JP2007150081A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造工程を簡素化することができる、トレンチゲート構造の縦型二重拡散MOSトランジスタを有する半導体装置およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】素子形成領域22には、半導体基板11の表層部に、P型領域23が形成されている。また、P型領域23の表層部には、N型領域24が形成されている。さらに、トレンチ25が、N型領域24およびP型領域23を貫通し、最深部が半導体基板11に達するように形成されている。トレンチ25内には、半導体基板11の表面に突出するゲート電極27が設けられている。ゲート電極27のトレンチ25外に突出した部分の側面には、その全周を取り囲むように、窒化シリコンからなるサイドウォール29が形成されている。また、ゲート電極27上には、金属シリサイド膜30が形成されている。さらに、半導体基板11上には、金属シリサイド膜31が形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、トレンチゲート構造の縦型二重拡散MOSトランジスタを有する半導体装置およびその製造方法に関する。
たとえば、パワーデバイスの微細化およびオン抵抗の低減のための構造として、トレンチゲート構造が知られており、パワーMOSFETでは、そのトレンチゲート構造を採用したものが主流になりつつある。
図3は、トレンチゲート構造が採用された縦型二重拡散MOSFET(Vertical Double diffused Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:VDMOSFET)を図解的に示す斜視図である。
型基板101上には、N型層102と、このN型層102上にP型層103とが積層されている。また、P型層103上には、N型領域104およびP型領域105が形成されている。
型領域104には、複数のトレンチ106が、互いにほぼ平行をなして、それぞれP型領域105に向けて延びるストライプ状に形成されている。各トレンチ106は、N型領域104およびその下方のP型層103を貫通し、それぞれの最深部がN型層102に達している。そして、各トレンチ106内には、ゲート絶縁膜107を介して、N型不純物が高濃度にドープされたポリシリコンからなるゲート電極108が埋設されている。
ゲート電極108の表面は、N型領域104の表面よりも一段低く形成されている。ゲート電極108上には、トレンチ106内を埋め尽くして、その表面がN型領域104の表面と面一となるように、タングステンシリサイド膜109が形成されている。これによって、ポリサイド構造が形成されており、ゲート電極108およびタングステンシリサイド膜109からなるゲート電極配線の低抵抗化が図られている。
型領域104およびP型領域105上には、図示しないが、層間絶縁膜が形成され、この層間絶縁膜上には、層間絶縁膜に形成されたコンタクト孔を介してN型領域104およびP型領域105にコンタクト(電気接続)されるように、ソース電極が形成されている。
一方、N型基板101の裏面(N型層102が形成されている側と反対側の面)には、ドレイン電極110が形成されている。このドレイン電極110とソース電極との間に適当な大きさの電圧を印加しつつ、ゲート電極配線の電位を制御することにより、P型層103におけるゲート絶縁膜107との界面近傍にチャネルを形成して、ドレイン電極110とソース電極との間に電流を流すことができる。
特開2005−19558号公報
ゲート電極108上にタングステンシリサイド膜109を形成し、ゲート電極108およびタングステンシリサイド膜109からなるゲート電極配線の低抵抗化を図ることにより、ゲート電極配線の微細化に伴う寄生抵抗の増加を抑制することができる。
タングステンシリサイド膜109は、W−CVDとWエッチバック(もしくはW−CMP)との各プロセスを併用することにより、ゲート電極108上に選択的に形成することができる。しかし、タングステンシリサイド膜109がN型領域104よりも厚く形成されると(タングステンシリサイド膜109の底面がN型領域104の底面よりも低くなると)、VDMOSFETのしきい値電圧が設計値とずれてしまうため、タングステンシリサイド膜109はN型領域104よりも薄く形成しなければならず、そのためのプロセス制御が難しいという問題がある。
そこで、この発明の目的は、製造工程を簡素化することができる半導体装置およびその製造方法を提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、トレンチゲート構造の縦型二重拡散MOSトランジスタを有する半導体装置であって、半導体基板と、この半導体基板に形成されたトレンチと、このトレンチ内に配置され、前記半導体基板の表面から突出したゲート電極と、このゲート電極の(前記半導体基板の表面から突出した部分の)側面に形成されたサイドウォールと、前記半導体基板の表面および前記ゲート電極の表面に形成された金属シリサイド膜とを含むことを特徴とする、半導体装置である。
この構成によれば、ゲート電極上に、金属シリサイド膜が形成されているので、ゲート電極および金属シリサイド膜からなるゲート電極配線の低抵抗化を図ることができる。そして、ゲート電極配線の低抵抗化を図ることにより、ゲート電極配線の微細化に伴う寄生抵抗の増加を抑制することができる。
また、半導体基板上に金属シリサイド膜が形成されているので、たとえば、複数のゲート電極がストライプ状に形成される構成において、それらのゲート電極間のソース領域に隣接し、金属シリサイド膜を介して電気的に導通される領域(ゲート電極が形成されていない領域、後述する実施形態におけるP型領域)にソース電極とのコンタクトを設ければ、ソース領域にソース電極とのコンタクトを設けなくても、ソース電極とソース領域との電気的な接続を達成することができる。その結果、ゲート電極間(トレンチ間)の距離を短縮して、縦型二重拡散MOSトランジスタの微細化を達成することができる。
さらにまた、ゲート電極の(トレンチ外に突出した部分の)側面にサイドウォールが形成されるので、ゲート電極上の金属シリサイド膜ならびに半導体基板上の金属シリサイド膜を自己整合的に形成することができる。そのため、それらの金属シリサイド膜を形成するために、リソグラフィ工程などを不要とすることができ、この縦型二重拡散MOSトランジスタを有する半導体装置の製造工程の簡素化を図ることができる。
このような構造の半導体装置は、請求項3に記載の製造方法により得ることができる。すなわち、半導体基板にトレンチを形成する工程と、前記トレンチ内に配置され、前記半導体基板の表面に突出するゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の側面にサイドウォールを形成する工程と、前記サイドウォールの形成後に、前記半導体基板の表面および前記ゲート電極の表面に金属シリサイド膜を形成する工程とを含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法により得ることができる。
また、請求項2記載の発明は、プレーナ型MOSトランジスタおよびトレンチゲート構造の縦型二重拡散MOSトランジスタを有する半導体装置であって、半導体基板と、この半導体基板の表面から突出した縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極と、前記半導体基板上に形成されたプレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極と、前記縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極および前記プレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極の側面に形成されたサイドウォールと、前記半導体基板の表面および前記ゲート電極の表面に形成された金属シリサイド膜とを含むことを特徴とする、半導体装置である。
このような構成によれば、縦型二重拡散MOSトランジスタに関して、請求項1に関連して述べた効果と同様な効果を達成することができる。
また、プレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極の側面にサイドウォールを形成するために、たとえば、半導体基板上に窒化シリコン膜を形成し、これをドライエッチングにより除去すると、縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極の側面にも窒化シリコン膜が残るが、プレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極の側面にサイドウォールを有する構成であれば、その縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極の側面に残る窒化シリコン膜を除去する工程を省略することができる。さらに、縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極上のみに金属シリサイド膜を有する構成では、それ以外の部分に金属膜が形成されないようにマスキングを施す必要を生じるが、半導体基板上およびプレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極上に金属シリサイド膜を有する構成では、半導体基板上の全面に金属膜を形成し、その後シリコンと未反応な金属膜を除去すればよく、マスキングのためのリソグラフィ工程などを不要とすることができる。そのため、プレーナ型MOSトランジスタおよびトレンチゲート構造の縦型二重拡散MOSトランジスタが混載された半導体装置の製造工程を簡略化することができる。
このような構造の半導体装置は、請求項4に記載の製造方法により得ることができる。すなわち、半導体基板にトレンチを形成する工程と、前記トレンチ内に配置され、前記半導体基板の表面から突出する縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極を形成する工程と、前記半導体基板上にプレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極を形成する工程と、前記縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極および前記プレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極の側面にサイドウォールを形成する工程と、前記サイドウォールの形成後に、前記半導体基板の表面および前記ゲート電極の表面に金属シリサイド膜を形成する工程とを含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法により得ることができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る半導体装置の構造を示す図解的な断面図である。この半導体装置は、N型の半導体基板11上に、複数のVDMOSFET12が形成されるVDMOS形成領域13と、プレーナ型のNMOSFET14およびPMOSFET15が形成されるCMOS形成領域16とを有している。
複数のVDMOSFET12は、VDMOS形成領域13内において、LOCOS酸化膜21により分離された素子形成領域22に形成されている。この素子形成領域22には、半導体基板11の表層部に、P型領域23が形成されている。また、P型領域23の表層部には、N型領域24および図示しないP型領域が形成されている。そして、素子形成領域22には、複数のトレンチ25が、N型領域24およびP型領域23を貫通し、最深部が半導体基板11に達するように形成されている。この実施形態では、複数のトレンチ25は、互いにほぼ平行をなして、それぞれP型領域に向けて延びるストライプ状に形成されている。
トレンチ25内には、ゲート絶縁膜(酸化膜)26を介して、N型不純物が高濃度にドープされたポリシリコンからなるゲート電極27が設けられている。このゲート電極27は、トレンチ25内を埋め尽くし、さらにトレンチ25外(N型領域24の表面よりも上方)に突出している。
ゲート電極27のトレンチ25外に突出した部分の側面には、その全周を取り囲むように、窒化シリコンからなるサイドウォール29が形成されている。
ゲート電極27上には、金属シリサイド膜30が形成されている。これによって、ゲート電極27および金属シリサイド膜30からなるゲート電極配線の低抵抗化が図られている。ゲート電極配線の低抵抗化を図ることにより、ゲート電極配線の微細化に伴う寄生抵抗の増加を抑制することができる。
また、N型領域24および図示しないP型領域上には、金属シリサイド膜31が形成されている。そして、金属シリサイド膜31上には、図示しないが、層間絶縁膜を介してソース電極が形成されている。金属シリサイド膜31が形成されることにより、N型領域24とP型領域とが電気的に導通され、それらを同電位に保つことができる。そのため、P型領域の層間絶縁膜にコンタクト孔を形成し、このコンタクト孔を介してソース電極をP型領域に接続させれば、N型領域24上にソース電極とのコンタクトを設けなくても、ソース電極とN型領域24との電気的な接続を達成することができる。その結果、トレンチ25間の距離を短縮して、VDMOSFET12のさらなる微細化を達成することができる。
さらにまた、ゲート電極27のトレンチ25外に突出した部分の側面にサイドウォール29が形成されるので、ゲート電極27上の金属シリサイド膜30ならびに半導体基板11上の金属シリサイド膜31を自己整合的に形成することができる。そのため、それらの金属シリサイド膜30,31を形成するために、リソグラフィ工程などを不要とすることができ、このVDMOSFET12を有する半導体装置の製造工程の簡素化を図ることができる。
NMOSFET14およびPMOSFET15は、CMOS形成領域16内において、それぞれLOCOS酸化膜41により分離された素子形成領域42,43に形成されている。
NMOSFET14が形成される素子形成領域42には、半導体基板11の表層部に、P型ウエル44が形成されている。このP型ウエル44の表層部には、チャネル領域45を挟んで、N型のソース領域46およびドレイン領域47が形成されている。そして、チャネル領域45上には、ゲート絶縁膜(酸化膜)48が形成され、このゲート絶縁膜48上に、N型に制御(N型不純物がドープ)されているポリシリコンからなるゲート電極49が形成されている。ゲート電極49の側面には、その周囲を取り囲むように、窒化シリコンからなるサイドウォール50が形成されている。
PMOSFET15が形成される素子形成領域43には、半導体基板11の表層部に、N型ウエル51が形成されている。このN型ウエル51の表層部には、チャネル領域52を挟んで、P型のソース領域53およびドレイン領域54が形成されている。そして、チャネル領域52上には、ゲート絶縁膜(酸化膜)55が形成され、このゲート絶縁膜55上に、P型に制御(P型不純物がドープ)されているポリシリコンからなるゲート電極56が形成されている。ゲート電極56の側面には、その周囲を取り囲むように、窒化シリコンからなるサイドウォール57が形成されている。
NMOSFET14のゲート電極49、ソース領域46およびドレイン領域47、ならびに、PMOSFET15のゲート電極56、ソース領域53およびドレイン領域54上には、金属シリサイド膜58が形成されている。この金属シリサイド膜58は、VMOSFET12の金属シリサイド膜30,31の形成と同時に形成される。
図2A〜2Uは、前記の半導体装置の製造方法を工程順に示す図解的な断面図である。
まず、図2Aに示すように、熱酸化によって、半導体基板11の表面全面に、パッド酸化膜61が形成される。
次に、図2Bに示すように、CVD(化学的気相成長)法によって、パッド酸化膜61の全面を被覆する窒化シリコン膜62が形成される。
続いて、図2Cに示すように、窒化シリコン膜62の表面に、レジスト膜63のパターンが形成される。このレジスト膜63は、LOCOS酸化膜21,41に対応する開口64を有し、残余の部分を被覆するものである。この後、レジスト膜63をマスクとして、ドライエッチングが行われ、パッド酸化膜61および窒化シリコン膜62がパターニングされる。このパターニング後に、レジスト膜63は除去される。
次いで、図2Dに示すように、LOCOS法によって、LOCOS酸化膜21,41が形成される。すなわち、窒化シリコン膜62を耐酸化性マスクとした熱酸化により、窒化シリコン膜62の開口部分から露出する半導体基板11の表層部に、LOCOS酸化膜21,41が形成される。
その後、図2Eに示すように、窒化シリコン膜62およびLOCOS酸化膜21,41上に、トレンチ25に対応する開口65を有するレジスト膜66が形成される。そして、レジスト膜66をマスクとして、ドライエッチングが行われることにより、パッド酸化膜61および窒化シリコン膜62が選択的に除去される。
さらに、図2Fに示すように、レジスト膜66をマスクとするドライエッチングによって、トレンチ25が形成される。このトレンチ25の形成後に、レジスト膜66は除去される。
次に、図2Gに示すように、窒化シリコン膜62を耐酸化性マスクとした熱酸化により、トレンチ25の内面全面(内底面および内側面)に犠牲酸化膜が一旦形成され、その犠牲酸化膜が除去された後、熱酸化が再び行われることにより、トレンチ25の内面全面にゲート絶縁膜26が形成される。犠牲酸化膜を一旦形成することにより、トレンチ25の内面を滑らかにすることができ、その後の熱酸化により、ゲート絶縁膜26を高品質に形成することができる。
次いで、図2Hに示すように、半導体基板11上に、N型不純物が高濃度にドープされたポリシリコン67が堆積される。これにより、トレンチ25内がポリシリコン67により埋め尽くされ、さらに窒化シリコン膜62およびLOCOS酸化膜21,41がポリシリコン67により覆われる。
その後、図2Iに示すように、窒化シリコン膜62およびLOCOS酸化膜21,41上のポリシリコン67が除去される。すなわち、ポリシリコン67は、トレンチ25およびこのトレンチ25に連通する窒化シリコン膜62の開口内にのみ残され、それ以外の部分がすべて除去される。
次に、図2Jに示すように、半導体基板11上に、素子形成領域43を露出させる開口68を有するレジスト膜69が形成される。そして、レジスト膜69をマスクとするエッチングにより、素子形成領域43上の窒化シリコン膜62が除去された後、そのレジスト膜69の開口68からN型ウエル51の形成のためのN型不純物イオン(たとえば、リンイオン)が注入される。N型不純物イオンの注入後、レジスト膜69は除去される。
続いて、図2Kに示すように、半導体基板11上に、素子形成領域42を露出させる開口70を有するレジスト膜71が形成される。そして、レジスト膜71をマスクとするエッチングにより、素子形成領域42上の窒化シリコン膜62が除去された後、そのレジスト膜71の開口70からP型ウエル44の形成のためのP型不純物イオン(たとえば、ホウ素イオン)が注入される。P型不純物イオンの注入後に、レジスト膜71は除去される。
レジスト膜71の除去後、半導体基板11に注入した不純物イオンを活性化させるためのアニールが行われる。この後、素子形成領域42,43上のパッド酸化膜61が選択的に除去され、さらに熱酸化が行われることにより、図2Lに示すように、そのパッド酸化膜61が除去された素子形成領域42,43上に、それぞれゲート絶縁膜48,55が形成される。また、トレンチ25およびトレンチ25に連通する窒化シリコン膜62の開口内に埋設されたポリシリコン67の表面、つまりゲート電極27の表面に、酸化膜72が形成される。その後、半導体基板11上に、不純物がドープされていないポリシリコン73が堆積される。
次いで、図2Mに示すように、ポリシリコン73上のゲート電極49,56に対応する部分にレジスト膜74が形成される。そして、そのレジスト膜74をマスクとして、エッチングが行われることにより、ポリシリコン73がレジスト膜74で覆われた部分を残して除去される。これにより、素子形成領域42,43上に、それぞれ不純物がドープされていないポリシリコンからなるゲート電極49,56が形成される。
その後、図2Nに示すように、レジスト膜74が除去される。
そして、図2Oに示すように、半導体基板11上に、素子形成領域42を露出させる開口75を有するレジスト膜76が形成される。そして、そのレジスト膜76の開口75からP型ウエル44の表層部に、ソース領域46およびドレイン領域47の形成のためのN型不純物イオンが注入される。N型不純物イオンの注入後に、レジスト膜76は除去される。
次いで、図2Pに示すように、半導体基板11上に、素子形成領域43を露出させる開口77を有するレジスト膜78が形成される。そして、そのレジスト膜78の開口77からN型ウエル51の表層部に、ソース領域53およびドレイン領域54の形成のためのP型不純物イオンが注入される。このP型不純物イオンの注入後、レジスト膜78は除去される。
次に、図2Qに示すように、半導体基板11上に、素子形成領域22を露出させる開口79を有するレジスト膜80が形成される。そして、そのレジスト膜80をマスクとして、窒化シリコン膜62のエッチングが行われて、素子形成領域22上の窒化シリコン膜62が除去される。その後、レジスト膜80の開口79から素子形成領域22の表層部に、P型領域23の形成のためのP型不純物イオンが注入される。このP型不純物イオンの注入後、半導体基板11上のパッド酸化膜61、ならびに、ゲート電極27の半導体基板11上に突出する部分の表面に形成されているゲート絶縁膜26および酸化膜72が除去される。
その後、半導体基板11上に、CVD法によって、窒化シリコン膜がゲート電極27,49,56を埋没させる厚みに堆積される。そして、その窒化シリコン膜がドライエッチングされる。これにより、図2Rに示すように、ゲート電極27,49,56の側面に窒化シリコン膜が断面略三角形状に残り、これらがそれぞれサイドウォール29,50,57となる。
そして、図2Sに示すように、半導体基板11上に、素子形成領域22,42をそれぞれ露出させる開口86,81を有するレジスト膜82が形成される。そして、そのレジスト膜82をマスクとして、N型領域24、ソース領域46およびドレイン領域47の形成のためのN型不純物イオンの2度目の注入が行われる。このとき、ゲート電極49にN型不純物イオンが注入され、ゲート電極49の導電型がN型となる。N型不純物イオンの注入後、レジスト膜82は除去される。
次いで、図2Tに示すように、半導体基板11上に、素子形成領域43を露出させる開口83を有するレジスト膜84が形成される。そして、そのレジスト膜84をマスクとして、ソース領域53およびドレイン領域54の形成のためのP型不純物イオンの2度目の注入が行われる。このとき、ゲート電極56にP型不純物イオンが注入され、ゲート電極56の導電型がP型となる。P型不純物イオンの注入後、レジスト膜84は除去される。
次に、不純物イオンを活性化させるためのアニールが行われた後、ふっ酸を用いた洗浄処理が行われて、素子形成領域42,43上に残留しているパッド酸化膜61などの不要な薄膜が除去される。そして、図2Uに示すように、スパッタ法により、半導体基板11上に金属膜(たとえば、チタン膜、コバルト膜、ニッケル膜)85が形成される。
続いて、熱処理が行われる。この熱処理により、たとえば、半導体基板11上にチタン膜が形成されている場合には、そのチタン膜と半導体基板11の表面およびゲート電極27,49,56の表面との界面にTiSiが形成される。その後、半導体基板11の表面に硫酸過水(硫酸と過酸化水素水との混合液)が供給されて、半導体基板11からシリコンと未反応の金属膜85が除去される。これにより、金属膜85と半導体基板11の表面およびゲート電極27,49,56の表面との界面のみに、シリコンと反応した金属膜85のみが残る。そして、2度目の熱処理が行われ、この熱処理により、金属シリサイド膜30,31,58が形成される。たとえば、半導体基板11上にチタン膜が形成された場合には、半導体基板11の表面およびゲート電極27,49,56の表面のTiSiがTiSiに変化し、それらの表面にチタンシリサイド膜が形成される。こうして、図1に示す構造の半導体装置が得られる。
以上のように、VDMOSFET12のゲート電極27の側面にサイドウォール29が形成されているので、ゲート電極49,56の側面にそれぞれサイドウォール50,57を形成した後、ゲート電極27の側面に残る窒化シリコン膜を除去する工程を省略することができる。また、半導体基板11上およびNMOSFET14およびPMOSFET15のゲート電極49,56上に金属シリサイド膜31,58を有する構成では、ゲート電極27上のみに金属シリサイド膜30を選択的に形成するためのリソグラフィ工程などを不要とすることができる。そのため、VDMOSFET12、NMOSFET14およびPMOSFET15が混載された半導体装置の製造工程を簡略化することができる。
以上、この発明の実施形態を説明したが、この発明は他の形態で実施することが可能であり、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことができる。
この発明の一実施形態に係る半導体装置の構造を示す図解的な断面図である。 前記の半導体装置の製造方法を工程順に示す図解的な断面図である。 図2Aの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Bの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Cの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Dの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Eの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Fの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Gの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Hの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Iの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Jの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Kの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Lの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Mの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Nの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Oの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Pの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Qの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Rの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Sの次の工程を示す図解的な断面図である。 図2Tの次の工程を示す図解的な断面図である。 従来のトレンチゲート構造が採用された縦型二重拡散MOSFETを図解的に示す斜視図である。
符号の説明
11 半導体基板
12 VDMOSFET
14 NMOSFET
15 PMOSFET
25 トレンチ
27 ゲート電極(縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極)
29 サイドウォール
30 金属シリサイド膜
31 金属シリサイド膜
49 ゲート電極
50 サイドウォール(プレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極)
56 ゲート電極
57 サイドウォール(プレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極)
58 金属シリサイド膜

Claims (4)

  1. トレンチゲート構造の縦型二重拡散MOSトランジスタを有する半導体装置であって、
    半導体基板と、
    この半導体基板に形成されたトレンチと、
    このトレンチ内に配置され、前記半導体基板の表面から突出したゲート電極と、
    このゲート電極の側面に形成されたサイドウォールと、
    前記半導体基板の表面および前記ゲート電極の表面に形成された金属シリサイド膜とを含むことを特徴とする、半導体装置。
  2. プレーナ型MOSトランジスタおよびトレンチゲート構造の縦型二重拡散MOSトランジスタを有する半導体装置であって、
    半導体基板と、
    この半導体基板の表面から突出した縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極と、
    前記半導体基板上に形成されたプレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極と、
    前記縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極および前記プレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極の側面に形成されたサイドウォールと、
    前記半導体基板の表面および前記ゲート電極の表面に形成された金属シリサイド膜とを含むことを特徴とする、半導体装置。
  3. トレンチゲート構造の縦型二重拡散MOSトランジスタを有する半導体装置を製造する方法であって、
    半導体基板にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内に配置され、前記半導体基板の表面に突出するゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の側面にサイドウォールを形成する工程と、
    前記サイドウォールの形成後に、前記半導体基板の表面および前記ゲート電極の表面に金属シリサイド膜を形成する工程とを含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法。
  4. プレーナ型MOSトランジスタおよびトレンチゲート構造の縦型二重拡散MOSトランジスタを有する半導体装置を製造する方法であって、
    半導体基板にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内に配置され、前記半導体基板の表面から突出する縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極を形成する工程と、
    前記半導体基板上にプレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極を形成する工程と、
    前記縦型二重拡散MOSトランジスタ用ゲート電極および前記プレーナ型MOSトランジスタ用ゲート電極の側面にサイドウォールを形成する工程と、
    前記サイドウォールの形成後に、前記半導体基板の表面および前記ゲート電極の表面に金属シリサイド膜を形成する工程とを含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法。
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