JP2007118427A - カセット式射出成形用金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】カセット式の金型において、可動側と固定側との各カセットを各々の母型に着脱可能に連結する際に、正確な調芯性を確保できるようにする。
【解決手段】固定側母型10と固定側カセット30とは、スカート部材37に形成したテーパ面部37aと平面部37bとが位置決めブロック14のテーパ面部14a及び平面部14bと接合するようにしてボルト39で止着され、可動側母型20と可動側カセット40との間は、ベース部材46に形成したテーパ面部46aと平面部46bとが位置決めブロック22のテーパ面部22a及び平面部22bと接合させて、ボルト49を止着することによって、相互に正確に位置調整された状態に組み付けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ鏡筒等のように、概略円筒形状の部材を射出成形手段で成形するための金型であって、特に母型にカセットを着脱可能に装着することによって、複数種類の部材を成形する際に、金型を構成する一部の部品を共用化できるようにしたカセット式射出成形用金型に関するものである。
射出成形用の金型としては、スプルブッシュ及びランナを設けた固定側の成形型部材と、この固定側の成形型構成部材に接合・離間される可動側の成形型構成部材とから構成され、これら両成形型構成部材を接合させることによって、樹脂が射出される製品形成部が形成されるようになっており、成形後には可動側の成形型構成部材を固定側の型構成部材から離間させて、成形品が取り出されることになる。
種々の形状の部材を成形する毎に異なる金型を用いることになるが、金型を構成する全ての部品を成形品毎に設けるのではなく、金型を構成する一部の部品を共用化して、製品形成部に関連する部品のみをカセット式の交換部品として構成したものは、例えば特許文献1に開示されている。この公知のカセット式金型は製品形成部を形成した可動側の型板とランナを形成した固定側の型板とをベース型の内部に設けて、固定型板側に突設したガイドピンを可動側の型板に形成したガイド穴に挿入することによって、両型板の相対位置を位置決めし、型締め時には両型板を接合させるようにしている。
特開2001−30310号公報
この特許文献1においては、2枚の型板はガイドピンとガイド穴との嵌合により位置決めするようにしており、ガイドピンとガイド穴との嵌合を円滑に行わせるために、その間に多少のがたが生じることになる。製品形成部が可動側の型板側にのみ形成されている場合には、この程度のがたは格別問題とはならないが、製品形成部を固定側と可動側とのカセット部材による雄雌嵌合部に形成している場合には、前述したがたによる固定側と可動側との位置ずれの影響で正確な製品を形成できなくなるという問題点がある。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、カセット式の金型において、可動側と固定側との各カセットを各々の母型に着脱可能に連結する際に、正確な調芯性を確保できるようにすることにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、固定側カセットを着脱可能に連結した固定側母型と、可動側カセットを着脱可能に連結した可動側母型とが同一軸線上に配列され、前記可動側カセットと前記固定側カセットとを雄雌嵌合するように型締めされて、これら両カセット間に概略円筒形状の部材が成形される製品形成部が形成されるカセット式射出成形用金型であって、前記固定側及び可動側の各カセットにそれぞれテーパ面部と平面部とからなるカセット側基準面を形成し、前記固定側及び可動側の各母型には、前記各カセット側基準面に当接するテーパ面部及び平面部からなる母型側基準面を形成し、前記各テーパ面部は前記軸線に対して斜め方向となり、また前記各平面部は前記軸線直交する方向となし、前記固定側カセットと前記固定側母型との間及び前記可動側カセットと前記可動側母型との間をそれぞれ前記軸線方向に向けたボルトで連結して、それぞれのテーパ面部同士及び平面部同士を圧接させる構成としたことをその特徴とするものである。
而して、母型とカセットとの間において、その軸線方向には、平面部が面接触するように当接することによって、相対的な位置が固定される。ただし、平面部を当接させただけでは、軸線と直交する方向には位置決めされない。そこで、テーパ面部を設けてテーパ嵌合させることによって、母型とカセットとの軸線と直交する方向の位置調整を行うようにしている。なお、テーパ面同士の嵌合によって両部材を完全に位置調整することができるが、そうすると、テーパ面に強い押圧力を作用させる必要があり、このために、カセット交換を行う際には、テーパ孔に挿入させたテーパ突起を引き出すのが極めて困難になり、またこの挿脱を容易にするために、緩く嵌合させると、相対位置合わせが行えなくなる。前述したようにテーパ面部と平面部との協働作用により位置合わせを行うようにすることによって、厳格な位置調整を確保しながら、カセットの着脱が容易になる。
製品形成部は、概略円筒形状のものであるが、製品にアンダーカットの部位がある場合には、可動側カセットには複数に分割した割り型が設けられ、固定側カセットに接合されたときには、各割り型が円筒形状となるように構成される。この場合には、各割り型が正確に固定側カセットに倣うように型締めしなければならない。このために、各割り型の外周面には軸線方向に向けて傾斜するテーパ面部が形成し、また端面部は軸線と直交する方向の平面部を形成するようになし、固定側カセットには、割り型のテーパ面部及び平面部と当接するテーパ面部及び平面部を形成する構成とするのが望ましい。
固定側母型と可動側母型との軸線が相互に正確に一致するように位置合わせしておくことによって、これら固定側母型及び可動側母型に着脱可能に装着される固定側及び可動側の各カセットをボルトにより止着することによって、これら両カセット間が確実に調芯されるように組み付けられて、型締めしたときに正確な製品形成部が形成され、極めて精度の高い成形品を形成することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。図面において、図1は固定側及び可動側の各母型とカセットとを分離した状態の断面を示し、図2にはカセット式金型を型締めした状態を示す。
まず、分解状態で示されている図1において、10は固定側母型、20は可動側母型である。また、30は固定側カセット、40は可動側カセットである。固定側カセット30は固定側母型10に着脱可能に固定され、また可動側カセット40は可動側母型20に着脱可能に固定されるようになっている。そして、図2にあるように、Lは固定側、Pは可動側を示しており、母型20及びカセット40は可動側Pの部材であり、母型10及びカセット30は固定側Lとなる。固定側母型10が固定的に保持され、可動側母型20が金型の軸線Aの方向に往復移動するようになっているが、これら固定側母型10の保持手段及び可動側母型20の駆動手段についての図示及び詳細な説明を省略する。
固定側母型10は、射出成形機のノズル(図示せず)が位置決め保持されるロケートリング11を設けた取付板12及びこの取付板12に固定的に連結される支持板13と位置決めブロック14とを有する構成となっている。
可動側母型20は、受け板21と、この受け板21に連結した位置決めブロック22とを備えている。位置決めブロック22には、スペーサ23が連結して設けられ、さらにこのスペーサ23には取付板24が固定して設けられている。スペーサ23は円環状の部材であり、その内部にはエジェクタブロック25が設けられている。このエジェクタブロック25にはエジェクタ板26が装着されており、このエジェクタ板26にはエジェクタピン27が立設されており、このエジェクタピン27は後述する製品形成部50に臨む位置まで延在されている。なお、図中において、28はエジェクタブロック25にエジェクタ板26を固定するためのキーである。
固定側カセット30は、スプルブッシュ31を有し、このスプルブッシュ31にはスプル32が形成されている。スプルブッシュ31はブッシュ受け33に挿嵌されており、これらスプルブッシュ31とブッシュ受け33とは相互に連結状態にして固定されている。また、ブッシュ受け33には固定型板部材34が当接するように設けられており、この固定型板部材34にスプル32に連通するランナ35が穿設されている。そして、固定型板部材34はリング状に形成したリテーナ部材36が固定して設けられており、このリテーナ部材36には、さらにスカート部材37が固定して設けられており、このスカート部材37にはアンギュラピン38が取り付けられている。
さらに、可動側カセット40は、可動型部材として、3分割された割り型41とコア42とを有し、割り型41はスライドテーブル43に放射方向に設けた3本のスライド溝44に設けたスライダ45に連結固着されている。そして、各スライダ45にはアンギュラピン38が挿通される挿通孔45aが穿設されている。スライドテーブル43はベース部材46に固定して設けられている。そして、スライドテーブル43の中央部には挿通孔47が穿設されており、この挿通孔47にはコア42が円環状の可動型板部材48に挿通させた状態で貫通してベース部材46に当接し、これらコア42及び可動型板部材48はベース部材46に固定されている。
固定側カセット30は固定側母型10に着脱可能に取り付けられ、また可動側カセット40は可動側母型20に着脱可能に取り付けられる。そして、図2に示したように、可動側母型20を固定側母型10に接合させることによって、固定側カセット30と可動側カセット40との間の所定の位置に製品成形部50が形成されるようにして型締めされることになる。
固定側カセット30を構成するスプルブッシュ31は、固定側母型10の取付板12にボルトにより固定される。そして、取付板12にはロケートリング11に成形機のノズルが接続されたときに、このノズルがスプル32に接続されるようにするための導入孔15が設けられている。また、ブッシュ受け33は支持板13にボルト止めされるようになっている。さらに、スカート部材37は位置決めブロック14に嵌合されるようになっている。このスカート部材37の外周面には固定型板部材34への連結側に向けて縮径する、つまり軸線Aに対して傾斜するテーパ面部37aが形成されており、またこのテーパ面部37aの最拡径した部位に連なるようにフランジ状に延在させた、つまり軸線Aと直交する方向に平面部37bが形成されている。一方、位置決めブロック14の内周面には、スカート部材37のテーパ面部37aと一致するテーパ角を有するテーパ面部14aが形成されており、かつこのテーパ面部14aの最も広がった部位に連なるように、スカート部材37の平面部37bに当接する平面部14bが形成されている。そして、この平面部37bには1乃至複数(好ましくは3箇所または4箇所程度)にボルト39が装着されており、このボルト39は位置決めブロック14の平面部14bを形成した部位に設けたネジ孔16に螺挿されることになる。
従って、テーパ面部37aはカセット側基準テーパ面部、テーパ面部14aは母型側基準テーパ面部であり、また平面部37bはカセット側基準平面部、平面部14bは母型側基準平面部であり、これらは極めて高い面精度となるように形成されている。
一方、可動側母型20には可動側カセット40が組み付けられるが、可動側カセット40において、コア42及び可動型板部材48はベース部材46に取り付けられている。このために、このベース部材46が可動側母型20に対して厳格に位置調整されるようにして組み付けられる。このために、ベース部材46は円環状に張り出しており、この張り出し部分において、外周面には軸線Aにおいて、コア42の装着部とは反対側に向けて縮径するテーパ面部46aが形成されており、またこのテーパ面部46aの最縮径部から軸線Aと直交するように内向きに延在する平面部46bが形成されている。これに対して、可動側母型20における位置決めブロック22には、ベース部材46のテーパ面部46aのテーパ角と一致するテーパ面部22aが形成されており、このテーパ面部22aに連なり、ベース部材46の平面部46bが接合される円環状の平面部22bが形成されている。そして、この平面部22bの内側は貫通した透孔となっている。ベース部材46には、その平面部46bに1乃至複数(好ましくは3箇所または4箇所程度)にボルト49が装着されており、このボルト49は位置決めブロック22の平面部22bに設けたネジ孔29に止着されている。さらに、割り型41を装着したスライドテーブル43は、ベース部材46とは独立に受け板21に固定されている。
従って、テーパ面部46aはカセット側基準テーパ面部、テーパ面部22aは母型側基準テーパ面部であり、また平面部46bはカセット側基準平面部、平面部22bは母型側基準平面部であり、これらも極めて高い面精度となるように形成されている。
さらに、型締めが行われると、コア42の先端部42aは固定型板部材34に設けた嵌合凹部34aに嵌合するようになり、固定側カセット30と可動側カセット40との相互間は調芯されるようにして接合される。そして、割り型41は、図3に示したように、3つに分割されており、スカート部材37内に入り込むことによって、これらを矢印方向に変位させることによって、相互に接合されて円形の状態になる。
このために、各割り型41の先端側外周面はスライドテーブル43に向かうに応じて拡径するテーパ面部41aが形成されており、またそれらの先端面部の中央側には落し込み部が形成されて、この落し込み部は平面部41bとなっている。一方、固定側カセット30におけるスカート部材37の内周面は、固定型板部材34から離れる方向に向けて拡開するテーパ面部37cとなっており、このテーパ面部37cのテーパ角は割り型41のテーパ面部41aと一致している。さらに、固定型板部材34の端面は平面部34bとなっている。従って、固定カセット30と可動カセット40との間で型締めされると、コア42の先端部42aが固定型板部材34の嵌合凹部34aに嵌入することになり、かつこの嵌合凹部34aの周囲に形成されている平面部34bが可動側カセット40における割り型41の平面部41bに当接する。これと共に、そのテーパ面部41aがスカート部材37のテーパ面部37cと当接する。その結果、可動側カセット40を構成し、かつ少なくとも製品成形部50に関連する各部材は固定側カセット30側に倣うようなる。
以上のように、固定側母型10には固定側カセット30を組み付け、また可動側母型20には可動側カセット40を組み付けられる。ここで、成形品の形状やサイズに応じて異なるカセット30,40を使用するが、母型10,20が軸線A方向に正確に位置合わせがなされておれば、これら固定側及び可動側のカセット30,40はそれぞれ母型10,20に前述した各基準面を当接させた状態に組み込むことにより、金型を構成する各部が軸線A方向に正確にアライメントされる。そして、アンギュラピン38を割り型41に連結したスライダ45の挿通孔45aに挿通させるようにして可動側母型20を固定側母型10に接合させる。これによって、型締めが行われて、3つに分割されている割り型41が接合されることになり、コア42の外周部に製品成形部50が形成される。
そこで、ロケートリング11に射出成形機のノズルを接続して、成形用の樹脂を供給することにより、ランナ35に設けたゲートから製品成形部50に樹脂が流入して、成形が行われる。成形した樹脂が冷却されると、可動側母型20を固定側母型10から離間させる。これと共に、可動側カセット40が固定側カセット30から離間することになり、このときにアンギュラピン38が挿通されているスライダ45によって割り型41が相互に離間する方向に変位することになり、アンダーカットがある成形品の外周部の全周が開放される。この状態からエジェクタピン27を突き上げることにより成形品が型離れして、取り出されることになる。
而して、固定側及び可動側の各母型10,20に対して、固定側カセット30及び可動側カセット40は着脱可能に装着される。従って、製品成形部50の形状等が変わったときには、固定側及び可動側の各カセット30,40を交換し、固定側及び可動側の各母型10,20はそのまま使用することができる。
固定側母型10と固定側カセット30との間は、スカート部材37に形成したテーパ面部37aと平面部37bとが位置決めブロック14のテーパ面部14a及び平面部14bと接合するようにしてボルト39で止着することによって、相互に正確に位置調整された状態に組み付けることができる。また、可動側母型20と可動側カセット40との間は、ベース部材46に形成したテーパ面部46aと平面部46bとが位置決めブロック22のテーパ面部22a及び平面部22bと接合させて、ボルト49を止着することによって、相互に正確に位置調整された状態に組み付けられる。ここで、固定側及び可動側のカセット30,40の固定側及び可動側の母型10,20に対する軸線方向の位置決めは平面部14bと37bとの間及び平面部22bと46bとの間の接合面で、また軸線方向と直交する方向及び傾き方向の位置決めはテーパ面部14aと37aとの間及びテーパ面22aと46aとの間の接合面で行われる。
カセット30,40の交換時には、ボルト39、49をそれぞれ位置決めブロック14,22から脱着することによって、スカート部材37及びベース部材46をこれら位置決めブロック14,22から分離する。このときに、テーパ面部における押し付け力が大きくなっていると、スカート部材37,ベース部材46の分離が困難になる。既に説明したように、相互の位置合わせが単にテーパ面部だけでなく、平面部との協働作用で行うようにしているので、テーパ面部同士があまり強く圧接しないようにして位置合わせが可能になる。
また、製品成形部50は、固定型板部材34と、割り型41、コア42及び可動型板部材48で構成されている。そして、固定型板部材34はスカート部材37に連結され、このスカート部材37は固定側母型10に直接固定されており、かつ固定型板部材34以外のカセット30を構成する部材、即ちスプルブッシュ31やブッシュ受け33は、スカート部材37に連結されていない。従って、これらスプルブッシュ31やブッシュ受け33による誤差の影響が固定型板部材34に及ぶことはなく、高精度に組み付けられる。そして、コア42及び可動型板部材48も可動側母型20に直接固定されるベース部材46に取り付けられており、かつベース部材46はカセット40を構成する部材とは連結されていない。従って、これらコア42及び可動型板部材48についても高精度な組み付けが可能となる。しかも、コア42と固定型板部材34とは雄雌嵌合状態になるので、カセット30,40同士の相対位置調整が正確に行われる。このために、割り型41は、固定側のカセット30において、正確に位置決めされているスカート部材37に倣うようになるので、割り型41も高精度に位置決めされることになる。
本発明の実施の一形態を示す射出成形用金型を分解して示す断面図である。 図1の金型を型締め状態にして示す断面図である。 割り型の作動を示す平面図である。
符号の説明
10 固定側母型 14 位置決めブロック
14a テーパ面部 14b 平面部
16 ネジ孔 20 可動側母型
22 位置決めブロック 22a テーパ面部
22b 平面部 29 ネジ孔
30 固定側カセット 31 スプルブッシュ
32 スプル 33 ブッシュ受け
34 固定型板部材 34a 嵌合凹部
34b 平面部 35 ランナ
37 スカート部材 37a,37c テーパ面部
37b 平面部 39 ボルト
40 可動側カセット 41 割り型
41a テーパ面部 41b 平面部
46 ベース部材 46a テーパ面部
46b 平面部 48 可動型板部材
49 ボルト 50 製品成形部

Claims (2)

  1. 固定側カセットを着脱可能に連結した固定側母型と、可動側カセットを着脱可能に連結した可動側母型とが同一軸線上に配列され、前記可動側カセットと前記固定側カセットとを雄雌嵌合するように型締めされて、これら両カセット間に概略円筒形状の部材が成形される製品形成部が形成されるカセット式射出成形用金型において、
    前記固定側及び可動側の各カセットにそれぞれテーパ面部と平面部とからなるカセット側基準面を形成し、
    前記固定側及び可動側の各母型には、前記各カセット側基準面に当接するテーパ面部及び平面部からなる母型側基準面を形成し、
    前記各テーパ面部は前記軸線に対して斜め方向となり、また前記各平面部は前記軸線直交する方向となし、前記固定側カセットと前記固定側母型との間及び前記可動側カセットと前記可動側母型との間をそれぞれ前記軸線方向に向けたボルトで連結して、それぞれのテーパ面部同士及び平面部同士を圧接させる
    構成としたことを特徴とするカセット式射出成形用金型。
  2. 前記可動側カセットには複数に分割した割り型が設けられ、前記固定側カセットに接合されたときには、各割り型が円筒形状となるものであり、これら各割り型の外周面には前記軸線方向に向けて傾斜するテーパ面部が形成されており、また端面部は前記軸線と直交する方向の平面部が形成されており、前記固定側カセットには、前記割り型のテーパ面部及び平面部と当接するテーパ面部及び平面部を形成する構成としたことを特徴とする請求項1記載のカセット式射出成形用金型。

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