JP2007193869A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】VRモードでDVD−Rディスクに情報を記録している際中に停電しても、それまでの記録内容をセクタ単位で保証することができる光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】DVD−Rディスクへの情報の記録中に、動作状態の内容を停電情報としてフラッシュメモリに格納させる。当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生して装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時に、フラッシュメモリから停電情報が読み出される。そして、前記停電情報に基づいて所定の処理を行うことにより、停電が発生するまでに当該光ディスクに記録した情報をセクタ単位で保証するように制御を行う。これにより、VRモードでDVD−Rディスクに情報を記録している際中に停電しても、それまでの記録内容をセクタ単位で保証することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置に関し、特に、記録中に停電が発生した場合の記録内容を保証するための処理に関する。
1回だけ書き込み可能で追記可能な光ディスクであるDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)−R(レコーダブル)タイプの光ディスク(以下DVD−Rディスクと言う)は、時間間隔を空けながらデータを追記していくことが可能で、追記を完了させるファイナライズ処理後には再生専用ディスクとすることが可能であり、一旦記録したデータが消去されないことから、保存用ディスクとして使用される。
DVD−Rディスクは、通常の光ディスク記録再生装置または光ディスク再生装置で再生させるためには、再生専用のDVD−ROMタイプの光ディスクと同一のデータ構造を持つことが必須であり、ファイナライズ処理時に、そのデータ構造を記録するための方法として、リードイン領域の内周側に独自の情報領域を設け、追記された領域の情報をディスク上に記録しておき、この情報を用いてリードイン領域やリードアウト領域の情報を作成している。
ところで、光ディスク記録再生装置がDVD−Rディスクに対して情報を記録している際中に、停電が発生して、光ディスク記録再生装置の電源がオフされた時、記録に失敗する場合がある。この場合、記録管理データ(記録管理情報)の記録に失敗した時には、失敗直前に記録したデータが無効となり、そのデータは再生ができなくなる。
そこで、特許文献1の従来技術では、ディスク媒体のデータ記録済み領域の位置情報を記録のたびに更新しながらメモリに保持し、前記ディスク媒体に対する記録中に停電が発生したこと検出すると、前記メモリに保持された位置情報に基づいて記録を再開するようにしている。即ち、ディスク媒体のデータ記録領域の記録中に停電が発生した時でも、前記メモリで保持している最新の記録管理データを参照することにより、ディスク記録再生装置が未記録領域の検出を行うことなく、直ちに記録を再開することができるようにしている。
特開2002−312940号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術は、ディスク媒体上のトラックの1セクタに対してRDI(リアルタイムデータ情報)パックの存在を確認している訳ではないので、リアルタイムでのデータの記録状態を正確に把握できず、停電した後、ディスク記録再生装置を再起動して、記録を再開してもセクタ単位で記録内容を保証できるとは限らない、即ち、停電時に失ったゾーンのデータをセクタ単位で保証できるとは限らないという課題が生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、VR(ビデオ・レコーディング)モードでDVD−Rディスクに情報を記録している際中に停電しても、それまでの記録内容をセクタ単位で保証することができる光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置において、1回だけ書き込み可能で追記可能な当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生した時に備えて停電発生時点の動作状態の内容を確保できるように動作状態の内容を停電情報として記録中にフラッシュメモリに格納する停電情報格納手段と、当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生して装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時に、前記フラッシュメモリから停電情報を読み出す停電情報読出手段と、前記読み出された停電情報に基づいて当該停電は、バックアップファイル書き込み中に発生したか否か、記録ゾーンを閉じている間に発生したか否か、タイトル記録中に発生したか否かを判定する停電タイミング判定手段と、当該停電が、バックアップファイル書き込み中に発生したと判定された場合、あるいは記録ゾーンを閉じている間に発生したと判定された場合に当該ゾーンを閉じるゾーン閉鎖手段と、当該停電が、タイトル記録中に停電したと判定された場合に、当該光ディスクの外周の記録ゾーンから順に、ファイル先頭アドレス検索情報が見つかるまで検索する先頭アドレス検索情報検索手段と、前記検索されたファイル先頭アドレス検索情報に基づいて記録前の記録管理情報ファイルを読み出す記録管理情報ファイル読出手段と、復元するタイトルの記録開始位置を前記読み出された記録管理情報ファイルに基づいて前記フラッシュメモリから読み出す記録開始位置読出手段と、前記読み出された記録開始位置に基づいて当該光ディスク上のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ読み出すセクタ読出手段と、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在するか否かを判定するリアルタイムデータ情報パック判定手段と、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在すると判定された場合に、そのリアルタイムデータ情報パックのマニファクチャ情報に予め書いておいたデータを参照して時間とビデオオブジェクトユニットの位置との関係を示すタイムマップを作成するタイムマップ作成手段と、前記作成されたタイムマップに基づいて次のビデオオブジェクトユニットの位置を算出する次ビデオオブジェクトユニット位置算出手段と、前記算出された次のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ前記セクタ読出手段により読み出させ、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段の処理に移す処理移行手段と、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段により、読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在しないと判定された場合に、記録管理情報を当該光ディスクに書き込む記録管理情報書込み手段と、前記記録管理情報が書き込まれた後、ファイルストラクチャを当該光ディスクに書き込むファイルストラクチャ書込み手段と、停電が発生するまでに当該光ディスクに記録した情報をセクタ単位で保証するように制御を行うシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成において、光ディスク記録再生装置は、1回だけ書き込み可能で追記可能な光ディスクに対する情報の記録を開始すると、システムコントローラの停電情報格納手段は、動作状態の内容を停電情報としてフラッシュメモリに格納する。この記録中に、停電が発生して、光ディスク記録再生装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時、システムコントローラの停電情報読出手段は、フラッシュメモリから停電情報を読み出す。そして、停電タイミング判定手段は、前記読み出された停電情報に基づいて当該停電は、バックアップファイル書き込み中に発生したか否か、記録ゾーンを閉じている間に発生したか否か、タイトル記録中に発生したか否かを判定する。
当該停電が、バックアップファイル書き込み中に発生したと判定された場合、あるいは記録ゾーンを閉じている間に発生したと判定された場合に、ゾーン閉鎖手段は、前記記録ゾーンを閉じる。これにより本処理は終了する。当該停電が、タイトル記録中に停電したと判定された場合に、先頭アドレス検索情報検索手段は、当該光ディスクの外周の記録ゾーンから順に、ファイル先頭アドレス検索情報が見つかるまで検索する。
次に、記録管理情報ファイル読出手段は、前記検索されたファイル先頭アドレス検索情報に基づいて記録前の記録管理情報ファイルを読み出す。この後、記録開始位置読出手段は、復元するタイトルの記録開始位置を、前記読み出された記録管理情報ファイルに基づいてフラッシュメモリから読み出す。この後、セクタ読出手段は、前記読み出された記録開始位置に基づいて当該光ディスク上のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ読み出し、リアルタイムデータ情報パック判定手段は、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在するか否かを判定する。
前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在すると判定された場合に、タイムマップ作成手段は、そのリアルタイムデータ情報パックのマニファクチャ情報に予め書いておいたデータを参照して時間とビデオオブジェクトユニットの位置との関係を示すタイムマップを作成する。
次に、次ビデオオブジェクトユニット位置算出手段は、前記作成されたタイムマップに基づいて次のビデオオブジェクトユニットの位置を算出する。この後、処理移行手段は、前記算出された次のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ前記セクタ読出手段により読み出させ、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段の処理に移す。
前記リアルタイムデータ情報パック判定手段により、読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在しないと判定された場合に、記録管理情報書込み手段は、記録管理情報を当該光ディスクに書き込む。前記記録管理情報が書き込まれた後、ファイルストラクチャ書込み手段は、ファイルストラクチャを当該光ディスクに書き込む。これにより本処理は終了する。
この構成によれば、1回だけ書き込み可能で追記可能な光ディスクに情報を記録している際中に停電しても、それまでの記録内容をセクタ単位で保証することができ、これにより、光ディスクの領域を無駄なく使用することができる。
請求項2の発明は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置において、1回だけ書き込み可能で追記可能な当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生した時に備えて停電発生時点の動作状態の内容を確保できるように動作状態の内容を停電情報として記録中にフラッシュメモリに格納する停電情報格納手段と、当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生して装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時に、前記フラッシュメモリから停電情報を読み出す停電情報読出手段と有し、前記停電情報に基づいて所定の処理を行うことにより、停電が発生するまでに当該光ディスクに記録した情報をセクタ単位で保証するように制御を行うシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成において、停電情報格納手段は、1回だけ書き込み可能で追記可能な当該光ディスクへの情報の記録中に、動作状態の内容を停電情報としてフラッシュメモリに格納する。当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生して装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時に、停電情報読出手段は、フラッシュメモリから停電情報を読み出す。そして、前記停電情報に基づいて所定の処理を行うことにより、停電が発生するまでに当該光ディスクに記録した情報をセクタ単位で保証するように制御を行う。
この構成によれば、1回だけ書き込み可能で追記可能な光ディスクに情報を記録している際中に停電しても、それまでの記録内容をセクタ単位で保証することができ、これにより、光ディスクの領域を無駄なく使用することができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記システムコントローラは、前記停電情報読出手段により読み出された情報に基づいて当該停電は、バックアップファイル書き込み中に発生したか否か、記録ゾーンを閉じている間に発生したか否か、タイトル記録中に発生したか否かを判定する停電タイミング判定手段と、当該停電が、バックアップファイル書き込み中に発生したと判定された場合、あるいは記録ゾーンを閉じている間に発生したと判定された場合に当該ゾーンを閉じるゾーン閉鎖手段と、当該停電が、タイトル記録中に停電したと判定された場合に、当該光ディスクの外周の記録ゾーンから順に、ファイル先頭アドレス検索情報が見つかるまで検索する先頭アドレス検索情報検索手段と、前記検索されたファイル先頭アドレス検索情報に基づいて記録前の記録管理情報ファイルを読み出す記録管理情報ファイル読出手段と、復元するタイトルの記録開始位置を前記読み出された記録管理情報ファイルに基づいて前記フラッシュメモリから読み出す記録開始位置読出手段と、前記読み出された記録開始位置に基づいて当該光ディスク上のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ読み出すセクタ読出手段と、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在するか否かを判定するリアルタイムデータ情報パック判定手段と、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在すると判定された場合に、そのリアルタイムデータ情報パックのマニファクチャ情報に予め書いておいたデータを参照して時間とビデオオブジェクトユニットの位置との関係を示すタイムマップを作成するタイムマップ作成手段と、前記作成されたタイムマップに基づいて次のビデオオブジェクトユニットの位置を算出する次ビデオオブジェクトユニット位置算出手段と、前記算出された次のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ前記セクタ読出手段により読み出させ、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段の処理に移す処理移行手段と、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段により、読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在しないと判定された場合に、記録管理情報を当該光ディスクに書き込む記録管理情報書込み手段と、前記記録管理情報が書き込まれた後、ファイルストラクチャを当該光ディスクに書き込むファイルストラクチャ書込み手段とを有する。
したがって、前記システムコントローラは、停電タイミング判定処理、ゾーン閉鎖処理、先頭アドレス検索情報検索処理、記録管理情報ファイル読出処理、記録開始位置読出処理、セクタ読出処理、リアルタイムデータ情報パック判定処理、タイムマップ作成処理、次ビデオオブジェクトユニット位置算出処理、処理移行処理、記録管理情報書込み処理、およびファイルストラクチャ書込み処理を実現でき、これにより、1回だけ書き込み可能で追記可能な光ディスクに情報を記録している際中に停電しても、それまでの記録内容をセクタ単位で保証することが可能になる。
以上のように本発明によれば、1回だけ書き込み可能で追記可能な当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生した時に備えて停電発生時点の動作状態の内容を確保できるように動作状態の内容を停電情報として記録中にフラッシュメモリに格納する停電情報格納手段と、当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生して装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時に、前記フラッシュメモリから停電情報を読み出す停電情報読出手段と、前記読み出された停電情報に基づいて当該停電は、バックアップファイル書き込み中に発生したか否か、記録ゾーンを閉じている間に発生したか否か、タイトル記録中に発生したか否かを判定する停電タイミング判定手段と、当該停電が、バックアップファイル書き込み中に発生したと判定された場合、あるいは記録ゾーンを閉じている間に発生したと判定された場合に当該ゾーンを閉じるゾーン閉鎖手段と、当該停電が、タイトル記録中に停電したと判定された場合に、当該光ディスクの外周の記録ゾーンから順に、ファイル先頭アドレス検索情報が見つかるまで検索する先頭アドレス検索情報検索手段と、前記検索されたファイル先頭アドレス検索情報に基づいて記録前の記録管理情報ファイルを読み出す記録管理情報ファイル読出手段と、復元するタイトルの記録開始位置を前記読み出された記録管理情報ファイルに基づいて前記フラッシュメモリから読み出す記録開始位置読出手段と、前記読み出された記録開始位置に基づいて当該光ディスク上のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ読み出すセクタ読出手段と、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在するか否かを判定するリアルタイムデータ情報パック判定手段と、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在すると判定された場合に、そのリアルタイムデータ情報パックのマニファクチャ情報に予め書いておいたデータを参照して時間とビデオオブジェクトユニットの位置との関係を示すタイムマップを作成するタイムマップ作成手段と、前記作成されたタイムマップに基づいて次のビデオオブジェクトユニットの位置を算出する次ビデオオブジェクトユニット位置算出手段と、前記算出された次のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ前記セクタ読出手段により読み出させ、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段の処理に移す処理移行手段と、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段により、読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在しないと判定された場合に、記録管理情報を当該光ディスクに書き込む記録管理情報書込み手段と、前記記録管理情報が書き込まれた後、ファイルストラクチャを当該光ディスクに書き込むファイルストラクチャ書込み手段と、停電が発生するまでに当該光ディスクに記録した情報をセクタ単位で保証するように制御を行うシステムコントローラを備えたので、1回だけ書き込み可能で追記可能な光ディスクに情報を記録している際中に停電しても、それまでの記録内容をセクタ単位で保証することができ、これにより、光ディスクの領域を無駄なく使用することができる。
また、本発明によれば、1回だけ書き込み可能で追記可能な当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生した時に備えて停電発生時点の動作状態の内容を確保できるように動作状態の内容を停電情報として記録中にフラッシュメモリに格納する停電情報格納手段と、当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生して装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時に、前記フラッシュメモリから停電情報を読み出す停電情報読出手段と有し、前記停電情報に基づいて所定の処理を行うことにより、停電が発生するまでに当該光ディスクに記録した情報をセクタ単位で保証するように制御を行うシステムコントローラを備えたので、1回だけ書き込み可能で追記可能な光ディスクに情報を記録している際中に停電しても、それまでの記録内容を保証することができ、これにより、光ディスクの領域を無駄なく使用することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。
この光ディスク記録再生装置は、装置全体を制御するシステムコントローラ22と、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ5と、光ディスク1に対して情報の書き込み/読み出しを光学的に行う光ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向に移動させるためのスレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じて、モータ駆動回路34を通じてスピンドルモータ5、およびスレッド3を駆動すると共に、光ピックアップ2に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かすことによりレーザ光の焦点位置を光ディスク1の記録面に対して垂直方向および水平方向に移動させる制御を行うサーボ制御部4とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ2からの読取信号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力されたRF信号をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信号復調処理と誤り訂正処理を行って生成したデータをバッファメモリとしてのRAM7に格納するデジタル信号処理部8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出力されたデータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータとビデオデータとを分離するストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオデータを入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオデコーダ11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ストリーム分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行うサブピクチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力されたビデオデータを入力してMPEGでデコード処理を行うビデオMPEGデコーダ15と、このビデオMPEGデコーダ15でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデオMPEGデコーダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータとを合成するビデオプロセッサ17と、このビデオプロセッサ17から出力された合成データを表示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデオエンコーダ18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーディオ信号に変換して図示しない音声回路を介して例えばスピーカ19に供給するD/A変換器16とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、システムコントローラ22に対して、記録指示を与えるための記録キー、再生指示を与えるための再生キー、記録や再生の停止指示を与えるための停止キーなど、各種操作キーを有するリモコン21と、このリモコン21の操作キーよりも少ない操作キーを有する本体操作部(図示せず)とを備えている。また、この光ディスク記録再生装置は、装置の各構成要素を制御したり、装置全体を制御したりするためのプログラムやデータが記憶された不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリ23と、このフラッシュメモリ23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステムコントローラ22を制御するCPU24と、このCPU24の演算処理に必要なデータを一時的に格納するRAM27とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、アンテナ28に接続されるチューナ29と、このチューナ29で選局されたテレビジョン放送のアナログの映像音声信号、あるいは図示しないテレビジョン受信機や他の再生装置からの映像音声信号をデジタルの映像音声データに変換するA/D変換回路30と、前記映像音声データをMPEGでエンコードするMPEGエンコーダ31と、前記エンコードした映像音声データ(エンコードデータ)を一時的に所定量だけ格納するバッファメモリとしてのRAM32と、記録データ変調回路25と接続するインターフェースであるATAPI(AT Attachment Packet Interface)33と、このATAPI33から送られてきたエンコードデータを光ディスク1に記録するために変調をかける記録データ変調回路25と、この記録データ変調回路25により変調された変調データに基づいて光ピックアップ2から出射するレーザ光を変調させるためのレーザ変調信号を光ピックアップ2に出力するレーザ変調回路26とを備えている。
システムコントローラ22は、本実施形態の特徴とする構成要素として、DVD−Rディスクに情報を記録している際中に停電が発生した時に備えて停電発生時点の動作状態の内容を確保できるように動作状態の内容を停電情報として記録中にフラッシュメモリ23に格納する停電情報格納手段と、当該DVD−Rディスクに情報を記録している際中に停電が発生して装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時に、フラッシュメモリ23から停電情報を読み出す停電情報読出手段と、前記読み出された停電情報に基づいて当該停電は、バックアップファイル書き込み中に発生したか否か、記録ゾーンを閉じている間に発生したか否か、タイトル記録中に発生したか否かを判定する停電タイミング判定手段とを有する。
また、システムコントローラ22は、当該停電が、バックアップファイル書き込み中に発生したと判定された場合、あるいは記録ゾーンを閉じている間に発生したと判定された場合に当該ゾーンを閉じるゾーン閉鎖手段と、当該停電が、タイトル記録中に停電したと判定された場合に、当該DVD−Rディスクの外周の記録ゾーンから順に、ファイル先頭アドレス検索情報が見つかるまで検索する先頭アドレス検索情報検索手段と、前記検索されたファイル先頭アドレス検索情報に基づいて記録前の記録管理情報ファイルを読み出す記録管理情報ファイル読出手段と、復元するタイトルの記録開始位置を前記読み出された記録管理情報ファイルに基づいてフラッシュメモリ23から読み出す記録開始位置読出手段と、前記読み出された記録開始位置に基づいて当該DVD−Rディスク上のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ読み出すセクタ読出手段とを有する。
また、システムコントローラ22は、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在するか否かを判定するリアルタイムデータ情報パック判定手段と、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在すると判定された場合に、そのリアルタイムデータ情報パックのマニファクチャ情報に予め書いておいたデータを参照して時間とビデオオブジェクトユニットの位置との関係を示すタイムマップを作成するタイムマップ作成手段と、前記作成されたタイムマップに基づいて次のビデオオブジェクトユニットの位置を算出する次ビデオオブジェクトユニット位置算出手段とを有する。
前記システムコントローラ22は、前記算出された次のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ前記セクタ読出手段により読み出させ、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段の処理に移す処理移行手段と、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段により、読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在しないと判定された場合に、記録管理情報を当該DVD−Rディスクに書き込む記録管理情報書込み手段と、前記記録管理情報が書き込まれた後、ファイルストラクチャを当該DVD−Rディスクに書き込むファイルストラクチャ書込み手段とを有し、停電が発生するまでに当該DVD−R光ディスクに記録した情報をセクタ単位で保証するように制御を行う。
図2はDVD−Rディスクのディスク構造図である。図2において、円盤状の光ディスク媒体101には、同心円上にトラック102が形成されており、各トラックは細かく分けられた複数のセクタ103から構成される。光ディスク媒体101には、ディスク記録情報領域104、リードイン領域105、データ記録領域106、リードアウト領域107が配置され、映像データなどの記録再生はデータ記録領域106に対して行われる。リードイン領域105およびリードアウト領域107は光ディスクをアクセスするのに必要なパラメータが記録されている。
図3はDVD−Rディスクの領域構成図である。図3において、ディスク記録情報領域104には、制御情報領域と記録管理領域が格納されている。制御情報領域には、ディスクアクセスに必要なパラメータ情報が記録されており、記録管理領域には、16セクタで構成され、記録状態を示す記録管理データ(記録管理情報)が複数格納されている。記録管理データ1〜mには、データ記録領域の記録状態を示す情報を格納し、データ記録領域に対して追記が行われる時など、ディスク状態が更新される時に最新の情報として、記録管理データ1,記録管理データ2,記録管理データ3,・・・,記録管理データmの順に追記される。記録管理データには、各ゾーンの記録状態を示す情報としてゾーン開始位置とゾーン最終記録位置がアドレス値で記録されている。この例では、最新の記録管理データにゾーン1〜ゾーンnのそれぞれに対して、ゾーン開始位置とゾーン終了位置が記録されている。
図4は本実施形態において光ディスク記録再生装置がVRモードでDVD−Rディスクに情報を記録中に停電し、この後、電源が復帰した場合に行われる処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図3を参照して、光ディスク記録再生装置がVRモードでDVD−Rディスクに情報を記録中に停電し、この後、電源が復帰した場合に行われる処理について説明する。
この光ディスク記録再生装置にDVD−Rディスクを装填し、このDVD−Rディスクに、例えば、他の再生装置(図示せず)からの情報を記録させる記録モードにリモコン21を操作して設定し、記録が開始すると、システムコントローラ22の停電情報格納手段は、DVD−Rディスクに情報を記録している際中に停電が発生した時に備えて停電発生時点の動作状態の内容を確保できるように、記録中に動作状態の内容を停電情報(停電した時のタイトルの開始アドレスや停電タイミングなどの情報)としてフラッシュメモリ23に格納する。
この記録中に停電が発生して、光ディスク記録再生装置の電源がオフされ、この後、リモコン21が操作され、電源がオンされ(ステップS1)、装置が立ち上がった時、システムコントローラ22の停電情報読出手段は、フラッシュメモリ23から停電情報を読み出す(ステップS2)。そして、システムコントローラ22の停電タイミング判定手段は、前記読み出された停電情報に基づいて当該停電は、バックアップファイル書き込み中に発生したか否か(ステップS3)、記録ゾーン(データ記録領域のゾーン)を閉じている間に発生したか否か(ステップS4)、タイトル記録中に発生したか否か(ステップS5)を判定する。
当該停電が、バックアップファイル書き込み中に発生したと判定された場合、あるいは記録ゾーンを閉じている間に発生したと判定された場合には、システムコントローラ22のゾーン閉鎖手段は前記記録ゾーンを閉じる(ステップS9)。これにより本処理は終了する。当該停電が、タイトル記録中に停電したと判定された場合に、システムコントローラ22の先頭アドレス検索情報検索手段は、当該DVD−Rディスクの外周の記録ゾーンから順に、ファイル先頭アドレス検索情報としてのDVD−R規格上のVAT_ICBが見つかるまで検索する(ステップS6)。
次に、システムコントローラ22の記録管理情報ファイル読出手段は、前記検索されたVAT_ICBに基づいて記録前の記録管理情報ファイルとしてDVD−R規格上のVR_MANGR.IFO(ビデオレコーディング・マネージャー・インフォーメーション)ファイルを読み出す(ステップS7)。この後、システムコントローラ22の記録開始位置読出手段は、復元するタイトルの記録開始位置を前記読み出されたVR_MANGR.IFOファイルに基づいてフラッシュメモリ23から読み出す(ステップS8)。
次に、システムコントローラ22のセクタ読出手段は、前記読み出された記録開始位置に基づいて当該DVD−Rディスク上のVOBU(ビデオオブジェクトユニット)を1つ1セクタだけ読み出し(ステップS10)、リアルタイムデータ情報パック判定手段は、前記読み出された1セクタにRDI(リアルタイムデータ情報)パックが存在するか否かを判定する(ステップS11)。
前記読み出された1セクタにRDIパックが存在すると判定された場合に、システムコントローラ22のタイムマップ作成手段は、そのRDI情報パックのMNFI(マニファクチャ情報)に予め書いておいたデータを参照して(ステップS12)、時間とビデオオブジェクトユニットの位置との関係を示すTMAP(タイムマップ)を作成する(ステップS13)。
次に、システムコントローラ22の次ビデオオブジェクトユニット位置算出手段は、前記作成されたTMAPに基づいて次のVOBUの位置を算出する(ステップS14)。この後、システムコントローラ22の処理移行手段は、前記算出された次のVOBUを1つ1セクタだけ前記セクタ読出手段により読み出させ(ステップS10)、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段の処理(ステップS11)に移す。
前記リアルタイムデータ情報パック判定手段により、前記読み出された1セクタにRDIパックが存在しないと判定された場合に(ステップS11)、システムコントローラ22の記録管理情報書込み手段は、VR_MANGR.IFOを当該DVD−Rディスクに書き込む(ステップS15)。前記VR_MANGR.IFOが書き込まれた後、システムコントローラ22のファイルストラクチャ書込み手段は、File Structure(ファイルストラクチャ)を当該DVD−Rディスクに書き込む(ステップS16)。これにより本処理は終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、VRモードでDVD−Rディスクに情報を記録している際中に停電しても、それまでの記録内容をセクタ単位で保証することができ、これにより、DVD−Rディスクの領域を無駄なく使用することができる。
本発明の一実施形態に係る光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。 DVD−Rディスクのディスク構造図である。 DVD−Rディスクの領域構成図である。 前記実施形態において光ディスク記録再生装置がVRモードでDVD−Rディスクに情報を記録中に停電し、この後、電源が復帰した場合に行われる処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク
22 システムコントローラ(停電情報格納手段、停電情報読出手段、停電タイミング判定手段、ゾーン閉鎖手段、先頭アドレス検索情報検索手段、記録管理情報ファイル読出手段、記録開始位置読出手段、セクタ読出手段、リアルタイムデータ情報パック判定手段、タイムマップ作成手段、次ビデオオブジェクトユニット位置算出手段、処理移行手段、記録管理情報書込み手段、ファイルストラクチャ書込み手段)
23 フラッシュメモリ

Claims (3)

  1. 光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置において、
    1回だけ書き込み可能で追記可能な当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生した時に備えて停電発生時点の動作状態の内容を確保できるように動作状態の内容を停電情報として記録中にフラッシュメモリに格納する停電情報格納手段と、
    当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生して装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時に、前記フラッシュメモリから停電情報を読み出す停電情報読出手段と、
    前記読み出された停電情報に基づいて当該停電は、バックアップファイル書き込み中に発生したか否か、記録ゾーンを閉じている間に発生したか否か、タイトル記録中に発生したか否かを判定する停電タイミング判定手段と、
    当該停電が、バックアップファイル書き込み中に発生したと判定された場合、あるいは記録ゾーンを閉じている間に発生したと判定された場合に当該ゾーンを閉じるゾーン閉鎖手段と、
    当該停電が、タイトル記録中に停電したと判定された場合に、当該光ディスクの外周の記録ゾーンから順に、ファイル先頭アドレス検索情報が見つかるまで検索する先頭アドレス検索情報検索手段と、
    前記検索されたファイル先頭アドレス検索情報に基づいて記録前の記録管理情報ファイルを読み出す記録管理情報ファイル読出手段と、
    復元するタイトルの記録開始位置を前記読み出された記録管理情報ファイルに基づいて前記フラッシュメモリから読み出す記録開始位置読出手段と、
    前記読み出された記録開始位置に基づいて当該光ディスク上のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ読み出すセクタ読出手段と、
    前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在するか否かを判定するリアルタイムデータ情報パック判定手段と、
    前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在すると判定された場合に、そのリアルタイムデータ情報パックのマニファクチャ情報に予め書いておいたデータを参照して時間とビデオオブジェクトユニットの位置との関係を示すタイムマップを作成するタイムマップ作成手段と、
    前記作成されたタイムマップに基づいて次のビデオオブジェクトユニットの位置を算出する次ビデオオブジェクトユニット位置算出手段と、
    前記算出された次のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ前記セクタ読出手段により読み出させ、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段の処理に移す処理移行手段と、
    前記リアルタイムデータ情報パック判定手段により、読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在しないと判定された場合に、記録管理情報を当該光ディスクに書き込む記録管理情報書込み手段と、
    前記記録管理情報が書き込まれた後、ファイルストラクチャを当該光ディスクに書き込むファイルストラクチャ書込み手段と、停電が発生するまでに当該光ディスクに記録した情報をセクタ単位で保証するように制御を行うシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置において、
    1回だけ書き込み可能で追記可能な当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生した時に備えて停電発生時点の動作状態の内容を確保できるように動作状態の内容を停電情報として記録中にフラッシュメモリに格納する停電情報格納手段と、当該光ディスクに情報を記録している際中に停電が発生して装置の電源がオフされ、この後、電源がオンされ、装置が立ち上がった時に、前記フラッシュメモリから停電情報を読み出す停電情報読出手段と有し、前記停電情報に基づいて所定の処理を行うことにより、停電が発生するまでに当該光ディスクに記録した情報をセクタ単位で保証するように制御を行うシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. システムコントローラは、前記停電情報読出手段により読み出された情報に基づいて当該停電は、バックアップファイル書き込み中に発生したか否か、記録ゾーンを閉じている間に発生したか否か、タイトル記録中に発生したか否かを判定する停電タイミング判定手段と、当該停電が、バックアップファイル書き込み中に発生したと判定された場合、あるいは記録ゾーンを閉じている間に発生したと判定された場合に当該ゾーンを閉じるゾーン閉鎖手段と、当該停電が、タイトル記録中に停電したと判定された場合に、当該光ディスクの外周の記録ゾーンから順に、ファイル先頭アドレス検索情報が見つかるまで検索する先頭アドレス検索情報検索手段と、前記検索されたファイル先頭アドレス検索情報に基づいて記録前の記録管理情報ファイルを読み出す記録管理情報ファイル読出手段と、復元するタイトルの記録開始位置を前記読み出された記録管理情報ファイルに基づいて前記フラッシュメモリから読み出す記録開始位置読出手段と、前記読み出された記録開始位置に基づいて当該光ディスク上のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ読み出すセクタ読出手段と、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在するか否かを判定するリアルタイムデータ情報パック判定手段と、前記読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在すると判定された場合に、そのリアルタイムデータ情報パックのマニファクチャ情報に予め書いておいたデータを参照して時間とビデオオブジェクトユニットの位置との関係を示すタイムマップを作成するタイムマップ作成手段と、前記作成されたタイムマップに基づいて次のビデオオブジェクトユニットの位置を算出する次ビデオオブジェクトユニット位置算出手段と、前記算出された次のビデオオブジェクトユニットを1つ1セクタだけ前記セクタ読出手段により読み出させ、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段の処理に移す処理移行手段と、前記リアルタイムデータ情報パック判定手段により、読み出された1セクタにリアルタイムデータ情報パックが存在しないと判定された場合に、記録管理情報を当該光ディスクに書き込む記録管理情報書込み手段と、前記記録管理情報が書き込まれた後、ファイルストラクチャを当該光ディスクに書き込むファイルストラクチャ書込み手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録再生装置。
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