JP2002352522A - 記録方法、再生方法、記録装置、再生装置および情報記録媒体 - Google Patents

記録方法、再生方法、記録装置、再生装置および情報記録媒体

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JP2002352522A
JP2002352522A JP2002079792A JP2002079792A JP2002352522A JP 2002352522 A JP2002352522 A JP 2002352522A JP 2002079792 A JP2002079792 A JP 2002079792A JP 2002079792 A JP2002079792 A JP 2002079792A JP 2002352522 A JP2002352522 A JP 2002352522A
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JP2002079792A
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English (en)
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Motoyuki Itou
基志 伊藤
Hiroshi Ueda
宏 植田
Toshiyuki Fukushima
俊之 福島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録管理情報を表すデータの信頼性を高める
ことのできる記録方法を提供する。 【解決手段】 追記型の情報記録媒体に、情報記録媒体
の記録状態を表す管理情報を記録する記録方法が提供さ
れる。情報記録媒体には、第1の同期信号を含むデータ
が記録されており、前記情報記録媒体には、第2の同期
信号がカッティングによって予め記録されている。その
記録方法は、(a)第1の同期信号に基づいて情報記録
媒体の所定の位置に管理情報を記録するための記録動作
を行うステップと、(b)ステップ(a)における前記
記録動作が正常に終了したか否かを判定するステップ
と、(c)ステップ(a)における記録動作が正常に終
了しなかった場合には、第2の同期信号に基づいて情報
記録媒体の所定の位置に管理情報を記録するための記録
動作を行うステップとを包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、追記型の情報記憶
媒体の記録方法、再生方法、記録装置、再生装置および
記録媒体に関する。より詳細には、記録媒体の記録状態
を表す管理情報の記録方法、再生方法、記録装置および
再生装置と、そのような管理情報を有する記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスクや光ディスクに代
表される情報記憶媒体は、高密度化および大容量化が進
んでいる。高密度化および大容量化が進むにつれて、信
頼性の確保が重要になってくる。
【0003】追記型の光ディスクとして、CD−Rディ
スクが特に目覚しく普及している。CD−Rディスク
は、媒体の価格の安さと、殆どのCDプレイヤで再生可
能という汎用性とを特徴とし、ユーザがオリジナルなC
Dを作成するという用途で広く用いられている。
【0004】DVDは、米国や日本で急速に普及しつつ
ある。DVDは。大容量という特徴のために、高品質な
動画を記録する用途で広く用いられている。
【0005】DVD規格に従う追記型の光ディスクであ
るDVD−Rディスクは、今後、広く普及するものと期
待されている。
【0006】図1は、DVD−Rディスクの記録面を模
式的に表す。記録面には、ほぼ連続した溝101が形成
されている。溝101は一定周期で蛇行(ウォブル)し
ており、溝101は所々で寸断されている。この蛇行の
周期をウォブル周期と呼び、溝101の寸断している箇
所をLPP(Land Pre−Pit)と呼ぶ。
【0007】DVD−Rディスクにデータを追記する場
合、レーザ光を溝101と溝101に挟まれたランド1
02に追従させながら、パルス状に発光させることによ
って、ランド102にピット(図示せず)を形成する。
【0008】図2は、DVD−Rディスクから反射した
光のトラッキング誤差信号の波形を示す。トラッキング
誤差信号は、ウォブル周期の正弦波にLPP位置のパル
スを加えた波形を示す。ウォブルとLPPとは、いずれ
も、カッティングによってDVD−Rディスクに予め記
録された同期信号として用いることができる。
【0009】この予め記録された同期信号を用いる事に
より、ランドにピットが形成されていない新品のDVD
−Rディスクにおいても、レーザ光の位置決めが可能と
なる。DVD−Rディスクには、ピットの形態でデータ
が記録される。このデータは、DVD−Rディスクに予
め記録された同期信号に同期して(すなわち、ウォブル
およびLPPと位置を合わせて)記録される。このよう
な同期を「プリピット同期」と呼ぶこととする。
【0010】図3は、DVD−Rディスクのカッティン
グ情報と追記情報との関係を示す図である。波形301
は、トラッキング誤差信号を示し、ウォブル周期を有し
ている。図3に示されるように、ウォブル周期の8回分
がフレーム周期と等しく、各フレーム周期の先頭の3ウ
ォブル周期にLPPが位置する。
【0011】フレーム周期毎に、LPPの有無によって
3ビットの情報を表すことができる。この3ビットの情
報をプリピット情報と呼ぶ。プリピット情報が示す意味
について、変調規則が規定されている。例えば、LPP
がある場合を「1b」、ない場合を「0b」と表現する
と、「111b」はプリピット情報の区切りを示し、
「100b」は情報0を示し、「101b」は情報1を
示す。プリピット情報には、ディスク上の位置情報など
が格納されている。
【0012】DVD−Rディスクに追記されるデータ
は、プリピット情報の先頭フレームから始まり、26フ
レームを集めて1セクタとなり、16セクタを集めてE
CCブロックとなる。1セクタは、2048バイトのユ
ーザデータと、同期マーク(図中のSY0やSY1やS
Y5)と、セクタを識別するセクタIDと、セクタID
の誤り訂正符号であるIEDと、ユーザデータの誤り訂
正符号であるECCから構成される。
【0013】各セクタには、ECCブロック単位で計算
された誤り訂正符号が配分されている。従って、DVD
−Rディスクに対する記録再生は、ECCブロックを単
位として実行する必要がある。
【0014】追記型の媒体では、一度記録した情報を消
すことができない。この特性のために、以前に記録した
情報を書き換える代わりに、他の場所に新しい情報を継
ぎ足す(追記する)。このため、追記型の媒体は、書換
型の媒体とは異なる管理情報を有する。CD−Rディス
クでは、トラック(Track)とセッション(Ses
sion)という単位でデータが管理される。トラック
とは、例えば、音楽CDの場合には1つの曲に対応す
る。プレイヤで再生できるトラックの集まりをセッショ
ンと呼ぶ。DVD−Rディスクにも同様に、Rゾーン
(RZone)とボーダー(Border)という概念
があり、それぞれCD−Rディスクのトラックとセッシ
ョンとに相当する。
【0015】図4は、DVD−Rディスクにおける情報
の追記を模式的に示す。DVD−Rディスクの記録領域
は、DVD−Rディスクの内周から外周へ向かって、R
情報領域401(R−Info.と記す)、リードイン
領域402(Lead−In)、データ領域403(D
ata Area)およびリードアウト領域404(L
ead−Out)に分割されている。
【0016】R−Info.は、DVD−Rディスクに
特有の領域であり、パワーキャリブレーション領域41
1(Power Calibration Area,
PCA)と、記録管理領域412(Recording
Management Area、RMA)とから構
成される。
【0017】データ領域403は、ユーザデータが記録
される領域である。リードイン領域402とリードアウ
ト領域404は、データ領域402にアクセスする際の
記録・再生ヘッドのオーバーランに備える緩衝領域であ
る。後述するボーダーイン領域やボーダーアウト領域
も、同じく緩衝領域として機能する。リードイン領域4
02のうち、データ領域403に隣接する領域をエクス
トラ・ボーダー・ゾーン421(Extra−Bord
er zone)と呼び、後述するボーダーイン領域
(Border−In Area)とほぼ同じ役割をす
る。
【0018】データ領域403のうち、明示的に予約さ
れていない領域をインビジブルRゾーン(Invisi
ble RZone)と呼ぶ。新品のDVD−Rディス
クでは、データ領域403の全体がInvisible
RZoneである。
【0019】これから記録するコンテンツ(例えば、音
楽の1曲、映像の1ドラマ、コンピュータデータの1フ
ァイル等)を格納する領域を予約すると、Invisi
ble RZoneの先頭にRZoneが形成される。
コンテンツのデータはRZoneの先頭から順に記録す
ることができる。コンテンツのサイズが分からない場合
には、Invisible RZoneの先頭から順に
記録することができる。
【0020】コンテンツを記録し終わったDVD−Rデ
ィスクをDVDプレイヤで再生できる状態にするには、
再生したい領域と、その両側の緩衝領域とを合わせた領
域を記録済みにする必要がある。一般的にDVDプレイ
ヤは、DVD−Rディスクのカッティング情報を読み出
すことができず、ランドに記録されたピット情報だけを
手がかりにして、記録されたデータを再生するからであ
る。この目的のために、予約したRZoneに未記録領
域が残っていれば0埋めデータで記録済みにし(これを
RZoneのクローズと呼ぶ)、その記録済みのRZo
neを挟むようにエクストラ・ボーダー・ゾーン(もし
くはボーダーイン領域)とボーダーアウト領域に所定の
データを記録する(これをボーダーのクローズと呼
ぶ)。
【0021】ボーダーアウト領域の外側に隣接する領域
は、次に記録されるユーザデータに関するボーダーイン
領域として空けておく。従って、Invisible
RZoneはそのボーダーイン領域の外側から始まるこ
とになる。ここで、隣接するボーダーアウト領域とボー
ダーイン領域を合わせて、ボーダーゾーン(Borde
r Zone)と呼ぶ。
【0022】さらにコンテンツをDVD−Rディスクに
追加する場合、InvisibleRZoneの先頭か
ら順にコンテンツのデータが記録される。全てのコンテ
ンツをDVD−Rディスクに記録し終えれば、上述した
ボーダークローズに加えて、リードアウト領域を記録す
る(これをファイナライズと呼ぶ)。ファイナライズさ
れたDVD−Rディスクは、これ以上データを追加する
ことはできない。
【0023】記録管理領域412(Recording
Management Area,RMA)は、上述
したリードイン領域とデータ領域とリードアウト領域の
記録状態の変遷を管理する。RMA412は、RMA4
12の始まりを示すRMAリードインと、記録管理デー
タ(Recording Management Da
ta,RMD)とから構成される。RMAの直前にはリ
ンキングロス領域(Linking Loss Are
a,LLA)があり、これはデータ再生に必要なPLL
同期やフレーム同期を確立するために使用される助走区
間の役割を果たす。
【0024】DVD−Rディスクの場合、ECCブロッ
ク単位にエラー訂正符号が計算されているから、各RM
DのサイズはECCブロックである。DVD−Rディス
クが記録装置から排出される直前のタイミングなどで、
その時点の各ボーダーゾーンの位置および各RZone
の位置などがRMDとしてDVD−Rディスクに記録さ
れる。初めて記録管理領域RMAを更新する場合、LL
AとRMAリードイン領域とRMD#1領域とに所定の
データが記録される。2回目に記録管理領域RMAを更
新する場合、RMD#2領域に所定のデータが記録され
る。
【0025】このように、RMDは、データ領域へのユ
ーザデータの記録の時点における情報記録媒体の記録状
態を表している。
【0026】RMD#1領域、RMD#2領
域、...、RMD#700領域は、記録管理領域RM
Aに含まれる、それぞれが管理情報を記録するための連
続した複数のブロックである。ただし、以下の説明で、
RMD#1領域、RMD#2領域、...、RMD#7
00領域を、単に「RMD#1、RMD#2、...、
RMD#700」と表記することがある。また、「RM
D」とは、これらのブロックに記録されるデータ(管理
情報)をいう。管理情報は、RMAの前方から順に記録
される。すなわち、RMAに含まれる記録済みのブロッ
クのうち、最も後方の記録済みのブロックに、最新の管
理情報が記録されている。
【0027】図5は、記録済みの領域に新しく記録を付
け足すリンキング動作を示す。図5Aには、記録済みの
データをハッチングありで示し、付け足す(追加記録す
る)データをハッチングなしで示している。古いデータ
(図5(a)にハッチングありで示されたデータ)の記
録を停止する場合、最後のECCブロックの最終セクタ
に引き続くセクタ(接続セクタと呼ばれる)において、
同期マークSY0とセクタIDとを含む16バイトのデ
ータまでを記録して止める。新しいデータ(図5(a)
にハッチングなしで示されたデータ)の記録を開始する
場合、接続セクタの同期マークから16バイト±1バイ
トの位置から、先程の続きである17バイト目のデータ
を記録し始める。
【0028】図5(b)はリンキング動作の後の接続セ
クタの状態を示す。接続セクタの先頭フレームの途中に
±1バイト以内のズレで記録データが連結されている。
接続位置で1ビットでもずれれば、接続位置から次の同
期マーク(SY5)まではデータが誤って復調される。
しかし、誤って復調されたデータは、最終的にはエラー
訂正により復元される。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】記録管理領域RMAに
記録されたRMDは、上述したように、DVD−Rディ
スクの記録状態を示す重要な管理情報である。記録管理
領域RMAに最新のRMDを正しく記録する(すなわ
ち、確実に再生することが可能な態様で記録する)こと
ができなければ、そのDVD−Rディスクにはさらにデ
ータを追記することができない。その結果、大容量であ
るというDVD−Rの特徴を活かすことができなくな
る。ディスクの記憶容量が大きければ大きいほど、その
損失は大きくなる。
【0030】例えば、ウォブル信号の品質が悪くてウォ
ブルPLLのロックが不安定であると、DVD−Rディ
スクに予めカッティングされたウォブルおよびLPPの
位置と、DVD−Rディスクに記録されるRMDの記録
位置とが著しくずれることがある。そのような場合に、
そのデータに続いて、ウォブルおよびLPPと位置を合
わせて記録されるRMDの読み出しが不可能になる場合
がある。
【0031】本発明は、上記の問題点に鑑み、記録管理
領域に書きこまれる、記録管理情報を表すデータ(RM
D)の信頼性を高めることのできる記録方法および記録
装置を提供することを目的とする。
【0032】本発明はまた、そのような記録方法および
記録装置を用いて記録された、記録管理情報を表すデー
タ(RMD)を再生する再生方法および再生装置を提供
することを目的とする。
【0033】本発明はまた、記録管理情報を表すデータ
の信頼性が高い記録媒体を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の記録方法は、追
記型の情報記録媒体に前記情報記録媒体の記録状態を表
す管理情報を記録する記録方法であって、前記情報記録
媒体には、第1の同期信号を含むデータが記録されてお
り、前記情報記録媒体には、第2の同期信号がカッティ
ングによって予め記録されており、(a)前記第1の同
期信号に基づいて前記情報記録媒体の所定の位置に前記
管理情報を記録するための記録動作を行うステップと、
(b)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
に終了したか否かを判定するステップと、(c)前記ス
テップ(a)における前記記録動作が正常に終了しなか
った場合には、前記第2の同期信号に基づいて前記情報
記録媒体の前記所定の位置に前記管理情報を記録するた
めの記録動作を行うステップとを包含し、これにより、
上記目的が達成される。
【0035】前記記録方法は、(d)前記ステップ
(c)における前記記録動作が正常に終了したか否かを
判定するステップと、(e)前記ステップ(c)におけ
る前記記録動作が正常に終了しなかった場合には、前記
第2の同期信号に基づいて前記情報記録媒体の前記所定
の位置とは異なる位置に前記管理情報を記録するための
記録動作を行うステップとをさらに包含してもよい。
【0036】前記記録方法は、(f)前記ステップ
(e)における前記記録動作が正常に終了したか否かを
判定するステップと、(g)前記ステップ(e)におけ
る前記記録動作が正常に終了するか、または前記ステッ
プ(e)における前記記録動作の繰り返し回数が所定の
回数に達するまで、前記情報記録媒体の異なる位置につ
いて前記ステップ(e)と前記ステップ(f)とを繰り
返すステップとをさらに包含してもよい。
【0037】本発明の他の記録方法は、追記型の情報記
録媒体に前記情報記録媒体の記録状態を表す管理情報を
記録する記録方法であって、前記記録方法は、(a)前
記情報記録媒体の所定の位置に前記管理情報を記録する
ための記録動作を行うステップと、(b)前記ステップ
(a)における前記記録動作が正常に終了したか否かを
判定するステップと、(c)前記ステップ(a)におけ
る前記記録動作が正常に終了しなかった場合には、前記
情報記録媒体の前記所定の位置とは異なる位置に前記管
理情報を記録するための記録動作を行うステップとを包
含し、これにより、上記目的が達成される。
【0038】前記情報記録媒体の前記所定の位置は、未
記録のまま残されてもよい。
【0039】前記記録方法は、(d)前記ステップ
(c)における前記記録動作が正常に終了したか否かを
判定するステップと、(e)前記ステップ(c)におけ
る前記記録動作が正常に終了するか、または前記ステッ
プ(c)における前記記録動作の繰り返し回数が所定の
回数に達するまで、前記情報記録媒体の異なる位置につ
いて前記ステップ(c)と前記ステップ(d)とを繰り
返すステップとをさらに包含してもよい。
【0040】本発明の他の記録方法は、追記型の情報記
録媒体に前記情報記録媒体の記録状態を表す管理情報を
記録する記録方法であって、前記情報記録媒体は、管理
情報領域を有し、前記管理情報領域は、それぞれが前記
管理情報を記録するための連続した複数のブロックを含
み、前記記録方法は、(a)前記複数のブロックのうち
の所定の1つに前記管理情報を記録するための記録動作
を行うステップと、(b)前記ステップ(a)における
前記記録動作が正常に終了したか否かを判定するステッ
プと、(c)前記ステップ(a)における前記記録動作
が正常に終了しなかった場合には、前記複数のブロック
のうちの連続した少なくとも2つのブロックのそれぞれ
に同一の管理情報を記録するための記録動作を行うステ
ップとを包含し、これにより、上記目的が達成される。
【0041】前記ステップ(c)は、記録動作を中断す
ることなく行われてもよい。
【0042】前記記録方法は、(d)前記連続した少な
くとも2つのブロックに記録された管理情報のうち、最
後に記録された管理情報のみを再生検証するステップを
さらに包含してもよい。
【0043】本発明の再生方法は、追記型の情報記録媒
体に記録された、前記情報記録媒体の記録状態を表す管
理情報を再生する再生方法であって、前記情報記録媒体
は、管理情報領域を有し、前記管理情報領域は、それぞ
れが前記管理情報を記録するための連続した複数のブロ
ックを含み、前記複数のブロックのそれぞれは、所定の
数のセクタを含み、前記再生方法は、(a)前記複数の
ブロックのうち、最後に管理情報が記録されたブロック
を特定するステップと、(b)前記特定されたブロック
に記録されている管理情報を再生するステップとを包含
し、前記ステップ(a)は、(a1)前記複数のブロッ
クのうち、所定の個数以上の連続した未記録のセクタが
続く記録済みのブロックを特定するステップを包含し、
これにより、上記目的が達成される。
【0044】前記ステップ(a1)は、(a11)前記
管理情報領域をそれぞれが前記所定の個数のブロックを
含む複数のユニットに分割するステップと、(a12)
ユニットに含まれるすべてのセクタが未記録であるユニ
ットと、ユニットに含まれる少なくとも1つのセクタが
記録済みであるユニットとの境界を二分木探索によって
求めるステップと、(a13)前記境界を挟んで隣接す
る2つのユニットに含まれるすべてのセクタについて、
記録済みであるか否かを判定することにより、未記録で
あるセクタと記録済みであるセクタとの境界を求めるス
テップとを包含してもよい。
【0045】本発明の他の再生方法は、追記型の情報記
録媒体に記録された、前記情報記録媒体の記録状態を表
す管理情報を再生する再生方法であって、前記情報記録
媒体は、管理情報領域を有し、前記管理情報領域は、そ
れぞれが前記管理情報を記録するための連続した複数の
ブロックを含み、前記再生方法は、(a)前記複数のブ
ロックに含まれる記録済みのブロックのうち、最も後方
に位置するブロックに記録された管理情報を再生する再
生動作を行うステップと、(b)前記ステップ(a)に
おける前記再生動作が正常に終了したか否かを判定する
ステップと、(c)前記ステップ(a)における前記再
生動作が正常に終了しなかった場合には、前記再生動作
が正常に終了するまで、前記複数のブロックに含まれる
記録済みのブロックのうち、後方に位置するブロックか
ら順に前記ブロックに記録された管理情報を再生する再
生動作を行うステップとを包含し、これにより、上記目
的が達成される。
【0046】本発明の他の再生方法は、追記型の情報記
録媒体に記録された、前記情報記録媒体の記録状態を表
す情報を再生する再生方法であって、前記情報記録媒体
は、管理情報領域とデータ領域とを有し、前記管理情報
領域には、前記データ領域へのユーザデータの記録の時
点における前記情報記録媒体の記録状態を表す第1の管
理情報が記録されており、前記データ領域内に分散する
複数の領域には、前記ユーザデータに関連した、前記情
報記録媒体の記録状態を表す第2の管理情報が記録され
ており、前記再生方法は、(a)前記第1の管理情報を
再生するステップと、(b)前記再生された第1の管理
情報に基づいて、前記複数の領域の1つを特定するステ
ップと、(c)前記特定された1つの領域から順に、前
記データ領域の後方に向かって前記複数の領域に記録さ
れた第2の管理情報を再生するステップと、を包含し、
これにより、上記目的が達成される。
【0047】前記再生方法は、(d)前記ステップ
(a)において再生された前記第1の管理情報が、最新
の管理情報であるか否かを判定するステップをさらに包
含し、前記ステップ(c)は、前記判定の結果に依存し
て実行されてもよい。
【0048】本発明の記録装置は、追記型の情報記録媒
体に前記情報記録媒体の記録状態を表す管理情報を記録
する記録装置であって、前記情報記録媒体には、第1の
同期信号を含むデータが記録されており、前記情報記録
媒体には、第2の同期信号がカッティングによって予め
記録されており、前記第1の同期信号に基づいて前記情
報記録媒体の所定の位置に前記管理情報を記録するため
の記録動作を行う記録手段と、前記記録動作が正常に終
了したか否かを判定する判定手段とを備え、前記記録手
段は、前記記録動作が正常に終了しなかった場合には、
前記第2の同期信号に基づいて前記情報記録媒体の前記
所定の位置に前記管理情報を記録するための記録動作を
さらに行い、これにより、上記目的が達成される。
【0049】前記判定手段は、前記第2の同期信号に基
づいた前記記録動作が正常に終了したか否かをさらに判
定し、前記記録手段は、前記第2の同期信号に基づいた
前記記録動作が正常に終了しなかった場合には、前記第
2の同期信号に基づいて前記情報記録媒体の前記所定の
位置とは異なる位置に前記管理情報を記録するための記
録動作をさらに行ってもよい。
【0050】前記判定手段は、前記所定の位置とは異な
る位置への前記記録動作が正常に終了したか否かをさら
に判定し、前記記録手段は、前記所定の位置とは異なる
位置への前記記録動作が正常に終了したと判定される
か、または前記所定の位置とは異なる位置への前記記録
動作の繰り返し回数が所定の回数に達するまで、前記情
報記録媒体の異なる位置について、前記記録動作を繰り
返してもよい。
【0051】本発明の他の記録装置は、追記型の情報記
録媒体に前記情報記録媒体の記録状態を表す管理情報を
記録する記録装置であって、前記記録装置は、前記情報
記録媒体の所定の位置に前記管理情報を記録するための
記録動作を行う記録手段と、前記記録動作が正常に終了
したか否かを判定する判定手段とを備え、前記記録手段
は、前記記録動作が正常に終了しなかった場合には、前
記情報記録媒体の前記所定の位置とは異なる位置に前記
管理情報を記録するための記録動作をさらに行い、これ
により、上記目的が達成される。
【0052】前記記録手段は、前記情報記録媒体の前記
所定の位置を未記録のまま残してもよい。
【0053】前記判定手段は、前記所定の位置とは異な
る位置への前記記録動作が正常に終了したか否かをさら
に判定し、前記記録手段は、前記所定の位置とは異なる
位置への前記記録動作が正常に終了したと判定される
か、または前記所定の位置とは異なる位置への前記記録
動作の繰り返し回数が所定の回数に達するまで、前記情
報記録媒体の異なる位置について、記録動作を繰り返し
てもよい。
【0054】本発明の他の記録装置は、追記型の情報記
録媒体に前記情報記録媒体の記録状態を表す管理情報を
記録する記録装置であって、前記情報記録媒体は、管理
情報領域を有し、前記管理情報領域は、それぞれが前記
管理情報を記録するための連続した複数のブロックを含
み、前記記録装置は、前記複数のブロックのうちの所定
の1つに前記管理情報を記録するための記録動作を行う
記録手段と、前記記録動作が正常に終了したか否かを判
定する判定手段とを備え、前記記録手段は、前記記録動
作が正常に終了しなかった場合には、前記複数のブロッ
クのうちの連続した少なくとも2つのブロックのそれぞ
れに同一の管理情報を記録するための記録動作をさらに
行い、これにより、上記目的が達成される。
【0055】前記複数のブロックのうちの連続した少な
くとも2つのブロックへの記録動作は、記録動作を中断
することなく行われてもよい。
【0056】前記再生装置は、前記連続した少なくとも
2つのブロックに記録された管理情報のうち、最後に記
録された管理情報のみを再生検証する検証手段をさらに
備えてもよい。
【0057】本発明の他の再生装置は、追記型の情報記
録媒体に記録された、前記情報記録媒体の記録状態を表
す管理情報を再生する再生装置であって、前記情報記録
媒体は、管理情報領域を有し、前記管理情報領域は、そ
れぞれが前記管理情報を記録するための連続した複数の
ブロックを含み、前記複数のブロックのそれぞれは、所
定の数のセクタを含み、前記再生装置は、前記複数のブ
ロックのうち、最後に管理情報が記録されたブロックを
特定する特定手段と、前記特定されたブロックに記録さ
れている管理情報を再生する再生手段とを備え、前記特
定手段は、前記複数のブロックのうち、所定の数以上の
連続した未記録のセクタが続く記録済みのブロックを特
定し、これにより、上記目的が達成される。
【0058】前記特定手段は、前記管理情報領域をそれ
ぞれが前記所定の個数のブロックを含む複数のユニット
に分割し、ユニットに含まれるすべてのセクタが未記録
であるユニットと、ユニットに含まれる少なくとも1つ
のセクタが記録済みであるユニットとの境界を二分木探
索によって求め、前記境界を挟んで隣接する2つのユニ
ットに含まれるすべてのセクタについて、記録済みであ
るか否かを判定することにより、未記録であるセクタと
記録済みであるセクタとの境界を求めてもよい。
【0059】本発明の他の再生装置は、追記型の情報記
録媒体に記録された、前記情報記録媒体の記録状態を表
す管理情報を再生する再生装置であって、前記情報記録
媒体は、管理情報領域を有し、前記管理情報領域は、そ
れぞれが前記管理情報を記録するための連続した複数の
ブロックを含み、前記再生装置は、前記複数のブロック
に含まれる記録済みのブロックのうち、最も後方に位置
するブロックに記録された管理情報を再生する再生動作
を行う再生手段と、前記再生動作が正常に終了したか否
かを判定する判定手段とを備え、前記再生手段は、前記
再生動作が正常に終了しなかった場合には、前記再生動
作が正常に終了するまで、前記複数のブロックに含まれ
る記録済みのブロックのうち、後方に位置するブロック
から順に前記ブロックに記録された管理情報を再生する
再生動作をさらに行い、これにより、上記目的が達成さ
れる。
【0060】本発明の他の再生装置は、追記型の情報記
録媒体に記録された、前記情報記録媒体の記録状態を表
す情報を再生する再生装置であって、前記情報記録媒体
は、管理情報領域とデータ領域とを有し、前記管理情報
領域には、前記データ領域へのユーザデータの記録の時
点における前記情報記録媒体の記録状態を表す第1の管
理情報が記録されており、前記データ領域内に分散する
複数の領域には、前記ユーザデータに関連した、前記情
報記録媒体の記録状態を表す第2の管理情報が記録され
ており、前記再生装置は、前記第1の管理情報を再生す
る再生手段と、前記再生された第1の管理情報に基づい
て、前記複数の領域の1つを特定する特定手段とを備
え、前記再生手段は、前記特定された1つの領域から順
に、前記データ領域の後方に向かって前記複数の領域に
記録された第2の管理情報をさらに再生し、これによ
り、上記目的が達成される。
【0061】前記再生装置は、前記少なくも1つの第1
の管理情報が、最新の管理情報であるか否かを判定する
判定手段をさらに備え、前記再生手段は、前記判定手段
の判定結果に依存して、前記第2の管理情報の再生を実
行してもよい。
【0062】本発明の情報記録媒体は、管理情報領域を
備えた追記型の情報記録媒体であって、前記管理情報領
域は、それぞれが前記管理情報を記録するための連続し
た複数のブロックを含み、前記複数のブロックのうち、
少なくとも1つのブロックには、前方に隣接するブロッ
クに記録されたデータを基準にして位置決めされたデー
タが記録されており、これにより、上記目的が達成され
る。
【0063】本発明の他の記録媒体は、管理情報領域を
備えた追記型の情報記録媒体であって、前記管理情報領
域は、それぞれが前記管理情報を記録するための連続し
た複数のブロックを含み、前記複数のブロックのうち、
未記録のブロックに続く少なくとも1つのブロックは記
録済みであり、これにより、上記目的が達成される。
【0064】本発明の他の記録媒体は、管理情報領域を
備えた追記型の情報記録媒体であって、前記管理情報領
域は、それぞれが前記管理情報を記録するための連続し
た複数のブロックを含み、前記複数のブロックのうち、
連続した少なくとも2つのブロックに、同一の管理情報
が記録されており、これにより、上記目的が達成され
る。
【0065】本発明の他の記録方法は、追記型の情報記
録媒体にユーザデータ以外の所定のデータを記録する記
録方法であって、前記情報記録媒体には、第1の同期信
号を含むデータが記録されており、前記情報記録媒体に
は、第2の同期信号がカッティングによって予め記録さ
れており、(a)前記第1の同期信号に基づいて前記情
報記録媒体の所定の位置に前記所定のデータを記録する
ための記録動作を行うステップと、(b)前記ステップ
(a)における前記記録動作が正常に終了したか否かを
判定するステップと、(c)前記ステップ(a)におけ
る前記記録動作が正常に終了しなかった場合には、前記
第2の同期信号に基づいて前記情報記録媒体の前記所定
の位置に前記所定のデータを記録するための記録動作を
行うステップとを包含し、これにより、上記目的が達成
される。
【0066】本発明の他の記録装置は、追記型の情報記
録媒体にユーザデータ以外の所定のデータを記録する記
録装置であって、前記情報記録媒体には、第1の同期信
号を含むデータが記録されており、前記情報記録媒体に
は、第2の同期信号がカッティングによって予め記録さ
れており、前記第1の同期信号に基づいて前記情報記録
媒体の所定の位置に前記所定のデータを記録するための
記録動作を行う記録手段と、前記記録動作が正常に終了
したか否かを判定する判定手段とを備え、前記記録手段
は、前記記録動作が正常に終了しなかった場合には、前
記第2の同期信号に基づいて前記情報記録媒体の前記所
定の位置に前記所定のデータを記録するための記録動作
をさらに行い、これにより、上記目的が達成される。
【0067】本発明の他の記録方法は、追記型の情報記
録媒体に、ユーザデータ以外の所定のデータを記録する
記録方法であって、(a)前記情報記録媒体の所定の位
置に前記所定のデータを記録するための記録動作を行う
ステップと、(b)前記ステップ(a)における前記記
録動作が正常に終了したか否かを判定するステップと、
(c)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
に終了しなかった場合には、前記情報記録媒体の前記所
定の位置とは異なる位置に前記所定のデータを記録する
ための記録動作を行うステップとを包含し、これによ
り、上記目的が達成される。
【0068】本発明の他の記録装置は、追記型の情報記
録媒体に、ユーザデータ以外の所定のデータを記録する
記録装置であって、前記情報記録媒体の所定の位置に前
記所定のデータを記録するための記録動作を行う記録手
段と、前記記録動作が正常に終了したか否かを判定する
判定手段とを備え、前記記録手段は、前記記録動作が正
常に終了しなかった場合には、前記情報記録媒体の前記
所定の位置とは異なる位置に前記所定のデータを記録す
るための記録動作をさらに行い、これにより、上記目的
が達成される。
【0069】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明において用いら
れるプリピット同期とデータ同期とを説明する。上述し
たように、通常、DVD−Rにおいてはプリピット同期
によりデータが記録される。これに対して、DVD−R
に既に記録されているデータ(ピット)からタイミング
信号(同期信号)を抽出し、そのタイミング信号に基づ
いてデータを記録する方法も可能である。このような同
期をデータ同期という。
【0070】図6および図7を参照して、DVD−Rに
おけるプリピット同期の長所と短所とを説明する。
【0071】図6は、プリピット同期の長所を説明する
図である。図6(a)は、何らかの障害により、以前の
記録がセクタ(前セクタ)の途中で停止してしまってい
る状態を示している。この場合、DVD−Rディスクに
既に記録されたデータがないのでデータ同期による記録
開始が行えない。例えば、新品の追記型光ディスクに初
めてデータを記録する場合は、如何なる補間方法を用い
たとしても、データ同期は使えないのは明白である。従
って、新品の追記型光ディスクに初めてデータ記録する
場合は、必然的にプリピット同期によって記録が開始さ
れる。図6(b)は、追加記録した後のセクタの状態を
示している。プリピット同期によれば、DVD−Rディ
スクには未記録の区間801が存在するが、接続セクタ
からデータを追記することができる。
【0072】図7は、プリピット同期の短所を説明する
図である。図7(a)は、追加記録する前のセクタの状
態で、何らかの障害により、以前に記録されたデータ
(図7(a)にハッチングありで示されるデータ)がウ
ォブル周期とずれてしまっている場合を示している。例
えば、ウォブル信号の品質が悪くてウォブルPLLのロ
ックが不安定であると、このような記録が発生する。
【0073】図7(b)は、この状態でプリピット同期
を用いて新しいデータを追記した後のセクタの状態を示
している。追記の開始位置付近には2重に記録された領
域951が形成されている。以前に記録されたデータの
ずれの向きによっては、追記の開始位置付近には未記録
領域ができる場合もある。この領域の大きさは、1バイ
ト超の大きさである。また、このような2重記録領域ま
たは未記録領域が形成されると、記録されたデータのフ
レーム周期が不正になる。不正なフレーム周期をもつセ
クタでは、フレーム同期マークの間隔(SY0とSY5
の間隔)が所定の間隔とは異なるようになる。その結
果、フレーム同期マークであるSY5および以降のフレ
ーム同期マークが検出できなくなり、結果的にデータが
再生できなくなる。
【0074】以下、図面を用いて、本発明の一実施の形
態の追記型の情報記憶媒体の記録方法、記録装置、およ
び追記型の情報記憶媒体を説明する。
【0075】本明細書中において、情報記録媒体の記録
領域に沿って領域Aと領域Bとがある場合、領域Aの方
が領域Bよりも後に記録または再生される場合に、領域
Aは領域Bの「後方」にあるという。この場合に、ま
た、領域Bは領域Aの「前方」にあるという。ただし、
「後方」および「前方」にあることは、2つの領域が隣
接することに限定されない。領域Aの方が領域Bよりも
後方にあり、かつ、領域Aが領域Bに隣接する場合に、
領域Aは領域Bに続く領域であるという。
【0076】DVD−Rディスクでは、「後方」とは、
ディスクのより外周側(外側)に対応する。ただし、本
発明の原理は、「後方」と「外側」とが対応する場合に
限定されない。「後方」と「内周側(内側)」とが対応
する場合であっても、本発明の原理は同様に成立する。
以下、「後方」が「外側」に対応するものとして説明を
行う。
【0077】(実施の形態1)図8は、本発明の実施の
形態1におけるシステム700の構成図である。システ
ム700は、上位装置1と、光ディスク装置2(記録装
置)と、光ディスク3とを含む。上位装置1は、光ディ
スク装置2に光ディスク3に対する記録または再生を命
令する。上位装置1は、例えば、パーソナルコンピュー
タである。
【0078】上位装置1と光ディスク装置2が同一筐体
に収められていてもよい。このような形態は、例えば、
光ディスクプレイヤや光ディスクレコーダにおいて採用
される。光ディスク3は、光ディスク装置2に装着され
る。
【0079】光ディスク装置2は、装置全体を制御する
マイコン4と、光ディスク3への記録と再生のアクセス
を行う記録再生回路5と、マイコン4の制御プログラム
が格納されたプログラムメモリ6と、光ディスク3へ記
録および再生するデータを一時的に保持するDRAM7
と、それらの構成要素をつなぐ内部バス8から構成され
る。
【0080】記録再生回路5は、光ディスク3(情報記
録媒体)に管理情報を記録する記録手段として機能す
る。
【0081】図9は、光ディスク装置2の記録再生回路
5のタイミング発生を説明するブロック図である。トラ
ッキング誤差信号から抽出されたウォブル信号1001
は、ウォブルPLL1021に入力される。ウォブルP
LL1021は、ウォブル信号1001の周波数を抽出
して、ウォブルクロック1004を出力する。トラッキ
ング誤差信号から抽出されたLPP信号1002は、プ
リピット同期マーク検出部1022に入力される。プリ
ピット同期マーク検出部1022は、入力されたトラッ
キング誤差信号の中から同期パターンを検出すると、プ
リピット同期検出信号1005を出力する。ウォブルカ
ウンタ1026は、ウォブルクロック1004でカウン
タ値を1増加し、プリピット同期検出信号1005でカ
ウンタ値を0にし、カウンタ値が所定の値になるとタイ
ミング信号1009を出力する。
【0082】光ディスクから反射された全光量であるR
F信号1003は、データPLL1023と2値化部1
024に入力される。データPLL1023はRF信号
1003の周波数を抽出して、データクロック1006
を出力する。2値化部1024はRF信号1003の振
幅をスライスして、2値化RF1007を出力する。デ
ータ同期マーク検出部1025は、2値化RF1007
をデータクロック1006によってサンプリングする。
データ同期マーク検出部1025は、同期マークを検出
するとデータ同期検出信号1008を出力する。データ
カウンタ1027は、データクロック1006に応答し
てカウンタ値を1増加し、データ同期検出信号1008
に応答してカウンタ値を0にする。データカウンタ10
27は、カウンタ値が所定の値になるとタイミング信号
1010を出力する。マイコン4が設定する選択信号1
011は、セレクタ1028に入力される。セレクタ1
028は、選択信号1011に従って、タイミング信号
1009もしくはタイミング信号1010のいずれかを
選択タイミング信号1012として出力する。
【0083】光ディスク3(図8)に予めカッティング
された情報(ウォブルおよびLPP)から得たタイミン
グ信号1009(第2の同期信号)を用いる同期方法が
プリピット同期に対応し、光ディスクに記録された情報
(データ)から得たタイミング信号1010(第1の同
期信号)を用いる同期方法がデータ同期に対応する。こ
のように、光ディスク3(情報記録媒体)に記録されて
いるデータには、第1の同期信号が含まれているという
ことができる。また、光ディスク3には、第2の同期信
号が予めカッティングによって形成されているというこ
とができる。
【0084】本発明の実施の形態1の光ディスク装置2
(図8)では、以前に記録されたセクタの状態に応じ
て、追加記録するときの同期条件(プリピット同期また
はデータ同期)が動的に切り替えられる。この切り替え
は、マイコン4が生成する選択信号1011によって行
われる。具体的には、データの追記を開始しようとする
位置のすぐ前方の領域が記録済みならばデータ同期で追
記を行い、直前が未記録であるか、または既にデータ同
期での追記に失敗したのであればプリピット同期で追記
を行う。さらに、いずれの同期方法も追記できない場合
はその場所をスキップして別の場所に追記を行う。この
ようにして、光ディスク装置2は、プリピット同期でも
データ同期でも記録が開始できない場合にも、対処する
ことが可能である。ただし、連続してスキップする数に
は限度が設けられている。これにより、光ディスク装置
2を用いて記録された光ディスク3に対して、実施の形
態3において後述する、記録終端を探索する処理をおこ
なうことが可能である。
【0085】プリピット同期でもデータ同期でも記録が
開始できないという事態は、例えば、追記を開始しよう
とする箇所の直前のセクタに汚れが付着したり傷があっ
たりする場合に発生し得る。このような場合には、その
セクタを光スポットが通過すると、トラッキングサーボ
が外れることがあり、その結果、そのセクタには、デー
タの記録が開始できなかったり、そのセクタに記録され
たデータが再生できなかったりする。
【0086】図10は、本発明の実施の形態1の光ディ
スク装置2(図8)におけるRMA更新処理の手順を示
す。図10に示されるRMA更新処理は、光ディスク装
置2によって実行される。図10において、RMA先頭
におけるLLA(図4)とRMAリードイン領域(図
4)とに対する処理は、フローチャートが複雑になるた
め省いている。以下、RMA記録処理の各ステップを説
明する。
【0087】ステップ1101:記録終端のサーチ処理
が行われる。記録終端のサーチ(探索)処理は、実施の
形態3において後述する。記録終端とは、記録済みのブ
ロックと未記録のブロックとの境界をいう。
【0088】ステップ1102:RMDスキップ数が0
に初期化される。RMDスキップ数が0であることは、
RMDを追記するブロックをスキップした個数が0であ
ることを示す。
【0089】ステップ1103:ステップ1101にお
いて探索された記録終端がRMAの先頭であるか否かが
判定される。記録終端がRMAの先頭であることは、R
MAにRMDが全く記録されていないことを示す。ステ
ップ1103の判定の結果が「Yes」である場合に
は、処理はステップ1104に進む。ステップ1103
の判定の結果が「No」である場合には、処理はステッ
プ1105に進む。
【0090】ステップ1104:プリピット同期が選択
される。これは、セレクタ1028(図9)にタイミン
グ信号1009を選択するように、マイコン4(図8)
が選択信号1011(図9)を発行することによって行
われる。
【0091】ステップ1105:データ同期が選択され
る。これは、セレクタ1028にタイミング信号101
0を選択するように、マイコン4が選択信号1011を
発行することによって行われる。
【0092】ステップ1106:現在の記録終端の次の
ブロックが、新しいRMDを記録する対象として決めら
れる。
【0093】ステップ1107:ステップ1104また
はステップ1105において選択された同期方法を使用
して、ステップ1106で決められた対象に、RMDが
記録される。
【0094】ステップ1108:RMDの記録に成功し
たか否か(RMDの記録動作が正常に終了したか否か)
が判定される。RMDの記録動作が正常に終了しない場
合とは、RMDの記録動作を開始することができない場
合(例えば、記録を開始する位置決めができない場合)
を含む。また、RMDの記録動作が正常に終了しない場
合とは、RMDの記録動作を開始することはできたが、
何らかの原因(例えば、記録ヘッドのサーボ系のエラ
ー、ウォブルPLLの同期外れ等)によって、その記録
動作が中断した場合を含む。
【0095】ステップ1108における判定は、マイコ
ン4(図8)によって行われる。ステップ1108にお
いて、マイコン4は、記録動作が正常に終了したか否か
を判定する判定手段として機能する。
【0096】ステップ1108の判定の結果が「Ye
s」である場合には、処理はステップ1109に進む。
ステップS1108の判定の結果が「No」である場合
には、処理はステップ1114に進む。
【0097】ステップ1109:記録に成功したブロッ
ク分だけ、記録終端の位置が進められる。
【0098】ステップ1110:RMDスキップ数が0
にリセットされる。
【0099】ステップ1111:RMDが記録されたブ
ロックのベリファイ(再生検証)が行われる。
【0100】ステップ1112:ベリファイの結果が正
常である(記録されたRMDが正しく再生される)か否
かが判定される。ステップ1112の判定の結果が「Y
es」である場合には、処理は終了する(正常終了)。
ステップ1112の判定の結果が「No」である場合に
は、処理はステップ1113に進む。
【0101】ステップ1113:RMAを使い尽くした
か否かが判定される。ステップ1113の判定の結果が
「Yes」である場合には、処理は終了(異常終了)す
る(RMDの記録に失敗)。ステップ1113の判定の
結果が「No」である場合には、処理はステップ110
5に戻る(データ同期を選択してRMDの記録のリトラ
イが行われる)。
【0102】ステップ1114:リトライ済みであるか
否かが判定される。「リトライ済み」とは、ステップ1
108において失敗した(正常に完了しなかった)RM
Dの記録動作が、最初の記録動作ではないことをいう。
ステップ1114の判定の結果が「Yes」である場合
には、処理はステップ1115に進む。ステップ111
4の判定の結果が「No」である場合には、処理はステ
ップ1104に戻る(プリピット同期を設定して同じブ
ロックでリトライする)。
【0103】ステップ1115:RMAを使い尽くした
か否かが判定される。ステップ1115の判定の結果が
「Yes」である場合には、処理は終了(異常終了)す
る(RMDの記録に失敗)。ステップ1115の判定の
結果が「No」である場合には、処理はステップ111
6に進む。
【0104】ステップ1116:1ブロック分、記録終
端が進められる。これにより、ステップ1108におい
て記録に失敗したブロックがスキップされる。
【0105】ステップ1117:スキップしたブロック
の数を示すRMDスキップ数を1増加させる。
【0106】ステップ1118:RMDスキップ数が上
限値よりも大きいか否かが判定される。RMDスキップ
数は、連続して未記録のままに残した領域の大きさ(ブ
ロック数)を示す。ステップ1118の判定の結果が
「Yes」である場合には、処理は終了(異常終了)す
る(RMDの記録に失敗)。ステップ1118の判定の
結果が「No」である場合には、処理はステップ110
4に戻る(プリピット同期を選択して、次のブロックに
リトライする)。
【0107】図11、図12、図13は、図10のフロ
ーチャートに従ってRMAを記録する処理の具体例を示
す。図11、図12、図13において、太線で囲まれた
矩形は、記録済みのブロックを示す。
【0108】図11は、記録に成功し続けた場合のRM
Aの更新の例を示す。RMAの更新とは、RMAに新た
なRMDを記録(追記)することである。状態(a)
は、RMAに初めてRMDを記録する前の状態を示す。
状態(a)では、LLAとRMAリードイン領域とRM
D#1の3ECCブロックに、プリピット同期で記録動
作を行おうとしている。
【0109】状態(b)は、RMD#1のベリファイに
失敗(図10のステップ1111)した場合のリトラ
イ、もしくは、記録終端探索でRMD#1が記録済みと
判断された場合(すなわち、図10のステップ1101
で、RMD#1とRMD#2との間が記録終端であると
求められた場合)の最初のトライ(記録動作)を示す。
状態(b)では、RMD#2の1ECCブロックに、デ
ータ同期で記録動作を行おうとしている。
【0110】状態(c)は、RMD#2のベリファイに
失敗した場合のリトライ、もしくは記録終端探索でRM
D#2が記録済みと判断された場合の最初のトライを示
す。状態(c)では、RMD#3の1ECCブロック
に、データ同期で記録動作を行おうとしている。
【0111】図12は、RMAの先頭付近で記録に失敗
した場合のRMAの更新の例を示す。状態(a)は、R
MAに初めてRMDを記録する記録動作を示す。状態
(a)では、LLAとRMAリードイン領域とRMD#
1との3ECCブロックに、プリピット同期で記録動作
を行おうとしている。
【0112】状態(b)は、LLAがプリピット同期で
記録できなかった場合の動作を示す。状態(b)では、
そのブロック(LLA)をスキップして、RMAリード
イン領域とRMD#1との2ECCブロックに、プリピ
ット同期で記録動作を行う。
【0113】状態(c)は、RMAリードイン領域もプ
リピット同期で記録できなかった場合の動作を示す。状
態(c)では、そのブロック(RMAリードイン領域)
をスキップして、RMD#1の1ECCブロックに、プ
リピット同期で記録動作を行おうとしている。
【0114】状態(d)は、RMD#1もプリピット同
期で記録できなかった場合の動作を示す。状態(d)で
は、そのブロックをスキップして、RMD#2の1EC
Cブロックにプリピット同期で記録動作を行おうとして
いる。RMDスキップの上限値が3ECCブロックであ
ると仮定すると、RMD#2にプリピット同期で記録で
きなければ、RMDの更新に失敗(図10のステップ1
118における判定が「Yes」)して異常終了するこ
ととなる。通常、ここまで記録できないディスクは殆ど
ないので、状態(b)〜(d)の何れかでRMDの更新
が正常に終了する。
【0115】このように、記録再生回路5(記録手段)
は、状態(c)において、光ディスク3の所定の位置R
MD#1に記録する記録動作を行い、その記録動作が正
常に終了しなかったとマイコン4(判定手段)によって
判定された場合には、状態(d)において、光ディスク
3のその所定の位置RMD#1とは異なる位置RMD#
2に記録する記録動作を行う。
【0116】さらに、記録再生回路5は、状態(c)〜
(d)において、記録動作が正常に終了するか、また
は、記録動作の繰り返し回数が所定の回数に達するま
で、光ディスク3の異なる位置について管理情報の記録
動作を行う。
【0117】図13は、RMAの中ほどで記録に失敗し
た場合のRMAの更新の例を示す。状態(a)は、既に
RMD#2まではRMAに正常に記録されていて、RM
D#3に最新の記録状態を示す内容を記録する動作を示
す。状態(a)では、RMD#3の1ECCブロック
に、データ同期で記録動作を行おうとしている。
【0118】状態(b)は、RMD#3がデータ同期で
記録できなかった場合(図10のステップ1108にお
ける判定が「No」である場合)の動作を示す。状態
(b)では、RMD#3にプリピット同期で記録動作を
行おうとしている。
【0119】このように、記録再生回路5(記録手段)
は、状態(a)において、データ同期で(すなわち、第
1の同期信号に基づいて)、所定の位置RMD#3に管
理情報を記録するための記録動作を行う。マイコン4
(判定手段)によって、その記録動作が正常に終了しな
かったと判定された場合には、記録再生回路5(記録手
段)は、状態(b)において、プリピット同期で(すな
わち、第2の同期信号に基づいて)、その所定の位置R
MD#3に管理情報を記録するための記録動作を行う。
【0120】状態(c)は、RMD#3がプリピット同
期でも記録できなかった場合の動作を示す。状態(c)
では、RMD#3に記録しようとしたデータをRMD#
4にプリピット同期で記録しようとしている。
【0121】このように、プリピット同期での所定の位
置RMD#3への管理情報の記録が正常に終了しなかっ
たと判定された場合には、記録再生回路5(記録手段)
は、状態(c)において、プリピット同期で(すなわ
ち、第2の同期信号に基づいて)、RMD#3とは異な
る位置RMD#4に管理情報を記録するための記録動作
を行う。
【0122】状態(d)は、RMD#4もプリピット同
期で記録できなかった場合の動作を示す。状態(d)で
は、RMD#3に記録しようとした内容をRMD#5に
プリピット同期で記録する。
【0123】状態(e)は、RMD#5もプリピット同
期で記録できなかった場合の動作を示す。状態(e)で
は、RMD#3に記録しようとした内容をRMD#6に
プリピット同期で記録しようとしている。RMDスキッ
プの上限値が3ECCブロックであると仮定すると、R
MD#6もプリピット同期で記録できなければ、RMD
の更新に失敗して異常終了(図10のステップ1118
における判定が「Yes」となる)することとなる。通
常、ここまで記録できないディスクは殆どないので、状
態(b)〜(e)の何れかでRMDの更新が正常に終了
する。
【0124】このように、プリピット同期でのRMD#
4への管理情報の記録が正常に終了しなかったと判定さ
れた場合には、記録再生回路5(記録手段)は、状態
(d)〜(e)において、記録動作が正常に終了する
か、または、記録動作の繰り返し回数が所定の回数に達
するまで、光ディスク3の異なる位置について管理情報
の記録動作を行う。
【0125】結果的に、上記の記録方法で記録された光
ディスク3は、追加記録されるデータ(最新の管理情
報)は、古いデータ(RMD)にデータ同期もしくはプ
リピット同期で接続される。新しいRMDが古いRMD
にデータ同期を使用して接続された場合、RMAに含ま
れる複数のブロックのうち、少なくとも1つのブロック
には、前方に隣接するブロックに記録されたデータ(古
いRMD)を基準にして位置決めされたデータ(新しい
RMD)が記録されている。これにより、RMD(管理
情報を表すデータ)が正しく読み出される確率が高くな
り、データの信頼性が高くなる。
【0126】また、何らかの不具合により記録できない
領域がある場合には、その領域を未記録のまま残し、後
続の領域に最新の管理情報が記録される。その結果、R
MAに含まれる複数のブロックのうち、未記録のブロッ
クに続く少なくとも1つのブロックが記録済みになって
いる。
【0127】以上のように、本発明の実施の形態1によ
れば、追記型の情報記憶媒体の管理情報を記録する領域
に記録が困難な場所があった場合でも、記録を開始する
際に同期方法として動的に適した条件を選択すること
で、記録が成功する確率が増える。また、いずれの同期
条件でも記録が開始できない場所があった場合、その場
所を未記録のままにしてでも、後続の領域に最新の管理
情報をディスク上に記録することができる。
【0128】記録管理領域(RMA)の場合について説
明したが、ユーザデータが記録された領域以外の領域
に、ユーザデータ以外の所定のデータを記録する(例え
ば、RZoneのクローズの為にユーザデータが記録さ
れた領域に隣接する領域に0埋めデータを記録する、リ
ードアウト領域やリードイン領域のような同じデータを
繰返して記録する、等)場合にも、データ同期とプリピ
ット同期とを動的に選択するという本発明の原理を適用
することができる。
【0129】(実施の形態2)以下、図面を用いて、本
発明の実施の形態2の追記型の情報記憶媒体の記録方
法、記録装置、および追記型の情報記憶媒体を説明す
る。
【0130】実施の形態2の光ディスク装置の構成は、
図8を参照して説明した光ディスク装置2の構成と同一
である。また、記録再生回路の構成も、図9を参照して
説明した記録再生回路5の構成と同一である。
【0131】図14は、本発明の実施の形態2の光ディ
スク装置におけるRMA更新処理の手順を示す。実施の
形態2では、RMAの更新のリトライを行う場合に、複
数のRMDに同一の内容が一気に(連続したブロック
に)記録される。図14において、図10に示されるス
テップと同一のステップには同一の参照番号を付し、重
複する説明を省略する。
【0132】ステップ1501:ステップ1107にお
いて行おうとしているRMDの記録が、リトライである
か否かが判定される。「RMDの記録がリトライであ
る」とは、その同一の内容のRMDをRMA領域のいず
れかの位置に記録するための記録動作が既に試みられた
後であることをいう。ステップ1501の判定の結果が
「Yes」である場合には、処理はステップ1503に
進む。ステップ1501の判定の結果が「No」である
場合には、処理はステップ1502に進む。
【0133】ステップ1502:RMD繰り返し数が
「1」にセットされる。
【0134】ステップ1503:RMD繰り返し数が
「3」にセットされる。
【0135】ステップ1502またはステップ1503
においてセットされたRMD繰り返し数は、ステップ1
107において使用される。ステップ1107では、R
MD繰り返し数だけの連続したブロックに、同一のRM
D(管理情報)が記録される。
【0136】図15は、図14のフローチャートに従っ
たRMAの更新の一例を示す。図15において、太線で
囲まれた矩形は、記録済みのブロックを示す。状態
(a)は、既にRMD#2までは管理情報が正常に記録
されている状態を示す。状態(a)では、RMD#3に
最新の記録状態を示す内容を記録しようとしている。R
MD#3のRMD#3の1ECCブロックに、データ同
期で記録動作が行われる。
【0137】状態(b)は、RMD#3の記録開始に失
敗した場合に、失敗した箇所の続きから記録動作を行う
ことを示す。状態(b)では、RMD#3に記録しよう
とした内容を、RMD#3とRMD#4とRMD#5
に、プリピット同期で記録する。
【0138】このように、記録再生回路5(記録手段)
は、状態(a)における記録動作が正常に終了しなかっ
た場合には、RMAの連続した少なくとも2つのブロッ
クのそれぞれに同一の管理情報を記録するための記録動
作を行う。
【0139】RMD#3とRMD#4とRMD#5との
うち、図14のステップ1111において再生ができる
ことを検証(ベリファイ)しなければならない最低限の
ECCブロックは、RMD#5の1ECCブロックに記
録されたRMD(最後に記録された管理情報)のみであ
る。RMD#4およびRMD#3のECCブロックは、
再生できなくても、リトライ対象としなくても良い。
【0140】状態(c)は、RMD#3がプリピット同
期でも記録できなかった場合の動作を示し、RMD#3
に記録しようとした内容を、RMD#4とRMD#5と
RMD#6にプリピット同期で記録する。この場合、再
生ができることを検証しなければならない最低限のEC
Cブロックは、RMD#6の1ECCブロックである。
【0141】このように、連続した複数のブロックに同
一の管理情報(RMD)を記録した場合に、少なくとも
最後に記録された管理情報のみを再生検証するようにす
る。
【0142】ステップ1111(図12)において、記
録再生回路5は、連続した複数のブロックに記録された
管理情報のうち、最後に記録された管理情報のみを再生
検証する検証手段として機能する。
【0143】図16は、図14のフローチャートに従っ
たRMAの修復(リカバリ)の一例を示す。図16にお
いて、太線で囲まれた領域は、記録済みの領域を示す。
状態(a)は、既にRMD#1までは管理情報が正常に
記録されている状態を示す。状態(a)では、RMD#
2に最新の記録状態を示す内容を記録しようとしてい
る。RMD#2の1ECCブロックに、データ同期で記
録動作が行われる。
【0144】状態(b)は、RMD#2の記録が途中で
失敗(中断)した場合に、失敗した箇所の続きから記録
動作を行うことによってRMAを修復する動作を示す。
状態(b)でRMD#2に記録しようとした内容を、R
MD#2とRMD#3とRMD#4とに、プリピット同
期で記録しようとしている。この場合、再生ができるこ
とを検証(ベリファイ)しなければならない最低限のE
CCブロックは、RMD#4の1ECCブロックであ
る。RMD#3の1ECCブロックは、再生できなくて
も、リトライ対象としなくても良い。
【0145】状態(c)は、リトライにより修復された
RMAの状態を示す。
【0146】結果的に、上記の記録方法で記録された追
記型の情報記憶媒体は、RMAに含まれる複数のブロッ
クのうち、連続した少なくとも2つのブロックに、同一
の管理情報が記録されている(図16の状態(c)に示
されるRMD#3とRMD#4)。この連続したブロッ
クへの記録動作は、記録動作を中断することなく行われ
ることが好ましい。なぜなら、記録動作を中断すること
なく連続した少なくとも2つのブロックへの記録動作を
行うことにより、ブロックの境界部分においてデータの
リンキングに伴う接続点が生じないからである。
【0147】図16を参照して説明したRMAの修復方
法によれば、RMDとしての内容を持つべき領域(ブロ
ック)には、必ずRMDの内容が記録される。これは、
記録が中断した位置の後方に特定のデータ(例えば、
「0」)を埋めることに比較して、再生装置による読み
誤りがないという利点が得られる。記録が中断した位置
の後方に「0」を埋めるような修復方法によれば、規格
通りに作られた再生装置が、その「0」をRMDと解釈
してしまうおそれがある。
【0148】また、記録動作を中断することなく連続し
た複数のブロックへの記録動作を行った場合には、最後
に記録されたRMD(図中のRMD#4に記録されるR
MD)は、リンキングせずに記録される。このため、R
MDの最初のフレームのビットずれが発生することがな
く、エラー訂正能力がそのようなビットずれによって浪
費されることがない。これにより、光ディスク3に記録
されたデータ(RMD)の信頼性を高めることができ
る。
【0149】(実施の形態3)以下、図面を用いて、本
発明の実施の形態3の追記型の情報記憶媒体の再生方
法、および再生装置を説明する。
【0150】実施の形態2の光ディスク装置の構成は、
図8を参照して説明した光ディスク装置2の構成と同一
である。
【0151】図17は、図8で示した記録再生回路5に
おける、光ディスク3のセクタが未記録か記録済みかの
判定に用いられる機能を説明するブロック図である。図
17において、図9に示される構成要素と同一の構成要
素には同一の参照番号を付し、重複した説明を省略す
る。図17において、図9に示される構成要素と異なる
構成要素は、ハッチングで示されている。
【0152】RF信号1003はエンベロープ検波部1
821に入力される。エンベロープ検波部1821は入
力された信号の振幅変化であるエンベロープ1801を
出力する。レベル比較器1822は、エンベロープ18
01をウォブルクロック1004の周期でサンプリング
して、エンベロープ1801が所定値を超える場合にエ
ンベロープ検出1802を出力する。
【0153】エンベロープカウンタ1823は、エンベ
ロープ検出信号1802に応答してカウンタ値を1増加
し、プリピット同期検出信号1005に応答してカウン
タ値を0にする。エンベロープカウンタ1823のカウ
ンタ値は、エンベロープカウンタ値1803として出力
される。
【0154】同期マークカウンタ1824は、データ同
期検出信号1008に応答してカウンタ値を1増加し、
プリピット同期検出信号1005に応答してカウンタ値
を0にセットする。同期マークカウンタ1824のカウ
ンタ値は、同期マークカウンタ値1804として出力さ
れる。
【0155】マイコン4(図8)は、エンベロープカウ
ンタ値1803と同期マークカウンタ値1804の何れ
か、もしくは両方を用いることにより、プリピット同期
の周期(即ちセクタ周期)で、光ディスク3が記録済み
か未記録を判断することができる。
【0156】実施の形態3の再生装置は、実施の形態1
および実施の形態2の記録装置において、RMAの途中
に未記録の箇所を含んでいる場合でも、最後に記録され
た箇所(図13の状態(c)〜(e)参照)を適切に探
索するために用いられる。このような探索は、図10
(実施の形態1)および図14(実施の形態2)のステ
ップ1101において行われる。
【0157】実施の形態3において説明する方法は、記
録の終端を含む領域を絞り込む処理(粗探索処理)と、
絞り込んだ領域の中から記録の終端をセクタ単位に検出
する処理(密探索処理)との2段階を包含する。
【0158】実施の形態1および実施の形態2において
説明したように、本発明の光ディスク装置2では、記録
済みのブロックと記録済みのブロックとの間に未記録の
ブロックが介在する場合がある。従って、最新のRMD
を再生する際には、そのような場合を考慮して記録終端
を探索しなければならない。記録済みのブロックと記録
済みのブロックとの間に未記録のブロックが連続する数
は、ステップ1118(図10および図14)において
使用される上限値よりも大きくなることはない。この上
限値以下の連続する未記録のブロックは、記録終端の探
索処理において、「無視」すべきである。
【0159】図18は、記録の終端を含む領域を絞り込
む粗探索処理の手順を示すフローチャートである。
【0160】ステップ1901:サーチ範囲(記録の終
端を探索する範囲)をユニット単位に分割(グルーピン
グ)する。ここで、ユニットは、所定の数のセクタを含
む。ユニットを構成するセクタ数は、無視したい未記録
のブロックの数に1を加えたブロックの数に対応するセ
クタ数にする。
【0161】ステップ1902:サーチ先頭ユニット番
号とサーチ終端ユニット番号とをそれぞれサーチ範囲の
先頭とサーチ範囲の終端のユニット番号に初期化する。
これは、サーチ範囲がRMAの全体であることを意味す
る。
【0162】ステップ1903:サーチ先頭ユニット番
号とサーチ終端ユニット番号が等しいか否かが判定され
る。ステップ1903における判定の結果が「Yes」
である場合には、処理は終了し、ステップ1903にお
ける判定の結果が「No」である場合には、処理はステ
ップ1904に進む。
【0163】ステップ1904:未記録検査ユニット番
号が、サーチ先頭ユニット番号とサーチ終端ユニット番
号を足して2で割った値にセットされる。未記録検査ユ
ニット番号とは、未記録か記録済みかを検査するユニッ
ト番号を示す。この演算において、小数点以下は切り捨
てて、整数にする。
【0164】ステップ1905:未記録検査ユニットを
検査する。ステップ1905では、図17で示した回路
を用いて、未記録検査ユニットを構成する全セクタにつ
いて、記録済みであるか否かの検査が行われる。
【0165】ステップ1906:検査したユニットを構
成する全てのセクタが未記録であるか否かが判定され
る。ステップ1906における判定の結果が「Yes」
である場合には、処理はステップ1908に進む。ステ
ップ1906における判定の結果が「No」である場合
には、処理はステップ1907に進む。
【0166】ステップ1907:サーチ先頭ユニット番
号を未記録検査ユニット番号に1を加えた値に設定す
る。
【0167】ステップ1908:サーチ終端ユニット番
号を未記録検査ユニット番号に設定する。
【0168】図18に示される処理は、マイコン4(図
8)によって実行される。マイコン4は、図18に示さ
れる処理を実行することによって、RMAのうち、最後
に管理情報が記録されたブロックを特定する特定手段と
して機能する。この特定手段は、所定の数以上の連続し
た未記録のセクタが続く記録済みのブロックを、最後に
管理情報が記録されたブロックとして特定する。
【0169】このようにして特定されたブロックに記録
されている管理情報は、記録再生回路(再生手段)によ
って再生される。
【0170】図18に示されるステップ1903〜ステ
ップ1908の処理は、全体として、ユニットに含まれ
るすべてのセクタが未記録であるユニットと、ユニット
に含まれる少なくとも1つのセクタが記録済みであるユ
ニットとの境界を二分木探索によって求めるステップに
相当する。
【0171】図19は、絞り込んだ領域の中から記録の
終端をセクタ単位に検出する密探索処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【0172】ステップ2001:サーチ範囲を粗探索で
求めた先頭ユニットとその直前のユニットのセクタにセ
ットする。
【0173】ステップ2002:図17で示した回路を
用いて、サーチ範囲の全てのセクタについて、記録済み
であるか否かの検査を行う。
【0174】ステップ2003:各セクタの検査結果か
ら、記録済みのセクタであって、その後方にユニットを
構成するセクタの数以上の連続した未記録領域を持つセ
クタ(ユニットを構成するセクタの数以上の連続した未
記録のセクタが続く記録済みのセクタ)を記録終端セク
タとする。
【0175】図19に示される処理は、マイコン4(図
8)によって実行される。このように、マイコン4(特
定手段)は、記録済みのユニットと未記録のユニットと
の境界を挟んで隣接する2つのユニットに含まれるすべ
てのセクタについて、記録済みであるか否かを判定す
る。
【0176】図20は、記録管理領域(RMA)に対し
て、図18と図19のフローチャートによる探索を行う
動作を説明する図である。図20に示される状態では、
記録管理領域は、RMD#12まで更新されているが、
RMD#8とRMD#9が未記録のままスキップされて
いる。ユニットを構成するセクタ数もしくはブロック数
は、RMDスキップの上限値に等しい。また、ユニット
番号は0から始まるものとする。
【0177】先頭ユニット番号を0、終端ユニット番号
を終端ユニットを指す233に初期化して1回目の探索
を行う(図20(a))。探索を繰り返す毎に終端ユニ
ット番号は変化する。終端ユニット番号は、2回目の探
索の前に116(=233/2)であり、3回目の探索
の前に58であり、4回目の探索の前に29であり、5
回目の探索の前に14であり、6回目の探索の前に7で
ある(図20(b))。6回目の探索のときに、検査さ
れるユニット(ユニット番号3)の一部のセクタが記録
済みである。従って、7回目の探索の前に、先頭ユニッ
ト番号が4であり、終端ユニット番号が7である(図2
0(c))。7回目の探索のときに、検査されるユニッ
ト番号が5であり、検査されるユニット(ユニット番号
5)の全てのセクタが未記録である。従って、8回目の
探索の前に、先頭ユニット番号が4であり、終端ユニッ
ト番号が5である(図20(d))。8回目の探索のと
きに、検査されるユニット番号が4であり、検査される
ユニット(ユニット番号4)の一部のセクタが記録済み
である。従って、9回目の探索の前に、先頭ユニット番
号と終端ユニット番号が共に5となり、粗探索が終了す
る(図20(e))。
【0178】次に密探索の範囲は、先頭ユニット(ユニ
ット番号5)とその直前のユニット(ユニット番号4)
を構成するセクタとなる。記録済みのセクタであって、
その後方にユニットを構成するセクタの数以上の連続し
た未記録領域を持つセクタは、RMD#12の最終セク
タであると求まる。
【0179】図21は、より新しいRMDを読み込む処
理の手順を示すフローチャートである。図21に示され
るフローチャートは、上述したRMAの記録終端が求ま
った後に実行される。
【0180】ステップ2201:再生の対象とするブロ
ックを、記録済みの最終の(最も後方に位置する)EC
Cブロックとする。
【0181】ステップ2202:ステップ2201で指
定されたブロックを再生する。
【0182】ステップ2201およびステップ2202
において、記録再生回路5は、RMAの複数のブロック
のうち、最も後方に位置するブロックに記録された管理
情報を再生する再生手段として機能する。
【0183】ステップ2203:データの再生に成功し
たか否かが判定される。ステップ2203の判定の結果
が「Yes」である場合には、処理はステップ2204
に進む。ステップ2203の判定の結果が「No」であ
る場合には、処理はステップ2205に進む。
【0184】ステップ2203の判定は、マイコン4
(図8)によって行われる。ステップ2203におい
て、マイコン4は、再生処理が正常に終了したか否かを
判定する判定手段として機能する。
【0185】ステップ2204:再生されたデータがR
MDであるか否かが判定される。この判定は、例えば、
RMDを示す識別子が再生データにあるかないかを判断
することによって行われる。例えば、0埋めデータであ
れば、RMDの内容ではないと判断される。ステップ2
204の判定の結果が「Yes」である場合には、処理
は終了する(正常終了)。ステップ2204の判定の結
果が「No」である場合には、処理はステップ2205
に進む。
【0186】ステップ2205:現在処理中のブロック
より内周にRMDのECCブロックがあるか否かが判定
される。ステップ2205の判定の結果が「Yes」で
ある場合には、処理はステップ2206に進む。ステッ
プ2205の判定の結果が「No」である場合には、処
理は終了(異常終了)する(RMDの再生に失敗)。
【0187】ステップ2206:再生の対象とするブロ
ックを、1ECCブロック分、内周のECCブロックと
する。
【0188】ステップ2202〜ステップ2206にお
いて、記録再生回路5(再生手段)は、再生動作が正常
に終了するまで、RMAの複数のブロックに含まれる記
録済みのブロックのうち、後方に位置するブロックから
順にブロックに記録された管理情報を再生する再生動作
を行う。
【0189】図22は、図21で示したフローチャート
に従って、RMDの再生を試みる例を示す。図22に
は、RMD#2の記録が途中で中断した場合に、RMA
の修復を0埋めデータによって行った例(a)と、RM
D#2の記録が途中で中断した場合に、RMAの修復を
実施の形態2の図16を参照して説明した方法によって
行った例(b)とが示されている。
【0190】図22(a)では、最初の再生(図21の
ステップ2202)はRMD#4に対して行われる。R
MD#4の再生に失敗した場合(ステップ2203の判
定の結果が「No」)、2回目の再生はRMD#3に対
して行われる。
【0191】RMD#3のECCブロックは、修復のた
め0埋めされている。このECCブロックのデータは、
RMDの内容ではないと判定される(ステップ2204
の判定の結果が「No」)ので、3回目の再生はRMD
#2に対して行われる。
【0192】RMD#2は途中で壊れているので、再生
は成功しない(ステップ2203の判定の結果が「N
o」)。従って、4回目の再生がRMD#1に対して行
われる。
【0193】RMD#1の再生に失敗した場合(ステッ
プ2203の判定の結果が「No」)、これ以上に内周
にRMDが無いと判定される(ステップ2205の判定
の結果が「No」)ので、異常終了(RMDの再生に失
敗)する。
【0194】図22(b)では、最初の再生(図21の
ステップ2202)はRMD#4に対して行われる。R
MD#4の再生に失敗した場合(ステップ2203の判
定の結果が「No」)、2回目の再生はRMD#3に対
して行われる。
【0195】RMD#3は、RMD#4と同じ内容を持
つECCブロックである。RMD#3の再生に失敗した
場合(ステップ2203の判定の結果が「No」)、3
回目の再生はRMD#2に対して行われる。
【0196】RMD#2は途中で壊れているので、再生
は成功しない(ステップ2203の判定の結果が「N
o」)。従って、4回目の再生がRMD#1に対して行
われる。
【0197】RMD#1の再生に失敗した場合(ステッ
プ2203の判定の結果が「No」)、これ以上に内周
にRMDが無いと判定される(ステップ2205の判定
の結果が「No」)ので、異常終了(RMDの再生に失
敗)する。
【0198】本発明の実施の形態3によれば、図22
(a)および図22(b)から分かるように、0埋めデ
ータによって修復されたRMAでも本発明の実施の形態
2に従って修復されたRMAでも、可能な限り新しいR
MDを再生することができる。
【0199】図22(a)と図22(b)とを比較する
と、本発明の実施の形態2の修復方法に従って修復され
たRMAは、0埋めデータによる修復方法に従って修復
されたRMAに比較して、RMD#3から正しいRMD
(最新の管理情報)を再生できることが期待され得る。
従って、本発明の実施の形態2の修復方法に従って修復
されたRMAは、より新しいRMDが再生できる確率が
高いことが分かる。
【0200】以上のように、本発明の実施の形態3によ
れば、記録済み領域と未記録領域の境界探索において、
所定量以上連続した未記録領域を後方に持つ境界を求め
ることができる。例えば、実施の形態1で記録管理領域
(RMA)の記録不能な箇所をスキップして後続の領域
に最新の管理情報を記録したディスクであっても、最新
の管理情報の記録場所を見つけ出す事ができる。
【0201】(実施の形態4)以下、図面を用いて、本
発明の実施の形態4の追記型の情報記憶媒体の再生方
法、および再生装置を説明する。
【0202】実施の形態4の光ディスク装置の構成は、
図8を参照して説明した光ディスク装置2の構成と同一
である。
【0203】図23は、追記型の情報記憶媒体に記録さ
れる第2の管理情報を説明する図である。エクストラ・
ボーダー・ゾーンおよびボーダーイン領域には、第2の
管理情報が記録される。第2の管理情報として、更新物
理フォーマット情報(Updated Physica
l Format Information)が例示さ
れ得る。
【0204】エクストラ・ボーダー・ゾーンもしくはボ
ーダーイン領域と、ボーダーアウト領域とに挟まれたボ
ーダード領域(Bordered area)が記録済
みになった後に、この更新物理フォーマット情報が記録
される。この更新物理フォーマット情報には、そのボー
ダード領域に記録された最終ユーザデータの位置と、現
ボーダーのボーダーアウト領域の位置と、次ボーダーの
ボーダーイン領域の予定位置とが記載される。図4に示
されるように、複数のボーダーイン領域は、データ領域
に分散する領域である。「分散する」とは、複数の領域
が互いに隣接しない形態で存在していることをいう。
【0205】ボーダード領域には、ユーザデータが記録
される。更新物理フォーマット情報は、ボーダード領域
の両側を両側から挟んで完結させる緩衝領域(ボーダー
ゾーン)に記録される。従って、更新物理フォーマット
情報は、ユーザデータに関連して光ディスク3に記録さ
れる、光ディスク3の記録状態を表す情報であるという
ことができる。
【0206】RMAを再生する機能を持たない再生装置
であっても、エクストラ・ボーダー・ゾーンを出発点と
して、この更新物理フォーマット情報をより外側のボー
ダーイン領域に向けて読み辿ることにより、ユーザデー
タの範囲を認識することができる。
【0207】RMAを再生する機能を持つ再生装置であ
れば、最新のRMDが再生できている限り、この更新物
理フォーマット情報を読む必要はない。なぜならば、更
新物理フォーマット情報に記載されている内容は、最新
のRMDの内容から求める事ができるからである。しか
しながら、最新のRMDが常に再生できるとは限らな
い。最新のRMDが何らかの原因(例えば、光ディスク
の表面の汚れ等)により再生できない場合に、更新物理
フォーマット情報は有用である。
【0208】図24は、管理情報の再生状態に応じた第
2の管理情報の再生処理の手順を示すフローチャートで
ある。ここで、管理情報(第1の管理情報)とはRMD
を示し、第2の管理情報とは更新物理フォーマット情報
を示す。RMDと更新物理フォーマット情報とは、いず
れも、光ディスク(情報記録媒体)の記録状態を表す情
報であるということができる。
【0209】図24において、更新物理フォーマット情
報をUpPhyFmtInfoと略して記載している。
【0210】ステップ2501:何らかのRMDが取得
済みであるか否かが判定される。ステップ2501の判
定の結果が「Yes」である場合には、処理はステップ
2503に進む。ステップ2501の判定の結果が「N
o」である場合には、処理はステップ2502に進む。
【0211】RMD(第1の管理情報)の取得(再生)
は、図5に示される記録再生回路(再生手段)によって
行われる。
【0212】ステップ2502:エクストラ・ボーダー
・ゾーンの更新物理フォーマット情報が再生対象に設定
される。
【0213】ステップ2503:そのRMDに記載され
たクローズ済みのボーダーの中で最も外側にあるボーダ
ーイン領域の更新物理フォーマット情報がターゲットに
設定される。
【0214】ステップ2503において、再生されたR
MDに基づいて、複数の領域(データエリアに含まれ
る、クローズ済みボーダーのボーダーイン領域)のう
ち、どの領域から更新物理フォーマット情報を読み出す
かが特定される。したがって、ステップ2502および
ステップ2503において、マイコン4は、複数の領域
の1つを特定する特定手段として機能する。
【0215】ステップ2504:再生対象の更新物理フ
ォーマット情報が再生される。
【0216】ステップ2505:再生に成功したか否か
が判定される。ステップ2505の判定の結果が「Ye
s」である場合には、処理はステップ2507に進む。
ステップ2505の判定の結果が「No」である場合に
は、処理はステップ2506に進む。
【0217】ステップ2506:少なくとも1度、更新
物理フォーマット情報の再生に成功したか否かが判定さ
れる。ステップ2506の判定の結果が「Yes」であ
る場合には、処理は終了(正常終了)する。ステップ2
506の判定の結果が「No」である場合には、処理は
終了(異常終了)する。
【0218】ステップ2507:再生に成功した更新物
理フォーマット情報に、次ボーダーのボーダーイン領域
の位置が記載されているか否かが判定される。ステップ
2507の判定の結果が「Yes」である場合には、処
理はステップ2508に進む。ステップ2507の判定
の結果が「No」である場合には、処理は終了(正常終
了)する。
【0219】ステップ2508:最新のRMDを取得済
みであるか否か(最新のRMDの再生に成功したか否
か)が判定される。ステップ2508の判定の結果が
「Yes」である場合には、この更新物理フォーマット
は最外のボーダーイン領域から読み出したものであるの
で、処理は終了(正常終了)する。ステップ2508の
判定の結果が「No」である場合には、処理はステップ
2509に進む。
【0220】ステップ2509:次のボーダーのボーダ
ーイン領域の更新物理フォーマットが再生対象として設
定される。次のボーダーの位置は、更新物理フォーマッ
ト情報に記載されている。
【0221】図24に示される処理の順序が適宜変更さ
れ得ることは言うまでもない。例えば、ステップ250
8における判定が、ステップ2501における判定の前
に行われてもよい。
【0222】図25は、図24のフローチャートに従っ
た、更新物理フォーマット領域の再生順序を示す図であ
る。図25に示される例では、光ディスクの3つのボー
ダーがクローズされている。図25には、図24に示さ
れるステップに対応するステップが、同一の参照番号を
付して示されている。
【0223】部分2601は、最初にアクセスする更新
物理フォーマット情報の位置の選定の手順を示す。最新
のRMDが再生できていれば(ステップ2508の判定
の結果が「Yes」)、そのRMDの内容から最新の更
新物理フォーマット情報が、3番目のボーダーのボーダ
ーイン領域にあることが分かる。
【0224】最新のRMDが再生できなくても(ステッ
プ2508の判定の結果が「No」)、古いRMDが再
生できる場合には(ステップ2501の判定の結果が
「Yes」)、そのRMDに記載のボーダー(この例で
は、2番目のボーダー)のボーダーイン領域にある更新
物理フォーマット情報がアクセスされる(再生され
る)。
【0225】部分2602は、更新物理フォーマット情
報を、内周のボーダーから外周のボーダーへ(すなわ
ち、前方のボーダーから後方のボーダーへ)辿っていく
処理を示す。
【0226】古いRMDが再生できて、そのRMDに2
番目のボーダーまではクローズ済みと記載していれば、
2番目のボーダーの更新物理フォーマット情報を再生し
て、次に3番目のボーダーの更新物理フォーマット情報
を再生し、4番目のボーダーの更新物理フォーマット情
報の再生を試みる。4番目のボーダーは未だクローズし
ていないので、3番目のボーダーの更新物理フォーマッ
ト情報が最新のものとして認識される。その結果、再生
装置は、3番目のボーダーのユーザデータを全て再生す
ることが可能になる。このように、記録再生回路5(図
8)は、取得されたRMDに記載された領域(ボーダー
イン領域)から順に、前記データ領域の後方に向かっ
て、複数のボーダーイン領域に記録された更新物理フォ
ーマット情報(第2の管理情報)を再生する。
【0227】以上のように、本発明の実施の形態4によ
れば、再生できたRMDに応じて、最初から(エクスト
ラ・ボーダー・ゾーンの更新物理フォーマット情報から
開始して)更新物理フォーマット情報を辿るよりも少な
い回数で最新の更新物理フォーマット情報を取得するこ
とができる。従って、より迅速に、最新の更新物理フォ
ーマット情報を取得することができる。また、最新のR
MDを取得できなかった場合でも、クローズ済みの全て
のボーダーにあるユーザデータを再生できる。
【0228】実施の形態4において、第2の管理情報の
例として、更新物理フォーマット情報を挙げた。しか
し、第2の管理情報は、これに限定されない。第2の管
理情報として、光ディスク3(追記型の情報記憶媒体)
のデータ領域内の分散した領域に記録される任意の管理
情報が使用され得る。例えば、DVD−Rディスクの場
合、第2の管理情報は、各ボーダーアウト領域に記録さ
れる、RMDの複製物であってもよい。
【0229】
【発明の効果】本発明の記録方法によれば、第1の同期
信号に基づいて情報記録媒体の所定の位置に管理情報を
記録するための記録動作が行われる。この記録動作が正
常に終了しなかった場合には、第2の同期信号に基づい
てその所定の位置にその管理情報を記録するための記録
動作が行われる。これにより、記録が成功する確率が増
え、記録された管理情報を表すデータの信頼性が高くな
る。
【0230】本発明の記録方法によれば、第1の同期信
号に基づいて情報記録媒体の所定の位置に管理情報を記
録するための記録動作が行われる。この記録動作が正常
に終了しなかった場合には、その所定の位置とは異なる
位置に管理情報を記録するための記録動作が行われる。
これにより、記録が成功する確率が増え、記録された管
理情報を表すデータの信頼性が高くなる。
【0231】本発明の記録方法によれば、情報記録媒体
の所定のブロックへの記録動作が行われる。この記録動
作が正常に終了しなかった場合には、複数のブロックの
うちの連続した少なくとも2つのブロックのそれぞれに
同一の管理情報を記録するための記録動作が行われる。
これにより、管理情報を表すデータの信頼性が高くな
る。
【0232】本発明の再生方法によれば、所定の個数以
上の連続した未記録のセクタが続く記録済みのブロック
が、最後に管理情報が記録されたブロックとして特定さ
れる。これにより、RMAが途中に未記録のブロックを
含む場合であっても、最後に管理情報が記録されたブロ
ックを正しく特定することができる。
【0233】本発明の再生方法によれば、再生動作が正
常に終了するまで、複数のブロックに含まれる記録済み
のブロックのうち、後方に位置するブロックから順に前
記ブロックに記録された管理情報を再生する再生動作が
行われる。これにより、可能な限り新しい管理情報を再
生することができる。
【0234】本発明の再生方法によれば、第1の管理情
報の少なくとも1つが再生され、その再生された少なく
とも1つの第1の管理情報に基づいて、複数の領域の1
つが特定される。次いで、その特定された1つの領域か
ら順に、データ領域の後方に向かって複数の領域に記録
された第2の管理情報が再生される。これにより、より
迅速に、最新の管理情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD−Rディスクの記録面を模式的に表す図
【図2】DVD−Rディスクから反射した光のトラッキ
ング誤差信号の波形を示す図
【図3】DVD−Rディスクのカッティング情報と追記
情報との関係を示す図
【図4】DVD−Rディスクにおける情報の追記を模式
的に示す図
【図5】記録済みの領域に新しく記録を付け足すリンキ
ング動作を示す図
【図6】プリピット同期の長所を説明する図
【図7】プリピット同期の短所を説明する図
【図8】本発明の実施の形態1におけるシステム700
の構成図
【図9】光ディスク装置2の記録再生回路5のタイミン
グ発生を説明するブロック図
【図10】本発明の実施の形態1の光ディスク装置2
(図8)におけるRMA更新処理の手順を示すフローチ
ャート
【図11】記録に成功し続けた場合のRMAの更新の例
を示す図
【図12】RMAの先頭付近で記録に失敗した場合のR
MAの更新の例を示す図
【図13】RMAの中ほどで記録に失敗した場合のRM
Aの更新の例を示す図
【図14】本発明の実施の形態2の光ディスク装置にお
けるRMA更新処理の手順を示すフローチャート
【図15】図14のフローチャートに従ったRMAの更
新の一例を示す図
【図16】図14のフローチャートに従ったRMAの修
復(リカバリ)の一例を示す図
【図17】図8で示した記録再生回路5における、光デ
ィスク3のセクタが未記録か記録済みかの判定に用いら
れる機能を説明するブロック図
【図18】記録の終端を含む領域を絞り込む粗探索処理
の手順を示すフローチャート
【図19】絞り込んだ領域の中から記録の終端をセクタ
単位に検出する密探索処理の手順を示すフローチャート
【図20】記録管理領域(RMA)に対して、図18と
図19のフローチャートによる探索を行う動作を説明す
る図
【図21】より新しいRMDを読み込む処理の手順を示
すフローチャート
【図22】図21で示したフローチャートに従って、R
MDの再生を試みる例を示す図
【図23】追記型の情報記憶媒体に記録される第2の管
理情報を説明する図
【図24】管理情報の再生状態に応じた第2の管理情報
の再生処理の手順を示すフローチャート
【図25】図24のフローチャートに従った、更新物理
フォーマット領域の再生順序を示す図
【符号の説明】
1 上位装置 2 光ディスク装置 3 光ディスク 4 マイコン 5 記録再生回路 6 プログラムメモリ 7 DRAM 8 内部バス 1001 ウォブル信号 1002 LPP信号 1003 RF信号 1004 ウォブルクロック 1005 プリピット同期信号 1006 データクロック 1007 2値化RF 1008 データ同期信号 1009、1010 タイミング信号 1011 選択信号 1012 選択タイミング信号 1021 ウォブルPLL 1022 プリピット同期マーク検出部 1023 データPLL 1024 2値化部 1025 データ同期マーク検出部 1026 ウォブルカウンタ 1027 データカウンタ 1028 セレクタ 1801 エンベロープ 1802 エンベロープ検出信号 1803 エンベロープカウンタ値 1804 同期マークカウンタ値 1821 エンベロープ検波部 1822 レベル比較器 1823 エンベロープカウンタ 1824 同期マークカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 552 G11B 20/18 552B 572 572C 572F 574 574H (72)発明者 福島 俊之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB01 BC05 CC06 DE34 DE37 DE53 DE70 EF05 FG19 GK19 5D090 AA01 BB03 CC02 CC05 CC14 DD03 FF33 GG03 GG26

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 追記型の情報記録媒体に前記情報記録媒
    体の記録状態を表す管理情報を記録する記録方法であっ
    て、 前記情報記録媒体には、第1の同期信号を含むデータが
    記録されており、 前記情報記録媒体には、第2の同期信号がカッティング
    によって予め記録されており、 (a)前記第1の同期信号に基づいて前記情報記録媒体
    の所定の位置に前記管理情報を記録するための記録動作
    を行うステップと、 (b)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了したか否かを判定するステップと、 (c)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了しなかった場合には、前記第2の同期信号に基づ
    いて前記情報記録媒体の前記所定の位置に前記管理情報
    を記録するための記録動作を行うステップとを包含す
    る、記録方法。
  2. 【請求項2】 (d)前記ステップ(c)における前記
    記録動作が正常に終了したか否かを判定するステップ
    と、 (e)前記ステップ(c)における前記記録動作が正常
    に終了しなかった場合には、前記第2の同期信号に基づ
    いて前記情報記録媒体の前記所定の位置とは異なる位置
    に前記管理情報を記録するための記録動作を行うステッ
    プとをさらに包含する、請求項1に記載の記録方法。
  3. 【請求項3】 (f)前記ステップ(e)における前記
    記録動作が正常に終了したか否かを判定するステップ
    と、 (g)前記ステップ(e)における前記記録動作が正常
    に終了するか、または前記ステップ(e)における前記
    記録動作の繰り返し回数が所定の回数に達するまで、前
    記情報記録媒体の異なる位置について前記ステップ
    (e)と前記ステップ(f)とを繰り返すステップとを
    さらに包含する、請求項2に記載の記録方法。
  4. 【請求項4】 追記型の情報記録媒体に前記情報記録媒
    体の記録状態を表す管理情報を記録する記録方法であっ
    て、 前記記録方法は、 (a)前記情報記録媒体の所定の位置に前記管理情報を
    記録するための記録動作を行うステップと、 (b)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了したか否かを判定するステップと、 (c)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了しなかった場合には、前記情報記録媒体の前記所
    定の位置とは異なる位置に前記管理情報を記録するため
    の記録動作を行うステップとを包含する、記録方法。
  5. 【請求項5】 前記情報記録媒体の前記所定の位置は、
    未記録のまま残される、請求項2または請求項4のいず
    れかに記載の記録方法。
  6. 【請求項6】 (d)前記ステップ(c)における前記
    記録動作が正常に終了したか否かを判定するステップ
    と、 (e)前記ステップ(c)における前記記録動作が正常
    に終了するか、または前記ステップ(c)における前記
    記録動作の繰り返し回数が所定の回数に達するまで、前
    記情報記録媒体の異なる位置について前記ステップ
    (c)と前記ステップ(d)とを繰り返すステップとを
    さらに包含する、請求項4に記載の記録方法。
  7. 【請求項7】 追記型の情報記録媒体に前記情報記録媒
    体の記録状態を表す管理情報を記録する記録方法であっ
    て、前記情報記録媒体は、管理情報領域を有し、前記管
    理情報領域は、それぞれが前記管理情報を記録するため
    の連続した複数のブロックを含み、 前記記録方法は、 (a)前記複数のブロックのうちの所定の1つに前記管
    理情報を記録するための記録動作を行うステップと、 (b)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了したか否かを判定するステップと、 (c)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了しなかった場合には、前記複数のブロックのうち
    の連続した少なくとも2つのブロックのそれぞれに同一
    の管理情報を記録するための記録動作を行うステップと
    を包含する、記録方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(c)は、記録動作を中断
    することなく行われる、請求項7に記載の記録方法。
  9. 【請求項9】 (d)前記連続した少なくとも2つのブ
    ロックに記録された管理情報のうち、最後に記録された
    管理情報のみを再生検証するステップをさらに包含す
    る、請求項7に記載の記録方法。
  10. 【請求項10】 追記型の情報記録媒体に記録された、
    前記情報記録媒体の記録状態を表す管理情報を再生する
    再生方法であって、前記情報記録媒体は、管理情報領域
    を有し、前記管理情報領域は、それぞれが前記管理情報
    を記録するための連続した複数のブロックを含み、前記
    複数のブロックのそれぞれは、所定の数のセクタを含
    み、 前記再生方法は、 (a)前記複数のブロックのうち、最後に管理情報が記
    録されたブロックを特定するステップと、 (b)前記特定されたブロックに記録されている管理情
    報を再生するステップとを包含し、 前記ステップ(a)は、 (a1)前記複数のブロックのうち、所定の個数以上の
    連続した未記録のセクタが続く記録済みのブロックを特
    定するステップを包含する、再生方法。
  11. 【請求項11】 前記ステップ(a1)は、 (a11)前記管理情報領域をそれぞれが前記所定の個
    数のブロックを含む複数のユニットに分割するステップ
    と、 (a12)ユニットに含まれるすべてのセクタが未記録
    であるユニットと、ユニットに含まれる少なくとも1つ
    のセクタが記録済みであるユニットとの境界を二分木探
    索によって求めるステップと、 (a13)前記境界を挟んで隣接する2つのユニットに
    含まれるすべてのセクタについて、記録済みであるか否
    かを判定することにより、未記録であるセクタと記録済
    みであるセクタとの境界を求めるステップとを包含す
    る、請求項10に記載の再生方法。
  12. 【請求項12】 追記型の情報記録媒体に記録された、
    前記情報記録媒体の記録状態を表す管理情報を再生する
    再生方法であって、前記情報記録媒体は、管理情報領域
    を有し、前記管理情報領域は、それぞれが前記管理情報
    を記録するための連続した複数のブロックを含み、 前記再生方法は、 (a)前記複数のブロックに含まれる記録済みのブロッ
    クのうち、最も後方に位置するブロックに記録された管
    理情報を再生する再生動作を行うステップと、 (b)前記ステップ(a)における前記再生動作が正常
    に終了したか否かを判定するステップと、 (c)前記ステップ(a)における前記再生動作が正常
    に終了しなかった場合には、前記再生動作が正常に終了
    するまで、前記複数のブロックに含まれる記録済みのブ
    ロックのうち、後方に位置するブロックから順に前記ブ
    ロックに記録された管理情報を再生する再生動作を行う
    ステップとを包含する、再生方法。
  13. 【請求項13】 追記型の情報記録媒体に記録された、
    前記情報記録媒体の記録状態を表す情報を再生する再生
    方法であって、前記情報記録媒体は、管理情報領域とデ
    ータ領域とを有し、 前記管理情報領域には、前記データ領域へのユーザデー
    タの記録の時点における前記情報記録媒体の記録状態を
    表す第1の管理情報が記録されており、 前記データ領域内に分散する複数の領域には、前記ユー
    ザデータに関連した、前記情報記録媒体の記録状態を表
    す第2の管理情報が記録されており、 前記再生方法は、 (a)前記第1の管理情報を再生するステップと、 (b)前記再生された第1の管理情報に基づいて、前記
    複数の領域の1つを特定するステップと、 (c)前記特定された1つの領域から順に、前記データ
    領域の後方に向かって前記複数の領域に記録された第2
    の管理情報を再生するステップと、 を包含する、再生方法。
  14. 【請求項14】 (d)前記ステップ(a)において再
    生された前記第1の管理情報が、最新の管理情報である
    か否かを判定するステップをさらに包含し、 前記ステップ(c)は、前記判定の結果に依存して実行
    される、請求項13に記載の再生方法。
  15. 【請求項15】 追記型の情報記録媒体に前記情報記録
    媒体の記録状態を表す管理情報を記録する記録装置であ
    って、 前記情報記録媒体には、第1の同期信号を含むデータが
    記録されており、 前記情報記録媒体には、第2の同期信号がカッティング
    によって予め記録されており、 前記第1の同期信号に基づいて前記情報記録媒体の所定
    の位置に前記管理情報を記録するための記録動作を行う
    記録手段と、 前記記録動作が正常に終了したか否かを判定する判定手
    段とを備え、前記記録手段は、前記記録動作が正常に終
    了しなかった場合には、前記第2の同期信号に基づいて
    前記情報記録媒体の前記所定の位置に前記管理情報を記
    録するための記録動作をさらに行う、記録装置。
  16. 【請求項16】 前記判定手段は、前記第2の同期信号
    に基づいた前記記録動作が正常に終了したか否かをさら
    に判定し、 前記記録手段は、前記第2の同期信号に基づいた前記記
    録動作が正常に終了しなかった場合には、前記第2の同
    期信号に基づいて前記情報記録媒体の前記所定の位置と
    は異なる位置に前記管理情報を記録するための記録動作
    をさらに行う、請求項15に記載の記録装置。
  17. 【請求項17】 前記判定手段は、前記所定の位置とは
    異なる位置への前記記録動作が正常に終了したか否かを
    さらに判定し、 前記記録手段は、前記所定の位置とは異なる位置への前
    記記録動作が正常に終了したと判定されるか、または前
    記所定の位置とは異なる位置への前記記録動作の繰り返
    し回数が所定の回数に達するまで、前記情報記録媒体の
    異なる位置について、前記記録動作を繰り返す、請求項
    16に記載の記録装置。
  18. 【請求項18】 追記型の情報記録媒体に前記情報記録
    媒体の記録状態を表す管理情報を記録する記録装置であ
    って、 前記記録装置は、 前記情報記録媒体の所定の位置に前記管理情報を記録す
    るための記録動作を行う記録手段と、 前記記録動作が正常に終了したか否かを判定する判定手
    段とを備え、 前記記録手段は、前記記録動作が正常に終了しなかった
    場合には、前記情報記録媒体の前記所定の位置とは異な
    る位置に前記管理情報を記録するための記録動作をさら
    に行う、記録装置。
  19. 【請求項19】 前記記録手段は、前記情報記録媒体の
    前記所定の位置を未記録のまま残す、請求項16または
    請求項18のいずれかに記載の記録装置。
  20. 【請求項20】 前記判定手段は、前記所定の位置とは
    異なる位置への前記記録動作が正常に終了したか否かを
    さらに判定し、 前記記録手段は、前記所定の位置とは異なる位置への前
    記記録動作が正常に終了したと判定されるか、または前
    記所定の位置とは異なる位置への前記記録動作の繰り返
    し回数が所定の回数に達するまで、前記情報記録媒体の
    異なる位置について、記録動作を繰り返す、請求項17
    に記載の記録装置。
  21. 【請求項21】 追記型の情報記録媒体に前記情報記録
    媒体の記録状態を表す管理情報を記録する記録装置であ
    って、前記情報記録媒体は、管理情報領域を有し、前記
    管理情報領域は、それぞれが前記管理情報を記録するた
    めの連続した複数のブロックを含み、 前記記録装置は、 前記複数のブロックのうちの所定の1つに前記管理情報
    を記録するための記録動作を行う記録手段と、 前記記録動作が正常に終了したか否かを判定する判定手
    段とを備え、 前記記録手段は、前記記録動作が正常に終了しなかった
    場合には、前記複数のブロックのうちの連続した少なく
    とも2つのブロックのそれぞれに同一の管理情報を記録
    するための記録動作をさらに行う、記録装置。
  22. 【請求項22】 前記複数のブロックのうちの連続した
    少なくとも2つのブロックへの記録動作は、記録動作を
    中断することなく行われる、請求項21に記載の記録装
    置。
  23. 【請求項23】 前記連続した少なくとも2つのブロッ
    クに記録された管理情報のうち、最後に記録された管理
    情報のみを再生検証する検証手段をさらに備えた、請求
    項21に記載の記録装置。
  24. 【請求項24】 追記型の情報記録媒体に記録された、
    前記情報記録媒体の記録状態を表す管理情報を再生する
    再生装置であって、前記情報記録媒体は、管理情報領域
    を有し、前記管理情報領域は、それぞれが前記管理情報
    を記録するための連続した複数のブロックを含み、前記
    複数のブロックのそれぞれは、所定の数のセクタを含
    み、 前記再生装置は、 前記複数のブロックのうち、最後に管理情報が記録され
    たブロックを特定する特定手段と、 前記特定されたブロックに記録されている管理情報を再
    生する再生手段とを備え、 前記特定手段は、 前記複数のブロックのうち、所定の数以上の連続した未
    記録のセクタが続く記録済みのブロックを特定する、再
    生装置。
  25. 【請求項25】 前記特定手段は、 前記管理情報領域をそれぞれが前記所定の個数のブロッ
    クを含む複数のユニットに分割し、 ユニットに含まれるすべてのセクタが未記録であるユニ
    ットと、ユニットに含まれる少なくとも1つのセクタが
    記録済みであるユニットとの境界を二分木探索によって
    求め、 前記境界を挟んで隣接する2つのユニットに含まれるす
    べてのセクタについて、記録済みであるか否かを判定す
    ることにより、未記録であるセクタと記録済みであるセ
    クタとの境界を求める、請求項24に記載の再生装置。
  26. 【請求項26】 追記型の情報記録媒体に記録された、
    前記情報記録媒体の記録状態を表す管理情報を再生する
    再生装置であって、前記情報記録媒体は、管理情報領域
    を有し、前記管理情報領域は、それぞれが前記管理情報
    を記録するための連続した複数のブロックを含み、 前記再生装置は、 前記複数のブロックに含まれる記録済みのブロックのう
    ち、最も後方に位置するブロックに記録された管理情報
    を再生する再生動作を行う再生手段と、 前記再生動作が正常に終了したか否かを判定する判定手
    段とを備え、 前記再生手段は、前記再生動作が正常に終了しなかった
    場合には、前記再生動作が正常に終了するまで、前記複
    数のブロックに含まれる記録済みのブロックのうち、後
    方に位置するブロックから順に前記ブロックに記録され
    た管理情報を再生する再生動作をさらに行う、再生装
    置。
  27. 【請求項27】 追記型の情報記録媒体に記録された、
    前記情報記録媒体の記録状態を表す情報を再生する再生
    装置であって、前記情報記録媒体は、管理情報領域とデ
    ータ領域とを有し、 前記管理情報領域には、前記データ領域へのユーザデー
    タの記録の時点における前記情報記録媒体の記録状態を
    表す第1の管理情報が記録されており、 前記データ領域内に分散する複数の領域には、前記ユー
    ザデータに関連した、前記情報記録媒体の記録状態を表
    す第2の管理情報が記録されており、 前記再生装置は、 前記第1の管理情報を再生する再生手段と、 前記再生された第1の管理情報に基づいて、前記複数の
    領域の1つを特定する特定手段とを備え、 前記再生手段は、前記特定された1つの領域から順に、
    前記データ領域の後方に向かって前記複数の領域に記録
    された第2の管理情報をさらに再生する、再生装置。
  28. 【請求項28】 前記再生装置は、前記少なくも1つの
    第1の管理情報が、最新の管理情報であるか否かを判定
    する判定手段をさらに備え、 前記再生手段は、前記判定手段の判定結果に依存して、
    前記第2の管理情報の再生を実行する、請求項27に記
    載の再生装置。
  29. 【請求項29】 管理情報領域を備えた追記型の情報記
    録媒体であって、 前記管理情報領域は、それぞれが前記管理情報を記録す
    るための連続した複数のブロックを含み、前記複数のブ
    ロックのうち、少なくとも1つのブロックには、前方に
    隣接するブロックに記録されたデータを基準にして位置
    決めされたデータが記録されている、情報記録媒体。
  30. 【請求項30】 管理情報領域を備えた追記型の情報記
    録媒体であって、 前記管理情報領域は、それぞれが前記管理情報を記録す
    るための連続した複数のブロックを含み、前記複数のブ
    ロックのうち、未記録のブロックに続く少なくとも1つ
    のブロックは記録済みである、情報記録媒体。
  31. 【請求項31】 管理情報領域を備えた追記型の情報記
    録媒体であって、 前記管理情報領域は、それぞれが前記管理情報を記録す
    るための連続した複数のブロックを含み、前記複数のブ
    ロックのうち、連続した少なくとも2つのブロックに、
    同一の管理情報が記録されている、情報記録媒体。
  32. 【請求項32】 追記型の情報記録媒体にユーザデータ
    以外の所定のデータを記録する記録方法であって、 前記情報記録媒体には、第1の同期信号を含むデータが
    記録されており、 前記情報記録媒体には、第2の同期信号がカッティング
    によって予め記録されており、 (a)前記第1の同期信号に基づいて前記情報記録媒体
    の所定の位置に前記所定のデータを記録するための記録
    動作を行うステップと、 (b)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了したか否かを判定するステップと、 (c)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了しなかった場合には、前記第2の同期信号に基づ
    いて前記情報記録媒体の前記所定の位置に前記所定のデ
    ータを記録するための記録動作を行うステップとを包含
    する、記録方法。
  33. 【請求項33】 追記型の情報記録媒体にユーザデータ
    以外の所定のデータを記録する記録装置であって、 前記情報記録媒体には、第1の同期信号を含むデータが
    記録されており、 前記情報記録媒体には、第2の同期信号がカッティング
    によって予め記録されており、 前記第1の同期信号に基づいて前記情報記録媒体の所定
    の位置に前記所定のデータを記録するための記録動作を
    行う記録手段と、 前記記録動作が正常に終了したか否かを判定する判定手
    段とを備え、前記記録手段は、前記記録動作が正常に終
    了しなかった場合には、前記第2の同期信号に基づいて
    前記情報記録媒体の前記所定の位置に前記所定のデータ
    を記録するための記録動作をさらに行う、記録装置。
  34. 【請求項34】 追記型の情報記録媒体に、ユーザデー
    タ以外の所定のデータを記録する記録方法であって、 (a)前記情報記録媒体の所定の位置に前記所定のデー
    タを記録するための記録動作を行うステップと、 (b)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了したか否かを判定するステップと、 (c)前記ステップ(a)における前記記録動作が正常
    に終了しなかった場合には、前記情報記録媒体の前記所
    定の位置とは異なる位置に前記所定のデータを記録する
    ための記録動作を行うステップとを包含する、記録方
    法。
  35. 【請求項35】 追記型の情報記録媒体に、ユーザデー
    タ以外の所定のデータを記録する記録装置であって、 前記情報記録媒体の所定の位置に前記所定のデータを記
    録するための記録動作を行う記録手段と、 前記記録動作が正常に終了したか否かを判定する判定手
    段とを備え、前記記録手段は、前記記録動作が正常に終
    了しなかった場合には、前記情報記録媒体の前記所定の
    位置とは異なる位置に前記所定のデータを記録するため
    の記録動作をさらに行う、記録装置。
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