JP5485806B2 - 金型位置決め固定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形機やプレス機の金型を盤部材の盤面に高精度に位置決めして固定する金型位置決め固定装置に関するものである。
射出成形機の金型は、固定盤に固定される固定金型と、可動盤に固定される可動金型からなる。固定金型の盤面に対向する裏面の中央部にはロケートリングが突出状に設けられ、このロケートリングを固定盤の位置決め用凹部に嵌合させることで高精度に位置決めする。通常、可動金型は、固定金型に組み合わせた状態で、可動盤にセットし、複数のノックピンを可動金型と可動盤に打ち込むことで位置決めする。
固定金型に対する可動金型の相対的な位置にズレが生じると、成形品の品質が悪化し、極端な場合には多数の不良品を製作することになる。特に、最近では成形品の形状、構造が複雑化したため、可動金型や固定金型の位置決め精度要求も高くなって来た。
例えば、特許文献1の射出成形機の金型取付装置においては、その実施例2に示すように、XY方向微調整機構と回転方向微調整機構からなる微調整機構を介して、可動金型を可動盤に取り付け、水平なX方向と、鉛直なY方向と、ロケートリングの軸心の回りの回転方向に可動金型の位置を微調整可能に構成してある。
前記のXY方向微調整機構は、可動金型よりも大きなXY方向調心面板、左右1対の保持部材、上下1対の保持部材、上下2対の固定部材、左右1対のボルト式の調心機構、上下1対のボルト式の調心機構、その他複数のガイドピンやボルト類などで構成されている。前記回転方向微調整機構は、調心面板、1対のボルト式の調心機構、その他複数のボルト類などで構成されている。
特許文献2の射出成形機の金型位置決め機構においては、固定金型の裏面側に、第1ロケートリングを固定的に付設し、固定盤に第1ロケートリングが密着状に嵌合する第2ロケートリングを固定し、第1ロケートリングを外形ほぼ多角形で、先端側ほど小径化するテーパ係合部に構成し、第2ロケートリングのテーパ係合雌部もほぼ多角形で、奥方向ほど小径化するテーパ状に構成している。
特開2001−47477号公報 特開2010−99958号公報
従来の一般的な金型位置決め装置では、固定金型にその裏面から突出するロケートリングを設け、盤部材の盤面に前記ロケートリングを嵌合させる円形の凹部を形成する必要があるため、金型の汎用性が損なわれ、同時に盤部材の盤面の汎用性が損なわれる。
金型と盤面に複数のノックピン穴を位置精度よく形成しておき、金型の位置決めに際して複数のノックピンを嵌入しなければならないので、金型などの設計が煩雑になるうえ金型の取り付け時の労力も増す。
特許文献1の金型取付装置では、構造が複雑で部品数も多いため、金型取付装置が嵩張るから固定盤と可動盤間の狭隘なスペースに装備するのに適していないこと、製作費が高価になること、可動金型の位置決めの際にX方向、Y方向、回転方向へ微調整する作業が必要であるため多大の労力と時間がかかること、などの問題がある。
特許文献2の金型位置決め機構においては、普通の固定金型に装備されている円環状のロケートリングと、固定盤側の円形の位置決め用凹部とを使用できなくなるため、可動金型と可動盤の汎用性がなくなる。そのため、その特殊構造の可動金型は、射出成形工場の既存の射出成形機の固定盤に適用できなくなるうえ、その特殊構造の固定盤は、射出成形工場の既存の固定金型に適用できなくなる。
本発明の目的は、金型を盤部材の盤面に迅速に高精度に位置決め固定可能な金型位置決め固定装置を提供すること、簡単で小型の構造で安価に製作可能な金型位置決め固定装置を提供すること、金型や盤部材の汎用性を維持可能な金型位置決め固定装置を提供することなどである。
請求項1の金型位置決め固定装置は、盤部材の盤面に金型を盤面と平行方向及び直交方向に位置決めして固定する金型位置決め固定装置において、金型と盤部材は、金型を盤面と平行方向に位置決めする第1位置決め機構と、この第1位置決め機構から離隔した位置に配設され且つ金型が第1位置決め機構を中心として盤面と平行方向へ回転しないように規制して位置決めする第2位置決め機構と、金型を盤面と直交方向へ位置決めする直交方向位置決め機構とを備え、前記第1,第2位置決め機構の各々は、盤部材側に設けたテーパ係合凸部と、金型側に設けられ且つ前記テーパ係合凸部に係合可能な環状係合部とを備え、前記盤部材側に形成した複数のボルト孔と、これらボルト孔に対応付けて金型に形成した複数のボルト挿通孔と、これらボルト挿通孔を挿通して複数のボルト孔に夫々螺合可能な複数のクランプ用ボルトとを設け、前記クランプ用ボルトの締結動作により、前記第1,第2位置決め機構の前記環状係合部を外径拡大側へ夫々弾性変形させてテーパ係合凸部に夫々密着させるように構成したことを特徴としている。
請求項2の金型位置決め固定装置は、請求項1の発明において、前記テーパ係合凸部は、金型に近づく程小径化するテーパ係合面を有すると共にテーパ係合凸部と一体形成されたフランジを介して盤部材に固定されたことを特徴としている。
請求項3の金型位置決め固定装置は、請求項1又は2の発明において、前記環状係合部は、金型に固定された環状係合部材に形成され、この環状係合部材は前記環状係合部の外周側を囲み且つ前記環状係合部の外径拡大側への弾性変形を許す環状溝を有することを特徴としている。
請求項4の金型位置決め固定装置は、盤部材の盤面に金型を盤面と平行方向及び直交方向に位置決めして固定する金型位置決め固定装置において、前記盤面に第1補助部材を固定的に設けると共に前記金型に前記第1補助部材に対応した第2補助部材を固定的に設け、前記第1,第2補助部材は、金型を盤面と平行方向に位置決めする第1位置決め機構と、この第1位置決め機構から離隔した位置に配設され且つ金型が第1位置決め機構を中心とする盤面と平行方向への回転を規制して位置決めする第2位置決め機構と、金型を盤面と直交方向へ位置決めする直交方向位置決め機構とを備え、前記第1,第2位置決め機構の各々は、第1補助部材側に設けたテーパ係合凸部と、第2補助部材側に設けられ且つ前記テーパ係合凸部に係合可能な環状係合部とを備え、前記第1補助部材側に形成した複数のボルト孔と、これらボルト孔に対応付けて第2補助部材に形成した複数のボルト挿通孔と、これらボルト挿通孔を挿通して複数のボルト孔に夫々螺合可能な複数のクランプ用ボルトとを設け、前記クランプ用ボルトの締結動作により、前記第1,第2位置決め機構の前記環状係合部を外径拡大側へ夫々弾性変形させてテーパ係合凸部に夫々密着させるように構成したことを特徴としている。
請求項5の金型位置決め固定装置は、請求項4の発明において、前記テーパ係合凸部は、第2補助部材に近づく程小径化するテーパ係合面を有すると共にテーパ係合凸部と一体形成されたフランジを介して第1補助部材に固定されたことを特徴としている。
請求項6の金型位置決め固定装置は、請求項4又は5の発明において、前記環状係合部は、第2補助部材に固定された環状係合部材に形成され、この環状係合部材は前記環状係合部の外周側を囲み且つ前記環状係合部の外径拡大側への弾性変形を許す環状溝を有することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、金型を盤面に接近させ、第1,第2位置決め機構の環状係合部を盤面側のテーパ係合凸部に夫々係合させ、クランプ用ボルトを金型側のボルト挿通孔から挿通させて盤部材側のボルト孔に螺合させることにより、第1,第2位置決め機構の環状係合部を外径拡大側へ弾性変形させてテーパ係合凸部に夫々密着させることにより、第1位置決め機構で盤面と平行方向へ位置決めすると共に、第2位置決め機構で盤面と平行方向へ回転しないように規制して位置決め固定することができる。
このとき、環状係合部が外径拡大方向へ弾性変形してテーパ係合凸部に密着するため、高精度に位置決めすることができる。しかも、この位置決め固定に際して、部材の位置を調節する調節作業が不要であるため、迅速に位置決め固定でき、簡単で小型の第1,第2位置決め機構を主体に構成するため安価に製作可能である。しかも、金型の裏面のロケートリングや盤面側の円形の凹部を省略可能であるため、金型や盤部材の汎用性を維持することも可能である。
請求項2の発明によれば、金型を盤面に接近させる際にテーパ係合凸部による案内機能を得ることができるうえ、テーパ係合凸部は、それと一体のフランジを介して盤部材に簡単に固定することができる。
請求項3の発明によれば、環状係合部が環状溝を介して外径拡大側への弾性変形を許される構造であるため、環状係合部材を金型の取り付け用の凹穴に嵌合固定する構造を採用可能である。
請求項4の発明によれば、基本的に請求項1と同様の効果が得られる。
しかも、盤部材に第1補助部材を追加的に固定すると共に金型に第2補助部材を追加的に固定するだけの改造を加えるだけでよいため、金型と盤部材に最小限の工作を施すのみで実施可能できるため、既存の盤部材と金型にも本発明を容易に適用できるうえ、金型や盤部材の一層の汎用性を維持することもできる。
請求項5の発明によれば、請求項2と同様の効果が得られる。
請求項6の発明によれば、請求項3と同様の効果が得られる。
本発明の実施例1の射出成形機の固定盤を可動盤側から視た正面図である。 固定盤と固定側金型と金型位置決め固定装置の縦断側面図である。 第1位置決め機構の拡大断面図である。 第1基準部材の斜視図である。 第2基準部材の斜視図である。 環状係合部材の斜視図である。 実施例2の図2相当図である。 実施例3の図2相当図である。 図8の射出成形機のクランプ用ボルトの周辺構造の縦断側面図である。 実施例4の図1相当図である。 実施例4の図2相当図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
本発明は、射出成形機、プレス機、その他の成形機械の盤部材の盤面に金型を盤面と平行方向及び直交方向に位置決めして固定する金型位置決め固定装置に関するものである。 尚、以下の実施例において、盤面と平行方向に位置決めするとは、盤面と平行方向の位置を決めることを意味し、盤面と直交方向に位置決めするとは、盤面と直交方向の位置を決めることを意味する。
本実施例は、射出成形機1の固定盤2の盤面2aに固定金型Mを位置決め固定する金型位置決め固定装置3に本発明を適用した場合の一例である。
図1、図2に示すように、射出成形機1の固定盤2の盤面2aには、固定側金型Mが取り付けられ、図示省略したが可動盤の盤面には可動側金型が取り付けられる。固定側金型M(以下、金型Mという)は、盤面2aに固定される金型基板Maと、この金型基板Maに一体的に固定された金型本体Mbとを有する。射出成形機1の固定盤2の4隅部には、可動盤を案内するガイドロッド4が夫々挿通固定されている。固定盤2の中央孔部には射出ノズルNが突入可能であり、その射出ノズルNから溶融合成樹脂が固定金型Mと可動金型内の成形キャビティ内へ射出されて成形される。
この金型位置決め固定装置3は、鉛直姿勢の固定盤2(これが盤部材に相当する)の鉛直な盤面2aに金型Mを盤面2aと平行方向及び直交方向に位置決めして固定する装置である。この金型位置決め固定装置3は、第1,第2位置決め機構10P,20Pと、直交方向位置決め機構5Pと、4つのクランプ用ボルト9と、4つのボルト挿通孔7a,7bと、4つのボルト孔13,13aなどを備えている。
第1位置決め機構10Pは、金型Mの図1の左下隅部に対応する位置において金型Mと固定盤2とに設けられる。この第1位置決め機構10Pは、固定金型2を盤面2aと平行方向に位置決め固定するものである。
第2位置決め機構20Pは、第1位置決め機構10Pと対角関係の位置であって第1位置決め機構10Pから離隔した位置、つまり、金型Mの図1の右上隅部に対応する位置において金型Mと固定盤2とに設けられる。この第2位置決め機構20Pは、金型Mが第1位置決め機構10Pを中心として盤面2aと平行方向へ回転しないように規制して位置決め固定するものである。
直交方向位置決め機構5Pは、金型Mを盤面2aと直交方向へ位置決めするものである。この直交方向位置決め機構5Pは、射出ノズルNの軸心と直交する鉛直な平坦面に形成された盤面2a(基準座面)と、金型Mを位置決め固定した状態において盤面2aに密着する金型Mの裏面6とで構成されている。
次に、第1位置決め機構10Pについて説明する。
図1〜図4、図6に示すように、この第1位置決め機構10Pは、テーパ係合凸部12を有する第1基準部材10と、この第1基準部材10に対向するように金型Mの裏面側部分に装着された第1環状係合部材30などを備えている。第1基準部材10は、円板状のフランジ部11と、このフランジ部11の中央部分から金型Mの方へ一体的に突出するテーパ係合凸部12と、このテーパ係合凸部12の中央部に貫通状に形成されたボルト孔13であって盤面2aと直交する水平方向向きのボルト孔13と、このボルト孔13と同心状に金型Mに形成されたボルト挿通孔7aと、フランジ部11を固定盤2に固定する4つの固定ボルト14及び4つのボルト穴15とを備えている。
第1基準部材10のフランジ部11を固定盤2に形成した取付け穴16に収容した状態で、4つの固定ボルト14を夫々ボルト挿通穴15に挿通して固定盤2側のボルト穴17に螺合させることにより、上記のフランジ部11が固定されている。フランジ部11の外面は盤面2aより微小距離凹んだ鉛直面になっている(図3参照)。各ボルト挿通穴15のボルト頭部収容穴15aがテーパ係合凸部12の外周部分に部分的に食い込んだ状態に形成されている。
ボルト頭部収容穴15aのうちの直径の約1/3の部分がテーパ係合凸部12の外周部分に食い込んでいる。ボルト頭部収容穴15aとフランジ部11の外周面間の壁部の厚さは非常に小さい。これにより、フランジ部11を極力小径化し、第1基準部材10を小型化し、製作費を節減することができる。
テーパ係合凸部12の外周に、周方向に隣接するボルト頭部収容穴15a同士の間に形成され且つ金型Mに近づく程小径化する4つのテーパ係合面18が周方向4等分位置に形成されている。各テーパ係合面18の周方向長さは約1/8円周である。これにより、後述の第1環状係合部材30の環状係合部31が径拡大側へ弾性変形するときの弾性変形を促進し、テーパ係合面18と環状係合部31との密着性を高めることができる。
図1、図2、図5、図6に示すように、前記第2位置決め機構20Pは、テーパ係合凸部22を有する第2基準部材20と、この第2基準部材20に対向するように側金型Mの裏面側部分に装着された第2環状係合部材40などを備えている。
第2基準部材20は、そのテーパ係合面28を除いて第1基準部材10と同様の構成のものである。第2基準部材20は、円板状のフランジ部21と、このフランジ部21の中央部から金型Mの方へ突出する係合凸部22と、第2基準部材20の中央部分に形成された盤面2aと直交方向向きの水平なボルト孔23と、このボルト孔23に同心状に金型Mに形成されたボルト挿通孔7aと、フランジ部21を固定盤2に固定する4つの固定ボルト24及び4つのボルト穴25を備えている。
第2基準部材20のフランジ部21を、固定盤2に形成した取付け穴26に収容した状態で、4つの固定ボルト24を夫々ボルト穴25に挿通して固定盤2側のボルト穴27に螺合させることにより、上記のフランジ部21が固定盤2に固定されている。フランジ部21の外面が盤面2aより微小距離凹んだ鉛直面になっている。図5に示すように、各ボルト穴25のボルト頭部収容穴25aがテーパ係合凸部22の外周部分に部分的に食い込んだ状態に形成されている。ボルト頭部収容穴25aのうちの直径の約1/3の部分がテーパ係合凸部22の外周部分に食い込んでいる。ボルト頭部収容穴25aとフランジ部21の外周面間の壁部の厚さは非常に小さい。これにより、フランジ部21を小径化し、第2基準部材20を小型化し、製作費を節減することができる。
テーパ係合凸部22の外周に、周方向に隣接するボルト頭部収容穴25a同士の間に形成された金型M側程小径化する2つのテーパ係合面28が周方向2等分位置に形成されている。2つのテーパ係合面28は、図1において第1,第2基準部材10,20の軸心同士を結ぶ中心線Lに直交する方向に対向している。各テーパ係合面28の周方向長さは約1/8円周である。これにより、第2環状係合部材40の環状係合部41が外径拡大側へ弾性変形するときの弾性変形を促進し、テーパ係合面28と環状係合部41の密着性を高めることができる(図2参照)。
図2、図3、図6に示すように、第1環状係合部材30は、第1基準部材20のテーパ係合凸部12に外嵌させ且つクランプ用ボルト9を締結するとき外径拡大方向に弾性変形可能で且つテーパ係合凸部12の4つのテーパ係合面18に夫々密着状に係合可能な環状係合部31と、その外周側の環状溝32と、その外周側の外周壁部33とを備えている。
図2、図6に示すように、第2環状係合部材40は、第2基準部材20のテーパ係合凸部22に外嵌させ且つクランプ用ボルト9を締結するとき外径拡大方向に弾性変形可能で且つテーパ係合凸部22の2つのテーパ係合面28に夫々密着状に係合可能な環状係合部41と、その外周側の環状溝42と、その外周側の外周壁43とを備えている。第1,第2環状係合部材30,40は、金型Mにその裏面から凹設された取付け凹部34,44に圧入にて固定されている。第1,第2環状係合部材30,40の裏面は、金型Mの裏面より微小距離凹んでいる。
図6に示すように、第1,第2環状係合部材30,40の環状係合部31,41の外周側には裏面側の外端開放の環状溝32,42であって、環状係合部31,41の外径拡大側への弾性変形を許す環状溝32,42が形成されている。環状係合部31,41は、盤面2aと平行方向への変位に抗する適度な剛性を有し、クランプ用ボルト9の締結時に環状溝32,42を介して外径拡大側へ弾性変形可能に構成されている。第2基準部材20の2つのテーパ係合面28の間にある2つの外面部分には平面部28aが形成され、これらの平面部28aに環状係合部41が密着しないように構成されている。
尚、前記環状溝32,42の変形例として、第1,第2環状係合部材30,40の外周壁部33,43の金型M側端部に圧入フランジ部を形成し、外周壁部33,43のその他の部分を省略する。前記の圧入フランジ部を介して第1,第2環状係合部材30,40を金型Mに固定すると共、圧入フランジ部よりも固定盤2側の領域まで環状溝32,42を拡大してもよい。この場合、環状係合部31,41は、盤面2aと平行方向へ適度な剛性を有すると共に環状溝を介して外径拡大側へ弾性変形可能に構成される。
前記第1,第2基準部材10,20のボルト孔13,23に対応する1対のクランプ用ボルト9が設けられている。各クランプ用ボルト9をボルト挿通孔7aに通してボルト孔13,23に螺合することにより金型Mを盤面2aに固定可能である。クランプ用ボルト9の締結動作により、第1,第2環状係合部材30,40の環状係合部31,41を外径拡大側へ夫々弾性変形させてテーパ係合凸部12,22のテーパ係合面18, 28に夫々密着させるように構成してある。
前記金型Mのうち、第1,第2基準部材10,20を設けた1対の隅部とは異なる1対の隅部、つまり、図1における左上隅部と右下隅部には、1対のボルト挿通孔7bが形成され、これら1対のボルト挿通孔7bと同心状に、盤面2a側には1対のボルト孔13aが夫々形成されている。これらボルト挿通孔7bに対応する1対のクランプ用ボルトが設けられている。各クランプ用ボルトを各ボルト挿通孔7bに通してボルト孔13aへ螺合することにより金型Mを盤面2aに固定可能である。
尚、可動盤の盤面に、金型位置決め固定装置3と同様の金型位置決め固定装置によって可動金型が位置決め固定される。
上記の金型位置決め固定装置3の作用、効果について説明する。
金型Mを盤面2aに接近させ、第1,第2位置決め機構10P,20Pの環状係合部31,41を盤面2a側のテーパ係合凸部12,22に夫々係合させ、クランプ用ボルト9を金型M側のボルト挿通孔7aから挿通させて固定盤2側のボルト孔13,23に螺合させることにより、第1,第2位置決め機構10P,20Pの環状係合部31,42を外径拡大側へ弾性変形させてテーパ係合凸部12,22に夫々密着させることにより、直交方向位置決め機構5Pにより金型Mを盤面2aと直交方向へ位置決めし、第1位置決め機構10Pにより金型Mを盤面2aと平行方向へ位置決めし、第2位置決め機構20Pにより金型Mを第1位置決め機構10Pを中心として盤面2aと平行方向へ回転しないように規制して位置決め固定することができる。
このとき、環状係合部31,41が外径拡大方向へ弾性変形してテーパ係合凸部12,22に密着するため、金型Mを高精度に位置決めすることができる。しかも、この位置決め固定に際して、部材の位置を調節する調節作業が不要であるため、迅速に位置決め固定でき、簡単で小型の第1,第2位置決め機構10P,20Pを主体に構成するため安価に製作可能である。しかも、金型Mの裏面のロケートリングや盤面側の円形の凹部を省略可能であるため、金型Mや固定盤2の汎用性を維持することもできる。
1対のテーパ係合面28が平面視にて中心線Lに直交する方向に対向しているため、第1基準部材10を中心とする第2基準部材20の盤面2aと平行方向への金型Mの回転は規制されるが、第2基準部材20のテーパ係合凸部22に対する第2環状係合部材40の中心線Lの方向への相対的な微小移動は許容されるため、環状係合部41をテーパ係合凸部22に密着状に係合させることができる。
第1,第2基準部材10,20において、ボルト頭部収容穴15a,25aを、テーパ係合凸部12,22に食い込ませたため、フランジ部11,21の小型化、第1,第2基準部材10,20の小型化を図ることができる。
クランプ用ボルト9により金型Mを固定するクランプ力を発生させる構成にしたため、金型位置決め固定装置3の構成を簡単化し、製作費を節減できる。
図7に示す金型位置決め固定装置3Aは、基本的に実施例1の金型位置決め固定装置3と同様のものであるので、実施例1の部材と同様の部材に同様の符号を付して説明を省略する。但し、クランプ用ボルト9Aに関連する構造のみが異なるため、その異なる構造についてのみ説明する。
図7に示すように、第1,第2基準部材10A,20Aのテーパ係合凸部12A,22Aのボルト孔の代わりにボルト挿通孔13A,23Aが形成され、これらボルト挿通孔13A,23Aに対応する1対のボルト孔13b,23bが固定盤2に形成される。クランプ用ボルト9A,9Aをボルト挿通孔7a,7aからボルト挿通孔13A,23Aに夫々通し、それらボルト9A,9Aをボルト孔13b,23bに螺合するように構成してある。この構成では、第1,第2基準部材10A,20Aにクランプ力が作用しないたため、第1,第2基準部材10A,20Aを固定盤2に固定するボルト9Aの本数を減らしたり、小径化したりすることができる。
図8に示す金型位置決め固定装置3Bは、基本的に実施例1の金型位置決め固定装置3と同様のものであるので、実施例1の部材と同様の部材に同様の符号を付して説明を省略する。但し、クランプ用ボルト9Aに関連する構造のみが異なっているため、異なる構造についてのみ説明する。
図8、図9に示すように、第1基準部材10Bの近傍位置において、金型Mのボルト挿通孔7bに通したクランプ用ボルト9Bを固定盤2のボルト孔2Bに螺合することにより金型Mを固定盤2に固定する。同様に、第2基準部材20Bの近傍位置において、金型Mをクランプ用ボルト9Bにより固定盤2に固定する。
この金型位置決め固定装置3Cは、実施例1の金型位置決め固定装置3と同様に、固定盤2の盤面2aに固定側金型Mを盤面2aと平行方向及び直交方向に位置決めして固定する装置である。実施例1の部材と同様の部材に同様の符号を付して説明を省略する。
図10、図11に示すように、固定盤2の盤面2aに第1補助部材50を固定的に設けると共に金型Mに第1補助部材50に対応した第2補助部材60を固定的に設ける。第1補助部材50は、金型基板Maと同厚の部材であり、金型基板Maの下端外に接近させて平行に並べた状態に設けられ、1対の固定ボルト51により、固定盤2に固定される。
第2補助部材60は、第1補助部材50と同程度の厚さの且つ第1補助部材50よりも広幅の部材であって、第1補助部材50の表面の全面に当接状に且つ金型基板Maの下端部分にラップした状態に配設され、1対の固定ボルト61により金型基板Maに固定されている。尚、金型Mの金型基板Maの上端部分の左右両端部が1対のボルト62で固定盤2に固定される。
第1,第2補助部材50,60の図10における左端近傍部には、金型Mを盤面2aと平行方向に位置決めする第1位置決め機構10Pが設けられている。第1,第2補助部材50,60の図10における右端近傍部には、第1位置決め機構10Pから離隔した位置に配設され且つ金型Mが第1位置決め機構10Pを中心とする盤面2aと平行方向への回転を規制して位置決めする第2位置決め機構20Pが設けられている。金型Mを盤面2aと直交方向へ位置決めする直交方向位置決め機構5Pが設けられている。
固定盤2の盤面2aは鉛直な平坦面に形成され、金型Mの裏面6を盤面2aに密着させることで、金型Mを盤面2aと直交方向へ位置決めする。つまり、盤面2aと金型Mの裏面6とで直交方向位置決め機構5Pが構成されている。
第1位置決め機構10Pは、第1補助部材50側の第1基準部材10に設けたテーパ係合凸部12と、第2補助部材60側の第1環状係合部材30に設けられ且つテーパ係合凸部12に係合可能な環状係合部31と環状溝32とを備えている。この第1位置決め機構10Pは、実施例1の第1位置決め機構10Pと同様のものであるので、同様のものに同様の符号を付して説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
第1補助部材50の下端部分が、固定盤2の下端外へ少しはみ出している関係上、第1,第2基準部材50,60は2つのボルト14,24により固定盤2に夫々固定されている。但し、第1補助部材50の全体が盤面2aに当接する状態に配置できる場合には、第1,第2基準部材10,20を3つ以上のボルト14,24で固定してもよい。
第2位置決め機構20Pは、第1補助部材50側の第2基準部材20に設けたテーパ係合凸部22と、第2補助部材60側の第2環状係合部材40に設けられ且つテーパ係合凸部22に係合可能な環状係合部41と環状溝42とを備えている。テーパ係合凸部22のテーパ係合面28は、第1,第2基準部材10,20の軸心を結ぶ中心線と直交する方向に対向している。この第2位置決め機構20Pは、実施例1の第2位置決め機構20Pと同様のものであるので、同様のものに同様の符号を付して説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
第1位置決め機構10Pにおいては、クランプ用ボルト9をボルト挿通孔7aを通し、第1基準部材10の中心部分のボルト孔13に螺合させることで、第2補助部材60、つまり金型Mが第1基準部材50に固定され、第1基準部材50を介して固定盤2に固定される。同様に、第2位置決め機構20Pにおいては、クランプ用ボルト9をボルト挿通孔7aを通し、第2基準部材20の中心部分のボルト孔23に螺合させることで、第2補助部材60、つまり金型Mが第1基準部材50に固定され、第1基準部材50を介して固定盤2に固定される。クランプ用ボルト9の締結動作により、第1,第2位置決め機構10P,20Pの環状係合部31,41を外径拡大側へ夫々弾性変形させてテーパ係合凸部12,22に夫々密着させる。
この金型位置決め固定装置3Cによれば、固定盤2に第1,第2基準部材10,20を組み込む必要がなく、固定盤2には例えば複数のボルト孔を形成するだけでよく、また、金型Mには複数のボルト孔や複数のボルト挿通孔を形成するだけでよい。そのため、固定盤2や金型Mに最小限の工作を施すだけで済むから、固定盤2の汎用性と金型Mの汎用性を損なうことなく、それらの汎用性を維持することができ、この金型位置決め固定装置3Cを既存の射出成形機に広く適用することができる。
前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
(1)必要に応じて、第1補助部材50を複数のノックピンを介して固定盤2に位置決めすると共に、第2補助部材60を複数のノックピンを介して固定側金型Mに対して位置決めするように構成してもよい。
(2)第1,第2補助部材50,60として、複数の第1,第2補助部材を設けることもでき、第1,第2補助部材50,60と、第1,第2基準部材10,20の配置パターンは、図示のものものに限定されず、種々の配置パターンを採用することができる。
(3)前記実施例は、射出成形機の金型を固定盤に位置決め固定する装置を例にして説明したが、本発明は、種々のプレス機や成形機において金型を金型固定盤や金型取付板に位置決めして固定する装置にも同様に適用することができる。
(4)その他、当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施することができる。
本発明は、射出成形機、プレス機、その他の成形機において、盤部材の盤面に金型を高精度に位置決めして固定する装置に適用することができる。
2 固定盤
2a 盤面
3,3A,3B,3C 金型位置決め固定機構
5P 直交方向位置決め機構
7a,7b ボルト挿通孔
9,9A,9B クランプ用ボルト
10P,20P 第1,第2位置決め機構
10,20 第1,第2基準部材
11,21 フランジ部
12,22 テーパ係合凸部
13,13b,2B,23 ボルト孔
18,28 テーパ係合面
30,40 第1,第2環状係合部材
31,41 環状係合部
32,42 環状溝
50,60 第1,第2補助部材

Claims (6)

  1. 盤部材の盤面に金型を盤面と平行方向及び直交方向に位置決めして固定する金型位置決め固定装置において、
    金型と盤部材は、金型を盤面と平行方向に位置決めする第1位置決め機構と、この第1位置決め機構から離隔した位置に配設され且つ金型が第1位置決め機構を中心として盤面と平行方向へ回転しないように規制して位置決めする第2位置決め機構と、金型を盤面と直交方向へ位置決めする直交方向位置決め機構とを備え、
    前記第1,第2位置決め機構の各々は、盤部材側に設けたテーパ係合凸部と、金型側に設けられ且つ前記テーパ係合凸部に係合可能な環状係合部とを備え、
    前記盤部材側に形成した複数のボルト孔と、これらボルト孔に対応付けて金型に形成した複数のボルト挿通孔と、これらボルト挿通孔を挿通して複数のボルト孔に夫々螺合可能な複数のクランプ用ボルトとを設け、
    前記クランプ用ボルトの締結動作により、前記第1,第2位置決め機構の前記環状係合部を外径拡大側へ夫々弾性変形させてテーパ係合凸部に夫々密着させるように構成したことを特徴とする金型位置決め固定装置。
  2. 前記テーパ係合凸部は、金型に近づく程小径化するテーパ係合面を有すると共にテーパ係合凸部と一体形成されたフランジを介して盤部材に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の金型位置決め固定装置。
  3. 前記環状係合部は、金型に固定された環状係合部材に形成され、この環状係合部材は前記環状係合部の外周側を囲み且つ前記環状係合部の外径拡大側への弾性変形を許す環状溝を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の金型位置決め固定装置。
  4. 盤部材の盤面に金型を盤面と平行方向及び直交方向に位置決めして固定する金型位置決め固定装置において、
    前記盤面に第1補助部材を固定的に設けると共に前記金型に前記第1補助部材に対応した第2補助部材を固定的に設け、
    前記第1,第2補助部材は、金型を盤面と平行方向に位置決めする第1位置決め機構と、この第1位置決め機構から離隔した位置に配設され且つ金型が第1位置決め機構を中心とする盤面と平行方向への回転を規制して位置決めする第2位置決め機構と、金型を盤面と直交方向へ位置決めする直交方向位置決め機構とを備え、
    前記第1,第2位置決め機構の各々は、第1補助部材側に設けたテーパ係合凸部と、第2補助部材側に設けられ且つ前記テーパ係合凸部に係合可能な環状係合部とを備え、
    前記第1補助部材側に形成した複数のボルト孔と、これらボルト孔に対応付けて第2補助部材に形成した複数のボルト挿通孔と、これらボルト挿通孔を挿通して複数のボルト孔に夫々螺合可能な複数のクランプ用ボルトとを設け、
    前記クランプ用ボルトの締結動作により、前記第1,第2位置決め機構の前記環状係合部を外径拡大側へ夫々弾性変形させてテーパ係合凸部に夫々密着させるように構成したことを特徴とする金型位置決め固定装置。
  5. 前記テーパ係合凸部は、第2補助部材に近づく程小径化するテーパ係合面を有すると共にテーパ係合凸部と一体形成されたフランジを介して第1補助部材に固定されたことを特徴とする請求項4に記載の金型位置決め固定装置。
  6. 前記環状係合部は、第2補助部材に固定された環状係合部材に形成され、この環状係合部材は前記環状係合部の外周側を囲み且つ前記環状係合部の外径拡大側への弾性変形を許す環状溝を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の金型位置決め固定装置。
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