JP2007149947A - 不揮発性メモリセル及びeeprom - Google Patents

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Abstract

【課題】PROGRAM時とERASE時の間の電荷供給効率のアンバランスを解消すること。
【解決手段】本発明に係る不揮発性メモリセルは、基板中に形成された第1ウエル11と、ゲート絶縁膜を介して基板上に形成された浮遊ゲート40とを備えている。浮遊ゲート40は、第1ウエル11中のトンネル領域15とオーバラップするように形成されている。浮遊ゲート40に対する電荷の授受は、トンネル領域15と浮遊ゲート40との間のゲート絶縁膜を介して行われる。第1ウエル11中には、トンネル領域15に接するように第1拡散層12と第2拡散層13が形成されている。第1拡散層12と第2拡散層13は、反対の導電型を有し、同じ長さにわたってトンネル領域15に接するように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、不揮発性メモリに関し、特に、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)に関する。
電気的に内容を書き換えることができる不揮発性メモリとして、EEPROMが知られている。そのEEPROMの一種として、スタック型のゲートではなく単層のゲートを有する「単層ポリ型のEEPROM(Single Poly EEPROM)」が知られている。そのような単層ポリ型のEEPROMは、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、及び特許文献4に開示されている。
特許文献1(特開平6−334190号公報)に記載されたEEPROMは、P型基板に形成されたNMOSトランジスタと、P型基板中のNウエルに形成されたPMOSトランジスタと、P型基板上にゲート絶縁膜を介して形成された単層ポリシリコン(浮遊ゲート)とを備えている。この単層ポリシリコンは、NMOSトランジスタのゲート電極であり、且つ、PMOSトランジスタのゲート電極でもある。PMOSトランジスタが形成されるNウエルは、コントロールゲートの役割を果たす。浮遊ゲートに対する電荷の授受は、NMOSトランジスタのゲート絶縁膜を通して行われる。
特許文献2(特開2000−340773号公報)に記載されたEEPROMにおいて、半導体基板の表層部に形成されたN+拡散層がコントロールゲートとして機能する。そのN+拡散層は、半導体基板上に形成された単層ゲート(フローティングゲート)とオーバラップする。また、単層ゲートは、半導体基板中のトンネル領域ともオーバラップする。単層ゲートへの電荷注入は、このトンネル領域から行われる。更に、このEEPROMは、上記単層ゲートをゲート電極として用いるMOSトランジスタを有する。上述のトンネル領域は、このMOSトランジスタのソース又はドレインの一部である。
特許文献3(特開2001−185633号公報)に記載されたEEPROMは、基板中に形成された第1のNウエル、第2のNウエル、基板上に形成された単層ゲート(浮遊ゲート)、及びリードトランジスタを備えている。第1のNウエルと単層ゲートは、ゲート絶縁膜を介してオーバラップしており、第1容量部を構成している。また、第2のNウエルと単層ゲートは、ゲート絶縁膜を介してオーバラップしており、第2容量部を構成している。第1及び第2のNウエルには、P型拡散層とN型拡散層が形成されている。P型拡散層は、単層ゲートの周辺に形成され、N型拡散層は、単層ゲートから離れた位置に形成されている。単層ゲートへの電荷注入は、第1容量部あるいは第2容量部のゲート絶縁膜を通して行われる。
特許文献4(米国特許第6788574号)に記載されたEEPROMが、図1に示されている。図1において、基板上にゲート絶縁膜を介して形成された単層ポリゲート354(浮遊ゲート360)は、カップリング容量部308、トンネル容量部326、及びリードトランジスタ320によって共有されている。カップリング容量部308は、単層ポリゲート354と基板中に形成されたNウエル334から構成されている。カップリング容量部308のNウエル334には、P型拡散層310とN型拡散層318が形成されている。それらP型拡散層310とN型拡散層318は、Nウエル334中で互いに隣接するように形成されている。一方、トンネル容量部326も、上記単層ポリゲート354と基板中に形成されたNウエル334から構成されている。トンネル容量部326のNウエル334には、P型拡散層322とN型拡散層324が形成されている。それらP型拡散層322とN型拡散層324は、Nウエル334中で互いに隣接するように形成されている。浮遊ゲート360への電荷注入は、トンネル容量部326のゲート絶縁膜を通して行われる。
特開平6−334190号公報 特開2000−340773号公報 特開2001−185633号公報 米国特許第6788574号
本願発明者は、次の点に初めて着目した。図1において、浮遊ゲート360へ注入される電子は、トンネル容量部326のN+拡散層324から主に供給される。また、浮遊ゲート360へ注入される正孔は、トンネル容量部326のP+拡散層322から主に供給される。しかしながら、図1に示されるように、電荷授受が行われるトンネル領域に対するP+拡散層322の接触幅は、それに対するN+拡散層324の接触幅と異なっている。従って、PROGRAM時の正孔の供給効率が、ERASE時の電子の供給効率と異なってしまう。このような電荷供給効率のアンバランスは、PROGRAMに要する時間とERASEに要する時間との差を生む原因となる。PROGRAM時間とERASE時間のいずれか一方が他方より長くなり、EEPROMの書き込み/消去特性が劣化する。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明に係る不揮発性メモリセルは、基板(1)中に形成された第1ウエル(11)と、ゲート絶縁膜を介して基板(1)上に形成された浮遊ゲート(40)とを備える。浮遊ゲート(40)は、第1ウエル(11)中のトンネル領域(15)とオーバラップするように形成される。浮遊ゲート(40)と第1ウエル(11)はトンネル容量部(10)を構成しており、浮遊ゲート(40)に対する電荷の授受は、トンネル領域(15)と浮遊ゲート(40)との間のゲート絶縁膜を介して行われる。第1ウエル(11)中には、トンネル領域(15)に接するように第1拡散層(12)と第2拡散層(13)が形成される。第1拡散層(12)と第2拡散層(13)は、反対の導電型を有し、浮遊ゲート(40)に対する電荷供給効率が同じになるように設けられる。例えば、第1拡散層(12)と第2拡散層(13)は、同じ長さにわたってトンネル領域(15)に接するように形成される。
上記構成において、第1拡散層(12)は、例えば電子の供給源であるN+拡散層(12)であり、第2拡散層(13)は、正孔の供給源であるP+拡散層(13)である。それら供給源としてのN+拡散層(12)及びP+拡散層(13)は、トンネル領域(15)から離れた位置ではなく、共にトンネル領域(15)に接するように形成されている。従って、PROGRAM/ERASE時の正孔/電子の供給効率がより向上する。
更に、N+拡散層(12)とP+拡散層(13)のトンネル領域(15)に対する接触幅(LN,LP)が同じである。これにより、PROGRAM時とERASE時の間の電荷供給効率のアンバランスが解消される。すなわち、PROGRAM時間とERASE時間の差が減少する。PROGRAM時間あるいはERASE時間が極端に長くなることが防止されるため、EEPROMの書き込み/消去特性が向上する。尚、P+拡散層(13)とN+拡散層(12)がトンネル領域(15)を挟んで対向するように独立して設けられる場合、上記接触幅(LN,LP)を容易に揃えることが可能であり、製造プロセスの観点から好適である。
本発明に係る不揮発性メモリセルによれば、PROGRAM時とERASE時の間の電荷供給効率のアンバランスが解消され、PROGRAM時間とERASE時間の差が減少する。PROGRAM時間あるいはERASE時間が極端に長くなることが防止されるため、EEPROMの書き込み/消去特性が向上する。
添付図面を参照して、本発明に係る不揮発性メモリを説明する。本明細書において、不揮発性メモリとしてEEPROMが例示される。
1.第1の実施の形態
1−1.構造と原理
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性メモリセルの構造を示す平面図である。また、図2中の線A−A’、線B−B’、及び線C−C’に沿った断面構造が、それぞれ図3A、図3B、及び図3Cに示されている。
図2に示されるように、本実施の形態に係る不揮発性メモリセルは、トンネル容量部10、リードトランジスタ20、及びウエル容量部30を備えている。また、浮遊ゲート(floating gate)40が、トンネル容量部10、リードトランジスタ20、及びウエル容量部30のそれぞれに対して設けられている。
図2を参照して、トンネル容量部10は、Pウエル11と浮遊ゲート40で構成されている。Pウエル11と浮遊ゲート40がオーバラップする領域は、以下「トンネル領域15」と参照される。Pウエル11中には、そのトンネル領域15に接するようにN+拡散層12及びP+拡散層13が形成されている。また、それらN+拡散層12及びP+拡散層13に接続するようにコンタクト14が形成されている。図3Aには、トンネル容量部10の構造が更に示されている。P型基板1表面の所定の領域には素子分離構造3が形成されており、P型基板1中にフローティングNウエル2が形成されおり、そのフローティングNウエル2中に上記Pウエル11が形成されている。Pウエル11上には、ゲート絶縁膜を介して浮遊ゲート40が形成されている。その浮遊ゲート40とPウエル11がオーバラップする領域が、オーバラップ領域15である。N+拡散層12とP+拡散層13は、Pウエル11中でオーバラップ領域15に接するように形成されている。
再び図2を参照して、リードトランジスタ20は、Pウエル21に形成されるNチャネルMOSトランジスタである。具体的には、Pウエル21中には、ソース/ドレインとしてのN+拡散層22、及びウエル電位を供給するためのP+拡散層23が形成されている。それらN+拡散層22及びP+拡散層23に接続するようにコンタクト24が形成されている。図3Bには、リードトランジスタ20の構造が更に示されている。P型基板1表面の所定の領域には素子分離構造3が形成されており、P型基板1中にフローティングNウエル2が形成されおり、そのフローティングNウエル2中に上記Pウエル21が形成されている。Pウエル21中には、N+拡散層(ソース/ドレイン)22及びP+拡散層23が形成されている。N+拡散層22に挟まれる領域の上には、ゲート絶縁膜を介して浮遊ゲート40が形成されている。つまり、リードトランジスタ20は、上記浮遊ゲート40をゲート電極として用いる。
再度図2を参照して、ウエル容量部30は、Pウエル31と浮遊ゲート40で構成されている。Pウエル31と浮遊ゲート40がオーバラップする領域は、以下「オーバラップ領域35」と参照される。Pウエル31中にはP+拡散層33が形成され、そのP+拡散層33に接続するようにコンタクト34が形成されている。図3Cには、ウエル容量部30の構造が更に示されている。P型基板1表面の所定の領域には素子分離構造3が形成されており、P型基板1中にフローティングNウエル2が形成されおり、そのフローティングNウエル2中に上記Pウエル31が形成されている。Pウエル31上には、ゲート絶縁膜を介して浮遊ゲート40が形成されている。
図3Dには、浮遊ゲート40の構造が示されている。この浮遊ゲート40は、Pウエル11、Pウエル21、及びPウエル31にまたがるように形成されている。つまり、浮遊ゲート40は、トンネル容量部10、リードトランジスタ20、及びウエル容量部30に対して共通に設けられている。好適には、図3Dに示されるように、浮遊ゲート40は単層構造を有している。単層の浮遊ゲート40は、例えば、単層ポリシリコンから形成されている。浮遊ゲート40は、絶縁膜によって囲まれており、周囲から電気的に隔離されている。
上述のPウエル11とPウエル31は、浮遊ゲート40と容量結合している。本実施の形態によれば、ウエル容量部30のPウエル31が「コントロールゲート」として機能する。浮遊ゲート40に対する電荷の授受は、トンネル領域15のPウエル11と浮遊ゲート40との間のゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)を介して行われる。
浮遊ゲート40に対する電荷の授受の原理は、具体的には次の通りである。図2に示されたコンタクト14を介して、トンネル容量部10のN+拡散層12及びP+拡散層13に、第1電位が印加される。また、コンタクト34を介して、ウエル容量部30のP+拡散層33に、第2電位が印加される。第1電位と第2電位との間には所定の電位差があり、その所定の電位差に応じた電位が浮遊ゲート40に誘起される。
例えば、ウエル容量部30のP+拡散層33に、電位Veが印加され、トンネル容量部10のN+拡散層12及びP+拡散層13に、グランド電位GNDが印加されるとする。また、トンネル容量部10のPウエル11と浮遊ゲート40による容量(ゲート容量値)がC10であり、ウエル容量部30のPウエル31と浮遊ゲート40による容量がC30であるとする。この時、容量結合によって浮遊ゲート40に誘起される電位Vgは、次の式(1)で表される。
Vg=C30/(C30+C10)・Ve
=(1/(1+C10/C30))・Ve ・・・(1)
式(1)において、パラメータC10/C30は「容量比」と呼ばれている。この浮遊ゲート40の電位Vgとグランド電位GNDとの間の電位差(電圧)が、トンネル領域15のゲート絶縁膜に印加される。その電圧に応じた高電界によってFNトンネリングが発生し、トンネル領域15のゲート絶縁膜を通して電荷授受が行われる。設計者は、電圧Vgが所望の値になるように、容量比C10/C30や電位Veを設定することができる。より小さな電位Veで同じ電圧Vgを得るためには、すなわち、効率良く電圧Vgを得るためには、容量比C10/C30をより小さくすればよい。つまり、図2に示されたように、トンネル領域15の面積が、オーバラップ領域35の面積より小さくなるように設計されればよい(C10<C30)。
上記FNトンネリングによる電荷授受において、トンネル容量部10のN+拡散層12は、電子の供給源であり、トンネル容量部10のP+拡散層13は、正孔の供給源である。それらN+拡散層12及びP+拡散層13の配置の一例が、図4に示されている。図4において、N+拡散層12及びP+拡散層13は、トンネル領域15に接するように形成されている。また、N+拡散層12及びP+拡散層13は、互いに離れて独立して形成されている。更に、N+拡散層12及びP+拡散層13は、トンネル領域15を挟んで対向するように形成されている。
更に、本実施の形態によれば、N+拡散層12及びP+拡散層13は、電荷授受時の浮遊ゲート40に対する電荷供給効率がほぼ同じになるように設計される。具体的には、図4に示されるように、N+拡散層12がトンネル領域15と接触する幅LNと、P+拡散層13がトンネル領域15と接触する幅LPとがほぼ等しくなるように設計されている。接触幅LN及びLPが等しいため、電子の供給効率と正孔の供給効率がバランスする。言い換えれば、PROGRAM時とERASE時の間の電荷供給効率のアンバランスが解消される。これにより、PROGRAM時間とERASE時間の差が減少する。PROGRAM時間あるいはERASE時間が極端に長くなることが防止されるため、EEPROMの書き込み/消去特性が向上する。
電荷供給効率をバランスさせるためには、N+拡散層12とP+拡散層13が同じ長さにわたってトンネル領域15に接していればよい。よって、N+拡散層12とP+拡散層13の配置は、図4に示された配置に限られない。例えば、図5に示されるように、N+拡散層12とP+拡散層13は、トンネル領域15の同じ側に接していてもよい。この場合においても、接触幅LNとLPは等しくなるように設計される。但し、図4に示されたように、N+拡散層12とP+拡散層13がトンネル領域15を挟んでセルフアラインに形成される場合、接触幅LNと接触幅LPを容易に揃えることが可能である。製造プロセスの観点から言えば、図4に示された配置が好適である。
上記書き込み/消去動作に対して、読み出し動作は次の通りである。不揮発性メモリに記録されたデータを読み出すためには、上記浮遊ゲート40の電位状態が検出されればよい。浮遊ゲート40の電位状態を検出するためにはトランジスタが必要であり、本実施の形態においては上述のリードトランジスタ20が用いられる。書き込み/消去用のトンネル容量部10と読み出し用のリードトランジスタ20が別々に設けられるため、ゲート絶縁膜にかかるストレスが分散され、好適である。
1−2.動作
以下、本実施の形態に係る不揮発性メモリセルに対するデータ書き込み/消去/読み出しに関して更に詳しく説明する。
ERASE時、浮遊ゲート40には電子が注入される。そのERASE時の不揮発性メモリセルの状態の一例が、図6に示されている。図6において、浮遊ゲート40は、トンネル容量部10のゲート電極40aとウエル容量部30のゲート電極40bに分けて表現されている。それらゲート電極40aとゲート電極40bは電気的に接続されており、それらの電位Vgは同一である。
N+拡散層12、P+拡散層13、及びP+拡散層33へ印加される電位は、適宜設計され得る。例えば、図6に示されるように、ウエル容量部30のP+拡散層33には、正の消去電位Veが印加される。一方、トンネル容量部10のN+拡散層12及びP+拡散層13には、グランド電位GNDが印加される。これにより、ある電位Vgが、浮遊ゲート40に誘起される。トンネル容量部10のPウエル11の表層部には、電子が多く集まっており、反転層(Inversion Layer)LIが形成されている。一方、ウエル容量部30のPウエル31の表層部には、正孔が多く集まっており、蓄積層(Accumulation Layer)LAが形成されている。電位差Vgに応じた電界が、トンネル領域15のゲート絶縁膜に印加され、電子が浮遊ゲート40に注入される。
一方、PROGRAM時、浮遊ゲート40には正孔が注入される。そのPROGRAM時の不揮発性メモリセルの状態の一例が、図6と同様の形式で、図7に示されている。N+拡散層12、P+拡散層13、及びP+拡散層33へ印加される電位は、適宜設計され得る。例えば、図7に示されるように、ウエル容量部30のP+拡散層33には、負の書込電位Vpが印加される。一方、トンネル容量部10のN+拡散層12及びP+拡散層13には、グランド電位GNDが印加される。これにより、ある電位Vgが、浮遊ゲート40に誘起される。トンネル容量部10のPウエル11の表層部には、正孔が多く集まっており、蓄積層LAが形成されている。一方、ウエル容量部30のPウエル31の表層部には、電子が多く集まっており、反転層LIが形成されている。電位差Vgに応じた電界が、トンネル領域15のゲート絶縁膜に印加され、正孔が浮遊ゲート40に注入される。
このように、図6においては電子が浮遊ゲート40に注入され、図7においては正孔が浮遊ゲート40に注入される。上述の通り、電子の供給源としてのN+拡散層12と正孔の供給源としてのP+拡散層13は、ほぼ同じ長さにわたってトンネル領域15に接している。その結果、PROGRAM時とERASE時の電荷供給効率がほぼ同じになる。PROGRAM時とERASE時の間の電荷供給効率のアンバランスが解消され、PROGRAM時間とERASE時間の差が減少する。PROGRAM時間あるいはERASE時間が極端に長くなることが防止されるため、EEPROMの書き込み/消去特性が向上する。
不揮発性メモリに記録されたデータの読み出しは、リードトランジスタ20を用いることによって周知の方法で行われる。リードトランジスタ20が導通するか否かを検出することによって、リードトランジスタ20の閾値電圧、すなわち、格納データに対応した浮遊ゲート40の電位状態を知ることができる。本実施の形態によれば、読み出し用のリードトランジスタ20が、容量部10、30から独立して設けられているため、ゲート絶縁膜にかかるストレスが分散され、好適である。
1−3.効果
まず、本実施の形態によれば、Pウエル11中のN+拡散層12とP+拡散層13は、トンネル領域15に接するように形成されている。それによる効果は次の通りである。FNトンネル電流に基づくEEPROMの場合、一般に、数十〜数百pAオーダーの微小な電流を流すことによりPROGRAM/ERASEが行われる。そのため、余計な抵抗は可能な限り小さい方が、特性の観点から好ましい。もし、ウエルコンタクト(拡散層)がトンネル領域15から離れて位置していると、ウエルの寄生抵抗が付いてしまう。しかしながら、本実施の形態によれば、ウエルコンタクトとトンネル領域15が接しているため、ウエルの寄生抵抗による影響が防止される。
また、N+拡散層12は電子の供給源として、P+拡散層13は正孔の供給源として機能する。それらN+拡散層12及びP+拡散層13が、トンネル領域15から離れた位置ではなく、共にトンネル領域15に接するように形成されているため、PROGRAM/ERASE時のトンネル領域15に対する電荷の供給効率が最適となる。
更に、本実施の形態によれば、N+拡散層12及びP+拡散層13は、電荷授受時の浮遊ゲート40に対する電荷供給効率がほぼ同じになるように設計されている。具体的には、N+拡散層12がトンネル領域15と接触する幅LNと、P+拡散層13がトンネル領域15と接触する幅LPとがほぼ等しくなるように設計されている。接触幅LN及びLPが等しいため、電子の供給効率と正孔の供給効率がバランスする。言い換えれば、PROGRAM時とERASE時の間の電荷供給効率のアンバランスが解消される。これにより、PROGRAM時間とERASE時間の差が減少する。PROGRAM時間あるいはERASE時間が極端に長くなることが防止されるため、EEPROMの書き込み/消去特性が向上する。
2.第2の実施の形態
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性メモリセルの構造を示す平面図である。図8において、第1の実施の形態と同様の構造には同一の符号が付されており、重複する説明は適宜省略される。第2の実施の形態に係る不揮発性メモリセルは、トンネル容量部10、リードトランジスタ20、及びウエル容量部30’を備えている。トンネル容量部10の構成は、第1の実施の形態における構成と同様である。従って、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
本実施の形態において、ウエル容量部30’のPウエル31には、P+拡散層33に加えてN+拡散層32が形成されている。それらN+拡散層32及びP+拡散層33は、浮遊ゲート40とPウエル31がオーバラップするオーバラップ領域35に接するように形成されている。
図9は、第1の実施の形態における図7に対応する図であり、PROGRAM時の不揮発性メモリセルの状態の一例を示している。PROGRAM時、ウエル容量部30’のN+拡散層32及びP+拡散層33には、負の書込電位Vpが印加される。一方、トンネル容量部10のN+拡散層12及びP+拡散層13には、グランド電位GNDが印加される。これにより、ある電位Vgが、浮遊ゲート40に誘起される。ウエル容量部30’のPウエル31の表層部には、N型半導体のように電子が多く集まっており、反転層LIが形成されている。電位差Vgに応じた電界が、トンネル領域15のゲート絶縁膜に印加され、正孔が浮遊ゲート40に注入される。
本実施の形態による効果を説明するために、図7で示された状態(第1の実施の形態)と図9で示された状態(第2の実施の形態)との比較を行う。その比較は、図10においてなされている。図10において、トンネル容量部10のゲート容量値をC10とし、ウエル容量部30(30’)のゲート容量値をC30とする。この時、上記式(1)を参照すれば、浮遊ゲートの電位Vgは、下記式(2)で与えられるはずである:
Vg=1/(1+C10/C30))・Vp ・・・(2)
しかしながら、第1の実施の形態の場合、オーバラップ領域35における反転層LIの負電荷(−)が、実効的なゲート容量値C30を変えてしまう。その結果、浮遊ゲート40に誘起される電位Vgが所望の値から変化してしまう。このことは、トンネル容量部10のゲート絶縁膜に印加される電位差Vgが所望の値(設計値)からずれることを意味する。電位差Vgの設計値からのずれは、メモリセルに対する書き込み/消去特性のばらつきを招き、メモリの信頼性の低下の原因となる。
一方、第2の実施の形態によれば、Pウエル31中にN+拡散層32とP+拡散層33が形成されており、それらN+拡散層32及びP+拡散層33には書込電位Vpが供給されている。また、それらN+拡散層32とP+拡散層33は、オーバラップ領域35に接している。この場合、オーバラップ領域35に形成される反転層LI(N型半導体)は、隣接するN+拡散層32に直接接続され、両者は電気的に導通する。その結果、反転層LIの電位が、書込電位Vpに固定される。反転層LIの電位が固定されると、その反転層LIの負電荷(−)のせいで実効的なゲート容量値C30が変動してしまうことが防止される。
図10においては反転層LIの場合が説明されたが、蓄積層LAの場合でも同様である。オーバラップ領域35に蓄積層LAが形成される場合、その蓄積層LAは隣接するP+拡散層33と電気的に導通する。その結果、蓄積層LAの電位が所定の電位に固定される。蓄積層LAの電位が固定されると、その蓄積層LAの正電荷(+)のせいで実効的なゲート容量値C30が変動してしまうことが防止される。Pウエル31にN+拡散層32とP+拡散層33の両方が設けられるのは、反転層LIと蓄積層LAのいずれの場合にも対応するためである。
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、反対の導電型を有するN+拡散層32及びP+拡散層33が、ウエル容量部30’のオーバラップ領域35に接するように設けられる。従って、オーバラップ領域35に蓄積層LAが形成される場合であっても、反転層LIが形成される場合であっても、蓄積層LAや反転層LIの電位は、所定の電位に固定される。その結果、蓄積層LAの正電荷(+)や反転層LIの負電荷(−)のせいで実効的なゲート容量値C30が変化することが防止される。よって、トンネル領域15のゲート絶縁膜に印加される電位差Vgの設計値からのずれが防止される。その電位差が設計値と等しくなるため、メモリセルに対する書き込み/消去特性のばらつきが防止され、メモリの信頼性が向上する。
尚、第1の実施の形態においても、トンネル容量部10のトンネル領域15には、N+拡散層12及びP+拡散層13が接している。従って、トンネル容量部10の実効的なゲート容量値C10の変動が防止されるという効果は、第1の実施の形態において既に得られている。第2の実施の形態によれば、トンネル容量部10のゲート容量値C10だけでなく、ウエル容量部30のゲート容量値C30の変動も防止されていると言える。
3.第3の実施の形態
図11は、本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性メモリセルの構造を示す平面図である。図11において、第1の実施の形態と同様の構造には同一の符号が付されており、重複する説明は適宜省略される。第3の実施の形態に係る不揮発性メモリセルは、トンネル容量部10とリードトランジスタ20の2素子を備えている。既出の実施の形態と比較して、ウエル容量部30が除かれている。
本実施の形態によれば、リードトランジスタ20が、第1の実施の形態におけるウエル容量部30の役割を果たす。つまり、リードトランジスタ20は、READだけでなく、ERASE/PROGRAM時にも用いられる。ERASE/PROGRAM時、トンネル容量部10のN+拡散層12及びP+拡散層13に、第1電位が印加される。また、コンタクト24を介して、リードトランジスタ20のソース/ドレイン22及びPウエル21に、第2電位が印加される。第1電位と第2電位との間には所定の電位差があり、その所定の電位差に応じた電位が浮遊ゲート40に誘起される。そして、トンネル領域15のゲート絶縁膜を通して、浮遊ゲート40に対する電荷授受が行われる。
トンネル容量部10の構成は、第1の実施の形態における構成と同じである。従って、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。更に、本実施の形態によれば、3素子構造の場合と比較して、セル面積が縮小されるという追加的な効果が得られる。
図1は、従来の単層ポリ型EEPROMの構造を概略的に示す平面図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性メモリセルの構造を示す平面図である。 図3Aは、図2における線A−A’に沿った構造を示す断面図である。 図3Bは、図2における線B−B’に沿った構造を示す断面図である。 図3Cは、図2における線C−C’に沿った構造を示す断面図である。 図3Dは、図2における線D−D’に沿った構造を示す断面図である。 図4は、本発明に係るトンネル容量部の構造を詳細に示す平面図である。 図5は、本発明に係るトンネル容量部の変形例を示す平面図である。 図6は、第1の実施の形態に係るデータ消去動作(ERASE)を示す模式図である。 図7は、第1の実施の形態に係るデータ書き込み動作(PROGRAM)を示す模式図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性メモリセルの構造を示す平面図である。 図9は、第2の実施の形態に係るデータ書き込み動作(PROGRAM)を示す模式図である。 図10は、第2の実施の形態による効果を説明するための概略図である。 図11は、本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性メモリセルの構造を示す平面図である。
符号の説明
1 P型基板
2 フローティングNウエル
3 素子分離構造
10 トンネル容量部
11 Pウエル
12 N+拡散層
13 P+拡散層
14 コンタクト
15 トンネル領域
20 リードトランジスタ
21 Pウエル
22 ソース/ドレイン
23 P+拡散層
24 コンタクト
30、30’ ウエル容量部
31 Pウエル
32 N+拡散層
33 P+拡散層
34 コンタクト
35 オーバラップ領域
40 浮遊ゲート(単層ポリシリコン)
LI 反転層
LA 蓄積層

Claims (12)

  1. 基板中に形成された第1ウエルと、
    前記第1ウエル中の第1領域とオーバラップするように、ゲート絶縁膜を介して前記基板上に形成された浮遊ゲートと、
    前記第1領域に接するように前記第1ウエル中に形成された第1拡散層及び第2拡散層と
    を具備し、
    前記浮遊ゲートに対する電荷の授受は、前記第1領域と前記浮遊ゲートとの間の前記ゲート絶縁膜を介して行われ、
    前記第1拡散層と前記第2拡散層は、反対の導電型を有し、前記浮遊ゲートに対する電荷供給効率が同じになるように設けられた
    不揮発性メモリセル。
  2. 基板中に形成された第1ウエルと、
    前記第1ウエル中の第1領域とオーバラップするように、ゲート絶縁膜を介して前記基板上に形成された浮遊ゲートと、
    前記第1領域に接するように前記第1ウエル中に形成された第1拡散層及び第2拡散層と
    を具備し、
    前記浮遊ゲートに対する電荷の授受は、前記第1領域と前記浮遊ゲートとの間の前記ゲート絶縁膜を介して行われ、
    前記第1拡散層と前記第2拡散層は、反対の導電型を有し、且つ、同じ長さにわたって前記第1領域に接する
    不揮発性メモリセル。
  3. 請求項2に記載の不揮発性メモリセルであって、
    前記第1拡散層と前記第2拡散層は、互いに離れて形成された
    不揮発性メモリセル。
  4. 請求項3に記載の不揮発性メモリセルであって、
    前記第1拡散層と前記第2拡散層は、前記第1領域を挟んで対向するように形成された
    不揮発性メモリセル。
  5. 基板中に形成された第1ウエルと、
    前記第1ウエル中の第1領域とオーバラップするように、ゲート絶縁膜を介して前記基板上に形成された浮遊ゲートと、
    前記第1領域に接するように前記第1ウエル中に形成された第1拡散層及び第2拡散層と
    を具備し、
    前記浮遊ゲートに対する電荷の授受は、前記第1領域と前記浮遊ゲートとの間の前記ゲート絶縁膜を介して行われ、
    前記第1拡散層と前記第2拡散層は、反対の導電型を有し、互いに離れて形成された
    不揮発性メモリセル。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の不揮発性メモリセルであって、
    更に、前記浮遊ゲートをゲート電極として用いるトランジスタを具備し、
    データ読み出し時、前記トランジスタを用いることによって前記浮遊ゲートの電位状態が検出される
    不揮発性メモリセル。
  7. 請求項6に記載の不揮発性メモリセルであって、
    データの書き込み及び消去時、
    第1電位が、前記第1ウエルに印加され、
    前記第1電位と所定の電位差を有する第2電位が、前記トランジスタの拡散層に印加される
    不揮発性メモリセル。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の不揮発性メモリであって、
    更に、前記基板中に形成され前記浮遊ゲートと容量結合した第2ウエルを具備し、
    データの書き込み及び消去時、
    第1電位が、前記第1ウエルに印加され、
    前記第1電位と所定の電位差を有する第2電位が、前記第2ウエルに印加される
    不揮発性メモリセル。
  9. 請求項8に記載の不揮発性メモリであって、
    前記第2ウエルと前記浮遊ゲートによる容量は、前記第1ウエルと前記浮遊ゲートによる容量より大きい
    不揮発性メモリセル。
  10. 請求項8又は9に記載の不揮発性メモリであって、
    更に、前記第2ウエル中に形成された第3拡散層及び第4拡散層を具備し、
    前記浮遊ゲートは、前記第2ウエル中の第2領域とオーバラップし、
    前記第3拡散層及び前記第4拡散層は、反対の導電型を有し、前記第2領域と接するように形成された
    不揮発性メモリセル。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の不揮発性メモリセルであって、
    前記浮遊ゲートは、単層のポリシリコンから形成された
    不揮発性メモリセル。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の不揮発性メモリセルを有する
    EEPROM。
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