JP2007152979A - 車両用デッキボード - Google Patents

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Abstract

【課題】 車内においてデッキボード開く際に、その上に載置された荷物等による制限を受けることが極力少ない車両用デッキボードを提供すること。
【解決手段】 収納室の上面を覆う車両用のデッキボード1に、第一方向に沿って形成された第一ヒンジ部H1,H2と、第一方向と直交する第二方向に沿って形成された第二ヒンジ部V1,V2と、を形成した。
特に、ブロー成形によって、第一ヒンジ部H1,H2と第二ヒンジ部V1,V2とにより形成される複数の区画を中空部とすると良い。
【選択図】 図2

Description

本発明は、収納室の上面を覆うための車両用デッキボードに関する。
より詳しくは、蓋部が多数形成され、蓋部を開閉する自由度の高い車両用デッキボードに関する。
従来から、自動車のトランクルームの底部には、工具やタイヤ等の大小の備品等を収納するための収納室が設けられている。
そして、この収納室は底部を有しその開口部にはそれを覆うように車両用デッキボードが備わっており、いわゆる扉型の蓋体を形成している。
この収納室は、その区分に応じて開閉できるように、デッキボードを横断するような直線状のヒンジ部を設けて分割状の蓋部を形成することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
従って、デッキボードを直線状のヒンジの部分を起点として自由に開閉することができる利点がある。
しかし、ヒンジ部はデッキボードを横断するように直線状に形成されていることから、ヒンジ部を境として両蓋側に荷物等が載置されている場合には、その荷物が支障となり開けることができない。
そのために蓋上の荷物等を取り除いてから開かなくてはならず面倒である。
すなわち 具体的には、例えばヒンジ部が自動車の前後方向(幅方向)に沿って形成されているデッキボードの場合、荷物の置き具合によっては、その荷物を自動車の前後方向に沿って移動させて、一方の蓋の方に片寄せするか或いはデッキボードから他へ場所へ置き直す必要がある。
このようにデッキボードを開く際に、その上に載置された荷物等により開ける際の方向性に制限を受ける問題点があった。
特開平9−76953号公報
本発明は、このような問題点を解決するものである。
すなわち、本発明の目的は、車内においてデッキボードを開く際に、その上に載置された荷物等による制限を受けることが極力少ない車両用デッキボードを提供することにある。
本発明者は、このような技術的課題背景に対して鋭意研究を重ねた結果、意外にもヒンジ部が形成される方向を一方向に限定せず、二方向にすることにより、上記の問題点を解決することができることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明は、(1)、収納室の上面を覆うための車両用デッキボードであって、 第一方向に沿って形成された第一ヒンジ部と、前記第一方向と直交する第二方向に沿って形成された第二ヒンジ部と、を有する車両用デッキボードに存する。
すなわち、本発明は、(2)、ブロー成形によって中空部が形成された、収納室の上面を覆うための車両用デッキボードであって、前記中空部は、第一方向に沿って形成された第一ヒンジ部と、前記第一方向と直交する第二方向に沿って形成された第二ヒンジ部と、により区画されることで複数形成された車両用デッキボードに存する。
すなわち、本発明は、(3)、前記第一ヒンジ部は二本形成され、該二本の第一ヒンジ部間の中間部は幅狭にされ、該幅狭の中間部は、該幅狭の中間部の両側に存在する蓋部の回動基部とされた上記(1)又は(2)に記載の車両用デッキボードに存する。
すなわち、本発明は、(4)、前記幅狭の中間部は位置的に拘束されている上記(3)に記載の車両用デッキボードに存する。
すなわち、本発明は、(5)、前記第二ヒンジ部の一端には同一直線上にスリットが連続して形成された上記(1)又は(2)に記載の車両用デッキボードに存する。
すなわち、本発明は、(6)、前記第一ヒンジ部及び/又は前記第二ヒンジ部にはそれらを補強するための補強芯材が併設された上記(1)又は(2)に記載の車両用デッキボードに存する。
なお、本発明の目的に添ったものであれば、上記発明を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本発明によれば、第一方向に沿って形成された第一ヒンジ部と、該第一方向と直交する第二方向に沿って形成された第二ヒンジ部と、を有するので、自動車の前後方向(長さ方向)に沿ったヒンジ部と幅方向に沿ったヒンジ部との両方を適宜選択的に利用して蓋部を開けることができる。
そのため、デッキボードの開閉方向の自由度が増し、荷物等がデッキボードの上に載置されていても、それを避けて蓋部を開閉することができる。
また収納されている備品等を出し入れする際にも、極めて有効である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
図1(a)ないし図1(e)は本発明の実施形態に係る車両用のデッキボードを原理的に説明する図である。
これらのデッキボード1は、先述したように収納室の上面を覆うためのものであり、通常、収納室の開口部の形状に合わせて作られている。
図1(a)のデッキボード1は、第一方向(図中、水平方向)に沿って形成された第一ヒンジ部H1と、第一方向と直交する第二方向(図中、垂直方向)に沿って形成された第二ヒンジ部V1と、を有する。
この場合、一方の第一ヒンジ部H1は、デッキボード1の中央に水平方向に形成され、また他方の第二ヒンジ部V1は、デッキボード1の中央に垂直方向に形成されている。
図1(b)のデッキボード1は、図1(a)と比べて、第二ヒンジ部V1がデッキボード1の端部側に偏っている点で異なっている。
また図1(c)の車両用デッキボード1は、図1(b)の第二ヒンジ部V1がデッキボード1の両端側に形成されたものである。
図1(d)のデッキボード1は、第一方向(図中、対角線方向)に沿って形成された第一ヒンジ部H1と、第一方向と直交する第二方向に沿って形成された第二ヒンジ部V1と、を有することで図(a)〜図(c)と同じである。
しかしヒンジ部がデッキボードの両辺とは同じ方向ではなく角度付けされている点に特徴がある。
図1(e)は、図1(c)と比べて第一ヒンジ部H1,H2が二本形成されている点が異なり、該二本の第一ヒンジ部H1,H2間の中間部は幅狭にされ、該幅狭の中間部は、該幅狭の中間部の両側に存在する蓋部5A,5Bの固定基部となっている。
次に、図1(e)のデッキボード1の例について更に詳しく述べる。
図2(a)及び図2(b)は、図1(e)のデッキボード1における蓋部5A,5Bを実際に回動させた状態を説明する図である。
図2(a)は、蓋部5Bを第一ヒンジ部H2を中心に矢印方向に回動させて開いた状態を示しており、この蓋部5Bは、図2(a)に示すように、蓋部5Aの上に重ねるように載せられる。
一方、図2(b)は、蓋部5Aを第一ヒンジ部H1を中心に矢印方向に回動させて開いた状態を示しており、この蓋部5Aは、図2(b)に示すように、蓋部5Bの上に重ねるように載せられる。
図2(c)及び図2(d)は、図1(e)のデッキボード1における蓋部5C,5Dを実際に回動させた状態を説明する図である。
図2(c)は、第二ヒンジ部V2を中心に蓋部5Cを回動させて開いた状態を示しており、この蓋部5Cが蓋部5A及び蓋部5Bの上に跨がって重なるように載せられる。
一方、図2(d)は、第二ヒンジ部V1を中心に蓋部5Dを回動させて開いた状態を示しており、同様に、蓋部5Dが蓋部5A及び蓋部5Bの上に跨がって重なるように載せられる。
以上のように、直交する二つの方向に形成された各々ヒンジ部により、蓋部を開く際の自由度が大きく増えることが理解できる。
図3は、本発明の一実施形態に係る車両用デッキボードを含む自動車を示している。
この実施形態の車両用のデッキボード1は、通常、トランクルームの底部に設けられている。
このデッキボード1はトランクルームの底部に形成された収納室Tの上面を覆うためのものであり、車の幅方向に横長形状にされている。
収納室Tは図4に示すような形態をしており、収納室にデッキボート1を覆うように載置した場合、図中、ハッチングを施した部分(区画上面)がデッキボート1を支える部分となり、それ以外の白抜きの領域は収納空間である。
そして、収納室Tに載置されたデッキボード1を上方から視ると、図5に示すようになる。
因みに、図5のデッキボード1は、原則として前述した図2のデッキボード1の構造を有するものである。
このデッキボード1は第一方向に沿って形成された二本の第一ヒンジ部H1,H2と、その第一方向と直交する第二方向に沿って形成された第二ヒンジ部V1,V2とを有している。
特に第二ヒンジ部V1,V2の一端には同一直線上にスリットS1,S2が一定長さ形成されている。
このようにスリットS1,S2を形成しても、図6に示すように第二ヒンジ部V1,V2が存在するので扉部5C,5Dを問題なく開閉することができる。
スリットS1,S2の存在により、トランクルームの左右端側に設けられた蓋部5C及び蓋部5Dは閉じた状態のまま、蓋部5Bを自由に開くことができる。
なお、この蓋部5Bの開閉は、デッキボード1の前端側に幅広の切欠き部1aが形成されているので、手を挿入し易く操作し易い。
また、デッキボード1には、その比較的大きい蓋部5Aの後端側に窪み2aが付いた取手2が形成されており、把持し易いようになっている。
この取手2を把持して蓋部5Aを持ち上げると、図7に示す蓋部5Aが第一ヒンジ部H2を中心に回動して開き蓋部5Bの上に重なって載る。
さて図8は、デッキボード1を示す斜視図である。
図に示すように、第一ヒンジ部H1,H2と第二ヒンジ部V1,V2とは、一定厚みを有するデッキボード本体11の一部がV字状の溝により薄板状になるように形成されている。
このデッキボード本体11上には、表皮シート3が貼着されており、表面の特性や意匠性を発揮している。
なお、この表皮シート3の材質としては、例えば、合成繊維等からなる織物、編物又は不織布や、また可撓性のある合成樹脂シートが採用される。
図9は、図8のIX−IX線に沿う断面を拡大して示している。
図に示すように、デッキボード本体11には、例えばブロー成形により中空部Cが形成されている。
図に示す中空部Cは、二本の第一ヒンジ部H1,H2により区画されているが、第一ヒンジ部H1,H2と直交する図示しない第二ヒンジ部V1,V2によっても区画されている。
該二本の第一ヒンジ部H1,H2間の中間部4は幅狭にされ、該幅狭の中間部4は、その両側に存在する蓋部5A,5Bの固定基部となる。
また、この中間部4は、デッキボード1の取付け安定性向上の観点からトランクルームの区画上面に連結され位置的に拘束されている。
そして、この蓋部5A,5Bの中間部4の両端に形成された第一ヒンジ部H1,H2を中心として、蓋部5A,5Bを回動させて開けると、例えば図10に示すようになる。
このように二枚の蓋部5A,5Bが開閉するので、収納室Tの前側からでも後側からでも備品等の収納物を出し入れすることができる。
また、蓋部5A,5Bの開き方向と直交する方向にも図示しない蓋部5C,5Dを開くことができるために、同様に、収納室Tの左右両方向(自動車の幅方向)からでも備品等の収納室内への出し入れが可能である。
このように、蓋部の開く操作に自由度が多くなり、収納室内への備品等の出し入れが容易となる。
なお、図9に拡大して示す部分は、デッキボード本体11の後端側の表面側には段差部11aが形成されていることを示す。
このように段差部11aを形成しておくと、表皮シート3が極力剥がれにくくなる効果がある。
次に、参考までにデッキボード1の成形方法について述べると、図11は、ブロー成形法を用いてデッキボード1を形成する場合の、型閉前の状態を示している。
図に示す金型は分割金型であり、表面側の金型6Aと裏面側の金型6Bとを有しており、裏面側の金型6Bには、二本のレール状の突起部6Bbが形成されている。
また、金型6A,6Bの縁部には突起6Baと凹部6Aaとが形成されており、この突起6Baと凹部6Aaとにより金型6A,6B相互の位置決めが正確に行われる。
デッキボード1をブロー成形するに当たっては、一方の金型6Aと他方の金型6Bとの間にパリソン7を押出ヘッド8を用いて垂下させると共に、パリソン7と金型6Aとの間に表皮シート3を配置する。
次いで、常法により、型締めしてパリソン7内に加圧流体を導入し、パリソン7をキャビティー面に対して押圧する。
突起6Baが形成された部分には、第一ヒンジ部H1,H2が形成され、また図示しない別の突起により第一ヒンジ部H1,H2と直交する方向の第二ヒンジ部V1,V2が形成される。
このことにより、第一ヒンジ部H1,H2や第二ヒンジ部V1,V2において、その肉部がデッキボード1の一方表面側に片寄って形成される。
そのため互いに直交する方向の第一ヒンジ部H1,H2と第二ヒンジ部V1,V2とは、簡単に且つ同じ力で対等に折り曲げることができる。
なおパリソン7の材質を選ぶことによりデッキボード1の強度、耐久性、性状等を変えることができる。
材質としては、熱可塑性樹脂が好ましく、例えば、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリナフタレンテレフタレート(PEN)樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、メタクリル系樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂、アクリロニトリル・スチレン(AS)樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂及びこれらの樹脂をブレンドした樹脂が使用される。
また、パリソン7には、適宜、無機充填材、紫外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤、可塑剤、難燃剤、着色剤、酸化防止剤、気泡調整剤及び流動性向上剤等の各種添加剤を必要に応じて添加しておくことが行われる。
上述した実施形態では、第一方向に沿って形成された第一ヒンジ部H1,H2と、該第一方向と直交する第二方向に沿って形成された第二ヒンジ部V1,V2と、を有するので、自動車の長さ方向に沿ったヒンジ部と幅方向に沿ったヒンジ部との両方を適宜選択的に利用して各蓋部を開けることができる。
そのため、デッキボード1の開閉方向の自由度が増し、デッキボード1の上に荷物が載置されている場合、或いは収納室から備品等を取り出す場合に極めて便利である。
以上、本発明を説明してきたが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、デッキボード1を自動車のトランクルームの底部に設けた例について説明したが、本発明の車両用デッキボードの用途はこれに限定されることはない。
例えば、ハッチバック式の自動車に対するカーゴフロアに設けても良いし、自動車に限らず、電車等の他の車両に用いても当然良い。
また、上述した実施形態では、収納室を覆う部分として、蓋部5A,5Bを第一及び第二ヒンジ部H1,H2,V1,V2を中心に扉を開くようにして回動させる使用例について説明したが、図12に示すように逆に折り畳むような使用方法も可能である。
更に、上述した実施形態では、第二ヒンジ部V1,V2の一端に同一直線上にスリットS1,S2を連続して形成した例について説明したが、第一ヒンジ部H1,H2に形成しても当然良い。
このスリットの形成の仕方により、独立して開く蓋部の数が増える利点がある。
また、上述した実施形態の第一及び第二ヒンジ部H1,H2,V1,V2を補強するために、第一及び第二ヒンジ部H1,H2,V1,V2に、例えば図13に示すような形で、補強用芯材9を併設しても良い。
この補強用芯材9はヒンジ部から突出状に一体に形成するものであってもよい。
このようにすれば、第一及び第二ヒンジ部H1,H2,V1,V2に大きな負荷をかけても、耐久性が向上して容易には損傷しない。
なお、直交する方向のヒンジ部の部分では、その一方のヒンジ部のみに、補強用芯材9を設けることが好ましい。
更に、上述した実施形態では、二本の第一ヒンジ部H1,H2の間に幅狭の中間部4を設け位置的に拘束した例について説明したが、第二ヒンジ部にも幅狭の中間部を設け位置的に拘束しても良い。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用デッキボードを原理的に示す説明図であり、(a)ないし(c)は第一ヒンジ部及び第二ヒンジ部がそれぞれ長方形のデッキボードの長辺方向及び長辺方向と直交する方向に形成された状態、(d)は第一ヒンジ部が長方形のデッキボードの対角線上に形成された状態、及び(e)は(c)と比べて第一ヒンジ部が狭い間隔を置いて二本形成された状態を示している。 図2は、デッキボードに形成された各蓋部を回動させた状態を説明する図であり、(a)及び(b)は第一ヒンジ部を中心に回動させた状態、(c)及び(d)は第二ヒンジ部を中心に回動させた状態を示している。 図3は、本発明の一実施形態に係る車両用デッキボードを含む自動車を示す説明図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る車両用デッキボードが載置される収納室を示す説明図である。 図5は、図3のデッキボードを上方から視た場合の形態を示す説明図である。 図6は、図3のデッキボードを上方から視た場合の形態を示す説明図である。 図7は、図3のデッキボードを上方から視た場合の形態を示す説明図である。 図8は、図3のデッキボードを示す斜視図である。 図9は、図8のIX−IX線に沿う断面を示す説明図である。 図10は、蓋部をヒンジ部を中心に回動させた形態を示す説明図である。 図11は、ブロー成形法を用いてデッキボードを形成する場合の、型閉前の状態を示す説明図である。 図12は、蓋部の開閉構造の変形例を示す説明図である。 図13は、図9のデッキボードの第一ヒンジ部を補強用芯材で補強した状態を示す説明図である。
符号の説明
1 デッキボード
1a 切欠き部
11 デッキボード本体
11a 段差部
2 取手
2a 窪み
3 表皮シート
4 中間部
5A,5B,5C,5D 蓋部
6A,6B 金型
6Aa 凹部
6Ab キャビティー面
6Ba 突起
6Bb 突起部
7 パリソン
8 押出ヘッド
9 補強用芯材
C 中空部
H1,H2 第一ヒンジ部
S1,S2,S3 スリット
T 収納室
V1,V2 第二ヒンジ部

Claims (6)

  1. 収納室の上面を覆うための車両用デッキボードであって、
    第一方向に沿って形成された第一ヒンジ部と、前記第一方向と直交する第二方向に沿って形成された第二ヒンジ部と、を有することを特徴とする車両用デッキボード。
  2. ブロー成形によって中空部が形成された、収納室の上面を覆うための車両用デッキボードであって、
    前記中空部は、第一方向に沿って形成された第一ヒンジ部と、前記第一方向と直交する第二方向に沿って形成された第二ヒンジ部と、により区画されることで複数形成されたことを特徴とする車両用デッキボード。
  3. 前記第一ヒンジ部は二本形成され、該二本の第一ヒンジ部間の中間部は幅狭にされ、
    該幅狭の中間部は、該幅狭の中間部の両側に存在する蓋部の回動基部とされたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用デッキボード。
  4. 前記幅狭の中間部は位置的に拘束されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用デッキボード。
  5. 前記第二ヒンジ部の一端には同一直線上にスリットが連続して形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用デッキボード。
  6. 前記第一ヒンジ部及び/又は前記第二ヒンジ部にはそれらを補強するための補強芯材が併設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用デッキボード。
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