JP2006302386A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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JP2006302386A
JP2006302386A JP2005121653A JP2005121653A JP2006302386A JP 2006302386 A JP2006302386 A JP 2006302386A JP 2005121653 A JP2005121653 A JP 2005121653A JP 2005121653 A JP2005121653 A JP 2005121653A JP 2006302386 A JP2006302386 A JP 2006302386A
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Masahiro Kozuki
将弘 上月
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 書き換え可能な光ディスクに対して情報の記録や再生ができなくなるのを未
然に防ぐことができる機能を有する光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】 情報を書き換えたい光ディスクを装填すると、光ディスク上のRMAの
ブロックのエラーレートが測定され、前記エラーレートが基準値よりも大きいと判定され
た場合に、警告がディスプレイ装置に表示される。これにより、ユーザが記録動作の操作
を行わなければ、書き換え可能な光ディスクに対して情報の記録や再生ができなくなるの
を未然に防ぐことができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置に関し
、特に、書き換え可能な光ディスクに対する記録動作開始前の処理に関する。
近年、映画等のような大量の映像音声データなどの情報を記録することができる光ディ
スクであるDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)が普及しつつある。DVDの種
類としては、メーカ側で情報が記録され、ユーザ側では書き換えができないDVD−RO
MタイプのDVD、ユーザ側で情報を1回だけ記録できるDVD−RタイプのDVD、ユ
ーザ側で書き換え可能なDVD−RW(DVD−RAM)タイプのDVDなどが知られて
いる。これらのDVDに記録された情報は、DVDプレイヤ(光ディスク再生装置)また
はDVDレコーダ(光ディスク記録再生装置)で再生可能であり、DVD−RタイプのD
VDやDVD−RW(DVD−RAM)タイプのDVDなどへの情報の記録は、DVDレ
コーダで可能である。以下、このようなタイプの光ディスクのうち、DVD−RWタイプ
の光ディスクに対する記録処理について説明する。
図6はDVD−RWタイプの光ディスクにおけるRMAのフォーマットの構成図である
。図6に示すようにDVD−RWタイプの光ディスクには、記録時のレーザパワーを最適
化するためにテストデータを記録するテスト領域であるPCA(Power Calibration Area
)、記録管理領域であるRMA(Recording Management Area)、リードイン領域、およ
びデータ領域が存在し、RMAには、RMAリードインとRMD(Recording Management
Data)が記録される。RMAリードインには、ドライブ製造者IDやシリアル番号、デ
ィスクIDなどを含む。また、RMDは、OPC(Optimum Power Control)関連情報や
データ領域情報、記録モード情報などを含む。RMDは、セット1〜セット28までの2
8個のセットで構成され、各セットは5個のブロックから構成される。
各ブロックは、連結損失領域およびフィールド0〜フィールド14を含む。各ブロック
の大きさは32KBであり、フィールド0〜フィールド14にはDVD−RWのモード(
インクリメンタル・モード、ディスク・アットワンス・モード、オーバライト・モード)
に応じて異なる情報が記録される。例えば、追記モードでありデータを順次追加記録でき
、データの記録が完了したときに、その情報をRMAに記録する前記インクリメンタル・
モードにおいては、フィールド0に共通情報、フィールド1にOPC情報やRMDセット
のポインタ情報、フィールド2にユーザ指定データや消去操作情報が記録される。その消
去操作情報とは、消去位置や消去回数を示す情報である。
特開2004−206803号公報 特開2003−178536号公報 特開2001−297516号公報
ところで、DVD−RWタイプのような書き換え可能な光ディスクでは、何回も情報の
書き換えを繰り返しているうちに、PCA、RMA、リードイン領域、データ領域などの
記録領域が劣化して行き、書き換えができなくなって行く。それらの記録領域の中でも、
RMAが劣化した状態で、書き換えを行って、RMAが破壊されてしまうと、書き換えを
行う前からデータ領域に記録されているデータも読み出すことが不可能になる。
そこで、書き換え可能な光ディスクに対して書き換えを行う前に、RMAの劣化状態を
前もってユーザが知ることができれば、記録や再生ができなくなるのを未然に防ぐことが
できるようになるが、従来の光ディスク記録再生装置では、そのような対策が施されてい
なかった。
なお、特許文献1の従来技術では、光ディスクのテスト領域(PCA)にテストデータ
を記録し、そのテストデータを再生して得られる再生信号の品質に基づき記録時のレーザ
パワーを設定しているが、書き換え可能な光ディスクに対して書き換えを行う前のRMA
の劣化状態を前もってユーザが知ることができないので、記録や再生ができなくなるのを
未然に防ぐことができない。
特許文献2の従来技術では、記録メディアがローディングされたとき、その記録メディ
アのファイル構造をチェックし、記録領域毎にデータエラー等の異常度を算出して異常度
を表示し、その異常度に応じて、その記録メディアの録画、再生などの機能を制限してい
るが、この従来技術も、書き換え可能な光ディスクに対して書き換えを行う前のRMAの
劣化状態をユーザに知らせるものではない。
特許文献3の従来技術では、ディスクから読み取ったデータに含まれる各種ディスク情
報を信号処理回路から取得してメモリ部に記憶し、バックエンドCPUは、このメモリ部
に記憶された最大エラーレート、面振れ値、偏心値などのディスク情報をフロントエンド
CPUから取得して、フロントパネルに表示するようにしているが、この従来技術も、書
き換え可能な光ディスクに対して書き換えを行う前のRMAの劣化状態をユーザに知らせ
るものではない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、書き換え可能な光ディ
スクに対して情報の記録や再生ができなくなるのを未然に防ぐことができる機能を有する
光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクに対して情報の記録/再生
を行う光ディスク記録再生装置において、書き換え可能な光ディスクが装填され、記録系
コマンドが発行された後、光ディスクの記録管理領域のエラーレートを測定するエラーレ
ート測定手段と、前記測定されたエラーレートが基準値よりも大きいか否かを判定するエ
ラーレート判定手段と、前記エラーレートが基準値よりも大きいということが前記エラー
レート判定手段により判定された場合に、警告をディスプレイ装置あるいは本体装置の表
示部に表示させたり、または/およびスピーカで音声出力させたりする警告出力手段と、
この警告出力手段により警告が出力された後、ユーザの操作により記録動作の継続が選択
されたか否かを判定する記録動作継続選択判定手段と、記録動作の継続が選択されたとい
うことが前記記録動作継続選択判定手段により判定された場合に、当該光ディスクが記録
不可や再生不可になる畏れがあっても記録動作の継続を行っても良いかの確認のメッセー
ジをディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示させたり、または/およびスピー
カで音声出力させたりする確認メッセージ出力手段と、前記確認メッセージが前記ディス
プレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示された後、または/およびスピーカで音声出
力された後、ユーザによる記録動作の継続の操作がされたか否かを判定する記録動作継続
操作判定手段と、前記エラーレート判定手段により前記エラーレートが基準値よりも大き
くないと判定された場合、あるいは前記記録動作継続操作判定手段によりユーザによる記
録動作の継続の操作がされたと判定された場合に、記録動作を開始させる記録動作開始手
段と、前記記憶動作が開始して記録が失敗した場合に、エラー表示を前記ディスプレイ装
置あるいは本体装置の表示部に表示させるエラー表示手段とを有するシステムコントロー
ラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成において、情報を書き換えたい光ディスクを装填すると、光ディスクの記録管
理領域のエラーレートがエラーレート測定手段により測定され、前記エラーレートが基準
値よりも大きいということがエラーレート判定手段により判定された場合に、警告出力手
段により、警告がディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示されたり、または/
およびスピーカで音声出力されたりする。
ここで、記録動作の継続が選択されたというが記録動作継続選択判定手段により判定さ
れると、例えば、「光ディスクが記録不可や再生不可になる畏れがあっても記録動作を継
続しますか」という確認メッセージが、確認メッセージ出力手段により、ディスプレイ装
置あるいは本体装置の表示部に表示されたり、または/およびスピーカで音声出力された
りする。そして、ユーザが、その確認メッセージを確認してからでも記録動作を継続させ
る操作をした場合は、ユーザによる記録動作の継続の操作がされたということが記録動作
継続操作判定手段により判定され、これにより、記録動作が記録動作開始手段により開始
される。
警告が出力された後、記録動作継続が選択されなかった場合は、記録動作継続が選択さ
れなかったということが記録動作継続選択判定手段により判定され、これにより、この書
き換え可能な光ディスクに対する記録動作開始前の処理が行われず、記録動作は終了する
。また、確認のメッセージが出力された後、ユーザが記録動作継続の操作されない場合で
、記録動作停止の操作がされた時も、この書き換え可能な光ディスクに対する記録動作開
始前の処理が行われず、記録動作は終了する。
エラーレート判定手段により前記エラーレートが基準値よりも大きくないと判定された
場合、あるいは記録動作継続操作判定手段によりユーザによる記録動作の継続の操作がさ
れたと判定された場合には、記録動作開始手段は、この光ディスクに対する記録動作を開
始させる。そして、記憶動作が開始して記録が失敗した場合には、この光ディスクには情
報が記録できないことを示すエラー表示が、エラー表示手段により、ディスプレイ装置あ
るいは本体装置の表示部に行われる。
この構成によれば、書き換え可能な光ディスクに対して記録動作開始前に記録管理領域
のエラーレートを測定して、この測定結果が悪かった場合は、ユーザに警告を出すように
したので、書き換え可能な光ディスクに対して情報の記録や再生ができなくなるのを未然
に防ぐことができる。また、ユーザは、現時点の劣化状態の光ディスクでも、確認メッセ
ージで納得して、記録動作の継続を行って、未だ書き換えできる程度の劣化状態であれば
、書き換えすることができるので、光ディスクを有効利用することも可能になる。
請求項2の発明は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装
置において、書き換え可能な光ディスクが装填され、記録系コマンドが発行された後、光
ディスクの記録管理領域のエラーレートを測定して、この測定されたエラーレートが基準
値よりも大きい場合に、ユーザに警告を出すように制御を行うシステムコントローラを備
えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成において、書き換え可能な光ディスクが装填され、記録系コマンドが発行され
た後、光ディスクの記録管理領域のエラーレートが測定され、この測定されたエラーレー
トが基準値よりも大きい場合には、警告が出される。
この構成によれば、書き換え可能な光ディスクに対して記録動作開始前に記録管理領域
のエラーレートを測定して、この測定結果が悪かった場合は、ユーザに警告を出すように
したので、書き換え可能な光ディスクに対して情報の記録や再生ができなくなるのを未然
に防ぐことができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記システムコントローラは、書き換
え可能な光ディスクが装填され、記録系コマンドが発行された後、光ディスクの記録管理
領域のエラーレートを測定するエラーレート測定手段と、前記測定されたエラーレートが
基準値よりも大きいか否かを判定するエラーレート判定手段と、前記エラーレートが基準
値よりも大きいということが前記エラーレート判定手段により判定された場合に、警告を
ディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示させたり、または/およびスピーカで
音声出力させたりする警告出力手段と、この警告出力手段により警告が出力された後、ユ
ーザの操作により記録動作継続の操作がされたか否かを判定する記録動作継続操作判定手
段と、前記エラーレート判定手段により前記エラーレートが基準値よりも大きくないと判
定された場合、あるいは前記記録動作継続操作判定手段によりユーザによる記録動作の継
続の操作がされたと判定された場合に、記録動作を開始させる記録動作開始手段と、前記
記憶動作が開始して記録が失敗した場合に、エラー表示を前記ディスプレイ装置あるいは
本体装置の表示部に表示させるエラー表示手段とを有する。
したがって、前記システムコントローラは、エラーレート測定処理、エラーレート判定
処理、警告出力処理、記録動作継続操作判定処理、記録動作開始処理、およびエラー表示
処理を実現でき、特に、書き換え可能な光ディスクに対して記録動作開始前に記録管理領
域のエラーレートの測定結果が悪かった場合は、警告を出すことができる。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、前記システムコントローラは、警告が
出力された後、ユーザの操作により記録動作の継続が選択されたか否かを判定する記録動
作継続選択判定手段と、記録動作の継続が選択されたということが前記記録動作継続選択
判定手段により判定された場合に、当該光ディスクが記録不可や再生不可になる畏れがあ
っても記録動作の継続を行っても良いかの確認のメッセージをディスプレイ装置あるいは
本体装置の表示部に表示させたり、または/およびスピーカで音声出力させたりする確認
メッセージ出力手段とを有する。
したがって、前記システムコントローラは、記録動作継続選択判定処理および確認メッ
セージ表示処理を実現でき、これにより、ユーザは、現時点の劣化状態の光ディスクでも
、記録動作の継続を行った場合、この光ディスクが記録不可や再生不可になっても納得す
ることができるので、この光ディスクに以前記録されている情報が再生できなくなっても
良い場合は、記録動作の継続を行っても良く、未だ書き換えできる程度の劣化状態であれ
ば、書き換えすることができ、光ディスクを有効利用することも可能になる。
以上のように本発明によれば、書き換え可能な光ディスクが装填され、記録系コマンド
が発行された後、光ディスクの記録管理領域のエラーレートを測定するエラーレート測定
手段と、前記測定されたエラーレートが基準値よりも大きいか否かを判定するエラーレー
ト判定手段と、前記エラーレートが基準値よりも大きいということが前記エラーレート判
定手段により判定された場合に、警告をディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表
示させたり、または/およびスピーカで音声出力させたりする警告出力手段と、この警告
出力手段により警告が出力された後、ユーザの操作により記録動作の継続が選択されたか
否かを判定する記録動作継続選択判定手段と、記録動作の継続が選択されたということが
前記記録動作継続選択判定手段により判定された場合に、当該光ディスクが記録不可や再
生不可になる畏れがあっても記録動作の継続を行っても良いかの確認のメッセージを前記
ディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示させたり、または/およびスピーカで
音声出力させたりする確認メッセージ出力手段と、前記確認メッセージが前記ディスプレ
イ装置あるいは本体装置の表示部に表示された後、ユーザによる記録動作の継続の操作が
されたか否かを判定する記録動作継続操作判定手段と、前記エラーレート判定手段により
前記エラーレートが基準値よりも大きくないと判定された場合、あるいは前記記録動作継
続操作判定手段によりユーザによる記録動作の継続の操作がされたと判定された場合に、
記録動作を開始させる記録動作開始手段と、前記記憶動作が開始して記録が失敗した場合
に、エラー表示を前記ディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示させるエラー表
示手段とを有するシステムコントローラを備えたので、書き換え可能な光ディスクに対し
て記録動作開始前に記録管理領域のエラーレートを測定して、この測定結果が悪かった場
合は、ユーザに警告を出すことができ、これにより、書き換え可能な光ディスクに対して
情報の記録や再生ができなくなるのを未然に防ぐことができる。また、ユーザは、現時点
の劣化状態の光ディスクでも、確認メッセージで納得して、記録動作の継続を行って、未
だ書き換えできる程度の劣化状態であれば、書き換えすることができるので、光ディスク
を有効利用することも可能になる。
また、本発明によれば、書き換え可能な光ディスクが装填され、記録系コマンドが発行
された後、光ディスクの記録管理領域のエラーレートを測定して、この測定されたエラー
レートが基準値よりも大きい場合に、ユーザに警告を出すように制御を行うシステムコン
トローラを備えたので、書き換え可能な光ディスクに対して記録動作開始前に記録管理領
域のエラーレートを測定して、この測定結果が悪かった場合は、ユーザに警告を出すこと
ができ、これにより、書き換え可能な光ディスクに対して情報の記録や再生ができなくな
るのを未然に防ぐことができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係る光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。
この光ディスク記録再生装置は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ5と、光
ディスク1に対して情報を記録/再生するためのレーザ光を出射すると共に光ディスク1
からの反射光を受光する光ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1の半
径方向に移動させるためのスレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じてスピ
ンドルモータ5およびスレッド3を駆動すると共に光ピックアップ2に内蔵された対物レ
ンズ(図示せず)を動かすことによりレーザ光の焦点位置を光ディスク1の記録面に対し
て垂直方向および水平方向に移動させる制御を行うサーボ制御部4とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ2から
の読取信号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力された
RF信号をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信
号復調処理と誤り訂正処理を行って生成したデータをRAM7に格納するデジタル信号処
理部8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出力され
たデータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータとビデオデータとを
分離するストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオ
データを入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオ
デコーダ11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ス
トリーム分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行
うサブピクチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行う
ためにデータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力されたビデ
オデータを入力して所定のデコード処理を行うビデオデコーダ15と、このビデオデコー
ダ15でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えてい
る。
また、この光ディスク記録再生装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデ
オデコーダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータ
とを合成するビデオプロセッサ17と、このビデオプロセッサ17から出力された合成デ
ータを表示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデオエ
ンコーダ18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーディオ
信号に変換して例えばスピーカ19に供給するD/A変換器16とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、装置全体を制御する前記システムコントローラ
22と、このシステムコントローラ22に対して記録指示を与えるための記録キー、再生
指示を与えるための再生キー、記録や再生の停止指示を与えるための停止キーなど、各種
操作キーを有するリモコン21と、リモコン21や図示しない本体操作部の操作内容や、
装置の動作モードなどを表示する本体装置の表示部28と、装置の各構成要素を制御した
り、装置全体を制御したりするためのプログラムやデータが記憶されたフラッシュROM
23と、このフラッシュROM23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステ
ムコントローラ22を制御するCPU24と、このCPU24の演算処理に必要なデータ
を一時的に格納するRAM27とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、図示しないテレビジョン受信機やパーソナルコ
ンピュータなどから送られてきた映像音声データを光ディスク1に記録するために変調を
かける記録データ変調回路25と、この記録データ変調回路25により変調された変調デ
ータに基づいて光ピックアップ2から出射するレーザ光を変調させるためのレーザ変調信
号を光ピックアップ2に出力するレーザ変調回路26とを備えている。
システムコントローラ22は、本実施形態の特徴とする構成要素として、書き換え可能
な光ディスク1が装填され、記録系コマンドが発行された後、光ディスク1の記録管理領
域のエラーレートを測定するエラーレート測定手段221と、前記測定されたエラーレー
トが基準値よりも大きいか否かを判定するエラーレート判定手段222と、前記エラーレ
ートが基準値よりも大きいということが前記エラーレート判定手段221により判定され
た場合に、警告をディスプレイ装置20あるいは本体装置の表示部28に表示させたり、
または/およびスピーカ20で音声出力させたりする警告出力手段223と、この警告出
力手段223により警告が出力された後、ユーザの操作により記録動作の継続が選択され
たか否かを判定する記録動作継続選択判定手段224とを有する。
また、システムコントローラ22は、記録動作の継続が選択されたということが記録動
作継続選択判定手段224により判定された場合に、当該光ディスク1が記録不可や再生
不可になる畏れがあっても記録動作の継続を行っても良いかの確認のメッセージを前記デ
ィスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示させたり、または/およびスピーカ20
で音声出力させたりする確認メッセージ出力手段225と、前記確認メッセージがディス
プレイ装置20あるいは本体装置の表示部28に表示された後、または/およびスピーカ
19で音声出力された後、ユーザによる記録動作の継続の操作がされたか否かを判定する
記録動作継続操作判定手段226と、前記エラーレート判定手段222により前記エラー
レートが基準値よりも大きくないと判定された場合、あるいは前記記録動作継続操作判定
手段226によりユーザによる記録動作の継続の操作がされたと判定された場合に、記録
動作を開始させる記録動作開始手段227と、前記記憶動作が開始して記録が失敗した場
合に、エラー表示を前記ディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示させるエラー
表示手段228とを有する。
図2は本実施形態においてシステムコントローラ22の警告出力手段223の処理によ
りディスプレイ装置20または本体装置の表示部28に表示される警告メッセージの一例
を示す図である。図3は本実施形態においてシステムコントローラ22の確認メッセージ
出力手段225の処理によりディスプレイ装置20または本体装置の表示部28に表示さ
れる確認メッセージの一例を示す図である。図4は本実施形態においてシステムコントロ
ーラ22のエラー表示手段228の処理によりディスプレイ装置20または本体装置の表
示部28に表示されるエラーメッセージの一例を示す図である。
図5は本実施形態の光ディスク記録再生装置において書き換え可能な光ディスクに対す
る記録動作開始前の処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートお
よび図1から図4を参照して、この光ディスク記録再生装置において書き換え可能な光デ
ィスク(DVD−RW)に対する記録動作開始前の処理を説明する。
情報を書き換えたい光ディスク(DVD−RW)1を装填し、リモコン21の記録キー
(RECボタン)を押下すると、システムコントローラ22は記録キーの押下を検出し(
ステップS1)、記録系コマンドをCPU24に対して発行する(ステップS2)。次に
、システムコントローラ22のエラーレート測定手段221は、光ディスク1上のRMA
のブロック(RMDブロック)のエラーレートを測定し(ステップS3)、この後、エラ
ーレート判定手段222は、前記測定されたエラーレートが基準値よりも大きいか否かを
判定する(ステップS4)。
前記ブロックのエラーレートが基準値よりも大きいということが前記エラーレート判定
手段222により判定された場合に、例えば、図2に示すような、「光ディスクが記録不
可や再生不可になる畏れがあります」という警告メッセージを、ディスプレイ装置20あ
るいは本体装置の表示部28に表示させたり、または/およびスピーカ19で音声出力し
たりする(ステップS9)。この警告メッセージを見たり、あるいは警告メッセージを聞
いたりしたユーザが、リモコン21を操作(例えば、記録動作継続を選択するか否かの画
面上の選択項目の記録動作継続をする方をカーソルで選択して決定する操作)して、記録
動作継続が選択されると、記録動作継続が選択されたということが記録動作継続選択判定
手段224により判定される(ステップS10)。
そして、確認メッセージ出力手段225は、例えば、図3に示すような、「光ディスク
が記録不可や再生不可になる畏れがあっても記録動作を継続しますか」という確認メッセ
ージを、ディスプレイ装置20あるいは本体装置の表示部28に表示させたり、または/
およびスピーカ19で音声出力させたりする(ステップS11)。ユーザは、その確認メ
ッセージを確認してからでも記録動作を継続したい場合は、リモコン21を操作して記録
動作の継続を指示すると、記録動作継続操作判定手段226は、ユーザによる記録動作の
継続の操作がされたと判定し(ステップS12)、これにより、記録動作開始手段227
は記録動作を開始させる(ステップS5)。
ステップS9において、警告メッセージが出力された後、ユーザはリモコン21を操作
(例えば、記録動作継続を選択するか否かの表示画面上の選択項目の記録動作継続をしな
い方をカーソルで選択して決定する操作)して、記録動作継続が選択されなかった場合、
記録動作継続が選択されなかったということが記録動作継続選択判定手段224により判
定される(ステップS10)。そして、リモコン21により記録動作停止の操作がされた
時には(ステップS13)、このDVD−RWの光ディスク1に対する記録動作開始前の
処理が行われず、本処理は終了する。また、確認のメッセージが出力された後(ステップ
S11)、ユーザが記録動作継続の操作されない場合で(ステップS12)、リモコン2
1により記録動作停止の操作がされた時も(ステップS13)、このDVD−RWの光デ
ィスク1に対する記録動作開始前の処理が行われず、本処理は終了する。
エラーレート判定手段222により前記ブロックのエラーレートが基準値よりも大きく
ないと判定された場合(ステップS4)、あるいは記録動作継続操作判定手段226によ
りユーザによる記録動作の継続の操作がされたと判定された場合には(ステップS12)
、記録動作開始手段227は光ディスク1に対する記録動作を開始させる(ステップS5
)。そして、記憶動作が開始して記録が失敗した場合には、エラー表示手段228は、こ
の光ディスク1には情報が記録できないことを示すエラー表示を、ディスプレイ装置20
あるいは本体装置の表示部28に行う。記録が失敗しなかった場合は(ステップS6)、
記録が最後まで終了すれば(ステップS8)、本処理は終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、書き換え可能な光ディスクに対して記録動作
開始前に記録管理領域のエラーレートを測定して、この測定結果が悪かった場合は、ユー
ザに警告を出すことができ、これにより、書き換え可能な光ディスクに対して情報の記録
や再生ができなくなるのを未然に防ぐことができる。また、ユーザは、現時点の劣化状態
の光ディスクでも、確認メッセージで納得して、記録動作の継続を行って、未だ書き換え
できる程度の劣化状態であれば、書き換えすることができるので、光ディスクを有効利用
することも可能になる。
本発明の一実施形態に係る光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてシステムコントローラの警告出力手段の処理によりディスプレイ装置または本体装置の表示部に表示される警告メッセージの一例を示す図である。 前記実施形態においてシステムコントローラの確認メッセージ出力手段の処理によりディスプレイ装置または本体装置の表示部に表示される確認メッセージの一例を示す図である。 前記実施形態においてシステムコントローラのエラー表示手段の処理によりディスプレイ装置または本体装置の表示部に表示されるエラーメッセージの一例を示す図である。 前記実施形態の光ディスク記録再生装置において書き換え可能な光ディスクに対する記録動作開始前の処理を説明するためのフローチャートである。 DVD−RWタイプの光ディスクにおけるRMAのフォーマットの構成図である。
符号の説明
1 光ディスク
20 ディスプレイ装置
22 システムコントローラ
28 本体装置の表示部
221 エラーレート測定手段
222 エラーレート判定手段
223 警告出力手段
224 記録動作継続選択判定手段
225 確認メッセージ出力手段
226 記録動作継続操作判定手段
227 記録動作開始手段
228 エラー表示手段

Claims (4)

  1. 光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置において、書き換
    え可能な光ディスクが装填され、記録系コマンドが発行された後、光ディスクの記録管理
    領域のエラーレートを測定するエラーレート測定手段と、前記測定されたエラーレートが
    基準値よりも大きいか否かを判定するエラーレート判定手段と、前記エラーレートが基準
    値よりも大きいということが前記エラーレート判定手段により判定された場合に、警告を
    ディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示させたり、または/およびスピーカで
    音声出力させたりする警告出力手段と、この警告出力手段により警告が出力された後、ユ
    ーザの操作により記録動作の継続が選択されたか否かを判定する記録動作継続選択判定手
    段と、記録動作の継続が選択されたということが前記記録動作継続選択判定手段により判
    定された場合に、当該光ディスクが記録不可や再生不可になる畏れがあっても記録動作の
    継続を行っても良いかの確認のメッセージをディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部
    に表示させたり、または/およびスピーカで音声出力させたりする確認メッセージ出力手
    段と、前記確認メッセージがディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示された後
    、または/およびスピーカで音声出力された後、ユーザによる記録動作の継続の操作がさ
    れたか否かを判定する記録動作継続操作判定手段と、前記エラーレート判定手段により前
    記エラーレートが基準値よりも大きくないと判定された場合、あるいは前記記録動作継続
    操作判定手段によりユーザによる記録動作の継続の操作がされたと判定された場合に、記
    録動作を開始させる記録動作開始手段と、前記記憶動作が開始して記録が失敗した場合に
    、エラー表示を前記ディスプレイ装置あるいは前記本体装置の表示部に表示させるエラー
    表示手段とを有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生
    装置。
  2. 光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク記録再生装置において、書き換
    え可能な光ディスクが装填され、記録系コマンドが発行された後、光ディスクの記録管理
    領域のエラーレートを測定して、この測定されたエラーレートが基準値よりも大きい場合
    に、ユーザに警告を出すように制御を行うシステムコントローラを備えたことを特徴とす
    る光ディスク記録再生装置。
  3. 前記システムコントローラは、書き換え可能な光ディスクが装填され、記録系コマンド
    が発行された後、光ディスクの記録管理領域のエラーレートを測定するエラーレート測定
    手段と、前記測定されたエラーレートが基準値よりも大きいか否かを判定するエラーレー
    ト判定手段と、前記エラーレートが基準値よりも大きいということが前記エラーレート判
    定手段により判定された場合に、警告をディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表
    示させたり、または/およびスピーカで音声出力させたりする警告出力手段と、この警告
    出力手段により警告が出力された後、ユーザの操作により記録動作継続の操作がされたか
    否かを判定する記録動作継続操作判定手段と、前記エラーレート判定手段により前記エラ
    ーレートが基準値よりも大きくないと判定された場合、あるいは前記記録動作継続操作判
    定手段によりユーザによる記録動作の継続の操作がされたと判定された場合に、記録動作
    を開始させる記録動作開始手段と、前記記憶動作が開始して記録が失敗した場合に、エラ
    ー表示を前記ディスプレイ装置あるいは前記本体装置の表示部に表示させるエラー表示手
    段とを有することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録再生装置。
  4. 前記システムコントローラは、警告が出力された後、ユーザの操作により記録動作の継
    続が選択されたか否かを判定する記録動作継続選択判定手段と、記録動作の継続が選択さ
    れたということが前記記録動作継続選択判定手段により判定された場合に、当該光ディス
    クが記録不可や再生不可になる畏れがあっても記録動作の継続を行っても良いかの確認の
    メッセージをディスプレイ装置あるいは本体装置の表示部に表示させたり、または/およ
    びスピーカで音声出力させたりする確認メッセージ出力手段とを有することを特徴とする
    請求項3に記載の光ディスク記録再生装置。
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