアリークが発生しにくくなり、EVM特性の劣化を抑制することができる。
なお、本実施形態においては、送信電力に応じたIQオフセット調整値によるIQオフセット調整とバッファアンプゲインの調整とを行なう例を説明したがこれに限られるものではない。
例えば、無線通信装置300は、図8に示すように、変調信号の送信電力の値毎に、TxAGC設定値およびバッファアンプゲインを設定テーブル321に記憶させ、送信電力に応じてバッファアンプゲインのみを調整するようにしてもよい。この場合、無線通信装置300は、例えば、所定のIQオフセット調整値を用いてIQオフセット調整を行う。
100,300 無線通信装置
110 CPU
111 送信電力設定部
120 ベースバンド部
121,321 設定テーブル
130 RF部
131 RFIC
132 RF回路
133 アンテナ
134 I/Oポート
141,341 レジスタ
142,143 減算器
144 発振器
145,345 バッファアンプ
146 直交変調部
147 可変ゲインアンプ
151 切り替えスイッチ
200 測定システム
210 スペクトルアナライザ(SA)
220 パーソナルコンピュータ(PC)

Claims (4)

  1. 送信信号の同相成分であるI信号および直交成分であるQ信号に直交変調を施して変調信号を生成する無線通信装置であって、
    前記I信号およびQ信号を出力するベースバンド部と、
    前記ベースバンド部から出力された前記I信号およびQ信号の直流成分を変化させて出力する直流成分制御部と、
    前記直流成分制御部から出力された前記I信号およびQ信号に直交変調を施して前記変調信号を生成する直交変調部と、
    前記変調信号の送信電力を設定し、該設定した送信電力を示す電力信号を出力する送信電力設定部と、
    前記変調信号を前記電力信号が示す送信電力で送信するRF部と、
    前記変調信号の送信電力の値毎に、送信電力の値と、該送信電力で送信される変調信号に含まれる、前記I信号およびQ信号の直流成分に起因して発生するキャリアリーク量が、所定値以下となる前記I信号およびQ信号の直流成分の変化量と、を対応付けて記憶する設定テーブルと、を有し、
    前記直流成分制御部は、前記I信号およびQ信号の直流成分を、前記電力信号が示す送信電力に対応付けて前記設定テーブルに記憶されている前記変化量分だけ変化させることを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1記載の無線通信装置において、
    ローカル信号を出力する発振器と
    前記発振器から出力された前記ローカル信号を低減させて、前記直交変調部に出力するバッファアンプと、をさらに有し、
    前記直交変調部は、前記I信号に前記バッファアンプから出力された前記ローカル信号を乗算した信号と、前記Q信号に前記ローカル信号の位相を90°シフトした信号を乗算した信号と、を加算した信号を前記変調信号として生成し、
    前記バッファアンプは、前記電力信号が示す送信電力が低いほど、前記ローカル信号を低減させることを特徴とする無線通信装置。
  3. 送信信号の同相成分であるI信号および直交成分であるQ信号に直交変調を施して変調信号を生成する無線通信装置に適用されるキャリアリーク低減方法であって、
    ベースバンド部が、前記I信号およびQ信号を出力し、
    直流成分制御部が、前記ベースバンド部から出力された前記I信号およびQ信号の直流成分を変化させて出力し、
    直交変調部が、前記直流成分制御部から出力された前記I信号およびQ信号に直交変調を施して前記変調信号を生成し、
    送信電力設定部が、前記変調信号の送信電力を設定し、該設定した送信電力を示す電力信号を出力し、
    設定テーブルが、前記変調信号の送信電力の値毎に、送信電力の値と、該送信電力で送信される変調信号に含まれる、前記I信号およびQ信号の直流成分に起因して発生するキャリアリーク量が、所定値以下となる前記I信号およびQ信号の直流成分の変化量と、を対応付けて記憶し、
    RF部が、前記変調信号を前記電力信号が示す送信電力で送信し、
    前記直流成分制御部が、前記I信号およびQ信号の直流成分を、前記電力信号が示す送信電力に対応付けて前記設定テーブルに記憶されている前記変化量分だけ変化させることを特徴とするキャリアリーク低減方法。
  4. 請求項3記載のキャリアリーク低減方法において、
    発振器が、ローカル信号を出力し、
    バッファアンプが、前記発振器から出力された前記ローカル信号を低減させて、前記直交変調部に出力し、
    前記直交変調部が、前記I信号に前記バッファアンプから出力された前記ローカル信号を乗算した信号と、前記Q信号に前記ローカル信号の位相を90°シフトした信号を乗算した信号と、を加算した信号を前記変調信号として生成し、
    前記バッファアンプが、前記電力信号が示す送信電力が低いほど、前記ローカルを低減させることを特徴とするキャリアリーク低減方法。
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