JP2007207099A - 入退場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】入退場管理システムにおいて、認証用のIDカードを保有していない人物や正規に認証した人物が入場せず他の人物が成り代わって不正に入場することが検知できず、複数人の入場に対して部屋の前に滞留が発生する場合がある。
【解決手段】入場前後でそれぞれID認証を行い、双方の認証したID番号の比較を行うことにより、認証を実施した人物に成り代わっての入場、ならびに認証を実施した人物と同時に認証を行わないで入場するといった不正入場者の検出を行う。また、2〜3m対応のRFIDリーダでIDカードからID番号を受信し、認証したID番号の記録手段を有することにより、複数人物に対する処理が可能となり部屋の前に滞留させることなく入場処理が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、特定の権限ないしは資格を有する者のみ規制対象エリアへの入場ならびに退場を許可する入退場管理システムに関する。
従来の入退場管理システムの第一は、利用者を識別するために非接触カードに記録された識別データと有効期限データを制御装置に送信し、識別データならびに有効期限データの有効性を判断し、更に一定時間内に再度送信された識別データならびに有効期限データと比較を行い、不一致の場合は電気錠を解錠しないという方法により不正入場を防いでいる(例えば、特許文献1参照)。
従来の入退場管理システムの第二は、正規の通行者が持つカードをカードリーダに読ませ認証し、さらに入場の際に通行する所定の範囲をビデオカメラにて撮影し、認証人数とビデオカメラでの撮影人数が不一致の場合は電気錠を解錠しないという方法により不正入場を防いでいる(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−280756号公報(第3頁、図1) 特開平5−67264号公報(第2頁−第3頁、図1)
しかしながら、上述した特許文献1記載の技術では、時間を変えて二度非接触カードの識別データを得ることによって人物の存在していることを検知しているが、例えば、非接触カードを保有している人が入場せずに一定時間ドアの前に立っているだけで解錠され、その隙に乗じて非接触カードを保有していない人物が侵入することがあり、不正入場を検知できないという問題点がある。
また、上述した特許文献2記載の技術では、カード認証後に被認証者に成り代わった別の人物がビデオカメラの撮影範囲内に入っても、認証した人物なのか他の人物なのか判断できず、認証人数と撮影人数の比較により電気錠を解錠するため、正規に認証した人物が入場せず、他の人物が成り代わって不正に入場すること検知できないという問題点がある。
更に、両技術共通の問題点として、複数人の入場に対して部屋の前に滞留が発生する場合がある。その理由は、一名が認証し、入場するという処理を基本としていることから、複数の人物が入場しようとした場合に、一人の通行処理が終わらないと次の人が認証し通行する行為に移れないからである。特許文献1記載の技術では、非接触カードの通信範囲内に、正規に入場可能な非接触カードを保有した複数の人物が存在する場合、不正通行者として判断され、電気錠が解錠されず入場できない。また、特許文献2記載の技術では、認証人数とビデオカメラでの撮影人数が一致しないと電気錠が解錠されないため、複数人物が続けて認証した場合、全ての人物が撮影されるまで入場できない。
そこで、本発明の第1の目的は、出入口における不正入場の発生を確実に検知できる入退場管理システムを提供することにある。
本発明の第2の目的は、通行頻度の高い出入口においても滞留を発生させることなく、且つ通行者の意識的認証行為を軽減できる利便性の向上と、不正入場者検出の高セキュリティ性を両立する入退場管理システムを提供することにある。
本発明の第3の目的は、出入口近傍の通過者を不正入場者として誤検知することを低減する入退場管理システムを提供することにある。
本発明の入退場管理システムは、特定の権限ないしは資格を有する者のみ入退場が許可される規制対象エリア(図1の200)の入退場管理システムにおいて、ドア(図1,図2の141)および電気錠(図2の142)により規制対象エリアの入退場を制御する通行制御手段(図2の140)と、規制対象エリアへ入場するための権限ないしは資格を証明するID番号が記録され該ID番号をRF電波により発信しているIDカード(図2の120)と、規制対象エリアへ入場しようとする者がドアの手前2〜3mの通信範囲に入ってきた携帯するIDカードからID番号を受信する第1RFリーダ(図1,図2の111)と、第1RFリーダが受信したID番号により正規通行者の認証を行うID番号認証手段(図2の102)と、認証の結果により電気錠に対して電気錠の開閉を制御する電気錠制御手段(図2の106)と、電気錠の解錠中に人物がドアを通過したか否かを検出する二次センサ(図1,図2の130)と、ドアの通行者が規制対象エリアへ入場後に、その者が携帯するIDカードからID番号を2〜3mの通信範囲で受信する第2RFリーダ(図1,図2の112)と、二次センサによる人物の検出毎に第1RFリーダと第2RFリーダにより受信された各ID番号を比較し不一致の場合は不正通行者と見做すID番号比較手段(図2の104)を備えたことを特徴とする。
より詳しくは、電気錠制御手段,ID番号認証手段およびID番号比較手段は制御コンピュータ(図2の100)により構成され、ID番号認証手段は、第1RFリーダが受信したID番号と、当該制御コンピュータが備えるID認証データベース(図2の101)に予め記憶し保存されている当該出入口の通行許可を申請されたID番号を比較することにより認証を行うようにしてもよい。
また、第1RFリーダが受信したID番号を記録するID番号記録手段(図2の103)を備え、ID番号比較手段は、該ID番号記録手段に記録されているID番号と、2RFリーダにより受信されたID番号を比較するようにしてもよい。
また、入場済み人物のID番号を記録する入場者ID記録手段(図2の107)を備え、ID番号比較手段は、第1RFリーダにより受信されたID番号との比較の前に、2RFリーダにより受信されたID番号を該入場者ID記録手段に記録されているID番号と比較し、一致したときは、第1RFリーダにより受信されたID番号との比較を行わないようにしてもよい。
本発明は、規制対象エリアへの入場前後における二度のID番号のチェックを経る構成としたため、解錠中にIDカードを持たない人物が入場した場合は、ドアの通過検知後に第2RFリーダによるID番号が読みとられないため、不正な入場と判断され、また解錠中に入場の認証を行わないで入場した場合は、当該IDカードが正規に入場可能なものか否かにかかわらず、第1RFリーダにより認証されたID番号と第2RFリーダで読みとられたID番号の不一致により不正な入場と判断されるので、出入口における複数人物の入場に対して不正入場の発生を確実に検知できるという第1の効果を得ることができる。
また、入場後に第2RFリーダにより読み取られたID番号にて不正入場を検知するため、出入口近傍を通過して入場しない人物を検知しないので、出入口近傍の通過者を不正入場者として誤検知しないという第2の効果を得ることができる。
また、入場済みの人物の持つID番号を記録することにより、正規に入場済みの人物を不正入場者検知として誤検知しないという第3の効果を得ることができる。
また、通行頻度の高い出入口においても滞留を発生させることなく、且つ通行者の意識的認証行為を軽減できる利便性を提供できるという第4の効果を得ることができる。その理由は、2〜3mの通信が可能なIDカードとRFリーダを採用して、意識的な認証行為を必要とせずに認証可能であり、第1RFリーダにより読み取られたID番号の認証を行った後、読み取られたID番号を一定の時間記憶しておくことにより、複数のID番号を処理することを可能としたためである。
以下、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本発明における規制対象エリア200の出入口周辺の機器配置例および人物の移動状態を図1に示し、この図により発明の概要を説明する。入場規制の対象となる部屋である規制対象エリア200の出入口のドア141は、通常、電気錠が施錠されている。規制対象エリア200へ入場する者は第1RFリーダ111,二次センサ130および第2RFリーダ112によって正当性がチェックされる。なお、これらを制御し、入退場の全体的な管理を行う制御コンピュータが存在するが、ここではその説明を省略し、図2および図3による詳細説明に譲る。
規制対象エリア200へ入場しようとする者は、そのための権限ないしは資格を証明するID番号が記録されたIDカード120を携帯し、誘導路201をドア141に向かって進行する必要がある。IDカード120は携帯者に意識させることなくID番号をRF電波により発信している。
出入口の上方には第1RFリーダ111が配備され、ドア141の手前2〜3m(a点)の通信範囲に入ってきた(a点)人物が携帯するIDカード120からID番号を受信する。受信されたID番号は、携帯する人の入場を許可するか否かの判断のために使用される。
第1RFリーダ111が受信したID番号によって入場が許可された者は、引き続き入場のために誘導路201をドア141の方向へ進む。誘導路201の上方には二次センサ130が配備され、ドア141を通過しようとする(b点)者を監視しており、解錠されたドア141を人物が1回通過する毎に通過検知信号を出力する。通過検知信号は単に人物の頭数をカウントするものであって、不正入場者の検出のために使用される。
入口を通過した人物は規制対象エリア200へ入場する。規制対象エリア200の室内には第2RFリーダ112が設置されており、入場者がその通信範囲に入ると(c点)、入場前と同様に、IDカード120は携帯者へ意識させることなく第2RFリーダ112へIDカード120に記録されているID番号を送信する。
第1RFリーダ111にて受信されたID番号と第2RFリーダ112にて受信されたID番号は比較され、一致したID番号を受信した場合は正常な入場とし、ID番号が不一致もしくは受信されなかった場合は、認証を行わない者が認証者に成り代わって入場したものとして不正な入場を検知する。これにより、たとえ第1RFリーダ111にて受信されたID番号によるチェックを潜り抜けて入場したとしても、第2RFリーダ112にて受信されたID番号との突合せチェックを免れることができず、不正入場者を検出することができる。
図2は本発明の入退場管理システムのブロック図を示す。図2を参照すると、この入退場管理システムは、規制対象エリア200へ入場しようとする者が携帯すべきIDカード120と、IDカード120に記録されているID番号を2〜3mの距離で受信する第1RFリーダ111および第2RFリーダ112と、ドア通過者の有無を判断する二次センサ130と、この入退場管理システムの動作をプログラム制御・処理する制御コンピュータ100と、ドア141や電気錠142などの通行制御手段140と、不正入場者を検知した際の警報発報に基づき出入口近傍を撮影する監視カメラ151や周囲に注意を促す警告灯152などからなる警報手段150から構成されている。
制御コンピュータ100には、ID認証データベース101,ID番号認証手段102,ID記録手段103,ID番号比較手段104,警報制御手段105,電気錠制御手段106および入場者ID記録手段107を含む。なお、これらは主要な手段であり、信号を受信したり、各手段を制御するための手段は図面の煩雑化を回避するために図示を省略し、後述の図3による動作説明で言及することとする。
これらの手段はそれぞれ次のように動作する。ID認証データベース101は、当該出入口の通行許可を申請されたID番号を予め記憶し保存している。なお、ID認証データベース101は、登録再申請が生じた際もしくは上位システムから最新情報を定期的に入手し最新の状態とする。
ID番号認証手段102は、第1RFリーダ111がIDカード120のID番号を読み取った際に、読み取ったID番号とID認証データベース101に登録されている入場許可ID番号を比較する。その結果により、入場許可と判断した場合は、電気錠制御手段106に対しては通行制御手段140へ解錠許可を送信させる。これにより入場可能な状態とし、ID番号認証手段102は、二次センサ130へ対しドアを通過する人物の検出処理開始制御を実施する。この状態をドア通過監視状態という。同時に、ID番号認証手段102は、入場許可と認証されたID番号を順次にID番号記録手段103に記録する。
二次センサ130は、人物の通過時に信号を発する通過センサもしくはカメラを用いた画像処理による人流計測センサ等を用い、検出処理実施中にドア141を通過し入場する人物を1回検出する毎に、ドア通過信号を1回だけ制御コンピュータ100へ送信する。
ドア通過信号を受信すると、制御コンピュータ100は第2RFリーダ112に一定の時間だけIDカード120の読み取りを行わせる。ID番号比較手段104は、第2RFリーダ112によって読み取られたIDカード120のID番号と、ID番号記録手段103に記録されているID番号とを比較する。ドア通過信号を受信したときに行うこの動作は、不正者が入場した場合であっても行われることに留意されたい。
上述の比較の結果、一致したID番号が存在した場合は正規に認証された人物が入場したものと判断を行う。しかし、一致したID番号が存在しない、もしくは第2RFリーダ112よりID番号が受信されなかった場合は不正な人物が入場したものと判断を行い、入場者ID記録手段107へ正常入場者、不正入場者を問わず記録を行う。不正な人物と判断された場合は、警報制御手段105より警報手段150へ警報出力を行う。
また、ID番号比較手段104は、第2RFリーダ112によって読み取られたIDカード120のID番号と、入場者ID記録手段107に記録されているID番号とを比較し、一致したID番号が存在した場合は既に入場した人物を再度読み取ったものと判断を行う。これは、既に入場者がいる場合にも新たな入場者があると、第2RFリーダ112は既に入場した人物と新たな入場者のIDカード120の読み取りを行うので、入場者ID記録手段107に記録されているID番号と一致した場合には、第1RFリーダ111によって読み取られたIDカード120のID番号との比較を免除するものである。
次に、図3のフローチャートを参照して本入退場管理システムの動作について詳細に説明する。
先ず、制御コンピュータ100は、規制対象エリア200へ入場しようとする者が携帯すべきIDカード120のID番号が第1RFリーダ111から受信されているか監視を行う(図3のステップC1)。監視対象は、図1におけるID番号認証手段102への入力であるが、その手段は図2には明示していない。第1RFリーダ111は、IDカード120に記録されているID番号を2〜3mの距離で受信可能であるので、規制対象エリア200へ入場しようとする者が認証を受けるためにドア141の手前で渋滞することがない。
ID番号の受信がされていない場合、ドア通過監視状態にあるか否かの判断を行う。この判断は、ID番号認証手段102から二次センサ130への検出処理開始制御を実施の有無によって行う。ドア通過監視状態にもない場合とは待機状態であるので、再度ID番号が受信されているかの監視を行う(ステップC1)。ドア通過監視状態にある場合は、ドア通過信号があるか否かの判断を行う(ステップC8)。ID番号の受信がされていない場合であって、ドア通過監視状態にある場合とは、規制対象エリア200へ入場しようとする者の進行が進んで第1RFリーダ111による通信範囲から抜け二次センサ130による監視下にある場合である。
一方、ID番号が受信されている場合、ID番号認証手段102は当該ID番号が入場許可されている番号か否かの判断を行う(ステップC3)。入場が許可されていないID番号の場合は、特に処理を行わず、再度ID番号の受信監視(ステップC1)の状態となる。
入場が許可されているID番号の場合は、電気錠制御手段106はID番号認証手段102の指示により通行制御手段140に含まれる電気錠142に対して解錠信号を送信する。この解錠信号は電気錠142が解錠中であるか否にかかわらず送信される(ステップC4)。解錠信号を受信することで、電気錠142はドア141の解錠を行う(図3のステップD1)。
解錠信号送信後、第1RFリーダ111は受信したID番号をID番号記録手段103にて一時記録する(ステップC5)。続いて、ドア通過監視状態にあるか否かの判断を行い(ステップC6)、ドア通過監視状態にない場合は二次センサ130に対し、計測開始信号を送信する(ステップC7)。ドア通過監視状態にある場合とは、規制対象エリア200へ入場しようとする先行者が存在して、その者に対して既にドア通過監視状態になっている場合である。
二次センサ130は、制御コンピュータ100からの計測開始信号を受けると(図3のステップS1)、ドア141を人物が通過することの監視を開始する(ステップS2)。そして、ドア通過監視中に人物が1回通過したことを検知する毎に、ドア通過信号を1回だけ制御コンピュータ100へ出力する(ステップS3)。
制御コンピュータ100がドア通過信号を受信しなかった場合(ステップC8)は待機状態となる(ステップC1)。この場合とは、規制対象エリア200へ入場しようとした者がドア141の手前で入場を断念した場合等である。
ドア通過信号を受信した場合(ステップC8)、制御コンピュータ100は、ドアを通過した人物の持つIDカード120のID番号が第2RFリーダ112から受信されているか一定の時間監視を行う(ステップC9)。なお、第2RFリーダ112によるIDカード120の監視時間は、新たなドア通過信号を受信することによって、順次延長されるものである。第2RFリーダ112からID番号が受信されなかった場合は、その者は、第1RFリーダ111と二次センサ130によるチェックを潜り抜けて入場した不正な人物と判断され、警告灯表示や画像撮影などの警報処理がなされる(ステップC13)。
一方、第2RFリーダ112からID番号を受信した場合(ステップC9)、ID番号比較手段104は、第2RFリーダ112から受信されたID番号と、入場者ID記録手段107に記録されているID番号とを比較して、一定の時間一致するかをチェックする(ステップC10)。その結果、一致した場合、正規に認証を行って既に入場していた人物と判断する。これにより、正規入場者をステップC11において不正入場者として検知することを回避することができる。
一致しない場合(ステップC10)は、ID番号比較手段104は、第2RFリーダ112から受信されたID番号と、第1RFリーダ111から受信されたID番号を比較する(ステップC11)。その結果、一致しない場合は、第1RFリーダ111の受信したID番号が入場許可ID番号であることの認証(ステップC3)を潜り抜けて不正に入場した人物と判断され、警報処理がなされる(ステップC13)。これは、反面、出入口近傍、ドア141の手前で滞留しているも者や、入場の意思なくドア141の手前を通過する者を不正者として誤検出しないことを意味する。
一致した場合(ステップC11)は、正規に認証を行って入場した人物と判断する。ID番号比較手段104は、第2RFリーダ112から受信されたID番号を入場者ID記憶手段107へ記憶する(ステップC12)。このように、第1RFリーダ111で受信したID番号による個人認証を経てドア141を解錠し、ドア141を通過した人物を二次センサ130で検出した後、入場した人物の確認を第2RFリーダ112で受信したID番号行うように構成したため、ドア141が解錠された状態の時に、IDカード120を持たない、もしくは意図的にIDの認証を行わない人物が不正に入場したことが容易に検出できる。特に、通行者が近接してドア141に向かい、複数の人物がかぶった状態でドア141を通過した場合であっても、不正者は確実に検出することができる。
以上の一連の処理が完了した場合、第1RFリーダ111からID番号が受信(ステップC1)されてから一定の時間が経過したか否かの判断を行う(ステップC14)。これは、規制対象エリア200へ入場する者に対する入退場管理について、ひとまず区切りをつけることを意味する。
一定の時間が経過していなければ、再度上記一連の処理を繰り返し、時間が経過していた場合、ID番号認証手段102は、ステップC5にて記憶したID番号を消去し(ステップC15)、二次センサ130に対しドア通過計測の停止信号を出力する(ステップC16)。二次センサ130はドア通過計測の停止信号を受信するとドア通過計測を終了する(ステップS4,S5)。最後に、電気錠制御手段106は通行制御手段140の電気錠142に対して、ドア141の施錠信号を送信する(ステップC17)。施錠信号を受信することで、電気錠142は、ドア141の施錠を行う(ステップD2)。
以上は入場時について説明したが、退場時においても、同様の手段・手順で退場管理を実施することができる。退場した場合は退場者のID番号を入場者ID記録手段107より消去する。
本発明によれば、比較的通行頻度の高い且つセキュリティ性が望まれる出入口の入場管理および入退場管理に利用できる。例えば、オフィスのフロア,工場,研究所,学校などにおけるセキュリティの確保に適用できる。また、福祉施設や病院などの施設における入退場管理を確実に行うべき用途、更にスポーツ施設やアミューズメント施設,イベント会場などのチケット制入退場管理を行う用途にも適用可能である。
本発明における規制対象エリア200の出入口周辺の機器配置例および人物の移動状態を示す図 本発明を実施するための最良の形態の構成を示すブロック図 本発明を実施するための最良の形態の動作を示す流れ図
符号の説明
100 制御コンピュータ
101 ID認証データベース
102 ID番号認証手段
103 ID番号記録手段
104 ID番号比較手段
105 警報制御手段
106 電気錠制御手段
107 入場者ID記録手段
111 第1RFリーダ
112 第2RFリーダ
120 IDカード
130 二次センサ
140 通行制御手段
141 ドア
142 電気錠
150 警報手段
151 監視カメラ
152 警告灯
200 規制対象エリア
201 誘導路

Claims (4)

  1. 特定の権限ないしは資格を有する者のみ入退場が許可される規制対象エリアの入退場管理システムにおいて、
    ドアおよび電気錠により前記規制対象エリアの入退場を制御する通行制御手段と、
    前記規制対象エリアへ入場するための権限ないしは資格を証明するID番号が記録され該ID番号をRF電波により発信しているIDカードと、
    前記規制対象エリアへ入場しようとする者が前記ドアの手前2〜3mの通信範囲に入ってきた携帯するIDカードからID番号を受信する第1RFリーダと、
    前記第1RFリーダが受信したID番号により正規通行者の認証を行うID番号認証手段と、
    前記認証の結果により前記電気錠に対して電気錠の開閉を制御する電気錠制御手段と、
    前記電気錠の解錠中に人物が前記ドアを通過したか否かを検出する二次センサと、
    前記ドアの通行者が前記規制対象エリアへ入場後に、その者が携帯するIDカードからID番号を2〜3mの通信範囲で受信する第2RFリーダと、
    前記二次センサによる人物の検出毎に前記第1RFリーダと前記第2RFリーダにより受信された各ID番号を比較し不一致の場合は不正通行者と見做すID番号比較手段を備えたことを特徴とする入退場管理システム。
  2. 前記電気錠制御手段,前記ID番号認証手段および前記ID番号比較手段は制御コンピュータにより構成され、前記ID番号認証手段は、前記第1RFリーダが受信したID番号と、当該制御コンピュータが備えるID認証データベースに予め記憶し保存されている当該出入口の通行許可を申請されたID番号を比較することにより前記認証を行うことを特徴とする請求項1記載の入退場管理システム。
  3. 前記第1RFリーダが受信したID番号を記録するID番号記録手段を備え、前記ID番号比較手段は、該ID番号記録手段に記録されているID番号と、前記2RFリーダにより受信されたID番号を比較することを特徴とする請求項1または請求項2記載の入退場管理システム。
  4. 入場済み人物のID番号を記録する入場者ID記録手段を備え、前記ID番号比較手段は、前記比較の前に、前記2RFリーダにより受信されたID番号を該入場者ID記録手段に記録されているID番号と前記比較の前に比較し、一致したときは前記比較を行わないことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の入退場管理システム。
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