JP2007200950A - 積層型固体電解コンデンサ - Google Patents

積層型固体電解コンデンサ Download PDF

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Abstract

【課題】 良好な耐湿性能を実現することができ超薄型の積層型固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】 積層型固体電解コンデンサ(100)は、導電性を有する基板(13)と、基板(13)上に配置されたコンデンサ素子(200)と、基板(13)上に接続されコンデンサ素子(200)を覆い基板(13)と導通する金属キャップ(11)とを備え、コンデンサ素子(200)の陰極(24)と基板(13)とは、導通していることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、積層型固体電解コンデンサに関する。
固体電解コンデンサは、電解コンデンサの中でも周波数特性が優れていることから注目されている。固体電解コンデンサには、巻回型固体電解コンデンサ、積層型固体電解コンデンサ等がある。積層型固体電解コンデンサの外装は、一般的には、エポキシ樹脂でモールドした構造を有している。しかしながら、エポキシ樹脂モールドの外装にはいくつかの欠点があった。
一般的に、エポキシ樹脂モールドの方法として、トランスファーモールドが用いられている。しかしながら、この方法においては、エポキシ樹脂を150℃以上に加熱し、かつ、数気圧以上の圧力でエポキシ樹脂が流し込まれる。それにより、重合素子に多大なストレスがかかる。その結果、漏れ電流の増加、ショート等が発生しやすくなる。また、高温のエポキシ樹脂が重合素子の電極箔の間に入り込む。その結果、ポリマーが剥離することによる特性劣化が発生するおそれがある。
また、外装モールドに使用されるエポキシ樹脂には、充填密度を高めるためのフィラーが含有されている。それにより、分子レベルの空隙が無数に存在する。その結果、耐湿性に欠点が生じる。加えてエポキシ樹脂外装の場合、実装時の加熱によりパッケージクラックが発生する可能性がある。これを回避するためには、外形寸法に比例してある一定の厚さが必要となる。その結果、超薄型のパッケージを実現することができない。
そこで、トランスファーモールド以外の方法として、一液性エポキシ樹脂を含浸させた熱融着テープを重合素子に貼り付け、加熱により溶解したエポキシ樹脂でモールドする方法が提案された(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−116713号公報
しかしながら、特許文献1の技術によって作製された固体電解コンデンサにおいては、外装モールド材料がエポキシ樹脂であることから、良好な耐湿性能を実現することが困難である。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、良好な耐湿性能を実現することができる超薄型の積層型固体電解コンデンサを提供することを目的とする。
本発明に係る積層型固体電解コンデンサは、導電性を有する基板と、基板上に配置されたコンデンサ素子と、基板上に接続されコンデンサ素子を覆い基板と導通する金属キャップとを備え、コンデンサ素子の陰極と基板とは導通していることを特徴とするものである。
本発明に係る積層型固体電解コンデンサにおいては、密封性が高く外部環境からの遮断効果が大きい金属キャップによってコンデンサ素子が覆われている。この場合、高い耐湿性能を実現することができる。それにより、本発明に係る積層型固体電解コンデンサの特性劣化を抑制することができる。また、金属キャップおよび基板が陰極として機能することから、本発明に係る積層型固体電解コンデンサのESLを低減させることができる。
金属キャップは、基板に溶接されていてもよい。この場合、金属キャップと基板との電気抵抗をより効果的に抑制することができる。また、基板は、金属または表面に金属が形成されたセラミックスからなり、陰極端子を備え、少なくとも1つの貫通孔を有し、積層型固体電解コンデンサは、コンデンサ素子の陽極から貫通孔を介して外部に引き出された陽極端子をさらに備えていてもよい。
貫通孔における基板と陽極端子との間に、絶縁部材が設けられていてもよい。この場合、基板と陽極端子との短絡を防止することができる。また、絶縁部材は、ガラスまたはゴムからなっていてもよい。この場合、本発明に係る積層型固体電解コンデンサの密封性が向上する。
基板の下面において、陽極端子と陰極端子との間に絶縁層が設けられていてもよい。この場合、陽極端子と陰極端子との短絡を防止することができる。また、金属キャップの内面には、絶縁性層が形成されていてもよい。この場合、コンデンサ素子と金属キャップとの短絡を防止することができる。
コンデンサ素子は、弁作用を有する金属からなる陽極箔の表面に、セパレータを含む固体電解質層、カーボンペーストおよび引き出し陰極層が順に形成された単位素子を含み、基板と単位素子の引き出し陰極層とは、導通していてもよい。また、コンデンサ素子は、単位素子が複数積層された構造を有し、複数の単位素子のうち、最下段の単位素子の引き出し陰極層と基板とが導通していてもよい。
コンデンサ素子は、弁作用を有する金属からなる陽極箔の上下面に、セパレータを含む固体電解質層と固体電解質層側の面に炭化物粒子を保持する陰極箔とが順に形成された単位素子を含み、基板と陰極箔とは、導通していてもよい。この場合、陰極箔を構成する金属と固体電解質層とは、直接的に接触するのではなく有機物である炭化物粒子を介して接触することになる。それにより、陰極箔と固体電解質層との密着性が向上する。また、積層型固体電解コンデンサへの通電時には、陰極箔、炭化物粒子および固体電解質層が導通することになる。それにより、炭化物粒子および固体電解質層は、積層型固体電解コンデンサの陰極としての容量に影響を及ぼさず、陽極側の静電容量が積層型固体電解コンデンサの容量となる。
単位素子の陰極箔は、互いに導通していてもよい。また、コンデンサ素子は、単位素子が複数積層された構造を有し、複数の単位素子の各陰極箔は、互いに導通していてもよい。
本発明によれば、高い耐湿性能を実現することができる。それにより、本発明に係る積層型固体電解コンデンサの特性劣化を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る積層型の固体電解コンデンサ100を説明するための図である。図1(a)は固体電解コンデンサ100の断面図であり、図1(b)は固体電解コンデンサ100の上面図であり、図1(c)は固体電解コンデンサ100の底面図である。図1(a)に示すように、固体電解コンデンサ100は、ケース部10内にコンデンサ素子200が収容された構造を有する。
図1(a)および図1(b)に示すように、ケース部10は、ベース基板13上に金属キャップ11が配置された構造を有する。金属キャップ11は、ベース基板13にシーム溶接等によって溶接されていてもよい。金属キャップ11は、銅、アルミニウム、SPC鋼板、コバルト鋼板、ステンレス等の金属から構成される。
ベース基板13は、導電性を有し、容易にハンダ付けが可能であり、水分透過性の低い材料から構成されている。例えば、銅、アルミニウム、SPC鋼板、コバルト鋼板、ステンレス等の金属、表面にめっき等により金属層が形成されたセラミックス等をベース基板13として用いることができる。金属キャップ11の内側には、絶縁性層12がコートされている。それにより、コンデンサ素子200と金属キャップ11との短絡を防止することができる。なお、絶縁性層12としては、絶縁性を有する樹脂、ナイロン、PET(ポリエチレンテレフタレート)等を用いることができる。
また、図1(a)および図1(c)に示すように、ベース基板13の両端近傍には、貫通孔が形成されている。それぞれの貫通孔には、陽極端子31が配置されている。陽極端子31と貫通孔との隙間には、絶縁部材32が形成されている。それにより、陽極端子31とベース基板13との短絡を防止することができる。
陽極端子31は、容易にハンダ付け可能な導電性材料から構成される。例えば、SPC鋼、コバルト鋼等を陽極端子31として用いることができる。陽極端子31は、後述する陽極箔21の引き出し部に接続されている。また、ベース基板13は、下面において両貫通孔の間に凸部33を備える。凸部33は、後述するように、陰極端子として機能する。凸部33と陽極端子31との間には、絶縁シート34が形成されている。それにより、凸部33と陽極端子31との短絡を防止することができる。
絶縁部材32は、硬質ガラス、軟質ガラス等のガラス、ゴム等から構成される。ベース基板13としてSPC鋼板等の線膨張係数が比較的大きい材料を用いた場合、絶縁部材32として軟質ガラスを用いることが好ましい。一方、ベース基板13としてコバルト鋼板等の線膨張係数が比較的小さい材料を用いた場合、絶縁部材32として硬質ガラスを用いることが好ましい。これらの場合、ケース部10の密封性を向上させることができる。
続いて、図1(a)および図2を参照しつつ、コンデンサ素子200の詳細について説明する。図2は、図1(a)のA−A線断面のうちコンデンサ素子200の断面を示す図である。図1(a)および図2に示すように、コンデンサ素子200は、単位素子20が複数積層された複層素子構造を有する。本実施の形態に係るコンデンサ素子200は、ベース基板13上に導電性の接着剤25を介して単位素子20が2つ積層された構造を有する。単位素子20の積層数を調整することにより、任意の容量に設定することができる。
接着剤25は、銀等の導電性材料から構成される。単位素子20は、陽極箔21全体の表面に、固体電解質層22、カーボンペースト層23および引き出し陰極層24が順に形成された構造を有する。陽極箔21は、表面に誘電体酸化皮膜が形成された弁金属からなる。陽極箔21に用いられる弁金属としては、アルミニウム等の金属があげられる。誘電体酸化皮膜は、弁金属の表面にエッチング処理および化成酸化処理を施すことによって形成することができる。
陽極箔21は、誘電体酸化皮膜が形成された弁金属を所定の形状に抜き取ることによって形成することができる。この抜き取りの際、陽極箔21の端面において弁金属が露出し、誘電体酸化皮膜の欠損が発生する。したがって、露出した弁金属上に酸化皮膜を新たに形成する必要がある。例えば、抜き取り後に化成処理および熱処理を数回施すことによって、弁金属の露出部に誘電体酸化皮膜を新たに形成することができる。この化成処理は、アジピン酸アンモニウム濃度0.5wt%〜2wt%を主体とした化成液を用いて誘電体酸化皮膜の化成電圧値に近似した電圧で行われる。また、熱処理は、200℃〜280℃の温度範囲で行われる。
固体電解質層22は、セパレータを備える。固体電解質層22において、セパレータ内と、セパレータおよび陽極箔21の間とに固体電解質が形成されている。セパレータは、例えば、PET繊維、アクリル繊維等の高分子繊維を単独または混紗した合成繊維を主体とする。固体電解質は、PEDT(3,4−ポリエチレンジオキシチエフェン)等からなる。この固体電解質は、セパレータに重合性モノマーおよび酸化剤を適量含浸させることによって形成することができる。ここで、固体電解質の形成方法について説明する。
まず、陽極箔21表面及びセパレータ上に、固体電解質となるモノマーおよび酸化剤の混合液を形成させる。ここで用いるモノマーは、揮発性溶媒との混合溶剤である。この混合溶剤におけるモノマー濃度は1wt%〜50wt%の範囲内であり、10wt%〜35wt%であることが好ましい。また、酸化剤は40wt%〜60wt%程度のアルコール系溶剤である。本実施の形態においては60wt%濃度の酸化剤を使用している。次に、陽極箔及びセパレータに形成させた混合液を加熱重合法により、固体電解質22を形成させる。
なお、固体電解質層22が露出する部分には、絶縁層26が形成されている。それにより、固体電解質層22から固体電解質が染み上がることが防止される。絶縁層26は、例えば、シリコン樹脂やエポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂等の絶縁性を備えた合成樹脂からなる。
引き出し陰極層24は、銀ペースト等から構成される。本実施の形態においては、下側の単位素子20の引き出し陰極層24とベース基板13とが接着剤25を介して電気的に接続されている。それにより、ベース基板13および金属キャップ11は、陰極としても機能する。
本実施の形態に係る固体電解コンデンサ100は、密封性が高く外部環境からの遮断効果が大きい金属キャップ11およびベース基板13によってコンデンサ素子200が密封されていることから、高い耐湿性能を実現する。したがって、固体電解コンデンサ100の特性劣化を抑制することができる。また、ケース部10全体が陰極として機能することから、本実施の形態に係る固体電解コンデンサ100のESLを低減させることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る固体電解コンデンサ100aを説明するための図である。図3(a)は固体電解コンデンサ100aの断面図であり、図3(b)は固体電解コンデンサ100aの上面図であり、図3(c)は固体電解コンデンサ100aの底面図である。図3(a)〜図3(c)に示すように、固体電解コンデンサ100aが図1の固体電解コンデンサ100と異なる点は、コンデンサ素子200の代わりにコンデンサ素子200aが配置されている点である。
コンデンサ素子200aは、陽極箔21aの上下面のそれぞれに、固体電解質層22および陰極箔27が順に積層された単位素子20aが複数積層された構造を有する。本実施の形態に係るコンデンサ素子200aは、単位素子20aが2つ積層されている。コンデンサ素子200aは、導電性の接着剤25によってベース基板13上に接着されている。それにより、金属キャップ11およびベース基板13は、陰極として機能する。
陽極箔21aが図1の陽極箔21と異なる点は、形状である。詳細は、後述する。陰極箔27は、アルミニウム、タンタル、ニオブ等の金属からなる。本実施の形態においては、陰極箔27はアルミニウム箔から構成される。陰極箔27の表面には、炭化物の蒸着処理または物理的吸着処理が施されている。その結果、炭化物粒子が陰極箔27の表面に吸着している。
このように、陰極箔27を構成する金属と固体電解質層22とは、直接的に接触するのではなく有機物である炭化物粒子を介して接触することになる。それにより、陰極箔27と固体電解質層22との密着性が向上する。また、通常の酸化皮膜のエッチングピットよりも炭化物粒子同士の空隙の方が広くなるため、固体電解質層22内の固体電解質が効率よく形成される。それにより、陰極箔27と固体電解質層22との界面抵抗が減少し、tanδおよびESRが低下する。その結果、固体電解コンデンサ100aの周波数特性が向上する。
さらに、固体電解コンデンサ100aへの通電時には、陰極箔27、炭化物粒子および固体電解質層22が導通することになる。それにより、炭化物粒子および固体電解質層22は、固体電解コンデンサ100aの陰極としての容量に影響を及ぼさず、陽極側の静電容量が固体電解コンデンサ100aの容量となる。また、固体電解コンデンサ100aの容量が増大することから、単位素子20aの積層数を低減させることができる。それにより、固体電解コンデンサ100aを薄型化することができる。なお、単位素子20aの積層数を調整することにより、任意の容量に設定することができる。
炭化物粒子は、炭素を含む素材であれば特に限定されない。炭化物粒子としては、例えば、カーボン、グラファイト、窒化炭素、炭化物、炭化化合物等を用いることができる。なお、炭化物粒子は、陰極箔27の表面に形成されるウィスカによって保持されていてもよい。
陰極箔27には引き出し部が形成されている。各陰極箔27の引き出し部は、溶接部28によって接続されている。それにより、各陰極箔27は、電気的に接続されている。溶接部28は、レーザ溶接、抵抗溶接、超音波溶接等により形成されている。陽極箔21は、引き出し部を介して陽極端子31に接続されている。
図4は、陽極箔21および陰極箔27の形状について説明するための図である。図4(a)は固体電解コンデンサ100aを上面側から見た透過図であり、図4(b)は陽極箔21の平面図であり、図4(c)は陰極箔27の平面図である。図4(b)および図4(c)に示すように、陽極箔21aおよび陰極箔27は、平板状の一枚箔である。各陽極箔21aおよび各陰極箔27には、引き出し部が一体的に形成されている。陽極箔21aの引き出し部および陰極箔27の引き出し部は、各箔に対して垂直な方向から見た場合に互いに重複しないように配置されている。なお、上述の図3は、図4のC−C線断面図である。また、図5は、図4のB−B線断面図である。
本実施の形態に係る固体電解コンデンサ100aは、密封性が高く外部環境からの遮断効果が大きい金属キャップ11およびベース基板13によってコンデンサ素子200aが密封されていることから、高い耐湿性能を実現する。したがって、固体電解コンデンサ100aの特性劣化を抑制することができる。また、ケース部10全体が陰極として機能することから、本実施の形態に係る固体電解コンデンサ100aのESLを低減させることができる。
以下、上記実施の形態に係る固体電解コンデンサを作製し、その特性を調べた。
(実施例1)
実施例1においては、図1の固体電解コンデンサ100を作製した。陽極箔21として、エッチング処理および化成処理が施されたアルミニウム箔を用いた。陽極箔21は、所定の大きさになるように抜き取った。次に、陽極箔21に対してアジピン酸アンモニウム濃度0.5wt%〜2wt%を主体とした化成液を用いて陽極箔21の酸化皮膜の化成電圧値に近似した電圧で化成処理を施し、200℃〜280℃の温度範囲で熱処理を施した。陽極箔21の箔厚は、100μm〜110μmである。
次に、陽極箔21の両面に固体電解質層22を形成した。モノマー混合溶剤25wt%と酸化剤60wt%とを陽極箔21の両面およびセパレータに形成させ、30℃から徐々に昇温させ、150℃で終了させた。固体電解質層22の膜厚は、30μm〜50μmである。
その後、固体電解質層22上に、カーボンペースト層23および引き出し陰極層24を形成し、固体電解質層22の両端に絶縁層26を形成し、単位素子20を完成させた。カーボンペースト層23の膜厚は10μm以下であり、陰極層24の膜厚は10μm以下である。陰極層24には、銀ペーストを用いた。この単位素子20を接着剤25を介してベース基板13上に2つ積層してコンデンサ素子200を完成させた。接着剤25には、銀を用いた。
その後、陽極箔21を陽極端子31に接続させた。さらに、金属キャップ11をコンデンサ素子200に被せ、ベース基板13と金属キャップ11とをプロジェクション溶接によって接続した。金属キャップ11の高さは、1.7mmである。ベース基板13及び陽極端子31にはコバルト鋼を用い、絶縁部材32には硬質ガラスを用いた。ベース基板13の厚さは、0.7mmである。なお、実施例1に係る固体電解コンデンサの容量は、2.5V1000μFである。
(実施例2)
実施例2においては、図3〜図5の固体電解コンデンサ100aを作製した。陽極箔21aとして、エッチング処理および化成処理が施されたアルミニウム箔を用いた。陽極箔21aの箔厚は、100μm〜110μmである。また、陰極箔27として、箔厚が50μmであり、表面に炭化物粒子が保持されたものを用いた。陽極箔21aおよび陰極箔27は、所定の大きさになるように抜き取った。次に、陽極箔21aに対してアジピン酸アンモニウム濃度0.5wt%〜2wt%を主体とした化成液を用いて陽極箔21aの酸化皮膜の化成電圧値に近似した電圧で化成処理を施し、200℃〜280℃の温度範囲で熱処理を施した。
次に、陽極箔21aの片面に固体電解質層22を形成した。モノマー混合溶剤25wt%と酸化剤60wt%とを陽極箔21の両面およびセパレータに形成させ、30℃から徐々に昇温させ、150℃で終了させた。固体電解質層22の膜厚は、30μm〜50μmである。
その後、固体電解質層22上に、陰極箔27を貼り合わせ、単位素子20aを完成させた。この単位素子20aを接着剤複数積層してコンデンサ素子200aを完成させた。その後、陽極箔21aを陽極端子31に接続させ、陰極箔27の引き出し部を超音波溶接により接続した。さらに、金属キャップ11をコンデンサ素子200aに被せ、ベース基板13と金属キャップ11とをプロジェクション溶接によって接続した。金属キャップ11の高さは、1.7mmである。ベース基板13及び陽極端子31にはコバルト鋼を用い、絶縁部材32には硬質ガラスを用いた。ベース基板13の厚さは、0.7mmである。なお、実施例2に係る固体電解コンデンサの容量は、2.5V1000μFである。
(比較例)
比較例においては、実施例1に係るコンデンサ素子200を従来のリードフレームに取り付け、エポキシ樹脂をトランスファーモールドによって外装して、固体電解コンデンサを作製した。なお、比較例に係る固体電解コンデンサの容量は、2.5V1000μFである。
(分析)
実施例1,2および比較例に係る固体電解コンデンサの静電容量、tanδ、漏れ電流およびESRの値を表1に示す。実施例1,2および比較例の固体電解コンデンサはそれぞれ30個ずつ作製されており、表1の各値はそれらの平均値を示している。
Figure 2007200950
表1に示すように、実施例1,2に係る固体電解コンデンサにおいては、比較例に係る固体電解コンデンサに比較して、静電容量が増加し、tanδおよびESRが大幅に低減している。特に、漏れ電流が大幅に低下している。このことは、金属ケースおよびベース基板によってコンデンサ素子が密封されたためであると考えられる。
次に、90℃、95Rh%の高温高湿度条件下で1000時間放置した場合の実施例1,2および比較例に係る固体電解コンデンサの特性変化を表2に示す。表2の各値も、平均値を示している。
Figure 2007200950
表2に示すように、比較例に係る固体電解コンデンサは、全てショートした。したがって、静電容量、tanδおよびESRのいずれも測定することができなかった。一方、実施例1,2に係る固体電解コンデンサにおいては、静電容量、tanδ、漏れ電流およびESRに目立った変化は見られなかった。このことは、金属ケースおよびベース基板によってコンデンサ素子が完全密封されたために高温高湿度条件下における耐湿性が向上したからであると考えられる。
本発明の第1の実施の形態に係る積層型の固体電解コンデンサを説明するための図である。 図1(a)のA−A線断面のうちコンデンサ素子の断面を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る固体電解コンデンサを説明するための図である。 陽極箔および陰極箔の形状について説明するための図である。 図3のB−B線断面図である。
符号の説明
10 ケース部
11 金属キャップ
12 絶縁性層
13 ベース基板
20,20a 単位素子
21,21a 陽極箔
22 固体電解質層
23 カーボンペースト層
24 引き出し陰極層
27 陰極箔
28 溶接部
31 陽極端子
32 絶縁部材
33 凸部
100,100a 固体電解コンデンサ
200,200a コンデンサ素子

Claims (12)

  1. 導電性を有する基板と、
    前記基板上に配置されたコンデンサ素子と、
    前記基板上に接続され、前記コンデンサ素子を覆い、前記基板と導通する金属キャップとを備え、
    前記コンデンサ素子の陰極と前記基板とは、導通していることを特徴とする積層型固体電解コンデンサ。
  2. 前記金属キャップは、前記基板に溶接されていることを特徴とする請求項1記載の積層型固体電解コンデンサ。
  3. 前記基板は、金属または表面に金属が形成されたセラミックスからなり、陰極端子を備え、少なくとも1つの貫通孔を有し、
    前記積層型固体電解コンデンサは、前記コンデンサ素子の陽極から前記貫通孔を介して外部に引き出された陽極端子をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の積層型固体電解コンデンサ。
  4. 前記貫通孔における前記基板と前記陽極端子との間に、絶縁部材が設けられていることを特徴とする請求項3記載の積層型固体電解コンデンサ。
  5. 前記絶縁部材は、ガラスまたはゴムからなることを特徴とする請求項4記載の積層型固体電解コンデンサ。
  6. 前記基板の下面において、前記陽極端子と前記陰極端子との間に絶縁層が設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の積層型固体電解コンデンサ。
  7. 前記金属キャップの内面には、絶縁層が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の積層型固体電解コンデンサ。
  8. 前記コンデンサ素子は、弁作用を有する金属からなる陽極箔の表面に、セパレータを含む固体電解質層、カーボンペーストおよび引き出し陰極層が順に形成された単位素子を含み、
    前記基板と前記単位素子の引き出し陰極層とは、導通していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の積層型固体電解コンデンサ。
  9. 前記コンデンサ素子は、前記単位素子が複数積層された構造を有し、
    前記複数の単位素子のうち、最下段の単位素子の引き出し陰極層と前記基板とが導通していることを特徴とする請求項8記載の積層型固体電解コンデンサ。
  10. 前記コンデンサ素子は、弁作用を有する金属からなる陽極箔の上下面に、セパレータを含む固体電解質層と前記固体電解質層側の面に炭化物粒子を保持する陰極箔とが順に形成された単位素子を含み、前記基板と前記陰極箔とは、導通していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の積層型固体電解コンデンサ。
  11. 前記単位素子の陰極箔は、互いに導通していることを特徴とする請求項10記載の積層型固体電解コンデンサ。
  12. 前記コンデンサ素子は、前記単位素子が複数積層された構造を有し、
    前記複数の単位素子の各陰極箔は、互いに導通していることを特徴とする請求項10または11記載の積層型固体電解コンデンサ。

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