JP2007080349A - 光ディスク装置 - Google Patents

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JP2007080349A JP2005265399A JP2005265399A JP2007080349A JP 2007080349 A JP2007080349 A JP 2007080349A JP 2005265399 A JP2005265399 A JP 2005265399A JP 2005265399 A JP2005265399 A JP 2005265399A JP 2007080349 A JP2007080349 A JP 2007080349A
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Tomohisa Maeda
智久 前田
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 光ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に、ユーザは傷や汚れの箇所を
知ることができる機能を有する光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 再生中にエラーが発生すると、光ディスク上の同じアドレスでのエラー
回数をカウントして、該エラー回数が所定回数以上であると判定されたときに、エラーが
所定回数以上発生したアドレスを示すアドレス情報をメモリに保存する。次に不揮発性メ
モリから半径位置変換式を読み出すと共に、メモリからアドレス情報を読み出し、該アド
レス情報が示すアドレスを前記半径位置変換式に代入してエラー発生箇所の半径位置を算
出する。この後、前記算出されたエラー発生箇所の半径位置の情報をメモリに保存する。
再生終了後、メモリから半径位置の情報を読み出して、ディスプレイ装置に半径位置を文
字による説明文の表示、または/および半径位置を光ディスクの絵により表示を行って告
知する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光ディスクに記録された情報を再生、あるいは光ディスクに対して情報の記
録/再生を行う光ディスク装置に関し、特に、光ディスクの再生時に光ディスクに傷や汚
れがあった場合に、傷や汚れの位置を知らせることが可能な光ディスク装置に関する。
近年、映画などのような大量の映像音声データを記録することが可能な光ディスクであ
るDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)が普及してきている。このような光ディ
スクの情報は、DVDプレイヤやDVDレコーダと言う機種名で知られている光ディスク
装置で再生することができる。光ディスク装置は、光ディスクの記録面に対して光ピック
アップからのレーザ光を照射し、光ディスクの記録面からの反射光を非接触で読み取って
、所定のデータ処理を行って映像や音声を再生するようになっている。このような光ディ
スクは、非接触で記録データが再生されるので、記録面が殆ど劣化することなく、耐久性
に優れていると言われている。
しかし、光ディスクに対する扱いが乱暴であると、光ディスクの記録面に傷や汚れが付
いてしまい、光ディスク装置は、光ディスクの記録データを読み取ることができなくなっ
て、映像や音声などを再生することができなくなる場合がある。光ディスク装置は、光デ
ィスクの記録面に少しの傷や汚れが付いていても、エラー訂正機能によって読み出しデー
タを補正して、映像や音声などを再生できるようにしている。
特開2003−331571号公報 特開2001−351313号公報
ところが、光ディスクの情報を再生している時に、特定のディスク位置でトラッキング
外れ、フォーカス外れ、エラー訂正機能の訂正不能、などのエラーが多発した場合、その
ディスク位置(アドレス)には、傷や汚れがある可能性が高く、その傷や汚れがひどくな
ると、光ディスク装置では映像や音声を再生できなくなる。このような状態を見たユーザ
は、光ディスクの記録面の傷や汚れがどの位置にあるかを知って、傷の箇所は、この傷の
箇所を飛ばして再生したり、汚れの箇所は、この汚れの箇所をクリーナで拭き取ったりし
たい場合があるが、従来の光ディスク装置では、光ディスクの記録面の傷や汚れの箇所を
知る機能を備えていないので、ユーザは、光ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に
、傷や汚れの箇所を知ることができないと言う課題があった。
なお、特許文献1の従来技術は、光ディスクの劣化状態や記録面の汚れの状態が光ディ
スクに記録された画像データ(映像データ)や音声データにどのように影響するかを確認
することを可能にしているが、光ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に、ユーザは
傷や汚れの箇所を知ることができない。
また、特許文献2の従来技術は、歪率が急増する時点までの測定時間に基づきメモリを
参照して傷などのサイズを求め、これを表示部に表示されるようにしているが、この従来
技術も、光ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に、ユーザは傷や汚れの箇所を知る
ことができない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、光ディスクの記録面に
傷や汚れがあった場合に、ユーザは傷や汚れの箇所を知ることができる機能を有する光デ
ィスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクに対する情報の再生中にエ
ラーが発生すると、同じアドレスでのエラー回数をカウントして該エラー回数が所定回数
以上であるか否かを判定するエラー回数判定手段と、該エラー回数が所定回数以上である
と判定されたときに、エラーが所定回数以上発生したアドレスを示すアドレス情報をメモ
リに保存するアドレス情報保存手段と、光ディスクに関するアドレスとセクタ周波数と線
速度とトラックピッチと記録内周半径との関係からエラー発生箇所の半径位置を算出する
半径位置変換式が予め記憶された不揮発性メモリから半径位置変換式を読み出すと共に前
記メモリからアドレス情報を読み出し、該アドレス情報が示すアドレスを前記半径位置変
換式に代入してエラー発生箇所の半径位置を算出するエラー発生箇所半径位置算出手段と
、前記算出されたエラー発生箇所の半径位置の情報を前記メモリに保存する半径位置情報
保存手段と、再生の終了後、前記メモリから半径位置の情報を読み出してディスプレイ装
置の画面上で、半径位置を文字による説明文により表示、または/および半径位置を光デ
ィスクの絵により表示を行って告知する半径位置告知手段とを有するシステムコントロー
ラを備えたことを特徴とする光ディスク装置を提供する。
この構成において、再生中にエラーが発生すると、エラー回数判定手段は、光ディスク
上の同じアドレスでのエラー回数をカウントして、該エラー回数が所定回数以上であるか
否かを判定する。該エラー回数が所定回数以上であると判定されたときに、アドレス情報
保存手段は、エラーが所定回数以上発生したアドレスを示すアドレス情報をメモリに保存
する。次に、半径位置情報保存手段は、不揮発性メモリから半径位置変換式を読み出すと
共に、メモリからアドレス情報を読み出し、該アドレス情報が示すアドレスを前記半径位
置変換式に代入してエラー発生箇所の半径位置を算出する。この後、半径位置情報保存手
段は、前記算出されたエラー発生箇所の半径位置の情報をメモリに保存する。再生終了後
、半径位置告知手段は、メモリから半径位置の情報を読み出して、ディスプレイ装置に半
径位置を文字による説明文の表示、または/および半径位置を光ディスクの絵により表示
を行って告知する。
この構成によれば、光ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に、ユーザは傷や汚れ
の箇所を知ることができ、これにより、傷の箇所を飛ばして再生したり、汚れの箇所をク
リーナで拭き取ったりして、再生の不具合を減らすことができる。
請求項2の発明は、光ディスクに対する情報の再生中に発生した同じアドレスでのエラ
ー回数が所定回数以上であったときに、この所定回数以上エラー発生したアドレスからエ
ラー発生箇所の半径位置を算出し、再生の終了後、前記算出した半径位置に傷や汚れがあ
る可能性が高い旨を告知するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク
装置を提供する。
この構成において、光ディスクに対する情報の再生中に発生した同じアドレスでのエラ
ー回数が所定回数以上であったときに、この所定回数以上エラー発生したアドレスに基づ
いてエラー発生箇所の半径位置が算出され、再生の終了後、前記算出した半径位置は、傷
や汚れがある可能性が高い箇所として告知される。
この構成によれば、光ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に、ユーザは傷や汚れ
の箇所を知ることができ、これにより、傷の箇所を飛ばして再生したり、汚れの箇所をク
リーナで拭き取ったりして、再生の不具合を減らすことができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、所定回数以上エラー発生したアドレス
からエラー発生箇所の半径位置の算出は、光ディスクに関するアドレスとセクタ周波数と
線速度とトラックピッチと記録内周半径との関係からエラー発生箇所の半径位置を算出す
ることができる半径位置変換式によって行うので、エラー発生箇所の半径位置を正確に算
出することができる。
請求項4の発明では、請求項2の発明において、前記算出した半径位置に傷や汚れがあ
る可能性が高い旨を告知する手段としては、ディスプレイ装置の画面上で、前記半径位置
を文字による説明文により表示、または/および半径位置を光ディスクの絵により表示を
行って告知するので、光ディスク上の傷や汚れのある箇所を容易に知ることができる。
請求項5の発明では、請求項2の発明において、前記システムコントローラは、光ディ
スクに対する情報の再生中にエラーが発生すると、同じアドレスでのエラー回数をカウン
トして該エラー回数が所定回数以上であるか否かを判定するエラー回数判定手段と、該エ
ラー回数が所定回数以上であると判定されたときに、エラーが所定回数以上発生したアド
レスを示すアドレス情報をメモリに保存するアドレス情報保存手段と、光ディスクに関す
るアドレスとセクタ周波数と線速度とトラックピッチと記録内周半径との関係からエラー
発生箇所の半径位置を算出する半径位置変換式が予め記憶された不揮発性メモリから半径
位置変換式を読み出すと共に前記メモリからアドレス情報を読み出し、該アドレス情報が
示すアドレスを前記半径位置変換式に代入してエラー発生箇所の半径位置を算出するエラ
ー発生箇所半径位置算出手段と、前記算出されたエラー発生箇所の半径位置の情報を前記
メモリに保存する半径位置情報保存手段と、再生の終了後、前記メモリから半径位置の情
報を読み出してディスプレイ装置の画面上で、半径位置を文字による説明文により表示ま
たは/および半径位置を光ディスクの絵により表示を行って告知する半径位置告知手段と
を有する。
したがって、前記システムコントローラは、エラー回数判定処理、アドレス情報保存処
理、エラー発生箇所半径位置算出処理、半径位置情報保存処理、および半径位置告知処理
を実現でき、これにより、光ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に、傷や汚れの箇
所をユーザに知らせることが可能になる。
以上のように本発明によれば、光ディスクに対する情報の再生中にエラーが発生すると
、同じアドレスでのエラー回数をカウントして該エラー回数が所定回数以上であるか否か
を判定するエラー回数判定手段と、該エラー回数が所定回数以上であると判定されたとき
に、エラーが所定回数以上発生したアドレスを示すアドレス情報をメモリに保存するアド
レス情報保存手段と、光ディスクに関するアドレスとセクタ周波数と線速度とトラックピ
ッチと記録内周半径との関係からエラー発生箇所の半径位置を算出する半径位置変換式が
予め記憶された不揮発性メモリから半径位置変換式を読み出すと共に前記メモリからアド
レス情報を読み出し、該アドレス情報が示すアドレスを前記半径位置変換式に代入してエ
ラー発生箇所の半径位置を算出するエラー発生箇所半径位置算出手段と、前記算出された
エラー発生箇所の半径位置の情報を前記メモリに保存する半径位置情報保存手段と、再生
の終了後、前記メモリから半径位置の情報を読み出してディスプレイ装置の画面上で、半
径位置を文字による説明文により表示または/および半径位置を光ディスクの絵により表
示を行って告知する半径位置告知手段とを有するシステムコントローラを備えたので、光
ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に、ユーザは傷や汚れの箇所を知ることができ
、これにより、傷の箇所を飛ばして再生したり、汚れの箇所をクリーナで拭き取ったりし
て、再生の不具合を減らすことができる。
また、本発明によれば、光ディスクに対する情報の再生中に発生した同じアドレスでの
エラー回数が所定回数以上であったときに、この所定回数以上エラー発生したアドレスか
らエラー発生箇所の半径位置を算出し、再生の終了後、前記算出した半径位置に傷や汚れ
がある可能性が高い旨を告知するシステムコントローラを備えたので、光ディスクの記録
面に傷や汚れがあった場合に、ユーザは傷や汚れの箇所を知ることができ、これにより、
傷の箇所を飛ばして再生したり、汚れの箇所をクリーナで拭き取ったりして、再生の不具
合を減らすことができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。ここでは、DVDレコ
ーダなどの光ディスク装置の構成について説明するが、DVDプレイヤなどの光ディスク
装置についても、同じように、光ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に、傷や汚れ
の箇所を告知するための処理を適用できることは言うまでもない。
この光ディスク装置は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ5と、光ディスク
1に対して情報の記録/再生を行うためのレーザ光を出射すると共に光ディスク1からの
反射光を受光する光ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向
に移動させるためのスレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じて、モータ駆
動回路34を介してスピンドルモータ5、およびスレッド3を駆動すると共に、光ピック
アップ2に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かすことによりレーザ光の焦点位置を
光ディスク1の記録面に対して垂直方向および水平方向に移動させる制御を行うサーボ制
御部4とを備えている。
また、この光ディスク装置は、光ディスク1の情報の再生時に光ピックアップ2からの
読取信号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力されたR
F信号をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信号
復調処理とECCエラー訂正処理を行って生成したデータをRAM7に格納するデジタル
信号処理部8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出
力されたデータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータとビデオデー
タとを分離するストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオデータを
入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオデコーダ
11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ストリーム
分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行うサブピ
クチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行うためにデ
ータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力されたビデオデータ
を入力して所定のデコード処理を行うビデオデコーダ15と、このビデオデコーダ15で
のデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えている。
また、この光ディスク装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデオデコー
ダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータとを合成
したりするビデオプロセッサ17と、傷や汚れのある光ディスクの半径位置を文字による
説明文により表示、または/および半径位置を光ディスクの絵により表示を行って告知す
るためのデータをOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)処理するOSD回路35と
、ビデオプロセッサ17から出力された合成データや、OSD回路35から出力されたデ
ータなどを表示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデ
オエンコーダ18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーデ
ィオ信号に変換して図示しない音声回路を介して例えばスピーカ19に供給するD/A変
換器16とを備えている。
また、この光ディスク装置は、システムコントローラ22に対して赤外線信号により、
再生指示を与えるための再生キー、記録指示を与えるための記録キー、再生停止や記録停
止を指示するための停止キー、および電源キーなどの各種操作キーを有するリモコン21
と、装置全体を制御する前記システムコントローラ22とを備えている。
また、この光ディスク装置は、装置の各構成要素を制御したり、装置全体を制御したり
するためのプログラムやデータが記憶されたフラッシュROM23と、このフラッシュR
OM23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステムコントローラ22を制御
するCPU24と、このCPU24の処理に必要なデータを一時的に格納するRAM27
とを備えている。
また、この光ディスク装置は、図示しないテレビジョン受信機やパーソナルコンピュー
タなどから送られてきた映像音声データを光ディスク1に記録するために変調をかける記
録データ変調回路25と、この記録データ変調回路25により変調された変調データに基
づいて光ピックアップ2から出射するレーザ光を変調させるためのレーザ変調信号を光ピ
ックアップ2に出力するレーザ変調回路26とを備えている。
システムコントローラ22は、本実施形態の特徴として、光ディスク1に対する情報の
再生中にエラーが発生すると、同じアドレスでのエラー回数をカウントして該エラー回数
が所定回数以上であるか否かを判定するエラー回数判定手段221と、該エラー回数が所
定回数以上であると判定されたときに、エラーが所定回数以上発生したアドレスを示すア
ドレス情報をRAM27に保存するアドレス情報保存手段222と、光ディスク1に関す
るアドレスとセクタ周波数と線速度とトラックピッチと記録内周半径との関係からエラー
発生箇所の半径位置を算出する半径位置変換式が予め記憶されたフラッシュROM23か
ら半径位置変換式を読み出すと共にRAM27からアドレス情報を読み出し、該アドレス
情報が示すアドレスを前記半径位置変換式に代入してエラー発生箇所の半径位置を算出す
るエラー発生箇所半径位置算出手段223と、前記算出されたエラー発生箇所の半径位置
の情報をRAM27に保存する半径位置情報保存手段224と、再生の終了後、RAM2
7から半径位置の情報を読み出してディスプレイ装置20の画面上で、半径位置を文字に
よる説明文により表示または/および半径位置を光ディスクの絵により表示を行って告知
する半径位置告知手段225とを有する。
前記エラー発生箇所半径位置算出手段223は、次の半径位置変換式により半径位置を
算出する。半径位置変換式は、R=√[(L・T・N/F・π)+r2]と表される。この
式において、Rは光ディスク上のエラー発生箇所の半径位置、Lは光ディスクが回転して
いる時の線速度、Tは光ディスク上のトラックとトラック間のトラックピッチ、Nは光デ
ィスク上のリードインエリアとデータエリアとの境目のアドレスからの相対アドレス、F
は光ディスクが回転している時のセクタ周波数、πは円周率、rは光ディスクの中心から
リードインエリアとデータエリアとの境目のアドレスまでの記録内周半径を示す。光ディ
スクがDVDの場合、リードインエリアとデータエリアとの境目のアドレスは30000
h、セクタ周波数は676.08173 Hz、線速度Lは3.49 m/s、トラックピッ
チTは0.00000074 m、記録内周半径rは0.024 mとなる。
図2は本実施形態においてディスプレイ装置の画面に表示された光ディスクの絵で傷や
汚れのある半径位置を示す表示画面の一例図である。図2において、ディスプレイ装置の
画面20aには、光ディスクの絵が表示され、破線で示す半径位置には傷や汚れがあるこ
とを警告している。
図3は本実施形態において光ディスク上の傷や汚れがある半径位置を文字による説明文
でディスプレイ装置の画面に表示された状態を示す表示画面の一例図である。図3に示す
ように、ディスプレイ装置の画面20aには、「半径2cmの辺りに傷や汚れがあります
。」と表示されている。
図4は本実施形態において光ディスクの再生時に光ディスクの記録面に傷や汚れがあっ
た場合に傷や汚れの位置を知らせるための処理を示すフローチャートである。このフロー
チャートおよび図1〜図3を参照して光ディスクの再生時に光ディスクの記録面に傷や汚
れがあった場合に傷や汚れの位置を知らせるための処理について説明する。
先ず、光ディスク1が装填され(ステップS1)、光ディスク1が立ち上がった後、リ
モコン21の再生キーが押下されると(ステップS2)、システムコントローラ22は、
サーボ制御部4を制御してスピンドルモータ5および光ピックアップ2を駆動させ、光デ
ィスク1に対する再生動作を行う(ステップS3)。そして、システムコントローラ22
は、RFアンプ6からのRF信号から得られたフォーカスエラー信号やトラッキングエラ
ー信号の状態をモニタして、フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号の乱れを検
知したり、デジタル信号処理部8のエラー訂正の状態の悪化を検知したりすることによっ
て、再生中の光ディスク1にエラーが発生したことを検出する(ステップS4)。
エラーが検出されると、システムコントローラ22のエラー回数判定手段221は、前
記エラーの検出に伴って、光ディスク1上の同じアドレスでのエラー回数をカウントして
(ステップS5)、該エラー回数が所定回数以上(例えば5回以上)であるか否かを判定
する(ステップS6)。該エラー回数が所定回数以上であると判定されたときに、システ
ムコントローラ22のアドレス情報保存手段222は、エラーが所定回数以上発生したア
ドレスを示すアドレス情報をRAM27に保存する(ステップS7)。
次に、システムコントローラ22の半径位置情報保存手段224は、フラッシュROM
23から半径位置変換式を読み出すと共に(ステップS8)、RAM27からアドレス情
報を読み出し(ステップS9)、該アドレス情報が示すアドレスを前記半径位置変換式に
代入してエラー発生箇所の半径位置を算出する(ステップS10)。この後、システムコ
ントローラ22の半径位置情報保存手段224は、前記算出されたエラー発生箇所の半径
位置の情報をRAM27に保存する(ステップS11)。
再生終了後(ステップS12)、システムコントローラ22の半径位置告知手段225
は、RAM27から半径位置の情報を読み出して(ステップS13)、ディスプレイ装置
20の画面上で、半径位置を文字による説明文により表示を行うためのデータ、または/
および半径位置を光ディスク1の絵により表示を行うためのデータをOSD回路35でO
SD処理することにより、ディスプレイ装置20に半径位置を文字による説明文の表示(
図3参照)、または/および半径位置を光ディスク1の絵により表示(図2参照)を行っ
て告知する(ステップS14)。
以上説明したように本実施形態によれば、光ディスクに対する情報の再生中に発生した
同じアドレスでのエラー回数が所定回数以上であったときに、この所定回数以上エラー発
生したアドレスからエラー発生箇所の半径位置を算出し、再生の終了後、前記算出した半
径位置に傷や汚れがある可能性が高い旨を告知するようにしたので、光ディスクの記録面
に傷や汚れがあった場合に、ユーザは傷や汚れの箇所を知ることができ、これにより、傷
の箇所を飛ばして再生したり、汚れの箇所をクリーナで拭き取ったりして、再生の不具合
を減らすことができる。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてディスプレイ装置の画面に表示された光ディスクの絵で傷や汚れのある半径位置を示す表示画面の一例図である。 前記実施形態において光ディスク上の傷や汚れがある半径位置を文字による説明文でディスプレイ装置の画面に表示された状態を示す表示画面の一例図である。 前記実施形態において光ディスクの再生時に光ディスクの記録面に傷や汚れがあった場合に傷や汚れの位置を知らせるための処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク
20 ディスプレイ装置
22 システムコントローラ
23 フラッシュROM(不揮発性メモリ)
27 RAM(メモリ)
221 エラー回数判定手段
222 アドレス情報保存手段
223 エラー発生箇所半径位置算出手段
224 半径位置情報保持手段
225 半径位置告知手段

Claims (5)

  1. 光ディスクに記録された情報を再生、あるいは光ディスクに対して情報の記録/再生を
    行う光ディスク装置において、
    光ディスクに対する情報の再生中にエラーが発生すると、同じアドレスでのエラー回数
    をカウントして該エラー回数が所定回数以上であるか否かを判定するエラー回数判定手段
    と、
    該エラー回数が所定回数以上であると判定されたときに、エラーが所定回数以上発生し
    たアドレスを示すアドレス情報をメモリに保存するアドレス情報保存手段と、
    光ディスクに関するアドレスとセクタ周波数と線速度とトラックピッチと記録内周半径
    との関係からエラー発生箇所の半径位置を算出する半径位置変換式が予め記憶された不揮
    発性メモリから半径位置変換式を読み出すと共に、前記メモリからアドレス情報を読み出
    し、該アドレス情報が示すアドレスを前記半径位置変換式に代入してエラー発生箇所の半
    径位置を算出するエラー発生箇所半径位置算出手段と、
    前記算出されたエラー発生箇所の半径位置の情報を前記メモリに保存する半径位置情報
    保存手段と、
    再生の終了後、前記メモリから半径位置の情報を読み出してディスプレイ装置の画面上
    で、半径位置を文字による説明文により表示、または/および半径位置を光ディスクの絵
    により表示を行って告知する半径位置告知手段とを、有するシステムコントローラを備え
    たことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクに記録された情報を再生、あるいは光ディスクに対して情報の記録/再生を
    行う光ディスク装置において、
    光ディスクに対する情報の再生中に発生した同じアドレスでのエラー回数が所定回数以
    上であったときに、この所定回数以上エラー発生したアドレスからエラー発生箇所の半径
    位置を算出し、再生の終了後、前記算出した半径位置に傷や汚れがある可能性が高い旨を
    告知するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 所定回数以上エラー発生したアドレスからエラー発生箇所の半径位置の算出は、光ディ
    スクに関するアドレスとセクタ周波数と線速度とトラックピッチと記録内周半径との関係
    からエラー発生箇所の半径位置を算出することができる半径位置変換式によって行うこと
    を特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記算出した半径位置に傷や汚れがある可能性が高い旨を告知する手段としては、ディ
    スプレイ装置の画面上で、前記半径位置を文字による説明文により表示、または/および
    半径位置を光ディスクの絵により表示を行って告知することを特徴とする請求項2に記載
    の光ディスク装置。
  5. 前記システムコントローラは、光ディスクに対する情報の再生中にエラーが発生すると
    、同じアドレスでのエラー回数をカウントして該エラー回数が所定回数以上であるか否か
    を判定するエラー回数判定手段と、該エラー回数が所定回数以上であると判定されたとき
    に、エラーが所定回数以上発生したアドレスを示すアドレス情報をメモリに保存するアド
    レス情報保存手段と、光ディスクに関するアドレスとセクタ周波数と線速度とトラックピ
    ッチと記録内周半径との関係からエラー発生箇所の半径位置を算出する半径位置変換式が
    予め記憶された不揮発性メモリから半径位置変換式を読み出すと共に、前記メモリからア
    ドレス情報を読み出し、該アドレス情報が示すアドレスを前記半径位置変換式に代入して
    エラー発生箇所の半径位置を算出するエラー発生箇所半径位置算出手段と、前記算出され
    たエラー発生箇所の半径位置の情報を前記メモリに保存する半径位置情報保存手段と、再
    生の終了後、前記メモリから半径位置の情報を読み出してディスプレイ装置の画面上で、
    半径位置を文字による説明文により表示、または/および半径位置を光ディスクの絵によ
    り表示を行って告知する半径位置告知手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の
    光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010015573A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Samsung Electronics Co Ltd データコピー方法及び該装置

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