JP4415866B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクの試し書き領域に試し書きを行うことにより、データ領域にデータを書き込むときの最適記録パワーを求める光ディスク装置に係り、より詳細には、書込対象領域が未記録領域となるときの最適記録パワーの取得方法と、書込対象領域が記録済み領域となるときの最適記録パワーの取得方法とを異なる方法とした光ディスク装置に関するものである。
DVD−RW等の、書き換え可能な光ディスクにデータを書き込むときには、データの書き込みに先立ち、データを記録するときの最適記録パワーを求めている。すなわち、試し書き領域(PCA:Power Calibration Area)にレーザパワーを変化させながら試し書きを行い、試し書きしたデータの再生信号から、データの記録に使用する最適記録パワーを求めている。しかし、データを書き込む領域が、データが未記録の領域の場合と、既にデータが書き込まれた領域の場合とでは、最適記録パワーが異なる。また、既にデータが書き込まれた領域の場合、どのようなレーザパワーでもってデータが書き込まれたかによっても、最適記録パワーが異なる。このため、以下に示す技術が提案されている。
すなわち、この技術では、データを記録しようとする領域が、未記録領域なのか、あるいは、既にデータが記録されている記録済み領域なのかを調べている。そして、データを記録しようとする領域が未記録領域である場合には、試し書き領域に、記録レーザパワーの強度を段階的に変化させた試し書きを行うとともに、試し書きしたデータの再生信号の波形から最適記録パワーを求めた後、求めた最適記録パワーを用いてデータの記録を行っている。一方、データを記録しようとする領域が記録済み領域である場合には、未記録領域の場合と同様に、試し書き領域を用いて最適記録パワーを求めている。且つ、記録済み領域を再生し、そのときの再生信号から、記録済み領域の変調度Moptを求めている。次いで、求めた変調度Moptを、予め装置毎に設定された変調度Mtargetと比較している。
比較した結果、記録済み領域の変調度Moptが、装置に設定された変調度Mtargetより大きいことが判明した場合には、試し書き領域を使用して求めた最適記録パワーを若干小さくしたレーザパワーでもって、データの書き込みを行っている。一方、記録済み領域の変調度Moptが、装置に設定された変調度Mtargetと等しいことが判明した場合には、試し書き領域を使用して求めた最適記録パワーでもってデータの書き込みを行い、記録済み領域の変調度Moptが、装置に設定された変調度Mtargetより小さいことが判明した場合には、試し書き領域を使用して求めた最適記録パワーを若干大きくしたレーザパワーでもってデータの書き込みを行っている。
つまり、記録済み領域にデータの上書きを行うときでは、上書きを行う前に、記録済み領域に以前にデータを書き込みしたときのレーザパワーを、変調度として検出している。そして、試し書き領域を用いて求めた最適記録パワーを、検出したレーザパワーに基づいて補正し、補正した最適記録パワーでもって、記録済み領域への上書きを行っている。すなわち、記録済み領域に上書きを行うときのレーザパワーは、記録済み領域の状態に応じて補正される。このため、書き込み時のレーザパワーの強度が不足するという事態、あるいは、レーザパワーが不必要に強くなるという事態の発生が防止され、光ディスクの耐久性を損なうことなく、データの書き込みの信頼性が高められる、という効果が得られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−99933号公報(第0015段落)
しかしながら、上記従来技術を用いたときには、以下に示す問題が生じていた。すなわち、記録済み領域の変調度と、装置のそれぞれ毎に予め設定された変調度との比較結果に従って書き込み用のレーザパワーを微調整したとしても、微調整されたレーザパワーは、予め得られた実験的なデータから、最適と判断される値となっているに過ぎない。すなわち、書き込み対称となる光ディスクの記録済み領域のその都度の状態、あるいは、そのときの光ピックアップの状態(環境温度等)に則したレーザパワーとはなっていない。このため、記録済み領域への書き込みに使用する、強度が微調整されたレーザパワーが最適値からずれる場合があり、書き込んだデータの信頼性の低下を招いたり、光ディスクの寿命の不要な短命化といった事態を招くことがあった。
本発明は、上記の問題点を解決するため創案されたものであり、その目的は、書込対象領域が未記録であるときと書込済みであるときとの双方において、実際に再生される信号が最も好適な信号となる記録レーザパワーでもってデータの記録を行うことのでき、且つ、書込対象領域が互いに異なる記録レーザパワーによってデータが書き込みされた領域からなるときにも、記録レーザパワーを領域のそれぞれに最も適する値とすることのでき、且つ、多数のレーザパワー情報を記憶可能とする記憶手段やレーザパワー情報の管理手段といったような、装置の複雑化を招く機能の増設を不要とすることのでき、且つ、書込対象領域が互いに異なる記録レーザパワーによってデータが書き込みされた領域からなるとともに記録レーザパワーを領域のそれぞれに最も適する値とするときにも、中断を生じることなく連続してデータの書き込みを行うことのできる光ディスク装置を提供することにある。
また本発明の目的は、書込を行う領域である書込対象領域が未記録領域となるときには未使用の試し書き領域を用いて最適記録パワーを求め、書込対象領域が記録済み領域となるときには、書込対象領域へのデータの書き込みに用いられた記録レーザパワーを用いて試し書き領域に予備書き込みを行った後、予備書き込みを行った試し書き領域を用いて最適記録パワーを求めることにより、書込対象領域が未記録であるときと書込済みであるときとの双方において、実際に再生される信号が最も好適な信号となる記録レーザパワーでもってデータの記録を行うことのできる光ディスク装置を提供することにある。
また、上記目的に加え、書込対象領域が互いに異なる記録レーザパワーによってデータが書き込みされたデータ領域からなるときには、書き込みを行うデータ領域のそれぞれに対応する最適記録パワーを用いて書き込みを行うことにより、書込対象領域が互いに異なる記録レーザパワーによってデータが書き込みされた領域からなるときにも、記録レーザパワーを領域のそれぞれに最も適する値とすることのできる光ディスク装置を提供することにある。
また、上記目的に加え、データ領域にデータの書き込みを行ったときの記録レーザパワーとデータ領域とを対応付けた情報であるレーザパワー情報を光ディスクの所定領域に記録することによって、光ディスクのそれぞれについてのレーザパワー情報を記憶する記憶手段を装置内部に設けることを不要とすることにより、多数のレーザパワー情報を記憶可能とする記憶手段やレーザパワー情報の管理手段といったような、装置の複雑化を招く機能の増設を不要とすることのできる光ディスク装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係る光ディスク装置は、データ領域にデータが書き込まれた場合に、データ領域におけるデータが既にそれぞれ書き込まれている各記録済み領域とこれら各記録済み領域に前回においてデータがそれぞれ書き込まれたときの各記録レーザパワーとを互いに対応付けたレーザパワー情報が所定領域に記録されている光ディスクと、前記光ディスクに対するデータの書き込みと読み出しとを行うデータ記録再生部と、ユーザの手動操作による指示を入力する入力部と、前記入力部から入力される指示に基づいて装置全体を制御する制御部とを備え、前記制御部が、前記光ディスクのデータ領域におけるデータを書き込むべき書込対象領域を指定したうえで、当該書込対象領域にデータを記録する指示が前記入力部から入力されたとき、前記光ディスクの所定領域から前記データ記録再生部により読み出された前記レーザパワー情報に基づいて前記書込対象領域がデータの記録済み領域または未記録領域の何れであるかを判別して、その判別結果が未記録領域である場合、前記光ディスクの試し書き領域における未使用領域に対して、記録レーザパワーの強度を段階的に変化させながらデータの試し書きを行ったのちに、試し書きしたデータを前記データ記録再生部により読み出させた再生信号の波形に基づいて前記書込対象領域にデータを書き込むときの最適記録パワーを求める制御であるOPCを実行し、一方、前記判別結果が記録済み領域である場合、前記データ記録再生部により前記光ディスクの所定領域から読み出された前記レーザパワー情報から、今回の前記書込対象領域として指示されたデータ領域に相当する記録済み領域に対応付けて記録されている記録レーザパワーを求めて、この記録レーザパワーによって前記光ディスクの試し書き領域における未使用領域に対しデータの予備書き込みを行うよう前記データ記録再生部を制御した後、この予備書き込みを行った試し書き領域に対して前記OPCを実行することにより、前記書込対象領域にデータを記録するときの最適記録パワーを求める記録パワー取得手段と、前記入力部から指定入力されている光ディスクの前記書込対象領域に、前記記録パワー取得手段によって求められた最適記録パワーを記録レーザパワーとしてデータの書き込みを行うよう前記データ記録再生部を制御するデータ書込手段と、前記光ディスクに対し前記データ書込手段データの書き込みを行った際の記録済み領域の範囲と記録レーザパワーと対応付けた前記レーザパワー情報を生成して、そのレーザパワー情報を光ディスクの所定領域に更新記録するよう前記データ記録再生部を制御するレーザパワー記録手段と、を有している
すなわち、書込対象領域に前回書き込まれたる記録レーザパワーによって予備書き込みを行った試し書き領域を用いて最適記録パワーを求めることは、書込対象領域を用いて最適記録パワーを求めることと等価となる。このため、予備書き込みを行った試し書き領域を用いて求めた最適記録パワーは、書込対象領域へのデータの書き込みに最適な記録レーザパワーとなる。また、記録済み領域へのデータの書き込みを行ったときの記録レーザパワーについては、装置内部に記憶しなくても、レーザパワー情報として光ディスクの所定領域に記録される。従って、光ディスクに記録されたレーザパワー情報を読み取ると、記録済み領域に前回においてデータの書き込みを行ったときの記録レーザパワーを知ることができる。
また、上記構成に加え、前記記録パワー取得手段は、前記光ディスクの試し書き領域における未使用領域に対しデータの予備書き込みを行う際に、前記書込対象領域に既に書き込まれているデータの一部または当該データに近似したデータの何れかを予備書き込みするよう前記データ記録再生部を制御するようになっている。
これにより、予備書き込みを行った試し書き領域を用いて求めた最適記録パワーは、書込対象領域へのデータの書き込みに一層正確に最適な記録レーザパワーとなる。
また、上記構成に加え、前記記録パワー取得手段が、さらに、前記入力部から指定入力された前記書込対象領域に、前記データ記録再生部が前記光ディスクの所定領域から読み出した前記レーザパワー情報に基づいて互いにレベルの異なる記録レーザパワーによってそれぞれデータが書き込まれた複種類の記録済み領域が存在すると判別した場合、前記レーザパワー情報において当該複種類の記録済み領域のそれぞれに対応付けて記録されている各記録レーザパワーでもって前記光ディスクの試し書き領域における未使用領域に対しデータの予備書き込みを順次行うよう前記データ記録再生部を制御した後、この予備書き込みが終了する毎に試し書き領域に対し前記OPCを順次実行して、前記書込対象領域における当該複種類の記録済み領域の各々にデータを記録するときの各最適記録パワーを、当該複種類の記録済み領域の全てについて順次求める制御機能を有し、前記データ書込手段が、さらに、前記光ディスクの前記書込対象領域における当該複種類の各記録済み領域に、これら各記録済み領域について前記記録パワー取得手段がそれぞれ求めた各最適記録パワーを記録レーザパワーとして全ての当該複種類の各記録済み領域に対し連続的にデータの書き込みを順次行う制御機能を有し、前記レーザパワー記録手段が、さらに、前記データ書込手段がデータの書き込みを行った当該複種類の記録済み領域のそれぞれの範囲を開始アドレスと終了アドレスとにより規定して、当該複種類の記録済み領域の各範囲とこれら各範囲にそれぞれデータが書き込まれたときの記録レーザパワーとを対応付けた前記レーザパワー情報を生成して、そのレーザパワー情報を前記光ディスクの所定領域に更新して記録するよう前記データ記録再生部を制御する制御機能を有している構成とすることができる。すなわち、書込対象領域が、互いに異なるレベルの記録レーザパワーによってデータが書き込まれた複種類の記録済み領域からなるときであっても、データ書込手段がデータの書き込みに用いる記録レーザパワーは各領域に最適な記録レーザパワーとなる。また、記録レーザパワーが異なる複種類の記録済み領域のそれぞれに対応する最適記録パワーの全てを、データの書き込みが開始される前に求めているので、以後では、最適記録パワーを求めるための中断を生じることなく、時間的に連続したデータの書き込みを行うことができる。
また、上記構成に加え、前記レーザパワー記録手段は、前記レーザパワー情報を、前記光ディスクのRMA内に記録されるRMDにおける未定義エリアに記録し、前記制御部は、前記光ディスクが装置に装着されたときに、前記光ディスクの前記レーザパワー情報を含む前記RMDを読み取って内部に記憶する構成とすることが好ましい。光ディスク装置では、一般に、光ディスクが装置にローディングされたときにRMDが読み取られるので、光ディスクがローディングされた時点で自動的にレーザパワー情報を読み取って制御部の内部に記憶しておくことができる。
請求項1に係る発明によれば、予備書き込みを行った試し書き領域を用いて最適記録パワーを求めることは、書込対象領域を用いて最適記録パワーを求めることと等価となる。このため、予備書き込みを行った試し書き領域を用いて求められた最適記録パワーは、書込対象領域へのデータの書き込みに最適な記録レーザパワーとなっている。また、記録済み領域へのデータの書き込みを行ったときの記録レーザパワーについては、装置内部に記憶しなくても、レーザパワー情報として光ディスクの所定領域に記録されるので、多数のレーザパワー情報を記憶するための記憶手段やレーザパワー情報の管理手段といったような、装置の複雑化を招く機能の増設を不要とすることができる。したがって、光ディスクに記録されたレーザパワー情報を読み取ると、前回において記録済み領域にデータの書き込みを行ったときの記録レーザパワーを知ることができる。さらに、書込対象領域が未記録であるときと書込済みであるときとの双方において、実際に再生される信号が最も好適な信号となる記録レーザパワーでもってデータの記録を行うことができる。つまり、記録済み領域に上書き記録するときの記録レーザパワーを、最も精度良く、最適な値とすることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、光ディスクの試し書き領域における未使用領域に対しデータの予備書き込みを行う際に、書込対象領域に既に書き込まれているデータの一部または当該データに近似したデータの何れかを予備書き込みするようにしているので、予備書き込みを行った試し書き領域を用いて求めた最適記録パワーは、書込対象領域へのデータの書き込みに一層正確に最適な記録レーザパワーとなる。

さらに、請求項3に係る発明によれば、書込対象領域が、互いに異なるレベルの記録レーザパワーによってデータが書き込まれた複種類の記録済み領域からなるときであっても、データの書き込みに用いる記録レーザパワーは、各領域に最適な記録レーザパワーとなる。このため、書込対象領域が互いに異なるレベルの記録レーザパワーによってデータが書き込まれた領域からなるときにも、記録レーザパワーを領域のそれぞれに最も適した値とすることができる。また、記録レーザパワーが異なる複種類の記録済み領域のそれぞれに対応する最適記録パワーの全てを、データの書き込みが開始される前に求めているので、以後では、最適記録パワーを求めるための中断を生じることなく、時間的に連続したデータの書き込みを行うことができる。
また、請求項4に係る発明によれば、光ディスクのRMA内に記録されるRMDにおける未定義エリアにレーザパワー情報を記録するようにしたので、光ディスク装置では、一般に、光ディスクが装置にローディングされたときにRMDが読み取られるので、光ディスクがローディングされた時点で自動的にレーザパワー情報を読み取って制御部の内部に記憶しておくことができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明に係る光ディスク装置の一実施形態であるDVDレコーダの電気的構成を示すブロックである。
図において、スピンドルモータ8により回転駆動される光ディスク7は、データの書き換えが可能な光ディスクであり、具体的にはDVD−RW、等である(以下では、単にDVDと称する)。光ピックアップ9は、レーザ駆動部12から出力される信号に従ってレーザ光を出力することにより、DVD7にデータの書き込みを行う。また、DVD7に書き込みされたデータの読み取りを行う。
レーザ駆動部12は、録再データ処理部23から送出されるデータに従って、光ピックアップ9を駆動する。なお、光ピックアップ9を駆動する駆動信号のレベルについては、マイクロコンピュータ(以下では、マイコンと称する)17から指示された値に設定する。すなわち、記録レーザパワーをマイコン17から指示されたパワーとする。
RFアンプ部13は、光ピックアップ9から出力される信号に基づき、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号とを生成して、サーボ制御部11に出力する。また、光ピックアップ9から出力される信号を増幅して、ピーク検出部14、ボトム検出部15、および、録再データ処理部23に出力する。
ピーク検出部14は、RFアンプ部13から出力される信号のピークレベルを検出してA/D変換部16に出力し、ボトム検出部15は、RFアンプ部13から出力される信号のボトムレベルを検出してA/D変換部16に出力する。A/D変換部16は、ピーク検出部14から出力されるピークレベル、および、ボトム検出部15から出力されるボトムレベルを、デジタル値に変換してマイコン17に出力する。
サーボ制御部11は、RFアンプ部13から出力されるトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号とに基づいて、光ピックアップ9のトラッキングとフォーカシングとをサーボ制御する。また、録再データ処理部23より出力される再生されたクロックに基づいて、スピンドルモータ8の回転速度をサーボ制御する。
入力回路部18は、図示されない装置本体の前面パネルに設けられた電源キー等の複数のキースイッチ、および、リモートコントローラ(以下では、リモコンと称する)28から送信される赤外線信号を受光する受光ユニット等を備えており、ユーザからの指示が入力される。また、入力されたユーザからの指示をマイコン17に送出する。
チューナ部21は、マイコン17により指示されたチャンネルの商用放送を受信する。そして、受信して得られたアナログ映像信号(アナログ音声信号を含む)をA/D変換部22に出力する。A/D変換部22は、チューナ部21から出力されたアナログ映像信号をデジタル映像信号(デジタル音声信号を含む)に変換し、データ圧縮伸長部24に出力する。D/A変換部25は、データ圧縮伸長部24から出力されるデジタル映像信号(デジタル音声信号を含む)をアナログ映像信号(アナログ音声信号を含む)に変換し、外部に設けられたテレビ受像機29に出力する。
録再データ処理部23は、DSPを主要部として構成されており、RFアンプ部13より出力される信号からデジタルデータを復調する。そして、復調したデジタルデータを所定処理(8−16復調やエラー訂正等)することによって、映像音声情報を復調する。そして、復調した映像音声情報をデータ圧縮伸長部24に送出する。また、データ圧縮伸長部24から送出される映像音声情報を所定処理(8−16変調等)して得られたデータをレーザ駆動部12に送出することによって、映像音声情報をDVD7に記録する。
データ圧縮伸長部24は、図示されないエンコーダやデコーダ、ストリーム制御部等を備えており、A/D変換部22より出力されるデジタル映像信号(デジタル音声信号を含む)を、MPEG2方式で圧縮処理する(デジタル音声信号については、AC3方式、あるいは、ドルビー方式で圧縮処理する)。そして、圧縮処理した後、多重化して得られた映像音声情報を録再データ処理部23に出力する。
また、データ圧縮伸長部24は、録再データ処理部23から出力される映像音声情報を、映像情報、音声情報、サブピクチャ情報に分離する。そして、分離された映像情報については、MPEG2方式で伸長処理した後、図示されないオンスクリーンディスプレイ回路を用いて、マイコン17から指示された文字情報等を重畳し、D/A変換部25に出力する(音声情報については、AC3方式、あるいはドルビー方式で伸長処理し、D/A変換部25に出力する。
マイコン17は、DVDレコーダとしての主要動作を制御する。すなわち、リモコン28に再生の指示が入力されたときには、サーボ制御部11や録再データ処理部23、および、データ圧縮伸長部24を制御することによって、DVD7に記録されたデータを再生し、テレビ受像機29に表示する。また、リモコン28に録画の指示が入力されたときには、サーボ制御部11や録再データ処理部23やチューナ部21、および、データ圧縮伸長部24を制御することによって、チューナ部21が受信した商用放送をDVD7に記録する(書き込む)。
また、DVD7に商用放送を記録するときには、録画用のデータをDVD7に書き込む動作に先立ち、データをDVD7に書き込むときの記録レーザパワーを求める。また、データをDVD7に書き込んだときには、書き込みを行ったときの記録レーザパワーと、書き込みを行ったデータ領域とを対応付けた情報であるレーザパワー情報をDVD7に記録する。このため、記録パワー取得手段1、データ書込手段2、レーザパワー記録手段3を備えている。
記録パワー取得手段1は、光ディスクの試し書き領域(PCA:Power Calibration Area)に試し書きを行うことにより、データ領域にデータを書き込むときの最適記録パワーを求める(OPC:Optimum Power Calibration)。なお、データの書き込み対象として指示された領域(書込対象領域)が、データが書き込みされていない未記録領域となるときと、既にデータの書き込みが行われている記録済み領域となるときとでは、異なる方法を用いて最適記録パワーを求める。
すなわち、記録パワー取得手段1は、書込対象領域が、データが書き込みされていない未記録領域となるときでは、未使用の試し書き領域を用いて最適記録パワーを求める。一方、書込対象領域が記録済み領域となるときには、書込対象領域へのデータの書き込みに用いられた記録レーザパワーを用いて試し書き領域に予備書き込みを行った後、予備書き込みを行った試し書き領域を用いて最適記録パワーを求める(記録レーザパワーの取得方法については、後に詳述する)。
また、記録パワー取得手段1は、書込対象領域が互いに異なる記録レーザパワーによってデータが書き込みされた領域からなるときには、記録レーザパワーが異なる領域のそれぞれについて、書き込みを行うときの最適記録パワーを求める。なお、このときでは、データ書込手段2がデータの書き込みを行う前に、記録レーザパワーが異なるデータ領域の全てについての最適記録パワーの全てを求める。すなわち、書込対象領域が、記録レーザパワーが互いに異なるN個の領域からなるときでは、データの書き込みに先立って、N個の領域のそれぞれについての最適記録パワーを求める。
これは、書込対象領域が互いに異なる記録レーザパワーによってデータが書き込みされた領域からなる場合では、書き込みの途中で記録レーザパワーを変更しつつ書き込みを進めることになるが、このような書き込みとなるときでも、最適記録パワーを求める動作によって書き込みが中断されることのないようにするためである。
データ書込手段2は、書き込み対象として指示されたデータ領域である書込対象領域に、記録パワー取得手段1によって求められた最適記録パワーを用いてデータの書き込みを行う。なお、書込対象領域が互いに異なる記録レーザパワーによってデータが書き込みされたデータ領域からなるときには、書き込みを行うデータ領域のそれぞれに対応する最適記録パワーを用いて、データ領域のそれぞれにデータの書き込みを行う。
レーザパワー記録手段3は、データ書込手段2がデータ領域にデータの書き込みを行うと、データの書き込みに用いられた記録レーザパワーを示す情報を、データの書き込みを行ったデータ領域を示す情報に対応付けた情報であるレーザパワー情報を、DVD7の所定領域に記録する。
なお、DVD7に関する規格では、データの書き込みに用いた記録レーザパワーについては、最後に書き込みを行ったときの記録レーザパワーに関してのみ、記録することがオプションとして定義されているにすぎない。しかし、本実施形態では、書込対象領域に書き込みを行うと、書込対象領域を示す情報(書き込みを行った先頭アドレスと最終アドレス)と記録レーザパワーを示す情報とを対応付けた情報であるレーザパワー情報をDVD7に記憶するようになっている。
また、レーザパワー情報については、本実施形態では、PCAに隣接して外周側に設けられた領域であるRMA(Recording Management Area)内に記録されるRMD(Recording Management Data)内の未定義エリアに、上記した情報を記録するようになっている。
図2は、DVDにデータを書き込むときの実施形態の主要動作を示すフローチャートである。必要に応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。
DVD7が図示されないトレイに載置され、再生位置に引き込まれたときには、マイコン17は、DVD7に記録されたRMDを読み取って内部に記憶する。いま、DVD7にデータが記録されているとすると、RMDには、データ領域と、そのデータ領域に書き込みを行ったときの記録レーザパワーとを対応付けたレーザパワー情報が含まれている(後に詳述する)。従って、DVD7が再生位置に移動して、RMDが読み込まれたときには、レーザパワー情報も併せて読み込まれ、マイコン17に記憶される。
上記状態において、チューナ部21により受信された商用放送の録画、あるいは、図示されない外部からの映像信号をDVD7に録画するため、DVD7へのデータの書き込みとなるとき(DVD7へのデータの書き込みの指示が与えられたとき)には、記録パワー取得手段1は、データの書き込みを行うデータ領域である書込対象領域が、未記録領域なのか、あるいは、記録済み領域なのかを調べる(ステップS1)。記録済み領域である場合には、記録パワー取得手段1は、マイコン17に記憶されたレーザパワー情報から、書込対象領域に以前にデータが書き込みされたときの記録レーザパワーを取得する(ステップS2,S3)。
次いで、記録パワー取得手段1は、未記録領域の試し書き領域に、取得した記録レーザパワーでもって予備書き込みを行う。なお、このときに書き込むデータである予備書込データについては、書込対象領域に既に書き込みされているデータと似ていることが望ましいので、書込対象領域に既に書き込みされているデータの一部、あるいは、前記データに近似したデータが用いられる(ステップS4)。
予備書き込みが終了すると、記録パワー取得手段1は、予備書き込みを行った試し書き領域を用いて最適記録パワーを求める。すなわち、予備書き込みを行った試し書き領域に、レーザパワーを段階的に変化させながらOPC用のデータを書き込む。そして、書き込んたデータを再生したときにRFアンプ部13から出力される再生信号のピーク値(ピーク検出部14によって検出される)と、前記再生信号のボトム値(ボトム検出部15により検出される)とを、A/D変換部22を介して読み取り、所定の演算を行うことによって最適記録パワーを求める(ステップS5)。
最適記録パワーが求められたときには、データ書込手段2は、光ピックアップ9を駆動する信号レベルが、最適記録パワーに対応した信号レベルとなるように、レーザ駆動部12の設定を行う。また、A/D変換部22より出力される映像信号を圧縮処理して得られた映像音声情報が録再データ処理部23に出力されるように、データ圧縮伸長部24の制御を行う。また、データ圧縮伸長部24から出力される映像音声情報が所定処理されてレーザ駆動部12に出力されるように録再データ処理部23を制御する。すなわち、データ書込手段2は、記録パワー取得手段1によって求められた最適記録パワーを用いて、チューナ部21が受信した商用放送を、DVD7の書込対象領域に書き込む(ステップS6〜S8)。
そして、商用放送の録画が終了したとき、すなわち、最適記録パワーを記録レーザパワーとして、書込対象領域にデータの書き込みを終了したときには、レーザパワー記録手段3は、書込対象領域を示す情報(書込対象領域の開始アドレスと終了アドレス)と、この書込対象領域にデータを書き込みしたときの記録レーザパワーとを対応付けたレーザパワー情報を生成して、DVD7に書き込む(ステップS9)。
一方、書込対象領域が未記録領域である場合には、動作は、ステップS2からステップS11に移行し、記録パワー取得手段1は、試し書き領域内の未使用の領域を試し書き領域として、最適記録パワーを求める(OPCを行う)。そして後、動作をステップS6,S7,S8と移行し、求められた最適記録パワーを用いて、書込対象領域にデータの書き込みを行う。そして、書き込みを終了したときには、書込対象領域を示す情報と、この書込対象領域にデータを書き込みしたときの記録レーザパワーとを対応付けたレーザパワー情報を生成して、DVD7に書き込む(ステップS9)。
以下に、書込対象領域が、互いに異なる記録レーザパワーによって書き込みされた領域からなる場合の動作について説明する。
すなわち、図3(A)に示したように、DVD7のデータ領域のうち、開始アドレスがA1、終了アドレスがA2である領域61には、記録レーザパワーLpa1によってデータが書き込みされており、開始アドレスがA2、終了アドレスがA3である領域62には、記録レーザパワーLpa2、開始アドレスがA3、終了アドレスがA4である領域63には、記録レーザパワーLpa3によってデータが書き込みされているとする(アドレスA4以降の領域64は未記録領域)。
なお、終了アドレスは、正確には、記載した値から1を減じた値となっており、以下における説明(図を含む)においても、同様となっている。
また、書込対象領域として指示された領域(75により示す)の開始アドレスがA5、終了アドレスがA6であるとする。すなわち、書込対象領域が、記録レーザパワーLpa1によって書き込みされた領域61、記録レーザパワーLpa2によって書き込みされた領域62、記録レーザパワーLpa3によって書き込みされた領域63、および、未記録領域64の4つの領域に跨がっているとする。従って、このときでは、DVD7から読み取られて、マイコン17に記憶されたレーザパワー情報は、図4(A)に示す内容となっている。
このため、書き込みとなるときには、記録パワー取得手段1は、データの書き込みに先立ち、以下に示す動作によって、最適記録パワーを取得する。すなわち、開始アドレスがA5、終了アドレスがA6である書込対象領域75が、未記録領域であるかどうかを調べる。そして、アドレスA5からアドレスA4までが記録済み領域であり、アドレスA4からアドレスA6までが未記録領域74であると判別する。また、アドレスA5からアドレスA2までの領域71と、アドレスA2からアドレスA3までの領域62と、アドレスA3からアドレスA4までの領域63とでは、記録レーザパワーが異なると判別する(ステップS1)。
そして後、記録レーザパワーLpa1を用いて予備書き込みを行うとともに、予備書き込みを行った領域を用いて、領域71についての最適記録パワーLpb1を求める(ステップS2〜S5)。次いで、動作をステップS6,S7からステップS2に移行し、同様の方法を用いて、領域62についての最適記録パワーLpb2を求める。また、同様の動作を繰り返すことによって、領域63についての最適記録パワーLpb3を求める。そして後、領域74についての最適記録パワーLpb4を求める(最適記録パワーLpb4は、未使用の試し書き領域を用いたOPCによって求められる)(ステップS2,S11)。次いで、動作をステップS6,S7,S8と移行し、データの書き込みを開始する。
データを書き込むときでは、データ書込手段2は、図3(B)に示したように、領域71については、最適記録パワーLpb1を記録レーザパワーとして書き込みを行う。また、領域62については最適記録パワーLpb2を記録レーザパワーとして書き込みを行い、領域63については最適記録パワーLpb3を記録レーザパワーとして、領域74については最適記録パワーLpb4を記録レーザパワーとして、データの書き込みを行う。
すなわち、ステップS8においては、最適記録パワーを求めるための動作が挟まれることなく、データの書き込みが行われることになる。このため、データの書き込みに先立って、複数の領域のそれぞれについての最適記録パワーを求める時間を確保できる限りでは、データの書き込みを開始した後では、中断することなく、録画が可能になる。このため、書込対象領域が互いに記録レーザパワーが異なる領域からなり、各領域毎に求めた最適記録パワーを用いて、各領域にデータの書き込みを行う方法を用いる場合であっても、録画途中における録画の中断という支障を生じることなく、商用放送を受信してDVD7に録画することが可能になっている。
そして、書込対象領域75へのデータの書き込みを終了したときでは、レーザパワー記録手段3は、図4(B)に示すレーザパワー情報を生成して、DVD7に書き込む。すなわち、アドレスA1〜アドレスA5の領域60に対応する記録レーザパワーは、領域60が書き換えされていないので、書き込み開始前の記録レーザパワーの値であるLpa1であり、領域71についてはLpb1、領域62〜64のそれぞれについては、Lpb2〜Lpb4となるレーザパワー情報を生成して、DVD7に記録する。
なお、本実施形態では、上記した書き込み方法を用いるモードとは別に、録画を開始するタイミングを急ぐときに用いるクイックモードが用意されている。すなわち、このモードを用いるときでは、記録パワー取得手段1は、書込対象領域75の開始アドレスから始まる最初の領域(このときでは、領域61が該当する)の記録レーザパワーLpa1が、書込対象領域75の全領域において使用されていると見なす。そして、試し書き領域に対して、記録レーザパワーLpa1を用いて予備書き込みを行った後、最適記録パワーLpb1を求める。
記録パワー取得手段1は、最適記録パワーLpb1が求まったときには、データ書込手段2にデータ書き込みの開始の指示を与え、最適記録パワーLpb1を記録レーザパワーとして、領域75の全てにデータの書き込みを行わせる。この書き込みが終了したときには、データ書込手段2は、レーザパワー記録手段3にレーザパワー情報の生成の指示を与える。このため、レーザパワー記録手段3は、図4(C)に示すレーザパワー情報を生成して、DVD7に記録する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、光ディスクを記録媒体とするその他の装置(例えば、ハードディスクドライブを記録媒体とする機能を併せもったハードディスクドライブ一体型DVDレコーダ、等)にも、同様に適用することができる。
また、レーザパワー情報については、RMDとは異なるエリアに記録する構成とすることができる。
また、光ディスク7については、書き換え可能なその他の光ディスク(DVD−RAM等)の場合にも、同様に適用することができる。
本発明に係る光ディスク装置の一実施形態であるDVDレコーダの電気的構成を示すブロック線図である。 最適記録パワーを求めるときの実施形態の主要動作を示すフローチャートである。 書込対象領域と記録レーザパワーとの変化を示す説明図である。 レーザパワー情報を示す説明図である。
符号の説明
1 記録パワー取得手段
2 データ書込手段
3 レーザパワー記録手段
7 DVD(光ディスク)
61〜63 互いに記録レーザパワーが異なる記録済み領域
64 未記録領域
75 書込対象領域
S4 予備書き込みを行うステップ
S5 予備書き込みを行った領域を用いて最適記録パワーを求めるステップ
S9 レーザパワー情報をDVDに記録するステップ

Claims (4)

  1. データ領域にデータが書き込まれた場合に、データ領域におけるデータが既にそれぞれ書き込まれている各記録済み領域とこれら各記録済み領域に前回においてデータがそれぞれ書き込まれたときの各記録レーザパワーとを互いに対応付けたレーザパワー情報が所定領域に記録されている光ディスクと、
    前記光ディスクに対するデータの書き込みと読み出しとを行うデータ記録再生部と、
    ユーザの手動操作による指示を入力する入力部と、
    前記入力部から入力される指示に基づいて装置全体を制御する制御部とを備え、
    前記制御部が、
    前記光ディスクのデータ領域におけるデータを書き込むべき書込対象領域を指定したうえで、当該書込対象領域にデータを記録する指示が前記入力部から入力されたとき、前記光ディスクの所定領域から前記データ記録再生部により読み出された前記レーザパワー情報に基づいて前記書込対象領域がデータの記録済み領域または未記録領域の何れであるかを判別して、その判別結果が未記録領域である場合、前記光ディスクの試し書き領域における未使用領域に対して、記録レーザパワーの強度を段階的に変化させながらデータの試し書きを行ったのちに、試し書きしたデータを前記データ記録再生部により読み出させた再生信号の波形に基づいて前記書込対象領域にデータを書き込むときの最適記録パワーを求める制御であるOPCCを実行し、一方、前記判別結果が記録済み領域である場合、前記データ記録再生部により前記光ディスクの所定領域から読み出された前記レーザパワー情報から、今回の前記書込対象領域として指示されたデータ領域に相当する記録済み領域に対応付けて記録されている記録レーザパワーを求めて、この記録レーザパワーによって前記光ディスクの試し書き領域における未使用領域に対しデータの予備書き込みを行うよう前記データ記録再生部を制御した後、この予備書き込みを行った試し書き領域に対して前記OPCを実行することにより、前記書込対象領域にデータを記録するときの最適記録パワーを求める記録パワー取得手段と、
    前記入力部から指定入力されている光ディスクの前記書込対象領域に、前記記録パワー取得手段によって求められた最適記録パワーを記録レーザパワーとしてデータの書き込みを行うよう前記データ記録再生部を制御するデータ書込手段と
    前記光ディスクに対し前記データ書込手段データの書き込みを行った際の記録済み領域の範囲と記録レーザパワーと対応付けた前記レーザパワー情報を生成して、そのレーザパワー情報を光ディスクの所定領域に更新記録するよう前記データ記録再生部を制御するレーザパワー記録手段と
    を有していることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記記録パワー取得手段は、前記光ディスクの試し書き領域における未使用領域に対しデータの予備書き込みを行う際に、前記書込対象領域に既に書き込まれているデータの一部または当該データに近似したデータの何れかを予備書き込みするよう前記データ記録再生部を制御することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記記録パワー取得手段が、さらに、
    前記入力部から指定入力された前記書込対象領域に、前記データ記録再生部が前記光ディスクの所定領域から読み出した前記レーザパワー情報に基づいて互いにレベルの異なる記録レーザパワーによってそれぞれデータが書き込まれた複種類の記録済み領域が存在すると判別した場合、前記レーザパワー情報において当該複種類の記録済み領域のそれぞれに対応付けて記録されている各記録レーザパワーでもって前記光ディスクの試し書き領域における未使用領域に対しデータの予備書き込みを順次行うよう前記データ記録再生部を制御した後、この予備書き込みが終了する毎に試し書き領域に対し前記OPCを順次実行して、前記書込対象領域における当該複種類の記録済み領域の各々にデータを記録するときの各最適記録パワーを、当該複種類の記録済み領域の全てについて順次求める制御機能を有し、
    前記データ書込手段が、さらに、
    前記光ディスクの前記書込対象領域における当該複種類の各記録済み領域に、これら各記録済み領域について前記記録パワー取得手段がそれぞれ求めた各最適記録パワーを記録レーザパワーとして全ての当該複種類の各記録済み領域に対し連続的にデータの書き込みを順次行う制御機能を有し、
    前記レーザパワー記録手段が、さらに、
    前記データ書込手段がデータの書き込みを行った当該複種類の記録済み領域のそれぞれの範囲を開始アドレスと終了アドレスとにより規定して、当該複種類の記録済み領域の各範囲とこれら各範囲にそれぞれデータが書き込まれたときの記録レーザパワーとを対応付けた前記レーザパワー情報を生成して、そのレーザパワー情報を前記光ディスクの所定領域に更新して記録するよう前記データ記録再生部を制御する制御機能を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記レーザパワー記録手段は、前記レーザパワー情報を、前記光ディスクのRMA内に記録されるRMDにおける未定義エリアに記録し、
    前記制御部は、前記光ディスクが装置に装着されたときに、前記光ディスクの前記レーザパワー情報を含む前記RMDを読み取って内部に記憶することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の光ディスク装置。
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