JP2006085793A - 情報記録媒体の記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録回数を管理することにより、出来るだけ大きな情報信号を少ない誤り率で記録し、媒体性能に応じて効率の高い記録を行う情報記録装置を実現する
【解決手段】 情報記録媒体24aの記録可能領域を複数ブロックに分割し、それらのブロックに識別番号、記録回数及び記録不可フラグをテーブル記録器11で生成して記録する。記録回数を最大記録可能回数の所定割合に設定して記録すると共に、記録回数、或いは記録不可フラグを記録する。マップテーブル読み取り器13により管理領域に記録されるマップテーブルを読み出し、記録不可フラグが付される以外の全てのブロックの記録回数が規定値に達した場合に、マップテーブル判定器14で規定値を最大記録可能回数に変更して、更に記録を行うようにした情報記録装置を実現した。
【選択図】 図1
【解決手段】 情報記録媒体24aの記録可能領域を複数ブロックに分割し、それらのブロックに識別番号、記録回数及び記録不可フラグをテーブル記録器11で生成して記録する。記録回数を最大記録可能回数の所定割合に設定して記録すると共に、記録回数、或いは記録不可フラグを記録する。マップテーブル読み取り器13により管理領域に記録されるマップテーブルを読み出し、記録不可フラグが付される以外の全てのブロックの記録回数が規定値に達した場合に、マップテーブル判定器14で規定値を最大記録可能回数に変更して、更に記録を行うようにした情報記録装置を実現した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、有限な回数記録可能な記録媒体に情報を記録する際に、その記録回数を管理することにより欠陥領域の発生を最小限にし、AVストリームのようにサイズが大きな情報を、多く記録するようにした情報記録媒体の記録方法に関する。
最近になり、ハードディスクやDVDなどランダムアクセスが可能な情報記録媒体の記録密度が大きくなってきた。その媒体にディジタルAV(Audio visual)信号であるビットストリームを記録し、記録内容を使用者が希望する時間に視聴するようにした、いわゆるタイムシフトマシンとして用いられるようになってきた。
一方、いわゆるディジタル記録媒体は、記録再生中に生じる誤り信号はリードソロモン符号などを用いて訂正可能であり、再生時に生じる誤り信号の発生が所定の比率以下の場合には記録した品質と同じ品質で再生可能であるものの、誤り信号の発生が所定の比率を超えると訂正不能の信号が多く発生し、さらには誤り伝播された信号により、好適にAV信号の記録再生を行うことができない。
一方、いわゆるディジタル記録媒体は、記録再生中に生じる誤り信号はリードソロモン符号などを用いて訂正可能であり、再生時に生じる誤り信号の発生が所定の比率以下の場合には記録した品質と同じ品質で再生可能であるものの、誤り信号の発生が所定の比率を超えると訂正不能の信号が多く発生し、さらには誤り伝播された信号により、好適にAV信号の記録再生を行うことができない。
また、記録されるビットストリームはMPEG(moving picture experts group)により符号化され、放送されるAVビットストリームである。動き予測補償がなされて伝送されるストリームである。そのAVビットストリームはフレーム内符号化される参照画像(I=Intra-codedピクチャ)と、過去及び未来の参照画像から動き予測して符号化される動き補償画像(P=Predictive-codedピクチャ、及びB=Bidirectionally predictive-codedピクチャ)とよりなっている。仮に参照画像にエラーがあるとそれ以降の動き補償画像にエラー画像が伝播される。Iピクチャから、次のIピクチャの手前のピクチャまでの画像グループをGOP(Group of Picture)と呼んでおり、GOPの画像データが正しく復号されるためには、それらのデータは連続して正常に記録及び再生がなされなければならない。
DVDなどの情報記録媒体には、コンピュータ用のデータ記録に適すような消去回数に事実上の制限がない媒体と、消去回数は制限されるもののAVビットストリームなどのように大容量のファイル記録に適した経済的な媒体とがある。タイムシフトマシンとしての記録を行うDVDやBlu−rayディスクシステムの場合では、記録回数を適当な値に管理し、その記録媒体にできるだけ多くのAVビットストリームを記録できるようにするのが好ましい。
特許文献1には、同一領域への書き換えが集中することによりその集中された箇所での誤り信号の発生を回避し、欠陥領域が発生しないようにする情報記録装置を構成する際に、まず第1のAVストリームを記録し終えたときにその記録終了位置アドレスを第1の記録終了位置アドレスとして記憶する。次に第2のAVストリームを記録するときは、第1の記録終了位置アドレスの直後のアドレスから記録を開始する。第2のAVストリームを記録終了したときに第2の記録終了位置アドレスを記憶する。ここで、第2のAVストリームが消去されたときには、第3のAVストリームを第1の記録終了位置アドレスの直後から記録するのではなく、第2の記録終了位置アドレスの直後から記録するようにし、第2のAVストリームが記録された箇所への記録はその記録媒体の最後まで記録した後に記録するようにする。それにより、第2のAVストリームを記録した箇所における記録回数を増加させることなく、その部分の誤り率の増加を防ぐようにした情報記録装置が開示されている。
特開2003−108266号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている情報記録装置では、頻繁に記録を繰り返すタイムシフト記録用AVビットストリームの記録回数の管理がなされていないため、多数の全記録回数を計数し、多数回記録における記録媒体の性能を有効に用い、且つデータ容量の大きなビットストリームの多数を少ない誤り率で記録する情報記録媒体の記録方法を実現することはできなかった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、頻繁に記録及び消去を繰り返すタイムシフト記録用AVビットストリームの記録回数の管理を好適に行うようにし、記録媒体の性能を有効に用い、且つ多数のビットストリームを少ない誤り率で記録する情報記録媒体の記録方法を提供することを目的とする。
本願発明における発明は、記録可能領域と管理部とを有する情報記録媒体の前記記録可能領域を、情報の最大記録回数を確保して前記最大記録回数以下の記録回数を管理して記録する情報記録媒体の記録方法において、前記記録可能領域は、複数ブロックに分割され、かつ前記管理部は、前記複数ブロックに対応した識別番号を記録する識別番号記録部、前記識別番号に対応した記録回数を記録する記録部及び前記複数ブロックが記録不可の場合に記録不可フラグを記録する記録不可フラグ部を有し、前記情報記録媒体の記録可能領域に記録を行える記録回数を最大記録可能回数以下の所定割合の規定値に設定し、前記複数のブロックを検索し、検索して得られたブロックの前記記録回数が前記規定値に達しない場合には、前記検索して得られたブロックに新たな信号を記録すると共に前記記録部に1を増加させた記録回数、或いは前記ブロックを記録不可とするフラグを記録し、前記検索して得られたブロックのうち前記記録不可フラグが付されている以外の全てのブロックの記録回数が前記規定値に達した場合には、前記規定値を前記最大記録可能回数まで行える値に変更して、前記規定値に達して前記記録不可となった前記記録可能領域にも記録を行うことを特徴とする情報記録媒体の記録方法を提供する。
本発明によれば、記録可能領域が複数ブロックに分割され、かつ前記複数ブロックに対応した識別番号を前記管理部に記録する識別番号記録部、前記識別番号に対応した記録回数を記録する記録部及び前記複数ブロックが記録不可の場合に記録不可フラグを記録する記録不可フラグ部を有し、前記情報記録媒体の記録可能領域に記録を行える記録回数を最大記録可能回数以下の所定割合の規定値に設定し、前記複数のブロックを検索し、検索して得られたブロックの前記記録回数が前記規定値に達しない場合には、前記検索して得られたブロックに新たな信号を記録すると共に前記記録部に1を増加させた記録回数、或いは前記ブロックを記録不可とするフラグを記録し、前記検索して得られたブロックのうち前記記録不可フラグが付されている以外の全てのブロックの記録回数が前記規定値に達した場合には、前記規定値を前記最大記録可能回数まで行える値に変更して、前記規定値に達して前記記録不可となった前記記録可能領域にも記録を行うので、頻繁に記録を繰り返すタイムシフト記録用AVビットストリームの記録回数の管理を好適に行うようにし、記録媒体の性能を有効に用い、且つ多数のビットストリームを少ない誤り率で記録媒体に記録することのできる情報記録媒体の記録方法を実現できる。
以下に本発明の実施例に係る情報記録装置について図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明の実施に係る情報記録装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施例に係るブロックを説明するための図である。
図3は、本発明の実施例に係るブロックの状態を示した図である。
図4は、本発明の実施例に係る情報記録装置の動作をフローチャートで示した図である。
図5は、本発明の実施の変形例に係るブロックの状態を示した図である。
図6は、本発明の実施の変形例に係る情報記録装置の動作をフローチャートで示した図である。
図1は、本発明の実施に係る情報記録装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施例に係るブロックを説明するための図である。
図3は、本発明の実施例に係るブロックの状態を示した図である。
図4は、本発明の実施例に係る情報記録装置の動作をフローチャートで示した図である。
図5は、本発明の実施の変形例に係るブロックの状態を示した図である。
図6は、本発明の実施の変形例に係る情報記録装置の動作をフローチャートで示した図である。
その情報記録装置は記録媒体の性能を有効に用い、且つ多数のビットストリームを少ない誤り率で記録媒体に記録する情報記録媒体の記録方法を実現するという目的を、記録可能領域が複数ブロックに分割され、かつ前記複数ブロックに対応した識別番号を前記管理部に記録する識別番号記録部、前記識別番号に対応した記録回数を記録する記録部及び前記複数ブロックが記録不可の場合に記録不可フラグを記録する記録不可フラグ部を有し、前記情報記録媒体の記録可能領域に記録を行える記録回数を最大記録可能回数以下の所定割合の規定値に設定し、前記複数のブロックを検索し、検索して得られたブロックの前記記録回数が前記規定値に達しない場合には、前記検索して得られたブロックに新たな信号を記録すると共に前記記録部に1を増加させた記録回数、或いは前記ブロックを記録不可とするフラグを記録し、前記検索して得られたブロックのうち前記記録不可フラグが付されている以外の全てのブロックの記録回数が前記規定値に達した場合には、前記規定値を前記最大記録可能回数まで行える値に変更して、前記規定値に達して前記記録不可となった前記記録可能領域にも記録を行うようにして実現した。
情報記録装置の構成について述べる。
図1に示す情報記録装置は、テーブル記録器11、インタフェース12、マップテーブル読み取り器13、及びマップテーブル判定器14よりなるファイル管理部1と、インタフェース21、ブロック生成復号器22、情報信号変復調器23、情報記録器24、及び動作制御器25よりなるディスクドライブ部2とより構成される。
ブロック生成復号器22には記録するAVビットストリームが入出力され、及び再生されたAVビットストリームが出力される。情報記録器24には情報記録媒体24aが格納される。動作制御器25には外部制御信号が入力及び出力される。
図1に示す情報記録装置は、テーブル記録器11、インタフェース12、マップテーブル読み取り器13、及びマップテーブル判定器14よりなるファイル管理部1と、インタフェース21、ブロック生成復号器22、情報信号変復調器23、情報記録器24、及び動作制御器25よりなるディスクドライブ部2とより構成される。
ブロック生成復号器22には記録するAVビットストリームが入出力され、及び再生されたAVビットストリームが出力される。情報記録器24には情報記録媒体24aが格納される。動作制御器25には外部制御信号が入力及び出力される。
情報記録装置の動作について述べる。
まず、図示しない外部機器から、情報記録装置に入力されるAVビットストリームを記録させるための制御命令が動作制御器25に入力される。動作制御器25から情報記録媒器24に対して、情報記録媒体24aに記録されているブロックごとの記録回数に係るマップテーブル情報を再生するための命令が発せられる。情報記録媒体24aから再生されたマップテーブル情報は情報信号変復調器23で復号され、インタフェース21及びインタフェース12が介されてマップテーブル読み取り器13に入力される。マップテーブル判定器14ではマップテーブル読み取り器13から得られるマップテーブル情報を基に記録を開始すべきブロックの位置に係るアドレス情報が生成される。アドレス情報はインタフェース12及びインタフェース21を介して動作制御器25に入力される。動作制御器25からは、情報記録器24に対して記録開始するブロックを指定するための制御信号が入力される。
まず、図示しない外部機器から、情報記録装置に入力されるAVビットストリームを記録させるための制御命令が動作制御器25に入力される。動作制御器25から情報記録媒器24に対して、情報記録媒体24aに記録されているブロックごとの記録回数に係るマップテーブル情報を再生するための命令が発せられる。情報記録媒体24aから再生されたマップテーブル情報は情報信号変復調器23で復号され、インタフェース21及びインタフェース12が介されてマップテーブル読み取り器13に入力される。マップテーブル判定器14ではマップテーブル読み取り器13から得られるマップテーブル情報を基に記録を開始すべきブロックの位置に係るアドレス情報が生成される。アドレス情報はインタフェース12及びインタフェース21を介して動作制御器25に入力される。動作制御器25からは、情報記録器24に対して記録開始するブロックを指定するための制御信号が入力される。
次に、ブロック生成復号器22に記録すべきAVビットストリームが入力される。圧縮符号化のなされたAVビットストリームは、ブロック生成復号器22で、例えば12メガバイト(MB)ごとの符号量ごとのブロックデータとして分割される。ブロックごとに分割されたデータは情報信号変復調器23で誤り訂正信号の付加及びディジタル変調がなされる。情報記録器24により、ディジタル変調された信号はマップテーブル判定器14により指定される情報記録媒体24aのブロックの位置に記録される。
情報記録媒体24aの記録時間に余裕がある場合には、記録された信号は読み出されると共に情報信号変復調器23で復号及び誤りデータの検出がなされる。検出された誤りデータは正常な訂正処理がなされ、訂正漏れの発生がなく、記録が正常であるとされるときには、その記録情報はインタフェース21及びインタフェース12を介してマップテーブル読み取り器13に供給される。マップテーブル読み取り器13に一時記憶される、先に読み出したマップテーブルには記録中のブロックに訂正漏れが含まれる場合はフラグ1が立てられる。正常なAVビットストリームが記録されている場合では、フラグ1が立てられ上書き禁止とされ、視聴後で消去とされるときいフラグは0とされる。AVビットストリームの記録終了に係る制御命令が動作制御器25に入力された後に記録が終了される。AVビットストリームが記録された基本ブロック番号から開始される一連のブロックには、フラグ0が1に変更されるなど、読み出されたマップテーブルはマップテーブル読み取り器13で更新される。生成されたマップテーブルはマップテーブル判定器14を介してテーブル記録器11に入力される。テーブル記録器11で生成されたマップテーブルは2つのインタフェース12及び21、情報信号変復調器23、及び情報記録器24を介して情報記録媒体24aの管理領域などに記録されて、一連の動作が終了される。
図2に示す長方形は、情報記録媒体24aに記録され、基本ブロック番号から記録の開始されるブロックごとの領域と、その領域に記録された回数を示している。即ち、左側のブロックは基本ブロック番号が1であり、記録回数は190回である。次の基本ブロック2は記録回数が150、そして中央は基本ブロック番号が3で記録回数は100であり、以下同様である。ここで、基本ブロック番号3のブロックにのみ記録内容を保存するための記録不可フラグが立てられている。同ブロックは、そのフラグの状態を周囲に網点を付して示してある。
図3の(a)に示すマップテーブルは、番号の付される基本ブロックごとに記録回数及び記録不可フラグの「0」「1」を示したものである。記録不可フラグは「0」が記録可能な状態を示し、「1」は記録不可を示している。テーブル記録器11は、基本ブロック番号、記録回数、及び記録不可フラグのそれぞれを情報記録媒体24aの管理領域に記録する。テーブル記録器11には、それらの情報を記録するための図示しない基本ブロック番号記録部、記録回数記録部、及び記録不可フラグ記録部のそれぞれを有している。(b)に示す優先度判定結果は、(a)に示されるマップテーブルを基に求められたものであり、基本ブロック番号ごとに記録優先順位が示されている。基本ブロック番号3の記録領域は記録不可フラグ1が立てられているため記録がなされない。記録可能なブロックのうち記録回数の少ない順に優先度が決められる。記録回数が同一である基本ブロックについては、例えば基本ブロック番号の小さなものが高い優先度にされている。
図4のフローチャートは記録動作とマップテーブルの更新動作について示したものである。
記録を開始するに当たり、S(ステップ)61においてマップテーブルを基に記録回数が最小である基本ブロックが検索される。S62で、検索された基本ブロックは記録可能な領域であるかが検出される。記録不可フラグが立っている記録不可領域の場合ではS61からの動作が繰り返される。記録可能領域である場合にはS63で検索された基本ブロックに情報信号が記録される。S64で記録された領域が再生され、訂正不能なデータ誤りが含まれているかが検出される。訂正不能なデータ誤りが含まれる場合には、その領域はさらに繰り返して情報を記録することができないものと判断し、S64でその基本ブロック番号に記録不可フラグ1を立てる。S64で訂正不能な誤りが生じない場合にはS65でその基本ブロックの記録回数に1を加える。S66で基本ブロック番号のフラグを1に変える。記録した情報が再生され、消去しても良いとされたときに、1に変えられたフラグは0に変えられる。以上の動作は記録すべきAVビットストリームが生じるたびに実行される。
記録を開始するに当たり、S(ステップ)61においてマップテーブルを基に記録回数が最小である基本ブロックが検索される。S62で、検索された基本ブロックは記録可能な領域であるかが検出される。記録不可フラグが立っている記録不可領域の場合ではS61からの動作が繰り返される。記録可能領域である場合にはS63で検索された基本ブロックに情報信号が記録される。S64で記録された領域が再生され、訂正不能なデータ誤りが含まれているかが検出される。訂正不能なデータ誤りが含まれる場合には、その領域はさらに繰り返して情報を記録することができないものと判断し、S64でその基本ブロック番号に記録不可フラグ1を立てる。S64で訂正不能な誤りが生じない場合にはS65でその基本ブロックの記録回数に1を加える。S66で基本ブロック番号のフラグを1に変える。記録した情報が再生され、消去しても良いとされたときに、1に変えられたフラグは0に変えられる。以上の動作は記録すべきAVビットストリームが生じるたびに実行される。
図5は、図3(b)の変形例である。
図3(b)の場合は記録回数の少ない順に高い優先順位が設定されるのに比し、図5の場合では予め設定される所定の記録回数の領域が検出され、情報信号は検出された領域に順に記録される方法である。所定の記録回数として、情報記録媒体24aの記録可能とされる記録可能回数(保障回数)の例えば9割が設定される。ここでは、例えば200回が書き換え可能回数であり、その例えば9割である180回に達していない領域である基本ブロック2、3、及び5のうち、記録不可フラグの立っていないブロックについて順に情報信号が記録されるように優先度が設定される。
図3(b)の場合は記録回数の少ない順に高い優先順位が設定されるのに比し、図5の場合では予め設定される所定の記録回数の領域が検出され、情報信号は検出された領域に順に記録される方法である。所定の記録回数として、情報記録媒体24aの記録可能とされる記録可能回数(保障回数)の例えば9割が設定される。ここでは、例えば200回が書き換え可能回数であり、その例えば9割である180回に達していない領域である基本ブロック2、3、及び5のうち、記録不可フラグの立っていないブロックについて順に情報信号が記録されるように優先度が設定される。
図6は、図4に比し、記録回数の少ない順に高い優先順位が設定される場合の動作を示したフローチャートの変形例である。即ち、図4におけるS61の代わりにS71〜S75がある。
まず、S71で規定回数は記録可能回数の例えば9割に設定される。S72において任意の基本ブロックが検索される。S73で、その基本ブロックの記録回数が例えば上記の180回に達しているか否かが検出される。達しているとして検出された場合には、S74で他に規定回数以下のブロックがあるか否かが検出される。S73で記録が規定回数に達してないブロックがある場合、及びS74で規定回数に達してないブロックがある場合はS62以降の動作が行われる。S74で規定回数以下のブロックが他にないとして検出された場合には、S75で規定回数を情報記録媒体24aの記録可能回数の例えば10割に設定される。その後S72からの動作が行われる。全てのブロックの記録回数が規定回数に達した場合には、情報記録媒体24aへの記録が終了される。
まず、S71で規定回数は記録可能回数の例えば9割に設定される。S72において任意の基本ブロックが検索される。S73で、その基本ブロックの記録回数が例えば上記の180回に達しているか否かが検出される。達しているとして検出された場合には、S74で他に規定回数以下のブロックがあるか否かが検出される。S73で記録が規定回数に達してないブロックがある場合、及びS74で規定回数に達してないブロックがある場合はS62以降の動作が行われる。S74で規定回数以下のブロックが他にないとして検出された場合には、S75で規定回数を情報記録媒体24aの記録可能回数の例えば10割に設定される。その後S72からの動作が行われる。全てのブロックの記録回数が規定回数に達した場合には、情報記録媒体24aへの記録が終了される。
図5及び図6に示した変形例の場合では、情報記録媒体24aの全てのブロックに記録可能回数の9割の回数による記録がなされて後に、残りの1割の回数による記録がなされる。従って、9割の回数による記録がなされた状態では保存目的のブロック以外のブロックが誤り訂正不可などの原因により記録不可とされる確立は小さい。即ち、情報記録媒体24aの全記録容量から保存目的で記録した部分を除いた領域の殆どが記録可能領域とされる。AVビットストリームは容量が大きなデータであり、記録途中で容量不足のため記録が中断される場合は、中断されたことにより例えば映画やドラマの結末を再生することが出来ない。使用上の障害となる。変形例による場合では、記録可能回数の9割に達した場合はその領域には新たなストリームが記録されないようにしているため、記録可能領域が大きく確保されている。記録回数の多い媒体を用いて、長時間番組を最後まで記録できる可能性が高い。
以上のように、上述の情報記録装置によれば、記録可能領域が複数ブロックに分割され、かつ前記複数ブロックに対応した識別番号を前記管理部に記録する識別番号記録部11、前記識別番号に対応した記録回数を記録する記録部11及び前記複数ブロックが記録不可の場合に記録不可フラグを記録する記録不可フラグ部11を有し、前記情報記録媒体の記録可能領域に記録を行える記録回数を最大記録可能回数以下の所定割合の規定値にS71で設定し、S72で前記複数のブロックを検索して、S73で検索して得られたブロックの前記記録回数が前記規定値に達しない場合には、S63で前記検索して得られたブロックに新たな信号を記録すると共にS66で前記記録部に1を増加させた記録回数、或いはS65で前記ブロックを記録不可とするフラグを記録し、S74で前記検索して得られたブロックのうち前記記録不可フラグが付されている以外の全てのブロックの記録回数が前記規定値に達したとして検出される場合には、S75で前記規定値を前記最大記録可能回数まで行える値に変更して、前記規定値に達して前記記録不可となった前記記録可能領域にも記録を行うようにしたので、頻繁に記録及び消去を繰り返すタイムシフト記録用AVビットストリームの記録回数の管理を好適に行うと共に、記録媒体に多数回の記録を行った後に記録するAVビットストリームに対するGOPのストリームデータを連続して記録するようにし、記録媒体の性能を有効に用い、且つ多数の長時間のビットストリームを少ない誤り率で記録する情報記録媒体の記録方法を実現できる。
そして、ブロックのサイズは例えば12MBなど、セクターサイズの1000倍以上の領域を定義し、その定義された領域にサイズの大きな情報を記録するようにしているため、記録領域が細分化されることにより、連続されるビットストリームが細分化された領域に記録されることを防ぐことが出来る。例えば、MPEG(moving picture experts group)により符号化されて記録されるビットストリームは、参照画像(I=Intra-codedピクチャ)と、過去及び未来の参照画像から動き予測をして符号化する動き補償画像(P=Predictive-codedピクチャ、及びB=Bidirectionally predictive-codedピクチャ)とは細分化されて異なる複数の領域に記録される場合には、その記録領域をアクセス及びシークして再生する必要があり、高速再生などの特殊再生がスムーズになされない。記録回数を管理するデータの大きさは、圧縮符号化されたビットストリームのGOP(Group of Picture)を超えたサイズで管理するのが好ましい。
、AVストリームのようにサイズが大きな情報を、記録回数を管理して欠陥領域の発生を最小限にして記録する情報記録装置に適用できる。
1 ファイル管理部
2 ディスクドライブ部
11 テーブル記録器
12 インタフェース
13 マップテーブル読み取り器
14 マップテーブル判定器
21 インタフェース
22 ブロック生成復号器
23 情報信号変復調器
24 情報記録器
24a 情報記録媒体
25 動作制御器
2 ディスクドライブ部
11 テーブル記録器
12 インタフェース
13 マップテーブル読み取り器
14 マップテーブル判定器
21 インタフェース
22 ブロック生成復号器
23 情報信号変復調器
24 情報記録器
24a 情報記録媒体
25 動作制御器
Claims (1)
- 記録可能領域と管理部とを有する情報記録媒体の前記記録可能領域を、情報の最大記録回数を確保して前記最大記録回数以下の記録回数を管理して記録する情報記録媒体の記録方法において、
前記記録可能領域は、複数ブロックに分割され、かつ前記管理部は、前記複数ブロックに対応した識別番号を記録する識別番号記録部、前記識別番号に対応した記録回数を記録する記録部及び前記複数ブロックが記録不可の場合に記録不可フラグを記録する記録不可フラグ部を有し、
前記情報記録媒体の記録可能領域に記録を行える記録回数を最大記録可能回数以下の所定割合の規定値に設定し、
前記複数のブロックを検索し、検索して得られたブロックの前記記録回数が前記規定値に達しない場合には、前記検索して得られたブロックに新たな信号を記録すると共に前記記録部に1を増加させた記録回数、或いは前記ブロックを記録不可とするフラグを記録し、
前記検索して得られたブロックのうち前記記録不可フラグが付されている以外の全てのブロックの記録回数が前記規定値に達した場合には、前記規定値を前記最大記録可能回数まで行える値に変更して、前記規定値に達して前記記録不可となった前記記録可能領域にも記録を行うことを特徴とする情報記録媒体の記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100840566B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2008-06-23 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 복합제품에서의 미디어 관리 방법 및 그 시스템 |
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2004
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100840566B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2008-06-23 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 복합제품에서의 미디어 관리 방법 및 그 시스템 |
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