JP2007280501A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】停電などにより装置の電源が突然遮断した場合に、装置の電源が再び投入され、復旧処理に入る前に復旧処理に掛かる時間を表示すると共に、復旧処理中に残時間を表示できるようにした光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】停電などにより電源が突然遮断されると、装置は動作が停止する。電源が再び投入されると、再度、光ディスクがローディングされ、光ディスクが立ち上げられる。この後、メモリから記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報が読み出され、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出された記録時間情報に対応する復旧時間が算出される。復旧時間が算出された後、復旧時間がディスプレイ装置に表示される。そして、復旧処理が実行されると、復旧残時間が算出され、復旧残時間がディスプレイ装置に表示される。
【選択図】図5
【解決手段】停電などにより電源が突然遮断されると、装置は動作が停止する。電源が再び投入されると、再度、光ディスクがローディングされ、光ディスクが立ち上げられる。この後、メモリから記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報が読み出され、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出された記録時間情報に対応する復旧時間が算出される。復旧時間が算出された後、復旧時間がディスプレイ装置に表示される。そして、復旧処理が実行されると、復旧残時間が算出され、復旧残時間がディスプレイ装置に表示される。
【選択図】図5
Description
本発明は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置に関し、特に、停電などで電源が遮断され、この後、電源が投入されたときに行われる復旧処理の時間を表示させるための処理に関する。
近年、映画等のような大量の映像音声データなどの情報を記録することができる光ディスクであるDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)が普及している。DVDの種類としては、メーカ側で情報が記録され、ユーザ側では書き換えができないDVD−ROM、ユーザ側で情報を1回だけ記録できるDVD−RやDVD+R、ユーザ側で何回か書き換え可能なDVD−RWやDVD+RWあるいはDVD−RAMなどが知られている。これらのDVDに記録された情報は、光ディスク再生装置(DVDプレイヤ)または光ディスク記録再生装置(DVDレコーダ)で再生可能であり、DVD−R、DVD+R、DVD−RW、DVD+RW、およびDVD−RAMへの情報の記録は、光ディスク記録再生装置(DVDレコーダ)で記録可能である。
光ディスク記録再生装置では、DVD−R、DVD−RWのような−系のDVDや、DVD+R、DVD+RWのような+系のDVDにデータを記録する場合に、データの記録中に記録エラーが発生すると、書き込みできないアドレスに対して所定回数リトライして、所定回数リトライしても書き込みできない時に、そのアドレスを飛ばして次のアドレスにデータを記録するようにしている。また、再生時には、前記記録エラーが発生したアドレスに対して所定回数リトライして、所定回数リトライしても読み出せない時に、そのアドレスを飛ばして次のアドレスからデータを読み出すようにしている。
特開2000−76048号公報
特開平10−3413号公報
ところで、光ディスク記録再生装置において光ディスクに情報を記録中に、停電などにより装置の電源が突然遮断した場合、装置の動作は急に停止する。そして、この後、装置の電源が再び投入されると、光ディスク記録再生装置は復旧処理に入る。しかしながら、従来の光ディスク記録再生装置では、パーセントのバー表示で復旧処理の進捗状況を示すプログレスバーをディスプレイ装置に表示させているが、そのプログレスバーのバー表示が途中で進まなくなった場合には、ユーザは装置がハングアップしたと思って電源をオフするようなことがあり、このような場合、装置を復旧させることができなくなるという課題があった。即ち、従来の光ディスク記録再生装置では、復旧処理中にプログレスバーのバー表示が止まった場合、復旧処理を行っているにもかかわらず、ユーザから見れば、復旧処理が途中で停止したと勘違いして、装置の電源をオフするようなことがあり、このような場合には、装置を復旧させることができなくなる。
なお、特許文献1の従来技術は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置のプログラムメモリにアプリケーションプログラムをインストールするインストール制御装置において、アプリケーションインストールの累積時間の算出表示を行うと共に、インストール状況をパーセント表示するものであり、光ディスク記録再生装置において、停電などにより装置の電源が突然遮断した場合に、装置の電源が再び投入され、復旧処理に入ったときのパーセントのバー表示で復旧処理の進捗状況を示すプログレスバーをディスプレイ装置に表示させるものではない。
特許文献2の従来技術は、記録媒体からのインストール時においてファイルのコピーに要する必要時間を予測して、プログレスバーにて残時間表示を行っているが、この従来技術も、光ディスク記録再生装置において、停電などにより装置の電源が突然遮断した場合に、装置の電源が再び投入され、復旧処理に入ったときのパーセントのバー表示で復旧処理の進捗状況を示すプログレスバーをディスプレイ装置に表示させるものではない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、停電などにより装置の電源が突然遮断した場合に、装置の電源が再び投入され、復旧処理に入る前に復旧処理に掛かる時間を表示すると共に、復旧処理中に残時間を表示できるようにした光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクにデータをECCブロック単位で記録しているときに、データが記録された記録済みセクタのアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とを不揮発性メモリに格納するアドレス・記録時間情報格納手段と、記録の際中に電源が遮断され、再び電源が投入されて、再度、光ディスクをローディングし直したときに、前記不揮発性メモリから電源遮断直前の記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する復旧時間算出手段と、前記算出された復旧時間を表示手段に表示させる復旧時間表示手段と、前記復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージを表示手段に表示させる第1のメッセージ表示手段と、復旧させる操作がされたときに復旧処理を開始させる復旧処理開始手段と、復旧処理が開始された後、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を前記不揮発性メモリから読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段で算出された復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する復旧残時間算出手段と、前記算出された復旧残時間を表示手段に表示させる復旧残時間表示手段と、復旧処理が開始された後、復旧ができなかった場合に、復旧ができないと言うメッセージを表示手段に表示させる第2のメッセージ表示手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成において、光ディスクに対する記録処理は、ECCブロック単位で記録しているので、データが記録されていくと、アドレス・記録時間情報格納手段は、データが記録された記録済みセクタのアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とを不揮発性メモリに格納する。ここで、停電などにより光ディスク記録再生装置の電源が突然遮断されると、光ディスク記録再生装置は動作が停止する。電源が遮断しても、不揮発性メモリには、アドレス情報と記録時間情報が保持されているので、次に述べる復旧時間の算出のために、それらの情報を用いることができる。
電源が突然遮断された後、電源が再び投入されると、再度、光ディスクがローディングされ、光ディスクが立ち上げられる。そして、復旧時間算出手段は、不揮発性メモリから記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する。復旧時間が算出された後、復旧時間表示手段は、前記復旧時間のデータを受け取り、表示手段に供給することにより、復旧時間が表示される。次に、第1のメッセージ表示手段は、前記復旧時間が所定時間以上である場合には、復旧は時間が多く掛かるので、復旧には時間が多く掛かると言うメッセージを表示手段に表示させる。
このように、復旧時間などが表示手段に表示された後、復旧操作がされると、復旧処理開始手段は、復旧処理を開始させる。復旧処理が実行されると、復旧残時間算出手段は、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を不揮発性メモリから読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段でされた復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する。そして、復旧残時間表示手段は、前記算出された復旧残時間を表示手段に表示させる。復旧処理が実行され、復旧ができた場合は、本処理は終了するが、復旧ができなかった場合には、第2のメッセージ表示手段は、復旧ができないと言うメッセージを表示手段に表示させる。
この構成によれば、停電などにより装置の電源が突然遮断した場合に、装置の電源が再び投入され、復旧処理に入る前に復旧処理に掛かる時間を表示できるようにしたので、ユーザは復旧処理にどれくらいの時間を要するかが前もって知ることができ、また、復旧処理中にプログレスバーのバー表示が止まった場合でも、復旧残時間の表示を見れば、復旧の処理中であるかが分かり、これにより、復旧処理を行っているにもかかわらず、ユーザから見れば、復旧処理が途中で停止したと勘違いして、装置の電源をオフするようなことがなくなり、装置を復旧させることができなくなることを防止することができる。
また、復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージが表示されるので、ユーザは復旧を行いたくない場合には復旧処理を解除するかどうかの判断が付き易くなる。また、復旧処理を開始させた後、復旧ができなかった場合には、復旧ができないと言うメッセージが表示されるので、ユーザは、当該装置は復旧ができないことを知ることができ、無駄な時間待ちを防ぐことができる。
請求項2の発明は、光ディスクにデータをECCブロック単位で記録しているときに、データが記録された記録済みセクタのアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とを不揮発性メモリに格納するアドレス・記録時間情報格納手段と、記録の際中に電源が遮断され、再び電源が投入されて、再度、光ディスクをローディングし直したときに、前記不揮発性メモリから電源遮断直前の記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する復旧時間算出手段と、前記算出された復旧時間を表示手段に表示させる復旧時間表示手段と、復旧させる操作がされたときに復旧処理を開始させる復旧処理開始手段と、復旧処理が開始された後、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を前記不揮発性メモリから読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段で算出された復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する復旧残時間算出手段と、前記算出された復旧残時間を表示手段に表示させる復旧残時間表示手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成において、光ディスクに対する記録処理は、ECCブロック単位で記録しているので、データが記録されていくと、アドレス・記録時間情報格納手段は、データが記録された記録済みセクタのアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とを不揮発性メモリに格納する。ここで、停電などにより光ディスク記録再生装置の電源が突然遮断されると、光ディスク記録再生装置は動作が停止する。電源が遮断しても、不揮発性メモリには、アドレス情報と記録時間情報が保持されているので、次に述べる復旧時間の算出のために、それらの情報を用いることができる。
電源が突然遮断された後、電源が再び投入されると、再度、光ディスクがローディングされ、光ディスクが立ち上げられる。そして、復旧時間算出手段は、不揮発性メモリから記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する。復旧時間が算出された後、復旧時間表示手段は、前記復旧時間のデータを受け取り、表示手段に供給することにより、復旧時間が表示される。
このように、復旧時間などが表示手段に表示された後、復旧操作がされると、復旧処理開始手段は、復旧処理を開始させる。復旧処理が実行されると、復旧残時間算出手段は、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を不揮発性メモリから読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段でされた復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する。そして、復旧残時間表示手段は、前記算出された復旧残時間を表示手段に表示させる。
この構成によれば、停電などにより装置の電源が突然遮断した場合に、装置の電源が再び投入され、復旧処理に入る前に復旧処理に掛かる時間を表示できるようにしたので、ユーザは復旧処理にどれくらいの時間を要するかが前もって知ることができ、また、復旧処理中にプログレスバーのバー表示が止まった場合でも、復旧残時間の表示を見れば、復旧の処理中であるかが分かり、これにより、復旧処理を行っているにもかかわらず、ユーザから見れば、復旧処理が途中で停止したと勘違いして、装置の電源をオフするようなことがなくなり、装置を復旧させることができなくなることを防止することができる。
請求項3に発明では、請求項2の発明において、前記システムコントローラは、前記復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージを表示手段に表示させる第1のメッセージ表示手段と、前記復旧処理を開始させた後、復旧ができなかった場合に、復旧ができないと言うメッセージを表示手段に表示させる第2のメッセージ表示手段とを有するので、復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージが表示され、これにより、ユーザは復旧を行いたくない場合には復旧処理を解除するかどうかの判断が付き易くなる。また、復旧処理を開始させた後、復旧ができなかった場合には、復旧ができないと言うメッセージが表示されるので、ユーザは、当該装置は復旧ができないことを知ることができ、無駄な時間待ちを防ぐことができる。
以上のように本発明によれば、光ディスクにデータをECCブロック単位で記録しているときに、データが記録された記録済みセクタのアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とを不揮発性メモリに格納するアドレス・記録時間情報格納手段と、記録の際中に電源が遮断され、再び電源が投入されて、再度、光ディスクをローディングし直したときに、前記不揮発性メモリから電源遮断直前の記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する復旧時間算出手段と、前記算出された復旧時間を表示手段に表示させる復旧時間表示手段と、前記復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージを表示手段に表示させる第1のメッセージ表示手段と、復旧させる操作がされたときに復旧処理を開始させる復旧処理開始手段と、復旧処理が開始された後、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を前記不揮発性メモリから読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段で算出された復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する復旧残時間算出手段と、前記算出された復旧残時間を表示手段に表示させる復旧残時間表示手段と、復旧処理が開始された後、復旧ができなかった場合に、復旧ができないと言うメッセージを表示手段に表示させる第2のメッセージ表示手段と、を有するシステムコントローラを備えたので、停電などにより装置の電源が突然遮断した場合に、装置の電源が再び投入され、復旧処理に入る前に復旧処理に掛かる時間を表示でき、これにより、ユーザは復旧処理にどれくらいの時間を要するかが前もって知ることができ、また、復旧処理中にプログレスバーのバー表示が止まった場合でも、復旧残時間の表示を見れば、復旧の処理中であるかが分かり、これにより、復旧処理を行っているにもかかわらず、ユーザから見れば、復旧処理が途中で停止したと勘違いして、装置の電源をオフするようなことがなくなり、装置を復旧させることができなくなることを防止することができる。
また、復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージが表示されるので、ユーザは復旧を行いたくない場合には復旧処理を解除するかどうかの判断が付き易くなる。また、復旧処理を開始させた後、復旧ができなかった場合には、復旧ができないと言うメッセージが表示されるので、ユーザは、当該装置は復旧ができないことを知ることができ、無駄な時間待ちを防ぐことができる。
また、本発明によれば、光ディスクにデータをECCブロック単位で記録しているときに、データが記録された記録済みセクタのアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とを不揮発性メモリに格納するアドレス・記録時間情報格納手段と、記録の際中に電源が遮断され、再び電源が投入されて、再度、光ディスクをローディングし直したときに、前記不揮発性メモリから電源遮断直前の記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する復旧時間算出手段と、前記算出された復旧時間を表示手段に表示させる復旧時間表示手段と、復旧させる操作がされたときに復旧処理を開始させる復旧処理開始手段と、復旧処理が開始された後、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を前記不揮発性メモリから読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段で算出された復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する復旧残時間算出手段と、前記算出された復旧残時間を表示手段に表示させる復旧残時間表示手段と、を有するシステムコントローラを備えたので、停電などにより装置の電源が突然遮断した場合に、装置の電源が再び投入され、復旧処理に入る前に復旧処理に掛かる時間を表示でき、これにより、ユーザは復旧処理にどれくらいの時間を要するかが前もって知ることができ、また、復旧処理中にプログレスバーのバー表示が止まった場合でも、復旧残時間の表示を見れば、復旧の処理中であるかが分かり、これにより、復旧処理を行っているにもかかわらず、ユーザから見れば、復旧処理が途中で停止したと勘違いして、装置の電源をオフするようなことがなくなり、装置を復旧させることができなくなることを防止することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。
この光ディスク記録再生装置は、装置全体を制御するシステムコントローラ22と、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ5と、光ディスク1に対して情報の書き込み/読み出しを光学的に行う光ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向に移動させるためのスレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じてスピンドルモータ5およびスレッド3を駆動すると共に光ピックアップ2に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かすことによりレーザ光の焦点位置を光ディスク1の記録面に対して垂直方向および水平方向に移動させる制御を行うサーボ制御部4とを備えている。スレッド3、サーボ制御部4、モータ駆動回路35、および下記RFアンプ6は、フロントエンド35を構成している。
また、この光ディスク記録再生装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ2からの読取信号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力されたRF信号をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信号復調処理と誤り訂正処理を行って生成したデータをバッファメモリとしてのRAM7に格納するデジタル信号処理部8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出力されたデータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータとビデオデータとを分離するストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオデータを入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオデコーダ11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ストリーム分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行うサブピクチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力されたビデオデータを入力してMPEGでデコード処理を行うビデオMPEGデコーダ15と、このビデオMPEGデコーダ15でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデオMPEGデコーダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータとを合成するビデオプロセッサ17と、このビデオプロセッサ17から出力された合成データを表示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデオエンコーダ18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーディオ信号に変換して図示しない音声回路を介して例えばスピーカ19に供給するD/A変換器16とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、システムコントローラ22に対して、記録指示を与えるための記録キー、再生指示を与えるための再生キー、記録や再生の停止指示を与えるための停止キーなど、各種操作キーを有するリモコン21と、このリモコン21の操作キーよりも少ない操作キーを有する本体操作部(図示せず)とを備えている。また、この光ディスク記録再生装置は、装置の各構成要素を制御したり、装置全体を制御したりするためのプログラムやデータが記憶された不揮発性メモリとしてのフラッシュROM23と、このフラッシュROM23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステムコントローラ22を制御するCPU24と、このCPU24の演算処理に必要なデータを一時的に格納するRAM27とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、アンテナ28に接続されるチューナ29と、このチューナ29で選局されたテレビジョン放送のアナログの映像音声信号、あるいは図示しないテレビジョン受信機や他の映像音声出力機器からの映像音声信号をデジタルの映像音声データに変換するA/D変換回路30と、前記映像音声データをMPEG(Moving Picture Experts Group)でエンコードするMPEGエンコーダ31と、前記エンコードした映像音声データ(以下エンコードデータと言う)を一時的に所定量だけ格納するバッファメモリとしてのRAM32と、記録データ変調回路25と接続するインターフェースであるATAPI(AT Attachment Packet Interface)33と、このATAPI33から送られてきたエンコードデータを光ディスク1に記録するために変調をかける記録データ変調回路25と、この記録データ変調回路25により変調された変調データに基づいて光ピックアップ2から出射するレーザ光を変調させるためのレーザ変調信号を光ピックアップ2に出力するレーザ変調回路26とを備えている。
システムコントローラ22は、装置の記録系の構成要素を制御して記録動作を行わせる記録制御部221と、装置の再生系の構成要素を制御して再生動作を行わせる再生制御部222と、記録制御部221および再生制御部222を制御するバックエンド(バックエンドプロセッサ)220とを備えている。
バックエンド220は、光ディスク1にデータをECCブロック単位で記録しているときに、データが記録された記録済みセクタのアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とをフラッシュROM23に格納するアドレス・記録時間情報格納手段と、記録の際中に電源が遮断され、再び電源が投入されて、再度、光ディスク1をローディングし直したときに、フラッシュROM23から電源遮断直前の記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する復旧時間算出手段と、前記算出された復旧時間をディスプレイ装置20に表示させる復旧時間表示手段と、前記復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージをディスプレイ装置20に表示させる第1のメッセージ表示手段と、復旧させる操作がされたときに復旧処理を開始させる復旧処理開始手段と、復旧処理が開始された後、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報をフラッシュROM23から読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段で算出された復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する復旧残時間算出手段と、前記算出された復旧残時間をフラッシュROM23に表示させる復旧残時間表示手段と、復旧処理が開始された後、復旧ができなかった場合に、復旧ができないと言うメッセージをディスプレイ装置20に表示させる第2のメッセージ表示手段とを有する。
この種の光ディスク記録再生装置においては、システムコントローラ22によりセクタの単位で指定された光ディスク1上のアドレスのデータを光ピックアップ2により読み取り、エラー訂正コードによりデータのエラー訂正を行っている。そして、エラー訂正が可能であれば、訂正されたデータをシステムコントローラ22のバックエンド220に返し、訂正に失敗した場合は再度同じアドレスのデータを光ディスク1から読み出してエラー訂正を試みる、所謂リトライを実行する。このリトライは、規定回数を限度に繰り返され、それまでに正しいデータが得られなかった場合は、エラー訂正不能をシステムコントローラ22のバックエンド220に通知する。
データのエラー訂正は、ECCブロックと呼ばれる単位で実行される。このECCブロックは、例えば、図2に示すように通常16個のセクタb1〜b16で構成されている。したがって、システムコントローラ22のバックエンド220から、或るセクタの転送が要求された場合、光ディスク記録再生装置は、そのセクタが属するECCブロックを構成する全てのセクタデータを光ディスク1から読出してエラー訂正を行い、エラー訂正できたならば、エラー訂正後のデータの内の要求されたセクタのデータのみをシステムコントローラ22のバックエンド220に転送し、エラー訂正ができなかった場合は、その旨をシステムコントローラ22のバックエンド220に通知する。
光ディスク記録再生装置では、光ディスク1の情報を再生する場合、例えば16個のセクタを一塊(1ECC)として読み出している。例えば、図3に示すように、光ディスク記録再生装置は、ストリームデータ41の一部分とナビゲーションデータ42とストリームデータ43の一部分とを含むECCブロック46、ストリームデータ43の大部分を含むECCブロック47、ストリームデータ43の一部分とナビゲーションデータ44とストリームデータ45の一部分とを含むECCブロック48などのように1ECCブロック単位で光ディスク1に対して情報を書き込んだり、情報を読み出したりする。
通常、ナビゲーションデータ(ナビゲーションパックとも言う)には、PCI(プレゼンテーション・コントロール・インフォメーション)のデータおよびDSI(データ・サーチ・インフォメーション)のデータが含まれている。DSIにはシームレス再生のための情報が含まれており、その情報にはアングル情報、VOBU(ビデオ・オブジェクト・ユニット)の前後関係を示すアドレス情報などが含まれる。
図4は本実施形態において復旧時間とプログレスバーがディスプレイ装置に表示された一例を示す図である。図4(a),(b)において、ディスプレイ装置の表示画面201には、復旧処理(リペアリング動作)の進捗状況を示すプログレスバー202がパーセント表示されている。図4(a)では、復旧処理が開始される前の表示画面201を示し、プログレスバー202は、復旧処理が開始されていない状態を示し、また、復旧処理が開始された場合、復旧に要する時間である復旧時間が約20分かかると言う表示がされている。図4(b)では、復旧処理が開始された後の表示画面201を示し、プログレスバー202は、復旧処理の進捗状況を示す。どこまで復旧したかは、プログレスバー202の斜線部分で示されている。また、この時の復旧時間の残り時間が、例えば約3分であることが示されている。
図5は、本実施形態において光ディスク記録再生装置が記録動作を行っている際中に装置の電源が停電などにより突然遮断され、その後、電源を入れ直した場合に行われる復旧処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図4を参照して光ディスク記録再生装置が記録動作を行っている際中に装置の電源が停電などにより突然遮断され、その後、電源を入れ直した場合に行われる復旧処理について説明する。
ここでは、例えば、外部の映像音声出力機器からの情報を光ディスク1に記録している際中に、光ディスク記録再生装置の電源が突然遮断された場合を想定する。情報を記録すべき光ディスク1が光ディスク記録再生装置に挿入され、リモコン21による記録操作または記録予約(録画予約)による記録開始時刻になって記録開始の指示がシステムコントローラ22に対して行われたときに(ステップS1)、システムコントローラ22の記録制御部221は、光ディスク1に対する記録処理を行う(ステップS2)。
光ディスク1に対する記録処理は、図2および図3において説明したように、ECCブロック単位で記録しているので、データが記録されていくと、システムコントローラ22におけるバックエンド220のアドレス・記録時間情報格納手段は、データが記録された記録済みセクタ(データが記録されたセクタ)のアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とをフラッシュROM23に格納していく(ステップS3)。
そして、記録が終了していない間に(ステップS4)、停電などにより光ディスク記録再生装置の電源が突然遮断されると(ステップS5)、光ディスク記録再生装置は動作が停止する。電源が遮断しても、フラッシュROM23には、アドレス情報と記録時間情報が保持されているので、次に述べる復旧時間の算出のために、それらの情報を用いることができる。
電源が突然遮断された後、電源が再び投入されると、システムコントローラ22は、電源が投入されたことを検知し(ステップS6)、再度、光ディスク1をローディングし(ステップS7)、光ディスク1を立ち上げる。そして、システムコントローラ22は、光ディスク1のディスク管理情報が正しく書き込まれているか否かを調べることにより、復旧処理が必要であるか否かを判定する(ステップS8)。所望の情報の記録が終了して、ディスク管理情報が正しく書き込まれている場合には、復旧処理を行う必要がないので、通常の処理(記録や再生などの操作待ち状態)に移る(ステップS19)。
所望の情報の記録が途中で終了して、ディスク管理情報が書き込まれていない場合は、復旧処理を行う必要があるので、システムコントローラ22は、復旧処理に移る前処理に入る。先ず、システムコントローラ22の復旧時間算出手段は、フラッシュROM23から記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する(ステップS9)。
即ち、復旧時間は、電源が突然遮断された直前の記録済みセクタまでの記録時間に対応した時間であり、その記録済みセクタまで復旧処理を行うのに要する復旧時間であるので、この復旧時間は装置の処理速度によって変わるので、記録時間と復旧時間との関係を予め調べ、この関係の時間テーブルをフラッシュROM23に記憶しておけば、この時間テーブルを参照することにより、復旧時間を算出するこができる。例えば、図6に示すように、復旧時間(20分)は、電源が突然遮断された直前の記録済みセクタまでの記録時間に対応した時間であって、その記録済みセクタまで復旧処理を行うのに要する復旧時間(復旧開始時点から復旧完了時点までの時間)である。
このような処理により、復旧時間が算出された後、システムコントローラ22におけるバックエンド220の復旧時間表示手段は、前記算出された復旧時間のデータを受け取り、このデータをOSD回路36でOSD処理し、ビデオエンコーダ18を介してディスプレイ装置20に供給することにより、例えば、図4(a)に示すように、ディスプレイ装置20の表示画面201に復旧時間がプログレスバー202と共に表示される(ステップS10)。次に、システムコントローラ22におけるバックエンド220の第1のメッセージ表示手段は、復旧時間が所定時間以上(例えば30分以上)である場合には(ステップS11)、復旧には時間が多く掛かるので、復旧には時間が掛かる(時間が多く掛かる)と言うメッセージをディスプレイ装置20の表示画面201に表示させる(ステップS12)。このメッセージの表示は、復旧時間の表示と共に表示させても良い。
このように、復旧時間などがディスプレイ装置20の表示画面201に表示された後、リモコン21により復旧操作がされると(ステップS13)、システムコントローラ22におけるバックエンド220の復旧処理開始手段は、復旧処理を開始させる(ステップS14)。復旧処理が実行されると、システムコントローラ22におけるバックエンド220の復旧残時間算出手段は、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報をフラッシュROM23から読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段でされた復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する(ステップS15)。例えば、図6に示すように、復旧残時間(5分)は、復旧時間(20分)から復旧経過時間(15分)を引いた時間である。このようにして復旧残時間が算出された後、システムコントローラ22におけるバックエンド220の復旧残時間表示手段は、前記算出された復旧残時間をディスプレイ装置20の表示画面201に表示させる(ステップS16)。
復旧処理が実行され、復旧ができた場合は(ステップS17)、本処理は終了するが、復旧ができなかった場合には(ステップS17)、システムコントローラ22におけるバックエンド220の第2のメッセージ表示手段は、復旧ができないと言うメッセージをディスプレイ装置20に表示させる(ステップS18)。
復旧できなくなる原因としては、ECCブロック単位でデータを記録しなければならないが、1つのECCブロック内の途中のセクタで記録データが終っている場合に、データが記録されていないセクタにデータを書き込もうとするが、当該セクタに傷が入っていたり、突然の電源遮断からの電源復帰によりトラッキングサーボやフォーカスサーボなどのサーボ系が不安定になったりしていて、当該セクタにデータを書き込むことができない場合に、復旧ができなくなる。このように復旧ができなくなる場合に、復旧ができないと言うメッセージがディスプレイ装置20に表示されることになる。
以上説明したように本実施形態によれば、停電などにより装置の電源が突然遮断した場合に、装置の電源が再び投入され、復旧処理に入る前に復旧処理に掛かる時間を表示できるようにしたので、ユーザは復旧処理にどれくらいの時間を要するかが前もって知ることができ、また、復旧処理中にプログレスバーのバー表示が止まった場合でも、復旧残時間の表示を見れば、復旧の処理中であるかが分かり、これにより、復旧処理を行っているにもかかわらず、ユーザから見れば、復旧処理が途中で停止したと勘違いして、装置の電源をオフするようなことがなくなり、装置を復旧させることができなくなることを防止することができる。
また、復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージが表示されるので、ユーザは復旧を行いたくない場合には復旧処理を解除するかどうかの判断が付き易くなる。また、復旧処理を開始させた後、復旧ができなかった場合には、復旧ができないと言うメッセージが表示されるので、ユーザは、当該装置は復旧ができないことを知ることができ、無駄な時間待ちを防ぐことができる。
本発明は、記録動作中に停電などにより電源が突然遮断し、その後、電源が再び投入され、復旧処理に入る前に復旧処理に掛かる時間を表示できると共に、復旧残時間を表示できるようにする機能を、DVDレコーダなどの光ディスク記録再生装置に利用可能である。
1 光ディスク
20 ディスプレイ装置(表示手段)
22 システムコントローラ
23 フラッシュROM(不揮発性メモリ)
20 ディスプレイ装置(表示手段)
22 システムコントローラ
23 フラッシュROM(不揮発性メモリ)
Claims (3)
- 光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置において、
光ディスクにデータをECCブロック単位で記録しているときに、データが記録された記録済みセクタのアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とを不揮発性メモリに格納するアドレス・記録時間情報格納手段と、
記録の際中に電源が遮断され、再び電源が投入されて、再度、光ディスクをローディングし直したときに、前記不揮発性メモリから電源遮断直前の記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する復旧時間算出手段と、
前記算出された復旧時間を表示手段に表示させる復旧時間表示手段と、
前記復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージを表示手段に表示させる第1のメッセージ表示手段と、
復旧させる操作がされたときに復旧処理を開始させる復旧処理開始手段と、
復旧処理が開始された後、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を前記不揮発性メモリから読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段で算出された復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する復旧残時間算出手段と、
前記算出された復旧残時間を表示手段に表示させる復旧残時間表示手段と、
復旧処理が開始された後、復旧ができなかった場合に、復旧ができないと言うメッセージを表示手段に表示させる第2のメッセージ表示手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。 - 光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置において、
光ディスクにデータをECCブロック単位で記録しているときに、データが記録された記録済みセクタのアドレス情報と、記録済みセクタまでの記録時間を示す記録時間情報とを不揮発性メモリに格納するアドレス・記録時間情報格納手段と、
記録の際中に電源が遮断され、再び電源が投入されて、再度、光ディスクをローディングし直したときに、前記不揮発性メモリから電源遮断直前の記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を読み出し、記録時間と復旧時間との関係を示す時間テーブルを参照して、前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を算出する復旧時間算出手段と、
前記算出された復旧時間を表示手段に表示させる復旧時間表示手段と、
復旧させる操作がされたときに復旧処理を開始させる復旧処理開始手段と、
復旧処理が開始された後、復旧処理過程で復旧処理が済んだ記録済みセクタのアドレス情報に対応した記録時間情報を前記不揮発性メモリから読み出し、前記時間テーブルを参照して前記読み出した記録時間情報に対応する復旧時間を復旧経過時間とし、前記復旧時間算出手段で算出された復旧時間から前記復旧経過時間を引いて復旧残時間を算出する復旧残時間算出手段と、
前記算出された復旧残時間を表示手段に表示させる復旧残時間表示手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。 - 前記システムコントローラは、前記復旧時間が所定時間以上である場合に復旧には時間が多く掛かると言うメッセージを表示手段に表示させる第1のメッセージ表示手段と、前記復旧処理を開始させた後、復旧ができなかった場合に、復旧ができないと言うメッセージを表示手段に表示させる第2のメッセージ表示手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006105010A JP2007280501A (ja) | 2006-04-06 | 2006-04-06 | 光ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006105010A JP2007280501A (ja) | 2006-04-06 | 2006-04-06 | 光ディスク記録再生装置 |
Publications (1)
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JP2007280501A true JP2007280501A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38681790
Family Applications (1)
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JP2006105010A Pending JP2007280501A (ja) | 2006-04-06 | 2006-04-06 | 光ディスク記録再生装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007280501A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009116955A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Canon Inc | 記録再生装置及び記録再生方法 |
EP1923883A3 (en) * | 2006-11-15 | 2013-12-11 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc recording and reproducing apparatus |
-
2006
- 2006-04-06 JP JP2006105010A patent/JP2007280501A/ja active Pending
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JP2009116955A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Canon Inc | 記録再生装置及び記録再生方法 |
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