JP2005302226A - 光ディスクレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ディスクレコーダにおいて、光ディスクにデータを書き込み中に停電が発生した場合に、バッファメモリに記憶されていたデータを保存して電力回復後に保存されていたデータの書き込みを再開する。
【解決手段】 光ディスク2のICタグ6との間でデータの送受信を行うデータ通信部16、停電の発生及び電力の回復を検出する停電検出部17、TVチューナ11により受信され信号変換部12によってディジタル化されたTV信号データを一時的に記憶するバッファメモリ13、停電時にバッファメモリ13及びデータ通信部16に電力を供給するバックアップ用電源20を備え、停電発生時にデータ通信部16によりバッファメモリ13に記憶されていたデータをICタグ6に書き込み、電力回復時にICタグ6からデータを読み出して、光ディスク2に書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、書き込み可能な光ディスクに対してデータの書き込みを行う光ディスクレコーダ、特にその停電時のバックアップ対策に関する。
書き込み可能な光ディスクなどの記録媒体に対して、データ書き込みなどを行っている途中に停電が生じた場合、単にデータ書き込みなどが中断されるだけでなく、書き込み中のデータが破壊されて読み出し不能になったりすることが起こりうる。そのため、従来から、バッテリによりキャッシュメモリに記憶されているデータをハードディスクなどの不揮発性メモリに保存させる記録媒体ライブラリアレイ装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、電源の異常を検出した場合に、電源が瞬断又は停電する前に、書き込み中のデータを不揮発性メモリに保存し、電源再投入後に不揮発性メモリに保存していたデータを読み出す磁気ディスク制御装置も提案されている(特許文献2参照)。
さらに、ミニディスクなどの記録媒体にデータを記録している途中で電源が遮断された場合に、すでに記録されたデータを途中まで再生することを可能にするために、UTOC(User Table Of Contents)情報を不揮発性メモリに書き込んでおき、電源遮断後、電源が再投入されたときに、不揮発性メモリに記憶されているUTOC情報を記録媒体に書き込むディスク記録再生装置が提案されている(特許文献3参照)。
さらに、電源遮断時に、バッファメモリに一時記憶されているデータを待避させるために、バックアップ電池及び不揮発性メモリを備えた一時記憶情報バックアップ装置も提案されている(特許文献4参照)。
特開2001−43598号公報 特開昭63−106960公報 特開平8−77749号公報 特開平9−35417号公報
特許文献1の装置では、不揮発性メモリとしてハードディスクを用いているため、ハードディスクを駆動しうる大型のバックアップ電源を必要とし、装置が大型化し、コストが高くなる。
特許文献2の装置では、電源が瞬断又は停電する前に電源の異常を検出する必要があり、突然生じた瞬断や停電に対応することができない。
特許文献3の装置によれば、記録媒体にすでに書き込まれたデータは再生できるものの、停電発生時にバッファメモリに一時記憶されていたデータは失われてしまい、記録及び再生することができない。
特許文献4の装置によれば、停電が発生してからバッファメモリに一時記憶されているデータを不揮発性メモリに待避させるので、電源が正常なときは不揮発性メモリが有効に利用されていないことになる。バッファメモリに記憶されているデータ量とバックアップ電池の容量によっては、一部のデータが失われる可能性もある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、光ディスクにデータ書き込み中に停電が発生した場合に、少ない電力でバッファメモリに記憶されているデータを不揮発性メモリに保存させることが可能であると共に、電力回復後、停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域から、不揮発性メモリに保存されたデータの書き込みを続行しうる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、光ディスクに対して第1の強度のレーザ光を照射して、光ディスクに対してデータの書き込みを行い、光ディスクに対して前記第1の強度よりも弱い第2の強度のレーザ光を照射し、光ディスクからの反射光を用いて光ディスクからデータ及び光ディスクのアドレス情報を読み出す光ピックアップと、前記光ピックアップを駆動する光ピックアップ駆動手段と、TV放送信号を受信するチューナと、前記チューナにより受信したTV放送信号に所定の信号処理を行い、光ディスクに書き込み可能なディジタル信号に変換する信号変換手段と、前記ディジタル信号を一時的に記憶するバッファメモリと、前記各部を制御する制御手段を備えた光ディスクレコーダにおいて、光ディスクがICタグ及びアンテナコイルを備えている場合に、光ディスクのICタグとの間でデータの送受信を行うデータ通信手段と、停電の発生及び電力の回復を検出する停電検出手段と、停電時に所定時間だけ前記バッファメモリ及び前記データ通信手段を駆動しうる容量を有するバックアップ用電源をさらに備え、前記バッファメモリは、所定量のすでに光ディスクに書き込まれたデータ、現在光ディスクに書き込まれつつあるデータ及びまだ光ディスクに書き込まれていないデータを記憶し、前記光ピックアップを駆動して光ディスクにデータを書き込んでいる途中で前記停電検出手段により停電の発生が検出されたときに、前記バックアップ用電源により前記バッファメモリ及び前記データ通信手段に電力を供給し、前記データ通信手段により停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域に関するアドレス情報及び少なくとも停電発生時に前記バッファメモリに記憶されていたデータを光ディスクのICタグに書き込み、前記停電検出手段により電力の回復が検出されたときに、前記データ通信手段により前記ICタグに記憶されているアドレス情報及びデータを読み出し、読み出したアドレス情報を基にして、停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域からデータの書き込みを続行することにより、光ディスクに書き込まれたデータの破壊を防止したことを特徴とする。
請求項2の発明は、光ディスクに対してレーザ光を照射してデータの書き込みを行う光ディスクレコーダにおいて、前記光ピックアップを駆動して光ディスクにデータを書き込んでいる途中で停電が発生すると、バックアップ用電源により、停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域に関するアドレス情報及び少なくとも停電発生時にバッファメモリに記憶されていたデータを不揮発性メモリに書き込み、電力回復時に、前記不揮発性メモリに記憶されているアドレス情報及びデータを読み出し、読み出したアドレス情報を基にして、停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域からデータの書き込みを続行することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の光ディスクレコーダにおいて、前記不揮発性メモリは、光ディスクに設けられたICタグであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、光ディスクにデータを書き込んでいる途中に停電が発生したとしても、所定時間バックアップ用電源によりバッファメモリに記憶されているデータが保持される。その間、データ通信手段もバックアップ用電源により駆動され、停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域に関するアドレス情報及び少なくとも停電発生時にバッファメモリに記憶されていたデータを不揮発性メモリである光ディスクのICタグに書き込まれるので、その後バックアップ用電源が停止したとしても、停電発生時にバッファメモリに記憶されていたデータが失われることはない。そのため、電力回復時には、ICタグに保存されているアドレス情報を読み出すことにより、停電発生時にデータの書き込み中であった領域を知ることができる。従って、停電発生時にデータの書き込み中であった領域からICタグに記憶されていたデータの書き込みを続行すれば、停電発生時までにバッファメモリに記憶されていたデータの再生が可能となる。特に、バックアップ用電源は、所定時間、具体的には停電発生時にバッファメモリに記憶されていたデータをICタグに書き込むのに十分な時間だけ持てばよく、また、光ピックアップや光ディスクを回転させるためのスピンドルモータを駆動しないので、従来例に比べてその容量を少なくすることができる。さらに、不揮発性メモリとして光ディスクに設けられたICタグを用いているので、電力回復後に光ディスクが光ディスクレコーダから取り出されたとしても、ICタグに記憶されたアドレス情報は失われることはない。そのため、再度その光ディスクを光ディスクレコーダに装填すると、停電発生時にデータの書き込み中であった領域からデータの書き込みを続行することができる。
請求項2の発明によれば、停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域に関するアドレス情報及びバッファメモリに記憶されていたデータが不揮発性メモリに書き込まれて保存されるので、その後バックアップ用電源が停止したとしても停電発生時にバッファメモリに記憶されていたデータが失われることはない。そのため、電力回復時には、ICタグに保存されているアドレス情報及びデータを読み出すことにより、停電発生時にデータの書き込み中であった領域からICタグに記憶されていたデータの書き込みを続行することができ、停電発生時までにバッファメモリに記憶されていたデータの再生が可能となる。
請求項3の発明によれば、不揮発性メモリとして光ディスクに設けられたICタグを用いているので、電力回復後に光ディスクが光ディスクレコーダから取り出されたとしても、ICタグに記憶されたアドレス情報及びデータは失われることはない。そのため、再度その光ディスクを光ディスクレコーダに装填すると、停電発生時にデータの書き込み中であった領域からデータの書き込みを続行することができる。
本発明の一実施の形態に係る光ディスクレコーダについて説明する。本実施の形態の光ディスクレコーダのブロック構成を図1に示す。なお、図1は光ディスクレコーダの一例として、DVD(Digital Versatile Disk)にテレビジョン(TV)放送信号を記録するDVDレコーダの構成を示している。なお、本発明の光ディスクレコーダはDVDレコーダに限定されるものではなく、その他の光ディスクに対してデータの書き込み及び読み出しができるものであればよい。
光ディスクレコーダ1は、DVD−RやDVD−RWなどの光ディスク2に対してデータの書き込み及び読み出しを行うフロントエンド部10、TV放送信号を受信するチューナ11、チューナ11により受信したTV放送信号に所定の信号処理を行い、光ディスクに書き込み可能なディジタル信号(以下、TV信号データとする)に変換する信号変換部12、TV信号データを一時的に記憶するバッファメモリ13、光ディスクレコーダ1の各部を制御するシステム制御部14、光ピックアップを駆動する光ピックアップ駆動部15、光ディスクのICタグとの間でデータの送受信を行うデータ通信部16、停電の発生及び電力の回復を検出する停電検出部17、TV信号データをアナログ信号に変換してCRTや液晶ディスプレイなどのモニタ装置5に出力するD/A変換部18、タイマーを内蔵し、番組予約などを管理する番組管理部19、バックアップ用電源20などで構成されている。
フロントエンド部10は、装填された光ディスク2を回転させるスピンドルモータ3と、光ディスク2に対して第1の強度のレーザ光を照射して、光ディスク2に対してフォーマット及びデータの書き込みを行い、光ディスク2に対して第1の強度よりも弱い第2の強度のレーザ光を照射して、光ディスク2からの反射光を用いて光ディスク2からデータ及びアドレス情報を読み出す光ピックアップ4などを備えている。
信号変換部12は、チューナ11により受信したTV放送信号を光ディスク2に記録する場合、ディジタル信号に変換し、さらにビデオレコーディング規格に従って圧縮符号化する。そして、圧縮符号化されたTV信号データを一旦バッファメモリ13に記憶させる。光ディスクレコーダ1では、光ピックアップ4により光ディスク2に対してTV信号データを書き込んだり、あるいは光ディスク2からTV信号データを読み出したりする速度の方が、チューナ11によりTV放送信号を受信する速度よりも速い。そのため、光ディスク2にTV番組を録画しながら、すでに録画した部分を再生する「追っかけ再生」などが可能である。
バッファメモリ13は、信号変換部12から出力されたTV信号データを一時的に記憶するが、現在光ディスク2に書き込まれつつあるTV信号データ及びまだ光ディスク2に書き込まれていないTV信号データだけでなく、所定量のすでに光ディスク2に書き込まれたTV信号データも記憶している。すなわち、光ディスク2へのTV信号データの書き込み中に停電が発生することを考慮して、光ピックアップ駆動部15にTV信号データを出力してもそのTV信号データを直ぐには捨てず、TV信号データの再書き込みが可能なように、常に所定量だけすでに光ディスク2に書き込まれたTV信号データも記憶している。
停電検出部17は、例えば内蔵2次電池又はバックアップ用電源20によって駆動され、例えば商用交流電源などで停電が発生したことを検出すると共に、停電が発生した事実をフラッシュメモリなどの不揮発性メモリに記憶する。また、電力回復時には、電力が回復したことを検出し、停電発生及び電力回復を示す所定の信号を出力する。
システム制御部14は、制御プログラムなどを記憶したROM、制御プログラムに従って演算処理を行うCPU、演算データなどを一時的に記憶するRAMなどで構成されており、後述する光ディスク2のフォーマットや光ディスク2へのデータの書き込みなど光ディスクレコーダ1の諸機能を実行すると共に、チューナ11、データ通信部16など光ディスクレコーダ1の各部の制御を行う。
本実施の形態の光ディスクレコーダ1は、ICタグ6及びアンテナコイル7を備えた光ディスク2に対応しており、データ通信部16は、光ディスク2のICタグ6との間でデータの送受信を行う。データ通信部16は、アンテナコイル8を有しており、このアンテナコイル8に電流を流すことにより磁界を発生させる。この磁界中で、光ディスク2を回転させると、光ディスク2に設けられたアンテナコイル7に電流が流れ、ICタグ6に電力が供給される。その際、データ通信部16側のアンテナコイル8に流れる電流をICタグに書き込むデータを用いて変調すれば、光ディスク2側のアンテナコイル7に流れる電流が変化するので、ICタグ6に書き込むデータ及び書き込み命令などを送信することができる。ICタグ6は、アンテナコイル7に流れる電流を復調して送信されたデータ及び書き込み命令を抽出し、データをフラッシュメモリなどの不揮発性メモリに記憶する。
ICタグ6からデータを読み出す場合も同様に、データ通信部16からICタグ6に対して読み出し命令を送信する。読み出し命令を受信すると、ICタグ6は、内蔵する不揮発性メモリから送信するデータを読み出し、読み出したデータを用いてアンテナコイル7に流れる電流を変調する。光ディスク2側のアンテナコイル7に電流が流れると、データ通信部16側のアンテナコイル8に流れる電流によって発生される磁界と逆向きの磁界が発生され、データ通信部16側のアンテナコイル8に流れる電流に影響を及ぼす。そのため、データ通信部16側で、アンテナコイル8に流れる電流の変化を検出し、復調することによって、ICタグ6から送信されたデータを読み出すことができる。
光ディスク2にデータを書き込む場合、セクタ単位でデータが記録され、セクタごとにアドレス番号が付されている。そして、光ディスク2の記録領域は、あらかじめセクタ単位に仕切られ、セクタごとにアドレス番号を表すピットが形成されている。
次に、本実施の形態の光ディスクレコーダ1の動作について、図2に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
光ディスクレコーダ1は、チューナ11により受信したTV放送信号を光ディスク2に記録する場合、信号変換部12によりディジタル信号に変換されたTV信号データを、セクタ単位で光ディスク2の記録可能領域における各セクタに順に書き込む(S1)。その際、TV信号データが書き込まれたセクタのアドレス番号データ(データの書き込みが完了した範囲を示すアドレス情報に相当)を更新してバッファメモリ13に書き込む(S2)。一方、停電検出部17は、光ディスクレコーダ1の起動中、例えば商用交流電源に停電が発生したか否かを監視する(S3)。
データの書き込みの途中で停電が発生した場合(S3でYES)、バックアップ用電源20が作動し、バッファメモリ13及びデータ通信部16に電力の供給を開始する(S4)。これにより、バッファメモリ13に記憶されている停電発生時に光ディスク2に書き込まれつつあったTV信号データ、まだ光ディスク2に書き込まれていないTV信号データ及び所定量のすでに光ディスク2に書き込まれたTV信号データが一定時間保持される。なお、停電発生により、本来の商用交流電源(図示せず)によって駆動されるチューナ11、信号変換部12、システム制御部14、光ピックアップ駆動部15及びフロントエンド部10などは、その機能を停止する。
データ通信部16は、バッファメモリ13から、停電発生時にTV信号データを書き込んでいたセクタのアドレス番地データ及び停電発生時にバッファメモリ13に記憶されていた全TV信号データを順に読み出し(S5)、光ディスク2のICタグ6に送信する(S6)。ICタグ6は、受信した各データをその不揮発性メモリに書き込み、保存する(S7)。
停電検出部17により電力の回復が検出されると(S8でYES)、停電発生及び電力回復を示す所定の信号を出力する(S9)。システム制御部14は、停電検出部17からの所定の信号に応じて、データ通信部16を介してICタグ6からアドレス番地データ及び全TV信号データを読み出す(S10)。そして、光ピックアップ駆動部15は、光ピックアップ4を駆動して、ICタグ6から読み出したアドレス番号データに基づいて、停電発生時にTV信号データの書き込みを行っていたセクタから、停電発生時に書き込みつつあったTV信号データ及び停電発生時に光ディスクに書き込まれていなかったTV信号データの書き込みを行う(S11)。
このように、本実施形態の光ディスクレコーダ1によれば、ICタグ6及びアンテナコイル7を備えた光ディスク2を用いた場合に、データ通信部16と光ディスク2のICタグ6との間でデータの送受信を行い、停電発生時にTV信号データの書き込みを行っていたセクタのアドレス番号データ及び停電発生時にバッファメモリ13に記憶されていた全TV信号データがICタグ6に書き込まれる。ICタグ6は不揮発性メモリであるので、バックアップ電源なしに書き込まれたデータを保存することができる。そして、電力回復時に、ICタグ6に保存されているデータを読み出し、停電発生時にデータの書き込み中であった領域からICタグ6に記憶されていたTV信号データの書き込みを行うことにより、停電発生時までにバッファメモリ13に記憶されていたTV信号データの再生が可能となる。バックアップ用電源20は、所定時間、具体的には停電発生時にバッファメモリ13に記憶されていたデータをICタグ6に書き込むのに十分な時間だけ持てば十分である。さらに、不揮発性メモリとして光ディスク2に設けられたICタグ6を用いているので、電力回復後に光ディスク2が光ディスクレコーダ1から取り出されたとしても、ICタグ6に記憶されたアドレス情報は失われず、再度その光ディスク2を光ディスクレコーダ1に装填すると、停電発生時にTV信号データの書き込み中であった領域からTV信号データの書き込みを続行することができる。
なお、チューナ11により受信したTV放送信号を光ディスク2に録画しているときに停電が発生した場合、停電発生によりTV放送信号自体の受信ができなくなるので、TV番組のうち停電中の部分が欠落する。しかしながら、停電によるデータ破壊によりTV番組自体が再生できなくなるよりは、被害を軽減することができる。
また、ICタグ6は不揮発性メモリであるので、それ自体はバックアップ電源が不要となり、光ディスクレコーダ1のバックアップ用電源20の大容量化やコストアップをもたらすこともない。さらに、ICタグ6は光ディスク2自体に設けられているので、電力回復後に光ディスク2が光ディスクレコーダ1から取り出されたとしても、ICタグ6に記憶されたデータは失われることはない。そのため、再度その光ディスク2を光ディスクレコーダ1に装填すると、停電発生時にデータの書き込み中であった領域(セクタ)からICタグ6に保存されていたデータの書き込みを続行することができる。
なお、ICタグ6の内蔵不揮発性メモリの容量は、記憶するデータのボリュームに応じて任意に設定することができる。また、ICタグ6を有しない光ディスク2に対しては、上記の効果は奏しないが、通常のデータの書き込み及び読み出しができることは言うまでもない。さらに、光ディスク2に書き込まれるデータは上記TV信号データに限定されず、インターネットを介してダウンロードしたデータなど、その他のデータであってもよい。
本発明の一実施の形態に係る光ディスクレコーダのブロック構成を示す図。 上記光ディスクレコーダの動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 光ディスクレコーダ
2 光ディスク
4 光ピックアップ
6 ICタグ
7 (光ディスク側の)アンテナコイル
8 (データ通信部側の)アンテナコイル
10 フロントエンド部
11 チューナ
12 信号変換部(信号変換手段)
13 バッファメモリ
14 システム制御部(制御手段)
15 光ピックアップ駆動部(光ピックアップ駆動手段)
16 データ通信部(データ通信手段)
17 停電検出部(停電検出手段)
20 バックアップ用電源

Claims (3)

  1. 光ディスクに対して第1の強度のレーザ光を照射して、光ディスクに対してデータの書き込みを行い、光ディスクに対して前記第1の強度よりも弱い第2の強度のレーザ光を照射し、光ディスクからの反射光を用いて光ディスクからデータ及び光ディスクのアドレス情報を読み出す光ピックアップと、前記光ピックアップを駆動する光ピックアップ駆動手段と、TV放送信号を受信するチューナと、前記チューナにより受信したTV放送信号に所定の信号処理を行い、光ディスクに書き込み可能なディジタル信号に変換する信号変換手段と、前記ディジタル信号を一時的に記憶するバッファメモリと、前記各部を制御する制御手段を備えた光ディスクレコーダにおいて、
    光ディスクがICタグ及びアンテナコイルを備えている場合に、光ディスクのICタグとの間でデータの送受信を行うデータ通信手段と、停電の発生及び電力の回復を検出する停電検出手段と、停電時に所定時間だけ前記バッファメモリ及び前記データ通信手段を駆動しうる容量を有するバックアップ用電源をさらに備え、
    前記バッファメモリは、所定量のすでに光ディスクに書き込まれたデータ、現在光ディスクに書き込まれつつあるデータ及びまだ光ディスクに書き込まれていないデータを記憶し、
    前記光ピックアップを駆動して光ディスクにデータを書き込んでいる途中で前記停電検出手段により停電の発生が検出されたときに、前記バックアップ用電源により前記バッファメモリ及び前記データ通信手段に電力を供給し、前記データ通信手段により停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域に関するアドレス情報及び少なくとも停電発生時に前記バッファメモリに記憶されていたデータを光ディスクのICタグに書き込み、
    前記停電検出手段により電力の回復が検出されたときに、前記データ通信手段により前記ICタグに記憶されているアドレス情報及びデータを読み出し、読み出したアドレス情報を基にして、停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域からデータの書き込みを続行することにより、光ディスクに書き込まれたデータの破壊を防止したことを特徴とする光ディスクレコーダ。
  2. 光ディスクに対してレーザ光を照射してデータの書き込みを行う光ディスクレコーダにおいて、
    前記光ピックアップを駆動して光ディスクにデータを書き込んでいる途中で停電が発生すると、バックアップ用電源により、停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域に関するアドレス情報及び少なくとも停電発生時にバッファメモリに記憶されていたデータを不揮発性メモリに書き込み、
    電力回復時に、前記不揮発性メモリに記憶されているアドレス情報及びデータを読み出し、読み出したアドレス情報を基にして、停電発生時にデータの書き込みを行っていた領域からデータの書き込みを続行することを特徴とする光ディスクレコーダ。
  3. 前記不揮発性メモリは、光ディスクに設けられたICタグであることを特徴とする請求項2に記載の光ディスクレコーダ。
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