JP2006190378A - 情報記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】追記型記録媒体に対して情報の記録中にエラーが発生しても、記録の連続性が途切れずに追記が可能になるようにする。
【解決手段】ホストコンピュータからサーティファイコマンドを受信したとき、挿入されたDVD+Rディスクの欠陥検出を開始し(S1)、予め設定されているサーティファイ終了アドレスに到達したか否かを判定する(S2)。終了アドレスでなかった場合には、引き続きサーティファイ動作を続行してサーボエラー発生か否かを判断し(S3)、サーボエラー発生でなければS2へ戻り、サーボエラー発生ならばS4へ進む。S2で終了アドレスであった場合は、DVD+Rディスク上の第3リザーブドゾーンに当該DVD+Rディスク上で検出されたエラーECCブロック情報を記録し(S5)、この処理を終了する。S3でサーボエラーが発生した場合、そのサーボエラーが発生したECCブロックアドレスをバッファメモリに登録する(S4)。
【選択図】図2

Description

この発明は、CD−Rディスク、CD−RWディスク、DVD−Rディスク、DVD−RWディスク、DVD+Rディスク、DVD+RWディスク、DVD−RAMディスク,DVD−BLUEディスク等の記録媒体に対して情報を記録又は再生する情報記録再生装置に関する。
従来、記録媒体に対する情報の記録時にエラーが発生した場合に代替領域に交替させる情報記録再生装置(例えば、特許文献1参照)があった。
このような情報記録再生装置は、記録媒体上に代替領域が用意されている記録媒体に対して有効であり、代替領域が無い記録媒体に対して交替処理は不可能である。
特開平2001−229622号公報
しかしながら、従来の情報記録再生装置では、例えば、DVD+Rディスクのような追記型記録媒体(追記型光ディスク,追記型記録ディスク)に対して情報の記録中にサーボエラーなどのエラーが発生すると(記録媒体上に傷や欠陥が存在する場合に、記録中にトラックサーボ外れなどのエラーが発生し易い)、記録の連続性が途切れ、その追記型記録媒体に対しての追記が不可能となるという問題があった。
なお、DVD+RWディスクのような書き換え可能な記録媒体については、マウントレイニア(Mt.Rainier:MRW)などのディフェクトマネージメントを施した技術によって上述のような不具合を起こらないようにしているが、DVD+Rディスクのような追記型記録媒体に対するディフェクトマネージメント技術は存在しなかった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、追記型記録媒体に対して情報の記録中にエラーが発生しても、記録の連続性が途切れずに追記が可能になるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の情報記録再生装置を提供する。
(1)所定の記録単位で追記型記録媒体に情報の記録と再生が可能な情報記録再生装置において、上記追記型記録媒体の全面又は所定領域の欠陥を検出する欠陥検出手段と、該欠陥検出手段によって検出した欠陥が含まれるECCブロックナンバを上記追記型記録媒体上に記録して管理する欠陥領域管理手段と、上記追記型記録媒体にユーザデータを記録するとき、上記欠陥領域管理手段によって管理されている欠陥が含まれるECCブロックナンバのエラーECCブロックをスキップして後続のECCブロックにデータを記録する手段を設けた情報記録再生装置。
(2)上記(1)の情報記録再生装置において、ホストコンピュータから送信された欠陥検出を指示する命令に基づいて上記欠陥検出手段による上記追記型記録媒体の全面又は所定領域の欠陥の検出を開始させる手段を設けた情報記録再生装置。
(3)上記(1)の情報記録再生装置において、上記欠陥検出手段を、追記型記録媒体の全面又は所定領域をトラッキングし、そのトラッキングの結果、サーボエラーが発生したセクタに欠陥があると検出する手段にした情報記録再生装置。
(4)上記(1)の情報記録再生装置において、上記エラーECCブロックには論理ブロックアドレスを割り当てないようにする手段を設けた情報記録再生装置。
(5)上記(1)の情報記録再生装置において、上記エラーECCブロックの次のECCブロックには特定の記録パターンで記録されたECCブロックを付加して上記次のECCブロックには上記ユーザデータを記録しないようにし、更に上記次のECCブロックのさらに次のECCブロックからユーザデータを記録する手段を設けた情報記録再生装置。
(6)上記(5)の情報記録再生装置において、上記エラーECCブロック直後のECCブロックにも論理ブロックアドレスを割り当てないようにする手段を設けた情報記録再生装置。
(7)上記(1)の情報記録再生装置において、上記上記欠陥検出手段によって上記追記型記録媒体に対する欠陥の検出中に所定数以上の欠陥を検出したときは、上記追記型記録媒体に対して記録禁止にする手段を設けた情報記録再生装置。
(8)上記(1)の情報記録再生装置において、上記上記欠陥検出手段によって上記追記型記録媒体に対する欠陥の検出中に上記追記型記録媒体の単位領域内に所定数以上の欠陥を検出したときは、上記追記型記録媒体に対して記録禁止にする手段を設けた情報記録再生装置。
(9)所定の記録単位で追記型記録媒体に情報の記録と再生が可能な情報記録再生装置において、上記追記型記録媒体の全面又は所定領域の欠陥を検出する欠陥検出手段と、該欠陥検出手段によって検出した欠陥が含まれるECCブロックナンバを上記追記型記録媒体上の内周部の所定領域に1ECCブロック単位で記録して管理する欠陥領域管理手段と、上記追記型記録媒体にユーザデータを記録するとき、上記欠陥領域管理手段によって管理されている欠陥が含まれるECCブロックナンバのエラーECCブロックをスキップして後続のECCブロックにデータを記録する手段を有し、上記欠陥検出手段によって再度上記追記型記録媒体の全面又は所定領域の欠陥を検出し、前回の欠陥の検出で検出されなかったエラーECCブロックを含む全エラーECCブロックナンバを上記追記型記録媒体の上記所定領域の未記録部に追記する手段を設けた情報記録再生装置。
(10)上記(9)の情報記録再生装置において、上記追記型記録媒体の上記内周部の所定領域に1ECCブロック単位で記録した欠陥が含まれるECCブロックナンバを上記追記型記録媒体の外周部の所定領域にも記録する手段を設けた情報記録再生装置。
(11)上記(10)の情報記録再生装置において、上記追記型記録媒体に上記エラーECCブロックナンバを記録又は上記追記型記録媒体に記録された上記エラーECCブロックナンバを更新するときは、上記追記型記録媒体の上記内周部の所定領域に記録した後に、上記追記型記録媒体の上記外周部の所定領域に記録する手段を設けた情報記録再生装置。
(12)上記(10)又は(11)の情報記録再生装置において、上記追記型記録媒体が挿入された後に、上記追記型記録媒体の上記内周部の所定領域と上記外周部の所定領域に記録されている上記エラーECCブロックナンバを再生し、上記内周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバと上記外周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバとが異なるときは、上記追記型記録媒体に対する記録及び再生を禁止する手段を設けた情報記録再生装置。
(13)上記(10)又は(11)の情報記録再生装置において、上記追記型記録媒体が挿入された後に、上記追記型記録媒体の上記内周部の所定領域と上記外周部の所定領域に記録されている上記エラーECCブロックナンバを再生し、上記内周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバと上記外周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバとが異なるときは、上記内周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバを採用して上記追記型記録媒体に対する再生のみを可能にする手段を設けた情報記録再生装置。
(14)上記(9)〜(13)のいずれかの情報記録再生装置において、上記エラーECCブロックナンバを記録した後に再生して再生エラーが発生したとき、次のECCブロックに上記エラーECCブロックナンバを記録する手段を設けた情報記録再生装置。
この発明による情報記録再生装置は、追記型記録媒体に対して情報の記録中にエラーが発生しても、記録の連続性が途切れずに追記を可能にすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施例のDVD+R/RWドライブ装置とホストコンピュータとからなる情報記録システムの構成を示すブロック図である。
このDVD+R/RWドライブ装置1は、マイクロコンピュータによって実現され、ホストインタフェースコントローラ(HOST I/F CONTROLLER)3を介してホストコンピュータ20とデータのやり取りが可能に接続されており、ホストコンピュータ20からの動画データ,ファイルデータ,画像データ等の各種の情報(データ)を追記型記録媒体であるDVD+Rディスク18に記録し、DVD+Rディスク18に記録されている動画データ,ファイルデータ,画像データ等の各種の情報(データ)を再生してホストコンピュータへ送る。
不揮発性メモリ2は、フラッシュROM(Flash ROM)等のCPU17がデータ内容を消去,書き換え可能な不揮発性メモリである。
ホストI/Fコントローラ3は、ホストコンピュータ20とこのDVD+R/RWドライブ装置1とのデータ通信を司るLSDである。
バッファマネージャ(BUFFER MANAGER)4は、ホストコンピュータ20から転送されるデータ及びDVD+Rディスク18から読み出したデータの転送制御をするLSIである。
バッファメモリ5は、ホストコンピュータ20から転送されるデータ及びDVD+Rディスク18から読み出したデータを一時格納するDRAM等のメモリである。
サブコードオペレーションコントローラ(SUB CODE OPERATION CONTROLLER)6は、DVD+Rディスク18上に記録するサブコードを生成したり、DVD+Rディスク18から読み出したサブコードを分離(SUB P,Q,R,…、W)するLSIである。
CD−ROMエンコーダ(CD−ROM ENCORDER)7は、CD−ROMデータをDVD+Rディスク18に書く前に変調するLSIである。
メモリ8は、プログラム変数等を格納するSRAM等のメモリである。
CD−ROMデコーダ(CD−ROM DECORDER)9は、DVD+Rディスク18から再生したCD−ROMデータを復調するLSIである。
オーディオコントローラ(AUDIO CONTROLLER)10は、音楽再生をコントロールするLSIである。
システムコントローラ(SYSTEM CONTROLLER)11は、DVD+Rディスク18に対するデータの記録と再生を制御するLSIである。
CD/DVDエンコーダ(CD/DVD ENCORDER)12は、DVD+Rディスク18にデータを記録する前にユーザデータとサブコードをディスク規格に適合できるように変調するLSIである。
CD/DVDデコーダ(CD/DVD DECORDER)13は、DVD+Rディスク18から再生した情報を、ユーザデータとサブコードに分離,復調するLSI(CD)と、DVD+Rディスク18から再生したデータをユーザデータとしてデコードするLSI(DVD)である。
サーボ(SERVO)部14は、図示を省略した公知の光ピックアップのDVD+Rディスク18に対する位置決め制御を行う。その光ピックアップはDVD+Rディスク18にデータを記録・再生する際にレーザ光を発生させて照射する装置である。
スピンドルコントローラ(SPINDLE CONTROLLER)15は、DVD+Rディスク18の回転制御を行うLSIである。
ホストインタフェース(ホストI/F)16は、ホストコンピュータ20と接続するATAPIバス等のATAPIインタフェースであり、ホストコンピュータ20との間でATAPIインタフェース(ATAPI I/F)規格に基づくデータの転送を行う通信線である。
CPU17は、ユーザマイクロコントローラ(User Micro Controller)等の中央演算処理LSIであり、このDVD+R/RWドライブ装置1の全動作を制御し、この発明に係わる各手段の機能を実現する制御処理を実行する。
ホストコンピュータ20は、CPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータを内蔵し、また衛星放送や地上放送のデジタルやアナログの映像を受信するTVチューナーも内蔵し、さらにビデオカメラやデジタルカメラ等の機器も接続可能であり、この発明に係るDVD+R/RWドライブ装置1への欠陥検出要求の命令の送信、DVD+R/RWドライブ装置1から転送された動画データに基づく動画(映像)再生、ファイルや画像データの再生等の処理やDVD+Rディスク18に記録するTVチューナで受像した動画の動画データ,ビデオカメラから取り込んだ動画の動画データの生成処理、及びDVD+R/RWドライブ装置1への転送処理等を行う。
図2は、図1に示したDVD+R/RWドライブ装置1における欠陥を検出して管理する処理を示すフローチャート図である。
ここでは、DVD+Rディスク18上の欠陥検出をホストコンピュータ20からの命令によって開始する場合を説明する。
まず、CPU17は、ホストコンピュータ20からサーティファイコマンドを受信したとき、挿入されたDVD+Rディスク18の欠陥検出を開始する(ステップ(図中「S」で示す)1)。DVD+Rディスクの場合は、サーティファイ実施中にウォブル(Wobble)から読み取ったアドレスを監視しておき、予め設定されているサーティファイ終了アドレス(全面サーティファイの場合は、ディスクの最終アドレス)に到達したか否かを判定する(ステップ2)。終了アドレスでなかった場合には、引き続きサーティファイ動作を続行してサーボエラー発生か否かを判断し(ステップ3)、サーボエラー発生でなければステップ2へ戻り、サーボエラー発生ならばステップ4へ進む。
ステップ2で終了アドレスであった場合は、DVD+Rディスク18上の第3リザーブドゾーン(Reserved Zone)に当該DVD+Rディスク18上で検出されたエラーECCブロック情報(エラーECCブロックナンバを含む)を記録し(ステップ5)、この処理を終了する。
ステップ3の判断でサーティファイ中にトラック外れ、フォーカス外れなどのサーボエラーが発生した場合は、そのサーボエラーが発生したECCブロックアドレスをエラーECCブロックとしてそのエラーECCブロックナンバをバッファメモリ5に登録する(ステップ4)。その後、次のサーティファイアドレスを設定して(ステップ6)、ステップ1へ戻って次のサーティファイを続行する。
図3は、DVD+Rディスク上の第3リザーブドゾーンに記録する1ECCブロック分の欠陥管理情報のフォーマットと記録する情報の内容を一覧で示す図である。
上記第3リザーブドゾーンは、欠陥が含まれるECCブロックナンバを含む情報を記録して管理する領域であり、64ECCブロックから構成されており、DVD+Rディスク18の内周側から、図3に示すフォーマットで1ECCブロックずつ記録する。
このようにして、このDVD+R/RWドライブ装置1にDVD+Rディスクのような追記型ディスクにもディフェクトマネージメント機能を搭載することによって、記録前に検出した欠陥セクタを含むECCブロックに情報を記録しないようにすることにより、欠陥や傷が存在する追記型ディスクに対してもディスクを無駄にせずに情報の追記録が可能になる。
次に、ホストコンピュータ20からDVD+R/RWドライブ装置1へ送信する欠陥検出の命令コマンドについて説明する。
図4は、ホストコンピュータ20からホストI/F16を介してDVD+R/RWドライブ装置1へ送信されるアタピサーティファイコマンド(ATAPI Certify Command)のフォーマットを示す図である。
このアタピサーティファイコマンドのオペレーションコード(Operation Code)はE0hであり、サーティファイスタートアドレス(Certify Start Address)にはサーティファイ(Certify)を開始する物理アドレスを指定する。
また、サーティファイレングス(Certify Length)には、サーティファイ(Certify)を行う長さを指定する。
例えば、サーティファイレングスが00hの場合は、DVD+Rディスク18の最終アドレスまでの欠陥検出を実施する。
このようにして、ホストコンピュータからの命令により、ユーザが情報を記録する前に欠陥検出を実施することができるので、追記型ディスクへのデータ記録の安全性を高めることができる。
次に、DVD+Rディスク18のウォブルをデコードすることによってホストコンピュータ20からのアタピサーティファイコマンドで指定されたアドレスを検出し、そのアドレスから指定の長さ分だけトラッキングのみを実施するとよい。
そのトラッキング中にトラック外れやフォーカス外れ、アドレスエラー(ウォブルからのアドレスが不連続)、ウォブル信号の同期外れなどのサーボエラー検出時に欠陥と見なす。
次に、エラーECCブロックに論理ブロックアドレスを割り当ててしまうと、ホストコンピュータ20からの要求されたアドレスにデータを記録できない不具合が生じる。
それは、ホストコンピュータ20からの記録命令は論理ブロックアドレスで指定されるためである。
図5は、欠陥検出後のECCブロックの一例のフォーマットを示す図である。
例えば、ECCブロックX(Xは2以上の正の整数)が欠陥と見なされたECCブロックである。物理アドレス(Physical)は、ECCブロックXに31020hと割り当てられているが、論理ブロックアドレスは割り当てられない。
直前のECCブロックX−1の開始論理アドレスは1010hであるが、ECCブロックXは論理ブロックアドレスをスキップし、直後のECCブロックX+1の先頭として論理ブロックアドレスが1020hとなる。
実際に、DVD+Rディスク18の欠陥がなかった場合の物理アドレスと論理ブロックアドレスは、次の数1に基づく演算処理で得られる。
(数1)
論理ブロックアドレス=物理ブロックアドレス−30000h
実際に、エラーECCブロックに論理ブロックアドレスを割り当てないようにすることにより、ホストコンピュータ20からの指定された論理ブロックアドレスにデータを記録できるようにする必要がある。
このようにして、ホストコンピュータから要求された指定アドレスにデータを記録することが可能になる。
次に、エラーが発生したECCブロックは未記録ECCブロックであり、そのECCブロックの次のECCブロックにデータを追記した場合は、そのブロック(上記次のECCブロック)の再生時に再生信号の同期をとることができない。
それを防ぐためには、ユーザデータを記録するECCブロックの直前に再生同期をとるためのECCブロックを記録する必要がある。
例えば、図5において、エラーECCブロックXには実際にデータは記録されない。
また、ECCブロックX+1よりデータが記録されるが、ECCブロックXには未記録領域なので、そのECCブロックX+1を再生させるための再生同期をとる領域がない。
したがって、ECCブロックX+1によりダミーデータを1ECCブロック分記録し(そのECCブロックを、ランイン(Run−in)ECCブロックと呼ぶ)、その直後のECCブロックX+2にホストコンピュータ20からのユーザデータを記録させる必要がある。(ECCブロックX+1を再生させるためには、少なくとも1つ前のECCブロックにSeekし、再生信号の検出をして再生同期をとる必要がある。)
図6は、再生同期をとるためのダミーECCブロックを追加したときの一例のフォーマットを示す図である。
ECCブロックX+2はランインECCブロックであり、このECCブロックX+2には再生同期をとる目的でダミーデータ(00hデータ)を記録するので、論理ブロックアドレスは割り当てられない。
つまり、1つの欠陥に対して、欠陥ECCブロックXとランインECCブロックの2つのECCブロックに論理ブロックアドレスを割り振らないようにする。
図6に示す例では、ECCブロックX−1の先頭論理ブロックアドレスを1010hとすれば、ECCブロックX+2の先頭論理ブロックアドレスが1020hとなる。
このようにして、エラーECCブロックの後に記録したユーザデータを再生するための再生同期が取れるようになり、問題なくユーザデータを再生することができる。
次に、DVD+Rディスク18上に多数の傷があったりした場合、検出されるエラーECCブロックも多くなる。
したがって、記録の連続性が途切れる頻度が多くなるにつれ、記録時のリアルタイム性が損なわれ、特にTVからのAVデータをリアルタイムで記録する際にホストコンピュータ20側でバッファオーバーランなどのエラーが発生する可能性が高まる。つまり、DVD+R/RWドライブ装置1側でエラーECCブロックのスキップ、ダミーデータを記録するECCブロックの追加などによりDVD+R/RWドライブ装置1側での処理時間が必要となり、ホストコンピュータ20がDVD+R/RWドライブ装置1に対してデータを送れなくなる可能性が高まる。
その結果、AVデータの連続性が途切れ、画像飛びなどの不具合が発生する。つまり、ホストコンピュータ20側でバッファオーバーランが発生すると、そのとき送りたいデータがDVD+R/RWドライブ装置1に送れなくなるため、結果としてそのデータが飛ばされて記録されることになる。
例えば、DVD+Rディスク18上に多数の傷や汚れ、指紋などにより、欠陥検出処理で検出されるエラーECCブロックも多くなる。
このようなDVD+Rディスク18にデータを記録する場合は、ECCブロックのスキップ動作が頻繁に行われて記録時のパフォーマンスが悪くなる。
その結果として、DVD+R/RWドライブ装置1のバッファメモリ5の空き容量がなくなり、ホストコンピュータ20がDVD+R/RWドライブ装置1に対してデータを送出することができなくなり、バッファーオーバーフローとなる。
このような状態においては、AVデータの連続性が失われて一時的にデータが損失することになる。
したがって、DVD+Rディスク18を再生するときには、再生映像が飛んでしまってユーザにとって不快になる。そのようなDVD+Rディスク18を作成しないためにも、記録領域に予め設定した数以上の欠陥があると判断したときにはデータの記録動作を中止したほうがいい。
図7は、図1に示したDVD+R/RWドライブ装置1におけるDVD+Rディスクの記録領域に予め設定した数以上の欠陥があるときには記録しないようにする処理を示すフローチャート図である。
CPU17は、ホストコンピュータからの指定領域の欠陥検出命令に対する欠陥検出動作完了待ちをし(ステップ11)、ライトプロテクトフラグに0を設定してクリアして欠陥ECCブロック数の総和であるエラー数を計算し(ステップ12)、エラー数が128個を超えているか否かを判断し(ステップ13)、128を超えている場合は、ライトプロテクトフラグに1を設定してそのDVD+Rディスク18へのデータの記録を行わないように設定して(ステップ14)、この処理を終了する。また、エラー数が128以下であればこの処理を終了する。
このようにして、所定数以上のエラーECCブロックを検出した場合、そのDVD+Rディスクに対する記録を禁止することにより、上述した再生時の映像飛びなどの不具合を防止することができる。
次に、例えば、DVD+Rディスク18のある所定領域にエラーECCブロックが集中している場合にも上述したような再生時の映像飛びなどの不具合が発生する。
つまり、上述の処理でDVD+Rディスク18の全体の欠陥数が128個を越えていなくても、所定領域に欠陥が集中していると、その所定領域に記録しても再生時に映像飛びなどの不具合が発生する可能性が高まる。
そこで、DVD+Rディスク18の記録領域を64分割し、その各領域について欠陥検査を行ってエラー数が予め設定した欠陥数(例えば、2個、8個など、任意に設定する値)を超えている場合は、そのDVD+Rディスク18に対して書き込みを禁止させるとよい。
図8は、図1に示したDVD+R/RWドライブ装置1におけるDVD+Rディスク18の記録領域の所定領域に集中して予め設定した数以上の欠陥があるときには記録しないようにする処理を示すフローチャート図である。
CPU17は、ホストコンピュータ20からの欠陥検出命令を受信したあと、ライトプロテクトフラグを0にしてクリアし(ステップ21)、次に領域カウンタXを1に設定し(ステップ22)、エリアX=1の欠陥検出を開始する(ステップ23)。
エリアXの欠陥検出が完了したか否かを判断し(ステップ24)、完了しなければステップ23へ戻ってエリアXの欠陥検出処理を続行し、完了したら、エリアX=1の欠陥数を算出する(ステップ25)。
上記算出した欠陥数が8個を超えている否かを判断し(ステップ26)、超えている場合はライトプロテクトフラグを1に設定して、このDVD+Rディスク18へのデータ記録を行わないように設定し(ステップ27)、次のエリアの欠陥検出は実施せずにこの処理を終了する。
また、欠陥数が8個以下であった場合は、エリアX=X+1によって次の領域設定をして、エリアX>64か否かを判断し、全てのエリアについて欠陥検出を行っていなければ、ステップ23へ戻ってエリア2以降の上述した処理を行う。
そして、全てのエリアX=64の最終エリアの欠陥検出が終了したと判断したら、この処理を終了する。
このようにして、DVD+Rディスクの所定領域に所定数以上のエラーECCブロックを検出した場合、そのDVD+Rディスクに対する記録を禁止することにより、再生時の飛びなどの不具合を未然に防止することができる。
次に、上述したように、DVD+Rディスク18に対して情報の記録を実施する前に、ディスク上の傷やゴミなどによる欠陥検出を正しく実施し、その欠陥部(エラーECCブロック)を飛ばして記録する場合、欠陥検出で検出されたエラーECCブロックナンバを含むエラーECCブロック情報は、DVD+Rディスク18上に記録して管理しておき、DVD+Rディスク18に記録する前には参照する必要がある。
エラーECCブロックの検出は、DVD+Rディスク18上に未記録領域が残っている限り実施される可能性が高い。
したがって、エラー情報が記録される領域は更新できるようにしておくほうが良い。
そこで、上述した欠陥検出処理で検出されたエラーECCブロック情報である欠陥管理情報を正しく記録再生できるようなフォーマットと処理について説明する。
図9は、DVD+Rディスク上の第3リザーブドゾーンに記録する1ECCブロック分の欠陥管理情報の他のフォーマット例と記録する情報の内容を一覧で示す図である。
第3リザーブドゾーンの1ECCブロック内に、図9に示すフォーマットでデータを記録する。1ECCのうち、未使用部は00hデータで埋められる。
図10は、第3リザーブドゾーン(ReservedZone)のECCブロックの構成のフォーマットを示す図である。
第3リザーブドゾーンは、64ECCブロックで構成されており、欠陥管理情報を含むECCブロックを64個登録することができる。その各ECCブロックは内周側(1st)から順に埋められていき、最初の欠陥検出処理を行った後、1つ目のECCブロックに欠陥情報を、2回目の欠陥検出処理を行った後は2つ目のECCブロックに欠陥情報を記録する。このように64個のECCブロックを内周側から順に外周側の各ECCブロックに記録していく。
ここでは、その領域の内周側から外周側に向かって欠陥情報を1ECCブロック単位で記録していくが、外周側から内周側に向かって記録するフォーマットにしてもよい。
このようにして、DVD+Rディスク上のユーザデータ領域に未記録部がある限り、欠陥検出を実施される可能性は高く、後発的にできた傷などの情報を更新することが可能になる。
次に、DVD+Rディスク18上の複数の箇所に欠陥情報を記録しておくとよい。複数箇所に記録しておけば、何かしらの要因で、ある1つの欠陥管理情報が再生できなくても、他の場所から再生することによって欠陥情報を取得することができる。
例えば、DVD+Rディスク18上の内周側と共に外周側の予め設定した領域に欠陥管理情報を記録して、内周側の予め設定した領域又は外周側の領域のいずれかの欠陥管理情報が再生できなくても、もう1つの領域から再生することによって、欠陥情報を取得できるようにする。
図11は、DVD+Rディスク18の外周側に位置する第3バッファゾーン(BufferZone)とその欠陥管理情報領域の位置関係を表わしたフォーマットの図である。
第3バッファゾーンは、DVD+Rディスク18の半径位置約58mmのところに存在し、開始アドレスは260540hであり、768ECCブロックから構成されており、最も外周の64ECCブロックを欠陥管理情報領域として割り当てる(また、48ECCブロックを割り当てるようにしても良い)。その64ECCブロックの欠陥管理情報領域に外周に向かって1ECCブロックづつ欠陥管理情報を記録していく。
このようにして、DVD+Rディスク18の複数箇所に記録しておけば、何かしらの要因である1つの欠陥管理情報が再生できなくても、他の場所から再生することによって、欠陥管理情報を取得できる。
次に、DVD+Rディスク18の内周側の領域と外周側の領域のどちらに先に欠陥管理情報を記録するかを決めておくと、内周側と外周側を書き込む間にDVD+R/RWドライブ装置1の電源が遮断されたとしても、今後そのDVD+Rディスク18の欠陥管理情報を再生する際に、内周側と外周側のどちらに記録された欠陥管理情報が新しい情報であるかを判断する材料となり得る。
そこで、CPU17は、DVD+Rディスク18の内周側に設定した領域に先に欠陥管理情報を記録し、内周側の領域に記録終了後に外周側の領域に同じ欠陥管理情報を記録するようにする。
このようにして、DVD+Rディスクの内周側の領域に先に欠陥管理情報を記録するので、内周側と外周側を書き込む間に電源遮断されたとしても、今後そのDVD+Rディスクの欠陥情報を再生する際に、内周側の領域に記録された欠陥管理情報が新しい情報であると判断できる可能性が高まる。
次に、電源遮断や記録時または再生時のエラーなどにより、内周側の領域に記録された欠陥管理情報と外周側に記録された欠陥管理情報とが異なるケースが生じる。
図12は、図1に示したDVD+R/RWドライブ装置1におけるディスク挿入後のディスク情報取得時、又は記録前に内外周の各々の欠陥管理領域の両者に差異があった場合はそのディスクに対して記録及び再生を禁止する処理を示すフローチャート図である。
この処理は、CPU17が、まず、DVD+Rディスク18の内周側の欠陥管理領域を再生し、最後の1ECCブロックのデータをバッファメモリに記憶する(ステップ31)。次に外周側の欠陥管理領域を再生し、最後の1ECCブロックのデータをバッファメモリに記憶する(ステップ32)。
その後、バッファメモリ内で内周側の欠陥管理領域から再生した最後の1ECCブロックのデータと外周側の欠陥管理領域から再生した最後の1ECCブロックのデータとを比較し、その内外データが一致するか否かを判断し(ステップ33)、両データが異なっていれば、記録禁止フラグを設定してそのDVD+Rディスク18への記録を禁止するようにし(ステップ34)、再生禁止フラグを設定してそのDVD+Rディスク18の再生を禁止するようにし(ステップ35)、この処理を終了する。
また、両データが同じであった場合は、内周側の欠陥管理情報から再生した最後の1ECCブロックのデータを採用し、この処理を直ぐに終了する。
このようにして、内外周にそれぞれ記録された欠陥管理情報が互いに異なる場合には、そのDVD+Rディスクに対する記録と再生を禁止するので、DVD+Rディスクの誤った位置に情報を記録したり再生したりするような不具合を回避することができる。
次に、DVD+Rディスクの挿入後のディスク情報取得時、又は記録前に内外周の各々の欠陥管理領域を再生することによって、両者に差異があった場合は、先に記録した内周側の領域の記録データについて再生のみを可能にするとよい。
図13は、図1に示したDVD+R/RWドライブ装置1におけるディスク挿入後のディスク情報取得時、又は記録前に内外周の各々の欠陥管理領域の両者に差異があった場合はそのディスクに対して再生を禁止する処理を示すフローチャート図である。
この処理は、CPU17が、まず、DVD+Rディスク18の内周側の欠陥管理領域を再生し、最後の1ECCブロックのデータをバッファメモリに記憶する(ステップ41)。次に外周側の欠陥管理領域を再生し、最後の1ECCブロックのデータをバッファメモリに記憶する(ステップ42)。
その後、バッファメモリ内で内周側の欠陥管理領域から再生した最後の1ECCブロックのデータと外周側の欠陥管理領域から再生した最後の1ECCブロックのデータとを比較し、その内外データが一致するか否かを判断し(ステップ43)、両データが異なっていれば、内周側の欠陥管理領域に記録された最後のECCブロックのデータを再生時の欠陥管理情報として採用し(ステップ44)、再生禁止フラグを設定して再生を禁止するようにし(ステップ45)、この処理を終了する。
また、両データが同じであった場合は、この処理を直ぐに終了する。
このようにして、DVD+Rディスクの内周側に欠陥管理情報を先に記録するので、内周側に新しい欠陥管理情報が記録されているものと想定することができ、DVD+Rディスクを再生のみに使用することができる。
次に、欠陥管理情報を記録した後、その情報が再生できないと意味がない。したがって、欠陥管理情報の記録後にはその記録部分を再生し、再生エラーが発生するなら記録リトライを実施して、今後再生できることを確認しておく必要がある。
例えば、欠陥管理情報を記録した後、使用時の温度環境やDVD+Rディスクの物理特性により、記録品質が悪化し、その情報が再生できない場合も考えられる。
したがって、DVD+Rディスクへ欠陥管理情報を記録した後には、その記録した1ECCブロックを再生し、再生エラーが発生するなら記録リトライを実施して、新しい場所に記録して、今後再生できるように信頼性を高めるようにする。
図14は、図1に示したDVD+R/RWドライブ装置1における欠陥管理領域への欠陥管理情報の記録処理を示すフローチャート図である。
CPU17は、まず、記録のリトライカウントを1に設定し(ステップ51)、欠陥管理情報を記録する(ステップ52)。次に記録したブロックの欠陥管理情報を再生し(ステップ53)、再生エラーか否かを判断し(ステップ54)、再生エラーでなければ、この処理を終了し、再生エラーとなった場合は、記録のリトライカウントが予め設定した回数をオーバーしているか否かを判断する(ステップ55)。
例えば、予め設定した回数を3回とすると4回以上のリトライをしない。ここで、記録のリトライカウントが“3回未満”の場合、記録のリトライカウントを+1して(ステップ56)、次のECCブロックアドレスを設定し(ステップ57)、ステップ52へ戻って、欠陥管理情報を再度記録し、その記録後、再生でエラーが発生しなければ、この処理を終了する。
また、記録のリトライカウントオーバーと判断した場合(3回になった場合)は、エラーコードを設定し(ステップ58)、この処理を終了する。
上記エラーコードは、センスキー(SenseKey)=04h(H/Wエラー)、センスコード(SenseCode)=0C00h(ライトエラー:Write Error)を設定する。
このように、エラーリカバリを実施し、最後のECCブロックが完全な形になるようにするとよい。
このようにして、欠陥管理情報の記録後にはその部分を再生し、再生エラーが発生するなら記録リトライを実施することにより、欠陥管理情報が今後再生できるようになる。
なお、この実施例1,2では追記型記録媒体としてDVD+Rディスク18について示しているが、この発明の情報記録再生装置は、その他の追記型記録媒体についても同様に実施することができる。また、上述の実施例1,2では、DVD+Rディスク18上の第3リザーブドゾーンに当該DVD+Rディスク18上で検出されたエラーECCブロック情報を記録する例について説明したが、DVD+Rディスク18上の他の領域にエラーECCブロック情報を記録する領域を割り当てて、その領域にエラーECCブロック情報を記録するようにしてもよい。
この発明による情報記録再生装置は、追記型ディスクに対する記録を行える光ディスク装置で有れば上述と同様にして適用することができる。
この発明の一実施例のDVD+R/RWドライブ装置とホストコンピュータとからなる情報記録システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すDVD+R/RWドライブ装置1における欠陥を検出して管理する処理を示すフローチャート図である。 図1に示すDVD+Rディスク上の第3リザーブドゾーンに記録する1ECCブロック分の欠陥管理情報のフォーマットと記録する情報の内容を一覧で示す図である。 図1に示すホストコンピュータ20からホストI/F16を介してDVD+R/RWドライブ装置1へ送信されるアタピサーティファイコマンドのフォーマットを示す図である。 欠陥検出後のECCブロックの一例のフォーマットを示す図である。
再生同期をとるためのダミーECCブロックを追加したときの一例のフォーマットを示す図である。 図1に示すDVD+R/RWドライブ装置1におけるDVD+Rディスクの記録領域に予め設定した数以上の欠陥があるときには記録しないようにする処理を示すフローチャート図である。 図1に示すDVD+R/RWドライブ装置1におけるDVD+Rディスク18の記録領域の所定領域に集中して予め設定した数以上の欠陥があるときには記録しないようにする処理を示すフローチャート図である。 図1に示すDVD+Rディスク上の第3リザーブドゾーンに記録する1ECCブロック分の欠陥管理情報の他のフォーマット例と記録する情報の内容を一覧で示す図である。 第3リザーブドゾーン(ReservedZone)のECCブロックの構成のフォーマットを示す図である。
図1に示すDVD+Rディスク18の外周側に位置する第3バッファゾーンとその欠陥管理情報領域の位置関係を表わしたフォーマットの図である。 図1に示すDVD+R/RWドライブ装置1におけるディスク挿入後のディスク情報取得時、又は記録前に内外周の各々の欠陥管理領域の両者に差異があった場合はそのディスクに対して記録及び再生を禁止する処理を示すフローチャート図である。 図1に示すDVD+R/RWドライブ装置1におけるディスク挿入後のディスク情報取得時、又は記録前に内外周の各々の欠陥管理領域の両者に差異があった場合はそのディスクに対して再生を禁止する処理を示すフローチャート図である。 図1に示すDVD+R/RWドライブ装置1における欠陥管理領域への欠陥管理情報の記録処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
1:DVD+R/RWドライブ装置 2:不揮発性メモリ 3:ホストインタフェースコントローラ 4:バッファマネージャ 5:バッファメモリ 6:サブコードオペレーションコントローラ 7:CD−ROMエンコーダ 8:メモリ 9:CD−ROMデコーダ 10:オーディオコントローラ 11:システムコントローラ 12:CD/DVDエンコーダ 13:CD/DVDデコーダ 14:サーボ(SERVO)部 15:スピンドルコントローラ 16:ホストI/F 17:CPU 18:DVD+Rディスク 20:ホストコンピュータ

Claims (14)

  1. 記録媒体に対して所定の記録単位で情報の記録と再生が可能な情報記録再生装置において、
    前記追記型記録媒体の全面又は所定領域の欠陥を検出する欠陥検出手段と、該欠陥検出手段によって検出した欠陥が含まれるECCブロックナンバを前記追記型記録媒体上に記録して管理する欠陥領域管理手段と、前記追記型記録媒体にユーザデータを記録するとき、前記欠陥領域管理手段によって管理されている欠陥が含まれるECCブロックナンバのエラーECCブロックをスキップして後続のECCブロックにデータを記録する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 請求項1記載の情報記録再生装置において、
    ホストコンピュータから送信された欠陥検出を指示する命令に基づいて前記欠陥検出手段による前記追記型記録媒体の全面又は所定領域の欠陥の検出を開始させる手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 請求項1記載の情報記録再生装置において、
    前記欠陥検出手段は、前記追記型記録媒体の全面又は所定領域をトラッキングし、そのトラッキングの結果、サーボエラーが発生したセクタに欠陥があると検出する手段であることを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 請求項1記載の情報記録再生装置において、
    前記エラーECCブロックには論理ブロックアドレスを割り当てないようにする手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 請求項1記載の情報記録再生装置において、
    前記エラーECCブロックの次のECCブロックには特定の記録パターンで記録されたECCブロックを付加して前記次のECCブロックには前記ユーザデータを記録しないようにし、更に前記次のECCブロックのさらに次のECCブロックからユーザデータを記録する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  6. 請求項5記載の情報記録再生装置において、
    前記エラーECCブロック直後のECCブロックにも論理ブロックアドレスを割り当てないようにする手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  7. 請求項1記載の情報記録再生装置において、
    前記欠陥検出手段によって前記追記型記録媒体に対する欠陥の検出中に所定数以上の欠陥を検出したときは、前記追記型記録媒体に対して記録禁止にする手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  8. 請求項1記載の情報記録再生装置において、
    前記欠陥検出手段によって前記追記型記録媒体に対する欠陥の検出中に前記追記型記録媒体の単位領域内に所定数以上の欠陥を検出したときは、前記追記型記録媒体に対して記録禁止にする手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  9. 追記型記録媒体に対して所定の記録単位で情報の記録と再生が可能な情報記録再生装置において、
    前記追記型記録媒体の全面又は所定領域の欠陥を検出する欠陥検出手段と、該欠陥検出手段によって検出した欠陥が含まれるECCブロックナンバを前記追記型記録媒体上の内周部の所定領域に1ECCブロック単位で記録して管理する欠陥領域管理手段と、前記追記型記録媒体にユーザデータを記録するとき、前記欠陥領域管理手段によって管理されている欠陥が含まれるECCブロックナンバのエラーECCブロックをスキップして後続のECCブロックにデータを記録する手段とを有し、
    前記欠陥検出手段によって再度前記追記型記録媒体の全面又は所定領域の欠陥を検出し、前回の欠陥の検出で検出されなかったエラーECCブロックを含む全エラーECCブロックナンバを前記追記型記録媒体の前記所定領域の未記録部に追記する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  10. 請求項9記載の情報記録再生装置において、
    前記追記型記録媒体の前記内周部の所定領域に1ECCブロック単位で記録した欠陥が含まれるECCブロックナンバを前記追記型記録媒体の外周部の所定領域にも記録する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  11. 請求項10記載の情報記録再生装置において、
    前記追記型記録媒体に前記エラーECCブロックナンバを記録又は前記追記型記録媒体に記録された前記エラーECCブロックナンバを更新するときは、前記追記型記録媒体の前記内周部の所定領域に記録した後に、前記追記型記録媒体の前記外周部の所定領域に記録する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  12. 請求項10又は11記載の情報記録再生装置において、
    前記追記型記録媒体が挿入された後に、前記追記型記録媒体の前記内周部の所定領域と前記外周部の所定領域に記録されている前記エラーECCブロックナンバを再生し、前記内周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバと前記外周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバとが異なるときは、前記追記型記録媒体に対する記録及び再生を禁止する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  13. 請求項10又は11記載の情報記録再生装置において、
    前記追記型記録媒体が挿入された後に、前記追記型記録媒体の前記内周部の所定領域と前記外周部の所定領域に記録されている前記エラーECCブロックナンバを再生し、前記内周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバと前記外周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバとが異なるときは、前記内周部の所定領域から再生したエラーECCブロックナンバを採用して前記追記型記録媒体に対する再生のみを可能にする手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
  14. 請求項9乃至13のいずれか一項に記載の情報記録再生装置において、
    前記エラーECCブロックナンバを記録した後に再生して再生エラーが発生したとき、次のECCブロックに前記エラーECCブロックナンバを記録する手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
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