JP2007134070A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケース本体2の上面に装着されトッププレート3を、強化耐熱ガラス若しくはセラミック製とするとともに、前記ケース本体2の内外を連通する吸排気用の開口部9a,9bを形成し、この開口部9a,9bには、その開口部周縁より上方に突出する高さの開口周壁20bを有する通気口体20を設けた構成とする。
【選択図】図1
Description
前記トッププレートは、強化耐熱ガラス若しくはセラミック製とするとともに、前記ケース本体の内外を連通する開口部を形成し、前記トッププレートの開口部には、前記空冷手段の通風路に連通した通気口体が装着され、該通気口体は前記開口部周縁より上方に突出する高さの開口周壁を備えた構成を特徴とするものである。
そのうち、図2は例えばシステムキッチンのカウンタートップ1に誘導加熱調理器を組み込んだ使用状態を示す外観斜視図、図3はかば−部材(後述する)を取除いた誘導加熱調理器単体の平面図、そして図4は特に内部の概略構成を示す縦断側面図で、まずこれら図面に基づき説明する。
誘導加熱調理器は、特に図2,4に示すようにカウンタートップ1の開口から下方に落とし込まれた矩形箱状のケース本体2と、このケース本体2の上面を覆うように装着され前記カウンタートップ1上に露呈した配置状態のトッププレート3とから構成されている。そして、前記ケース本体2内には後述する複数の加熱手段を有するとともに、その前面右側には操作パネル部4が設けられ、調理のための条件設定を操作するダイアルや表示部等を備え、また左側には図示しないシーズヒータからなる加熱手段を内蔵したロースター装置5が設けられている。
前記トッププレート3上面の2箇所の載置部7a及び7bに対向するケース本体2の内方には、前記したように加熱手段としての前記誘導加熱コイル8a及び8b(図3参照)がベースプレート11を介して配設され、また後方中央の載置部7cに対向する位置には、図3に破線のみにて示すコイルヒータ8cが配設されている。そして、これら加熱手段の下方の空間には、該加熱手段を駆動し制御する駆動手段12を装備していて、例えば前記誘導加熱コイル8a及び8bに高周波電流を供給するインバータや、マイクロコンピュータを主とする制御手段を構成する制御回路基板等を備えている。しかるに、この駆動手段12を構成するインバータの主回路などにIGBT等の発熱性のスイッチング素子を採用している。
一方、前記ファンケーシング13cの吹出し側である下流側は、前記駆動手段12及び誘導加熱コイル8a,8bが存在する閉空間S1を形成していて、該閉空間S1を前記した通気路として送風され、その冷却後の排気は排気ダクト15の開口端(図3参照)を前記トッププレート3の左側の開口部9bに臨んで設けていて、外部へ排出可能としている。
この図1に明示するように、前記カウンタートップ1の開口周縁にケース本体2の上部周縁に設けたフランジ部2aを引っ掛けて、落とし込み時のケース本体2を支持するとともに、トッププレート3を含む最終的な組込み完了状態において、所謂誘導加熱調理器のほぼ全重量を支える構成としている。また、このケース本体2の上部には矩形枠状の支持部材16がネジ17にて取付固定されている。この支持部材16は、本来的にはトッププレート3をケース本体2と連結するために介在されたもので、前記した加熱手段たる誘導加熱コイル8a,8b及びコイルヒータ8cと対向する部位、及びトッププレート3の左右の開口部9a,9bに対向する部位などを切除した如き枠形状にあって、換言すればトッププレート3の外周縁部、及び上記開口部9a,9bの開口周縁部において、そのいずれも下面側に接合する枠形状をなしている。
例えば、図2,3に示すようにトッププレート3上に記された載置部7aに鍋6を載置し、特に図4に示す加熱手段の一つである誘導加熱コイル8aをインバータなどによる駆動手段12を介して駆動し、煮物調理を行なう場合、空冷手段13も通電駆動され、ファン13aによる送風は発熱性のスイッチング素子などを有する駆動手段12をはじめ、誘導加熱コイル8aを冷却する。この所謂冷風の流れは、図3,4中に矢印Aで示すように、外気がトッププレート3の右側の開口部9aから吸気ダクト14に取り込まれ、ファンケーシング13cを経てケース本体2の閉空間S1である通風路を流れ、上記誘導加熱コイル8a及び駆動手段12等を冷却した後、排気ダクト15を経てトッププレート3の左側の開口部9bから外部に排出される。
しかも、上記通気口体20を取付固定する支持部材16は、トッププレート3下面に接合され下方のケース本体2と一体的に連結する構成にあって、これを有効活用できるとともにトッププレート3の開口部9a,9bの開口周縁を下方から支持し、上記した応力が集中し易い部位を支える補強作用としても有効である。
誘導加熱調理器は、ケース本体2内に加熱手段としての誘導加熱コイル8a,8b、これを駆動するインバータなどの駆動手段12、及びこれらを空冷する空冷手段13を備えるとともに、この空冷手段13の吸排気用の開口部9a,9bをトッププレート3に形成した構成において、上記開口部9a,9bには該開口部周縁より上方に突出する高さの開口周壁20bを有する通気口体20を被着して、所謂吸排気用の通気路の出入口構成とした。つまり、開口部9a,9b内に納まる小さな通気口体20を被着することで有効な吸排気手段を構成した。
加えて、これまで上記支持部材16の外周縁部に形成していた接着剤18を充填する凹溝16cは、開口部9a,9bの開口周縁を周回して連続して設けたので、トッププレート3との間における水などの浸入を確実に防止できるとともに、撓みやすい開口部9a,9bを中心にトッププレート3と支持部材16とを、より一体的に強固に結合でき大きな撓み変形や早期破損を招くことなく長期使用に耐える利点を有する。
また、2個の開口部9a,9bは左右に離間して形成するとともに、一方の開口部9aには空冷手段13の吸気用とし、他方の開口部9bには空冷手段13の排気とともに、ロースター装置5の排気とを寄せ集めた排気用とに分けて使用するようにしたので、排気が直ちに吸気されるような不具合を解消でき、従って冷却性能が低下したりケース本体2内が排気で汚されるおそれはない。
このものは、上記実施例では通気口体20が剛性であったのに対し、この変形例ではゴム等の弾性材料にて形成された通気口体25とする点で異なり、他の構成は共通とするものである。しかるに、この通気口体25は、上記実施例と同様に底部に開口部25a、及びその周りに開口周壁25bを形成しているが、弾性材料の特徴を活かした取付手段を採用している。すなわち、支持部材16への取付固定に際しネジ20により確実に締結する点は同じであるが、トッププレート3の開口部9aの内側に圧接するように挿入され、且つ下面側に接着剤26を塗布して水の浸入防止と固定手段とを兼ねた構成としている。
Claims (4)
- 矩形箱状のケース本体と、このケース本体の上面を覆うように装着され被加熱調理器具を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下方に位置して前記被加熱調理器具を加熱する誘導加熱コイルと、この誘導加熱コイルを駆動する駆動手段と、この駆動手段を冷却する空冷手段とを備え、
前記トッププレートは、強化耐熱ガラス若しくはセラミック製とするとともに、前記ケース本体の内外を連通する開口部を形成し、
前記トッププレートの開口部には、前記空冷手段の通風路に連通した通気口体が装着され、該通気口体は前記開口部周縁より上方に突出する高さの開口周壁を備えた構成を特徴とする誘導加熱調理器。 - 通気口体は、トッププレートの下面に接合される平板状の支持部材から突設され、この支持部材には、トッププレートの開口部を周回する凹溝を形成するとともに、該凹溝に接着剤を充填し前記トッププレートと前記支持部材とを接合したことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
- 通気口体の上面に、該通気口体の開口周壁をガイドとして通気用のカバー部材を被着したことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
- 通気口体は、弾性部材で形成するとともに、開口周壁に通気用のカバー部材を差し込み固定する溝部を有することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
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