JP2006338832A - 情報記録装置 - Google Patents

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実 渡邉
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Abstract

【課題】記録の信頼性を向上させて、所望の情報を物理的に交換可能な記録媒体に確実に記録することができる情報記録装置を提供する。
【解決手段】図2(a)に示すように、情報記録装置1は、外部から入力され、エンコードされた記録フォーマットのデジタルデータを光ディスク31aに記録するとともに、HDD40にも記録する。このように、本実施形態においては、光ディスク31aだけにデジタルデータを記録する場合でも、HDD40にも当該デジタルデータを記録する。そして、図2(b)に示すように、光ディスク31aに書き込みエラーが生じたときは、図2(c)に示すように、光ディスク31aを光ディスク31bに入れ替えて、HDD40の記録開始位置から、記録されたデジタルデータを光ディスク31bに記録する。この結果、ユーザは、光ディスク31bに所望のデジタルデータを得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル情報を複数の記録媒体に記録することが可能な情報記録装置に関する。
近年、DVD(Digital Versatile Disk)及びハードディスクの双方に記録が可能なDVDレコーダが普及している。このようなハードディスク内蔵型のDVDレコーダの普及により、ユーザは、録画すべき映像情報を利用目的に応じて、DVD又はハードディスクのいずれかの記録媒体に容易に記録することができる。
ところで、DVDに録画している際に、ドライブエラーが発生して、録画エラーとなると、録画がその時点で終了するだけでなく、録画エラーとなったDVDは再生できないため、ユーザは、録画したかった映像情報すべてを失うことになる。このような不具合に対しては、予め、録画すべき映像情報をDVDとハードディスクの双方に録画しておき、DVDにドライブエラーが発生したときには、ハードディスクに記録した映像情報をもとにDVD上のエラーを修復するという方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
登録実用新案3090135号公報
しかしながら、上述したエラーを修復する方法においては、追記型DVDのディスクに対しては、修復することができないという問題がある。また、書換型DVDのディスクに対しては、修復を試みても、書き込みエラーとなった箇所の上書きは、再び書き込みエラーとなる可能性が高いため、修復される可能性は低いという問題がある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、記録の信頼性を向上させて、所望の情報を物理的に交換可能な記録媒体に確実に記録することができる情報記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、情報を入力する情報入力手段と、入力された情報を第1の記録媒体に記録する第1の情報記録手段と、入力された情報を、物理的に交換可能な第2の記録媒体に記録する第2の情報記録手段と、前記第2の記録媒体における記録エラーを検知するエラー検知手段と、前記エラー検知手段によりエラーが検知されたときは、前記第1の記録媒体に記録された情報を、記録エラーが生じた第2の記録媒体とは異なる新たな第2の記録媒体に記録するエラー復旧手段と、を有することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記エラー復旧手段は、前記エラー検知手段でエラーが検知されたときには、当該エラーの発生を報知する手段と、前記エラーの報知後に、前記新たな第2の記録媒体の存在を確認する手段と、前記確認手段により前記新たな第2の記録媒体の存在が確認されたときは、前記第1の記録媒体に記録された情報を、記録エラーが生じた第2の記録媒体とは異なる新たな第2の記録媒体に記録する手段と、を有することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記第2の情報記録手段は、装填された複数の第2の記録媒体のいずれか1つに情報を記録し、前記エラー復旧手段は、前記エラー検知手段によりエラーが検知されたときは、前記第1の記録媒体に記録された情報を、装填された複数の第2の記録媒体のうち、記録エラーが生じていないいずれかの第2の記録媒体に記録することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項3記載の発明において、前記第2の情報記録手段は、記録される第2の記録媒体を、情報を記録するごとに順次変更することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、第2の情報記録手段は、前記第2の記録媒体に記録可能な記録容量を検知して、該記録容量を所定の記憶部に記憶する手段を有し、前記第2の記録媒体への記録容量が、前記記録部に記録された記録容量に達すると、情報入力を停止するように前記入力手段を制御することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、前記エラー復旧手段は、さらに、前記記録エラーが生じた第2の記録媒体に記録済みの別の情報が存在するときは、当該別の情報を前記記録エラーが生じた第2の記録媒体から前記第1の記録媒体に転送して、記録する手段と、前記第1の記録手段に記録された別の情報を前記新たな第2の記録媒体に記録する手段と、を有することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発明において、前記エラー復旧手段は、前記第2の記録媒体への記録が正常に終了したときは、前記第1の記録媒体に記録された情報を消去することを特徴とする。
本発明の情報記録装置によれば、記録の信頼性を向上させて、所望の情報を物理的に交換可能な記録媒体に確実に記録することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。尚、以下の実施の形態は、DVD、CD等の光ディスク及びハードディスクの記録媒体に対して、情報の記録及び再生が可能な情報記録装置に本発明を適用した場合の実施形態である。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報記録装置1の概略構成図である。図1に示す情報記録装置1は、信号処理回路10、操作入力・表示部20、光ディスクドライブユニット30、ハードディスクドライブ(以下、HDDと称す)40、及びシステムコントローラ50を備えている。
詳しくは、信号処理回路10は、A/Dデジタル信号処理部11、エンコード部12、デコード部13、OSD(On Screen Display)回路14、及びD/Aデジタル信号処理部15を具備する構成である。
A/Dデジタル信号処理部11は、外部から入力された記録すべき情報(当該記録すべき情報は、具体的には、映像データ又は音声データ、あるいはその双方のデータが含まれる)に対応するAV(Audio Visual)入力信号を所定のデジタルデータに処変換するようになっている。具体的には、AV入力信号がアナログ信号のときは、AD変換(analog to digital translation)を行い、また、AV入力信号がデジタル信号のときは、主にデジタルデータのフォーマット変換を行うようになっている。
エンコード部12は、A/Dデジタル信号処理部11で処理されたデジタルデータを映像信号及び音声信号ごとにエンコードし、マルチプレクサ処理により1つの信号にまとめ、記録されるフォーマットに変換するようになっている。例えば、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)方式等の圧縮方式が用いられる。尚、記録フォーマットに変換されたデジタルデータは、ユーザによる設定に従い、光ディスク31又はHDD40に記録される。
デコード部13は、光ディスク31及びHDD40に記録された記録フォーマットのデジタルデータをデコードするようになっている。
OSD回路14は、A/Dデジタル信号処理されたデジタルデータ又はデコードされたデジタルデータに、システムコントローラ50から出力されるOSD信号を重畳して、D/Aデジタル信号処理部15に出力するようになっている。尚、記録媒体の選択画面(図示せず;具体的には、光ディスク31及び/又はHDD40を選択する画面)の表示は、このOSD信号によるものである。また、後述する光ディスク31への記録エラーが生じた際には、このOSD信号により記録エラーが報知されるようになっている。この結果、ユーザは、当該情報記録装置1に接続されたテレビジョン等で、光ディスク31に発生した記録エラーを知ることができる。
D/Aデジタル信号処理部15は、外部に出力すべき情報のフォーマットにあわせて、DA変換(digital-to-analog translation)、又は所定のデジタルフォーマットへの変換を行うようになっている。
操作入力・表示部20は、具体的には、リモコン受信部、各種ボタン及びFL(FLuorescent Display)表示部(以上、図示せず)を備え、ユーザからの操作指示を受け付けるとともに、情報記録装置1の各種状態を表示するようになっている。例えば、ユーザからの記録すべき記録媒体の指示、光ディスク31への記録エラーが生じたときのエラー表示などは、操作入力・表示部20を介して行われるものである。この結果、ユーザは、FL表示部によっても光ディスク31に発生した記録エラーを知ることができる。尚、本実施形態においては、ユーザは、光ディスク31及びHDD40のいずれか1つ以上を記録媒体として選択可能であるが、光ディスク31だけを記録媒体として選択したときには、少なくとも光ディスク31の作成が正常に終了するまでは(記録すべきデジタルデータがすべて光ディスク31に記録されるまでは)、記録データのバックアップとして、光ディスク31の他、HDD40にもデジタルデータが記録されるようになっている。
光ディスクドライブユニット30は、記録媒体である光ディスク31に対して、記録フォーマットに変換されたデジタルデータを記録可能であるとともに、記録されたデジタルデータを読み出し可能となっている。
詳しくは、光ディスクドライブユニット30は、光ピックアップ32と、トラッキング、フォーカスサーボ等に対して制御信号を送出することにより、光ピックアップ32を所定位置に駆動させるサーボ処理部33と、光ピックアップ32からの読み取り信号を増幅して、増幅された信号の中から、記録されているデジタルデータを読み出して出力するとともに、サーボ処理部33と光ピックアップ32を駆動させ、所定位置に対して出力を調整しつつレーザを照射して光ディスク31にデジタルデータを記録させる信号処理部34と、サーボ処理部33のトラッキングエラー又はフォーカシングエラー等を検知するエラー検知部35を具備する構成となっている。ここで、本実施形態においては、光ディスク31への書き込みエラー(記録エラー)が生じた際には、エラー検知部35の機能により、記録エラーを検知して、記録エラーを表す信号をシステムコントローラ50に出力するようになっている。尚、エラー検知部35は、光ディスク31に記録する際のエラー検知精度を高めるため、光ディスク31にデジタルデータを書き込んだ後に、再度当該デジタルデータの読み込みを行い、当該デジタルデータとHDD40に記録されたデジタルデータとを比較して、記録エラーを検知するようにしてもよい。
システムコントローラ50は、情報記録装置1全体の制御を行うもので、具体的には、システムコントローラ50の内部には、演算処理の主体となるCPU51、所定の制御プログラムが記録されたROM52、ワークエリアなどとして利用されるRAM53、外部機器を制御するための制御回路等が設けられている。即ち、システムコントローラ30は、操作入力・表示部20にて受け付けられた設定入力に応じて、光ディスクドライブユニット30又はHDD40に対してデジタルデータの記録及び読み出し制御を行うようになっている。
次に、本実施の形態に係る情報記録装置1の動作を図2乃至図4を用いて説明する。ここで、図2は、情報記録装置1がHDD40及び光ディスク31にデジタルデータを記録する際の記録領域を模式的に示すものであり、図の左から右に向かって連続的にデータを記録する様子を示している。図3は、情報記録装置1がデジタルデータをHDD40に記録する動作を示すフローチャートであり、図4は、情報記録装置1がデジタルデータを光ディスク31に記録する動作を示すフローチャートである。尚、図2乃至図4に示す処理は、システムコントローラ50のCPU51の制御によって行われるものである。また、図2乃至図4は、ユーザが記録媒体として、光ディスク31、又は光ディスク31とHDD40を選択したときの動作を示している。
まず、図2を参照して、記録処理の概要について説明する。図2(a)に示すように、情報記録装置1は、外部から入力され、エンコードされた記録フォーマットのデジタルデータを光ディスク31aに記録するとともに、HDD40にも記録する。このように、本実施形態においては、ユーザの設定により光ディスク31aだけにデジタルデータを記録する場合でも、少なくとも光ディスク31aが正常に作成されるまでは、HDD40にも当該デジタルデータを記録する。
図2(b)は、光ディスク31aに書き込みエラーが生じたときの様子を示している。このときは、図2(c)に示すように、光ディスク31aを光ディスク31bに入れ替えて、HDD40の記録開始位置から、記録されたデジタルデータを光ディスク31bに記録する。この結果、ユーザは、光ディスク31bに所望のデジタルデータを得ることができる。尚、HDD40から光ディスク31bへの記録コピーは、高速処理が可能であるので、記録に要する実時間より短い時間で、新たな光ディスク31bを作成することができる。つまり、録画終了時には光ディスク31bの作成が追いついてきている。
次に、上述した記録処理の概要を踏まえて、情報記録装置1がHDD40にデジタルデータを記録する動作を図3を用いて説明する。
ユーザから録画指示が、操作入力・表示部20を介して行われると、システムコントローラ50は、入力された録画開始条件から録画を開始するか否かを判断する(ステップS10)。録画を開始すると判断したときは、システムコントローラ50は、外部から入力され、エンコードされた記録フォーマットのデジタルデータをHDD40に記録させる(ステップS20,S30)。
次いで、システムコントローラ50は、入力された録画終了条件から録画を終了するか否かを判断する(ステップS40)。録画を終了すると判断したときは、システムコントローラ50は、エンコードを終了させて、録画を終了させる(ステップS50)。
次に、情報記録装置1が光ディスク31にデジタルデータを記録する動作を図4を用いて説明する。尚、図4に示す処理は、図3に示す処理と同時にマルチタスクとして処理される。
図3のステップS10と同様に、ユーザから録画指示が、操作入力・表示部20を介して行われると、システムコントローラ50は、入力された録画開始条件から録画を開始するか否かを判断する(ステップS110)。録画を開始すると判断したときは、システムコントローラ50は、光ディスクドライブユニット30に対して記録を開始させる制御をする(ステップS120)。
次いで、システムコントローラ50は、光ディスク31に記録されていないエンコード済のデジタルデータが、HDD40(又はRAM53)にあるか否かを判断する(ステップS130)。これは、本実施形態においては、光ディスク31とHDD40への記録をほぼ同時に行うが、光ディスク31にまだ記録されていないエンコード済のデジタルデータが、RAM53に残っていない場合(新しいデジタルデータによって上書きされてしまっている場合)には、HDD40から光ディスク31へ記録するということである。
エンコード済のデジタルデータがあるときは、システムコントローラ50は、光ディスクドライブユニット30に対して当該デジタルデータを光ディスク31に記録するように制御する(ステップS140)。これにより、光ディスク31には、デジタルデータが記録される。
次いで、システムコントローラ50は、光ディスク31への記録エラーがあるか否かを判断する(ステップS150)。これは、光ディスク31への記録エラーがあるときは、光ディスクドライブユニット30のエラー検知部35が記録エラーを検知するので、システムコントローラ50が、エラー検知部35からの記録エラー信号を受け取ったときは、記録エラーが生じたものと判断するものである。
光ディスク31への記録エラーがないときは、システムコントローラ50は、入力された録画終了条件から録画を終了するか否かを判断する(ステップS160)。録画を終了する判断したときは、システムコントローラ50は、光ディスクドライブユニット30に対して記録を終了させるように制御して、録画を終了させる(ステップS170)。
尚、この時点においては、光ディスク31にはデジタルデータが完全なる形で記録されているので、ユーザにより選択された記録媒体が光ディスク31だけのときは、システムコントローラ50は、HDD40に対して、不要となった当該デジタルデータを消去するように制御する(ステップS180,S190)。一方、ユーザにより選択された記録媒体が光ディスク31及びHDD40の双方であるときは、HDD40に記録されたデジタルデータを消去せず、処理を終了する(ステップS180)。
これに対して、光ディスク31への記録エラーがあるときは、システムコントローラ50は、操作入力・表示部20及びOSD信号を介して、記録エラーの表示を行うように制御する(ステップS200)。尚、この記録エラーの表示には、記録エラーの発生を示す情報の他、ユーザに別の光ディスク31の作成を促す情報も表示される。
次いで、ユーザにより別の光ディスク31の作成が操作入力・表示部20を介して指示されたときは、システムコントローラ50は、別の光ディスク31が挿入されていることを確認して、光ディスクドライブユニット30に対して光ディスク31に記録を開始させる制御をする(ステップS210,S220,S120)。これにより、光ディスクドライブユニット30は、録画終了となるまで、HDD40に記録されていたデジタルデータを最初から別の光ディスク31に記録する(ステップS130〜S190)。一方、別の光ディスク31の作成が指示されないときは、新たな光ディスク31を作成せずに、処理を終了する(ステップS210)。
従って、本実施の形態によれば、光ディスク31とHDD40を備えた情報記録装置1において、所望のデータを光ディスク31に記録する場合、所望のデータを光ディスク31とHDD40の双方に記録しておくので、光ディスク31で記録エラーが生じたとしても、別の光ディスク31に入れ替えることにより、HDD40に記録された同一データを最初から別の光ディスク31に記録し直すことができる。
この結果、ユーザは確実に所望のデータが記録された光ディスク31を得ることができる。また、情報記録装置1は、ユーザに記録エラーが発生したことを報知するので、記録エラーが発生した時点で別の光ディスク31に入れ替えれば、実録時間に追随する形で別の光ディスク31が作成され、所望のデータが記録された光ディスクをより迅速に得ることができる。
尚、本実施形態における光ディスク31は、書換型の光ディスク31であっても、追記型の光ディスク31であってもよいので、より広範に本発明を適用できるものである。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。例えば、本実施の形態の変形例1としては、録画開始時に光ディスク31の残り記録容量を読み出し、記憶しておき、記録エラーが生じた後にも記憶された記録容量で録画を終了させるように制御してもよい。これにより、交換された光ディスク31への記録が途中であったり、始まっていない場合であっても、記録するデジタルデータが新しい光ディスク31の容量オーバーとなることはないので、所望のデジタルデータが記録された光ディスク31をより確実に作成することができる。
図5は、変形例1において、情報記録装置1がHDD40にデジタルデータを記録する動作を示すフローチャートである。尚、情報記録装置1が光ディスク31にデジタルデータを記録する動作については、図4と同じなので、説明は省略する。
ユーザから録画指示が、操作入力・表示部20を介して行われると、システムコントローラ50は、入力された録画開始条件から録画を開始するか否かを判断する(ステップS10)。録画を開始すると判断したときは、システムコントローラ50は、光ディスク31の残り記録容量(記録時間)を読み出して、RAM53に記憶し、外部から入力され、エンコードされた記録フォーマットのデジタルデータをHDD40に記録させる(ステップS15,S20,S30)。
次いで、システムコントローラ50は、HDD40に記録されている記録容量(記録時間)が記憶された記録容量(記録時間)に達したか否かを確認する(ステップS35)。HDD40に記録されている記録容量(記録時間)が記録容量(記録時間)に達したときは、システムコントローラ50は、録画を終了させるため、HDD40に対して記録を終了させるように制御する(ステップS50)。一方、HDD40に記録されている記録容量(記録時間)が記録容量(記録時間)に達していないときは、システムコントローラ50は、入力された録画終了条件から録画を終了するか否かを判断する(ステップS540)。録画を終了すると判断したときは、システムコントローラ50は、エンコードを終了させて、録画を終了させる(ステップS50)。
従って、変形例1によれば、記録開始時における光ディスク31の残りの記録容量を限度として、録画を終了するので、記録エラーにより新しい光ディスク31への復旧が発生したとしても、光ディスク31の容量オーバーとなることはないという効果がある。
また、本実施の形態の変形例2としては、記録エラーが発生した光ディスク31に既に記録済みの別のデジタルデータが存在する場合には、当該デジタルデータをエラーになった光ディスク31から一旦HDD40にコピーした上で、新しい光ディスク31に入れ替えて、一旦コピーしたデジタルデータをHDD40から新しい光ディスク31に記録する処理を上記実施例に加えてもよい。これにより、当該デジタルデータを全く損なうことなく、当初作成しようとしていた光ディスク31と同じものを作成することができる。
また、本実施の形態の変形例3としては、光ディスク31のドライブを2つ搭載してもよい。即ち、上記実施形態においては、光ディスク31のドライブは1つであったので、記録エラーが生じた際には、ユーザにより光ディスク31の交換が必要であったが、変形例3においては、予め、2ドライブそれぞれに光ディスク31を挿入しておくので、記録エラーが生じても、ユーザによる光ディスク31の交換は不要であり、記録エラーの際は、記録エラーが生じていない別の光ディスク31に対して自動的に記録を開始するものである。
図6は、変形例3において、情報記録装置1が光ディスク31にデジタルデータを記録する動作を示すフローチャートである。尚、情報記録装置1がHDD40にデジタルデータを記録する動作については、図3と同じなので、説明は省略する。
ユーザから録画指示が、操作入力・表示部20を介して行われると、システムコントローラ50は、入力された録画開始条件から録画を開始するか否かを判断する(ステップS310)。録画を開始すると判断したときは、システムコントローラ50は、光ディスクドライブユニット30に対して、ドライブ1の光ディスク31aに記録を開始させる制御をする(ステップS320)。
次いで、システムコントローラ50は、光ディスク31aに記録されていないエンコード済のデジタルデータが、HDD40(又はRAM53)にあるか否かを判断する(ステップS330)。エンコード済のデジタルデータがあるときは、システムコントローラ50は、光ディスクドライブユニット30に対して当該デジタルデータをドライブ1の光ディスク31aに記録するように制御する(ステップS340)。
次いで、システムコントローラ50は、ドライブ1の光ディスク31aへの記録エラーがあるか否かを判断する(ステップS350)。ドライブ1の光ディスク31aへの記録エラーがないときは、システムコントローラ50は、入力された録画終了条件から録画を終了するか否かを判断する(ステップS360)。録画を終了する判断したときは、システムコントローラ50は、光ディスクドライブユニット30に対して、ドライブ1の光ディスク31aへの記録を終了させるように制御して、録画を終了させる(ステップS370)。
そして、ユーザにより選択された記録媒体が光ディスク31だけのときは、ユーザにより選択された記録媒体が光ディスク31だけのときは、システムコントローラ50は、HDD40に対して、不要となった当該デジタルデータを消去するように制御する(ステップS380,S30)。一方、ユーザにより選択された記録媒体が光ディスク31及びHDD40の双方であるときは、HDD40に記録されたデジタルデータを消去せず、処理を終了する(ステップS380)。
これに対して、ドライブ1の光ディスク31aへの記録エラーがあるときは、システムコントローラ50は、操作入力・表示部20及びOSD信号を介して、記録エラーの表示を行うように制御する(ステップS400)。そして、システムコントローラ50は、光ディスクドライブユニット30に対して、ドライブ2の光ディスク31bに記録を開始させる制御をする(ステップS410)。
次いで、システムコントローラ50は、光ディスク31bに記録されていないエンコード済のデジタルデータが、HDD40(又はRAM53)にあるか否かを判断する(ステップS420)。エンコード済のデジタルデータがあるときは、システムコントローラ50は、光ディスクドライブユニット30に対して、当該デジタルデータをドライブ2の光ディスク31bに記録するように制御する(ステップS430)。これにより、光ディスクドライブユニット30は、録画終了となるまで、HDD40に記録されていたデジタルデータを新たな光ディスク31bに記録する(ステップS440〜S460)。尚、ドライブ2の光ディスク31bへの記録エラーがあるときは、システムコントローラ50は、全てのドライブで記録エラーが発生したことを表示して、HDD40のデジタルデータを消去せずに、処理を終了する(ステップS440,S470)。勿論、ここで新たに光ディスク31を入れ替えさせる処理を加えてもよい。
従って、変形例2によれば、予め2枚の光ディスク31が挿入されており、記録エラーが生じると、記録エラーが生じていない光ディスク31に自動的に記録するので、上記実施の形態の効果に加えて、光ディスク31を交換する手間がいらないという効果がある。
尚、変形例2においては、通常時に記録される光ディスク31のドライブ及び記録エラー発生時に記録されるドライブは固定されていたが、通常時に記録される光ディスク31のドライブは固定されていなくてもよい。即ち、通常時において記録されるドライブを交互に設定してもよい(ドライブ1及びドライブ2に対して交互に記録する)。この場合には、書き込みされる光ディスク31が長期間放置されることがないので、汚れ付着による書き込みエラーを極力防止できるという効果がある。
さらには、変形例2においては、光ディスク31のドライブを2つ搭載したが、本発明はこれに限定されるものではなく、光ディスク31のドライブを3以上搭載してもよいのは勿論である。
また、上記実施形態においては、2種類の記録媒体(光ディスク31、HDD40)を用いたが、3種類以上の記録媒体に対して、同じ内容のデジタルデータを同時に記録させるようにしてもよい。これにより、所望のコンテンツに対する記録の確実性がさらに向上するものである。
また、上記実施形態においては、同一の記録フォーマットで光ディスク31とHDD40に記録するようにしたが、本発明はこれに限定されず、記録媒体ごとに異なる記録フォーマットで記録してもよいものである。
本発明の実施の形態に係る情報記録装置の概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る情報記録装置のHDDに記録する動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る情報記録装置の光ディスクに記録する動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る情報記録装置のHDD及び光ディスクにデータを記録する際の記録領域を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報記録装置のHDDに記録する動作の変形例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る情報記録装置の光ディスクに記録する動作の変形例を示すフローチャートである。。
符号の説明
1 情報記録装置
10 信号処理回路
11 A/Dデジタル信号処理部
12 エンコード部
13 デコード部
14 OSD回路
15 D/Aデジタル信号処理部
20 操作入力・表示部
30 光ディスクドライブユニット
31 光ディスク
32 光ピックアップ
33 サーボ処理部
34 信号処理部
35 エラー検知部
40 HDD
50 システムコントローラ
51 CPU
52 ROM
53 RAM

Claims (7)

  1. 情報を入力する情報入力手段と、
    入力された情報を第1の記録媒体に記録する第1の情報記録手段と、
    入力された情報を、物理的に交換可能な第2の記録媒体に記録する第2の情報記録手段と、
    前記第2の記録媒体における記録エラーを検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によりエラーが検知されたときは、前記第1の記録媒体に記録された情報を、記録エラーが生じた第2の記録媒体とは異なる新たな第2の記録媒体に記録するエラー復旧手段と、
    を有することを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記エラー復旧手段は、
    前記エラー検知手段でエラーが検知されたときには、当該エラーの発生を報知する手段と、
    前記エラーの報知後に、前記新たな第2の記録媒体の存在を確認する手段と、
    前記確認手段により前記新たな第2の記録媒体の存在が確認されたときは、前記第1の記録媒体に記録された情報を、記録エラーが生じた第2の記録媒体とは異なる新たな第2の記録媒体に記録する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  3. 前記第2の情報記録手段は、
    装填された複数の第2の記録媒体のいずれか1つに情報を記録し、
    前記エラー復旧手段は、
    前記エラー検知手段によりエラーが検知されたときは、前記第1の記録媒体に記録された情報を、装填された複数の第2の記録媒体のうち、記録エラーが生じていないいずれかの第2の記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  4. 前記第2の情報記録手段は、
    記録される第2の記録媒体を、情報を記録するごとに順次変更することを特徴とする請求項3記載の情報記録装置。
  5. 第2の情報記録手段は、
    前記第2の記録媒体に記録可能な記録容量を検知して、該記録容量を所定の記憶部に記憶する手段を有し、
    前記エラー復旧手段は、
    前記第2の記録媒体への記録容量が、前記記録部に記録された記録容量に達すると、情報入力を停止するように前記入力手段を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報記録装置。
  6. 前記エラー復旧手段は、さらに、
    前記記録エラーが生じた第2の記録媒体に記録済みの別の情報が存在するときは、当該別の情報を前記記録エラーが生じた第2の記録媒体から前記第1の記録媒体に転送して、記録する手段と、
    前記第1の記録手段に記録された別の情報を前記新たな第2の記録媒体に記録する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報記録装置。
  7. 前記エラー復旧手段は、
    前記第2の記録媒体への記録が正常に終了したときは、前記第1の記録媒体に記録された情報を消去することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報記録装置。

JP2005165012A 2005-06-06 2005-06-06 情報記録装置 Pending JP2006338832A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008305472A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Teac Corp データレコーダ

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