JP2007123993A - バンドパスフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型かつ通過帯域の低周波側および高周波側の両方に大きな減衰をもつバンドパスフィルタの提供。
【解決手段】第1の共振器は、第1の結合容量に接続され他方端が接地された第1の接地容量と、接地された第2の接地容量と、第2の接地容量に接続され他方端が第1の結合容量と第1の接地容量との接続点に接続された第1のインダクタとを備え、第2の共振器は、第2の結合容量に接続され他方端が接地された第3の接地容量と、接地された第4の接地容量と、第4の接地容量の他方端に接続され他方端が第2の結合容量と第3の接地容量との接続点に接続された第2のインダクタとを備え、結合素子は第1の結合容量と第1のインダクタとの接続点および第2の結合容量と第2のインダクタとの接続点を接続する第3のインダクタと、第2の接地容量と第1のインダクタとの接続点および第4の接地容量と第2のインダクタとの接続点を接続する第3の結合容量とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、各種通信機器に用いられるバンドパスフィルタに関するものであり、特に、誘電体層が積層された基板にバンドパスフィルタを形成してなる積層型のバンドパスフィルタに関するものである。
従来、携帯電話機等の移動体通信機器等において通過帯域以外の不要な周波数帯の信号を除去するフィルタとして、薄型化や小型化に有利な、複数の誘電体層を積層してなるバンドパスフィルタが用いられている。
バンドパスフィルタは、例えば、通過帯域よりも低周波側の信号を減衰させるものとして、特許文献1に示されるような構造のバンドパスフィルタが提案されている。特許文献1に示される構造のバンドパスフィルタは、誘電体層の中間部分に相互に磁気結合した状態でプリントコイル(インダクタ)が並設されているとともに、誘電体層の両側にシールド電極層が形成され、これらのシールド電極層の一方がプリントコイルと同数に分割され、各分割シールド電極層に対向されて分割シールド電極層との間にそれぞれコンデンサ電極層が形成されており、各プリントコイルの一端と多端がそれぞれ最寄りのコンデンサ電極層と分割シールド電極層に接続されて1つのLC共振回路が構成され、隣り合うLC共振回路同士がプリントコイル間の磁気結合にて結合されているものである。
このバンドパスフィルタによると、シールド電極層によりバンドパスフィルタを構成する内部がシールドされる。そのため、外部からの電磁的影響をあまり受けることがない。また、プリントコイルに対してコンデンサが積層された構成としてあるので小型化が図れる。
しかしながら、上記特許文献1に開示されているバンドパスフィルタは減衰極を有さないので、急激な減衰を得ることができない。これに対して近年、移動体通信機器で使用する周波数の多様化に伴い、特定の周波数帯の信号のみを得ることのできるバンドパスフィルタの要求が高まってきている。このようなバンドパスフィルタを形成するには、通過帯域の高周波側や低周波側において信号を急峻に減衰させる必要がある。
このような要求を満足するバンドパスフィルタの1つとして、図4に示すような回路構成のバンドパスフィルタが提案されている。この図4のバンドパスフィルタは、上記の通過帯域よりも低周波側で減衰が求められるときに用いられるバンドパスフィルタにおいて、通過帯域よりも低周波側に減衰極を形成することで急峻な減衰を得られるようにしたものである。
このバンドパスフィルタは、図4に示すように、入力端子39に第1の結合容量41で結合された第1の共振器と、出力端子40に第2の容量結合42で結合された第2の共振器とを備え、第1および第2の共振器は互いに磁気結合および容量結合されている。第1の共振器は一端が第1の結合容量41に接続され他方端が接地された第1の接地容量44と、一端が第2の接地容量45に接続され他方端が第1の結合容量41と第1の接地容量44との接続点に接続された第1のインダクタ48とからなり、第2の共振器は一端が第2の結合容量42に接続され他方端が接地された第3の接地容量46と、一端が第4の接地容量47に接続され他方端が第2の結合容量42と第3の接地容量46との接続点に接続された第2のインダクタ49とからなる。第2の接地容量45と第1のインダクタ48と、第4の接地容量47と第2のインダクタ49とで直列共振回路を形成する。そして、第1の共振器を形成する第1のインダクタ48と、第2の共振器を形成する第2のインダクタ49が磁気結合で結合され、第1の結合容量41と第1の接地容量44との接続点と第2の結合容量42と第3の接地容量46との接続点が第3の結合容量43で結合されて、並列共振回路を形成する。
これらの並列共振回路と直列共振回路とにより、通過帯域よりも低周波側に共振極を形成し、急峻な減衰を持つものとすることができる。
特開平3−262313号公報
しかしながら、図4のバンドパスフィルタは高周波側の信号を通す第1〜第3の結合容量41〜43が直列に連なっているため、高周波側でインピーダンスが小さくなり、通過帯域よりも高周波側の信号を大きく減衰させることができない。
また、第1〜第3の結合容量41〜43が連なっているため、バンドパスフィルタの結合容量を形成する電極同士が近づいてしまうので、信号が入力端子39から出力端子40へ個々の結合容量を通らずに信号が漏れてしまい、通過帯域よりも高周波側での信号を大きく減衰させることがさらにできなくなる。
そこで、容量結合を形成する電極同士が重ならないように電極間距離を離す方法があるが、この場合、バンドパスフィルタにおいては、電極間に介在する誘電体層の厚さを厚くすることや、平面面積を大きくして距離を長くすること等の手段が採用されるので、バンドパスフィルタの厚さや平面面積が大きくなってしまう。
一方、第1〜第3の容量結合の41〜43において、結合容量を形成する電極は接地電極に対して浮遊容量を持ってしまい、共振周波数の変化など特性を悪化させてしまう。そのため、できるだけ結合容量を形成する電極は接地電極から離す必要があり、この場合、バンドパスフィルタの厚さが厚くなってしまうという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、
通過帯域よりも低周波側で減衰が求められる時に用いられるバンドパスフィルタにおいて、小型で、かつ通過帯域の低周波側および高周波側の両方に大きな減衰を持つバンドパスフィルタを提供することにある。
本発明のバンドパスフィルタは、入力端子に第1の結合容量を介して接続された第1の共振器と、出力端子に第2の結合容量を介して接続された第2の共振器と、前記第1の共振器および前記第2の共振器を接続する結合素子とからなるバンドパスフィルタであって、前記第1の共振器は、一方端が前記第1の結合容量に接続され他方端が接地された第1の接地容量と、一方端が接地された第2の接地容量と、一方端が前記第2の接地容量の他方端に接続され他方端が前記第1の結合容量と前記第1の接地容量との接続点に接続された第1のインダクタとを備え、前記第2の共振器は、一方端が前記第2の結合容量に接続され他方端が接地された第3の接地容量と、一方端が接地された第4の接地容量と、一方端が前記第4の接地容量の他方端に接続され他方端が前記第2の結合容量と前記第3の接地容量との接続点に接続された第2のインダクタとを備え、前記結合素子は前記第1の結合容量と前記第1のインダクタとの接続点および前記第2の結合容量と前記第2のインダクタとの接続点を接続する第3のインダクタと、前記第2の接地容量と前記第1のインダクタとの接続点および前記第4の接地容量と前記第2のインダクタとの接続点を接続する第3の結合容量とを備えることを特徴とするものである。
本発明のバンドパスフィルタは、複数の誘電体層が積層されてなり、上下端に一対の接地電極が対向して形成されている積層基板と、前記誘電体層の層間に形成されて前記第1乃至第3のインダクタを生じる第1乃至第3のインダクタ線路と、前記各接地電極とそれぞれ前記誘電体層を挟んで対向して形成され、前記各接地容量電極との間に前記第1の接地容量および前記第3の接地容量を生じる第1の接地容量電極および第2の接地容量電極と、該第1の接地容量電極および第2の接地容量電極とそれぞれ前記誘電体層を挟んで対向して形成され、前記第1の結合容量および前記第2の結合容量を生じる第1の結合容量電極および第2の結合容量電極と、前記一対の接地電極の少なくとも一方とそれぞれ前記誘電体層を挟んで対向して形成され、前記第2の接地容量および前記第4の接地容量を生じる第3の接地容量電極および第4の接地容量電極と、前記誘電体層を挟んで対向して形成され、前記第3の結合容量を生じる少なくとも一対の結合素子用容量電極とを備えることを特徴とするものである。
本発明のバンドパスフィルタは、上記構成において、前記結合素子用容量電極は、前記第3の接地容量電極および第4の接地容量電極と、該第3の接地容量電極および第4の接地容量電極と前記誘電体層を挟んで対向して形成される第3の結合容量電極と、を備えることを特徴とするものである。
本発明のバンドパスフィルタは、上記構成において、前記第1の接地容量電極および前記第3の接地容量電極と、前記第2の接地容量電極および前記第4の接地容量電極とが互いに異なる前記接地電極にそれぞれ前記誘電体層を挟んで対向して形成されていることを特徴とするものである。
本発明のバンドパスフィルタは、上記構成において、前記第1乃至第3のインダクタ線路が前記第1および第3の接地容量電極と前記第2および第4の接地容量電極との間に位置する前記誘電体層間に形成されていることを特徴とするものである。
本発明のバンドパスフィルタによれば、第1の共振器は、一方端が第1の結合容量に接続され他方端が接地された第1の接地容量と、一方端が接地された第2の接地容量と、一方が第2の接地容量の他方端に接続され他方端が第1の結合容量と第1の接地容量との接続点に接続された第1のインダクタとを備え、第2の共振器は、一方端が第2の結合容量に接続され他方端が接地された第3の接地容量と、一方端が接地された第4の接地容量と、一方端が第4の接地容量の他方端に接続され他方端が第2の結合容量と第3の接地容量との接続点に接続された第2のインダクタとを備え、結合素子は第1の結合容量と第1のインダクタとの接続点と第2の結合容量と第2のインダクタとの接続点を接続する第3のインダクタと、第2の接地容量と第1のインダクタとの接続点および第4の接地容量と第2のインダクタとの接続点を接続する第3の結合容量とを備えることにより、第1の共振器と第2の共振器とが第3のインダクタと第3の容量結合とにより結合され、第3のインダクタと第3の結合容量で並列共振回路が構成される。この並列共振回路は通過帯域よりも低周波側でインピーダンスがほぼ無限大になる。そのため、結合する部分のインピーダンスが無限大になるので、第1の共振器から第2の共振器に流れる通過帯域よりも低周波側の信号量は急激に減衰するので通過帯域よりも低周波側に減衰極が発生する。
また、第1および第2の各共振器において、それぞれ、第1のインダクタおよび第2の接地容量、第2のインダクタおよび第4の接地容量からなる直接共振回路が構成される。この各直列共振回路は、通過帯域よりも低周波側でインピーダンスがほぼゼロになる。そのため、インピーダンスがほぼゼロになる通過帯域より低周波側の信号は接地側に流れる。したがって、通過帯域よりも低周波側の信号が各共振器で急激に減衰するので通過帯域よりも低周波側に減衰極が発生する。
さらに、第1の結合容量と第3の結合容量との間に第1のインダクタ、第2の結合容量と第3の結合容量との間に第2のインダクタが接続されていることにより、高周波の信号が第1および第2のインダクタに阻止されて直接第1の結合容量から第2の結合容量へ通過しないため、通過帯域に対して高周波側でも大きな減衰を持つことができる。
また、結合容量がすべて接地容量と電気的に直接接続されているので、結合容量に発生する浮遊容量を効果的に防止される。そのため、接地容量と結合容量とを近づけて配置することができるので、小型化に有利である。
したがって、小型で、かつ通過帯域の低周波側および高周波側の両方に大きな減衰を持つバンドパスフィルタを提供することができる。
本発明のバンドパスフィルタによれば、上記構成において、複数の誘電体層が積層されてなり、上下端に一対の接地電極が対向して形成されている積層基板と、誘電体層の層間に形成されて第1から第3のインダクタを生じる第1から第3のインダクタ線路と、
各接地電極とそれぞれ誘電体層を挟んで対向して形成され、各接地容量電極との間に第1の接地容量電極および第3の接地容量を生じる第1の接地容量電極および第2の接地容量電極と、第1の接地容量電極および第2の接地容量電極とそれぞれ誘電体層を挟んで対向して形成され、第1の結合容量および第2の結合容量を生じる第1の結合容量電極および第2の結合容量電極と、一対の接地電極の少なくとも一方とそれぞれ誘電体層を挟んで対向して形成され、第2の接地容量および第4の接地容量を生じる第3の接地容量電極および第4の接地容量電極と、誘電体を挟んで対向して形成され、第3の結合容量を生じる少なくとも一対の結合素子用容量電極とを備えることにより、通過帯域よりも低周波側で急峻で大きな減衰を得ることができる。
つまり、第1の共振器と第2の共振器は、第3のインダクタ線路と一対の結合素子用容量電極とにより結合され、第3のインダクタ線路と一対の結合素子用容量電極で並列共振回路が構成される。この並列共振回路は通過帯域よりも低周波側でインピーダンスがほぼ無限大になる。そのため、結合する部分のインピーダンスが無限大になるので、第1の共振器から第2の共振器に流れる通過帯域よりも低周波側の信号量は急激に減衰するので通過帯域よりも低周波側に減衰極が発生する。
また、第1および第2のインダクタ線路と第2および第4の接地容量とからなる直列共振回路が構成される。この直列共振回路は、通過帯域よりも低周波側でインピーダンスがほぼゼロになる。そのため、インピーダンスがほぼゼロになる通過帯域より低周波側の信号は接地側に流れる。そのため、通過帯域よりも低周波側の信号が各共振器で急激に減衰するので通過帯域よりも低周波側に減衰極が発生する。
さらに、第1の結合容量および第2の結合容量を形成する電極の一方が接地容量を形成する第1の接地容量電極および第2の接地容量電極のため、第1および第2の容量結合に浮遊容量が発生しない上に、第1の接地容量電極および第2の接地容量電極が上下端のそれぞれの接地電極と結合するため、第1および第2の結合容量を離すことができる。したがって、結合容量間で信号が漏れることがなくなり、通過帯域よりも高周波側で大きな減衰を持つことができる。
そのため、通過帯域の低周波側および高周波側に急峻な減衰極が形成されたバンドパスフィルタが、積層基板に配設されてなる、良好な特性を備えたバンドパスフィルタ(積層バンドパスフィルタ)を形成することができる。
また、第1の容量結合と第2の容量結合は第3のインダクタ線路を介して接続されるので結合容量が連なることをなくすことができる。そのため、この結合容量の連なりを回避するために、不要に誘電体層を厚くしたり、平面面積を大きくしたりして、必要以上に結合容量を形成する電極同士が重ならないように電極間距離を離す必要がない。したがって、積層バンドパスフィルタとしての小型化に有効なバンドパスフィルタとすることができる。
本発明のバンドパスフィルタによれば、上記構成において、結合素子用電極が、第3の接地容量電極および第4の接地容量電極と、第3の接地容量電極および第4の接地容量電極と誘電体層を挟んで対向して形成される第3の結合容量電極とを備えた場合には、第3の結合容量を形成する電極のうち一方の電極が接地容量を形成する第3の接地容量電極および第4の接地容量電極であるため、第3の結合容量に対して接地容量が生じないので、結合素子用電極を接地電極に近づけて設けたとしても、第3の結合容量に浮遊容量が発生することは効果的に防止される。したがって、バンドパスフィルタの厚さを厚くする必要がなく、より一層低背化できる。
本発明のバンドパスフィルタによれば、上記構成において、第1の接地容量電極および第3の接地容量電極と、第2の接地容量電極および第4の接地容量電極とが互いに異なる接地電極にそれぞれ誘電体層を挟んで対向して形成した場合には、第1の共振器を形成する接地容量電極と第2の共振器を形成する接地容量電極を離すことができるため、共振器同士の結合をより確実に少なくさせることができ、減衰周波数のずれや共振器から共振器への信号の漏れをさらに少なくすることができる。その結果、通過帯域よりも高周波側でさらに大きな減衰を持つことができる。
本発明のバンドパスフィルタによれば、上記構成において、第1から第3のインダクタ線路が第1および第3の接地容量電極と第2および第4の接地容量電極との間に位置する誘電体層間に形成した場合には、誘電体層の積層方向に対して中心付近にインダクタを形成でき、インダクタのQ値を上げることができるため、通過帯域よりも低周波側にさらに急峻で大きな減衰を持つことができる。
本発明のバンドパスフィルタについて図面を用いて以下に説明する。なお、以下の実施の形態では、IEEE.802.11bの周波数に対応したバンドパスフィルタであり、その通過帯域は2.4GHzから2.5GHzである。
図1は本発明のバンドパスフィルタの一例を示した回路図である。図1において、入力端子1に第1の結合容量3で結合された第1の共振器と、出力端子2に第2の容量結合4で結合された第2の共振器とが形成されている。第1の共振器は一方端が第1の結合容量3に接続され他方端が接地された第1の接地容量6と、一方端が接地された第2の接地容量7と、一方端が第2の接地容量7の他方端に接続され他方端が第1の容量結合3と第1の接地容量6との接続点に接続された第1のインダクタ10とからなる。また、第2の共振器は一方端が第2の結合容量4に接続され他方端が接地された第3の接地容量8と、一方端が接地された第4の接地容量9と、一方端が第4の接地容量9の他方端に接続され他方端が第2の結合容量4と第3の接地容量8との接続点に接続された第2のインダクタ11とからなる。そして、第1および第2の共振器が、第1の結合容量3と第1のインダクタ10との接続点と第2の結合容量4と第2のインダクタ11との接続点を接続する第3のインダクタ12と、第2の接地容量7と第1のインダクタ10との接続点および第4の接地容量9と第2のインダクタ11との接続点を接続する第3の結合容量5とで接続されることでバンドパスフィルタが形成されている。
本発明のバンドパスフィルタによれば、例えば図1の回路にすることにより、第1の共振器と第2の共振器とが第3のインダクタ12と第3の容量結合5とにより結合され、第3のインダクタ12と第3の結合容量5で並列共振回路が構成される。この並列共振回路は通過帯域よりも低周波側でインピーダンスがほぼ無限大になる。そのため、結合する部分のインピーダンスが無限大になるので、第1の共振器から第2の共振器に流れる通過帯域よりも低周波側の信号量は急激に減衰するので通過帯域よりも低周波側に減衰極が発生する。
また、第1および第2の各共振器において、それぞれ、第1のインダクタ10および第2の接地容量7、第2のインダクタ11および第4の接地容量9からなる直接共振回路が構成される。この各直列共振回路は、通過帯域よりも低周波側でインピーダンスがほぼゼロになる。そのため、インピーダンスがほぼゼロになる通過帯域より低周波側の信号は各共振器で接地側に流れる。したがって、通過帯域よりも低周波側の信号は急激に減衰するので通過帯域よりも低周波側に減衰極が発生する。
そして、第1の結合容量3と第3の結合容量5の間に第1のインダクタ10、第2の結合容量4と第3の結合容量5の間に第2のインダクタ11が接続されていることにより、高周波の信号が第1・第2のインダクタ10・11に阻止されて直接第1の結合容量3から第2の結合容量4へ通過しないため、通過帯域に対して高周波側でも大きな減衰を持つことができる。
また、結合容量がすべて接地容量と電気的に直接接続されているので、結合容量に発生する浮遊容量が効果的に防止することができる。そのため、接地容量と結合容量とを近づけて配置することができるので、小型化に有利である。
したがって、小型で、かつ通過帯域の低周波側および高周波側の両方に大きな減衰を持つバンドパスフィルタを提供することができる。
なお、通過帯域は、各インダクタのインダクタンスおよび各容量の容量値を調整することにより適宜設定することができる。ここでは、IEEE.802.11bの周波数に対応したバンドパスフィルタであり、その通過帯域は2.4GHzから2.4GHzである。
図2は、本発明のバンドパスフィルタの実施の形態の一例を示す分解斜視図である。図2において13〜20は第1〜第8の誘電体層、21・22は第1・第2の接地電極、23は入力端子、24は出力端子、25〜27は第1〜第3のインダクタ線路、28・29は第1・第2の結合容量電極、31〜34は第1〜第4の接地容量電極である。また、この例では、第3および第4の接地容量電極33、34と、これらに対向する一対の第3の結合容量電極30a、30bとにより結合素子用容量電極が構成されている。
本実施形態において、第4の誘電体層16および第5の誘電体層17の層間に形成された第1のインダクタ線路25により第1のインダクタ10が形成され、第4の誘電体層16および第5の誘電体層17の層間に形成された第2のインダクタ線路26により第2のインダクタ11が形成され、第4の誘電体層16および第5の誘電体層17の層間に形成された第3のインダクタ線路27により第3のインダクタ12が形成される。
また、第5の誘電体層17および第6の誘電体層18の層間に形成された第1の結合容量電極28と第6の誘電体層18および第7の誘電体層19の層間に形成された第1の接地容量電極31により第1の結合容量3が形成され、第3の誘電体層15および第4の誘電体層16の層間に形成された第2の結合容量電極29と第2の誘電体層14および第3の誘電体層15の層間に形成された第2の接地容量電極32により第2の結合容量4が形成される。
また、第6の誘電体層18および第7の誘電体層19の層間に形成された第1の接地容量電極31と第7の誘電体層19および第8の誘電体層20の層間に形成された第2の接地電極22により第1の接地容量6が形成され、第6の誘電体層18および第7の誘電体層19の層間に形成された第3の接地容量電極33と第7の誘電体層19および第8の誘電体層20の層間に形成された第2の接地電極22により第2の接地容量7が形成され、第2の誘電体層14および第3の誘電体層15の層間に形成された第2の接地容量電極32と第1の誘電体層13および第2の誘電体層14の層間に形成された第1の接地電極21により第3の接地容量8が形成され、第2の誘電体層14および第3の誘電体層15の層間に形成された第4の接地容量電極34と第1の誘電体層13および第2の誘電体層14の層間に形成された第1の接地電極21により第4の接地容量9が形成される。
そして、第1のインダク線路25の一方端が第1の接地容量電極31に第1のビア導体35を介して接続され、他方端が、第3の接地容量電極33と、第3の誘電体層15および第4の誘電体層16の層間に形成された第3の結合容量電極30aとに第2のビア導体36を介して接続されることで第1の共振器が形成されている。
また、第2のインダク線路26の一方端が第2の接地容量電極32に第3のビア導体37を介して接続され、他方端が第4の接地容量電極34と第5の誘電体層17および第6の誘電体層18の層間に形成された第3の結合容量電極30bとに第4のビア導体37を介して接続されることで第2の共振器が形成されている。共振器同士は、第1のインダクタ線路25と第1のビア導体35との接続点と、第2のインダクタ26と第3のビア導体37との接続点とを第3のインダクタ導体27を介して接続されるとともに、第4の接地容量電極34と第3の結合容量電極30aにより形成される結合容量と第3の接地容量電極33と第3の結合容量電極30bにより形成される結合容量とにより第3の結合容量5が形成される。これら第3のインダクタ12と第3の結合容量5との並列共振により、各共振器は結合されて積層バンドパスフィルタを形成する。
つまり、この図2に示す形態のバンドパスフィルタは、上述した図1の構成のバンドパスフィルタを積層基板に実体化させた積層バンドパスフィルタであるので通過帯域よりも高周波側で急峻で大きな減衰を得ることができる。さらに、第1および第2の容量結合3・4を形成する電極の一方が、接地容量が形成される第1および第3の接地容量電極31・32のため、第1および第2の容量結合3・4に浮遊容量が発生しない上に、第1および第2の接地容量電極31・32は上下端のそれぞれの接地電極21・22と結合されるため、第1および第2の容量結合3・4を離すことができる。したがって、結合容量間で信号が漏れることがなくなり、通過帯域よりも高周波側で大きな減衰を持つことができる。また、結合容量が連なることをなくすことができ、必要以上に結合容量を形成する電極同士が重ならないように電極間距離を離す必要がなく、小型化できる。
また、本発明のバンドパスフィルタは、第3の結合容量5が形成される電極のうち一方の電極が接地容量を形成する第3の接地容量電極接33および第4の接地容量電極34である場合には、第3の容量結合5に対して浮遊容量が生じないので、結合素子用電極を接地電極に近づけて設けたとしても、第3の結合容量5に浮遊容量が発生することは効果的に防止される。したがって、バンドパスフィルタの厚さを厚くする必要がなく、より一層低背化できる。
また、本発明のバンドパスフィルタは、第1の接地容量電極31および第3の接地容量電極33と、第2の接地容量電極32および第4の接地容量電極34とが互いに異なる接地電極にそれぞれ誘電体層を挟んで対向して形成した場合は、第1の共振器を形成する接地容量電極と第2の共振器を形成する接地容量電極を離すことができるため、共振器同士の結合をより確実に少なくさせることができ、共振周波数のずれや共振器から共振器への信号の漏れをされに少なくすることができる。その結果、通過帯域よりも高周波側でさらに大きな減衰を持つことができる。
また、本発明のバンドパスフィルタは、第1〜第3のインダクタ線路25〜27が第1および第3の接地容量電極31・33と第2および第4の接地容量電極32・34との間に位置する誘電体層間に形成した場合には、誘電体層の積層方向に対して中心付近にインダクタを形成でき、インダクタのQ値を上げることができるため、通過帯域よりも低周波側にさらに急峻で大きな減衰を持つことができる。
なお、図2に記載のバンドパスフィルタは、例えば誘電体層がセラミックスから成る場合、焼成後に各誘電体層となるセラミックグリーンシート(以下、グリーンシートともいう)に所定の孔開け加工を施すとともに、各電極のパターン形状および貫通導体となる貫通孔やグリーンシートの側面等に導体ペーストを塗布し、これらを積層して焼成することによって製作される。あるいは、誘電体層がフッ素樹脂やガラスエポキシ樹脂,ポリイミド樹脂のような樹脂から成る場合、樹脂基板を用い、その表面に被着させた銅箔をエッチングして各電極パターンの形成を行ない、層間接続用の貫通導体を形成して積層プレスすることによって製作される。
また、第1〜8の誘電体層13〜20を始めとする誘電体層には、アルミナセラミックス,ムライトセラミックス等のセラミックス材料やガラスセラミックス等の無機系材料、または四フッ化エチレン樹脂(ポリテトラフルオロエチレン;PTFE),四フッ化エチレン−エチレン共重合樹脂(テトラフルオロエチレン−エチレン共重合樹脂;ETFE),四フッ化エチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂;PFA)等のフッ素樹脂やガラスエポキシ樹脂,ポリイミド等の樹脂系材料等が用いられる。
また、第1・第2の接地電極21・22、第1〜第3のインダクタ線路25〜27、第1・第2の結合容量電極28・29、第3の結合容量電極30a・30b、第1〜第4の接地容量電極31〜34には、高周波信号伝送用の金属材料から成る導体層が用いられる。例えば、Cu層、Mo−Mnのメタライズ層上にNiメッキ層およびAuメッキ層を被着させたもの、Wのメタライズ層上にNiメッキ層およびAuメッキ層を被着させたもの、Cr−Cu合金層、Cr−Cu合金層上にNiメッキ層およびAuメッキ層を被着させたもの、TaN層上にNi−Cr合金層およびAuメッキ層を被着させたもの、Ti層上にPt層およびAuメッキ層を被着させたもの、またはNi−Cr合金層上にPt層およびAuメッキ層を被着させたもの等が用いられ、厚膜印刷法あるいは各種の薄膜形成方法やメッキ法等により形成される。その厚みや幅は、伝送される高周波信号の周波数や用途等に応じて設定される。ビア導体35〜38は、例えば、誘電体層13〜20となるグリーンシートに機械的な打ち抜き加工により貫通孔(ビア)を形成しておき、そのビア内に上記各電極や線路を形成するのと同様な金属層を、同様な手法で充填することにより形成される。
そして、第1〜第8の誘電体層13〜20、第1〜第3のインダクタ線路25〜27によってインダクタ10〜12を調整し、また、第1〜第8の誘電体層13〜20、第1・第2の結合容量電極28・29、第3の結合容量電極30a・30bによって第1〜第3の結合容量3〜5を調整し、また、第1〜第8の誘電体層13〜20、第1〜第4の接地容量電極31〜34によって、第1〜第4の接地容量6〜8を調整して、所望の通過帯域や共振周波数を得ることができる。
なお、第1の結合容量電極28および第2の結合容量電極29は、それぞれの外周部の一部が入力端子23、出力端子24として機能する。そして、これらの入力端子23および出力端子24が他の部品や電極と接続されて通信機器を構成する。このようにして、通信機器はバンドパスフィルタを有することで所定の周波数の信号のみを送受信することができる。
図3は図2の本発明の積層ハンドパスフィルタの周波数特性を示すグラフである。図3においては、横軸は周波数(単位:GHz)を、縦軸は信号通過量S21(単位:dB)を表し、太線の特性曲線は本発明のバンドパスフィルタの周波数特性を、実線の周波数特性は従来のバンドパスフィルタの周波数特性を示している。図3より、本発明のバンドパスフィルタによれば、通過帯域に対して高周波側で大きな減衰を持つことが分かる。
なお、本発明は以上の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることは何ら差し支えない。たとえば、バンドパスフィルタにおいて、第1〜8の誘電体層13〜20に高誘電率材料を用いたり、磁性体を混ぜたりすることにより、さらなる小型化が可能となる。また、今回は共振器の第1のインダクタ線路25と第2のインダクタ線路26を第3のインダクタ線路27を介して接続したが、磁気結合させて結合させても同じ効果をもつ。また、第3の結合容量5を2つの結合容量を並列に組み合わせて構成したが、2つの結合容量を直列につないだりして、結合容量を得てもよい。また、インダクタ線路と電極をビア導体以外の手段で上下接続することもよい。
また、積層バンドパスフィルタの使用されるシステムをGSM(Global System for Mobile Communications)やDCS(Digital Cellular System)などとしてもよい。
本発明のバンドパスフィルタについて実施の形態の例を示す回路図である。 図1のバンドパスフィルタの分解斜視図である。 図2のバンドパスフィルタの周波数特性および従来のバンドパスフィルタの周波数特性を示すグラフである。 従来のバンドパスフィルタの等価回路図である。
符号の説明
1・23:入力端子
2・24:出力端子
3:第1の接合容量
4:第2の接合容量
5:第3の接合容量
6:第1の接地容量
7:第2の接地容量
8:第3の接地容量
9:第4の接地容量
10:第1のインダクタ
11:第2のインダクタ
12:第3のインダクタ
13〜20:第1〜第8の誘電体層
21・22:第1・第2の接地電極
25〜27:第1〜第3のインダクタ線路
28・29:第1・第2の結合容量電極
30a・30b:第3の結合容量電極
31〜34:第1〜第4の接地容量電極
35〜38:第1〜第4のビア導体

Claims (5)

  1. 入力端子に第1の結合容量を介して接続された第1の共振器と、出力端子に第2の結合容量を介して接続された第2の共振器と、前記第1の共振器および前記第2の共振器を接続する結合素子とからなるバンドパスフィルタであって、前記第1の共振器は、一方端が前記第1の結合容量に接続され他方端が接地された第1の接地容量と、一方端が接地された第2の接地容量と、一方端が前記第2の接地容量の他方端に接続され他方端が前記第1の結合容量と前記第1の接地容量との接続点に接続された第1のインダクタとを備え、前記第2の共振器は、一方端が前記第2の結合容量に接続され他方端が接地された第3の接地容量と、一方端が接地された第4の接地容量と、一方端が前記第4の接地容量の他方端に接続され他方端が前記第2の結合容量と前記第3の接地容量との接続点に接続された第2のインダクタとを備え、前記結合素子は前記第1の結合容量と前記第1のインダクタとの接続点および前記第2の結合容量と前記第2のインダクタとの接続点を接続する第3のインダクタと、前記第2の接地容量と前記第1のインダクタとの接続点および前記第4の接地容量と前記第2のインダクタとの接続点を接続する第3の結合容量とを備えることを特徴とするバンドパスフィルタ。
  2. 複数の誘電体層が積層されてなり、上下端に一対の接地電極が対向して形成されている積層基板と、前記誘電体層の層間に形成されて前記第1乃至第3のインダクタを生じる第1乃至第3のインダクタ線路と、前記各接地電極とそれぞれ前記誘電体層を挟んで対向して形成され、前記各接地容量電極との間に前記第1の接地容量および前記第3の接地容量を生じる第1の接地容量電極および第2の接地容量電極と、該第1の接地容量電極および第2の接地容量電極とそれぞれ前記誘電体層を挟んで対向して形成され、前記第1の結合容量および前記第2の結合容量を生じる第1の結合容量電極および第2の結合容量電極と、前記一対の接地電極の少なくとも一方とそれぞれ前記誘電体層を挟んで対向して形成され、前記第2の接地容量および前記第4の接地容量を生じる第3の接地容量電極および第4の接地容量電極と、前記誘電体層を挟んで対向して形成され、前記第3の結合容量を生じる少なくとも一対の結合素子用容量電極とを備えることを特徴とする請求項1記載のバンドパスフィルタ。
  3. 前記結合素子用容量電極は、前記第3の接地容量電極および第4の接地容量電極と、該第3の接地容量電極および第4の接地容量電極と前記誘電体層を挟んで対向して形成される第3の結合容量電極と、を備えることを特徴とする請求項2記載のバンドパスフィルタ。
  4. 前記第1の接地容量電極および前記第3の接地容量電極と、前記第2の接地容量電極および前記第4の接地容量電極とが互いに異なる前記接地電極にそれぞれ前記誘電体層を挟んで対向して形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載のバンドパスフィルタ。
  5. 前記第1乃至第3のインダクタ線路が前記第1および第3の接地容量電極と前記第2および第4の接地容量電極との間に位置する前記誘電体層間に形成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のバンドパスフィルタ。
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