JPH0486226A - 成形機における中子固定方法および中子取付け機構 - Google Patents

成形機における中子固定方法および中子取付け機構

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JPH0486226A
JPH0486226A JP2201398A JP20139890A JPH0486226A JP H0486226 A JPH0486226 A JP H0486226A JP 2201398 A JP2201398 A JP 2201398A JP 20139890 A JP20139890 A JP 20139890A JP H0486226 A JPH0486226 A JP H0486226A
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善治 稲葉
Susumu Ito
進 伊藤
Takayuki Taira
平 尊之
Kikuo Watanabe
渡辺 菊夫
Akira Koketsu
晃 纐纈
Toshio Matsukura
利夫 松倉
Kaoru Maeda
薫 前田
Hiroshi Yonekubo
広志 米久保
Kenji Haga
健二 芳賀
Kazunari Tokuda
一成 徳田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、中子を交換して成形作業を行う成形機に関
する。
従来技術 射出成形機など、金型を使用する成形機では予定量の成
形が完了すると金型を次の製品用のものに交換する。こ
の場合、製品が小形であると、金型を形成している母型
と中子のうち、成形キャビティが形成されている中子の
みを交換することがある。
また、製品が多種少量生産であると前記中子の交換回数
が多くなり能率がおちるので、中子交換の完全自動化が
検討されている。
しかし、従来、中子は金型の一部として母型に複雑に組
み込まれ、脱着には種々の手順と人手を要している状態
で、特に型締部に母型を装着したまま中子を交換するこ
とは、母型に対し中子の脱着を自動化する点で困難であ
った。
発明が解決しようとした課題 この発明は、成形機の型締部に取り付けられている母型
に対し、中子を簡単に固定する方法およびそのための取
付+1機構の提供を課題とした。
課題を解決するための手段 〔中子の固定方法〕 中子の外周と母型に設けた中子嵌入穴の内周を、中子取
付は方向にすぼまるテーパー面に形成する。
プラテンに取り付けられている母型の前記嵌入穴に中子
を装着する。
型締作動により中子を該嵌入穴に圧入しテーパー面の噛
合いにより固定する。
〔中子取付は機構〕
中子の外周と母型に設けた中子嵌入穴の内周を、中子取
付は方向にすぼまるテーパー面に形成する。
母型側に突き出し装置を固定する。
突き出し装置のエジェクトロッドを母型を貫通させて中
子嵌入穴の底面から該嵌入穴に装着されている中子まで
到達可能とした。
なお、成形機の型締部におJJる固定プラテン、可動プ
ラテンを中子が装着される母型そのものに形成すること
がある。
作用 中子外周と中子嵌入穴内周のテーパー面は、母型に対す
る中子の位置を決め、また、両方のテーパー面の噛合い
によって、中子を母型に固定する。
型締め作動による中子の圧入は、前記両方のテーパー面
の噛合いを発生させる。
突き出し装置は、中子外周のテーパー面と中子嵌入穴内
周のテーパー面との噛合いを解除し、中子を取出し方向
に突き出す。
実施例 第1図は射出成形機の型締部1を示し、中子交換装置2
を備える。
型締部1の固定プラテン3、可動プラテン4にはそれぞ
れ金型5(固定側a1可動側す以下、同じ)が装着され
、金型5 (a、  b)はそれぞれ母型6 (a、b
)と中子7 (a、b)で構成されている。
中子7a、7bは、第2図のように全体として円筒状の
構造を有し、固定側中子7aと可動側中子7bの接合面
に成形キャビティ (レンズ用)が形成されている。そ
して、それぞれ装着側の外周面が装着方向にすぼまった
テーパー面8 (a、b)に形成されている。
固定側の中子7aにはフランジ9が形成され、該フラン
ジ9よりもプラテン側に突出する部分があって、回転腕
(後述)により保持される保持突出部となっている。
また、母型6 (a、b)には、第1図のようにそれぞ
れ中子7を装着するための、内周面が中子の装着方向に
すぼまった中子嵌入穴10(a、b)が形成されている
なお、第1図において、固定側中子7aは母型6aの中
子嵌入穴1− Oaに圧入された状態で示され、一方、
可動側金型5bの中子7bは圧入前であって、母型6b
の中子嵌入穴10 bへ単に装着された、前端(図の左
)が少しく1)突出した状態が示されている。鎖線で示
す中子7bは固定側の中子7aに接合されて一対となっ
た状態を示している。
固定プラテン3(母型側)には中子7aの両側となる位
置にソレノイドとプランジャーからなる電磁ハンマー1
1−が取付けられており、そのプランジャー12は固定
プラテン3および母型6aを貫通して該母型6aの中子
嵌入穴10aに圧入された固定側中子7aの前記フラン
ジ9に当接できるようになっている。
可動プラテン4(母型側)には、第3図のように前記と
同様なソレノイドとプランジャーからなる電磁ハンマー
13および貫通型サーボモータM1、そのモーター軸1
4に直結されたエジェクトロッド15からなるアクチュ
エータ16が取付けられ、電磁ハンマー13のプランジ
ャ17およびアクチュエータ16のエジェクトロッド1
5はそれぞれ可動側プラテン4および母型6bを貫通し
て、中子7bの底面に到達できる構造となっている。中
子7bは前記プラテン4の中子嵌人穴10bに圧入され
ているものである。
なお、この実施例では可動側の中子7bが製品突き出し
用のエジェクトピン」8を備え、その端部が中子7bの
底部に設りた少し径の大きい孔19に配置され、この孔
19に前記エジェクトロッド1−5の先端部が嵌入する
構造となっている。孔19にはスプリングが配置され、
前記のエジェクトピン18を常時後方に付勢している。
貫通型サーボモータM1はモーター軸14が軸方向への
摺動のみが許容されたボールネジとされており、これに
モータ内部のローターと共に回転するボールナツトが螺
合された構成のもので、駆動されるとローターと共にナ
ツトが回転し、モーター軸14が直接、軸方向へ前後に
移動される。
サーボモータM1は射出成形機が備えたNC装置(数値
制御装置)の制御下にあり、エジェクトロッド15は前
方に突き出されてエジェクトピン18のみを押して製品
を突出す第1段の作動と、さらに前進して可動側中子7
bを前方に突出す第2段の作動か行われるようになって
いる。
可動プラテン4において、前記の電磁ハンマー13とア
クチュエータ16は可動側中子の突き出し装置20を形
成し、また、この装置20と中子71〕のテーパー面8
bと母型6bの中子嵌入穴10bのテーパー面との噛合
い構造が中子取例は機構を構成している。
中子交換装置2は先端部に中子保持部21を備えた回転
腕22とその駆動機構23および中子ストッカ24を備
える。
回転腕22はエアアクチュエータに構成されて伸縮可能
であると共にサーボモータM2により回動される。
前記エアアクチュエータのピストン25は、第4図のよ
うにその先端に中子保持部21が形成され、また、ピス
トン25の断面は四角形でシリンダ側に対して伸縮のみ
が許容され、回転することはできない 中子保持部21は上指と下指を備えた先端側が開放され
たコ字形で、ソレノイドなどで出没されるストッパー2
7を備える。このストッパー27は突き出された時、可
動側中子7bに形成されている係合溝28(第2図)に
嵌入する。
一方、プラテン3側にサーボモータM2が固定されると
共に、ボールスクリュー29が前後方向に軸架されてお
り、該ボールスクリュー29に螺合したナツト30には
、回転腕29を駆動するサーボモーターM3が結合され
ている。したがって、サーボモータM3が駆動されると
ボールナツト30と共に回転腕22も前後に移動される
中子ストッカ24は円盤形で周辺に複数の中子収容孔3
1を有する。符号32は戻しアクチュエータで、収納孔
31−の軸線に一致して固定的に配置されている。
一対の中子7を用いた成形作業が終γすると中子7は概
略、次の要領で交換される。
型締部1が型締めの状態とされ、固定側の中子7aと可
動側の中子7bが接合された後、若干後退して、雨中子
7 (a、  b)間にわずかな間隙を作る。
可動プラテン4における電磁ハンマー13が作動して、
可動側母型6bに圧入されている可動側中子7bの底面
を打撃する(数回におよぶことがある)。これにより中
子7bのテーパー面81)と中子嵌入穴10bのテーパ
ー面との噛合が解除される。前記の間隙は解消する。
突き出し装置20のアクチュエータ16が第2段まで作
動されて、中子7bをサーボモータMlの所定トルクで
母型6bから突き出しながら、可動プラテン4が後退さ
れ、中子7bが固定側に残される。残された可動側の中
子7bは固定側の中子7aと接合し一対にされているか
ら、落下してしまうことはない(第1図の斜線で示す状
態)。
中子交換装置2における回転駆動機構23のり一−ボモ
ータM3が正方向に回転されて、回転腕22が固定側の
母型6aに残されている中子7の方向に向けられ、次い
でピストン25が伸長されて先端の中子保持部21が中
子7を保持する(第1図■)。保持個所は固定側中子7
aの保持突出部である。
ストッパー27が中子7aの係合溝28に嵌めこまれる
固定プラテン3の電磁ハンマー11が作動して中子7a
のフランジ9を打撃し、中子7aのテーパー面8aと固
定側母型6aの中子嵌入孔1−Oaとの噛合を解除する
回転腕駆動機構23のサーボモータM2が正方向に駆動
され、中子7を保持した回転腕22全体を後退させる(
同■)。すると、固定側の母型6aとの噛合を解かれて
いる中子7 (a、  b)は中子保持部21のストパ
ー27によって母型6aから後方に引き抜かれる。
回転腕22が短縮され、次いてサーボモータM3が逆方
向に回転されて保持した中子7を中子ストッカ24の収
納孔31−の軸線と一致する後方位置(受は渡し位置)
とした(同■)。
ストッパー27が係合溝28から引き抜かれる。
戻しアクチュエータ32が作動して、保持してきた中子
7を収納孔31内に突き戻す。
中子ストッカ24が回転して次に装着する中子7を受は
渡し位置とした。
サーボモータM2の逆転により、回転腕22か前進して
中子保持部21に中子7を保持する。
ストッパー27が係合溝に嵌入される。
サーボモータM2が正転し2て回転腕22を後退させ、
中子7を中子収納孔31−から引き抜く。
サーボモータM3の逆転によって、回転腕22が前記と
は逆に回動され、中子7を固定側母型6aの中子嵌入穴
1.0 aの位置とした。
サーボモータM2が逆転されて回転腕22が前進し、保
持した中T−7の固定プラテン側を固定側母型6aの中
子嵌入穴1.0 aに少し差し込ませる。
可動プラテン4が前進され、前記中子7の可動プラテン
側を可動側母型6bの中子嵌入穴1. Obに差し込ま
せ、二つのプラテン(3,4,)で中子7を支持した格
好とした。
ストッパー27が引き込まれて、中子7aとの係合が解
除される。
回転腕22が短縮された後、正方向に回転されて中子保
持部21が型締部から退避し、その位置に止まる。中子
7は二つのプラテンに前後を支持されていて落下しない
可動プラテン4がさらに前進して、金型5(a。
b)を型締状態とした。これにより、両方の中子7 (
a、  b)は共に、それぞれの中子嵌入穴10(a、
b)に圧入され、位置決めがなされると共に母型6 (
a、  b)に固定される。圧入によって可動側の中子
7bが軽く装着されているときに存在する母型6aから
の突出量tは消滅する。
以上により、中子の交換が完了し、射出成形過程に移行
する。
なお、この様な作動は、射出成形機のNC装置に納めた
プログラムによりサーボモータMl、M2゜M3およヒ
電磁ハンマー11.,1−3のソレノイドを制御するこ
とにより可能である。
以上の作動己おいて、中子7と母型6はテーパー面を介
した圧入によるので中子の固定は確実である。
また、中子取付は機構に装着時とは逆の中子後方からの
打撃を与えて、テーパー面による噛合を解除する電磁ハ
ンマーを備えるので、突き出し装置2 置20による押し出しがスムーズに行われる。
第5図は、第2の実施例を示したもので、固定プラテン
3、可動プラテン4が金型5(a、b)の母型6 (a
、  b)そのものに構成され、中子7(aSb)が直
接プラテン3.4に取り付けられる点で異なる。
しかし、他の構成は第1実施例の場合と同様であり、第
1実施例の説明における母型6aを固定プラテン3に、
同母型6bを可動プラテン4と置換して構成することが
できる。
したがって、中子固定方法は中子を固定プラテン3ある
いは可動プラテン4に固定する方法であり、中子取付は
機構はプラテン(3,あるいは4)の中子嵌入穴(10
aあるいは10b)におけるテーパー面と中子のテーパ
ー面の噛合構造、電磁ハンマー13および突き出し装置
20とから構成される。
この実施例は、プラテン(3,4)に中子7と母型6か
らなる金型5を取り付けて射出作業を行うものの、成形
製品が小形なため、金型5の交換自体が成形キャビティ
を備えた中子17の交換だけで充分であり、母型14の
交換がほとんどない場合に相当し、プラテン(3,4,
)自体を母型6(a、b)に構成する方が合理的である
、との技術的思想に基づいている。
なお、本願の明細書においては前記第2の実施例におけ
る固定プラテン、可動プラテンも母型として取り扱って
いる。
以」二は実施例であって、突き出し装置における電磁ハ
ンマー13やアクチュエータ16はプランジャとシリン
ダを備えたエアハンマやエアアクチュエータであっても
良い。
アクチュエータ16がエジェクトロッド15ををすばや
く駆動できるものであれば、中子7bの突き出しに際し
て、アクチュエータ16自体がハンマー作動を行うもの
としても良い。
発明の効果 母型に対する中子の脱着を簡単な操作で確実に行うこと
ができるので、中子の交換を能率良く行える。
また、母型に対する中子の脱着を自動化しやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図はブロック的に示す機構図、第2図は斜視図、第
3図は断面にて示す正面図、第4図は要部の斜視図、第
5図はブック的に示す機構図である。 ■・・・型締部、2・・・中子交換装置、3・・・固定
プラテン、4・・・可動プラテン、5・・・金型、6・
・・母型、7・・・中子、8・・・テーパー面、10・
・・中子嵌入穴、11.13・・・電磁ハンマー、16
・・・アクチュエータ、20・・・突き出し装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中子の外周面と母型に設けた中子嵌入穴の内周面
    を、中子取付け方向にすぼまるテーパー面に形成し、プ
    ラテンに取り付けられた母型の前記嵌入穴に中子を装着
    した後、型締作動により中子を該嵌入穴に圧入し、テー
    パー面の噛合いにより固定することを特徴とした成形機
    における中子固定方法。
  2. (2)中子の外周と母型に設けた中子嵌入穴の内周を、
    中子取付け方向にすぼまるテーパー面に形成し、母型側
    に固定した突き出し装置のエジェクトロッドを母型を貫
    通させて前記嵌入穴の底面から該嵌入穴に装着された中
    子まで到達可能としてあることを特徴とした中子取付け
    機構。
  3. (3)型締部におけるプラテンが中子を装着する母型そ
    のものに形成されていることを特徴とした請求項1に記
    載の中子固定方法、または、請求項2に記載の中子取付
    け機構。
JP2201398A 1990-03-22 1990-07-31 成形機における中子固定方法および中子取付け機構 Expired - Lifetime JP2617371B2 (ja)

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US07/773,941 US5249947A (en) 1990-03-22 1991-03-22 Injection molding machine having an automatic mold changer
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007118427A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Fujinon Sano Kk カセット式射出成形用金型

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