JP4329812B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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本発明は、光ディスク装置に関し、詳しくは光ディスクへの書き込み制御に関する。
光ディスクは、現在普及しているCDやDVDに加え、次世代光ディスクとしてブルーレイディスク(以下BDと記す)やHD DVDの開発が進んでいる。それに伴いデータを記録することができる記録型光ディスクも利用されている。この記録型光ディスクには、追記型(CD−RやDVD−Rなど)のものと書換型(CD−RWやDVD−RWなど)のものとがある。
そして、この記録型光ディスクに記録を行う光ディスク装置は、光ディスクへの書き込みを様々な方法で制御し、使い勝手を向上させている。
例えば特許文献1には、本体にセットされている光ディスクにデータや記録管理情報を記録する前に、光ディスクに記録するデータや記録管理情報をバックエンド部の一時記録部に記録し、そのデータを光ディスクに記録すると、一時記録部に記録した該当するデータを削除する光ディスク装置が開示されている。
例えば特許文献2には、磁気ディスクから読み出した管理情報を不揮発性メモリに記録し、管理情報を読み出すときには不揮発性メモリにアクセスする磁気ディスク装置が開示されている。
例えば特許文献3には、ディスクイジェクト時に編集データやディスク管理情報などを光ディスクに記録するディスク記録再生装置が開示されている。
特開2006−179090号公報 特開2003−167781号公報 特開平6−259939号公報
ところで、記録型光ディスクは、データを追記したり書き換えたりして使用されるためディスクへの負荷が大きく、頻繁に使用すればそれだけ劣化も速く進む。したがって、書き込みの頻度は少なくすることが好ましい。しかしながら、上記の特許文献1〜3では、書き込みの頻度を少なくすることについては考慮されていない。
また従来は、例えばディスクの管理情報の光ディスクへの書き込みはいくつかのタイミングで行われていた。例えば、揮発性メモリ上に保存されユーザデータの書き込みが完了したタイミングで揮発性メモリから光ディスクに書き込まれる。これはユーザデータの書き込み完了時点で直ぐに管理情報を光ディスクへ書き込まないと、停電などの電源障害で揮発性メモリ上のデータが失われた場合に書き込んだユーザデータと管理情報とが一致せず、この光ディスクが使用できなくなるからである。
また例えば、揮発性メモリ上に保存された管理情報はパワーオフ時に光ディスクに書き込まれる。これはパワーオフにより揮発性メモリ上の情報が失われ管理情報を書き込めないからである。また例えば、特許文献3のように、揮発性メモリ上に保存された管理情報はディスクイジェクト時に光ディスクに書き込まれる。これは次にインサートされる光ディスクが現在の光ディスクと異なれば、現在の光ディスクに管理情報を書き込めないからである。
上記の3つのタイミングで管理情報を光ディスクに書き込めば、ほぼ確実に光ディスクに管理情報を書き込めが、書き込みの頻度を少なくすることはできない。また、揮発性メモリ上の管理情報は、停電などの電源障害で失われるおそれもある。
また、書き込みの頻度が高いということは光ディスクの劣化を速めるだけでなく、書き込みに要する時間が装置の高速化を妨げる要因ともなる。さらに、書き込み済みのデータは揮発性メモリから消去されるので、そのデータにアクセスする場合は光ディスクから読み出す必要があり、アクセスに時間が掛かる。
本発明は、光ディスクの劣化を抑制するとともに装置の高速化を実現し、使い勝手の良い光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、光ディスクの再生及び記録を行う光ディスク記録再生部と、情報の記録及び消去が可能な不揮発性メモリと、各部を制御する制御部とを備えた光ディスク装置において、
前記制御部の制御により、
光ディスクに書き込まれる情報は先に前記不揮発性メモリ上に記録され、光ディスクのイジェクト要求がなされた場合にのみ、前記不揮発性メモリ上の情報が光ディスクに書き込まれることを特徴とする。
上記の光ディスク装置において、光ディスクに書き込まれていない前記不揮発性メモリ上に記録された情報を読み込む場合は、前記不揮発性メモリにアクセスすればよい。
また上記の光ディスク装置において、前記情報は、光ディスクの管理情報とすることができる。
また上記の光ディスク装置において、前記情報は、光ディスクの管理情報の中の、RMA、FDCB、DMA、又はTDMAの情報とすることができる。
また本発明は、光ディスクの再生及び記録を行う光ディスク記録再生部と、情報の記録及び消去が可能な不揮発性メモリと、各部を制御する制御部とを備えた光ディスク装置において、
前記制御部は、
光ディスクがインサートされてからの書き込みの回数を所定のディスク領域ごとに検出し、所定の閾値よりも書き込み回数の多いディスク領域を算出し、
前記制御部の制御により、
前記算出したディスク領域に書き込まれる情報は先に前記不揮発性メモリ上に記録され、光ディスクのイジェクト要求がなされた場合にのみ、前記不揮発性メモリ上の情報が光ディスクに書き込まれることを特徴とする。
上記の光ディスク装置において、光ディスクに書き込まれていない前記不揮発性メモリ上に記録された情報を読み込む場合は、前記不揮発性メモリにアクセスすればよい。
また上記の光ディスク装置において、前記所定のディスク領域は、ユーザデータ領域を複数に区分した領域とすることができる。
本発明を具体化すると、DVDの再生及び記録を行うDVD記録再生部と、情報の記録及び消去が可能な不揮発性メモリ及び揮発性メモリと、アンテナで受信したテレビ放送信号を復調、デジタル化するチューナと、該チューナから受け取った画像音声データを圧縮符号化したり、前記DVD記録再生部で再生された圧縮された画像音声データを伸長復号したりする画像音声圧縮伸長部と、各種設定値を表示装置の一部に表示しながら設定できるようにするOSD部と、該OSD部からの画像信号をアナログ化し、表示装置へ出力する画像出力部と、前記画像音声圧縮伸長部からの音声信号をアナログ化し、表示装置へ出力する音声出力部と、各部を制御する制御部とを備えた光ディスク装置において、
前記制御部の制御により、
DVDに書き込まれる管理情報の中の、RMA、又はFDCBの情報は先に前記不揮発性メモリ上に記録され、DVDのイジェクト要求がなされた場合にのみ、前記不揮発性メモリ上の前記情報がDVDに書き込まれ、
DVDに書き込まれていない前記不揮発性メモリ上に記録された情報を読み込む場合は、前記不揮発性メモリにアクセスする構成となる。
従来は光ディスクにユーザデータを書き込んだ直後に管理情報も光ディスクへ書き込んでいたが、本発明によれば、管理情報はイジェクト時まで光ディスクに書き込まないので、イジェクト前に管理情報に何回変更があっても光ディスクへ書き込むのは1回だけとなる。したがって、光ディスクへの管理情報の書き込み回数を減らすことができ、書き込みによるディスクの劣化を抑制することができる。また、追記型の光ディスクを用いる場合には、書き込める管理情報の個数に制限があるため、上記のように書き込み回数を減らすことで光ディスクの使用可能期間を延長することができる。
また、光ディスクに書き込まれる管理情報は先に不揮発性メモリ上に記録することにより、パワーオフしても管理情報は保持されるので、パワーオフ時に管理情報を光ディスクに書き込む必要がなくなり、管理情報の書き込み回数を減らすことができ、書き込みによるディスクの劣化を抑制することができる。さらに、停電などの電源障害が生じた場合でも管理情報は保持されるので、書き込んだユーザデータと管理情報とが一致しないことによってこのディスクが使用できなくなることを防止できる。
また、ユーザデータを書き込んだ後イジェクトする前にそのユーザデータを再生するような場合、つまり光ディスクに書き込まれていない不揮発性メモリ上に記録された管理情報を読み込む場合は、不揮発性メモリにアクセスすることにより、アクセス速度が増して装置の高速化を実現することができる。
また、従来はユーザデータは直接光ディスクに書き込んでいたが、本発明によれば、書き込み頻度の高いユーザデータ領域への書き込みはイジェクト時まで光ディスクに書き込まないようにすることで、イジェクト前に何回データ変更があっても光ディスクへ書き込むのは1回だけとなる。したがって、光ディスクへの書き込み回数を減らすことができ、書き込みによるディスクの劣化を抑制することができる。
また、光ディスクに書き込まれる所定のユーザデータは先に不揮発性メモリ上に記録することにより、パワーオフしてもそのユーザデータは保持されるので、パワーオフ時にそのユーザデータを光ディスクに書き込む必要がなくなり、ユーザデータの書き込み回数を減らすことができ、書き込みによるディスクの劣化を抑制することができる。さらに、停電などの電源障害が生じた場合でもそのユーザデータは保持されるので、ディスクに書き込んでいないユーザデータを失うことがない。
また、ユーザデータを書き込んだ後イジェクトする前にそのユーザデータを再生するような場合、つまり光ディスクに書き込まれていない不揮発性メモリ上に記録されたユーザデータを読み込む場合は、不揮発性メモリにアクセスすることにより、アクセス速度が増して装置の高速化を実現することができる。
以上のように、本発明によれば使い勝手の良い光ディスク装置を提供することができる。
以下、ディスク記録再生装置の一例として、ハードディスクドライブ(HDD)一体型光ディスク装置を用いて説明する。図1は、HDD一体型光ディスク装置10の構成及びその周辺機器を示すブロック図である。HDD一体型光ディスク装置10には、テレビ等の表示装置11と、ケーブルテレビや衛星放送等のセットトップボックス又はビデオデッキ等の映像音声記録装置に代表される外部装置12とが接続されている。またHDD一体型光ディスク装置10は、リモコン13によって操作可能である。以下では、光ディスクとしてDVDを例に説明する。
HDD一体型光ディスク装置10は、アンテナ15で受信したテレビ放送信号を復調、デジタル化するチューナ16と、チューナ16や外部装置12から受け取った画像音声データをMPEG2等に準拠して圧縮符号化したり、HDD記録再生部18又はDVD記録再生部19で再生された圧縮された画像データを伸長復号したりする画像音声圧縮伸長部17と、画像音声圧縮伸長部17から受け取った圧縮された画像音声データをHDDに記録したり、HDDに記録されたデータを再生したりするHDD記録再生部18と、画像音声圧縮伸長部17から受け取った圧縮された画像音声データを挿入されたDVDに記録したり、DVDに記録されたデータを再生したりするDVD記録再生部19と、各種設定値を表示装置11の一部に表示しながら設定できるようにするOSD(On Screen Display)部20と、OSD部20からの画像信号をアナログ化し、表示装置11へ出力する画像出力部21と、画像音声圧縮伸長部17からの音声信号をアナログ化し、表示装置へ出力する音声出力部22と、情報の記録及び消去が可能な不揮発性メモリ23a及び揮発性メモリ23bからなるメモリ23と、リモコン13からの信号を受信するリモコン受信部24と、外部装置12が接続される外部I/F25と、HDD一体型光ディスク装置10の各部を制御する制御部26とを備えている。不揮発性メモリ23aとしては、フラッシュROMなどを用いることができる。
また、制御部26は、DVDに書き込まれる情報を先に不揮発性メモリ23a上に記録させ、DVDのイジェクト要求がなされた場合にのみ、不揮発性メモリ23a上の情報をDVDに書き込ませる制御も行う。以下、この書き込みの制御について詳しく説明する。
図2は、HDD一体型光ディスク装置10の書き込みの制御の一例を示すフローチャートである。まず、記録型のDVDがDVD記録再生部19にセットされた状態で、ステップS10において制御部26はユーザデータの書き込みの指示があるか否かを判別する。なお、ユーザデータの書き込みの指示は、リモコン13が操作されて録画などの指示がなされると、リモコン13から信号が発信されることによりなされる。
ステップS10において指示がある場合は、ステップS11へ進んでDVDへユーザデータの書き込みを行い、ステップS12へ進んで不揮発性メモリ23a上へDVDの管理情報を記録する。
一方、ステップS10において指示がない場合、又はステップS12に続いて、ステップS13へ進む。ステップS13では、リモコン13が操作されてパワーオフの要求があったか否かを判別する。ステップS13においてパワーオフの要求があれば、ステップS14へ進んで制御部26はパワーオフの制御を行う。その後ステップS15へ進んでリモコン13が操作されてパワーオンの要求がなされるのを待つ。そしてステップS15においてパワーオンの要求があれば、ステップS16へ進んで制御部26はパワーオンの制御を行い、ステップS17へ進む。
一方、ステップS13においてパワーオフの要求がない場合もステップS17へ進む。ステップS17では、リモコン13が操作されてDVDの再生要求がなされたか否かを判別する。ステップS17においてDVDの再生要求があった場合、ステップS18へ進んで不揮発性メモリ23aにアクセスし、不揮発性メモリ23a上に記録された管理情報を読み込み、ステップS19へ進んでDVDから所定のユーザデータを読み出して再生する。
次に、ステップS20へ進んでリモコン13が操作されてDVDの再生停止要求がなされたか否かを判別する。ステップS20において再生停止要求があった場合は、ステップS21へ進んでDVDの再生を停止する。
次に、ステップS22へ進んでDVDのイジェクト要求がなされたか否かを判別する。ステップS22においてイジェクト要求があった場合は、ステップS23へ進んで不揮発性メモリ23a上に管理情報が記録されていればその管理情報をDVDに書き込み、その後、ステップS24へ進んでDVDをイジェクトして処理を終了する。一方、ステップS22においてイジェクト要求がない場合は、ステップS10に戻る。
つまり、従来はDVDにユーザデータを書き込んだ直後に管理情報もDVDへ書き込んでいたが、管理情報はイジェクト時までDVDに書き込まないので、イジェクト前に管理情報に何回変更があってもDVDへ書き込むのは1回だけとなる。したがって、DVDへの管理情報の書き込み回数を減らすことができ、書き込みによるディスクの劣化を抑制することができる。また、追記型の光ディスクを用いる場合には、書き込める管理情報の個数に制限があるため、上記のように書き込み回数を減らすことでDVDの使用可能期間を延長することができる。
また、DVDに書き込まれる管理情報は先に不揮発性メモリ23a上に記録することにより、パワーオフしても管理情報は保持されるので、パワーオフ時に管理情報をDVDに書き込む必要がなくなり、管理情報の書き込み回数を減らすことができ、書き込みによるディスクの劣化を抑制することができる。さらに、停電などの電源障害が生じた場合でも管理情報は保持されるので、書き込んだユーザデータと管理情報とが一致しないことによってこのディスクが使用できなくなることを防止できる。
また、ユーザデータを書き込んだ後イジェクトする前にそのユーザデータを再生するような場合、つまりDVDに書き込まれていない不揮発性メモリ23a上に記録された管理情報を読み込む場合は、不揮発性メモリ23aにアクセスすることにより、アクセス速度が増して装置の高速化を実現することができる。以上のように、上記のHDD一体型光ディスク装置10によれば、使い勝手が向上する。
なお、上記の実施形態ではDVDを例に説明したが、BDなどの他の方式の光ディスクにも適用できる。なお、管理情報の中でも頻繁に書き換えが行われる情報について、上記のような処理を行うことが望ましい。その情報の一例を各ディスクのリードイン構造を用いて以下に説明する。
図3(a)はDVD−RWのリードイン構造、(b)はDVD−Rのリードイン構造、(c)はDVD+RWのリードイン構造、(d)はDVD+Rのリードイン構造を示す図である。また図4(a)はBD−REのリードイン構造、(b)はBD−Rのリードイン構造を示す図である。なお、本明細書ではR-Information AreaやInner Drive Areaはリードイン構造に含まれるものとして取り扱う。
DVD−RW及び−RにおいてはRMA(レコーディングマネージメントエリア)の情報、DVD+RWにおいてはFDCB(ディスクコントロールブロック)の情報、BD−REにおいてはDMA(ディフェクトマネージメントエリア)の情報、BD−RにおいてはTDMA(テンポラリディフェクトマネージメントエリア)の情報が、頻繁に書き換えられる情報である。
したがって、これらRMA、FDCB、DMA、又はTDMAの情報を上述のように不揮発性メモリ23aに記録してからイジェクト時に光ディスクに書き込むことにより、効率よくディスクの劣化を抑制することができる。
図5は、HDD一体型光ディスク装置10の書き込みの制御の他の例を示すフローチャートである。図2と同じ処理については同符号を付し、その詳細な説明を省略する。
まず、記録型のDVDがDVD記録再生部19にセットされた状態で、ステップS10において制御部26はユーザデータの書き込みの指示があるか否かを判別する。なお、ユーザデータの書き込みの指示は、リモコン13が操作されて録画などの指示がなされると、リモコン13から信号が発信されることによりなされる。
ステップS10において指示がある場合は、ステップS30へ進んで制御部26はユーザデータ領域のどの区分への書き込み指示かを算出する。なお、区分とは、ユーザデータ領域を例えば均等に複数に区分けしたものである。一方、ステップS10において指示がない場合はステップS13へ進む。
ステップS30からステップS31へ進んで、上記のようにして算出した区分の書き込み回数に1加算し、その書き込み回数をメモリ23に記録する。メモリ23上には現在のDVDがインサートされてからのユーザデータ領域の区分ごとの書き込み回数が記録されている。この書き込み回数は光ディスクがイジェクトされるまで保持するものとする。
次に、ステップS32へ進んで、上記のようにして算出した区分の書き込み回数と所定の閾値とを比較する。その結果、ステップS32において書き込み回数が所定の閾値よりも大きい場合は、その領域への書き込み頻度が高いと判断し、ディスクの劣化を抑制するため、ステップS33へ進んで書き込む予定のユーザデータを不揮発性メモリ23a上に記録し、ステップS13へ進む。
一方、ステップS32において書き込み回数が所定の閾値よりも小さい場合は、その領域への書き込み頻度が低いと判断し、ステップS34へ進んで書き込み予定のユーザデータをDVDに書き込み、ステップS13へ進む。
ステップS13からステップS17までは図2と同様である。ステップS17からはステップS35へ進んで不揮発性メモリ23a上のユーザデータを読み込み、ステップS19へ進んで再生する。その後、ステップS20からステップS22を経てステップS36へ進む。ステップS36では、不揮発性メモリ23a上にDVDへ書き込む予定のユーザデータが記録されていればそのデータをDVDに書き込み、その後、ステップS24へ進んでDVDをイジェクトして処理を終了する。
つまり、従来はユーザデータは直接DVDに書き込んでいたが、書き込み頻度の高いユーザデータ領域への書き込みはイジェクト時までDVDに書き込まないようにすることで、イジェクト前に何回データ変更があってもDVDへ書き込むのは1回だけとなる。したがって、DVDへの書き込み回数を減らすことができ、書き込みによるディスクの劣化を抑制することができる。
また、DVDに書き込まれる所定のユーザデータは先に不揮発性メモリ23a上に記録することにより、パワーオフしてもそのユーザデータは保持されるので、パワーオフ時にそのユーザデータをDVDに書き込む必要がなくなり、ユーザデータの書き込み回数を減らすことができ、書き込みによるディスクの劣化を抑制することができる。さらに、停電などの電源障害が生じた場合でもそのユーザデータは保持されるので、ディスクに書き込んでいないユーザデータを失うことがない。
また、ユーザデータを書き込んだ後イジェクトする前にそのユーザデータを再生するような場合、つまりDVDに書き込まれていない不揮発性メモリ23a上に記録されたユーザデータを読み込む場合は、不揮発性メモリ23aにアクセスすることにより、アクセス速度が増して装置の高速化を実現することができる。以上のように、上記のHDD一体型光ディスク装置10によれば、使い勝手が向上する。
なお、上記の実施形態ではDVDを例に説明したが、BDなどの他の方式の光ディスクにも適用できる。例えば、BD−Rにおけるロジカルオーバーライトに適用すればユーザデータ領域の使用を抑制でき、BD−REやDVD±RWにおけるオーバーライトに適用すれば、ユーザデータ領域の劣化を抑制することができる。
なお、図2の動作に図5の動作を加え、管理情報と所定のユーザデータを不揮発性メモリ23aに一時的に記録するようにしてもよい。さらに、本発明において不揮発性メモリ23aに一時的に記録する情報は上記の情報だけでなく、光ディスクに書き込む情報であればどの領域の情報(リードイン領域、ユーザデータ領域、リードアウト領域のそれぞれの情報)にでも適用することができる。例えば不揮発性メモリ23aの容量が許すのであれば、光ディスクに書き込む情報は全て先に不揮発性メモリ23a上に記録するようにし、イジェクト時に光ディスクへ書き込むようにしてもよい。
なお、本発明において不揮発性メモリ23a上に記録された情報を光ディスクに書き込んだ後は、不揮発性メモリ23a上のその情報は消去する。
本発明は、CD、DVD、BD、HD DVDなどの光ディスクを再生・記録する光ディスク装置に利用でき、また、HDDなどを付加した複合機、例えばHDD一体型光ディスク装置等にも利用することができる。
本発明のHDD一体型光ディスク装置の構成及びその周辺機器を示すブロック図である。 本発明のHDD一体型光ディスク装置の書き込みの制御の一例を示すフローチャートである。 (a)はDVD−RWのリードイン構造、(b)はDVD−Rのリードイン構造、(c)はDVD+RWのリードイン構造、(d)はDVD+Rのリードイン構造を示す図である。 (a)はBD−REのリードイン構造、(b)はBD−Rのリードイン構造を示す図である。 本発明のHDD一体型光ディスク装置の書き込みの制御の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 HDD一体型光ディスク装置(光ディスク装置)
11 表示装置
15 アンテナ
16 チューナ
17 画像音声圧縮伸長部
19 DVD記録再生部(光ディスク記録再生部)
20 OSD部
21 画像出力部
22 音声出力部
23a 不揮発性メモリ
23b 揮発性メモリ
26 制御部

Claims (3)

  1. 光ディスクの再生及び記録を行う光ディスク記録再生部と、情報の記録及び消去が可能な不揮発性メモリと、各部を制御する制御部とを備えた光ディスク装置において、
    前記制御部は、
    光ディスクがインサートされてからの書き込みの回数を所定のディスク領域ごとに検出し、所定の閾値よりも書き込み回数の多いディスク領域を算出し、
    前記制御部の制御により、
    前記算出したディスク領域に書き込まれる情報は先に前記不揮発性メモリ上に記録され、光ディスクのイジェクト要求がなされた場合にのみ、前記不揮発性メモリ上の情報が光ディスクに書き込まれることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクに書き込まれていない前記不揮発性メモリ上に記録された情報を読み込む場合は、前記不揮発性メモリにアクセスすることを特徴とする請求項記載の光ディスク装置。
  3. 前記所定のディスク領域は、ユーザデータ領域を複数に区分した領域であることを特徴とする請求項1又は2記載の光ディスク装置。
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