JP2008210472A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】当該光ディスクは、交換する必要があることを知らせたり交換した方が良いことを勧めることを知らせたりできる光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】光ディスクへのタイトルの記録が終了したときに、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みでエラーが検出されると、セクタがずらされ、再度、制御情報が作成され、制御情報の書込みがリトライされる。このリトライ回数が予め決められている最大リトライ回数を超えても、正常に制御情報がセクタに書き込まれないときは、エラーメッセージが表示手段に表示される。また、前記リトライ回数が多くとも最大リトライ回数で、正常に制御情報がセクタに書き込まれたときは、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージが表示手段に表示される。
【選択図】図6

Description

本発明は、光ディスクに情報を記録したり、光ディスクに記録された情報を再生したりする光ディスク記録再生装置に関し、特に、タイトルが記録された後に書き込む制御情報が正常に書き込まれないときに、エラーを表示させる表示機能に関する。
近年、映画等のような大量の映像音声データなどの情報を記録することができる光ディスクであるDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)が普及している。DVDの種類としては、メーカ側で情報が記録され、ユーザ側では書き換えができないDVD−ROM、ユーザ側で情報を1回だけ記録できるDVD−RやDVD+R、ユーザ側で何回か書き換え可能なDVD−RWやDVD+RWあるいはDVD−RAMなどが知られている。これらのDVDに記録された情報は、光ディスク再生装置(DVDプレイヤ)または光ディスク記録再生装置(DVDレコーダ)で再生可能であり、DVD−R、DVD+R、DVD−RW、DVD+RW、およびDVD−RAMへの情報の記録は、光ディスク記録再生装置(DVDレコーダ)で記録可能である。
光ディスク記録再生装置では、DVD−R、DVD−RWのような−系のDVDや、DVD+R、DVD+RWのような+系のDVDにデータを記録する場合に、データの記録中に記録エラーが発生すると、書き込みできないセクタに対して所定回数書込みをリトライして、所定回数リトライしても書き込みできない時に、そのセクタを飛ばして次のセクタにデータを記録するようにしている。また、再生時には、前記記録エラーが発生したセクタに対して所定回数リトライして、所定回数リトライしても読み出せない時に、そのセクタを飛ばして次のセクタからデータを読み出すようにしている。
特開2005−174471号公報 特開2006−107622号公報 特開2002−8320号公報 特開平11−353682号公報
ところで、光ディスクのデータ領域に本編情報であるタイトルが記録された後、当該タイトルのタイトル名、当該タイトルの映像音声データが記録されているセクタの始まりから終わりまでのアドレスを示す記録済みアドレス情報、当該タイトルの記録時間、などを示すタイトル管理情報を示す制御情報が、設定されたセクタに書き込まれる。しかし、前述したようなリトライを行っても、当該タイトルの後に制御情報をセクタに書き込むことができなかった場合、制御情報が無いことになるので、再生時には当該タイトルを読み出すことができなくなる。したがって、光ディスク記録再生装置としては、制御情報を正常に書き込むことができない光ディスクに対しては、ユーザに知らせる必要がある。
そこで、特許文献1の従来技術では、記録中にサーボエラーが発生した場合には再度記録を行うリトライを実行し、測定されたブロックエラーレート値が所定値よりも大きいと判定された場合には、当該記録媒体に関して記録エラーがあった旨を上位装置に報告するようにしているが、単に記録エラーの報告だけでは、何が原因で記録エラーになったかが分からず、特に、前記のような制御情報が正確に書き込まれたか否かを判定する処理は開示されていないので、制御情報の書込みエラーを特定することができず、制御情報を正常に書き込むことができない光ディスクである場合に、ユーザに、当該光ディスクは交換する必要があることを知らせたり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、制御情報を正常に書き込むことができた光ディスクである場合には、ユーザに、当該光ディスクは交換した方が良いことを勧めることを知らせたりすることができないと言う課題が生じる。
なお、特許文献2の従来技術では、DVD−VRフォーマットで録画を行っている途中でDVD−Rディスクに物理的なダメージが発生した場合において、ダメージが発見されたセクタ部分を所定データで書き潰すことで修復し、続いて、修復された区間を閉じ、その後に新たな区間を作るようしているが、この従来技術も、前記のような制御情報が正確に書き込まれたか否かを判定する処理は開示されていないので、制御情報の書込みエラーを特定することができず、制御情報を正常に書き込むことができない光ディスクである場合に、ユーザに、当該光ディスクは交換する必要があることを知らせたり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、制御情報を正常に書き込むことができた光ディスクである場合には、ユーザに、当該光ディスクは交換した方が良いことを勧めることを知らせたりすることができないと言う課題が生じる。
また、特許文献3の従来技術では、エラーが検出されたデータ信号の記録位置を再生対象から除外した管理情報(前記制御情報に相当)を作成し、この管理情報により、エラーが検出されたデータ信号の記録位置を再生対象から除外するようにしているが、管理情報(制御情報)を正常に書き込むことができない光ディスクである場合に、ユーザに、当該光ディスクは交換する必要があることを知らせたり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、管理情報(制御情報)を正常に書き込むことができた光ディスクである場合には、ユーザに、当該光ディスクは交換した方が良いことを勧めることを知らせたりすることができないと言う課題が生じる。
また、特許文献4の従来技術では、警告制御機構はリトライ検出を受けると、レーザ出力センサの出力が規定許容範囲から外れると、光学ヘッドの清掃を促す警告表示を警告表示部に行い、レーザ出力センサの出力が規定許容範囲内にあると、警告表示部に光ディスク媒体の清掃を促す警告表示を行うようにしているが、この従来技術も、前記のような制御情報が正確に書き込まれたか否かを判定する処理は開示されていないので、制御情報の書込みエラーを特定することができず、制御情報を正常に書き込むことができない光ディスクである場合に、ユーザに、当該光ディスクは交換する必要があることを知らせたり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、制御情報を正常に書き込むことができた光ディスクである場合には、ユーザに、当該光ディスクは交換した方が良いことを勧めることを知らせたりすることができないと言う課題が生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、タイトルの記録終了後に制御情報を正常に書き込むことができない光ディスクである場合に、ユーザに、当該光ディスクは交換する必要があることを知らせたり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、制御情報を正常に書き込むことができた光ディスクである場合には、ユーザに、当該光ディスクは交換した方が良いことを勧めることを知らせたりすることができる光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクへのタイトルの記録が終了したときに、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みのリトライ回数を示すリトライカウント値をクリアするリトライカウント値クリア手段と、前記リトライカウント値がクリアされた後、当該タイトルを管理するための制御情報を書き込む光ディスク上のデータ領域のセクタを設定する第1のセクタ設定手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であるか否かを判定する第1のリトライカウント値判定手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値を超えると判定されたときに、エラーメッセージを表示手段に表示させるエラーメッセージ表示処理手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であると判定されたときに、制御情報を作成する制御情報作成手段と、前記作成された制御情報を前記設定されたセクタに書き込む制御情報書込み手段と、前記作成された制御情報が前記設定されたセクタに書き込まれた後、前記制御情報の書込みエラーが発生したか否かを判定する書込みエラー判定手段と、前記書込みエラーが発生したと判定されたときに、前記リトライカウント値をインクリメントするリトライカウント値インクリメント手段と、前記リトライカウント値がインクリメントされた後、前記制御情報を書き込むセクタを設定する第2のセクタ設定手段と、前記書込みエラーが発生しなかったと判定されたときに、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であるか否かを判定する第2のリトライカウント値判定手段と、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であると判定されたときに、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージを表示手段に表示させる警告メッセージ表示処理手段とを有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成において、光ディスクへのタイトルの記録が終了したときに、リトライカウント値クリア手段は、リトライカウント値をクリアし、第1のセクタ設定手段は、当該タイトルを管理するための制御情報を書き込む光ディスク上のデータ領域のセクタを設定する。そして、第1のリトライカウント値判定手段は、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みのリトライ回数を示すリトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であると判定したとき、制御情報作成手段は、制御情報を作成する。そして、制御情報書込み手段は、当該タイトルに対して作成された制御情報を、前記設定されたセクタに書き込む。
前記作成された制御情報が前記設定されたセクタに書き込まれた後、書込みエラー判定手段は、前記制御情報の書込みエラーが発生していると判定したとき、リトライカウント値インクリメント手段は、前記リトライカウント値をインクリメントし、この後、第2のセクタ設定手段は、前記制御情報を書き込むセクタをずらすため、次のセクタを設定する。そして、再び、第2のリトライカウント値判定手段は、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みのリトライ回数を示すリトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であるか否かを判定し、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値を超えると判定されたときに、エラーメッセージ表示処理手段は、エラーメッセージを表示手段に表示させ、本処理を終了させる。
前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であると判定されたとき、制御情報作成手段は、当該タイトルに対する制御情報を作成する。そして、制御情報書込み手段は、前記制御情報を前記設定されたセクタに書き込む。前記作成された制御情報が前記設定されたセクタに書き込まれた後、書込みエラー判定手段は、前記制御情報の書込みエラーが発生してないと判定したとき、第2のリトライカウント値判定手段は、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であるか否かを判定する。そして、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であると判定されたとき、警告メッセージ表示処理手段は、当該光ディスクのディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージを表示手段に表示させる。
この構成によれば、タイトルの記録終了後に制御情報を正常に書き込むことができない光ディスクである場合に、当該光ディスクは交換する必要があることを、エラーメッセージによりユーザに知らせたり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、制御情報を正常に書き込むことができた光ディスクである場合には、当該光ディスクは交換した方が良いことを勧めることを、警告メッセージによりユーザに知らせたりすることができるので、ユーザは、現在、装置に挿入されている光ディスクは、品質が全く悪い光ディスク、または品質が良くない光ディスクであることを認識でき、次のタイトルの記録からは新しい光ディスクを用いて記録することを選択でき、タイトルの記録を失敗するようなことを未然に防ぐことができ、装置の信頼性が向上する。
請求項2の発明は、光ディスクへのタイトルの記録が終了したときに、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みでエラーを検出すると、エラーが発生したセクタに書込みを行わないようにするため、セクタをずらして再度、制御情報を作成して、制御情報の書込みをリトライし、このリトライ回数が予め決められている最大リトライ回数を超えても、正常に制御情報をセクタに書き込めないときは、エラーメッセージを表示手段に表示させ、前記リトライ回数が多くとも最大リトライ回数で、正常に制御情報をセクタに書き込めたときは、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージを表示手段に表示させるシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成において、光ディスクへのタイトルの記録が終了したときに、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みでエラーが検出されると、セクタがずらされ、再度、制御情報が作成され、制御情報の書込みがリトライされる。このリトライ回数が予め決められている最大リトライ回数を超えても、正常に制御情報がセクタに書き込まれないときは、エラーメッセージが表示手段に表示される。また、前記リトライ回数が多くとも最大リトライ回数で、正常に制御情報がセクタに書き込まれたときは、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージが表示手段に表示される。
この構成によれば、タイトルの記録終了後に制御情報を正常に書き込むことができない光ディスクである場合に、当該光ディスクは交換する必要があることを、エラーメッセージによりユーザに知らせたり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、制御情報を正常に書き込むことができた光ディスクである場合には、当該光ディスクは交換した方が良いことを勧めることを、警告メッセージによりユーザに知らせたりすることができるので、ユーザは、現在、装置に挿入されている光ディスクは、品質が全く悪い光ディスク、または品質が良くない光ディスクであることを認識でき、次のタイトルの記録からは新しい光ディスクを用いて記録することを選択でき、タイトルの記録を失敗するようなことを未然に防ぐことができ、装置の信頼性が向上する。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記テムコントローラは、光ディスクへのタイトルの記録が終了したときに、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みのリトライ回数を示すリトライカウント値をクリアするリトライカウント値クリア手段と、前記リトライカウント値がクリアされた後、当該タイトルを管理するための制御情報を書き込む光ディスク上のデータ領域のセクタを設定する第1のセクタ設定手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であるか否かを判定する第1のリトライカウント値判定手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値を超えると判定されたときに、エラーメッセージを表示手段に表示させるエラーメッセージ表示処理手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であると判定されたときに、制御情報を作成する制御情報作成手段と、前記作成された制御情報を前記設定されたセクタに書き込む制御情報書込み手段と、前記作成された制御情報が前記設定されたセクタに書き込まれた後、前記制御情報の書込みエラーが発生したか否かを判定する書込みエラー判定手段と、前記書込みエラーが発生したと判定されたときに、前記リトライカウント値をインクリメントするリトライカウント値インクリメント手段と、前記リトライカウント値がインクリメントされた後、前記制御情報を書き込むセクタを設定する第2のセクタ設定手段と、前記書込みエラーが発生しなかったと判定されたときに、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であるか否かを判定する第2のリトライカウント値判定手段と、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であると判定されたときに、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージを表示手段に表示させる警告メッセージ表示処理手段とを有することを特徴とする。
したがって、前記テムコントローラは、リトライカウント値クリア処理、第1のセクタ設定処理、第1のリトライカウント値判定処理、エラーメッセージ表示処理、制御情報作成処理、制御情報書込み処理、書込みエラー判定処理、リトライカウント値インクリメント処理、第2のセクタ設定処理、第2のリトライカウント値判定処理、および警告メッセージ表示処理を実現でき、これにより、タイトルの記録終了後に制御情報を正常に書き込むことができない光ディスクである場合に、エラーメッセージを表示させることが可能になり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、制御情報を正常に書き込むことができた光ディスクである場合には、警告メッセージを表示させることが可能になる。
以上のように本発明によれば、タイトルの記録終了後に制御情報を正常に書き込むことができない光ディスクである場合に、当該光ディスクは交換する必要があることを、エラーメッセージによりユーザに知らせたり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、制御情報を正常に書き込むことができた光ディスクである場合には、当該光ディスクは交換した方が良いことを勧めることを、警告メッセージによりユーザに知らせたりすることができるので、ユーザは、現在、装置に挿入されている光ディスクは、品質が全く悪い光ディスク、または品質が良くない光ディスクであることを認識でき、次のタイトルの記録からは新しい光ディスクを用いて記録することを選択でき、タイトルの記録を失敗するようなことを未然に防ぐことができ、装置の信頼性が向上する。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。
図1において、この光ディスク記録再生装置は、装置全体を制御するシステムコントローラ22と、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ5と、光ディスク1に対して情報の書き込み/読み出しを光学的に行う光ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向に移動させるためのスレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じて、モータ駆動回路34を通じてスピンドルモータ5、およびスレッド3を駆動すると共に、光ピックアップ2に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かすことによりレーザ光の焦点位置を光ディスク1の記録面に対して垂直方向および水平方向に移動させる制御を行うサーボ制御部4とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ2からの読取信号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力されたRF信号をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信号復調処理とエラー訂正処理を行って生成したデータをバッファメモリとしてのRAM7に格納するデジタル信号処理部8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出力されたデータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータとビデオデータとを分離するストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオデータを入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオデコーダ11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ストリーム分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行うサブピクチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力されたビデオデータを入力してMPEGでデコード処理を行うビデオMPEGデコーダ15と、このビデオMPEGデコーダ15でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデオMPEGデコーダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータとを合成するビデオプロセッサ17と、このビデオプロセッサ17から出力された合成データを表示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデオエンコーダ18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーディオ信号に変換して図示しない音声回路を介して例えばスピーカ19に供給するD/A変換器16とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、システムコントローラ22に対して、記録指示を与えるための記録キー、再生指示を与えるための再生キー、記録や再生の停止指示を与えるための停止キーなど、各種操作キーを有するリモコン21と、このリモコン21の操作キーよりも少ない操作キーを有する本体操作部(図示せず)とを備えている。また、この光ディスク記録再生装置は、装置の各構成要素を制御したり、装置全体を制御したりするためのプログラムやデータあるいは取扱説明書のデータが記憶されたフラッシュROM23と、このフラッシュROM23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステムコントローラ22を制御するCPU24と、このCPU24の演算処理に必要なデータを一時的に格納するRAM27と、ディスプレイ装置20にメッセージを表示させる際にテキストデータをOSD(オンスクリーンディスプレイ)処理するOSD回路35とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、アンテナ28に接続されるチューナー29と、このチューナー29で選局されたテレビジョン放送のアナログの映像音声信号、あるいは図示しないテレビジョン受信機や他の映像音声出力機器からの映像音声信号をデジタルの映像音声データに変換するA/D変換回路30と、前記映像音声データをMPEGでエンコードするMPEGエンコーダ31と、前記エンコードした映像音声データ(以下エンコードデータと言う)を一時的に所定量だけ格納するバッファメモリとしてのRAM32と、記録データ変調回路25と接続するインターフェイスであるATAPI(AT Attachment Packet Interface)33と、このATAPI33から送られてきたエンコードデータを光ディスク1に記録するために変調をかける記録データ変調回路25と、この記録データ変調回路25により変調された変調データに基づいて光ピックアップ2から出射するレーザ光を変調させるためのレーザ変調信号を光ピックアップ2に出力するレーザ変調回路26とを備えている。
システムコントローラ22は、本実施形態の特徴とする構成要素として、光ディスク1へのタイトルの記録が終了したときに、リトライカウント値をクリアするリトライカウント値クリア手段と、前記リトライカウント値がクリアされた後、当該タイトルを管理するための制御情報を書き込む光ディスク1上のデータ領域のセクタを設定する第1のセクタ設定手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であるか否かを判定する第1のリトライカウント値判定手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値を超えると判定されたときに、エラーメッセージを表示手段としてのディスプレイ装置20または図示しない本体表示部に表示させるエラーメッセージ表示処理手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であると判定されたときに、制御情報を作成する制御情報作成手段と、前記作成された制御情報を前記設定されたセクタに書き込む制御情報書込み手段と、前記作成された制御情報が前記設定されたセクタに書き込まれた後、そのセクタのブロックエラーレートが所定値よりも大きいか否かを判定することにより前記制御情報の書込みエラーが発生したか否かを判定する書込みエラー判定手段と、前記書込みエラーが発生したと判定されたときに、前記リトライカウント値をインクリメントするリトライカウント値インクリメント手段と、前記リトライカウント値がインクリメントされた後、前記制御情報を書き込むセクタを設定する第2のセクタ設定手段と、前記書込みエラーが発生しなかったと判定されたときに、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であるか否かを判定する第2のリトライカウント値判定手段と、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であると判定されたときに、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージをディスプレイ装置20または図示しない本体表示部に表示させる警告メッセージ表示処理手段とを有する。
この光ディスク記録再生装置においては、システムコントローラ22によりセクタの単位で指定された光ディスク1上のアドレスのデータを光ピックアップ2により読み取り、デジタル信号処理部8でエラー訂正コードによりデータのエラー訂正を行っている。そして、エラー訂正が可能であれば、訂正されたデータをシステムコントローラ22に返し、訂正に失敗した場合は再度同じアドレスのデータを光ディスク1から読み出してエラー訂正を試みる、所謂リトライを実行する。このリトライは、規定回数を限度に繰り返され、それまでに正しいデータが得られなかった場合は、エラー訂正不能をシステムコントローラ22に通知する。
図2は本実施形態においてECCブロックの構成を示す図である。データのエラー訂正は、図2に示すようにECCブロックと呼ばれる単位で実行される。このECCブロックは、例えば、図2に示すように通常16個のセクタb1〜b16で構成されている。したがって、システムコントローラ22から、或るセクタの転送が要求された場合、光ピックアップ2は、そのセクタが属するECCブロックを構成する全てのセクタデータを光ディスク1から読み出して、デジタル信号処理部8でエラー訂正を行い、エラー訂正できたならば、エラー訂正後のデータの内の要求されたセクタのデータのみがシステムコントローラ22に転送され、エラー訂正ができなかった場合は、その旨がシステムコントローラ22に通知される。また、光ディスク1の情報を再生する場合、システムコントローラ22は、例えば16個のセクタを一塊(1ECC)として読み出す制御を行っている。
図3は本実施形態において記録処理を説明するためのDVD+Rの光ディスクのデータ構造図である。図3に示すように、DVD+Rの光ディスク1に対してタイトルT1が記録され、タイトルT1の記録が終了すると、制御情報がタイトルT1の後に記録される。制御情報とは、当該タイトルのタイトル名、当該タイトルの映像音声データが記録されているセクタの始まりから終わりまでのアドレスを示す記録済みアドレス情報、当該タイトルの記録時間、などを示すタイトル管理情報のことを言う。リードイン(Lead−in)内には、当該光ディスク11をアクセスするのに必要なパラメータが記録されている。
図4は本実施形態におけるエラーメッセージの表示画面の一例を示す画面図である。図4において、エラーメッセージの表示画面Aには、例えば「ディスクに正常に制御情報が書き込めませんので、ディスクを交換して下さい。」というメッセージが表示されている。このエラーメッセージは、制御情報が光ディスク上の設定されたセクタに正常に制御情報が書き込まれない場合に、セクタをずらして、再度、制御情報を作成し、ずらしたセクタに書き込む処理であるリトライの回数(リトライカウント値)が、予め決められている最大リトライ回数(例えば、3回)を超えても、正常に制御情報をセクタに書き込めないときに表示される。このエラーメッセージの表示画面Aは、ディスプレイ装置20に表示されるが、図示しない本体表示部に表示可能な表示領域が有れば、本体表示部にも、表示させることもできる。
図5は本実施形態における警告メッセージの表示画面の一例を示す画面図である。図5において、警告メッセージの表示画面Bには、例えば「ディスクの品質が良くないようですので、ディスクの交換をお勧めします。ディスクが傷だらけであるか、使用しているドライブとの相性が悪い可能性があります。」というメッセージが表示されている。この警告メッセージは、回数(リトライカウント値)が、予め決められている多くとも最大リトライ回数(例えば、3回)で、正常に制御情報をセクタに書き込めたときに表示される。この警告メッセージの表示画面Bは、ディスプレイ装置20に表示されるが、図示しない本体表示部に表示可能な表示領域が有れば、本体表示部にも、表示させることもできる。
図6は本実施形態において光ディスクに制御情報を書き込む際に書込みエラーが発生した場合の処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図5を参照して光ディスクに制御情報を書き込む際に書込みエラーが発生した場合の処理について説明する。ここでは、光ディスク1がDVD+Rであり、記録フォーマットがDVD+VRフォーマットである場合について説明するが、光ディスク1がDVD+RWであり、記録フォーマットがDVD+VRフォーマットである場合、光ディスク1がDVD−RやDVD−RWあるいはDVD−RAMであり、記録フォーマットがDVD−VRフォーマットである場合、光ディスク1がハイビジョン映像音声信号を記録可能なHD_DVDであり、記録フォーマットがハイビジョン対応記録フォーマットである場合であっても、本発明の特徴とする処理である制御情報の書込みエラーが発生した場合の処理を適用することができる。
さて、例えば、チューナー29で選局されたテレビ番組を光ディスク1に記録する場合、装置に光ディスク1が挿入されると、システムコントローラ22は、スピンドルモータ5を駆動させることにより、光ディスク1を少しの時間だけ回転させ、ローディング(ディスク情報を読み出すマウント処理)を行い、挿入されている光ディスク1のタイプを判別し、光ディスク1が、例えば、DVD+Rであった場合は、DVD+VRフォーマットで記録されることになる。
このようにして光ディスク1がローディングされた後、システムコントローラ22は、リモコン21の記録キーの押下による記録指示、または図示しないタイマで計時されている現在時刻が記録予約による記録開始時刻になることによる記録指示を検知すると(ステップS1)、サーボ制御部4およびモータ駆動回路34を介してスピンドルモータ1を駆動させることによって光ディスク1を回転させ、また、サーボ制御部4を介して光ピックアップ2を記録動作させ、チューナー29からの映像音声信号を、A/D変換回路30、MPEGエンコーダ31、RAM32、ATAPI33、記録データ変調回路25、およびレーザ変調回路26の各処理を経て映像音声データとし、この映像音声データの光ディスク1への記録を開始させる(ステップS2)。
ここで、光ディスク1に記録される映像音声データが、例えば、図3に示すように、タイトルT1として光ディスク1のデータ領域に記録され、リモコン21の停止キーの押下による記録終了指示、または記録予約による記録終了時刻の到来による記録終了指示を、システムコントローラ22が検知すると(ステップS3)、システムコントローラ22はタイトルT1の記録を終了させる(ステップS4)。
このタイトルの記録が終了したときに、システムコントローラ22のリトライカウント値クリア手段は、リトライカウント値をクリアし(その値0に設定し)(ステップS5)、システムコントローラ22の第1のセクタ設定手段は、タイトルT1を管理するための制御情報を書き込む光ディスク1上のデータ領域のセクタを設定する(ステップS6)。そして、システムコントローラ22の第1のリトライカウント値判定手段は、タイトルT1を管理するための制御情報の書込みのリトライ回数を示すリトライカウント値が所定の最大リトライ値以下(例えば3以下)であるか否かを判定する(ステップS7)。
前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であると判定されたとき、システムコントローラ22の制御情報作成手段は、タイトルT1の記録結果に基づいて得られた、タイトルT1のタイトル名、タイトルT1の映像音声データが記録されているセクタの始まりから終わりまでのアドレスを示す記録済みアドレス情報、およびタイトルT1の記録時間の情報などを示すタイトル管理情報である制御情報を作成する(ステップS9)。そして、システムコントローラ22の制御情報書込み手段は、タイトルT1に対して作成された制御情報(ステップS9で作成された制御情報)を、前記設定されたセクタ(ステップS6で設定されたセクタ)に書き込む(ステップS10)。
前記作成された制御情報が前記設定されたセクタに書き込まれた後、システムコントローラ22の書込みエラー判定手段は、例えば、そのセクタのブロックエラーレートが所定値よりも大きいか否かを判定することにより前記制御情報の書込みエラーが発生したか否かを判定する(ステップS11)。前記セクタのブロックエラーレートが所定値以下で前記制御情報の書込みエラーが発生してないと判定されたとき、システムコントローラ22の第2のリトライカウント値判定手段は、前記リトライカウント値が、前記最大リトライ値のデクリメント値(最大リトライ値−1)以上であるか否かを判定する(ステップS14)。そして、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値未満であると判定されたとき、本処理は終了する。
一方、前記セクタのブロックエラーレートが所定値よりも大きくて前記制御情報の書込みエラーが発生していると判定されたとき(ステップS11)、システムコントローラ22のリトライカウント値インクリメント手段は、前記リトライカウント値をインクリメント(+1)し(ステップS12)、この後、システムコントローラ22の第2のセクタ設定手段は、前記制御情報を書き込むセクタをずらすため、次のセクタを設定する(ステップS13)。
そして、再び、システムコントローラ22の第2のリトライカウント値判定手段は、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みのリトライ回数を示すリトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であるか否かを判定する(ステップS7)。前記リトライカウント値(例えば4)が所定の最大リトライ値(例えば3)を超えると判定されたときに、システムコントローラ22のエラーメッセージ表示処理手段は、エラーメッセージをOSD回路35の処理などによりディスプレイ装置20に表示させ(ステップS8)、本処理を終了させる。このエラーメッセージは、例えば、図4に示すように、「ディスクに正常に制御情報が書き込めませんので、ディスクを交換して下さい。」というようなメッセージになる。
前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であると判定されたとき、システムコントローラ22の制御情報作成手段は、タイトルT1の記録結果に基づいて得られた、タイトルT1のタイトル名、タイトルT1の映像音声データが記録されているセクタの始まりから終わりまでのアドレスを示す記録済みアドレス情報、およびタイトルT1の記録時間の情報などを示すタイトル管理情報である制御情報を作成する(ステップS9)。そして、システムコントローラ22の制御情報書込み手段は、タイトルT1に対して作成された制御情報(ステップS9で作成された制御情報)を、前記設定されたセクタ(ステップS6で設定されたセクタ)に書き込む(ステップS10)。
前記作成された制御情報が前記設定されたセクタに書き込まれた後、システムコントローラ22の書込みエラー判定手段は、そのセクタのブロックエラーレートが所定値よりも大きいか否かを判定することにより前記制御情報の書込みエラーが発生したか否かを判定する(ステップS11)。前記セクタのブロックエラーレートが所定値以下で前記制御情報の書込みエラーが発生してないと判定されたとき、システムコントローラ22の第2のリトライカウント値判定手段は、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であるか否かを判定する(ステップS14)。
そして、前記リトライカウント値(例えば2)が、前記最大リトライ値のデクリメント値(例えば2)以上であると判定されたとき、即ち、前記リトライカウント値が、多くとも最大リトライカウント値(例えば3)であると判定されたとき、システムコントローラ22の警告メッセージ表示処理手段は、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージをディスプレイ装置に表示させる(ステップS15)。この警告メッセージは、例えば、図5に示すように、「ディスクの品質が良くないようですので、ディスクの交換をお勧めします。ディスクが傷だらけであるか、使用しているドライブとの相性が悪い可能性があります。」というようなメッセージになる。
以上説明したように本実施形態によれば、例えば、タイトルT1の記録終了後に制御情報を正常に書き込むことができない光ディスク1である場合に、当該光ディスク1は交換する必要があることを、エラーメッセージ(図4参照)によりユーザに知らせたり、また、書込みの多くとも最大リトライ回数で、制御情報を正常に書き込むことができた光ディスク1である場合には、当該光ディスク1は交換した方が良いことを勧めることを、警告メッセージ(図5参照)によりユーザに知らせたりすることができるので、ユーザは、現在、装置に挿入されている光ディスク1は、品質が全く悪い光ディスク、または品質が良くない光ディスクであることを認識でき、次のタイトルの記録からは新しい光ディスクを用いて記録することを選択でき、タイトルの記録を失敗するようなことを未然に防ぐことができ、装置の信頼性が向上する。
本発明は、光ディスク記録再生装置(DVDレコーダ)におけるタイトル記録後に書き込まれる制御情報の書込みエラーを表示する機能に利用可能であり、挿入されている光ディスクの品質を知ることができる・
本発明の一実施形態に係る光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてECCブロックの構成を示す図である。 前記実施形態において記録処理を説明するためのDVD+Rの光ディスクのデータ構造図である。 前記実施形態におけるエラーメッセージの表示画面の一例を示す画面図である。 前記実施形態における警告メッセージの表示画面の一例を示す画面図である。 前記実施形態において光ディスクに制御情報を書き込む際に書込みエラーが発生した場合の処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク
20 ディスプレイ装置(表示手段)
22 システムコントローラ
A エラーメッセージの表示画面
B 警告メッセージの表示画面

Claims (3)

  1. 光ディスクに情報を記録したり、光ディスクに記録された情報を再生したりする光ディスク記録再生装置において、
    光ディスクへのタイトルの記録が終了したときに、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みのリトライ回数を示すリトライカウント値をクリアするリトライカウント値クリア手段と、
    前記リトライカウント値がクリアされた後、当該タイトルを管理するための制御情報を書き込む光ディスク上のデータ領域のセクタを設定する第1のセクタ設定手段と、
    前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であるか否かを判定する第1のリトライカウント値判定手段と、
    前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値を超えると判定されたときに、エラーメッセージを表示手段に表示させるエラーメッセージ表示処理手段と、
    前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であると判定されたときに、制御情報を作成する制御情報作成手段と、
    前記作成された制御情報を前記設定されたセクタに書き込む制御情報書込み手段と、
    前記作成された制御情報が前記設定されたセクタに書き込まれた後、前記制御情報の書込みエラーが発生したか否かを判定する書込みエラー判定手段と、
    前記書込みエラーが発生したと判定されたときに、前記リトライカウント値をインクリメントするリトライカウント値インクリメント手段と、
    前記リトライカウント値がインクリメントされた後、前記制御情報を書き込むセクタを設定する第2のセクタ設定手段と、
    前記書込みエラーが発生しなかったと判定されたときに、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であるか否かを判定する第2のリトライカウント値判定手段と、
    前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であると判定されたときに、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージを表示手段に表示させる警告メッセージ表示処理手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 光ディスクに情報を記録したり、光ディスクに記録された情報を再生したりする光ディスク記録再生装置において、
    光ディスクへのタイトルの記録が終了したときに、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みでエラーを検出すると、エラーが発生したセクタに書込みを行わないようにするため、セクタをずらして再度、制御情報を作成して、制御情報の書込みをリトライし、このリトライ回数が予め決められている最大リトライ回数を超えても、正常に制御情報をセクタに書き込めないときは、エラーメッセージを表示手段に表示させ、前記リトライ回数が多くとも最大リトライ回数で、正常に制御情報をセクタに書き込めたときは、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージを表示手段に表示させるシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 前記テムコントローラは、光ディスクへのタイトルの記録が終了したときに、当該タイトルを管理するための制御情報の書込みのリトライ回数を示すリトライカウント値をクリアするリトライカウント値クリア手段と、前記リトライカウント値がクリアされた後、当該タイトルを管理するための制御情報を書き込む光ディスク上のデータ領域のセクタを設定する第1のセクタ設定手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であるか否かを判定する第1のリトライカウント値判定手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値を超えると判定されたときに、エラーメッセージを表示手段に表示させるエラーメッセージ表示処理手段と、前記リトライカウント値が所定の最大リトライ値以下であると判定されたときに、制御情報を作成する制御情報作成手段と、前記作成された制御情報を前記設定されたセクタに書き込む制御情報書込み手段と、前記作成された制御情報が前記設定されたセクタに書き込まれた後、前記制御情報の書込みエラーが発生したか否かを判定する書込みエラー判定手段と、前記書込みエラーが発生したと判定されたときに、前記リトライカウント値をインクリメントするリトライカウント値インクリメント手段と、前記リトライカウント値がインクリメントされた後、前記制御情報を書き込むセクタを設定する第2のセクタ設定手段と、前記書込みエラーが発生しなかったと判定されたときに、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であるか否かを判定する第2のリトライカウント値判定手段と、前記リトライカウント値が前記最大リトライ値のデクリメント値以上であると判定されたときに、ディスク品質が良くないことを警告する警告メッセージを表示手段に表示させる警告メッセージ表示処理手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録再生置。
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