JP2007146725A - コモンレール - Google Patents

コモンレール Download PDF

Info

Publication number
JP2007146725A
JP2007146725A JP2005340749A JP2005340749A JP2007146725A JP 2007146725 A JP2007146725 A JP 2007146725A JP 2005340749 A JP2005340749 A JP 2005340749A JP 2005340749 A JP2005340749 A JP 2005340749A JP 2007146725 A JP2007146725 A JP 2007146725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
common rail
pressure
diameter portion
hole
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005340749A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yokoya
浩之 横谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005340749A priority Critical patent/JP2007146725A/ja
Publication of JP2007146725A publication Critical patent/JP2007146725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 体格アップや、蓄圧容積の不足を招くことなく、レール破損を回避できるコモンレールを提供する。
【解決手段】 コモンレールは、外径寸法Dが従来と同じで、蓄圧室孔23の内径寸法が、径の小さい小径部27と、径の大きい大径部28とに分けられ、交差孔26が小径部27に設けられる。小径部27によりレール本体20の肉厚が厚くなるため、小径部27に交差孔26を開口させることで、交差孔部最小肉厚寸法Lを従来よりも大きくでき、レール破損Aを回避できる。一方、小径部27により減少した蓄圧容積分を大径部28が補うため、蓄圧室孔23のトータル容積が減少しない。このように、体格と蓄圧容積を変更することなく、交差孔部最小肉厚寸法Lを大きくしてレール破損Aを回避できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、蓄圧式燃料噴射装置に搭載されて高圧燃料を蓄圧するコモンレールに関する。
(従来技術)
従来のコモンレールの一例を図1(a)を参照して説明する。
コモンレール1は、サプライポンプの圧送した高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器であり、内部には高圧燃料を蓄圧する蓄圧室孔23が形成されている。また、コモンレール1には、サプライポンプの圧送した高圧燃料を蓄圧室孔23内に導く内外連通孔25と、蓄圧室孔23内に蓄圧された高圧燃料を複数のインジェクタに分配供給するための複数の内外連通孔25とが形成されている(例えば、特許文献1参照)。
(従来技術の問題点)
蓄圧室孔23の内部には、超高圧(たとえば、数百MPa)の燃料が蓄圧されるため、蓄圧室孔23の内周面には高い圧力が作用する。そして、蓄圧室孔23の内周面には、内外連通孔25が交差して開口するため、図2(a)に示すように、内外連通孔25の内側開口部(以下、交差孔26と称す)には応力が集中する。このため、高い応力が集中する交差孔26からレール破損Aが開始される懸念がある。
このレール破損Aを回避する手段として、交差孔26から外部に至る最小の肉厚寸法(以下、交差孔部最小肉厚寸法Lと称す)を大きくすることが考えられる。
しかし、交差孔部最小肉厚寸法Lを大きくする目的で、レール本体20の外径寸法Dを大きくする場合は、コモンレール1の体格が大きくなり、車両への搭載性が悪化してしまう。
また、交差孔部最小肉厚寸法Lを大きくする目的で、蓄圧室孔23の内径寸法d0を小さくする場合は、高圧燃料を蓄圧する蓄圧容積が少なくなり、必要噴射性能が得られなくなってしまう。
特開2003−148279号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、体格アップや、蓄圧容積の不足を招くことなく、レール破損を回避できるコモンレールの提供にある。
〔請求項1の手段〕
請求項1のコモンレールは、蓄圧室孔に小径部と大径部を設け、交差孔(内外連通孔の内側開口部)を小径部に設けたものである。
小径部を設けたことで、レール本体の外径寸法を大きくすることなく、内外連通孔が設けられる部位のレール本体の肉厚を厚くすることができ、交差孔部最小肉厚寸法を大きく確保できる。これによって、体格アップを招くことなく、レール破損を回避できる。
一方、小径部により減少した蓄圧容積分を、大径部による容積増加で補うことができるため、必要噴射性能を得ることができる。
このように、請求項1のコモンレールは、体格アップや、蓄圧容積の不足を招くことなく、レール破損を回避することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2のコモンレールは、内外連通孔に流路径を絞るオリフィスを設けたものである。このように、内外連通孔にオリフィスを設けることで、内外連通孔に伝播された圧力脈動をオリフィスで減衰することができ、圧力脈動による燃料噴射への悪影響を抑えることができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3のコモンレールは、小径部と大径部の間に、徐々に径が変化する移行部を備える。
これにより、小径部と大径部の切り替わり角度が緩やかになり、角部に生じる応力集中を緩和することができる。この結果、小径部と大径部の切替部位における耐圧性能を高めることができる。
〔請求項4の手段〕
請求項4のコモンレールにおける移行部は、小径部から大径部に向かって拡径するテーパ面である。
〔請求項5の手段〕
請求項5のコモンレールにおける移行部は、小径部から大径部に向かって拡径するR面(曲面)である。
〔請求項6の手段〕
請求項6のコモンレールにおける内外連通孔は、レール本体において複数が軸方向に集中して配置されたものである。
このように、複数の内外連通孔が軸方向に集中配置されることにより、小径部が設けられる範囲を小さくでき、逆に大径部が設けられる範囲を大きくできる。小径部の範囲が小さくなることで、小径部の容積減少を抑えることができ、また大径部の範囲が大きくなることで、蓄圧室孔の容積を大きく確保できる。
これによって、レール本体の短縮化を図ることが可能になり、コモンレールを小型化できる。あるいは、大きな容積を確保することで、燃料噴射が実施されても、蓄圧室孔における圧力低下を従来のコモンレールよりも小さく抑えることが可能になる。
最良の形態1のコモンレールは、内部に高圧燃料を蓄圧する蓄圧室孔、およびこの蓄圧室孔と外部を連通する内外連通孔が設けられたレール本体を備える。
蓄圧室孔に小径部と大径部を設け、内外連通孔の内側開口部を小径部に設けるものである。
そして、小径部と大径部の切替部位には、徐々に径が変化する移行部(テーパ面、R面等)が設けられることが望ましい。
この実施例1では、先ず、蓄圧式燃料噴射装置のシステム構成を説明し、次に、コモンレールの構造および実施例1の背景を説明し、続いて、本発明が適用された実施例1のコモンレールの構造を説明する。
(蓄圧式燃料噴射装置の説明)
図3に示す蓄圧式燃料噴射装置は、エンジン(例えばディーゼルエンジン:図示しない)の各気筒に燃料噴射を行うシステムであり、コモンレール1、インジェクタ2、サプライポンプ3、ECU4(エンジン制御ユニット)、EDU5(駆動ユニット)等から構成される。なお、EDU5はECU4のケース内に内蔵される場合もある。
コモンレール1は、インジェクタ2に供給する高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器であり、燃料噴射圧に相当するコモンレール圧が蓄圧されるように高圧ポンプ配管6を介して高圧燃料を圧送するサプライポンプ3の吐出口と接続されるとともに、各インジェクタ2へ高圧燃料を供給する複数のインジェクタ配管7が接続されている。
コモンレール1から燃料タンク8へ燃料を戻すリリーフ配管9には、プレッシャリミッタを兼ねた減圧弁10が取り付けられている。プレッシャリミッタの機能は圧力安全弁であり、コモンレール圧が限界設定圧を超えた際に開弁して、コモンレール圧を限界設定圧以下に抑える。また、減圧弁10は、ECU4およびEDU5の指示により開弁して、コモンレール圧を急速に減圧するものである。なお、減圧弁10とは別にプレッシャリミッタを独立して搭載したものであっても良い。
インジェクタ2は、エンジンの各気筒毎に搭載されて燃料を各気筒内に噴射供給するものであり、コモンレール1より分岐する複数のインジェクタ配管7の下流端に接続されて、コモンレール1に蓄圧された高圧燃料を各気筒内に噴射供給する燃料噴射ノズル、およびこの燃料噴射ノズル内に収容されたニードルのリフト制御を行う電磁弁等を搭載している。
なお、インジェクタ2からのリーク燃料も、リリーフ配管9を経て燃料タンク8に戻される。
サプライポンプ3は、コモンレール1へ高圧燃料を圧送する高圧燃料ポンプであり、燃料タンク8内の燃料をフィルタ11を介してサプライポンプ3へ吸引するフィードポンプと、このフィードポンプによって吸い上げられた燃料を高圧に圧縮してコモンレール1へ圧送する高圧ポンプとを搭載する。フィードポンプおよび高圧ポンプは共通のカムシャフト12によって駆動される。なお、このカムシャフト12は、エンジンによって回転駆動されるものである。
サプライポンプ3には、燃料を高圧に加圧する加圧室内に燃料を導く燃料流路に、その燃料流路の開度度合を調整するためのSCV13(吸入調量弁)が搭載されている。このSCV13は、ECU4からのポンプ駆動信号によって制御されることにより、加圧室内に吸入される燃料の吸入量を調整し、コモンレール1へ圧送する燃料の吐出量を変更するバルブであり、コモンレール1へ圧送する燃料の吐出量を調整することにより、コモンレール圧を調整するものである。即ち、ECU4はSCV13を制御することにより、コモンレール圧を車両走行状態に応じた圧力に制御できる。
ECU4は、CPU、記憶装置(ROM、RAM、SRAM、EEPROM等のメモリ)を搭載しており、ROMに記憶されたプログラムと、RAM等に読み込まれたセンサ類の信号(車両の運転状態)とに基づいて各種の演算処理を行う。
具体的な演算の一例を示すと、ECU4は、燃料の噴射毎に、ROMに記憶されたプログラムと、RAMに読み込まれたセンサ類の信号(車両の運転状態)とに基づいて、各気筒毎の目標噴射量、噴射形態、インジェクタ2の開弁閉弁時期、SCV13の開度(通電電流値)を決定するように設けられている。
EDU5は、インジェクタ駆動回路を備える。このインジェクタ駆動回路は、ECU4から与えられるインジェクタ開弁信号に基づいてインジェクタ2の電磁弁へ開弁駆動電流を与える駆動回路であり、開弁駆動電流を電磁弁に与えることにより高圧燃料が気筒内に噴射供給され、開弁駆動電流を停止することで燃料噴射が停止するものである。なお、この図3では、SCV13の電磁弁へ駆動電流を与えるSCV駆動回路がECU4のケース外に設けられる例を示すが、EDU5のケース内に配置されるものであっても良い。
なお、ECU4には、車両の運転状態等を検出する手段として、コモンレール圧を検出する圧力センサ14の他に、アクセル開度を検出するアクセルセンサ、エンジン回転数を検出する回転数センサ、エンジンの冷却水温度を検出する水温センサ等のセンサ類が接続されている。
(コモンレール1の説明)
コモンレール1は、図1に示すように、内部に超高圧の燃料を蓄える略筒形状を呈するレール本体20に、高圧ポンプ配管6およびインジェクタ配管7を接続するための配管ジョイント21と、レール本体20をエンジン等の固定部材に装着するためのステー22とを設けたものである。
略棒状を呈するレール本体20には、高圧燃料の蓄圧室となる蓄圧室孔23が軸方向に貫通するように形成されている。なお、蓄圧室孔23の軸芯は、レール本体20の外径の中心であっても良いし、配管ジョイント21とは異なる側に所定量オフセットしたものであっても良い。
レール本体20の両端部には、減圧弁10および圧力センサ14を取り付けるためのネジ穴24が形成されている。
レール本体20には、径方向に複数の内外連通孔25が形成されている。この複数の内外連通孔25は、レール本体20の軸方向に適切な間隔を隔てて配置された配管ジョイント21の中心に穴空け加工されたものである。各内外連通孔25の内側は、蓄圧室孔23の内壁面に開口するものであり、各内外連通孔25の外側は、配管ジョイント21の先端中心部において開口する。具体的に、配管ジョイント21の先端面には、高圧ポンプ配管6およびインジェクタ配管7の先端に形成された先細テーパ面が差し込まれる略円錐テーパ形状を呈した受圧座面が形成されており、この受圧座面の底部において内外連通孔25の外側が開口する。
(実施例1の背景)
蓄圧室孔23の内部には、超高圧(たとえば、数百MPa)の燃料が蓄圧されるため、蓄圧室孔23の内周面には高い圧力が作用する。そして、蓄圧室孔23の内周面に開口する交差孔(内外連通孔25の内側開口部)26には応力が集中する。この交差孔26の応力集中により、図2(a)に示すように、交差孔26からレール破損(図中に示す亀裂)Aが開始されることが懸念される。そこで、交差孔部最小肉厚寸法Lを大きくすることより、レール破損Aを回避することが考えられる。
しかし、従来のコモンレール1は、図1(a)、図2(a)に示すように、蓄圧室孔23の内径寸法d0が軸方向に一定に設けられており、レール本体20の外径寸法Dを大きくして交差孔部最小肉厚寸法Lを大きくしようとすると、コモンレール1の体格が大きくなり、車両への搭載性(具体的にはエンジンへの搭載性)が悪化してしまう。逆に、蓄圧室孔23の内径寸法d0を小さくして交差孔部最小肉厚寸法Lを大きくしようとすると、高圧燃料を蓄圧する容積が少なくなり、必要噴射性能が得られなくなってしまう。
(実施例1の特徴)
上記の不具合を回避するために、実施例1のコモンレール1は、レール本体20の外径寸法Dを従来のコモンレール1と同じにしたまま、蓄圧室孔23の内径寸法を、径の小さい小径部27と、径の大きい大径部28とに分けて設け、交差孔26(内外連通孔25の内側開口部)を小径部27に設ける技術を採用している。
小径部27は、レール破損Aを回避するために、交差孔部最小肉厚寸法Lを大きくするためのものであり、従来の蓄圧室孔23より内径寸法d1が小さい。
大径部28は、小径部27により減少した高圧燃料の蓄圧容積を補うためのものであり、従来の蓄圧室孔23より内径寸法d2(大径部28がこの実施例1のように複数ある場合は平均値)が大きい。
即ち、従来の蓄圧室孔23の内径寸法をd0、小径部27の内径寸法をd1、大径部28の内径寸法をd2とした場合、d1<d0<d2の関係を満たすものである。
具体的な実施例1のコモンレール1の構造を図1(b)を参照して説明する。
実施例1のコモンレール1は、配管ジョイント21の位置が従来構造{図1(a)参照}と同じであり、各交差孔26の開口する軸方向範囲をオーバーラップするように小径部27を設け、小径部27の両側に大径部28を設けたものである。
なお、実施例1では、大径部28と、減圧弁10および圧力センサ14が取り付けられるネジ穴24とを区別する目的で、大径部28とネジ穴24の内径寸法を異なる径に設ける例を示すが、大径部28とネジ穴24を同一径にしても良い。即ち、ネジ穴24の奥部に、蓄圧容積を増やす目的の大径部28を同一径で設けても良い。
(実施例1の効果)
実施例1のコモンレール1は、レール本体20の肉厚が厚くなる小径部27と、レール本体20の肉厚は薄くなるが、蓄圧容積を増加可能な大径部28とを備える。
そして、図2(b)に示すように、小径部27に交差孔26を開口させることで、交差孔部最小肉厚寸法Lを大きくすることができる。これによって、交差孔26の強度向上を図ることができ、レール破損Aを回避できる。
また、小径部27により減少した蓄圧容積分を、交差孔26が設けられない大径部28が補うため、蓄圧室孔23のトータル容積が減少しない。
このように、実施例1のコモンレール1は、体格と蓄圧容積を変更することなく、交差孔26の強度向上を図ってレール破損Aを回避できる。
ここで、実施例1のコモンレール1には、図1(b)に示すように、内外連通孔25に流路径を絞るオリフィス29を設けている。
このように、内外連通孔25にオリフィス29を設けることで、インジェクタ配管7を介して内外連通孔25に伝播される圧力脈動をオリフィス29で減衰させることができる。この結果、圧力脈動による蓄圧室孔23内の圧力変動を抑えることができ、圧力脈動による燃料噴射への悪影響を抑えることができる。
また、実施例1のコモンレール1は、図1(b)、図2(b)に示すように、小径部27と大径部28の間に、徐々に径が変化する移行部30が設けられている。実施例1の移行部30は、小径部27から大径部28に向かって拡径する略円錐形状のテーパ面とされている。
このように、小径部27と大径部28の切替部位に径が徐々に変化する移行部30を設けることにより、小径部27と大径部28の切り替わり角度が緩やかになり、切り替わりの角部に生じる応力集中を緩和できる。この結果、小径部27と大径部28の切替部位における耐圧性能を高めることができる。
なお、この実施例1では、移行部30の一例としてテーパ面を示すが、小径部27から大径部28に向かって拡径するR面であっても良い。このように、小径部27と大径部28の切替部位をR面とすることにより、切替部位における角部に生じる応力集中をさらに緩和することができ、耐圧性能をさらに高めることが可能になる。
図4に示すコモンレール1の断面図を参照して実施例2を説明する。なお、実施例2中において上記実施例1と同一符号は同一機能物を示すものである。
この実施例2のコモンレール1は、複数の内外連通孔25を軸方向の一方側に集中配置したものである。これによって、小径部27の範囲を軸方向に短縮でき、逆に大径部28の範囲を軸方向に延長することができる。
小径部27の範囲が軸方向に短縮されることにより、小径部27による蓄圧容積の減少分を減らすことができる。また、大径部28の範囲が延長されることにより、蓄圧容積を大きくすることができる。
このように、実施例2を採用することにより、従来のコモンレール1と体格が同じであれば、蓄圧容積を増加させることができる。蓄圧容積を増加させることにより、燃料噴射が実施されても、蓄圧室孔23における圧力低下を従来のコモンレール1よりも小さく抑えることができる。また、従来と同じ蓄圧容積を持たせる場合は、レール本体20の短縮化を図ることができ、コモンレール1を小型化できる。これによって、コモンレール1のエンジン搭載性を向上できる。
(変形例)
上記の実施例では、レール本体20、配管ジョイント21およびステー22を鍛造により設けた鍛造タイプのコモンレール1を示したが、レール本体20、配管ジョイント21、ステー22のうちの一部、あるいは3つを独立して設け、溶接等の接合技術により一体化した接合タイプのコモンレール1であっても良い。
上記の実施例では、レール本体20の両側に大径部28を設けたが、レール本体20の一方側のみに大径部28を設けても良い。
上記の実施例では、内外連通孔25にオリフィス29を設けたが、内外連通孔25にオリフィス29が無いものであっても良い。
コモンレールの軸方向に沿う断面図である(従来技術と実施例1)。 コモンレールの要部断面図である(従来技術と実施例1)。 蓄圧式燃料噴射装置のシステム構成図である。 コモンレールの軸方向に沿う断面図である(実施例2)。
符号の説明
1 コモンレール
20 レール本体
23 蓄圧室孔
25 内外連通孔
26 交差孔(内外連通孔の内側開口部)
27 小径部
28 大径部
29 オリフィス
30 移行部

Claims (6)

  1. 内部に高圧燃料を蓄圧する蓄圧室孔、およびこの蓄圧室孔と外部を連通する内外連通孔が設けられたレール本体を備えるコモンレールにおいて、
    前記蓄圧室孔に小径部と大径部を設け、前記内外連通孔の内側開口部を前記小径部に設けたことを特徴とするコモンレール。
  2. 請求項1に記載のコモンレールにおいて、
    前記内外連通孔には、流路径を絞るオリフィスが設けられたことを特徴とするコモンレール。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコモンレールにおいて、
    前記小径部と前記大径部の間には、徐々に径が変化する移行部が設けられたことを特徴とするコモンレール。
  4. 請求項3に記載のコモンレールにおいて、
    前記移行部は、前記小径部から前記大径部に向かって拡径するテーパ面であることを特徴とするコモンレール。
  5. 請求項3に記載のコモンレールにおいて、
    前記移行部は、前記小径部から前記大径部に向かって拡径するR面であることを特徴とするコモンレール。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のコモンレールにおいて、
    前記内外連通孔は、前記レール本体において複数が軸方向に集中して配置されたことを特徴とするコモンレール。
JP2005340749A 2005-11-25 2005-11-25 コモンレール Pending JP2007146725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005340749A JP2007146725A (ja) 2005-11-25 2005-11-25 コモンレール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005340749A JP2007146725A (ja) 2005-11-25 2005-11-25 コモンレール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007146725A true JP2007146725A (ja) 2007-06-14

Family

ID=38208430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005340749A Pending JP2007146725A (ja) 2005-11-25 2005-11-25 コモンレール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007146725A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047280A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Denso Corp 燃料噴射弁
JP2011163203A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Otics Corp フューエルデリバリパイプ、及びボルト付きフューエルデリバリパイプ
JP2011220262A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Otics Corp フューエルデリバリパイプ
JP2015025436A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社デンソー 蓄圧容器
CN105081676A (zh) * 2014-05-05 2015-11-25 太仓海嘉车辆配件有限公司 双离合器偏心通油孔的加工方法及相应的双离合器毛坯
US20230118352A1 (en) * 2019-12-20 2023-04-20 Robert Bosch Gmbh Fluid distributor for an injection system, in particular a fuel distributor rail for a fuel injection system for mixture-compressing, spark-ignited internal combustion engines

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047280A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Denso Corp 燃料噴射弁
JP2011163203A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Otics Corp フューエルデリバリパイプ、及びボルト付きフューエルデリバリパイプ
JP2011220262A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Otics Corp フューエルデリバリパイプ
JP2015025436A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社デンソー 蓄圧容器
CN105081676A (zh) * 2014-05-05 2015-11-25 太仓海嘉车辆配件有限公司 双离合器偏心通油孔的加工方法及相应的双离合器毛坯
US20230118352A1 (en) * 2019-12-20 2023-04-20 Robert Bosch Gmbh Fluid distributor for an injection system, in particular a fuel distributor rail for a fuel injection system for mixture-compressing, spark-ignited internal combustion engines
US11725617B2 (en) * 2019-12-20 2023-08-15 Robert Bosch Gmbh Fluid distributor for an injection system, in particular a fuel distributor rail for a fuel injection system for mixture-compressing, spark-ignited internal combustion engines

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007146725A (ja) コモンレール
US7603985B2 (en) Common rail
JP4737013B2 (ja) コモンレール
JP4428323B2 (ja) 高圧燃料蓄圧器
JP2009144542A (ja) 燃料供給装置
US20040262921A1 (en) Pipe coupling device
JP2005163556A (ja) コモンレール式燃料噴射装置
JP2005140058A (ja) コモンレール
CN112555077A (zh) 一种共轨管及柴油机高压供油系统
JP4618238B2 (ja) 燃料噴射ノズル
JP2008202591A (ja) コモンレール
JP5251761B2 (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JP2006233858A (ja) コモンレール式燃料噴射装置
JP2007182792A (ja) コモンレール式燃料噴射システム。
JP2007139098A (ja) 配管継手
JP2007071151A (ja) 高圧燃料蓄圧器
JP2004150316A (ja) 蓄圧式燃料噴射装置
US20040226540A1 (en) High pressure reservoir for fuel injection of internal combustion engines with a high-pressure fuel pump
JP6022986B2 (ja) 燃料供給システム
JP4775647B2 (ja) コモンレールおよびコモンレール用のブッシュの製造方法
JP4404056B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP2005214179A (ja) コモンレール
JP2006322406A (ja) 蓄圧式燃料噴射装置のレール
JP2006161716A (ja) コモンレール式燃料噴射装置
JP4737079B2 (ja) コモンレール式燃料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090303