JP4775647B2 - コモンレールおよびコモンレール用のブッシュの製造方法 - Google Patents

コモンレールおよびコモンレール用のブッシュの製造方法 Download PDF

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    • F02M2200/315Fuel-injection apparatus having hydraulic pressure fluctuations damping elements for damping fuel pressure fluctuations

Description

本発明は、蓄圧式の燃料噴射システムに用いられるコモンレールおよびコモンレール用のブッシュの製造方法に関する。
コモンレールに蓄えられた高圧の燃料は、燃料配管を経由してインジェクタからディーゼルエンジンに噴射されることにより圧力が変化する。そこで、コモンレール内の圧力変化、およびインジェクタへ供給される燃料の圧力変化を低減するため、コモンレールの蓄圧室と燃料配管とを接続する燃料孔の蓄圧室側の端部にオリフィスが設けられている(特許文献1参照)。オリフィスは、蓄圧室を形成する容器本体、または容器本体に取り付けられる部材に設けられる。すなわち、オリフィスは、容器本体と一体、または容器本体とは別体に設けられている。
容器本体にオリフィスを設ける場合、オリフィスは蓄圧室の近傍に設けられる。そのため、別体の部材にオリフィスを設ける場合と比較して、圧力変化を低減する効果が高い。一方、容器本体にオリフィスを設ける場合、オリフィスを形成する孔と蓄圧室との交差部分における耐圧性が低い。そのため、さらなる燃料の高圧化への対応が難しいという問題がある。また、容器本体のオリフィスを形成するため、オリフィスの形状精度の確保が困難であるという問題がある。
これに対し、容器本体と別体にオリフィスを設ける場合、燃料孔と蓄圧室との交差部分における応力の集中は低減される。また、オリフィスが別体の部材に設けられるため、オリフィスの形状、位置の変更および加工が容易であるとともに、加工精度が高くなる。
しかしながら、別体のオリフィス形成部材にオリフィスを設ける場合、圧力変化の低減効果が低くなる。これは、次の理由による。すなわち、燃料の噴射にともなう圧力波は、燃料配管を経由してオリフィスに到達する。オリフィス形成部材は、オリフィスを形成する部分に段差を有している。そのため、圧力波の一部は、この段差において固定端反射する。一方、オリフィスを通過した圧力波は、自由端反射する。そのため、固定端反射した圧力波と自由端反射した圧力波とを重ねることにより、圧力波は互いに打ち消され、インジェクタ側へ伝搬する圧力波は低減される。しかし、容器本体に別体のオリフィス形成部材を設ける場合、オリフィス形成部材の蓄圧室とは反対側の端部にも固定端が形成される。そのため、圧力波の一部は、オリフィス形成部材の端部でインジェクタ側へ反射し、圧力変化が低減されにくくなる。
また、圧力変化の低減効果を高めるためには、オリフィスを蓄圧室の近傍に設けることが望ましい。しかし、特許文献1に開示されている発明の場合、蓄圧室の近傍にオリフィスを設けることは困難である。そのため、圧力変化の低減効果が低下するという問題がある。
特開2004−211637
そこで、本発明の目的は、耐圧性が高く、蓄えられた燃料および外部へ供給される燃料の圧力変化が低減されるコモンレールを提供することにある。
請求項1記載の発明では、オリフィス形成部と一体のブッシュは、全長が蓄圧室と燃料孔との交差部分から配管接続部において燃料配管が接する部分までの長さよりも長い。そのため、燃料孔の内部にオリフィス形成部と一体のブッシュを設けると、燃料配管はブッシュの内側に接続される。これにより、ブッシュの蓄圧室とは反対側の端部は、燃料孔の内部ではなく、燃料配管の外周側に突出する。その結果、ブッシュは、燃料孔の内部においてオリフィス形成部以外に固定端を形成しない。また、オリフィス形成部は、蓄圧室と近接して配置される。したがって、ブッシュの蓄圧室とは反対側の端部における圧力波の反射が低減され、蓄圧室に蓄えられた燃料および外部のインジェクタへ供給される燃料の圧力変化を低減することができる。
また、請求項1記載の発明では、容器本体と一体の配管接続部の燃料孔に、オリフィス形成部と一体のブッシュが設けられる。そのため、配管接続部の燃料孔と容器本体の蓄圧室との交差部分への応力の集中は低減される。したがって、耐圧性を高めることができ、さらなる燃料の高圧化を達成することができる。
請求項2記載の発明では、オリフィス形成部と一体のブッシュは、全長が蓄圧室と燃料孔との交差部分から配管接続部において燃料配管が接する部分までの長さとぼぼ同一である。そのため、燃料孔の内部にオリフィス形成部と一体のブッシュを設けると、燃料配管の端部はブッシュの蓄圧室とは反対側の端部に接続される。これにより、ブッシュの蓄圧室とは反対側の端部は、燃料孔の内部ではなく、燃料配管の端部に接する。その結果、ブッシュは、燃料孔の内部においてオリフィス形成部以外に固定端を形成しない。また、オリフィス形成部は、蓄圧室と近接して配置される。したがって、ブッシュの蓄圧室とは反対側の端部における圧力波の反射が低減され、蓄圧室に蓄えられた燃料および外部のインジェクタへ供給される燃料の圧力変化を低減することができる。
また、請求項2記載の発明では、容器本体と一体の配管接続部の燃料孔に、オリフィス形成部と一体のブッシュが設けられる。そのため、配管接続部の燃料孔と容器本体の蓄圧室との交差部分への応力の集中は低減される。したがって、耐圧性を高めることができ、さらなる燃料の高圧化を達成することができる。
また、請求項1または2記載の発明では、ブッシュは燃料孔の内側に圧入されている。ブッシュはオリフィス形成部を一体に有しているものの、圧入されるのはブッシュのみである。そのため、ブッシュと一体のオリフィス形成部は、配管接続部の燃料孔の内部に圧入されない。その結果、配管接続部に取り付けられたオリフィス形成部に加わる力は低減される。したがって、オリフィス形成部の変形を低減することができ、オリフィスの形状精度を高めることができる。
また、請求項1または2記載の発明では、ブッシュは軸方向の一部にのみ圧入部を有している。圧入部の軸方向の全長は、ブッシュに加わる力などに応じて変化する。そのため、ブッシュの軸方向の全体を圧入部とする必要はない。圧入部をブッシュの軸方向の一部に設定することにより、ブッシュを圧入する際の力を低減することができる。
また、請求項1または2記載の発明では、ブッシュの内径は燃料配管の内径とほぼ同一である。したがって、蓄圧室からインジェクタへ供給される燃料の圧力損失を低減することができる。
さらに、請求項1または2記載の発明では、オリフィス形成部は、オリフィスの軸方向の全長にわたり燃料孔の内径より小さい外径を有し、外壁が燃料孔の内壁との間に隙間を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明では、一体のブッシュおよびオリフィス形成部は燃料孔の内側に挿入されている。そのため、配管接続部に取り付けられたオリフィス形成部に加わる力は低減される。したがって、オリフィス形成部の変形を低減することができ、オリフィスの形状精度を高めることができる。
請求項4記載の発明では、配管接続部は取付部を有している。取付部には、配管接続部に燃料配管を接続するための接続部材が取り付けられる。取付部に、燃料配管とともに接続部材を取り付けることにより、蓄圧容器と一体の配管接続部は燃料配管と接続される。これにより、燃料配管は、燃料孔に挿入されたブッシュの内周側を経由して蓄圧室に連通する。また、取付部に燃料配管とともに接続部材を取り付けたとき、燃料配管と配管接続部との間にはブッシュが挟み込まれる。そのため、ブッシュの蓄圧室とは反対側の端部は、配管接続部と燃料配管との間に挟み込まれるとともに、接続部材によって固定される。したがって、オリフィス形成部と一体のブッシュを容器本体と一体の配管接続部に固定することができる。
請求項記載の発明では、ブッシュの板厚はオリフィスの内径よりも小さい。すなわち、一体のブッシュおよびオリフィス形成部は、オリフィスの内径よりも小さな薄肉の筒状に形成されている。そのため、例えば比較的柔軟な材料からなる薄板の母材を打ち抜くことにより、一体のブッシュおよびオリフィス形成部は容易に形成される。したがって、一体のブッシュおよびオリフィス形成部の加工を容易にすることができる。また、例えば切削などによりブッシュおよびオリフィス形成部を形成する場合と比較して、オリフィスの精度の確保が容易であり、加工工数を低減することができる。
請求項6記載の発明では、ブッシュおよびオリフィス形成部は薄板状の母材を打ち抜いて一体に成形される。そのため、例えば切削などによりブッシュおよびオリフィス形成部を形成する場合と比較して、ブッシュおよびオリフィス形成部の形状精度は容易に確保される。また、形状精度の高いブッシュおよびオリフィス形成部が少ない工数で大量に形成される。したがって、高精度のブッシュおよびオリフィス形成部を容易かつ大量に製造することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略している。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるコモンレールを適用した燃料噴射システムの概略を図2に示す。
燃料噴射システム10は、コモンレール30、燃料噴射ポンプ11およびインジェクタ12を備えている。燃料噴射ポンプ11は、燃料タンク13から吸入通路14を経由して燃料を吸入する。燃料噴射ポンプ11は、吸入した燃料を所定の圧力まで加圧しコモンレール30に供給する。燃料噴射ポンプ11で余剰となった燃料は、排出通路15を経由して燃料タンク13に排出される。燃料噴射ポンプ11は、供給通路16を経由して加圧した燃料をコモンレール30に供給する。コモンレール30は、燃料噴射ポンプ11で加圧された燃料を所定の圧力で維持したまま、すなわち蓄圧状態で蓄える。
コモンレール30には、圧力センサ31が設けられている。圧力センサ31は、コモンレール30に蓄えられた燃料の圧力を検出する。圧力センサ31は、図示しない電子制御装置に接続している。電子制御装置は、圧力センサ31で検出したコモンレール30の燃料の圧力にしたがって燃料噴射ポンプ11から吐出される燃料の流量を調整する。また、コモンレール30には、圧力制御弁32が設けられている。圧力制御弁32は、コモンレール30に蓄えられた燃料の圧力が所定値より大きくなると開弁する。圧力制御弁32が開弁することによってコモンレール30から排出された燃料は、排出通路15を経由して燃料タンク13へ戻される。
コモンレール30は、図3に示すように容器本体40および配管接続部50を有している。容器本体40は、中空の筒状に形成されている。配管接続部50は、容器本体40から径方向外側へ突出している。本実施形態の場合、配管接続部50は、容器本体40の軸方向へ五個所設けられている。五つの配管接続部50のうち一つには、燃料噴射ポンプ11に接続する供給通路を形成する供給配管16が接続される。残る四つの配管接続部50には、インジェクタ12に接続する燃料配管60が接続される。したがって、インジェクタ12に接続する燃料配管60だけでなく供給通路を形成する供給配管16も、特許請求の範囲の燃料配管を構成する。
図1に示すように、筒状の容器本体40は、内部に蓄圧室41を形成している。蓄圧室41は、容器本体40の軸方向に伸びている。配管接続部50は、容器本体40から径方向外側へ突出している。配管接続部50は、容器本体40と一体に単一の部材で形成されている。配管接続部50は、蓄圧室41とは反対側の端部に座面部51を有している。座面部51では、配管接続部50の内壁が蓄圧室41側へかけて内径が小さくなる円錐台形状に形成されている。配管接続部50は、内周側に燃料孔52を形成している。燃料孔52は、一方の端部が蓄圧室41に接続し、他方の端部が配管接続部50の容器本体40とは反対側の端部の座面部51に開口している。すなわち、燃料孔52は、配管接続部50および容器本体40を貫いて蓄圧室41に接続している。燃料孔52は、蓄圧室41側の端部から蓄圧室41とは反対側の端部までほぼ同一の内径に形成されている。燃料孔52は、中心軸が蓄圧室41の中心軸からずれて、すなわちオフセットされている。これにより、燃料孔52と蓄圧室41の交差部分を形成する容器本体40の角部42への応力の集中は緩和される。
配管接続部50の外壁には、雄ねじ部53が形成されている。雄ねじ部53には、接続部材としての接続ナット61が取り付けられる。接続ナット61の内壁には、雄ねじ部53とねじ止め可能な雌ねじ部62が形成されている。接続ナット61は、一部がワッシャ63を経由して間接的に燃料配管60と接している。燃料配管60は、内部に燃料通路64を形成する筒状である。燃料配管60は、コモンレール30側の端部に接続ヘッド65を有している。接続ヘッド65は、配管接続部50に接続される。配管接続部50に接続ナット61を取り付けることにより、燃料配管60は配管接続部50に接続される。すなわち、配管接続部50の雄ねじ部53は、特許請求の範囲の取付部を構成している。なお、図1では、接続ナット61と燃料配管60との間にワッシャ63を介在させる例を示しているが、接続ナット61と燃料配管60とが直接接する構成としてもよい。
配管接続部50の内部すなわち燃料孔52には、ブッシュ70が収容されている。ブッシュ70は、筒状に形成されている。ブッシュ70は、蓄圧室41側の端部にオリフィス形成部71を有している。オリフィス形成部71は、ブッシュ70の内周側に設けられている。オリフィス形成部71は、内周側にブッシュ70の内径よりも小さなオリフィス72を形成している。ブッシュ70の全長は、燃料孔52と蓄圧室41とが交差する部分から、ブッシュ70を挟んで座面部51と燃料配管60とが接する部分までの長さとほぼ同一、またはやや長く形成されている。ここで、ブッシュ70を挟んで座面部51と燃料配管60とが接する部分とは、座面部51と燃料孔52とが接続する部分すなわち座面部51の蓄圧室41側の端部である。燃料の圧力変化を低減するためには、オリフィス72は蓄圧室41に近づけることが望ましい。そのため、ブッシュ70と一体のオリフィス形成部71は、蓄圧室41側の端部が燃料孔52と蓄圧室41との交差部分よりも蓄圧室41側に位置することが望ましい。但し、圧力変化の低減効果が確保されるのであれば、オリフィス形成部71の蓄圧室41側の端部が交差部分よりもやや座面部51側に位置してもよい。
第1実施形態の場合、ブッシュ70のオリフィス形成部71とは反対側の端部は、座面部51に達している。そのため、配管接続部50に燃料配管60を接続したとき、ブッシュ70は燃料配管60の接続ヘッド65と配管接続部50の座面部51との間に挟み込まれる。これにより、オリフィス形成部71と一体のブッシュ70は、配管接続部50の燃料孔52に挿入された後、配管接続部50に燃料配管60を取り付けることにより、配管接続部50に固定される。すなわち、ブッシュ70は、燃料配管60とともに接続ナット61により配管接続部50にとも締めされる。
ブッシュ70は、筒状の側壁の厚さがオリフィス72の内径よりも小さい。そのため、ブッシュ70の側壁は、薄い筒状に形成される。このようにブッシュ70の側壁を薄くすることにより、ブッシュ70は、例えば柔軟で薄い板状の母材をプレスなどで打ち抜くことによってオリフィス形成部71と一体に形成される。すなわち、ブッシュ70は、従来のように例えば切削などの加工ではなく、プレスなどの打ち抜きという簡単な工程で形成される。その結果、ブッシュ70は、少ない工程でオリフィス形成部71まで一体に形成される。
ブッシュ70の内径すなわちブッシュ70が形成する燃料通路73の内径は、燃料配管60が形成する燃料通路64の内径とほぼ同一である。そのため、蓄圧室41からインジェクタ12までブッシュ70の燃料通路73および燃料配管60の燃料通路64の断面積はほとんど変化しない。その結果、蓄圧室41からインジェクタ12へ供給される燃料の圧力損失は低減される。
ブッシュ70には、図1(B)に示すように軸方向の一部に径方向外側へ突出する突起部74を設けてもよい。突起部74におけるブッシュ70の外径は、燃料孔52の内径よりもやや大きい。そのため、ブッシュ70は、燃料孔52の内部に緩く圧入される。ブッシュ70を緩く圧入することにより、例えば配管接続部50に燃料配管60が接続されていない状態でブッシュ70を配管接続部50に取り付けて運搬するとき、配管接続部50からのブッシュ70の脱落は低減される。また、突起部74によってブッシュ70と配管接続部50とが接することにより、ブッシュ70の振動は低減される。そのため、コモンレール30の使用時において燃料に圧力変化が生じても、燃料の圧力変化にともなうブッシュ70と配管接続部50との接触は低減される。したがって、ブッシュ70の振動にともなう摩耗や破損を低減することができる。突起部74は、ブッシュ70の軸方向および周方向へ複数形成してもよい。また、突起部74は、形状および数を任意に設定することができる。また、突起部74は、外周側のみが突出し、内周側は平滑な曲面として形成してもよい。
以上説明した第1実施形態によるコモンレール30では、オリフィス形成部71と一体のブッシュ70は、その全長が燃料孔52の全長とほぼ同一またはやや長い。そのため、オリフィス形成部71と一体のブッシュ70は、配管接続部50が形成する燃料孔52の内周側を覆う。これにより、ブッシュ70の蓄圧室41とは反対側の端部は、燃料孔52内に露出しない。その結果、インジェクタ12からの燃料の噴射によって生じた燃料の圧力波は、オリフィス形成部71の蓄圧室41とは反対側の端面75でのみ固定端反射する。また、オリフィス形成部71は、蓄圧室41の近傍に配置される。したがって、端面75で反射した圧力波とオリフィス72を通過した圧力波とが相互に圧力変化を打ち消し合い、インジェクタ12側への圧力波の伝搬を低減することができる。
また、第1実施形態では、オリフィス形成部71と一体のブッシュ70は、薄板状の母材を例えばプレスなどで打ち抜くことにより形成される。そのため、形状精度の高いブッシュ70を大量に形成することができる。また、ブッシュ70は、燃料孔52の内部に挿入される。そのため、オリフィス形成部71に加わる力を低減することができ、オリフィス72の形状精度を高めることができる。さらに、薄板状の母材の打ち抜きによってブッシュ70を形成することにより、ブッシュ70が形成する燃料通路73の内径は容易に調整される。そのため、ブッシュ70の内径と燃料配管60の内径とをほぼ同一に設定することができ、蓄圧室41からインジェクタ12へ供給される燃料の圧力損失を低減することができる。
さらに、第1実施形態では、容器本体40の蓄圧室41と配管接続部50の燃料孔52とは、オフセットすなわち中心軸がずれている。そのため、蓄圧室41と燃料孔52とが接続する部分に形成される容器本体40の角部42への応力の集中は緩和される。したがって、コモンレール30の耐圧性が向上し、コモンレール30に蓄える燃料圧力のさらなる高圧化を図ることができる。
(第2、第3、第4実施形態)
本発明の第2、第3、第4実施形態によるコモンレールの要部をそれぞれ図4、図5または図6に示す。
第2実施形態では、図4に示すようにブッシュ70は圧入部76を有している。圧入部76は、ブッシュ70の軸方向においてオリフィス形成部71とは異なる位置に設けられている。圧入部76では、ブッシュ70の外径が燃料孔52の内径とほぼ同一かやや大きい。そのため、ブッシュ70は、配管接続部50の内側に圧入により固定される。
一方、圧入部76は、オリフィス形成部71とは軸方向の位置がずれている。そのため、ブッシュ70を圧入する際に圧入部76が変形しても、オリフィス形成部71は変形しない。したがって、ブッシュ70を圧入する場合でも、オリフィス72の形状精度を高めることができる。
また、第2実施形態では、ブッシュ70の全長は、燃料孔52と蓄圧室41とが交差する部分から、座面部51と燃料配管60とが接する部分までの長さ、すなわち座面部51の蓄圧室41側の端部までの長さとほぼ同一である。そのため、燃料配管60の蓄圧室41側の端部は、ブッシュ70の蓄圧室41とは反対側の端部と接している。そして、燃料配管60の内径すなわち燃料通路64の断面積と、ブッシュ70の内径すなわち燃料通路73の断面積とはほぼ同一である。したがって、蓄圧室41からインジェクタ12へ供給される燃料の圧力損失を低減することができる。
第3実施形態では、図5に示すようにブッシュ70はオリフィス形成部71と異なる位置に圧入部76を有している点で第2実施形態と同一である。第3実施形態では、ブッシュ70は、オリフィス形成部71から燃料配管60側の端部にかけて円錐台状に徐々に内径が拡大している。これにより、第3実施形態では、オリフィス形成部71から燃料配管60の燃料通路64へかけて急激な断面積の変化が低減される。したがって、燃料の圧力損失をさらに低減することができる。
第4実施形態では、図6に示すようにブッシュ70はオリフィス形成部71と圧入部76との位置関係が上述の複数の実施形態と異なる。すなわち、第4実施形態の場合、ブッシュ70は、蓄圧室41側に圧入部76を有し、燃料配管60側にオリフィス形成部71を有している。第4実施形態では、オリフィス形成部71と燃料配管60との間で燃料通路64の断面積の変化にともなう圧力損失が生じるものの、オリフィス形成部71と圧入部76とがずれているため、オリフィス72の形状精度を維持することができる。
(その他の実施形態)
以上説明した複数の実施形態では、接続ナット61で燃料配管60を配管接続部50に接続する例について説明した。しかし、配管接続部50と燃料配管60との接続は、上述の例に限らず、例えばクリップによる接続、あるいははめ込みによる接続など、任意の接続方法を適用することができる。
また、上述の第2、第3、第4実施形態では、ブッシュ70に圧入部76を設けている。この圧入部76は、必ずしもオリフィス形成部71と異なる位置の全体に形成する必要はなく、ブッシュ70の軸方向の一部に形成してもよい。圧入部76をブッシュ70の軸方向の一部に形成することにより、ブッシュ70を圧入する際に必要な力を低減することができる。
以上のように本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
(A)は図3のI−I線で切断した断面を示す断面図であり、(B)は(A)のB部分の拡大図。 本発明の第1実施形態によるコモンレールを適用した燃料噴射システムの構成を示す概略図。 本発明の第1実施形態によるコモンレールを示す概略図。 本発明の第2実施形態によるコモンレールの要部の概略を示す断面図。 本発明の第3実施形態によるコモンレールの要部の概略を示す断面図。 本発明の第4実施形態によるコモンレールの要部の概略を示す断面図。
符号の説明
16:供給配管(燃料配管)、30:コモンレール、40:容器本体、41:蓄圧室、50:配管接続部、52:燃料孔、53:雄ねじ部(取付部)、60:燃料配管、61:接続ナット(接続部材)、70:ブッシュ、71:オリフィス形成部、72:オリフィス、76:圧入部

Claims (6)

  1. 内側に高圧燃料を蓄える蓄圧室を有する容器本体と、
    前記容器本体と一体に径方向外側に突出して形成され、内側に前記蓄圧室から径方向外側へ伸びる燃料孔を形成し、前記蓄圧室とは反対側の端部に燃料配管が接続される配管接続部と、
    軸方向の一部に圧入部を有し、前記燃料孔の内側に圧入されて設けられ、全長が前記蓄圧室と前記燃料孔との交差部分から前記配管接続部において前記燃料配管が接する部分までの長さよりも長い筒状のブッシュと、
    前記ブッシュと一体に前記ブッシュの内周側において前記蓄圧室側の端部に設けられ、前記ブッシュよりも内径が小さなオリフィスを形成するオリフィス形成部と、を備え、
    前記ブッシュの内径は、前記燃料配管の内径とほぼ同一であり、
    前記オリフィス形成部は、前記オリフィスの軸方向の全長にわたり前記燃料孔の内径より小さい外径を有し、外壁が前記燃料孔の内壁との間に隙間を有することを特徴とするコモンレール。
  2. 内側に高圧燃料を蓄える蓄圧室を有する容器本体と、
    前記容器本体と一体に径方向外側に突出して形成され、内側に前記蓄圧室から径方向外側へ伸びる燃料孔を形成し、前記蓄圧室とは反対側の端部に燃料配管が接続される配管接続部と、
    軸方向の一部に圧入部を有し、前記燃料孔の内側に圧入されて設けられ、全長が前記蓄圧室と前記燃料孔との交差部分から前記配管接続部において前記燃料配管が接する部分までの長さとほぼ同一の筒状のブッシュと、
    前記ブッシュと一体に前記ブッシュの内周側において前記蓄圧室側の端部に設けられ、前記ブッシュよりも内径が小さなオリフィスを形成するオリフィス形成部と、を備え、
    前記ブッシュの内径は、前記燃料配管の内径とほぼ同一であり、
    前記オリフィス形成部は、前記オリフィスの軸方向の全長にわたり前記燃料孔の内径より小さい外径を有し、外壁が前記燃料孔の内壁との間に隙間を有することを特徴とするコモンレール。
  3. 一体の前記ブッシュおよび前記オリフィス形成部は、前記燃料孔の内側に挿入されている請求項1または2記載のコモンレール。
  4. 前記配管接続部は、前記燃料配管を前記配管接続部に接続するための接続部材を取り付け可能な取付部を有し、
    前記ブッシュは、前記接続部材を前記配管接続部に接続することにより、前記燃料配管と前記配管接続部との間に挟み込まれる請求項3記載のコモンレール。
  5. 前記ブッシュの板厚は、前記オリフィスの内径よりも小さい請求項1から4のいずれか一項記載のコモンレール。
  6. 請求項1から5のいずれか一項記載のコモンレール用のブッシュの製造方法であって、
    薄板状の母材を打ち抜いて前記ブッシュおよび前記オリフィス形成部を一体に成形する工程を含むコモンレール用のブッシュの製造方法。
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