JP4737079B2 - コモンレール式燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レール本体とインジェクタ(燃料噴射弁)との間に設けられて、安全弁の機能を有するコモンレール式燃料噴射装置に関するものである。
フローダンパは、内部に燃料通路が形成された略筒状のバルブボディと、このバルブボディの内側に形成されたピストン摺動孔に沿って軸方向へ摺動可能なピストンと、このピストンを燃料の流れの上流側に付勢するスプリングと、ピストンの上流側への移動を規制するストッパとを備える(例えば、特許文献1参照)。
ピストンには、燃料通路の上流側と下流側を連通する絞り通路が形成されている。そして、インジェクタに過剰燃料流出などの異常が生じて、燃料通路において下流に向かう流量が異常増加した場合、ピストンが下流側へ移動し、ピストンの弁部がバルブボディの弁座に着座して燃料通路を閉塞する。このようにして、フローダンパは、万が一、何らかの不具合が生じた際に、高圧燃料の流出を停止させるものである。
インジェクタの噴射時に生じる燃料流れに伴ってピストンが移動し、インジェクタ配管に生じる脈動が助長される問題がある。
この問題を回避するために、ストッパにオリフィス(ピストン上流側オリフィスに相当する)を設ける技術が提案されている。
しかし、従来のコモンレール式燃料噴射装置では、インジェクタの噴射時に発生した脈動がオリフィスの燃料下流側(インジェクタ側)にあるピストンに直接影響するため、ピストンの動きが俊敏となり、インジェクタの入口圧力の脈動低減効果が小さい。
そこで、オリフィス径を極端に小さくすることで、ピストンの燃料上流側(反インジェクタ側)の体積変動を抑制し、ピストンの動きを抑えることが考えられる。しかし、オリフィス径を極端に小さくするとオリフィスの製造が困難となり、フローダンパの生産性が悪くなってしまう。
特開2001−50141号公報
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、生産性の悪化を回避してインジェクタの入口圧力の脈動低減効果の大きいコモンレール式燃料噴射装置の提供にある。
〔請求項1の手段〕
請求項1の手段を採用するコモンレール式燃料噴射装置は、レール本体内の蓄圧室からピストンへ燃料を導くピストン上流側供給路中にピストン上流側オリフィスを備えるとともに、ピストンからインジェクタへ燃料を導くピストン下流側供給路中にピストン下流側オリフィスを備える。
このように、ピストンの燃料上流側と燃料下流側にオリフィスを設けることで、ピストンの上下流の体積変動が抑えられてピストンの動きが鈍化されるとともに、インジェクタの噴射時に発生した脈動がピストン下流側オリフィスで低減されてピストンに直接影響しなくなる。
このようにして、インジェクタの噴射時に燃料流れが生じてもピストンが俊敏に移動しなくなり、ピストンの移動が脈動を助長する不具合を回避することができ、インジェクタの入口圧力の脈動を低減することができる。
また、ピストンの燃料上流側の他に、ピストンの燃料下流側にもオリフィスを設けるだけでインジェクタの入口圧力の脈動を低減することができるため、オリフィス径を極端に小さくする必要がない。このため、オリフィスの製造が容易であり、生産性の悪化を回避できる。
即ち、生産性の悪化を招くことなく、インジェクタの入口圧力の脈動を低減することができる。
そして、ピストン下流側オリフィスが、バルブボディにおけるピストンより燃料下流側の燃料通路に設けられるものである。
このように、フローダンパのバルブボディにピストン下流側オリフィスを設けるだけで、インジェクタの入口圧力の脈動を低減することができる。
また、バルブボディの燃料通路を覗くだけでピストン下流側オリフィスの有無を確認できるため、脈動低減対策品であるか否かを容易に確認できる。
さらに、ピストン下流側オリフィスが、ピストンより燃料下流側の燃料通路内(バルブボディ内)に圧入される圧入部材に形成されるものである。
既存のバルブボディに、ピストン下流側オリフィスが形成された圧入部材を圧入するだけでインジェクタの入口圧力の脈動を低減することができ、本発明が適用されたフローダンパの製造コストの上昇を抑えることができる。
特に、圧入部材は、インジェクタ配管をバルブボディに締結する配管締結ネジ部材がバルブボディのネジ部とオーバラップする位置に配設されるものである。
〔請求項2の手段〕
請求項2の手段を採用するコモンレール式燃料噴射装置は、ピストン上流側オリフィスが、バルブボディの燃料上流側に取り付けられる部材(後述する実施例ではキャップ)に形成されるものである。
これにより、ピストン上流側オリフィスとピストン下流側オリフィスがフローダンパに設けられることになり、フローダンパのみでインジェクタの入口圧力の脈動を低減することができる。即ち、フローダンパとは別の部位にピストン上流側オリフィスおよびピストン下流側オリフィスを設けなくても済む。
最良の形態1のコモンレール式燃料噴射装置は、一方が高圧燃料を蓄圧するレール本体に連通し、他方が燃料噴射を行うインジェクタに連通する燃料通路が形成されたバルブボディ、および燃料通路内において摺動自在に支持されたピストンを有するフローダンパを具備する。
このコモンレール式燃料噴射装置は、レール本体内の蓄圧室からピストンへ燃料を導くピストン上流側供給路中に、このピストン上流側供給路の流路面積を絞るピストン上流側オリフィスを備えるとともに、ピストンからインジェクタへ燃料を導くピストン下流側供給路中に、このピストン下流側供給路の流路面積を絞るピストン下流側オリフィスを備える。
特に、ピストン下流側オリフィスは、バルブボディにおけるピストンより燃料下流側の燃料通路内に圧入される圧入部材に形成されており、この圧入部材は、インジェクタ配管をバルブボディに締結する配管締結ネジ部材がバルブボディのネジ部とオーバラップする位置に配設されている。
以下に示す実施例では、ピストンの上下流のオリフィスがフローダンパに設けられるものである。
この実施例1では、まず、コモンレール式燃料噴射装置の一例を図2を参照して説明し、その後でフローダンパを図1を参照して説明する。
(コモンレール式燃料噴射装置の説明)
図2に示すコモンレール式燃料噴射装置は、エンジン(例えばディーゼルエンジン:図示しない)の各気筒に燃料噴射を行うシステムであり、コモンレール1、インジェクタ2、サプライポンプ3、ECU4(エンジン制御ユニット)、EDU5(駆動ユニット)等から構成される。
コモンレール1は、インジェクタ2に供給する高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器であり、燃料噴射圧に相当するコモンレール圧が蓄圧されるように高圧ポンプ配管6を介して高圧燃料を圧送するサプライポンプ3の吐出口と接続されるとともに、各インジェクタ2へ高圧燃料を供給する複数のインジェクタ配管7が接続されている。
なお、コモンレール1とインジェクタ配管7の接続部分には、フローダンパ31が設けられており、フローダンパ31の詳細は後述する。
コモンレール1から燃料タンク8へ燃料を戻すリリーフ配管9には、プレッシャリミッタ10が取り付けられている。このプレッシャリミッタ10は圧力安全弁であり、コモンレール圧が限界設定圧を超えた際に開弁して、コモンレール圧を限界設定圧以下に抑える。
また、コモンレール1には、減圧弁11が取り付けられている。この減圧弁11は、ECU4から与えられる開弁指示信号によって開弁してリリーフ配管9を介してコモンレール圧を急速に減圧するものである。このように、コモンレール1に減圧弁11を搭載することによって、ECU4はコモンレール圧を車両走行状態に応じた圧力へ素早く低減制御できる。なお、この減圧弁11が設けられない機種もある。
インジェクタ2は、エンジンの各気筒毎に搭載されて燃料を各気筒内に噴射供給するものであり、コモンレール1より分岐する複数のインジェクタ配管7の下流端に接続されて、コモンレール1に蓄圧された高圧燃料を各気筒内に噴射供給する燃料噴射ノズル、およびこの燃料噴射ノズル内に収容されたニードルのリフト制御を行う電磁弁等を搭載している。
なお、インジェクタ2からのリーク燃料も、リリーフ配管9を経て燃料タンク8に戻される。
サプライポンプ3は、コモンレール1へ高圧燃料を圧送する高圧燃料ポンプであり、燃料タンク8内の燃料をフィルタ12を介してサプライポンプ3へ吸引するフィードポンプを搭載し、このフィードポンプによって吸い上げられた燃料を高圧に圧縮してコモンレール1へ圧送する。フィードポンプおよびサプライポンプ3は共通のカムシャフト13によって駆動される。なお、このカムシャフト13は、エンジンによって回転駆動されるものである。
サプライポンプ3には、燃料を高圧に加圧する加圧室内に燃料を導く燃料流路に、その燃料流路の開度度合を調整するためのSCV14(吸入調量弁)が搭載されている。このSCV14は、ECU4からのポンプ駆動信号によって制御されることにより、加圧室内に吸入される燃料の吸入量を調整し、コモンレール1へ圧送する燃料の吐出量を変更するバルブであり、コモンレール1へ圧送する燃料の吐出量を調整することにより、コモンレール圧を調整するものである。即ち、ECU4はSCV14を制御することにより、コモンレール圧を車両走行状態に応じた圧力に制御するものである。
ECU4には、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶装置(ROM、スタンバイRAMまたはEEPROM、RAM等のメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路等の機能を含んで構成される周知構造のマイクロコンピュータが設けられている。そして、ECU4に読み込まれたセンサ類の信号(エンジンパラメータ:乗員の運転状態、エンジンの運転状態等に応じた信号)に基づいて各種の演算処理を行うようになっている。
なお、ECU4には、運転状態等を検出する手段として、コモンレール圧を検出するレール圧センサ15の他に、アクセル開度を検出するアクセルセンサ、エンジン回転数を検出する回転数センサ、エンジンの冷却水温度を検出する水温センサ等のセンサ類が接続されている。
ECU4における具体的な演算の一例を示すと、ECU4は、インジェクタ2の駆動制御を行うインジェクタ制御系、およびSCV14の駆動制御を行うレール圧制御系の制御を実施する。
インジェクタ制御系は、燃料の噴射毎に、ROMに記憶されたプログラムと、RAMに読み込まれたセンサ類の信号(エンジンパラメータ)とに基づいて、噴射形態、目標噴射量、噴射開始時期を算出し、インジェクタ開弁信号を算出する。
レール圧制御系は、ROMに記憶されたプログラムと、RAMに読み込まれたセンサ類の信号(エンジンパラメータ)とに基づいて、目標レール圧を算出し、レール圧センサ15から算出される実レール圧を目標レール圧に一致させるためのSCV駆動信号を算出する。
EDU5は、ECU4から与えられるインジェクタ開弁信号に基づいてインジェクタ2の電磁弁へ開弁駆動電流を与えるインジェクタ駆動回路と、ECU4から与えられるSCV駆動信号(デューティ信号)に基づいてSCV14へ駆動電流値を与えるポンプ駆動回路とを備える。なお、このEDU5は、ECU4と同一のケース内に搭載されるものであっても良い。
(コモンレール1の説明) コモンレール1は、内部に超高圧の燃料を蓄えるパイプ形状を呈するレール本体20に、高圧ポンプ配管6、リリーフ配管9、インジェクタ配管7等を接続するための配管接続手段21を設けたものである。また、レール本体20には、配管接続手段21の他に、プレッシャリミッタ10、減圧弁11、レール圧センサ15等を取り付けるための機能部品接続部22が設けられている。
なお、プレッシャリミッタ10と減圧弁11を一体に設けたものや、減圧弁11を廃止したものであっても良い。
また、レール本体20は、図2に示すように、鍛造技術によって設け、その後に各穴や平面部等(後述するレール内通路、燃料孔23、第1平面26等)を加工したものであっても良いし、図2に示すものではなく、安価なパイプ材で構成し、そのパイプ材の軸方向に多数の配管接続手段21を設けて低コスト化を図ったものであっても良い。
レール本体20は、鉄などの硬質な金属よりなり、レール本体20の内部には、レール本体20の長手方向に沿うレール内通路(図示しない高圧燃料の蓄圧室)が設けられている。
また、レール本体20の側面には、外部とレール内通路を連通する複数の燃料孔23が形成されている(図1参照)。この複数の燃料孔23は、高圧ポンプ配管6、リリーフ配管9、インジェクタ配管7等に連通するものであり、レール本体20の軸方向に適切な間隔を隔てて穴開け加工されたものである。
(フローダンパ31の説明)
配管接続手段21のうち、レール本体20とインジェクタ配管7とを接続する部分には、図1に示すフローダンパ31が設けられている。
先ず、フローダンパ31が組付けられるレール本体20を説明する。
レール本体20には、軸方向に適切な間隔を隔てて円筒ボス24が形成されており、円筒ボス24の底面の略中心に燃料孔23の外側が開口する。
燃料孔23の外開口(外側の開口部)には、外方向に広がった面取り部25が設けられており、燃料孔23の外開口の開口面積が大きくなっている。
円筒ボス24の底面における面取り部25の周囲には、環状の第1平面26が形成されている。
円筒ボス24の内周面には、フローダンパ31(具体的には、後述するバルブボディ32)を締結するための第1雌ネジ27が形成されている。なお、円筒ボス24がレール本体20と一体に設けられる例を示すが、ナットなどの雌ネジ部品をレール本体20に溶接等で固着(一体化)して設けたものであっても良い。
フローダンパ31は、レール本体20に締結されるバルブボディ32と、このバルブボディ32の内部で摺動するピストン33と、このピストン33を燃料の流れの上流側に付勢するスプリング34と、バルブボディ32の燃料上流側に装着されるキャップ35とを備える。
次に、フローダンパ31の各パーツを詳細に説明する。なお、以下では、レール本体20に接続される側を下と称し、インジェクタ配管7が接続される側を上と称して説明する。
(バルブボディ32の説明)
バルブボディ32は、鉄などの硬質な金属よりなり、軸中心に燃料通路(後述する上部燃料通路46+ピストン摺動孔43)が形成された略筒状を呈する。
バルブボディ32の外周下側には、レール本体20の第1雌ネジ27内にねじ込まれる第1雄ネジ41が形成され、バルブボディ32の外周上側には、インジェクタ配管7を取り付けるための第2雄ネジ42が形成されている。
第1雄ネジ41の先端面には、ピストン摺動孔43の開口周りを囲む平面が形成されている。
第2雄ネジ42の先端面には、インジェクタ配管7の先端に形成された円錐部44が差し込まれる円錐テーパ形状を呈した受圧座面45が形成されており、この受圧座面45の底部で上部燃料通路46が開口する。
第2雄ネジ42には、配管締結ネジ部材47の内周面に形成された第2雌ネジ48が螺合する。
この配管締結ネジ部材47は、インジェクタ配管7の円錐部44の背部の段差44aに係止した状態で、第2雄ネジ42にねじ込まれるものであり、配管締結ネジ部材47を第2雄ネジ42に強くねじ込むことで、インジェクタ配管7の円錐部44が受圧座面45に強く押し付けられて配管シール面(油密面:密着面)が形成される。
一方、バルブボディ32の中心には、下端から略中央部までピストン33を軸方向へ摺動自在に支持するためのピストン摺動孔43が形成されている。また、バルブボディ32の中心の上部には、上端からピストン摺動孔43に連通する上部燃料通路46が形成されている。そして、上部燃料通路46とピストン摺動孔43により、バルブボディ32内において燃料通路を形成する。
ここで、燃料通路の一方は、高圧燃料を蓄圧するレール本体20の燃料孔23に連通するものであり、燃料通路の他方は、インジェクタ配管7を介して燃料噴射を行うインジェクタ2に連通するものである。
上部燃料通路46とピストン摺動孔43の境界部には、下方に向けて広がる略円錐形状の弁座49が形成されている。ピストン摺動孔43と上部燃料通路46は同芯に設けられ、後述するピストン33の弁部53とバルブボディ32の弁座49の同芯性が確保されている。
(ピストン33の説明)
ピストン33は、鉄、アルミ、樹脂など燃料高圧下で破損しない材質よりなり、バルブボディ32におけるピストン摺動孔43(燃料通路の一部)の内部で軸方向に摺動自在に支持されるもので、ピストン摺動孔43に直接摺動する下側の大径摺動部51と、段差を介して小径となる上側の突出部52とを備え、この突出部52の上端には、バルブボディ32の弁座49に着座して上部燃料通路46を閉塞可能な弁部53が形成されている。また、大径摺動部51と突出部52の間の段差にはスプリング34の下端が当接し、スプリング34によってピストン33が下方へ付勢される構造になっている。
ピストン33の内部には、大径摺動部51の下面と、突出部52の側面とを連通する絞り通路54が形成されている。この絞り通路54は、大径摺動部51の下面の略中心部から突出部52の途中まで伸びるピストン中心孔55、このピストン中心孔55と突出部52の外周面とを連通する絞り(オリフィス)56で構成される。
(スプリング34の説明)
スプリング34は、ピストン33を下方へ付勢する圧縮コイルバネであり、その圧縮荷重によってフローダンパ31の作動値(フローダンパ31が高圧燃料の流出を遮断するセット値)が設定される。なお、フローダンパ31の作動値は、スプリング34の圧縮荷重の他に、絞り56の径、突出部52の軸方向長、および後述するキャップ35のピストン上流側オリフィス61の径などでも設定される。
(キャップ35の説明)
キャップ35は、鉄、銅などのシール性に優れた硬質金属によって形成されてバルブボディ32の燃料上流側に装着されるものであり、ピストン摺動孔43の内周面に隙間嵌めされる小径部(ストッパ部)57、およびバルブボディ32とレール本体20との間に挟み付けられる大径部(ガスケット部)58を備えるとともに、レール本体20の燃料孔23と燃料通路の上流側とを連通する連通部59を備える。
小径部57は、略円柱形状を呈するものであり、ピストン摺動孔43の内側に小さい隙間を隔てて嵌め入れられるように、小径部57の外径寸法がピストン摺動孔43の内径寸法より僅かに小さく設けられている。具体的に、小径部57の外径寸法とピストン摺動孔43の内径寸法の隙間は、バルブボディ32をレール本体20に強く締結してバルブボディ32の下側が変形により縮径しても、縮径したピストン摺動孔43が小径部57の外周を圧迫しない大きさに設けられている。
小径部57は、ピストン33の燃料上流側への移動を規制するストッパの機能を果たすものであり、小径部57の上端平面(ストッパ面)にピストン33の下端平面が直接着座する。
小径部57の軸方向長は、締結力によりバルブボディ32に歪みが生じる部分に対して、バルブボディ32とピストン33が直接摺動する範囲を軸方向へずらすのに必要な長さに設けられている。
大径部58は、円筒ボス24の内径寸法より僅かに小径なリングフランジであり、バルブボディ32をレール本体20に締結することで、バルブボディ32とレール本体20との間に挟み付けられてガスケットの機能を果たす。具体的に、大径部58の上下面は、平面に設けられて、レール本体20の第1平面26と、第1雄ネジ41の先端面との間で加圧されるものであり、バルブボディ32の第1雄ネジ41をレール本体20の第1雌ネジ27に強くねじ込むことで、第1平面26、キャップ35、第1雄ネジ41の先端面が強く押し付けられて本体シール面(油密面:密着面)を形成する。
キャップ35の中心には、レール本体20の燃料孔23の高圧燃料をピストン33の上流側(ピストン中心孔55)に導く連通部59が形成されている。
(フローダンパ31の作動)
微小噴射など、下流に向かう燃料流量が少ない場合、絞り通路54の前後の圧差が小さく、ピストン33がキャップ35の小径部57に着座した状態であり、連通部59からピストン中心孔55に供給された燃料は、絞り通路54のみを通ってインジェクタ2に導かれる。
大噴射など、下流に向かう燃料流量が正常範囲で増加した場合、絞り通路54の前後の圧差が増加することで、ピストン33がキャップ35から離座して上側(下流側)へ移動する。すると、連通部59を通過した燃料は、絞り通路54と、ピストン33の大径摺動部51とピストン摺動孔43の間の摺動クリアランスとを通ってインジェクタ2に供給される。
インジェクタ2に過剰燃料流出などの異常が生じるなどして、下流に向かう流量が異常増加し、絞り通路54の前後の圧差が予め設定された差圧以上になると、ピストン33が上側へ移動して、突出部52の上端の弁部53がバルブボディ32の弁座49に着座し、上部燃料通路46を閉塞する。
このようにして、フローダンパ31は、万が一、何らかの不具合が生じて、下流に向かう流量が規定量以上に増加すると、高圧燃料の流出を停止させる。
(実施例1の特徴)
コモンレール式燃料噴射装置には、レール本体20の蓄圧室からピストン33へ燃料を導くピストン上流側供給路に、このピストン上流側供給路の流路面積を絞るピストン上流側オリフィス61が設けられる。
この実施例1では、バルブボディ32の燃料上流側に取り付けられる部材であるキャップ35にピストン上流側オリフィス61が設けられる。具体的に、キャップ35の連通部59の上部には、この連通部59の流路面積を絞るピストン上流側オリフィス61が形成されている。
一方、ピストン33からインジェクタ2へ燃料を導くピストン下流側供給路中にも、このピストン下流側供給路の流路面積を絞るピストン下流側オリフィス62が設けられている。
この実施例1では、バルブボディ32におけるピストン33より燃料下流側の燃料通路である上部燃料通路46にピストン下流側オリフィス62が設けられる。具体的に、上部燃料通路46の内部に圧入される略筒状の圧入部材63にピストン下流側オリフィス62が形成されている。
特に、図1に示すように、圧入部材63は、インジェクタ配管7をバルブボディ32に締結する配管締結ネジ部材47がバルブボディ32の第2雄ネジ42とオーバラップする位置に配設されている。
実施例1のコモンレール式燃料噴射装置は、上述したように、ピストン33の燃料上流側と燃料下流側にオリフィス(ピストン上流側オリフィス61とピストン下流側オリフィス62)を設けることで、(i)ピストン33の上下流の体積変動が抑えられてピストン33の動きが鈍化されるとともに、(ii)インジェクタ2の噴射時に発生した脈動がピストン下流側オリフィス62で低減されてピストン33に直接影響しなくなる。
このようにして、インジェクタ2の噴射時にインジェクタ配管7に燃料流れが生じても、ピストン33が俊敏に移動しなくなり、ピストン33の移動が脈動を助長する不具合を回避することができ、インジェクタ2の入口圧力の脈動を低減することができる。
また、ピストン上流側オリフィス61の他に、ピストン下流側オリフィス62を設けるだけでインジェクタ2の入口圧力の脈動を低減することができ、オリフィス径を極端に小さくする必要がない。このため、オリフィス(ピストン上流側オリフィス61とピストン下流側オリフィス62)を容易に設けることができ、フローダンパ31の生産性の悪化を招かない。
即ち、フローダンパ31の生産性の悪化を招くことなく、インジェクタ2の入口圧力の脈動を低減することができる。
この実施例1では、ピストン下流側オリフィス62が、バルブボディ32の上部燃料通路46に設けられる。具体的には、ピストン下流側オリフィス62が上部燃料通路46に圧入される圧入部材63に形成される。
このように、圧入によってバルブボディ32にピストン下流側オリフィス62を設けているため、既存のバルブボディ32(ピストン下流側オリフィス62が形成されていない従来品)に、ピストン下流側オリフィス62が形成された圧入部材63を圧入するだけでインジェクタ2の入口圧力の脈動を低減することができ、汎用性が高まることでフローダンパ31の製造コストの上昇を抑えることができる。
また、この実施例1では、バルブボディ32の上部燃料通路46にピストン下流側オリフィス62を設けているため、バルブボディ32の上部燃料通路46を覗くだけでピストン下流側オリフィス62の有無を確認でき、脈動低減対策品(本発明の適用品)であるか否かを容易に確認できる。
さらに、この実施例1では、ピストン上流側オリフィス61が、バルブボディ32の燃料上流側に装着されるキャップ35に形成される。即ち、ピストン上流側オリフィス61とピストン下流側オリフィス62の両方がフローダンパ31に設けられる。このため、実施例1のフローダンパ31のみでインジェクタ2の入口圧力の脈動を低減することができる。即ち、フローダンパ31とは別の部位にピストン上流側オリフィス61およびピストン下流側オリフィス62を設けなくても済む。
〔変形例〕
上記の実施例では、バルブボディ32に隙間嵌めされるキャップ35にピストン上流側オリフィス61を形成する例を示したが、バルブボディ32に圧入されるストッパにピストン上流側オリフィス61を設けたり、レール本体20とバルブボディ32の間に加圧保持されるガスケットリング状のストッパにピストン上流側オリフィス61を設けても良い。
また、フローダンパ31の外部にピストン上流側オリフィス61を設けても良い。具体的には、燃料孔23の内部に直接ピストン上流側オリフィス61を形成したり、ピストン上流側オリフィス61が形成された部材を燃料孔23の内部に圧入等で組み付けても良い。
フローダンパの断面図である。 コモンレール式燃料噴射装置のシステム構成図である。
符号の説明
2 インジェクタ
20 レール本体
31 フローダンパ
32 バルブボディ
33 ピストン
35 キャップ(バルブボディの燃料上流側に取り付けられる部材)
43 ピストン摺動孔(ピストンを摺動自在に支持する燃料通路)
46 上部燃料通路(ピストン下流側オリフィスが設けられる燃料通路)
61 ピストン上流側オリフィス
62 ピストン下流側オリフィス
63 圧入部材

Claims (2)

  1. 一方が高圧燃料を蓄圧するレール本体に連通し、他方が燃料噴射を行うインジェクタに連通する燃料通路が形成されたバルブボディ、および前記燃料通路内において摺動自在に支持されたピストンを有するフローダンパを具備するコモンレール式燃料噴射装置において、
    前記レール本体内の蓄圧室から前記ピストンへ燃料を導くピストン上流側供給路中に、このピストン上流側供給路の流路面積を絞るピストン上流側オリフィスを備えるとともに、
    前記ピストンから前記インジェクタへ燃料を導くピストン下流側供給路中に、このピストン下流側供給路の流路面積を絞るピストン下流側オリフィスを備え、
    前記ピストン下流側オリフィスは、前記バルブボディにおける前記ピストンより燃料下流側の前記燃料通路内に圧入される圧入部材に形成されており、
    前記圧入部材は、インジェクタ配管を前記バルブボディに締結する配管締結ネジ部材が前記バルブボディのネジ部とオーバラップする位置に配設されていることを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
  2. 請求項1に記載のコモンレール式燃料噴射装置において、
    前記ピストン上流側オリフィスは、前記バルブボディの燃料上流側に取り付けられる部材に形成されていることを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
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