JP2007138967A - 建設機械の回転輪機構及び建設機械の駆動輪機構 - Google Patents

建設機械の回転輪機構及び建設機械の駆動輪機構 Download PDF

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Abstract

【課題】外側シールの外周側に土砂が付着堆積するのを抑制することができて、内部への土砂の侵入防止効果及び侵入した土砂の外部への排出効果を向上させることができるようにすること。
【解決手段】固定ハウジング22と、駆動輪24との間にフローティングシール32を設けるとともに、そのフローティングシール32の外周側を包囲するように外側シール33を設ける。外側シール33は、固定ハウジング22に設けられた固定側シール部材35と、駆動輪24に一体回転可能に設けられた回転側シール部材37と、両シール部材35,37間に介在された隙間40,41とよりなる隙間シールから構成する。回転側シール部材37の外周面には、外側シール33の外周を回転する羽根43を突設する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ブルドーザ等の建設機械における駆動輪、遊動輪、転輪等の回転輪機構に係り、特にその回転輪機構のシール構造、さらには駆動輪機構のシール構造に関するものである。
従来、この種の建設機械の回転輪機構としては、例えば、その上部シール構造として図23に、その下部シール構造として図24にそれぞれ示された構成が一般化されている。この回転輪機構においては、ベアリング100用の潤滑油の漏洩を防止したり、土砂や塵埃の侵入を防止したりするために、固定側及び回転側のリングを対接して構成したフローティングシール101が設けられている。また、フローティングシール101の外周において、車体側固定部102に固定側シール部材103が設けられるともに、回転輪104に回転側シール部材105が設けられ、それらのシール部材103,105間に内周側の隙間シール106及び外周側の隙間シール107が形成されている。さらに、前記両シール部材103,105間には、内周側及び外周側の隙間シール106,107間において、空間108が形成されている。図24に示すように、外周側の隙間シール107及び空間108は、回転輪104の回転中心を中心とした円周領域の下部側が開放されている。
そして、隙間シール106,107により、フローティングシール101の外周側がシールされて、フローティングシール101に対する上方からの土砂等の侵入が抑止されるとともに、侵入した土砂等が外周側の隙間シール107及び空間108の下部側の開放部から落下排出されるようになっている。
ところで、車体側固定部102や回転輪104には、図23及び図24に2点鎖線で示すように、土砂Dがシール部材103,105を包囲する状態で付着堆積しやく、特に作業現場の土壌が、例えば粘土質である場合には、前記土砂Dが大量に厚く付着堆積しやすい。従って、その付着堆積した土砂が隙間シール106,107を通してフローティングシール101の部分に侵入するおそれが多分にあり、このため、フローティングシール101のシール性が早期に損なわれて、シール寿命が低下するという問題があった。特に、粘度質の付着堆積物が乾燥して固まった場合は、その付着堆積物が隙間シール106,107を通過しやすい粒状あるいは粉状になって絶えず落下し、フローティングシール101の寿命がさらに低下する原因となる。
加えて、シール部材103,105の下部側では、付着堆積した土砂により、前記空間108等からの土砂の排出落下が阻害されて、フローティングシール101の寿命に対してさらなる悪影響を与えるものであった。
一方、この種の建設機械においてフローティングシールの外側のシールのシール性を目的とした回転輪機構としては、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成のものが提案されている。すなわち、特許文献1に記載の構成では、外側シールを構成する隙間の対向壁面に、隙間量を変化させるための切り欠き部が形成されている。そして、この切り欠き部における隙間量の変化により、土砂の侵入圧力が変化されて、外部からの土砂の侵入量が低減されるようになっている。さらに、特許文献2に記載の構成では、外側シールを構成する隙間に、固定ハウジング側へ向かって次第に大径状に拡開する円環状の傾斜部が形成されている。そして、回転輪の回転時に、内部に侵入している土砂が遠心力により隙間の傾斜部を介して外部に排出されるようになっている。
実開平5−90051号公報 特開2000−346205号公報
ところが、これらの特許文献1,2の従来構成においては、外側シールの外周側に付着堆積された土砂に対する対応が講じられていない。従って、前述の付着堆積された土砂を原因としたフローティングシールに対する悪影響を排除することは困難である。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、外側シールの外周側に土砂が付着堆積するのを抑制することができて、フローティングシール側への土砂の侵入防止効果及び侵入した土砂の外部への排出効果を向上させることができる建設機械の回転輪機構及び建設機械の駆動輪機構を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車体側固定部と回転輪との間において、回転輪と同軸上に環状のシールと、そのシールの外周側を包囲する外側シールとを設けた建設機械の回転輪機構であって、前記回転輪または回転輪と一体に回転する部分には外側シールの外周領域を回転する羽根を設けたことを特徴とする。
従って、回転輪の回転時には、羽根が外側シールの外周に沿って回転されることにより、外側シールの外周側に付着する土砂が掻き取り除去される。よって、外側シールの外周側に土砂が付着堆積するのを抑制することができて、付着堆積した土砂が外側シールを通してシール側に侵入するおそれを少なくすることができる。また、外側シールの外周側の下部領域においては、付着堆積した土砂により開放部が塞がれるのを抑制することができて、侵入した土砂を開放部から下部外方へ円滑に排出することができる。
なお、ここで、土砂とは、粘土,ローム,砂質土あるいはそれらに類するものと、これらが乾燥して固まったものを含む。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記外側シールは、前記車体側固定部に設けた固定側シール部材と、回転輪に設けた回転側シール部材の間に隙間を介在させて構成された隙間シールであって、その隙間シールは、内周側シール部と、回転輪の回転中心を中心とした円周領域の下部側においてが下方へ向かって開放された外周側シール部を同軸上に有することを特徴とする。
このように構成すれば、内周側及び外周側の両シールにより、シールへの土砂の侵入を確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明においては、請求項2に記載の発明において、前記外周側シール部と内周側シール部との間には回転輪の回転中心を中心とした円周領域の下部側において下方へ向かって開放された環状空間を形成したことを特徴とする。
このように構成すると、環状空間において外側シールへの土砂の侵入が抑制されるとともに、動環状空間に侵入した土砂が外側シールの外周側の下部領域にて外部に排出される。よって、シールへの土砂の侵入防止効果を一層向上させることができる。
請求項4に記載の発明においては、請求項2または3に記載の発明において、前記外周側シール部において、回転側シール部材が固定側シール部材の外周側に位置していることを特徴とする。
このように構成すれば、回転側シール部材が外周側に位置するため、その遠心力により、土砂が円滑に排出される。
請求項5に記載の発明においては、請求項2または3に記載の発明において、固定側シール部材が回転側シール部材の外周側に位置していることを特徴とする。
このように構成すれば、外側シール内への土砂の侵入を有効に防止できる。
請求項6に記載の発明においては、請求項4に記載の発明において、前記羽根を回転側シール部材に設けたことを特徴とする。
このように構成すれば、羽根を外側シールの外周側に位置させることができ、外側シールの外周側の土砂のかき取りに都合がよい。
請求項7に記載の発明においては、請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記羽根を回転輪に設けたことを特徴とする。
このように構成しても、羽根を外側シールの外周側に位置させることができ、外側シールの外周側の土砂のかき取りに都合がよい。
請求項8に記載の発明においては、請求項6または7に記載の発明において、前記羽根が、前記回転輪の外周側に向かって突出する第1の羽根と、その第1の羽根の内周側において内周側に向かって突出する第2の羽根とを備えることを特徴とする。
従って、羽根が2箇所の環状領域内において回転されることになり、土砂の付着防止を有効に行うことができる。
請求項9に記載の発明においては、請求項1〜8のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記羽根は、回転輪の回転にともなって土砂を回転中心側から外方へ排出させるための斜面を有することを特徴とする。
このように構成すれば、土砂の侵入を効果的に防止できるとともに、土砂を円滑に排出することができる。
請求項10に記載の発明においては、請求項9に記載の発明において、記羽根の斜面を回転輪の回転方向の前方側及び後方側に設けたことを特徴とする。
このように構成すれば、回転輪が正逆いずれの方向に回転しても、土砂の侵入防止と排出とを効果的に実行できる。
請求項11に記載の発明においては、請求項1〜10のうちのいずれか一項に記載の構成を備えた建設機械の駆動輪機構としたものである。
従って、駆動機構等への土砂の侵入を有効に防止できることにより、駆動輪を長期間にわたって、良好に回転させることができ、寿命やメンテナンス間隔等を延長させることできる。
以上のように、この発明によれば、外側シールの外周側に土砂が付着堆積するのを抑制することができて、シール側への土砂の侵入防止効果及び侵入した土砂の外部への排出効果を向上させることができ、このためシールの寿命延長等を図ることができる。
(第1実施形態)
以下に、この発明をブルドーザ等の建設機械の履帯用駆動輪機構に具体化した第1実施形態を、図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示すように、建設機械において、その下部フレーム21には車体側固定部としての固定ハウジング22が取付け固定されている。その固定ハウジング22には駆動軸28が回転可能に支持され、図示しない油圧モータにより正逆両方向へ回転駆動される。固定ハウジング22内には円筒状の回転軸29が回転可能に支持されるとともに、固定ハウジング22の先端部にはベアリング25を介して駆動輪24が回転可能に支持されている。この駆動輪24は、前記回転軸29の外端にブラケット30を介して連結固定されている。
そして、図示しない油圧モータの駆動による前記駆動軸28の回転にともない、固定ハウジング22内の図示しない歯車減速機構を介して回転軸29が正逆いずれかに減速回転されて、それにともない駆動輪24が回転される。このため、駆動輪24の外周のスプロケット26を介して履帯27が正逆いずれかに周回されて、建設機械が前進または後退移動される。
図2は駆動機構の上部断面図、図3は駆動機構の下部断面図であるが、両図に示すように、前記固定ハウジング22と駆動輪24との対向側壁面間には、駆動輪24と同軸上において円環状のフローティングシール32が装設されている。そして、このフローティングシール32により、前記ベアリング25等を潤滑するオイルが外部に漏洩するのを抑制するとともに、外部の土砂や塵埃等の異物が侵入するのを防止するようになっている。フローティングシール32の外周側を包囲するように、固定ハウジング22と駆動輪24との対向側壁面間には隙間シールよりなる円環状の外側シール33が装設されている。そして、この外側シール33により、フローティングシール32側に土砂等が侵入するのを防止するようになっている。
そこで、以下に、フローティングシール32,外側シール33及びその関連構成について詳述する。
前記外側シール33は、複数のネジ34により固定ハウジング22の側壁面に固定された円環状の固定側シール部材35と、その固定側シール部材35に対向して、複数のネジ36により駆動輪24の側壁面に一体回転可能に固定された円環状の回転側シール部材37とを備えている。回転側シール部材37の外周端縁には覆い部37aが固定ハウジング22側に向かって突出形成され、この覆い部37aにより固定側シール部材35の外周が覆われている。
前記フローティングシール32は、固定側シール部材35及び回転側シール部材37の内端部にそれぞれ取付けられた一対のゴム等よりなる弾性リング39を有するとともに、各弾性リング39に特殊鋳鉄等よりなるシールリング38を支持して構成されている。そして、それらのシールリング38が弾性リング39により相互圧接方向に付勢されて、それらの間のシール性が確保されている。
図2及び図3に示すように、前記フローティングシール32の外周側において、固定側シール部材35と回転側シール部材37との間には、両シール部材35,37の突部40a,40bにより隙間シールよりなる内周側シール部としての断面屈折状の第1の隙間40が形成されている。駆動機構の上部領域での第1の隙間40の外周側の上部領域において、固定側シール部材35と回転側シール部材37との間には、隙間シールよりなる外周側シール部としての第2の隙間41が形成され、この第2の隙間41は固定ハウジング22の側壁面側に向かって開口されている。また、図3に示すように、第2の隙間41は、駆動輪24の回転中心を中心とした円周領域における下部側が全周のほぼ3分の1の角度範囲にわたって傾斜状の開口部41aとなっていて、その開口部41aにおいて下方へ向かって開放されている。
前記第1,第2の隙間40,41間において、固定側シール部材35と回転側シール部材37との間には、環状空間42が形成され、図3及び図4(図4は環状空間42を示す模式図)に示すように、この環状空間42は。駆動輪24の回転中心を中心とした円周領域の下部側において前記第2の隙間41の開口部41aを介して下方へ向かって開放されている。
そして、この第2の隙間41と第1の隙間40との協働作用により、フローティングシール32への上方からの土砂の侵入が二重に抑制されるようになっている。また、第2の隙間41等から環状空間42内に侵入した土砂が前記開口部41aを通して外部へ落下排出されるようになっている。
図1〜図4に示すように、前記回転側シール部材37の覆い部37aの外周面には断面ほぼ四角形状をなす複数(実施形態では8枚)の羽根43が外周面円周方向に等間隔おきに回転軸29の放射方向の外方へ向かって回転軸29に平行に突出形成され、駆動輪24の回転にともない、これらの羽根43が外側シール33の第2の隙間41の外周領域に沿って回転される。そして、回転される羽根43により、第2の隙間41の外周側において固定ハウジング22の側壁面に付着する土砂が掻き取り除去されて、堆積が抑制されるようになっている。
従って、この建設機械を例えば粘土質土壌の作業現場で使用する場合であって、外側シール33の第2の隙間41の外周側に粘土質土壌の土砂が付着堆積するのを抑制することができる。よって、付着堆積した土砂が外側シール33の第2及び第1の隙間41,40を通してフローティングシール32側に侵入するおそれを少なくすることができる。加えて、羽根43の回転により、同羽根43の回転中心側から外周側へのエア流が生じるため、そのエア流によって、土砂が第2の隙間41に至るのが妨害され、土砂の侵入をさらに防止できる。
また、外側シール33の外周側の下部領域においては、羽根43が第2の隙間41の開口部41a付近における土砂の付着堆積を排除するため、その第2の隙間41の開口部41aが塞がれるのを防止することができ、土砂を円滑に排出させることができる。さらに、前記羽根43によって生じる回転中心側から外周側へのエア流によって環状空間42内の土砂がエアとともに外方へ吸い出される。加えて、回転側シール部材37が固定側シール部材35の外周を覆う状態で回転されるため、その回転の遠心力により、環状空間42内の土砂が円滑に排出される。従って、第2の隙間41から環状空間42内にわずかに侵入した土砂が、第2の隙間41の下部領域の開口部41aから外部へ確実に排出される。
以上のように、フローティングシール32の部分への土砂の侵入防止を有効に達成し得て、同フローティングシール32の寿命を延長させることができる。しかも、そのための構成は、回転側シール部材37に羽根43を一体形成しただけであるから、部品点数が増えることはなく、構成を簡素化できる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。なお、この第2実施形態以降の各実施形態においては、第1実施形態と異なる構成及び作用を中心に説明する。
さて、この第2実施形態においては、図5〜図7に示すように、駆動機構の上部領域において外側シール33の固定側シール部材35の外周に2条の突出部35a,35bが形成されるとともに、両突出部35a,35b間に環状の凹部46aが形成されている。また、回転側シール部材37の外径を長くすることにより、同回転側シール部材37の外周に前記突出部35a,35b及び凹部46aを覆う傾斜状の延長部37bが形成されている。そして、この突出部35aと延長部37bとの間に、傾斜状の第2の隙間41及び第3の隙間45が形成されるとともに、その第2及び第3の隙間41,45間において前記凹部46aにより外側環状空間46が形成されている。また、固定側シール部材35は、駆動機構の下部領域において、その全周の1/3程度の角度範囲にわたって突出部35a,35bを含む下部側を排除され、これによって、第2及び第3の隙間41,45及び外側環状空間46の下部側が形成されずに、下方へ向かう開口部41aが形成されている。
なお、この第2実施形態において、羽根43は4枚である。
従って、この第2実施形態によれば、第1〜第3の隙間40,41,45の協働作用と外側環状空間46の作用により、フローティングシール32への土砂の侵入を一層確実に抑制することができる。また、固定側シール部材35の下部側が切除されて、第2及び第3の隙間41,45の下部領域に広い開口部41aが形成されているため、第3の隙間45から外側環状空間46内に侵入した土砂、及び第2の隙間41から環状空間42内に侵入した土砂を、開口部41aから外部へ確実に排出することができる。
特に、この第2実施形態においては、固定側シール部材35の外周側に第2,第3の隙間41,45が形成されるとともに、外側環状空間46が形成されているため、土砂等の侵入を有効に阻止できる。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態について説明する。
この第3実施形態においては、図8及び図9に示すように、前記第2実施形態における突出部35aが形成されず、突出部35bのみが形成されている。そして、シール部材37の延長部37bの内周側に内側羽根43aが形成されており、この内側羽根43aは固定側シール部材35の外側環状空間46内に位置している。従って、この第3実施形態においては、羽根43,43aが駆動輪24の回転軸を中心とした2箇所の環状領域を回転する。固定側シール部材35と回転側シール部材37との間で駆動輪機構の上部・下部領域にわたって、外側環状空間46の内周側に環状空間42が形成され、さらに環状の第1の隙間40を経てフローティングシール32が配される。第1の隙間40は、外周側に回転側シール部材37から回転放射方向に突出した環状の突部40bと固定側シール部材35とにより形成された隙間と、その内周側に連続して固定側シール部材35から回転軸方向に突出した突部40aにより形成された隙間とから形成される。
従って、この第3実施形態においては、前記第2実施形態の作用に加えて、内側羽根43aが外側環状空間46内の土砂を排除するとともに、下部側の開口部41aのところの土砂の付着堆積を抑制する。このため、この第3実施形態においては、土砂の侵入防止と排出とを有効に達成できる。
(第4実施形態)
次に、この発明の第4実施形態を説明する。
この第4実施形態においては、図10〜図13に示すように、固定側シール部材35の外周端縁に覆い部35cが駆動輪24側に向かって突出形成され、この覆い部35cにより回転側シール部材37の外周が覆われている。そして、この固定側シール部材35の覆い部35cと回転側シール部材37の外周面との間に、前記第2実施形態と異なり傾斜されてはいないが、第2の隙間41、第3の隙間45及び外側環状空間46が形成されている。この場合、第3の隙間45は駆動輪24の側壁面側に向かって開口されている。そして、覆い部35cの下部領域には、その全周の1/3程度の角度範囲にわたって開口部47が形成され、第3の隙間45から外側環状空間46内に侵入した土砂がこの開口部47を通して外部へ排出されるようになっている。外側環状空間46の内周側には連続して環状空間42,第1の隙間40が形成され、第1の隙間40のさらに内周側の空間にフローティングシール32が配される。第1の隙間40は、駆動機構の上部領域のみに存する外周側の隙間と上部・下部全領域に存する内周側の隙間よりなる。外周側の隙間は、回転側シール部材37から回転輪放射方向外方に環状に突出した突部40bの外周面と、固定側シール部材35から回転軸方向に突出した欠落部を持つ環状の突部40aの内周面とにより形成される。突部40aの欠落部は、その円周方向部位の駆動輪機構下部領域を中心とする3分の1の部位にある。
また、図12及び図13に示すように、前記第3の隙間45の外周側において、駆動輪24の側壁面には回転方向(矢印S方向)の前後両側面を斜面43cとするとともに、底辺を回転中心側とした三角形状をなす4つの羽根43が突出形成されている。そして、駆動輪24が矢印S方向へ回転されるとき、この羽根43が第3の隙間45の外周領域に沿って回転されて、その第3の隙間45の外周側において固定ハウジング22及び固定側シール部材35に付着する土砂が掻き取り除去されるようになっている。この場合、羽根43がその前後両側面に斜面43cが形成されて断面三角状をなしている。このため、駆動輪24が正逆いずれの方向に回転されたときでも、斜面43cの案内作用により羽根43により掻き取られた土砂が矢印P方向へ斜面43cに沿って駆動輪24の外周側に向かって案内されるとともに、斜面43cに沿って外周側へ向かうエア流が形成され、従って、土砂を外方へ向かって有効に排除することができる。
また、この第4実施形態においては、外側シール33の外周側が固定側シール部材35の一部によって構成されているため、その外側シール33内への土砂等の侵入を効果的に防止できる。
(第5実施形態)
次に、この発明の第5実施形態を説明する。
この第5実施形態においては、図14に示すように、前記第4実施形態の構成において、固定側シール部材35の下部側の覆い部35cに切除部35dを形成して、環状空間46の下部側を下方へ向かって大きく開放したものである。
従って、この第4実施形態においては、環状空間42内からの土砂の排出が円滑である。
(第6実施形態)
次に、この発明の第6実施形態について説明する。
この第6実施形態においては、図15及び図16に示すように、前記第4,第5実施形態と同様に、固定側シール部材35の外周端縁に回転側シール部材37の外周を覆う覆い部35cが突出形成されている。そして、この固定側シール部材35の覆い部35cの先端と駆動輪24の側壁面との間に第2の隙間41が形成されるとともに、その第2の隙間41の内側にひとつの環状空間42が形成されている。第2の隙間41の下部領域には、その全周の1/3程度の角度範囲にわたって開口部41aが形成され、これによって環状空間42の下部側が下方に向かって開放され、第2の隙間41から環状空間42内に侵入した土砂がこの開口部41aを通して外部へ排出されるようになっている。
前記第2の隙間41の外周側において、回転側シール部材37の側面には前記第4,第5実施形態と同様な断面三角形状をなす羽根43が突出形成されている。
従って、この第6実施形態においては、前記第4,第5実施形態に記載の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。
(第7実施形態)
次に、この発明を履帯式走行装置の遊動輪機構に具体化した第7実施形態を、図17〜図20に基づいて説明する。
この第7実施形態においては、建設機械の下部フレーム21に一対の軸支部材51が所定間隔をおいて固定配置され、両軸支部材51間には支持軸52が架設されている。両軸支部材51間において支持軸52には、回転輪としての遊動輪53がその中央の筒状部53aにてスリーブ54を介して回転可能に挿通支持され、その遊動輪53の外周には履帯27が掛装されている。遊動輪53の筒状部53aの両端と各軸支部材51との間には、弾性リング39とシールリング38とよりなるフローティングシール32が装設されている。フローティングシール32の外周側を包囲するように、遊動輪53の筒状部53aの両端と各軸支部材51との間には外側シール33が配設されている。この第7実施形態では、外側シール33が隙間55を有する隙間シールから構成されている。
前記両外側シール33の隙間55の外周側に位置するように、遊動輪53の両側壁には断面三角形状をなし、底辺を遊動輪53の回転中心側に配置した羽根43が突出形成されている。そして、前記履帯27の回転にともなって遊動輪53が矢印S方向に回転されるとき、これらの羽根43が外側シール33の隙間55の外周に沿って回転されて、両軸支部材51に付着する土砂が掻き取り除去されるようになっている。
従って、この第7実施形態においても、外側シール33の外周側において土砂の付着堆積を抑制でき、前記各実施形態に記載の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。
(第8実施形態)
次に、この発明をブルドーザ等の建設機械の転輪機構に具体化した第8実施形態を、図21及び図22に基づいて説明する。
さて、この第8実施形態においては、建設機械の下部フレーム21に一対の軸支部材56が対向配設され、両軸支部材56間には支持軸57が架設されている。支持軸57には一対の回転輪としての転輪58がスリーブ59を介して回転可能に挿通支持され、それらの転輪58はその外周において履帯27の内周面を受けている。各転輪58と軸支部材51との対向端面間には、弾性リング39とシールリング38とよりなるフローティングシール32が配設されている。フローティングシール32の外周側を包囲するように、各転輪58と軸支部材51との対向端面間には隙間シールよりなる外側シール33が配設されている。
前記両外側シール33の隙間55の外周側に位置するように、両転輪58の外側面には断面三角形状をなし、底辺を支持軸57の中心側に配置した羽根43が突出形成されている。そして、前記履帯27の回転にともなって転輪58が回転されるとき、これらの羽根43が外側シール33の隙間55の外周に沿って回転されて、軸支部材56に付着する土砂が掻き取り除去されるようになっている。
従って、この第8実施形態においても、前記第7実施形態に記載の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図16に二点鎖線で示すように、前記第6実施形態において、外側シール33の回転側シール部材37の側面に羽根43bを形成したり、断面三角形状の羽根を第1実施形態のように断面四角形状のものに変更したりすること。
・ 第1,第2実施形態において駆動輪24の側面にも羽根を設けること。つまり、羽根43を回転側シール部材37と駆動輪24等の回転輪との双方に設けること。
・ 前記第1,第2実施形態において、羽根43を第3実施形態とほぼ同様に断面三角状に形成すること。
・ 前記各実施形態において、羽根43,43a,43bの設置数を任意に変更すること。羽根43,43a,43bは、少なくとも1枚あればよく、2枚,3枚,あるいは6枚,それ以上でもよい。
第1実施形態の建設機械の回転輪機構を示す要部断面図。 図1の回転輪機構の上部シール構造を拡大して示す部分断面図。 同じく下部シール構造を拡大して示す部分断面図。 環状空間を模式的に示す簡略断面図。 第2実施形態の回転輪機構の上部シール構造を示す部分断面図。 同じく下部シール構造を示す部分断面図。 同じく環状空間を模式的に示す簡略断面図。 第3実施形態の回転輪機構の上部シール構造を示す部分断面図。 同じく下部シール構造を示す部分断面図。 第4実施形態の回転輪機構の上部シール構造を示す部分断面図。 同じく下部シール構造を示す部分断面図。 同じく羽根を示す簡略側面図。 同じく一部断面図。 第5実施形態の回転輪機構の下部シール構造を示す部分断面図。 第6実施形態の回転輪機構の上部シール構造を示す部分断面図。 同じく下部シール構造を示す部分断面図。 第7実施形態の建設機械の回転輪機構を示す要部断面図。 図17のシール構造の上部側を示す部分拡大断面図。 同じく図17のシール構造の下部側を示す部分拡大断面図。 同じく羽根を示す簡略断面図。 第7実施形態の建設機械の回転輪機構を示す要部断面図。 同じく羽根を示す簡略断面図。 従来の回転輪機構の上部シール構造を示す部分断面図。 同じく下部シール構造を示す部分断面図。
符号の説明
22…車体側固定部としての固定ハウジング、23…支軸、24…回転輪としての駆動輪、25…ベアリング、32…フローティングシール、33…外側シール、35…固定側シール部材、37…回転側シール部材、38…シールリング、39…弾性リング、40…第1の隙間、41…第2の隙間、41a…開口部、42…環状空間、43…羽根、43a…羽根、43b…羽根、43c…斜面、45…第3の隙間、45a…開口部、46…外側環状空間、52…支持軸、53…回転輪としての遊動輪、55…隙間、57…支持軸、58…回転輪としての転輪。

Claims (11)

  1. 車体側固定部と回転輪との間において、回転輪と同軸上に環状のシールと、そのシールの外周側を包囲する外側シールとを設けた建設機械の回転輪機構であって、
    前記回転輪または回転輪と一体に回転する部分には外側シールの外周領域を回転する羽根を設けたことを特徴とする建設機械の回転輪機構。
  2. 前記外側シールは、前記車体側固定部に設けた固定側シール部材と、回転輪に設けた回転側シール部材の間に隙間を介在させて構成された隙間シールであって、その隙間シールは、内周側シール部と、回転輪の回転中心を中心とした円周領域の下部側においてが下方へ向かって開放された外周側シール部を同軸上に有することを特徴とする請求項1に記載の建設機械の回転輪機構。
  3. 前記外周側シール部と内周側シール部との間には回転輪の回転中心を中心とした円周領域の下部側において下方へ向かって開放された環状空間を形成したことを特徴とする請求項2に記載の建設機械の回転輪機構。
  4. 前記外周側シール部において、回転側シール部材が固定側シール部材の外周側に位置していることを特徴とする請求項2または3に記載の建設機械の回転輪機構。
  5. 固定側シール部材が回転側シール部材の外周側に位置していることを特徴とする請求項2または3に記載の建設機械の回転輪機構。
  6. 前記羽根を回転側シール部材に設けたことを特徴とする請求項4に記載の建設機械の回転輪機構。
  7. 前記羽根を回転輪に設けたことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の建設機械の回転輪機構。
  8. 前記羽根が、前記回転輪の外周側に向かって突出する第1の羽根と、その第1の羽根の内周側において内周側に向かって突出する第2の羽根とを備えることを特徴とする請求項6または7に記載の建設機械の回転輪機構。
  9. 前記羽根は、回転輪の回転にともなって土砂を回転中心側から外方へ排出させるための斜面を有することを特徴とする請求項1〜8のうちのいずれか一項に記載の建設機械の回転輪機構。
  10. 前記羽根の斜面を回転輪の回転方向の前方側及び後方側に設けたことを特徴とする請求項9に記載の建設機械の回転輪機構。
  11. 請求項1〜10のうちのいずれか一項に記載の構成を備えたことを特徴とする建設機械の駆動輪機構。
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