JP2005302225A - 光ディスクレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ディスクレコーダにおいて、光ディスクのフォーマット中またはデータ書き込み中に停電が発生した場合に、データのバックアップを行うことなく、電力回復後に停電が発生した領域からフォーマットを再開し又はデータの書き込みを続行する。
【解決手段】 ICタグ6及びアンテナコイル7備えた光ディスク2に対して、所定単位のフォーマット又はデータの書き込みが完了するたびに、データ通信部16により光ディスク2のICタグ6にフォーマット又はデータの書き込みが完了した範囲を示すアドレス情報を書き込む。停電検出部17により停電の発生及びその後の電力の回復が検出されたときに、データ通信部16によりICタグ6に記憶されているアドレス情報を読み出し、読み出したアドレス情報を基にして、停電発生時にフォーマット又はデータの書き込みを行っていた領域からフォーマット又はデータの書き込みを続行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、書き込み可能な光ディスクに対してフォーマット及びデータの書き込みを行う光ディスクレコーダ、特にその停電時の対策に関する。
書き込み可能な光ディスクなどの記録媒体に対して、フォーマットやデータ書き込みなどを行っている途中に停電が生じた場合、単にフォーマットやデータ書き込みなどが中断されるだけでなく、フォーマットが無効になったり、あるいは書き込み中のデータが破壊されて読み出し不能になったりすることが起こりうる。そのため、従来から、SRAM及びバックアップ用電源を設け、SRAMに記憶されているデータをバックアップする光ディスクレコーダが提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
また、データを光ディスクとハードディスクの両方に書き込み、光ディスクへのデータの書き込みが失敗した場合であってもハードディスクに書き込まれたデータを用いて光ディスクへのデータの書き込みをやり直すDVD/ハードディスク一体型記録再生装置も提案されている(特許文献3参照)。
さらに、光ディスクのカートリッジにバックアップメモリを設け、データの書き込み時にバックアップメモリにもデータを書き込んでおき、データ書き込み時にエラーが発生すると、バックアップメモリに格納されているデータを光ディスクに記録する光ディスクレコーダが提案されている(特許文献4参照)。
また、ビデオテープカセットにICメモリを設け、ビデオテープに記録されている内容に関する情報、例えばタイトルや撮影日時などを記憶するビデオカメラも提案されている(特許文献5参照)。
特開平10−302371号公報 特開平4−24823公報 実登3090135号公報 特開2003−263840号公報 特開2003−259270号公報
特許文献1又は2の光ディスク装置では、SRAMに記憶されたデータを長時間バックアップするためには、大容量のバックアップ用電源を必要とするため、装置自体が大型化する。一方、バックアップ用電源の容量が少ない場合、停電が長時間に及ぶとバックアップされていたデータも失われ、光ディスクへのデータの書き込みなどが不完全なままで終了し、データの読み出しが不能となる可能性がある。
また、特許文献3又は4の光ディスク装置で停電が生じた場合、ハードディスクやバックアップメモリへのデータの書き込みも同時に停止するので、ハードディスクやバックアップメモリへのデータの書き込みが不完全なままで終了し、ハードディスクやバックアップメモリからデータの読み出しが不能となる可能性がある。
特許文献5のビデオカメラでは、不揮発性のICメモリを映像のタイトルや撮影日時などの付随的な情報の記録にのみ使用し、バッテリの交換の際には、ICメモリに記憶されるデータをバックアップメモリに記憶することが行われている。そのため、メモリ構成が複雑な上に、不揮発性のICメモリが有効に使用されていない。
なお、TVチューナで受信した映像信号を光ディスクに同時録画している時に停電が発生した場合、映像信号自体を受信することができなくなる。そのため、データをバックアップすること自体あまり意味がなく、停電終了後電源回復時にいかにデータを再生可能な状態に修復するかが重要である。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、光ディスクのフォーマット中またはデータ書き込み中に停電が発生した場合に、データのバックアップを行うことなく、電力回復後に停電が発生した領域からフォーマットを再開し、またはデータの書き込みを再開しうる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、光ディスクに対して第1の強度のレーザ光を照射して、光ディスクに対してフォーマット及びデータの書き込みを行い、光ディスクに対して前記第1の強度よりも弱い第2の強度のレーザ光を照射し、光ディスクからの反射光を用いて光ディスクからデータ及び光ディスクのアドレス情報を読み出す光ピックアップと、前記光ピックアップを駆動する光ピックアップ駆動手段と、TV放送信号を受信するチューナと、前記チューナにより受信したTV放送信号に所定の信号処理を行い、光ディスクに書き込み可能なディジタル信号に変換する信号変換手段と、前記ディジタル信号を一時的に記憶するバッファメモリと、前記各部を制御する制御手段を備えた光ディスクレコーダにおいて、光ディスクがICタグ及びアンテナコイルを備えている場合に、光ディスクのICタグとの間でデータの送受信を行うデータ通信手段と、停電の発生及び電力の回復を検出する停電検出手段をさらに備え、前記光ピックアップを駆動して光ディスクをフォーマットし又は光ディスクにデータを書き込む際、所定単位のフォーマット又はデータの書き込みが完了するたびに、前記データ通信手段によりフォーマット又はデータの書き込みが完了した範囲を示すアドレス情報を順次光ディスクのICタグに書き込み、前記停電検出手段により停電の発生及びその後の電力の回復が検出されたときに、前記データ通信手段により前記ICタグに記憶されているアドレス情報を読み出し、読み出したアドレス情報を基にして、停電発生時にフォーマット又はデータの書き込みを行っていた領域からフォーマット又はデータの書き込みを続行することにより、バックアップ電源を用いることなく、フォーマットの無効又は書き込まれたデータの破壊を防止したことを特徴とする。
請求項2の発明は、光ディスクに対してレーザ光を照射してフォーマット及びデータの書き込みを行う光ディスクレコーダにおいて、所定単位のフォーマット又はデータの書き込みが完了するたびに、フォーマット又はデータの書き込みが完了した範囲を示すアドレス情報を順次不揮発性メモリに記憶し、停電発生後、電力回復時に、前記不揮発性メモリに記憶されたアドレス情報を基にして、停電発生時にフォーマット又はデータの書き込みを行っていた領域からフォーマット又はデータの書き込みを続行することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の光ディスクレコーダにおいて、前記不揮発性メモリは、光ディスクに設けられたICタグであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、すでにフォーマット又はデータの書き込みが完了した領域に関するアドレス情報が不揮発性メモリである光ディスクに設けられたICタグに順次書き込まれるので、フォーマット中又はデータの書き込み中に停電が発生しても、アドレス情報はそのままICタグに保存される。そのため、電力回復時には、ICタグに保存されているアドレス情報を読み出すことにより、すでにフォーマット又はデータの書き込みが完了した領域及び停電発生時にフォーマット中又はデータの書き込み中であった領域を知ることができる。従って、停電発生時にフォーマット中又はデータの書き込み中であった領域からフォーマット又はデータの書き込みを続行すれば、すでに行ったフォーマットが無効になることはなく、また、すでに書き込まれたデータ(又は書き込み中のデータファイル)が破壊されることなく再生可能となる。特に、ICタグは不揮発性メモリであるので、バックアップ電源が不要となり、光ディスクレコーダの大型化やコストアップをもたらすこともない。さらに、ICタグは光ディスク自体に設けられているので、電力回復後に光ディスクが光ディスクレコーダから取り出されたとしても、ICタグに記憶されたアドレス情報は失われることはない。そのため、再度その光ディスクを光ディスクレコーダに装填すると、停電発生時にフォーマット中又はデータの書き込み中であった領域からフォーマット又はデータの書き込みを続行することができる。
請求項2の発明によれば、すでにフォーマット又はデータの書き込みが完了した領域に関するアドレス情報が不揮発性メモリに順次書き込まれるので、フォーマット中又はデータの書き込み中に停電が発生しても、アドレス情報はそのまま不揮発性メモリに保存される。そのため、電力回復時には、不揮発性メモリに保存されているアドレス情報を用いて停電発生時にフォーマット中又はデータの書き込み中であった領域からフォーマット又はデータの書き込みを続行することができる。
請求項3の発明によれば、不揮発性メモリとして光ディスクに設けられたICタグを用いているので、電力回復後に光ディスクが光ディスクレコーダから取り出されたとしても、ICタグに記憶されたアドレス情報は失われることはない。そのため、再度その光ディスクを光ディスクレコーダに装填すると、停電発生時にフォーマット中又はデータの書き込み中であった領域からフォーマット又はデータの書き込みを続行することができる。
本発明の一実施の形態に係る光ディスクレコーダについて説明する。本実施の形態の光ディスクレコーダのブロック構成を図1に示す。なお、図1は光ディスクレコーダの一例として、DVD(Digital Versatile Disk)にテレビジョン(TV)放送信号を記録するDVDレコーダの構成を示している。なお、本発明の光ディスクレコーダはDVDレコーダに限定されるものではなく、その他の光ディスクに対してデータの書き込み及び読み出しができるものであればよい。
光ディスクレコーダ1は、DVD−RやDVD−RWなどの光ディスク2に対してデータの書き込み及び読み出しを行うフロントエンド部10、TV放送信号を受信するチューナ11、チューナ11により受信したTV放送信号に所定の信号処理を行い、光ディスクに書き込み可能なディジタル信号(以下、TV信号データとする)に変換する信号変換部12、TV信号データを一時的に記憶するバッファメモリ13、光ディスクレコーダ1の各部を制御するシステム制御部14、光ピックアップを駆動する光ピックアップ駆動部15、光ディスクのICタグとの間でデータの送受信を行うデータ通信部16、停電の発生及び電力の回復を検出する停電検出部17、ディジタル信号をアナログ信号に変換してCRTや液晶ディスプレイなどのモニタ装置5に出力するD/A変換部18、タイマーを内蔵し、番組予約などを管理する番組管理部19などで構成されている。
フロントエンド部10は、装填された光ディスク2を回転させるスピンドルモータ3と、光ディスク2に対して第1の強度のレーザ光を照射して、光ディスク2に対してフォーマット及びデータの書き込みを行い、光ディスク2に対して第1の強度よりも弱い第2の強度のレーザ光を照射して、光ディスク2からの反射光を用いて光ディスク2からデータ及びアドレス情報を読み出す光ピックアップ4などを備えている。
信号変換部12は、チューナ11により受信したTV放送信号を光ディスク2に記録する場合、ディジタル信号に変換し、さらにビデオレコーディング規格に従って圧縮符号化する。そして、圧縮符号化されたTV信号データを一旦バッファメモリ13に記憶させる。光ディスクレコーダ1では、光ピックアップ4により光ディスク2に対してTV信号データを書き込んだり、あるいは光ディスク2からTV信号データを読み出したりする速度の方が、チューナ11によりTV放送信号を受信する速度よりも速い。そのため、光ディスク2にTV番組を録画しながら、すでに録画した部分を再生する「追っかけ再生」などが可能である。
停電検出部17は、例えば内蔵2次電池(一般的にいうバックアップ用電源とは異なる)によって駆動され、例えば商用交流電源などで停電が発生したことを検出すると共に、停電が発生した事実をフラッシュメモリなどの不揮発性メモリに記憶する。また、電力回復時には、電力が回復したことを検出し、停電発生及び電力回復を示す所定の信号を出力する。
システム制御部14は、制御プログラムなどを記憶したROM、制御プログラムに従って演算処理を行うCPU、演算データなどを一時的に記憶するRAMなどで構成されており、後述する光ディスク2のフォーマットや光ディスク2へのデータの書き込みなど光ディスクレコーダ1の諸機能を実行すると共に、チューナ11、データ通信部16など光ディスクレコーダ1の各部の制御を行う。
本実施の形態の光ディスクレコーダ1は、ICタグ6及びアンテナコイル7を備えた光ディスク2に対応しており、データ通信部16は、光ディスク2のICタグ6との間でデータの送受信を行う。データ通信部16は、アンテナコイル8を有しており、このアンテナコイル8に電流を流すことにより磁界を発生させる。この磁界中で、光ディスク2を回転させると、光ディスク2に設けられたアンテナコイル7に電流が流れ、ICタグ6に電力が供給される。その際、データ通信部16側のアンテナコイル8に流れる電流をICタグに書き込むデータを用いて変調すれば、光ディスク2側のアンテナコイル7に流れる電流が変化するので、ICタグ6に書き込むデータ及び書き込み命令などを送信することができる。ICタグ6は、アンテナコイル7に流れる電流を復調して送信されたデータ及び書き込み命令を抽出し、データをフラッシュメモリなどの不揮発性メモリに記憶する。
ICタグ6からデータを読み出す場合も同様に、データ通信部16からICタグ6に対して読み出し命令を送信する。読み出し命令を受信すると、ICタグ6は、内蔵する不揮発性メモリから送信するデータを読み出し、読み出したデータを用いてアンテナコイル7に流れる電流を変調する。光ディスク2側のアンテナコイル7に電流が流れると、データ通信部16側のアンテナコイル8に流れる電流によって発生される磁界と逆向きの磁界が発生され、データ通信部16側のアンテナコイル8に流れる電流に影響を及ぼす。そのため、データ通信部16側で、アンテナコイル8に流れる電流の変化を検出し、復調することによって、ICタグ6から送信されたデータを読み出すことができる。
光ディスク2にデータを書き込む場合、あらかじめ光ディスク2をフォーマットする必要がある。従って、通常新品の光ディスク2を光ディスクレコーダ1に装填すると、光ディスクレコーダ1は光ディスク2のフォーマットを開始する。周知のように、ディジタルデータを光ディスクなどの記録媒体に記録する場合、セクタ単位でデータが記録され、セクタごとにアドレス番号が付されている。そして、光ディスク2の記録領域は、あらかじめセクタ単位に仕切られ、セクタごとにアドレス番号を表すピットが形成されている。
次に、本実施の形態の光ディスクレコーダ1の動作について、図2に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
光ディスクレコーダ1は、1セクタごと又は所定数のセクタごとにフォーマットを実行すると(S1)、フォーマットが完了したアドレス番号データ(フォーマットが完了した範囲を示すアドレス情報に相当)を順次光ディスク2のICタグ6に書き込む(S2)。一方、チューナ11により受信したTV放送信号を光ディスク2に記録する場合も同様に、信号変換部12によりディジタル信号に変換されたTV信号データを、セクタ単位で光ディスク2の記録可能領域における各セクタに順に書き込む(S1)。その際、TV信号データが書き込まれたセクタのアドレス番号データ(データの書き込みが完了した範囲を示すアドレス情報に相当)をTV信号データが書き込まれた順に光ディスク2のICタグ6に書き込む(S2)。
フォーマットの途中やTV信号データの書き込みの途中で停電が発生した場合(S3でYES)、光ディスクレコーダ1はバックアップ用の電源を有していないので、直ちにほぼすべての機能が停止する。停電発生の際フォーマット又はTV信号データの書き込みが実行されていたセクタに関しては、フォーマット又はTV信号データの書き込みが完了していない状態で終了し、いわゆるデータが破壊された状態となる。また、バッファメモリ13に記憶されていたTV信号データも失われる。
バックアップ用電源を有していない従来の光ディスクレコーダにおいて、電力が回復すると、フォーマットが完了していない光ディスクに対しては、最初からフォーマットを開始する。また、TV信号データの書き込みが完了していない光ディスクに対しては、そのデータファイルが破壊されているので、正常にTV信号データが書き込まれた部分も含めてそのデータファイルを開くことができない。しかしながら、前述のように本実施の形態に係る光ディスクレコーダ1は、停電の発生及び電力の回復を検出する停電検出部17を備えており、停電が発生したことを不揮発性メモリに記憶している。そして、停電検出部17が電力の回復を検出すると(S4でYES)、停電発生及び電力回復を示す所定の信号を出力する(S5)。
システム制御部14は、停電検出部17からの所定の信号に応じて、データ通信部16を介してICタグ6からフォーマット又はTV信号データの書き込みが完了しているセクタのアドレス番号データを読み出す(S6)。そして、読み出したアドレス番号の次のアドレス番号のセクタからフォーマット又はTV信号データの書き込みを続行する(S7)。
このように、本実施形態の光ディスクレコーダ1によれば、ICタグ6及びアンテナコイル7を備えた光ディスク2を用いた場合に、データ通信部16と光ディスク2のICタグ6との間でデータの送受信を行い、光ディスク2上のすでにフォーマット又はTV信号データの書き込みが完了した領域に関するアドレス番地データ(アドレス情報)を不揮発性メモリであるICタグ6に順次書き込まれるので、フォーマット中又はTV信号データの書き込み中に停電が発生しても、アドレス番地データはそのままICタグ6に保存される。そのため、電力回復時には、ICタグ6に保存されているアドレス番地データを読み出すことにより、すでにフォーマット又はデータの書き込みが完了した領域及び停電発生時にフォーマット中又はTV信号データの書き込み中であった領域を知ることができる。そして、停電発生時にフォーマット中又はTV信号データの書き込み中であった領域からフォーマット又はTV信号データの書き込みを続行すれば、すでに行ったフォーマットが無効になることはなく、また、すでに書き込まれたTV信号データが破壊されることなく再生可能となる。その結果、バックアップ電源を用いることなく、フォーマットの無効又は書き込まれたTV信号データ(又はデータファイル)の破壊を防止することができる。
なお、チューナ11により受信したTV放送信号を光ディスク2に録画しているときに停電が発生した場合、停電発生によりTV放送信号自体の受信ができなくなるので、TV番組のうち停電中の部分が欠落する。しかしながら、停電によるデータ破壊によりTV番組自体が再生できなくなるよりは、被害を軽減することができる。
また、ICタグ6は不揮発性メモリであるので、バックアップ電源が不要となり、光ディスクレコーダ1の大型化やコストアップをもたらすこともない。さらに、ICタグ6は光ディスク2自体に設けられているので、電力回復後に光ディスク2が光ディスクレコーダ1から取り出されたとしても、ICタグ6に記憶されたアドレス番地データは失われることはない。そのため、再度その光ディスク2を光ディスクレコーダ1に装填すると、停電発生時にフォーマット中又はデータの書き込み中であった領域からフォーマット又はTV信号データの書き込みを続行することができる。
なお、ICタグ6の内蔵不揮発性メモリの容量は、記憶するデータのボリュームに応じて任意に設定することができる。また、ICタグ6を有しない光ディスク2に対しては、上記の効果は奏しないが、通常のデータの書き込み及び読み出しができることは言うまでもない。さらに、光ディスク2に書き込まれるデータは上記TV信号データに限定されず、インターネットを介してダウンロードしたデータなど、その他のデータであってもよい。
本発明の一実施の形態に係る光ディスクレコーダのブロック構成を示す図。 上記光ディスクレコーダの動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 光ディスクレコーダ
2 光ディスク
4 光ピックアップ
6 ICタグ
7 (光ディスク側の)アンテナコイル
8 (データ通信部側の)アンテナコイル
10 フロントエンド部
11 チューナ
12 信号変換部(信号変換手段)
13 バッファメモリ
14 システム制御部(制御手段)
15 光ピックアップ駆動部(光ピックアップ駆動手段)
16 データ通信部(データ通信手段)
17 停電検出部(停電検出手段)

Claims (3)

  1. 光ディスクに対して第1の強度のレーザ光を照射して、光ディスクに対してフォーマット及びデータの書き込みを行い、光ディスクに対して前記第1の強度よりも弱い第2の強度のレーザ光を照射し、光ディスクからの反射光を用いて光ディスクからデータ及び光ディスクのアドレス情報を読み出す光ピックアップと、前記光ピックアップを駆動する光ピックアップ駆動手段と、TV放送信号を受信するチューナと、前記チューナにより受信したTV放送信号に所定の信号処理を行い、光ディスクに書き込み可能なディジタル信号に変換する信号変換手段と、前記ディジタル信号を一時的に記憶するバッファメモリと、前記各部を制御する制御手段を備えた光ディスクレコーダにおいて、
    光ディスクがICタグ及びアンテナコイルを備えている場合に、光ディスクのICタグとの間でデータの送受信を行うデータ通信手段と、停電の発生及び電力の回復を検出する停電検出手段をさらに備え、
    前記光ピックアップを駆動して光ディスクをフォーマットし又は光ディスクにデータを書き込む際、所定単位のフォーマット又はデータの書き込みが完了するたびに、前記データ通信手段によりフォーマット又はデータの書き込みが完了した範囲を示すアドレス情報を順次光ディスクのICタグに書き込み、
    前記停電検出手段により停電の発生及びその後の電力の回復が検出されたときに、前記データ通信手段により前記ICタグに記憶されているアドレス情報を読み出し、読み出したアドレス情報を基にして、停電発生時にフォーマット又はデータの書き込みを行っていた領域からフォーマット又はデータの書き込みを続行することにより、バックアップ電源を用いることなく、フォーマットの無効又は書き込まれたデータの破壊を防止したことを特徴とする光ディスクレコーダ。
  2. 光ディスクに対してレーザ光を照射してフォーマット及びデータの書き込みを行う光ディスクレコーダにおいて、
    所定単位のフォーマット又はデータの書き込みが完了するたびに、フォーマット又はデータの書き込みが完了した範囲を示すアドレス情報を順次不揮発性メモリに記憶し、
    停電発生後、電力回復時に、前記不揮発性メモリに記憶されたアドレス情報を基にして、停電発生時にフォーマット又はデータの書き込みを行っていた領域からフォーマット又はデータの書き込みを続行することを特徴とする光ディスクレコーダ。
  3. 前記不揮発性メモリは、光ディスクに設けられたICタグであることを特徴とする請求項2に記載の光ディスクレコーダ。
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