JP2006302362A - 情報再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の情報再生装置では、ボーダーイン領域開始位置が未記録の場合、最終ボーダーの判定に時間を要し、ユーザー情報の再生開始までに要する時間が長くなっていた。
【解決手段】ボーダーイン領域開始位置再生時にエラー発生した場合、ボーダーマーカー領域開始位置を再生し、その状況に応じて、ボーダーイン領域の記録状態を判断するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体から情報を読み出す情報再生装置および情報再生方法に関するものである。
近年、CD−Recordable(以下、CD−Rと示す)やDVD−Recordable(以下、DVD−Rと示す)に代表されるデータの書き込みが可能な記録媒体が広く普及している。CD−RやDVD―Rでは、一度書き込んだ情報を書き換えることは不可能であるため、情報を追記していく記録方法が規定されており、この記録方法を用いる記録装置も広く普及している。
CD−Rで追記可能な記録方法で記録した場合、図9(a)に示すように、内周から外周に向かって記録が行われ、情報の最初の部分にリードインと呼ばれる領域、つづいてユーザー情報を記録する領域、情報の終わりの部分にリードアウトと呼ばれる領域が記録される。音楽CD等は、このリードイン領域とリードアウト領域によって区切られるデータのまとまり(以下、これをセッションと示す)が1つだけ含まれている。このようなセッションが1つだけ存在するディスクはシングルセッションと呼ばれ、図9(a)のような構造になっている。また、追記記録を行う毎にこのセッションが追加されていき、図9(b)に示すような構造となる。このようなセッションが2つ以上存在するディスクはマルチセッションと呼ばれる。
一方、DVD−RでもCD−Rに類似した追記可能な記録方法が規定されている。DVD−Rで追記可能な記録方法で記録した場合、図9(c)に示すように、内周から外周に向かって記録が行われ、ディスクの内周部にリードインと呼ばれる領域、さらにそのリードイン領域の最後の部分にボーダーインと呼ばれる領域、つづいてユーザー情報を記録する領域、情報の終わりの部分にボーダーアウトと呼ばれる領域が記録される。このボーダーイン領域とボーダーアウト領域によって区切られるデータのまとまり(以下、これをボーダーと示す)がCDのセッションに相当する。このボーダーが1つだけ存在するディスクはシングルボーダーと呼ばれ、図9(c)のような構造になっている。また、追記記録を行う毎にこのボーダーが追記されていき、図9(d)に示すような構造となる。このようなボーダーが複数存在するディスクはマルチボーダーと呼ばれる。
さらにDVD−Rの場合にはファイナライズと呼ばれる処理があり、このファイナライズ処理を行うとリードアウトと呼ばれる領域が追加される。図9(e)、図9(f)はそれぞれシングルボーダー、マルチボーダーのディスクに対してファイナライズ処理を行った場合の構造図である。
なお、DVD−Rには複数の規格、Versionが存在しており、規格やVersionによっては最初のボーダーに限り、リードイン領域の最後に図示したボーダーイン領域が存在しないものもある。
以上述べたようにCD−RのマルチセッションとDVD−Rのマルチボーダーは類似した構造であるため、これらのディスクから情報を再生する装置も類似した処理を行っている。
CD−Rのシングルセッションのディスクを再生する場合には、リードイン領域に記録されるTOC(Table of Contents)情報(以下、TOC情報と示す)を再生、この情報をもとに再生を行う。
CD−Rのマルチセッションのディスクでは、前のセッションのリードイン領域に次のセッションの開始アドレスが記録されているので、記録順の古い内周側のセッションから順番にリードイン領域のTOC情報を再生して情報取得し、さらに次のセッションの開始アドレスが記録されていれば、その開始アドレスをもとに次のセッションのリードイン領域を再生して情報取得を行う。このようにして、記録順の新しい一番外周側のセッションまで存在する複数のセッションのリードイン領域のTOC情報を再生して情報取得を行うことで、全てのセッションのユーザー情報の再生を行うことができる。
DVD−Rの場合、リードイン領域には、Physical format information(以下、PFIと示す)と呼ばれる再生時に必要な情報が記録されており、ボーダーイン領域には、追記記録を行う毎に更新されたPFIが記録されている。
DVD−Rのシングルボーダーのディスクの再生を行う場合には、まずリードイン領域内のコントロールデータゾーン内のPFIを再生して情報取得し、取得した情報の中にある次のボーダーイン領域開始位置の情報をもとに、次のボーダーイン領域内にある更新されたPFIを再生して情報取得し、これらをもとにユーザー情報の再生に必要な情報の再生を行い、ユーザー情報の再生を開始する。
DVD−Rのマルチボーダーのディスクでは、ボーダーイン領域に次のボーダーのボーダーイン領域の開始アドレスが記録されているので、最初にリードイン領域内のコントロールデータゾーン内のPFIを再生して情報取得し、取得した情報の中にある次のボーダーイン領域開始位置の情報をもとに、次のボーダーイン領域内にある更新されたPFIを再生して情報取得する。以後、記録順の古い内周側のボーダーから順番にボーダーイン領域内の更新されたPFIを再生して情報取得し、さらに次のボーダーイン領域の開始アドレスが記録されていれば、その開始アドレスをもとに次のボーダーのボーダーイン領域内のPFIを再生して情報取得を行う。このようにして、記録順の新しい一番外周側のボーダーまで、存在する複数のボーダーのボーダーイン領域内の更新されたPFIを再生して情報取得することで、全てのボーダーのユーザー情報の再生を行うことができる。
追記記録を行う場合の記録方法の規格として、CD−Rの追記記録時に最終セッションであるということを明示する情報を最終セッションのリードイン情報に記録することや、あるいはDVD−Rの追記記録時に最終ボーダーであるということを明示する情報を最終ボーダーのボーダーイン情報に記録することで、マルチセッションやマルチボーダーのディスクでセッション、ボーダーの最終を明示することは可能なようになっている。
しかし、敢えてこのような最終セッションあるいは最終ボーダーであることを明示するような情報の記録を行う操作を行わなくても、情報の記録は終了することができることから、このような操作は行われないのが一般的である。
従って、一般に広く普及しているCD−RのマルチセッションやDVD−Rのマルチボーダーのディスクは、最終のセッションやボーダーであっても次のセッション、ボーダーの開始位置を示すアドレスが記録されており、このアドレスが示す領域は未記録となっていることが多い。
このようにCD−RのマルチセッションディスクやDVD−Rのマルチボーダーディスクで最終セッション/ボーダーであるにもかかわらず次のセッション/ボーダーの開始位置が記録されているディスクから情報を読み出す場合には、図10(a)、(b)の矢印で示すように、内周部から順次、リードイン領域内のTOC情報あるいはボーダーイン領域内のPFIを再生後、次のセッション/ボーダーの開始位置に移動し、同じ処理を繰り返すことになるが、実際には記録されていないセッション/ボーダーの開始位置に移動したところで、未記録であるためにフォーカス、トラッキングのサーボ系が異常となる。
このサーボ系の異常が、ディスク上の傷や汚れにより発生したものなのか、実際には存在していない未記録のセッション/ボーダーの開始位置を読み出そうとしているために発生したものなのかを判断することが難しいため、どちらの場合であっても同じサーボ系の異常と判断し、通常の復帰処理、リトライ処理を実行し、これらの処理を一通り実行しても再生しようとしていた情報が再生できずに、処理のタイムアウトが発生した場合に、ようやく実際には存在していない未記録のセッション/ボーダーの開始位置を読み出そうとしているために発生したサーボ系の異常であると判断し、一つ前に再生したセッション/ボーダーが最終のセッション/ボーダーであると判断して、ユーザー情報の再生を開始するというのが一般的な情報再生装置の処理手順である。
しかし、この処理手順では、実際には存在していない未記録のセッション/ボーダーの開始位置を読み出す処理で発生するサーボ系のエラーに対して、通常のサーボ復帰処理、リトライ処理を実行するため、最終セッション/ボーダーの判断に時間を要し、ユーザー情報の再生を開始するまでに長い時間を要してしまうという課題があった。
このような課題を解決するために、図10(c)に示すように、CD−Rのマルチセッションディスクの再生において、リードイン領域内のTOC情報を再生後、そのセッションのリードアウト領域に移動して、その後に次のセッションのリードイン領域の開始位置に移動することにより、トラックジャンプ誤差によって発生するサーボ系の異常をなくし、実際には存在していない未記録のセッションの開始位置を読み出そうとしているために発生したものなのか、それ以外の要因によるものなのかの判断を早めるという情報再生装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−124068号公報
しかしながら、従来の情報再生装置では、リードイン領域内のTOC情報を再生後、そのセッションのリードアウト領域に移動して、その後、次のセッションのリードイン領域の開始位置に移動するため、次のセッションのリードイン領域が記録されているセッションに対しては、これまで一般的に行われてきた再生方法と比べて、リードアウト領域に移動してから次のセッションのリードイン領域に移動する分、時間を要しており、セッションの数が多くなればなるほど、この時間の影響は大きくなり、場合によっては逆にこれまで一般に行われてきた再生方法よりも処理時間が長くなってしまうという課題があった。
上述したとおりCD−RのマルチセッションとDVD−Rのマルチボーダーは類似した構造であるため、従来の情報再生装置の動作は、DVD−Rのマルチボーダーディスクに対しても同様に適用可能である、その動作を示したものが図10(d)の矢印である。しかし、この場合も上述と同様の課題が発生する。
本発明は、かかる課題を解決し、ボーダーを有する構造で記録された記録媒体から情報を再生する際に、ボーダーイン領域の情報を再生時にサーボ系の異常を検知した場合には、再生する位置をボーダーイン領域の直前に配置されているボーダーアウト領域内のボーダーマーカー領域に変更して、サーボ復旧処理、リトライ処理を行い、ボーダーマーカーの領域の再生結果に応じて、ボーダーイン領域の情報再生時に発生したサーボ系の異常が、ディスク上の傷や汚れにより発生したものなのか、実際には存在していない未記録のボーダーの開始位置を再生しようとしたために発生したものなのかを判断することで最終ボーダーの判断に要する時間を短縮し、ユーザー情報の再生を開始するまでの時間を短縮可能とする情報再生装置および情報再生方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報再生装置は、記録媒体から情報を再生するために記録媒体上の情報再生位置に対するフォーカス、トラッキング制御を行うサーボ手段と、記録媒体から再生された情報に対して復調、エラー訂正処理を行う再生処理手段と、サーボ手段の状況を検知するサーボ状況検知手段と、再生処理手段のリード処理状況を検知するリード処理状況検知手段と、記録媒体上のボーダーイン領域の情報再生時、サーボ状況検知手段でエラーを検知した場合、または前記リード処理状況検知手段でアドレス異常エラーを検知した場合、再生を中断して、ボーダーイン領域の直前に配置されているボーダーアウト領域内に存在するボーダーマーカー領域の情報の再生を行うシステム制御手段とを備えて構成している。
本発明は、ボーダーイン領域とユーザー情報記録領域とボーダーアウト領域とをそれぞれ少なくとも1つ以上有する記録媒体から情報を再生する装置において、実際には存在していない未記録のボーダーの開始位置に対する再生処理でサーボ系のエラーが発生した場合でも、最終ボーダーの判断に要する時間を短縮し、ユーザー情報の再生を開始するまでの時間を短縮することができる効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1における情報再生装置のブロック図を示す。はじめに、図1を参照しながら、実施の形態1の情報再生装置の構成について説明を行う。
実施の形態1の情報再生装置は、ボーダーイン領域とユーザー情報記録領域とボーダーアウト領域とをそれぞれ少なくとも1つ以上有する記録媒体1にアクセスするアクセス手段2と、アクセス手段2を制御するアクセス制御手段3と、記録媒体1を回転させるモーター4と、モーター4を駆動するモータードライバ5と、アクセス手段2によって出力された情報を増幅するRFアンプ6と、RFアンプ6から得られるフォーカス/トラッキングエラー信号をもとにアクセス制御手段3とモータードライバ5を制御するサーボ手段7と、RFアンプ6の出力に対して復調、誤り訂正を行う再生処理手段8と、再生処理手段8によって出力された情報を格納するバッファ9と、サーボ手段7の状況を検知するサーボ状況検知手段10と、再生処理手段8でのリード処理状況を検知するリード処理状況検知手段11と、記録媒体1上のボーダーイン領域の情報再生時、サーボ状況検知手段10でエラーを検知した場合に、再生を中断して、ボーダーイン領域の直前に配置されているボーダーアウト領域内に存在するボーダーマーカー領域の情報再生を行うシステム制御手段12とを備えて構成されている。
次に実施の形態1の情報再生装置の動作について説明を行う。図3は実施の形態1の情報再生装置の処理のフローチャートを示す図である。
また記録媒体として、図2に示すようなDVD−R for General Version2.0規格に準拠したマルチボーダーディスクを例に挙げて説明する。
まず、図2を用いてマルチボーダーディスクの構造について説明する。内周から外周に向かって記録が行われ、ディスクの内周部にリードインと呼ばれる領域、さらにそのリードイン領域の最後の部分にボーダーインと呼ばれる領域、つづいてユーザー情報を記録する領域、情報の終わりの部分にボーダーアウトと呼ばれる領域が記録される。さらに追記を行った場合、ボーダーイン領域、ユーザー情報記録領域、ボーダーアウト領域が記録される。
ボーダーイン領域にはPFIという情報が記録されており、このPFIには、現在のボーダーのボーダーアウト領域の開始位置や次のボーダーのボーダーイン領域の開始位置が記録されている。またボーダーアウト領域には、Next Border Marker#1と呼ばれる領域があり、同様の領域であるNext Border Marker#2、Next Border Marker#3と呼ばれる領域もある。これらの領域は、次のボーダーが記録されているかどうかを示すための領域であり、次のボーダーが記録されていない場合は、Next Border Marker#1/#2/#3の領域は未記録の状態となっており、次のボーダーが記録されている場合は、記録された状態となっている。Next Border Marker#1の位置は、PFIに記録されている情報を用いて、(現在のボーダーのボーダーアウト領域開始位置+次のボーダーのボーダーイン領域開始位置)/2という計算式で算出することができる。また、Next Border Marker#2、Next Border Marker#3の位置はそれぞれNext Border Marker#1+160、Next Border Marker #1+320という計算式で算出することができる。
また、ボーダーアウト領域の最後には、Linking Loss Areaと呼ばれる領域がある。この領域は、ボーダーイン領域を追記する時に既に記録されているボーダーアウト領域と結合するために使用される領域であり、ボーダーイン領域が記録されていない場合は、このLinking Loss Areaは未記録もしくは一部未記録の状態となっており、ボーダーイン領域が記録された場合は、全部記録の状態となる。このLinking Loss Area領域の開始位置は、PFIに記録されている次のボーダーのボーダーイン領域開始位置−16という計算式で算出することができる。
以下の実施の形態1の説明において、図3を用いながら説明する。
まず、システム制御手段12がサーボ手段7に指示を出し、サーボ手段7がモータードライバ5を制御してモーター4を動作させ、記録媒体1を回転させる。次に、サーボ手段7はアクセス制御手段3に指示を出し、アクセス手段2を制御する。アクセス手段2によって出力された情報を増幅するRFアンプ6ではフォーカス/トラッキングエラー信号が作成される。サーボ手段7はこのRFアンプ6からのエラー信号をもとに再びアクセス制御手段3を制御し、記録媒体1から情報を再生する準備を行う(図3ステップ301)。
次にシステム制御手段12は、リードイン領域内にあるコントロールデータゾーン内のPFIを再生して情報取得するために、リードイン領域内にあるコントロールデータゾーン開始位置をターゲットに設定する(図3ステップ302)。
次にシーク処理を実行する(図3ステップ303)。シーク処理の詳細については後述する。
シーク処理が正常に終了したかどうかをチェックし(図3ステップ304)、正常終了していればリード処理を実行する(図3ステップ305)。リード処理の詳細については後述する。
リード処理が正常に終了したかどうかをチェックし(図3ステップ306)、正常終了していれば、バッファ9に格納されたPFIの情報の中から次のボーダーイン領域開始位置を取得する(図3ステップ307)。
取得した次のボーダーイン領域開始位置の値が0であるかどうかをチェックし(図3ステップ308)、0以外の値である場合には、取得した値をターゲットに設定し(図3ステップ309)、シーク処理を実行する(図3ステップ303)。
以後、シーク処理(図3ステップ304)、リード処理(図3ステップ306)が正常終了しない状況、あるいはPFI内の次のボーダーイン領域開始位置が0である状況が発生しない場合は、この処理(図3ステップ303から図3ステップ309)を繰り返し、ボーダーイン領域開始位置を順に再生し、情報を取得する処理を繰り返す。
バッファ9に格納されたPFIの情報の中から次のボーダーイン領域開始位置を取得し(図3ステップ307)、その取得した値が0であった場合には、次のボーダーは存在せず、現在再生したボーダーイン領域を含むボーダーが最終ボーダーであると判断し(図3ステップ310)、ユーザー情報の再生処理に移行する(図3ステップ311)。
次に、シーク処理(図3ステップ304)、リード処理(図3ステップ306)が正常終了しなかった場合の処理について説明する。
シーク処理(図3ステップ304)、リード処理(図3ステップ306)が正常終了しなかった場合、まずターゲットに設定されている値がコントロールデータゾーン開始位置であるかどうかをチェックする(図3ステップ312)。
ターゲットに設定されている値がコントロールデータゾーン開始位置である場合、リトライ処理(図3ステップ313)を実行する。リトライ処理の詳細については後述する。
リトライ処理が正常に終了したかどうかをチェックし(図3ステップ314)、正常終了していれば、バッファ9に格納されたPFIの情報の中から次のボーダーイン領域開始位置を取得する(図3ステップ307)。以後の処理は上述と同様である。
リトライ処理が正常に終了しなかった場合、再生に絶対必要な情報であるコントロールデータゾーンの情報が取得できなかったと判断し(図3ステップ315)、処理を終了する。
ターゲットに設定されている値がコントロールデータゾーン開始位置でない場合、ターゲットに設定されている値がボーダーイン領域開始位置であるかどうかをチェックする(図3ステップ316)。
ターゲットに設定されている値がボーダーイン領域開始位置である場合、訂正不能エラー発生により正常終了しなかったのかどうかをチェックする(図3ステップ317)。
訂正不能エラーにより正常終了しなかった場合は、ボーダーイン領域開始位置は少なくとも未記録の状態ではないと判断し、リトライ処理を実行する(図3ステップ318)。
リトライ処理が正常に終了したかどうかをチェックし(図3ステップ319)、正常終了していれば、バッファ9に格納されたPFIの情報の中から次のボーダーイン領域開始位置を取得する(図3ステップ307)。以後の処理は上述と同様である。
リトライ処理が正常に終了しなかった場合、ターゲットに設定されているボーダーイン領域開始位置は再生ができないと判断し、現在のひとつ前に再生したボーダーイン領域を含むボーダーが最終ボーダーであると判断し(図3ステップ320)、ユーザー情報の再生処理に移行する(図3ステップ311)。
訂正不能エラー発生により正常終了しなかったのではない場合は、ターゲットに設定されているボーダーイン領域開始位置は未記録の状態である可能性があると判断し、同じターゲットに対するリトライ処理は行わずに、現在再生しようとしているボーダーイン領域の記録状態を確認するために、現在ターゲットに設定されているボーダーインの直前にあるボーダーアウト領域内のボーダーマーカー領域開始位置をターゲットに設定し(図3ステップ321)、ボーダーマーカー領域開始位置へのシーク処理を実行する。ボーダーマーカー領域開始位置は、ボーダーイン領域のPFIから取得した情報を用いて、(現在のボーダーのボーダーアウト領域開始位置+次のボーダーのボーダーイン領域開始位置)/2という計算式を用いて算出する。以後の処理は上述と同様である。
ターゲットに設定されている値がボーダーイン領域開始位置でない場合、ターゲットに設定されている値はボーダーマーカー領域開始位置である。このボーダーマーカー領域開始位置へのシーク処理、リード処理が、訂正不能エラー発生により正常終了しなかったかどうかをチェックする(図3ステップ322)。
訂正不能エラーにより正常終了しなかった場合は、ボーダーマーカー領域開始位置は記録されており、言い換えると次のボーダーイン領域も記録されているということになるのでボーダーイン領域開始位置へのリトライ処理を実行するために、ターゲットにボーダーイン領域開始位置を再設定する(図3ステップ323)。
訂正不能エラーにより正常終了しなかったのではなく、アドレス異常エラーやサーボ異常エラーで異常終了していた場合、ボーダーマーカー領域開始位置は未記録の状態である可能性が高いと考えられる。直前にボーダーイン領域開始位置も未記録の状態である可能性が高いと判断していることから、再生しようとしていたボーダーイン領域開始位置は未記録の状態であると判断し、現在のひとつ前に再生したボーダーイン領域を含むボーダーが最終ボーダーであると判断し(図3ステップ320)、ユーザー情報の再生処理に移行する(図3ステップ311)。
続いてシーク処理の詳細について、図4を用いて説明する。図4はシーク処理のフローチャートを示す図である。
まず、システム制御手段12は、設定されたターゲットの位置に移動するように、サーボ手段7に指示を出す。サーボ手段7はアクセス制御手段3に指示を出し、アクセス手段2をターゲットの位置に移動させる。同時に、システム制御手段はシーク処理実行時間を計測するためのタイマーをスタートさせる(図4ステップ401)。
まず、シーク処理実行時間が所定のタイムアウト時間を経過したかチェックする(図4ステップ402)。シーク処理時間が所定のタイムアウト時間を経過していた場合、シーク処理実行時間計測タイマーをストップ、クリアし(図4ステップ403)、シーク処理は異常終了する。
タイムアウト時間を経過していない場合、システム制御手段12は、サーボ状況検知手段10からの通知を確認し、サーボ異常が発生していないかどうかをチェックする(図4ステップ404)。サーボ状況検知手段10でサーボ異常を検知した場合、システム制御手段12はサーボ手段7に対して、サーボ復旧処理を行うように指示をする。サーボ手段7は、RFアンプ6から得られるファーカス/トラッキングエラーの状況を見ながら、アクセス制御手段3を経由してアクセス手段2を制御して、サーボの復旧処理を実行する(図4ステップ405)。
サーボ状況検知手段10でサーボ異常を検知していない場合、ターゲット位置に対して所定範囲内の手前の位置に移動が完了したかどうかをチェックする(図4ステップ406)。
記録媒体1上の位置情報は、アクセス手段2から出力される情報をRFアンプ6で増幅し、その出力を再生処理手段で復調し、その位置情報を読み出すことで判定できる。この位置情報を再生し、ターゲット位置に対して所定範囲内の手前の位置に移動が完了したかどうかをチェックする。まだ、移動が完了していない場合、まだ移動中と判断し、再びシーク処理時間タイムアウトのチェックに戻る。
既に、移動が完了していた場合、シーク処理実行時間計測タイマーをストップ、クリアし(図4ステップ407)、シーク処理は正常終了する。
続いてリード処理の詳細について、図5を用いて説明する。図5はリード処理のフローチャートを示す図である。
まず、システム制御手段12は、再生処理手段8に対して、設定されたターゲットの位置から再生を行うように指示を出す(図5ステップ501)。再生処理手段8は、RFアンプ6から出力される情報を復調、エラー訂正を行い、バッファ9に格納する。リード処理状況検知手段11は、再生処理手段8で行われたリード処理中に異常が発生したかどうかをチェックする。
システム制御手段12は、リード処理状況検知手段11でリード処理中に異常を検知したかどうかをチェックし(図5ステップ502)、異常を検知しなかった場合には、リード処理を正常終了する。
異常を検知した場合は、その異常の内容が、アドレスが不連続になったあるいはアドレスが読み出せなくなったなどのアドレスの異常に起因するものであるかどうかをチェックし(図5ステップ503)、アドレスの異常を検知した場合は、アドレス異常エラー発生として、リード処理を異常終了する。異常の内容が、アドレス異常でない場合、訂正不能エラー発生として、リード処理を異常終了する。
続いてリトライ処理の詳細について、図6を用いて説明する。図6はリトライ処理のフローチャートを示す図である。
まず、リトライ回数をクリアし(図6ステップ601)、次にリトライ回数をインクリメントする(図6ステップ602)。その後、設定されたターゲットに対してシーク処理を実行する(図6ステップ603)。シーク処理が正常に終了したかどうかをチェックし(図6ステップ604)、正常に終了していた場合は、リード処理を実行する(図6ステップ605)。続いてリード処理が正常に終了したかどうかをチェックし(図6ステップ606)、正常に終了していた場合は、リトライ処理を正常終了する。シーク処理、リード処理が正常に終了したかどうかのチェック(図6ステップ603,図6ステップ605)で正常に終了していなかった場合、リトライ回数を確認し、所定のリトライ回数以内かどうかをチェックする(図6ステップ606)。所定のリトライ回数以内だった場合は、リトライ回数をインクリメントし(図6ステップ602)、再度シーク処理、リード処理を実行する。所定のリトライ回数を超えていた場合は、リトライ処理を異常終了する。
以上のように、本実施の形態1によれば、記録媒体上のボーダーイン領域開始位置の再生時に、サーボ状況検知手段10でサーボ異常を検知した場合、あるいはリード処理状況検知手段11でアドレス異常を検知した場合、ボーダーイン領域開始位置が未記録の可能性があると判断し、ボーダーイン領域開始位置に対するリトライ処理は実行せずに、代わりにボーダーイン領域の直前に配置されているボーダーアウト領域内に存在するボーダーマーカー領域開始位置の再生を実行する。さらにこのボーダーマーカー領域開始位置への再生時に、サーボ状況検知手段10でサーボ異常を検知した場合、あるいはリード処理状況検知手段11でアドレス異常を検知した場合、直前で再生しようとしていたボーダーイン領域開始位置は未記録状態であると判断し、現在よりもひとつ前に再生したボーダーイン領域を含むボーダーが最終ボーダーであると判断し、ユーザー情報の再生処理に移行する。
これにより、実際には存在していない未記録のボーダーイン領域開始位置を再生時に発生するサーボ系のエラーに対して、通常のサーボ復帰処理、リトライ処理を行うために最終ボーダーの判断に時間を要し、ユーザー情報の再生を開始するまでに長い時間を要するという従来一般的に行われてきた装置の課題を解決し、最終ボーダーの判断処理の時間を短縮することが可能である。
また、ボーダーアウト内のボーダーマーカー領域開始位置を再生する処理は、ボーダーイン領域開始位置への再生時に異常が発生した場合のみ実行するため、ボーダーアウト領域への移動時間増加によりボーダーの数が多くなればなるほど最終ボーダーの判断処理に時間を要するという従来の情報再生装置の課題を解決し、最終ボーダーの判断処理の時間を短縮することが可能である。
なお、実施の形態1と類似したつぎのような実施の形態も考えられる。
この実施の形態のブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1と同じ構成である。この実施の形態では前述の実施の形態1で説明したシステム制御手段12の一部の処理(図3ステップ321)だけが異なるので、この点について図7を参照しながら説明する。図7においてステップ721以外は図3と同様の動作である。
図7ステップ721では、シーク処理あるいはリード処理が正常終了しなかった時に、ターゲットに設定されている値がボーダーイン領域開始位置であり、かつ訂正不能エラー発生により正常終了しなかったのではない場合に、ターゲットに設定されているボーダーイン領域開始位置は未記録の状態である可能性があると判断し、同じターゲットに対するリトライ処理は行わずに、現在再生しようとしているボーダーイン領域の記録状態を確認するために、現在ターゲットに設定されているボーダーインの直前にあるボーダーアウト領域の中央位置をターゲットに設定し(図7ステップ721)、ボーダーマーカー領域開始位置へのシーク処理を実行する。ボーダーアウト領域の中央位置は、ボーダーイン領域のPFIから取得した情報を用いて、(現在のボーダーのボーダーアウト領域開始位置+次のボーダーのボーダーイン領域開始位置)/2という計算式を用いて算出する。以後の処理は図3と同様である。
これにより、実際には存在していない未記録のボーダーイン領域開始位置を再生時に発生するサーボ系のエラーに対して、通常のサーボ復帰処理、リトライ処理を行うために最終ボーダーの判断に時間を要し、ユーザー情報の再生を開始するまでに長い時間を要するという従来一般的に行われてきた装置の課題を解決し、最終ボーダーの判断処理の時間を短縮することが可能である。
また、ボーダーアウト内のボーダーマーカー領域開始位置を再生する処理は、ボーダーイン領域開始位置への再生時に異常が発生した場合のみ実行するため、ボーダーアウト領域への移動時間増加によりボーダーの数が多くなればなるほど最終ボーダーの判断処理に時間を要するという従来の情報再生装置の課題を解決し、最終ボーダーの判断処理の時間を短縮することが可能である。
なお、実施の形態1と類似したつぎのような実施の形態も考えられる。
この実施の形態のブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1と同じ構成である。この実施の形態では前述の実施の形態1で説明したシステム制御手段12の一部の処理(図3ステップ321)だけが異なるので、この点について図8を参照しながら説明する。図8においてステップ821以外は図3と同様の動作である。
図8ステップ821では、シーク処理あるいはリード処理が正常終了しなかった時に、ターゲットに設定されている値がボーダーイン領域開始位置であり、かつ訂正不能エラー発生により正常終了しなかったのではない場合に、ターゲットに設定されているボーダーイン領域開始位置は未記録の状態である可能性があると判断し、同じターゲットに対するリトライ処理は行わずに、現在再生しようとしているボーダーイン領域の記録状態を確認するために、現在ターゲットに設定されているボーダーインの直前にあるボーダーアウト領域の最終位置をターゲットに設定し(図8ステップ821)、ボーダーマーカー領域開始位置へのシーク処理を実行する。ボーダーアウト領域最終位置というのは、図2のLinking Loss Area開始位置であり、ボーダーイン領域のPFIから取得した情報を用いて、現在のボーダーのボーダーアウト領域開始位置−16という計算式を用いて算出する。以後の処理は図3と同様である。
これにより、実際には存在していない未記録のボーダーイン領域開始位置を再生時に発生するサーボ系のエラーに対して、通常のサーボ復帰処理、リトライ処理を行うために最終ボーダーの判断に時間を要し、ユーザー情報の再生を開始するまでに長い時間を要するという従来一般的に行われてきた装置の課題を解決し、最終ボーダーの判断処理の時間を短縮することが可能である。
また、ボーダーアウト内のボーダーマーカー領域開始位置を再生する処理は、ボーダーイン領域開始位置への再生時に異常が発生した場合のみ実行するため、ボーダーアウト領域への移動時間増加によりボーダーの数が多くなればなるほど最終ボーダーの判断処理に時間を要するという従来の情報再生装置の課題を解決し、最終ボーダーの判断処理の時間を短縮することが可能である。
なお、本実施の形態では、図2に示すようなDVD−R for General Ver.2.0のマルチボーダーディスクを例に挙げて説明したが、同様の構造を持った記録媒体であれば同様に実施可能であることはいうまでもない。
なお、本実施の形態では、リトライ処理として同一ターゲットに所定回数のリトライ処理を行う場合を例に挙げて説明したが、同一内容の情報が記録媒体上に多重記録されている場合は、リトライ処理を行う毎にターゲットを変更し、同一内容の情報が記録されている別の位置をリトライしても同様に実施可能であることは言うまでもない。
なお、本実施の形態では、ボーダーイン領域開始位置の再生時に、サーボ異常エラーあるいはアドレス異常エラーが発生した場合にボーダーアウト領域内のボーダーマーカー領域を再生し、その再生時に再びサーボ異常エラーあるいはアドレス異常エラーが発生した場合に、再生しようとしていたボーダーイン領域開始位置は未記録状態であると判断する場合を例に挙げて説明したが、ボーダーマーカー領域が複数存在する場合には、複数のボーダーマーカー領域に対して再生を試み、その再生時の状況で再生しようとしていたボーダーイン領域開始位置が未記録状態であるかどうかを判断することで判断の信頼性確率を高めることも、同様に実現可能であることは言うまでもない。
なお、本実施の形態では、最初にコントロールデータ領域開始位置をターゲットに設定する場合を例に挙げて説明したが、同一内容が多重記録されている記録媒体においては、その領域のいずれかの位置をターゲットに設定しても同様に実現可能であることは言うまでもない。
本発明の情報再生装置および情報再生方法は、ボーダーイン領域とユーザー情報記録領域とボーダーアウト領域とをそれぞれ少なくとも1つ以上有する記録媒体から情報を再生する装置において、実際には存在していない未記録のボーダーの開始位置に対する再生処理でサーボ系のエラーが発生した場合でも、最終ボーダーの判断に要する時間を短縮し、ユーザー情報の再生を開始するまでの時間を短縮することができ、有用である。
本発明の実施の形態1の情報再生装置のブロック図 DVD―R for General Ver.2.0のマルチボーダーディスクの構造図 本発明の実施の形態1に係るシステム制御手段の一処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る情報再生装置のシーク処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る情報再生装置のリード処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る情報再生装置のリトライ処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係るシステム制御手段の他の処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係るシステム制御手段の他の処理手順を示すフローチャート CD−R、DVD−Rの構造図 従来の情報再生装置の動作を説明する図
符号の説明
1 記録媒体
2 アクセス手段
3 アクセス制御手段
4 モーター
5 モータードライバ
6 RFアンプ
7 サーボ手段
8 再生処理手段
9 バッファ
10 サーボ状況検知手段
11 リード処理状況検知手段
12 システム制御手段

Claims (4)

  1. ボーダーイン領域とユーザー情報記録領域とボーダーアウト領域とをそれぞれ少なくとも1つ以上有する記録媒体から情報を再生する装置において、
    前記記録媒体から情報を再生するために前記記録媒体上の情報再生位置に対するフォーカス、トラッキング制御を行うサーボ手段と、
    前記記録媒体から再生された情報に対して復調、エラー訂正処理を行う再生処理手段と、
    前記サーボ手段の状況を検知するサーボ状況検知手段と、
    前記再生処理手段のリード処理状況を検知するリード処理状況検知手段と、
    前記記録媒体上のボーダーイン領域の情報再生時、前記サーボ状況検知手段でエラーを検知した場合、または前記リード処理状況検知手段でアドレス異常エラーを検知した場合、再生を中断して、ボーダーイン領域の直前に配置されているボーダーアウト領域内に存在するボーダーマーカー領域の情報再生を行うシステム制御手段と
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  2. ボーダーイン領域とユーザー情報記録領域とボーダーアウト領域とをそれぞれ少なくとも1つ以上有する記録媒体から情報を再生する装置において、
    前記記録媒体から情報を再生するために前記記録媒体上の情報再生位置に対するフォーカス、トラッキング制御を行うサーボ手段と、
    前記記録媒体から再生された情報に対して復調、エラー訂正処理を行う再生処理手段と、
    前記サーボ手段の状況を検知するサーボ状況検知手段と、
    前記再生処理手段のリード処理状況を検知するリード処理状況検知手段と、
    前記記録媒体上のボーダーイン領域の情報再生時、前記サーボ状況検知手段でエラーを検知した場合、または前記リード処理状況検知手段でアドレス異常エラーを検知した場合、再生を中断して、ボーダーイン領域の直前に配置されているボーダーアウト領域内の中央に位置する領域の情報再生を行うシステム制御手段と
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  3. ボーダーイン領域とユーザー情報記録領域とボーダーアウト領域とをそれぞれ少なくとも1つ以上有する記録媒体から情報を再生する装置において、
    前記記録媒体から情報を再生するために前記記録媒体上の情報再生位置に対するフォーカス、トラッキング制御を行うサーボ手段と、
    前記記録媒体から再生された情報に対して復調、エラー訂正処理を行う再生処理手段と、
    前記サーボ手段の状況を検知するサーボ状況検知手段と、
    前記再生処理手段のリード処理状況を検知するリード処理状況検知手段と、
    前記記録媒体上のボーダーイン領域の情報再生時、前記サーボ状況検知手段でエラーを検知した場合、または前記リード処理状況検知手段でアドレス異常エラーを検知した場合、再生を中断して、ボーダーイン領域とボーダーイン領域の直前に配置されているボーダーアウト領域との連結領域の情報再生を行うシステム制御手段と
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  4. 前記システム制御手段は、ボーダーアウト領域内にボーダーマーカー領域が複数ある場合に、いずれか少なくとも1つ以上のボーダーマーカー領域の情報の再生を行うことを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
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