JP2007113354A - ドレイン排水溝部材、ドレイン排水設備、及び屋外床面設備 - Google Patents

ドレイン排水溝部材、ドレイン排水設備、及び屋外床面設備 Download PDF

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Abstract

【課題】 蓋部材の脱着作業を、蓋部材をスライドさせるだけで容易に行うことができる、ドレイン排水溝部材を提供すること。
【解決手段】 屋外の床面に設置されてドレインホースからのドレイン水を受けて流して排水するための、ドレイン排水溝部材において、ドレイン水を流すための長手方向に延びた排水路、を有する通水部材5と、該排水路を上方から塞ぐための平板状の蓋部材6と、からなっており、蓋部材6が、通水部材5に対して、長手方向にスライドして脱着可能となっていることを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ドレイン排水溝部材、ドレイン排水設備、及び屋外床面設備に関するものである。ドレイン排水溝部材は、屋外の床面に設置されてドレインホースからのドレイン水を受けて流して排水するためのものである。ドレイン排水設備は、ドレイン排水溝部材と、ドレインホースの出口端部をドレイン排水溝部材に連結するためのドレイン連結具と、からなるものである。屋外床面設備は、屋外の床面に設置された、ドレイン排水設備及び床材を備えたものであるが、ドレイン連結具を備えない場合もある。
マンション等の集合住宅の、共通廊下やベランダ等である屋外には、通常、冷暖房機の外機が設置されている。そして、外機からは、ドレインホースを通してドレイン水が排出されている。
ところで、ドレイン水をそのまま屋外の床面に垂れ流すと、ドレイン水が床面に広がっていき、次のような問題が生じる。
(1)ドレイン水の広がった場所に埃や砂等が付着し、床面に、汚れやシミができたりカビが発生したりする。
(2)床面が濡れることによって滑りやすくなるために、転倒事故が発生しやすくなる。
そこで、従来から、ドレイン水の排水対策が採られている。例えば、特許文献1〜3には、ドレインホースからのドレイン水を排水するためのドレイン排水溝部材が、示されている。特許文献1には、溝状の排水路を備えたドレイン排水溝部材が示されている。その排水路は露出したままである。特許文献2には、管状の排水路を備えたドレイン排水溝部材が示されている。また、特許文献2及び3には、溝状の排水路を有する部材に排水路を塞ぐ蓋部材が脱着可能に取り付けられたドレイン排水溝部材が示されている。
特開平10−46762号公報 特開2001−289459号公報 特開2003−262035号公報
特許文献1のドレイン排水溝部材には、次のような問題がある。
(a)風によってドレイン水が排水路から溢れ出てしまうので、排水機能を十分に果たすことができない。
(b)排水路に埃や砂等が溜まりやすく、それ故、排水機能が低下しやすい。
(c)排水路による段差のために、利用者が躓きやすく、それ故、安全面において好ましくない。
特許文献2の管状の排水路を備えたドレイン排水溝部材には、次のような問題がある。
(d)長年の使用によって排水路が詰まった場合には、メンテナンスのために、ドレイン排水溝部材を切断するかドレイン排水溝部材を床面から取り外す必要があり、したがって、いずれの場合も、再度、ドレイン排水溝部材を床面に貼着する必要があり、面倒である。
(e)ドレインホースの出口端部を取り付ける位置が、ドレイン排水溝部材の端部近傍に限定されてしまう。
特許文献2及び特許文献3の溝状排水路及び蓋部材を備えたドレイン排水溝部材には、上記(e)に加えて、次のような問題がある。
(f)排水路を有する部材に蓋部材がマジックテープ(登録商標)によって取り付けられた場合には、利用者の通常の歩行によって蓋部材が外れてしまう恐れがある。また、脱着を繰り返すと、マジックテープ(登録商標)が弱まってしまい、蓋部材がより外れやすくなる。
(g)排水路を有する部材に蓋部材が凹凸による嵌合によって取り付けられた場合には、次のような問題がある。
(g1)嵌合をきつくすれば、利用者の通常の歩行によって蓋部材が外れてしまう恐れはなくなるが、蓋部材の脱着が困難となる。
(g2)脱着を繰り返すと、嵌合が弱まってしまい、蓋部材がより外れやすくなる。
(g3)部材の材質によっては、排水路や凸部が経時的に変形してしまい、嵌合が不可能となる恐れがある。
(g4)部材の可撓性が大きいと、嵌合が外れやすくなり、逆に小さいと、嵌合しにくくなる。
(g5)そもそも嵌合作業自体が煩雑である。
更に、従来のドレイン排水溝部材では、床材との間の美的違和感を解消するための工夫が、殆ど施されておらず、また、ドレイン排水溝部材の汚染や劣化に対抗するための工夫も、施されていない。
本発明は、上記のような問題を解消することができるドレイン排水溝部材を提供すること、更には、当該ドレイン排水溝部材を用いた、ドレイン排水設備及び屋外床面設備を、提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、屋外の床面に設置されてドレインホースからのドレイン水を受けて流して排水するための、ドレイン排水溝部材において、ドレイン水を流すための長手方向に延びた排水路、を有する通水部材と、該排水路を上方から塞ぐための平板状の蓋部材と、からなっており、蓋部材が、通水部材に対して、長手方向にスライドして脱着可能となっていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、排水路が、底部と両側部とで構成されており、蓋部材が、その両縁部を排水路の上記両側部に形成された溝部に挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっているものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、排水路の上記両側部の上記溝部が、水平に対して傾斜して形成されているものである。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、排水路の上記側部から内向きに突出した突出部が、形成されているものである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、上記突出部の少なくとも一部が蓋部材の下面に当接しているものである。
請求項6記載の発明は、請求項2記載の発明において、蓋部材の上記縁部が、上向き及び/又は下向きの凸部を有しており、排水路の上記側部の溝部が、上記凸部が嵌合する、下開き及び/又は上開きの、凹部を有しており、蓋部材の縁部が、凸部を凹部に嵌合させた状態で、溝部に挿入されるようになっているものである。
請求項7記載の発明は、請求項2記載の発明において、蓋部材の上記縁部が、上開き及び/又は下開きの凹部を有しており、排水路の上記側部の溝部が、上記凹部に嵌合する、下向き及び/又は上向きの、凸部を有しており、蓋部材の縁部が、凹部に凸部を嵌合させた状態で、溝部に挿入されるようになっているものである。
請求項8記載の発明は、請求項2記載の発明において、蓋部材の上記縁部が、断面波形形状を有しており、排水路の上記側部の溝部が、上記縁部が嵌合する断面波形形状を有しており、蓋部材の上記縁部が、波形形状同士を嵌合させた状態で、溝部に挿入されるようになっているものである。
請求項9記載の発明は、請求項1記載の発明において、排水路が、底部と両側部とで構成されており、蓋部材が、その両縁部に形成された溝部に排水路の上記両側部に形成された突部を挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっているものである。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、蓋部材の上記両縁部の上記溝部が、水平に対して傾斜して形成されているものである。
請求項11記載の発明は、請求項9記載の発明において、蓋部材の上記縁部の上記溝部が、上開き及び/又は下開きの凹部を有しており、排水路の上記側部の上記突部が、上記凹部に嵌合する、下向き及び/又は上向きの、凸部を有しており、蓋部材の上記縁部の上記溝部に、排水路の上記側部の上記突部が、凸部を凹部に嵌合させた状態で、挿入されるようになっているものである。
請求項12記載の発明は、請求項9記載の発明において、蓋部材の上記縁部の上記溝部が、上向き及び/又は下向きの凸部を有しており、排水路の上記側部の上記突部が、上記凸部が嵌合する、下開き及び/又は上開きの、凹部を有しており、蓋部材の上記縁部の上記溝部に、排水路の上記側部の上記突部が、凹部に凸部を嵌合させた状態で、挿入されるようになっているものである。
請求項13記載の発明は、請求項9記載の発明において、蓋部材の上記縁部の上記溝部が、断面波形形状を有しており、排水路の上記側部の上記突部が、上記溝部に嵌合する断面波形形状を有しており、蓋部材の上記縁部の上記溝部に、波形形状同士を嵌合させた状態で、排水路の上記側部の上記突部が、挿入されるようになっているものである。
請求項14記載の発明は、請求項1記載の発明において、排水路が、中央の幅狭領域と、その幅狭領域を含む幅広領域と、を有しているものである。
請求項15記載の発明は、請求項1記載の発明において、排水路の底面が、両側から中央に向けて漸次低くなっているものである。
請求項16記載の発明は、請求項15記載の発明において、排水路の底面が、一段低くなった中央領域を有しているものである。
請求項17記載の発明は、請求項1記載の発明において、排水路の内面に、抗菌作用又は防カビ作用を発揮する作用層が形成されているものである。
請求項18記載の発明は、請求項1記載の発明において、排水路が、底部と両側部とで構成されており、両側部が、表面に、耐紫外線作用を発揮する作用層を有しているものである。
請求項19記載の発明は、請求項1記載の発明において、排水路が、底部と両側部とで構成されており、上記底部が、取り付けられた蓋部材の裏面に当接する長さだけ突出した、複数のリブを有しているものである。
請求項20記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材の表面に、長手方向に延びた複数の凸部が形成されているものである。
請求項21記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材の裏面に、長手方向に延びた複数の凸部が形成されているものである。
請求項22記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材が、1層又は複数層の積層体からなっており、少なくとも化粧層を有しており、表から見て化粧層が見えるよう構成されているものである。
請求項23記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材が、1層又は複数層の積層体からなっており、最下層に抗菌作用又は防カビ作用を発揮する作用層を有しているものである。
請求項24記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材が、1層又は複数層の積層体からなっており、最上層に耐紫外線作用を発揮する作用層を有しているものである。
請求項25記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材が、1層又は複数層の積層体からなっており、最上層に耐紫外線作用を発揮する作用層を有しており、最下層に抗菌作用又は防カビ作用を発揮する作用層を有しているものである。
請求項26記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材が、複数層の積層体からなっており、第1化粧層及び第2化粧層を有しており、表から見て第1化粧層が見え且つ裏から見て第2化粧層が見えるよう構成されているものである。
請求項27記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材が、複数層の積層体からなっており、最上層及び最下層に抗菌作用又は防カビ作用を発揮する作用層をそれぞれ有しているものである。
請求項28記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材が、複数層の積層体からなっており、最上層及び最下層に耐紫外線作用を発揮する作用層をそれぞれ有しているものである。
請求項29記載の発明は、請求項1記載の発明において、蓋部材及び通水部材が、蓋部材を通水部材に取り付けた際に両部材の表面が同一面を形成するよう構成されているものである。
請求項30記載の発明は、屋外の床面に設置されてドレインホースからのドレイン水の排水を行うための、ドレイン排水設備において、ドレインホースからのドレイン水を受けて流して排水するための、ドレイン排水溝部材と、ドレインホースの出口端部をドレイン排水溝部材に連結するための、ドレイン連結具と、を備えており、ドレイン排水溝部材が、ドレイン水を流すための長手方向に延びた排水路、を有する通水部材と、該排水路を塞ぐための平板状の蓋部材と、からなっており、蓋部材が、通水部材に対して、長手方向にスライドして脱着可能となっており、ドレイン連結具が、ドレイン排水溝部材の長手方向の任意の位置にて、通水部材の排水路に連通するよう取り付けられるようになっており、上記任意の位置が、蓋部材をスライドさせることによって設定されるようになっていることを特徴としている。
請求項31記載の発明は、請求項30記載の発明において、ドレイン連結具が、ドレインホースの出口端部が差し込まれ、ドレイン水をドレイン排水溝部材の排水路に向けて流すようになっている、ホース差込孔部と、ドレイン排水溝部材に直接取り付けられ、ドレイン排水溝部材の排水路を上方から塞ぐ蓋体を構成する、取付部と、からなり、ホース差込孔部と取付部とが一体に形成されており、取付部にて、通水部材に対して、長手方向にスライドして脱着可能となっているものである。
請求項32記載の発明は、請求項31記載の発明において、排水路が、底部と両側部とで構成されており、ホース差込孔部が、パイプからなっており、取付部が、パイプの下縁から横方向に広がった板体からなっており、取付部が、その両縁部を排水路の上記両側部に形成された溝部に挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっているものである。
請求項33記載の発明は、請求項32記載の発明において、排水路の上記両側部の上記溝部が、水平に対して傾斜しているものである。
請求項34記載の発明は、請求項31記載の発明において、排水路が、底部と両側部とで構成されており、ホース差込孔部が、パイプからなっており、取付部が、パイプの下縁から横方向に広がった板体からなっており、取付部が、その両縁部に形成された溝部に排水路の上記両側部に形成された突部を挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっているものである。
請求項35記載の発明は、請求項34記載の発明において、取付部の上記両縁部の上記溝部が、水平に対して傾斜しているものである。
請求項36記載の発明は、請求項32又は34に記載の発明において、複数のドレインホースの出口端部がそれぞれ差し込まれるように、パイプの上流側が複数に分岐しているものである。
請求項37記載の発明は、請求項31記載の発明において、排水路が、底部と両側部とで構成されており、ホース差込孔部と取付部とが1個のブロック体で構成されており、ホース差込孔部が、ブロック体に形成された貫通孔であり、取付部が、ブロック体の下部であり、取付部が、ブロック体の下部の両側に形成された突部を排水路の上記両側部に形成された溝部に挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっているものである。
請求項38記載の発明は、請求項37記載の発明において、排水路の上記両側部の上記溝部が、水平に対して傾斜しているものである。
請求項39記載の発明は、請求項31記載の発明において、排水路が、底部と両側部とで構成されており、ホース差込孔部と取付部とが1個のブロック体で構成されており、ホース差込孔部が、ブロック体に形成された貫通孔であり、取付部が、ブロック体の下部であり、取付部が、ブロック体の下部の両側に形成された溝部に排水路の上記両側部に形成された突部を挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっているものである。
請求項40記載の発明は、請求項39記載の発明において、ブロック体の下部の上記溝部が、水平に対して傾斜しているものである。
請求項41記載の発明は、請求項37又は39記載の発明において、複数のドレインホースの出口端部がそれぞれ差し込まれるように、貫通孔の上流側が複数に分岐しているものである。
請求項42記載の発明は、請求項30記載の発明において、1つのドレイン排水溝部材に、複数のドレイン連結具が取り付けられるようになっているものである。
請求項43記載の発明は、請求項31記載の発明において、ドレイン排水溝部材が、請求項7乃至請求項29のいずれか1つであるものである。
請求項44記載の発明は、屋外の床面に設置された、ドレイン排水溝部材及び床材、を備えた屋外床面設備において、請求項1乃至請求項29のいずれか1つに記載のドレイン排水溝部材が、ドレインホースからのドレイン水を受けて流して排水するよう、屋外の床面に固定されており、床材が、ドレイン排水溝部材の両側に配置されて屋外の床面に固定され、且つ、その縁部がドレイン排水溝部材の両縁部に接合されていることを特徴としている。
請求項45記載の発明は、請求項44記載の発明において、ドレイン排水溝部材の蓋部材が、共に使用される床材から切り取ったものである。
請求項46記載の発明は、請求項44記載の発明において、ドレイン排水溝部材の通水部材が、両縁部の上縁から横方向に張り出した張出部を有しており、該張出部が、隣接する床材の縁部上に載せられて該縁部に接合されているものである。
請求項47記載の発明は、屋外の床面に設置された、ドレイン排水設備及び床材、を備えた屋外床面設備において、請求項30乃至請求項43のいずれか1つに記載のドレイン排水設備が、ドレインホースからのドレイン水の排水を行うように、屋外の床面に固定されており、床材が、ドレイン排水設備のドレイン排水溝部材の両側に配置されて屋外の床面に固定され、且つ、その縁部がドレイン排水溝部材の両縁部に接合されていることを特徴としている。
請求項48記載の発明は、請求項47記載の発明において、ドレイン排水溝部材の蓋部材が、共に使用される床材から切り取ったものである。
なお、本願における「接合」は、接着剤を用いて、又は、溶接棒などを用いた熱溶着によって、又は、シーリング剤を用いて、又は、シーム液処理によって、又は、両面テープを用いて、又は、その他の周知の方法によって、達成できる。
請求項1記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)蓋部材を、スライドさせるだけで通水部材に対して脱着できるので、蓋部材の脱着作業を容易に行うことができる。
(2)長年の使用によって排水路が詰まった場合には、蓋部材をスライドさせ排水路を露出させて排水路の詰まりを解消することができるので、メンテナンスを容易に行うことができる。
(3)蓋部材をスライドさせることにより、ドレイン連結具を取り付ける位置を、ドレイン排水溝部材の端部近傍だけでなく、任意の位置に設定できる。したがって、現場における施工の利便性を向上できる。
請求項2記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)蓋部材を、簡単な構成によって且つ安定して、通水部材に対してスライドさせることができる。
(2)蓋部材の両縁部が通水部材の排水路の両側部の溝部に挿入された状態で、蓋部材が通水部材に取り付けられるので、蓋部材は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(3)蓋部材の両縁部と通水部材の排水路の両側部の溝部との間には、蓋部材を通水部材に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(3-1)蓋部材の脱着が困難となることはない。
(3-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったり蓋部材が外れやすくなったりすることはない。
(3-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、蓋部材のスライドが不可能となることはない。
(3-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、蓋部材のスライドを円滑に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、上からの力に対する強度を向上できる。
請求項4記載の発明によれば、排水路を流れるドレイン水がスライド部分へ懸かるのを突出部によって防止できる。したがって、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
しかも、蓋部材が踏まれた場合に、突出部が蓋部材の下面に当接して蓋部材を支持するので、蓋部材の凹み具合を低減でき、蓋部材が破損したり通水部材から外れたりするのを防止できる。
請求項5記載の発明によれば、排水路を流れるドレイン水がスライド部分へ侵入するのを突出部によって防止できる。したがって、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを確実に防止できる。
しかも、突出部が蓋部材を下方から支持しているので、蓋部材の凹み具合を低減でき、蓋部材が破損したり通水部材から外れたりするのを防止できる。
請求項6、7、又は8に記載の発明によれば、スライド部分における蓋部材と通水部材との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
請求項9記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)蓋部材を、簡単な構成によって且つ安定して、通水部材に対してスライドさせることができる。
(2)蓋部材の両縁部の溝部に通水部材の排水路の両側部の突部が挿入された状態で、蓋部材が通水部材に取り付けられるので、蓋部材は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(3)蓋部材の両縁部の溝部と通水部材の排水路の両側部の突部との間には、蓋部材を通水部材に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(3-1)蓋部材の脱着が困難となることはない。
(3-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったり蓋部材が外れやすくなったりすることはない。
(3-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、蓋部材のスライドが不可能となることはない。
(3-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、蓋部材のスライドを円滑に行うことができる。
請求項10記載の発明によれば、上からの力に対する強度を向上できる。
請求項11、12、又は13に記載の発明によれば、スライド部分における蓋部材と通水部材との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
請求項14記載の発明によれば、ドレイン水が少ない場合にはドレイン水を幅狭領域に流し、ドレイン水が多い場合にはドレイン水を幅広領域に流すことにより、排水路が不必要に広く使用されるのを回避できる。したがって、メンテナンスを簡素に行うことができる。
請求項15又は16に記載の発明によれば、ドレイン水を排水路の中央に集めて効率良く流すことができる。
請求項17記載の発明によれば、排水路の内面がドレイン水中の細菌等によって汚染されて劣化するのを防止できる。
請求項18記載の発明によれば、両側部の表面が紫外線によって劣化するのを防止できる。
請求項19記載の発明によれば、リブによって蓋部材を下方から支持できるので、蓋部材を、上方から加わる圧力に対抗するよう、補強できる。
請求項20又は21に記載の発明によれば、蓋部材を補強できる。
請求項22記載の発明によれば、蓋部材の意匠性を向上できる。したがって、周囲に配設する床材の意匠性に見劣りしない意匠性を蓋部材に持たせることができる。
請求項23記載の発明によれば、蓋部材の裏面がドレイン水中の細菌等によって汚染されて劣化するのを防止できる。
請求項24記載の発明によれば、蓋部材の表面が紫外線によって劣化するのを防止できる。
請求項25記載の発明によれば、蓋部材の表面が紫外線によって劣化するのを防止でき、また、蓋部材の裏面がドレイン水中の細菌等によって汚染されて劣化するのを防止でき、更に、蓋部材の裏面の抗菌作用及び防カビ作用が紫外線によって弱められるのを防止できる。
請求項26記載の発明によれば、1つの蓋部材で2つの意匠を発揮できるので、商品価値を向上できる。
請求項27記載の発明によれば、蓋部材の一方の面の抗菌作用又は防カビ作用が弱まった場合には他方の面の抗菌作用又は防カビ作用を使用できるので、蓋部材の抗菌作用又は防カビ作用の寿命を長くできる。
請求項28記載の発明によれば、蓋部材の一方の面の耐紫外線作用が弱まった場合には他方の面の耐紫外線作用を使用できるので、蓋部材の耐紫外線作用の寿命を長くできる。
請求項29記載の発明によれば、ドレイン排水溝部材の形状的意匠をすっきりしたものにできる。しかも、床材をドレイン排水溝部材と同じ厚さとすることにより、床材及びドレイン排水溝部材の全体を段差のないものにできる。
請求項30記載の発明によれば、蓋部材をスライドさせることによって、ドレイン連結具を取り付ける位置を任意に設定できるので、ドレインホースの長さや位置に対応させてドレイン連結具を配置させることができる。したがって、ドレインホースの出口端部をドレイン排水溝部材に良好に連結できる。
請求項31記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)取付部を、スライドさせるだけで通水部材に対して脱着できるので、ドレイン連結具の脱着作業を容易に行うことができる。
(2)ドレイン連結具を取り付けた箇所の排水路が長年の使用によって詰まった場合に、取付部をスライドさせ当該排水路を露出させて排水路の詰まりを解消することができるので、メンテナンスを容易に行うことができる。
(3)取付部をスライドさせるとともに、蓋部材をスライドさせることによって、ドレイン連結具を、ドレイン排水溝部材の端部近傍だけでなく、任意の位置に、簡単に取り付けることができる。したがって、現場における施工の利便性を向上できる。
請求項32記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)取付部を、簡単な構成によって且つ安定して、通水部材に対してスライドさせることができる。
(2)取付部の両縁部が通水部材の排水路の両側部の溝部に挿入された状態で、ドレイン連結具が通水部材に取り付けられるので、ドレイン連結具は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(3)取付部の両縁部と通水部材の排水路の両側部の溝部との間には、取付部を通水部材に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(3-1)ドレイン連結具の脱着が困難となることはない。
(3-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったりドレイン連結具が外れやすくなったりすることはない。
(3-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、ドレイン連結具のスライドが不可能となることはない。
(3-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、ドレイン連結具のスライドを円滑に行うことができる。
請求項33記載の発明によれば、上からの力に対する強度を向上できる。
請求項34記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)取付部を、簡単な構成によって且つ安定して、通水部材に対してスライドさせることができる。
(2)取付部の両縁部の溝部に通水部材の排水路の両側部の突部が挿入された状態で、ドレイン連結具は通水部材に取り付けられるので、ドレイン連結具は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(3)取付部の両縁部の溝部と通水部材の排水路の両側部の突部との間には、取付部を通水部材に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(3-1)ドレイン連結具の脱着が困難となることはない。
(3-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったりドレイン連結具が外れやすくなったりすることはない。
(3-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、ドレイン連結具のスライドが不可能となることはない。
(3-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、ドレイン連結具のスライドを円滑に行うことができる。
請求項35記載の発明によれば、上からの力に対する強度を向上できる。
請求項36記載の発明によれば、現場においてドレインホースが複数本存在している場合に、1つのドレイン連結具で対処できる。
請求項37記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)取付部を、簡単な構成によって且つ安定して、通水部材に対してスライドさせることができる。
(2)取付部の突部が通水部材の排水路の両側部の溝部に挿入された状態で、ドレイン連結具が通水部材に取り付けられるので、ドレイン連結具は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(3)取付部の突部と通水部材の排水路の両側部の溝部との間には、取付部を通水部材に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(3-1)ドレイン連結具の脱着が困難となることはない。
(3-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったりドレイン連結具が外れやすくなったりすることはない。
(3-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、ドレイン連結具のスライドが不可能となることはない。
(3-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、ドレイン連結具のスライドを円滑に行うことができる。
請求項38記載の発明によれば、上からの力に対する強度を向上できる。
請求項39記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)取付部を、簡単な構成によって且つ安定して、通水部材に対してスライドさせることができる。
(2)取付部の両側の溝部に通水部材の排水路の両側部の突部が挿入された状態で、ドレイン連結具は通水部材に取り付けられるので、ドレイン連結具は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(3)取付部の両側の溝部と通水部材の排水路の両側部の突部との間には、取付部を通水部材に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(3-1)ドレイン連結具の脱着が困難となることはない。
(3-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったりドレイン連結具が外れやすくなったりすることはない。
(3-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、スライドが不可能となることはない。
(3-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、スライドを円滑に行うことができる。
請求項40記載の発明によれば、傾斜している分だけ取付部に応力が働くので、その分だけ、ドレイン連結具のスライドを安定して行うことができる。
請求項41記載の発明によれば、現場においてドレインホースが複数本存在している場合に、1つのドレイン連結具で対処できる。
請求項42記載の発明によれば、現場においてドレインホースが複数本存在している場合に、1つのドレイン排水設備で対処できる。
請求項43記載の発明によれば、ドレイン排水設備において、請求項7乃至請求項29のいずれか1つのドレイン排水溝部材に基づく効果を発揮できる。
請求項44記載の発明によれば、床材とドレイン排水溝部材とを備えた屋外床面設備において、請求項1乃至請求項29のいずれか1つのドレイン排水溝部材に基づく効果を発揮できる。
請求項45記載の発明によれば、蓋部材を現場で調達できる。また、ドレイン排水溝部材と床材との意匠性を同じにできるので、屋外床面設備の意匠性をまとまりのあるものにできる。
請求項46記載の発明によれば、ドレイン排水溝部材の通水部材の両縁部と隣接する床材の縁部との間に、隙間があっても、張出部によって当該隙間を塞ぐことができる。したがって、ドレイン排水溝部材と床材との間の正確な寸法合わせを不要にでき、設置の作業性を向上できる。
請求項47記載の発明によれば、床材とドレイン排水設備とを備えた屋外床面設備において、請求項30乃至請求項43のいずれか1つのドレイン排水設備に基づく効果を発揮できる。
請求項48記載の発明によれば、蓋部材を現場で調達できる。また、ドレイン排水設備と床材との意匠性を同じにできるので、屋外床面設備の意匠性をまとまりのあるものにできる。
(基本的実施形態)
図1は、本発明の屋外床面設備の一例を示す部分断面斜視図である。この屋外床面設備100は、マンション等の集合住宅の、共通廊下やベランダ等である屋外200の床面201に、設けられているものであり、ドレイン排水溝部材1、床材2、及び、ドレイン連結具3を備えている。なお、ドレイン連結具3を備えない場合もある。ドレイン排水溝部材1及び床材2は、床面201に貼り付け等により固定されている。なお、床材2としては、床シート、床タイル等がある。ドレイン排水溝部材1は、その長手方向(矢印L方向)が床面201を横断し、下流側端部が排水溝部202に臨むように、配置されている。床材2は、ドレイン排水溝部材1の両側に配置されている。ドレイン排水溝部材1の両側部52、53と床材2の縁部21とは互いに当接させて溶着されている。符号101は溶着部を示している。ドレイン連結具3は、ドレイン排水溝部材1の上流側端部に取り付けられており、冷暖房装置の外機203からのドレインホース204をドレイン排水溝部材1に連結している。ドレイン排水溝部材1にドレイン連結具3を取り付けてなるものをドレイン排水設備300と称する。図2は、ドレイン排水設備300の斜視図である。図3は、ドレイン排水溝部材1の斜視図である。
ドレイン排水溝部材1は、通水部材5と蓋部材6とからなっている。図3のIV−IV断面図である図4に示すように、通水部材5は、ドレイン水を流すための長手方向に延びた排水路50を有する細長い部材である。排水路50は、底部51と両側部52、53とで構成されている。両側部52、53には、それぞれ、内側に、水平な溝部521、531が形成されている。蓋部材6は、1枚の板体であり、その両縁部61、62を溝部521、531に挿入することによって、通水部材5に対してスライドするようになっている。すなわち、蓋部材6は、図5に示すように、通水部材5に対して、長手方向(矢印L方向)にスライドして脱着可能となっている。なお、図4においては、ドレイン排水溝部材1の両側部52、53と床材2の縁部21との溶着部101も示している。
図6はドレイン連結具3の拡大斜視図、図7は図2のVII−VII断面図である。ドレイン連結具3は、ホース差込孔部7と取付部8とからなっている。ホース差込孔部7は、図7に示すように、ドレインホース204の出口端部2041が差し込まれ、ドレイン水をドレイン排水溝部材1の排水路50に向けて流すようになっている。取付部8は、ドレイン排水溝部材1に直接取り付けられ、ドレイン排水溝部材1の排水路50を上方から塞ぐ蓋体を構成するものである。ホース差込孔部7と取付部8とは一体に形成されている。具体的には、ホース差込孔部7は、パイプからなっており、取付部8は、パイプの下縁から横方向に広がった板体からなっている。そして、ドレイン連結具3は、図7に示すように、取付部8の板体の両縁部81、82を通水部材5の溝部521、531に挿入することによって、通水部材5に対してスライドするようになっている。すなわち、ドレイン連結具3は、図8に示すように、通水部材5に対して、長手方向にスライドして脱着可能となっている。なお、図2において、ドレイン連結具3の下流側縁部83と蓋部材6の上流側縁部63とは、互いに当接させて接合されている。
上記構成の屋外床面設備100においては、外機203からのドレイン水が、ドレインホース204及びドレイン連結具3を通ってドレイン排水溝部材1の排水路50に流れ込み、排水路50を流れて、ドレイン排水溝部材1の下流側端部から排水溝部202へ流れ落ち、排水溝部202を流れて排水される。その際、ドレイン水は、ドレイン連結具3を通ってドレイン排水溝部材1の排水路50に流れ込むので、ドレインホース204から床材2上に漏れ落ちることはない。しかも、ドレイン水は、ドレイン排水溝部材1の排水路50に流れ込んだ後は、ドレイン連結具3の取付部8及び蓋部材6によって塞がれた排水路50内を流れるので、ドレイン排水溝部材1から床材2上に流れ出ることはない。したがって、上記構成の屋外床面設備100によれば、床材2上にドレイン水を漏らすことなく、ドレイン水を排水できる。
上記構成のドレイン排水溝部材1によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)ドレイン水を流すための排水路50が蓋部材6によって塞がれているので、次のような効果を発揮できる。
(1-1)風によってドレイン水が排水路50から溢れ出てしまうことはない。したがって、排水機能を十分に果たすことができる。
(1-2)排水路50に埃や砂等が溜まることはない。したがって、排水機能の低下を防止できる。
(1-3)排水路50による段差が蓋部材6によって塞がれているため、利用者の躓きを防止でき、それ故、安全性を向上できる。
(2)蓋部材6が通水部材5に対してスライドして脱着可能であるので、次のような効果を発揮できる。
(2-1)蓋部材6を、スライドさせるだけで通水部材5に対して脱着できるので、蓋部材6の脱着作業を容易に行うことができる。
(2-2)長年の使用によって排水路50が詰まった場合には、蓋部材6をスライドさせ排水路50を露出させて排水路50の詰まりを解消することができるので、メンテナンスを容易に行うことができる。
(2-3)蓋部材6をスライドさせることにより、ドレイン連結具3を取り付ける位置を、ドレイン排水溝部材1の端部近傍だけでなく、任意の位置に設定できる。したがって、現場における施工の利便性を向上できる。
(2-4)蓋部材6の両縁部61、62が通水部材5の溝部521、531に挿入された状態で、蓋部材6が通水部材5に取り付けられているので、蓋部材6は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(2-5)蓋部材6の両縁部61、62と通水部材5の溝部521、531との間には、蓋部材6を通水部材5に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(2-5-1)蓋部材6の脱着が困難となることはない。
(2-5-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったり蓋部材6が外れやすくなったりすることはない。
(2-5-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、蓋部材6のスライドが不可能となることはない。
(2-5-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、蓋部材6のスライドを円滑に行うことができる。
また、上記構成のドレイン排水設備300によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)ドレイン連結具3を備えているので、ドレインホース204の出口端部2041を確実にドレイン排水溝部材1に連結できる。したがって、ドレインホース204からのドレイン水を、床材2上に漏らすことなく、ドレイン排水溝部材1によって良好に受けて流すことができる。
(2)ドレイン連結具3の取付部8がドレイン排水溝部材1の排水路50を塞ぐ蓋体となるので、ドレイン連結具3を取り付けた箇所の排水路50において、次のような効果を発揮できる。
(2-1)風によってドレイン水が溢れ出てしまうことはない。したがって、排水機能を良好に果たすことができる。
(2-2)排水路50に埃や砂等が溜まることはない。したがって、排水機能の低下を防止できる。
(3)ドレイン連結具3が通水部材5に対してスライドして脱着可能であるので、次のような効果を発揮できる。
(3-1)取付部8を、スライドさせるだけで通水部材5に対して脱着できるので、ドレイン連結具3の脱着作業を容易に行うことができる。
(3-2)ドレイン連結具3を取り付けた箇所の排水路50が長年の使用によって詰まった場合には、取付部8をスライドさせ排水路50を露出させて排水路50の詰まりを解消することができるので、メンテナンスを容易に行うことができる。
(3-3)取付部8をスライドさせるとともに、蓋部材6をスライドさせることによって、ドレイン連結具3を、ドレイン排水溝部材1の端部近傍だけでなく、任意の位置に、簡単に取り付けることができる。したがって、現場における施工の利便性を向上できる。
(3-4)取付部8の両縁部81、82が通水部材5の溝部521、531に挿入された状態で、ドレイン連結具3が通水部材5に取り付けられているので、ドレイン連結具3は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(3-5)取付部8の両縁部81、82と通水部材5の溝部521、531との間には、取付部8を通水部材5に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(3-5-1)ドレイン連結具3の脱着が困難となることはない。
(3-5-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったりドレイン連結具3が外れやすくなったりすることはない。
(3-5-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、ドレイン連結具3のスライドが不可能となることはない。
(3-5-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、ドレイン連結具3のスライドを円滑に行うことができる。
上記構成のドレイン排水溝部材1及び床材2を備えた屋外床面設備100によれば、上記構成のドレイン排水溝部材1に基づく上述した効果を発揮できる。
また、上記構成のドレイン排水設備300及び床材2を備えた屋外床面設備100によれば、上記構成のドレイン排水溝部材1に基づく上述した効果及び上記構成のドレイン連結具3に基づく上述した効果を発揮できる。
(変形構造の例)
本発明においては、上述した実施形態の、各構成部材、各部の構造、更には全体の構造、に関連して、次のような種々の変形構造を採用できる。
[ドレイン排水溝部材1のスライド構造の変形構造]
(1)図9は第1例を示す断面図である。このスライド構造では、通水部材5の溝部521、531が、水平に対して傾斜して形成されており、蓋部材6の両縁部61、62も、それに合わせて傾斜している。
この構造によれば、傾斜している分だけ蓋部材6に応力が働くので、その分だけ、蓋部材6のスライドを安定して行うことができる。
(2)図10は第2例を示す断面図である。このスライド構造では、通水部材5の両側部52、53から内向きに突出した突出部591、592が形成されている。なお、突出部591、592と蓋部材6の下面との間には、隙間がある。
この構造によれば、突出部591、592が排水路50を流れるドレイン水とスライド部分との間の障壁となるので、ドレイン水が跳ね上がっても、その跳ね上がったドレイン水がスライド部分へ懸かるのを防止できる。したがって、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
しかも、蓋部材6が踏まれた場合に、突出部591、592が蓋部材6の下面に当接して蓋部材6を支持するので、蓋部材6の凹み具合を低減でき、蓋部材6が破損したり通水部材5から外れたりするのを防止できる。
なお、突出部591、592は、図10のように水平に突出する場合に限るものではなく、斜め上方や斜め下方に突出してもよい。
(3)図11は第3例を示す断面図である。このスライド構造では、通水部材5の両側部52、53から内向きに突出した突出部593、594が形成されている。そして、突出部593、594は、蓋部材6の下面に沿って且つその全体が当接して、突出している。
この構造によれば、突出部593、594が蓋部材6の下面に沿って且つその全体が当接しているので、排水路50を流れるドレイン水がスライド部分に侵入するのを確実に防止できる。したがって、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを確実に防止できる。
しかも、突出部593、594が、蓋部材6の両側を補強して支持しているので、通水部材5に対する蓋部材6の装着安定性を増大でき、また、蓋部材6が踏まれた場合の凹み具合を低減できる。
(4)図12は第4例を示す断面図である。このスライド構造では、通水部材5の両側部52、53から内向きに突出した突出部595、596が形成されている。そして、突出部595、596は、両側部52、53から斜め上向きに突出して先端が蓋部材6の下面に当接している。
この構造によれば、突出部595、596の先端が蓋部材6の下面に当接しているので、排水路50を流れるドレイン水がスライド部分に侵入するのを確実に防止できる。したがって、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを確実に防止できる。
しかも、突出部595、596が蓋部材6を斜め下方から支持しているので、通水部材5に対する蓋部材6の装着安定性を増大でき、また、蓋部材6が踏まれた場合の凹み具合を低減できる。
なお、図10〜図12に示される突出部は、通水部材5の両側部52、53の一方のみに形成してもよい。また、図10〜図12では、3種類の突出部を示しているが、本発明では、一方の側部52と他方の側部53とにおいて、異なる種類の突出部を採用してもよい。
(5)図13は第5例を示す断面図である。このスライド構造では、蓋部材6の両縁部61、62の下面に、凸部615、625が形成されており、また、通水部材5の溝部521、531の下面に、凸部615、625が嵌合する凹部5211、5311が形成されている。そして、蓋部材6の両縁部61、62が、凸部615、625を凹部5211、5311に嵌合させた状態で、溝部521、531に挿入されている。
この構造によれば、凸部615、625が凹部5211、5311に嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
(6)図14は第6例を示す断面図である。このスライド構造では、蓋部材6の両縁部61、62の上面に、凸部616、626が形成されており、また、通水部材5の溝部521、531の上面に、凸部616、626が嵌合する凹部5212、5312が形成されている。そして、蓋部材6の両縁部61、62が、凸部616、626を凹部5212、5312に嵌合させた状態で、溝部521、531に挿入されている。
この構造によれば、凸部616、626が凹部5212、5312に嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
(7)図15は第7例を示す断面図である。このスライド構造では、蓋部材6の両縁部61、62の下面に、凹部617、627が形成されており、また、通水部材5の溝部521、531の下面に、凹部617、627に嵌合する凸部5213、5313が形成されている。そして、蓋部材6の両縁部61、62が、凹部617、627に凸部5213、5313を嵌合させた状態で、溝部521、531に挿入されている。
この構造によれば、凹部617、627に凸部5213、5313が嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
(8)図16は第8例を示す断面図である。このスライド構造では、蓋部材6の両縁部61、62の上面に、凹部618、628が形成されており、また、通水部材5の溝部521、531の上面に、凹部618、628に嵌合する凸部5214、5314が形成されている。そして、蓋部材6の両縁部61、62が、凹部618、628に凸部5214、5314を嵌合させた状態で、溝部521、531に挿入されている。
この構造によれば、凹部618、628に凸部5214、5314が嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
なお、蓋部材6の縁部61及び/又は縁部62においては、図13〜図16に示す4種類のスライド構造の内の任意の2種類を組み合わせて採用してもよい。また、一方の縁部61と他方の縁部62とにおいては、異なる種類のスライド構造を採用してもよい。例えば、図13のスライド構造において、更に、凸部616、626及び凹部5212、5312を形成してもよい。また、例えば、図15のスライド構造において、更に、凹部618、628及び凸部5214、5314を形成してもよい。また、例えば、図13の例において、縁部62に図14のスライド構造を採用してもよい。また、例えば、図15の例において、縁部61に図16のスライド構造を採用してもよい。
(9)図17は第9例を示す断面図である。このスライド構造では、蓋部材6の両縁部61、62が、断面波形形状に形成されており、また、通水部材5の溝部521、531が、両縁部61、62が嵌合する断面波形形状に形成されている。そして、蓋部材6の両縁部61、62が、波形形状同士を嵌合させた状態で、溝部521、531に挿入されている。
この構造によれば、両縁部61、62と溝部521、531との波形形状同士が嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
(10)図18は第10例を示す断面図である。このスライド構造では、蓋部材6の両縁部61、62に水平な溝部611、621がそれぞれ形成されており、排水路50の両側部52、53に突部522、532がそれぞれ形成されており、蓋部材6が、その両縁部61、62の溝部611、621に排水路50の突部522、532を挿入することによって、通水部材5に対してスライドするようになっている。
この構造によれば、次のような効果を発揮できる。
(i)蓋部材6の溝部611、621に通水部材5の突部522、532が挿入された状態で、蓋部材6が通水部材5に取り付けられているので、蓋部材6は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(ii)蓋部材6の溝部611、621と通水部材5の突部522、532との間には、蓋部材6を通水部材5に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(ii-1)蓋部材6の脱着が困難となることはない。
(ii-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったり蓋部材6が外れやすくなったりすることはない。
(ii-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、蓋部材6のスライドが不可能となることはない。
(ii-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、蓋部材6のスライドを円滑に行うことができる。
(11)図19は第11例を示す断面図である。この例は、図18の構造の更なる変形構造である。このスライド構造では、蓋部材6の溝部611、621が、水平に対して傾斜して形成されており、通水部材5の突部522、532も、それに合わせて傾斜している。
この構造によれば、傾斜している分だけ蓋部材6に応力が働くので、その分だけ、蓋部材6のスライドを安定して行うことができる。
(12)図20は第12例を示す断面図である。この例は、図18の構造の更なる変形構造である。このスライド構造では、蓋部材6の溝部611、621の下面に、上開きの凹部6111、6211が形成されており、また、通水部材5の突部522、532の下面に、凹部6111、6211に嵌合する下向きの凸部5221、5321が形成されている。そして、蓋部材6の溝部611、621に、通水部材5の突部522、532が、凸部5221、5321を凹部6111、6211に嵌合させた状態で、挿入されている。
この構造によれば、凹部6111、6211に凸部5221、5321が嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
(13)図21は第13例を示す断面図である。この例は、図18の構造の更なる変形構造である。このスライド構造では、蓋部材6の溝部611、621の上面に、下開きの凹部6112、6212が形成されており、また、通水部材5の突部522、532の上面に、凹部6112、6212に嵌合する上向きの凸部5222、5322が形成されている。そして、蓋部材6の溝部611、621に、通水部材5の突部522、532が、凸部5222、5322を凹部6112、6212に嵌合させた状態で、挿入されている。
この構造によれば、凹部6112、6212に凸部5222、5322が嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
(14)図22は第14例を示す断面図である。この例は、図18の構造の更なる変形構造である。このスライド構造では、蓋部材6の溝部611、621の下面に、上向きの凸部6113、6213が形成されており、また、通水部材5の突部522、532の下面に、凸部6113、6213が嵌合する下開きの凹部5223、5323が形成されている。そして、蓋部材6の溝部611、621に、通水部材5の突部522、532が、凹部5223、5323に凸部6113、6213を嵌合させた状態で、挿入されている。
この構造によれば、凹部5223、5323に凸部6113、6213が嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
(15)図23は第15例を示す断面図である。この例は、図18の構造の更なる変形構造である。このスライド構造では、蓋部材6の溝部611、621の上面に、下向きの凸部6114、6214が形成されており、また、通水部材5の突部522、532の上面に、凸部6114、6214が嵌合する上開きの凹部5224、5324が形成されている。そして、蓋部材6の溝部611、621に、通水部材5の突部522、532が、凹部5224、5324に凸部6114、6214を嵌合させた状態で、挿入されている。
この構造によれば、凹部5224、5324に凸部6114、6214が嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
なお、蓋部材6の縁部61及び/又は縁部62においては、図20〜図23に示す4種類のスライド構造の内の任意の2種類を組み合わせて採用してもよい。また、一方の縁部61と他方の縁部62とにおいては、異なる種類のスライド構造を採用してもよい。例えば、図20のスライド構造において、更に、凸部5222、5322及び凹部6112、6212を形成してもよい。また、例えば、図22のスライド構造において、更に、凹部5224、5324及び凸部6114、6214を形成してもよい。また、例えば、図20の例において、縁部62に図21のスライド構造を採用してもよい。また、例えば、図22の例において、縁部61に図23のスライド構造を採用してもよい。
(16)図24は第16例を示す断面図である。この例は、図18の構造の更なる変形構造である。このスライド構造では、蓋部材6の溝部611、621が、断面波形形状に形成されており、また、通水部材5の突部522、532が、断面波形形状の溝部611、621に嵌合する断面波形形状に形成されている。そして、蓋部材6の溝部611、621に、波形形状同士を嵌合させた状態で、通水部材5の突部522、532が挿入されている。
この構造によれば、溝部611、621と突部522、532との波形形状同士が嵌合しているため、スライド部分における蓋部材6と通水部材5との装着状態を安定させることができ、また、ドレイン水がスライド部分から漏れて溢れ出すのを防止できる。
[ドレイン排水溝部材1の排水路50の変形構造]
(1)図25は第1例を示す断面図である。この排水路50では、底部51の中央に一段低い排水路が形成されており、これにより、排水路50は、中央の幅狭領域511と、幅狭領域511を含む幅広領域512と、を有している。
この構造によれば、ドレイン水が少ない場合にはドレイン水を幅狭領域511に流し、ドレイン水が多い場合にはドレイン水を幅広領域512に流すことにより、排水路50が不必要に広く使用されるのを回避できる。したがって、メンテナンスを簡素に行うことができる。
(2)図26は第2例を示す断面図である。この排水路50では、底面510が両側から中央に向けて漸次低くなっている。ここでは、底部51が、断面V字状となっている。
この構造によれば、ドレイン水が排水路50の中央に集まって流れるので、ドレイン水を効率良く流すことができる。
(3)図27は第3例を示す断面図である。この例は、図26の構造の更なる変形構造である。この排水路50では、底面510が中央に向けて漸次低くなっているとともに、一段低くなった中央領域511を有している。
この構造によれば、ドレイン水が排水路50の中央に集まって流れるので、ドレイン水を効率良く流すことができる。
(4)図28は第4例を示す断面図である。この排水路50では、底部51の中央に2つのリブ551、552で仕切られた幅狭領域511が形成されており、これにより、排水路50は、中央の幅狭領域511と、幅狭領域511を含む幅広領域512と、を有している。
この構造によっても、図25の場合と同様の効果を発揮できる。
(5)図29は第5例を示す断面図である。この排水路50では、底部51の中央に2つの低いリブ553、554で仕切られた幅狭領域511が形成されており、その外側に2つの高いリブ555、556で仕切られ且つ幅狭領域511を含む幅広領域512が形成されている。更に、幅広領域512の外側を幅広領域512を含む更なる幅広領域513と見ることができる。
この構造によれば、ドレイン水が少ない場合にはドレイン水を幅狭領域511に流し、ドレイン水が多い場合にはドレイン水を幅広領域512に流し、ドレイン水が更に多い場合にはドレイン水を幅広領域513に流すことにより、排水路50が不必要に広く使用されるのを回避できる。したがって、メンテナンスを簡素に行うことができる。
(6)図30は第6例を示す断面図である。この排水路50では、底部51に、等間隔で上向きに突出した多数のリブ557が形成されている。なお、リブ557は、取り付けられた蓋部材6の裏面に当接する長さだけ突出しているのが、好ましい。
この構造によれば、リブ557によって蓋部材6を下方から支持できるので、蓋部材6を、上方から加わる圧力に対抗するよう、補強できる。
(7)図31は第7例を示す断面図である。この排水路50では、内面に、抗菌剤及び防カビ剤が混入された樹脂層である作用層561が形成されている。
この構造によれば、排水路50の内面がドレイン水中の細菌等によって汚染されて劣化するのを防止できる。
[ドレイン排水溝部材1の蓋部材6の変形構造]
(1)図32は第1例を示す断面図である。この蓋部材6では、表面に長手方向に延びた複数の凸部651が形成されている。
この構造によれば、蓋部材6を補強できる。
(2)図33は第2例を示す断面図である。この蓋部材6では、裏面に長手方向に延びた複数の凸部652が形成されている。
この構造によっても、蓋部材6を補強できる。
(3)図34は第3例を示す断面図である。この蓋部材6では、裏面に長手方向に延びた複数の凸部653が形成されており、凸部653は、通水部材5に取り付けられた際に排水路50の底部51に当接する長さだけ突出している。
この構造によれば、排水路50の底部51上にて、蓋部材6を凸部653によって支持できるので、蓋部材6を、上方から加わる圧力に対抗するよう、補強できる。
(4)図35は第4例を示す断面図である。この蓋部材6は、3層の積層体からなっており、透明樹脂からなる第1層661と、模様が形成された樹脂層である第2層(化粧層)662と、着色樹脂からなる第3層663と、を備えている。第1層661は、表面に複数の凸部651を有している。この蓋部材6では、最上層である第1層661が透明であるので、表から見ると、第2層662すなわち化粧層が見えるようになっている。
この構造によれば、蓋部材6の意匠性を向上できる。したがって、周囲に配設する床材2の意匠性に見劣りしない意匠性を蓋部材6に持たせることができる。
なお、この構造において、蓋部材6は、3層に限るものではなく、化粧層のみからなる1層であってもよく、又は、表から化粧層が見えるならば、2層又は4層以上の積層体からなってもよい。
更に、第1層661の透明樹脂は、次の構成を有してもよい。
(i)粒状チップ及び/又は繊維状チップが混入されることにより、模様が構成されている。
(ii)微量の顔料が混入されることにより、着色層となっている。
(iii)上記(i)及び(ii)の両方を備えている。
また、第2層662の模様としては、次の模様を採用してもよい。
(i)粒状チップ及び/又は繊維状チップが混入されることによって構成される模様。
(ii)印刷模様。
(iii)色の異なる樹脂原料を押出成形して作られる模様。
(5)図36は第5例を示す断面図である。この蓋部材6は、2層の積層体からなっており、粒状チップ6641及び繊維状チップ6642が混入された樹脂層である第1層664と、抗菌剤及び防カビ剤が混入された樹脂層である第2層(作用層)665と、を備えている。
この構造によれば、最下層である第2層665が抗菌剤及び防カビ剤を含有しているので、蓋部材6の裏面がドレイン水中の細菌等によって汚染されて劣化するのを防止できる。
しかも、この蓋部材6を図31に示す通水部材6と共に用いると、排水路50全体がドレイン水中の細菌等によって汚染されて劣化するのを防止できる。
また、第1層664が、粒状チップ6641及び繊維状チップ6642を含有しているので、それらのチップに基づく模様を呈している。したがって、蓋部材6の意匠性を向上できる。
なお、この構造において、蓋部材6は、2層に限るものではなく、作用層のみからなる1層であってもよく、又は、最下層が作用層であるならば、3層以上の積層体からなってもよい。
(6)図37は第6例を示す断面図である。この蓋部材6は、2層の積層体からなっており、耐紫外線薬剤が混入された樹脂層である第1層(作用層)666と、抗菌剤及び防カビ剤が混入された樹脂層である第2層(作用層)663と、を備えている。
この構造によれば、最上層である第1層666が耐紫外線薬剤を含有しているので、蓋部材6の表面が紫外線によって劣化するのを防止でき、また、蓋部材6の裏面がドレイン水中の細菌等によって汚染されて劣化するのを防止でき、更に、蓋部材6の裏面の抗菌作用及び防カビ作用が紫外線によって弱められるのを防止できる。
(7)図38は第7例を示す断面図である。この蓋部材6は、2層の積層体からなっており、表面に複数の凸部651を有する第1層668と、裏面に複数の凸部652を有する第2層669と、を備えており、第1層668と第2層669とが同一形態を有している。
この構造によれば、第1層668と第2層669とが同一形態を有しているので、蓋部材6の表裏を区別する必要がなく、それ故、通水部材5への蓋部材6の取り付け作業が簡単となる。
また、蓋部材6の一方の面が傷ついた場合には他方の面を表として使用できるので、蓋部材6の寿命を長くできる。
(8)図39は第8例を示す断面図である。この蓋部材6は、2層の積層体からなっており、粒状チップ6641及び繊維状チップ6642が混入された樹脂層である第1層(第1化粧層)664と、着色樹脂からなる第2層(第2化粧層)663と、を備えており、第1層664と第2層663とが同一形態を有している。
この構造によれば、第1層664と第2層663とで発揮される意匠性が異なるので、1つの蓋部材6によって2つの意匠を発揮できることとなる。したがって、ドレイン排水溝部材1の商品価値を向上できる。
なお、蓋部材6は、3層以上の積層体であってもよく、その場合においては、少なくとも第1化粧層及び第2化粧層を有し、表から見て第1化粧層が見え且つ裏から見て第2化粧層が見えるよう構成されていればよい。
(9)図40は第9例を示す断面図である。この蓋部材6は、2層の積層体からなっており、抗菌剤及び防カビ剤が混入された樹脂層である第1層(作用層)671と、抗菌剤及び防カビ剤が混入された樹脂層である第2層(作用層)672と、を備えており、第1層671と第2層672とが同一形態を有している。
この構造によれば、第1層671及び第2層672のいずれを裏として使用しても、いずれの層も抗菌剤及び防カビ剤を含有しているので、蓋部材6の一方の面の抗菌作用又は防カビ作用が弱まった場合には他方の面の抗菌作用又は防カビ作用を使用でき、それ故、蓋部材6の抗菌作用又は防カビ作用の寿命を長くできる。
なお、蓋部材6は、3層以上の積層体であってもよく、その場合においては、少なくとも最上層及び最下層に抗菌作用又は防カビ作用を発揮する作用層をそれぞれ有していればよい。
(10)図41は第10例を示す断面図である。この蓋部材6は、2層の積層体からなっており、耐紫外線薬剤が混入された樹脂層である第1層(作用層)673と、耐紫外線薬剤が混入された樹脂層である第2層(作用層)674と、を備えており、第1層673と第2層674とが同一形態を有している。
この構造によれば、第1層673及び第2層674のいずれを表として使用しても、いずれの層も耐紫外線薬剤を含有しているので、蓋部材6の一方の面の耐紫外線作用が弱まった場合には他方の面の耐紫外線作用を使用でき、それ故、蓋部材6の耐紫外線作用の寿命を長くできる。
なお、蓋部材6は、3層以上の積層体であってもよく、その場合においては、少なくとも最上層及び最下層に耐紫外線作用を発揮する作用層をそれぞれ有していればよい。
上述したドレイン排水溝部材1においては、上述したスライド構造、排水路、及び蓋部材の、各種の変形構造を、任意に組み合わせて使用できる。
[ドレイン排水溝部材1の変形構造]
(1)図42は第1例を示す断面図である。このドレイン排水溝部材1では、蓋部材6及び通水部材5が、蓋部材6を通水部材5に取り付けた際に両部材5、6の表面501、601が同一面を形成するよう構成されている。
この構造によれば、ドレイン排水溝部材1の形状的意匠をすっきりしたものにできる。しかも、床材2をドレイン排水溝部材1と同じ厚さとすることにより、床材2及びドレイン排水溝部材1の全体を段差のないものにできる。
[ドレイン連結具3のスライド構造の変形構造]
(1)図43は第1例を示す断面図である。このスライド構造では、通水部材5の溝部521、531が、水平に対して傾斜して形成されており、取付部8の両縁部81、82も、それに合わせて傾斜している。
この構造によれば、傾斜している分だけ取付部8に応力が働くので、その分だけ、ドレイン連結具3のスライドを安定して行うことができる。
(2)図44は第2例を示す断面図である。このスライド構造では、取付部8の両縁部81、82に水平な溝部811、821がそれぞれ形成されており、排水路50の両側部52、53に突部522、532がそれぞれ形成されており、取付部8が、その両縁部81、82の溝部811、821に排水路50の突部522、532を挿入することによって、通水部材5に対してスライドするようになっている。
この変形構造によれば、次のような効果を発揮できる。
(i)取付部8の溝部811、821に通水部材5の突部522、532が挿入された状態で、取付部8が通水部材5に取り付けられているので、ドレイン連結具3は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(ii)取付部8の溝部811、821と通水部材5の突部522、532との間には、取付部8を通水部材5に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(ii-1)ドレイン連結具3の脱着が困難となることはない。
(ii-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったりドレイン連結具3が外れやすくなったりすることはない。
(ii-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、ドレイン連結具3のスライドが不可能となることはない。
(ii-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、ドレイン連結具3のスライドを円滑に行うことができる。
(3)図45は第3例を示す断面図である。この例は、図44の構造の更なる変形構造である。このスライド構造では、取付部8の溝部811、821が、水平に対して傾斜して形成されており、通水部材5の突部522、532も、それに合わせて傾斜している。
この構造によれば、傾斜している分だけ取付部8に応力が働くので、その分だけ、ドレイン連結具3のスライドを安定して行うことができる。
[ドレイン連結具3のホース差込孔部7の変形構造]
(1)図46は第1例である。図46において、(a)は側面図、(b)は背面図である。このホース差込孔部7は、傾斜している。
この構造によれば、ドレインホース204の出口端部2041をホース差込孔部7に斜めに安定して差し込むことができる。
(2)図47は第2例である。図47において、(a)は側面図、(b)は背面図である。このホース差込孔部7は、湾曲している。
この構造によれば、ドレインホース204の出口端部2041をホース差込孔部7から抜けにくくすることができる。
(3)図48は第3例である。図48において、(a)は側面図、(b)は背面図である。このホース差込孔部7は、上流側が2つの差込孔部71、72に分岐している。
この構造によれば、現場においてドレインホース204が2本存在している場合に、1つのドレイン連結具3によって対処できる。
なお、ホース差込孔部7は、上流側が3つ以上に分岐してもよい。
上述したドレイン連結具3においては、スライド構造及びホース差込孔部の各種の変形構造を任意に組み合わせて使用できる。特に、スライド構造に関しては、ドレイン排水溝部材1のスライド構造の各種変形構造を、任意に、且つ、ドレイン排水溝部材1の場合と同様に適用して、使用できる。
[ドレイン連結具3の変形構造]
(1)図49及び図50は第1例である。図49は斜視図である。図50において、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。このドレイン連結具3は、ホース差込孔部7と取付部8とが1個のブロック体30で構成されている。ホース差込孔部7は、ブロック体30に形成された貫通孔であり、取付部8は、ブロック体30の下部である。そして、図50に示すように、取付部8は、ブロック体30の下部の両側に形成された突部85、86を排水路50の両側部52、53に形成された溝部521、531に挿入することによって、通水部材5に対してスライドするようになっている。これにより、ドレイン連結具3は、取付部8にて、通水部材5に対して、長手方向にスライドして脱着可能となっている。
この構造によっても、基本的実施形態においてドレイン連結具3の効果として述べたのと同様の効果を発揮できる。
また、ホース差込孔部7が傾斜しているので、ドレインホース204の出口端部2041をホース差込孔部7に斜めに安定して差し込むことができる。
更に、ブロック体30の後端部の底部にストッパ88を備えているので、ホース差込孔部7に差し込まれたドレインホース204から排水路50へ流れ込んでくるドレイン水が、ドレイン連結具3の後方すなわち上流側に流れ出るのが、ストッパ88によって、止められる。
[図49のドレイン連結具3のスライド構造の変形構造]
(1)図52は第1例を示す断面図である。このスライド構造では、通水部材5の溝部521、531が、水平に対して傾斜して形成されており、取付部8の突部85、86も、それに合わせて傾斜している。
この構造によれば、傾斜している分だけブロック体30に応力が働くので、その分だけ、ドレイン連結具3のスライドを安定して行うことができる。
(2)図53は第2例を示す断面図である。このスライド構造では、ブロック体30の下部の両側に水平な溝部871、881がそれぞれ形成されており、排水路50の両側部52、53に突部522、532がそれぞれ形成されており、ブロック体30が、その両側の溝部871、881に排水路50の突部522、532を挿入することによって、通水部材5に対してスライドするようになっている。
この構造によれば、次のような効果を発揮できる。
(i)ブロック体30の溝部871、881に通水部材5の突部522、532が挿入された状態で、ブロック体30が通水部材5に取り付けられているので、ドレイン連結具3は、利用者の通常の歩行によっても、外れにくい。
(ii)ブロック体30の溝部871、881と通水部材5の突部522、532との間には、ドレイン連結具3を通水部材5に対してスライドさせるために、遊びが存在している。したがって、次のような効果を発揮できる。
(ii-1)ドレイン連結具3の脱着が困難となることはない。
(ii-2)脱着を繰り返しても、スライドしにくくなったりドレイン連結具3が外れやすくなったりすることはない。
(ii-3)部材が経時的に変形しても、遊びがその変形を吸収するので、ドレイン連結具3のスライドが不可能となることはない。
(ii-4)部材の可撓性が大きくても小さくても、ドレイン連結具3のスライドを円滑に行うことができる。
(3)図54は第3例を示す断面図である。この例は、図53の構造の更なる変形構造である。このスライド構造では、ブロック体30の溝部871、881が、水平に対して傾斜して形成されており、通水部材5の突部522、532も、それに合わせて傾斜している。
この構造によれば、傾斜している分だけブロック体30に応力が働くので、その分だけ、ドレイン連結具3のスライドを安定して行うことができる。
[図49のドレイン連結具3のホース差込孔部7の変形構造]
(1)図55は第1例を示す側面図である。このホース差込孔部7は、湾曲している。
この構造によれば、ドレインホース204の出口端部2041をホース差込孔部7から抜けにくくすることができる。
(2)図56は第2例を示す断面図である。図56において、(a)は側面図、(b)は背面図である。このホース差込孔部7は、上流側が2つの差込孔部71、72に分岐している。
この構造によれば、現場においてドレインホース204が2本存在している場合に、1つのドレイン連結具3によって対処できる。
なお、ホース差込孔部7は、上流側が3つ以上に分岐してもよい。
図49のドレイン連結具3においては、スライド構造及びホース差込孔部の各種の変形構造を任意に組み合わせて使用できる。特に、スライド構造に関しては、ドレイン排水溝部材1のスライド構造の各種変形構造を、任意に、且つ、ドレイン排水溝部材1の場合と同様に適用して、使用できる。
[ドレイン排水設備300の変形構造]
(1)図57は第1例を示す断面図である。この構造では、1つのドレイン排水溝部材1に2つのドレイン連結具3を取り付けている。なお、蓋部材6の縁部63とドレイン連結具3の縁部83とは当接させて溶着されており、2つのドレイン連結具3の縁部83、84同士も当接させて溶着されている。
この構造によれば、現場においてドレインホース204が2本存在している場合に、1つのドレイン排水溝部材1によって対処できる。
なお、1つのドレイン排水溝部材1に3つ以上のドレイン連結具3を取り付けてもよい。
[屋外床面設備100の変形構造]
(1)図58は第1例を示す断面図である。この構造では、ドレイン排水溝部材1の蓋部材6として、共に使用される床材2から切り取ったものを用いている。
この構造によれば、蓋部材6を現場で調達できる。また、ドレイン排水溝部材1と床材2との意匠性を同じにできるので、屋外床面設備100の意匠性をまとまりのあるものにできる。
(2)図59は第2例を示す断面図である。この構造では、ドレイン排水溝部材1の通水部材5が、両側部52、53の上縁から横方向に張り出した張出部523、533を有しており、張出部523、533が、それぞれ、隣接する床材2の縁部21、21上に載せられて縁部21、21に溶着されている。
この構造によれば、ドレイン排水溝部材1の通水部材5の両側部52、53と隣接する床材2の縁部21、21との間に、隙間29があっても、張出部523、533によって隙間29を塞ぐことができる。したがって、ドレイン排水溝部材1と床材2との間の正確な寸法合わせを不要にでき、設置の作業性を向上できる。
本発明のドレイン排水溝部材は、蓋部材の脱着作業を、蓋部材をスライドさせるだけで容易に行うことができるので、産業上の利用価値が大なるものである。
本発明の屋外床面設備の一例を示す部分断面斜視図である。 ドレイン排水設備の斜視図である。 ドレイン排水溝部材の斜視図である。 図3のIV−IV断面図である。 蓋部材を長手方向にスライドさせた状態のドレイン排水溝部材の斜視図である。 ドレイン連結具の拡大斜視図である。 図2のVII−VII断面図である。 ドレイン連結具を長手方向にスライドさせた状態のドレイン排水設備の斜視図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第1例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第2例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第3例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第4例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第5例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第6例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第7例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第8例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第9例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第10例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第11例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第12例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第13例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第14例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第15例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材のスライド構造の変形構造の第16例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の排水路の変形構造の第1例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の排水路の変形構造の第2例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の排水路の変形構造の第3例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の排水路の変形構造の第4例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の排水路の変形構造の第5例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の排水路の変形構造の第6例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の排水路の変形構造の第7例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第1例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第2例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第3例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第4例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第5例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第6例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第7例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第8例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第9例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の蓋部材の変形構造の第10例を示す断面図である。 図3のドレイン排水溝部材の変形構造の第1例を示す断面図である。 図6のドレイン連結具のスライド構造の変形構造の第1例を示す断面図である。 図6のドレイン連結具のスライド構造の変形構造の第2例を示す断面図である。 図6のドレイン連結具のスライド構造の変形構造の第3例を示す断面図である。 図6のドレイン連結具のホース差込孔部の変形構造の第1例を示し、(a)は側面図、(b)は背面図である。 図6のドレイン連結具のホース差込孔部の変形構造の第2例を示し、(a)は側面図、(b)は背面図である。 図6のドレイン連結具のホース差込孔部の変形構造の第3例を示し、(a)は側面図、(b)は背面図である。 ドレイン連結具の変形構造の第1例を示す斜視図である。 図49のドレイン連結具を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。 図49のドレイン連結具を通水部材に取り付けた状態を示す断面図である。 図49のドレイン連結具のスライド構造の変形構造の第1例を示す断面図である。 図49のドレイン連結具のスライド構造の変形構造の第2例を示す断面図である。 図49のドレイン連結具のスライド構造の変形構造の第3例を示す断面図である。 図49のドレイン連結具のホース差込孔部の変形構造の第1例を示す側面図である。 図49のドレイン連結具のホース差込孔部の変形構造の第2例を示す側面図である。 ドレイン排水設備の変形構造の第1例を示す断面図である。 屋外床面設備の変形構造の第1例を示す断面図である。 屋外床面設備の変形構造の第2例を示す断面図である。
符号の説明
1 ドレイン排水溝部材 2 床材 21 縁部 200 屋外 201 床面 204 ドレインホース 2041 出口端部 3 ドレイン連結具 30 ブロック体 300 ドレイン排水設備 5 通水部材 50 排水路 501、601 表面 51 底部 511 幅狭領域 512 幅広領域 52、53 側部 521、531 溝部 522、532 突部 523、533 張出部 557 リブ 561、666、671、672、673、674 作用層 5211、5212、5223、5224、5323、5324、5311、5312、6111、6112、6212、6212、617、618、627、628 凹部 5213、5214、5221、5222、5321、5322、5313、5314、6113、6114、6213、6214、615、616、625、626 凸部 591、592、593、594、595、596 突出部 6 蓋部材 61、62 縁部 611、621 溝部 651、652、653 凸部 662、663、664 化粧層 7 ホース差込孔部 8 取付部 81、82 縁部 811、821 溝部 85、86 突部 871、881 溝部

Claims (48)

  1. 屋外の床面に設置されてドレインホースからのドレイン水を受けて流して排水するための、ドレイン排水溝部材において、
    ドレイン水を流すための長手方向に延びた排水路、を有する通水部材と、
    該排水路を上方から塞ぐための平板状の蓋部材と、からなっており、
    蓋部材が、通水部材に対して、長手方向にスライドして脱着可能となっていることを特徴とするドレイン排水溝部材。
  2. 排水路が、底部と両側部とで構成されており、
    蓋部材が、その両縁部を排水路の上記両側部に形成された溝部に挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっている、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  3. 排水路の上記両側部の上記溝部が、水平に対して傾斜して形成されている、請求項2記載のドレイン排水溝部材。
  4. 排水路の上記側部から内向きに突出した突出部が、形成されている、請求項2記載のドレイン排水溝部材。
  5. 上記突出部の少なくとも一部が蓋部材の下面に当接している、請求項4記載のドレイン排水溝部材。
  6. 蓋部材の上記縁部が、上向き及び/又は下向きの凸部を有しており、
    排水路の上記側部の溝部が、上記凸部が嵌合する、下開き及び/又は上開きの、凹部を有しており、
    蓋部材の縁部が、凸部を凹部に嵌合させた状態で、溝部に挿入されるようになっている、請求項2記載のドレイン排水溝部材。
  7. 蓋部材の上記縁部が、上開き及び/又は下開きの凹部を有しており、
    排水路の上記側部の溝部が、上記凹部に嵌合する、下向き及び/又は上向きの、凸部を有しており、
    蓋部材の縁部が、凹部に凸部を嵌合させた状態で、溝部に挿入されるようになっている、請求項2記載のドレイン排水溝部材。
  8. 蓋部材の上記縁部が、断面波形形状を有しており、
    排水路の上記側部の溝部が、上記縁部が嵌合する断面波形形状を有しており、
    蓋部材の上記縁部が、波形形状同士を嵌合させた状態で、溝部に挿入されるようになっている、請求項2記載のドレイン排水溝部材。
  9. 排水路が、底部と両側部とで構成されており、
    蓋部材が、その両縁部に形成された溝部に排水路の上記両側部に形成された突部を挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっている、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  10. 蓋部材の上記両縁部の上記溝部が、水平に対して傾斜して形成されている、請求項9記載のドレイン排水溝部材。
  11. 蓋部材の上記縁部の上記溝部が、上開き及び/又は下開きの凹部を有しており、
    排水路の上記側部の上記突部が、上記凹部に嵌合する、下向き及び/又は上向きの、凸部を有しており、
    蓋部材の上記縁部の上記溝部に、排水路の上記側部の上記突部が、凸部を凹部に嵌合させた状態で、挿入されるようになっている、請求項9記載のドレイン排水溝部材。
  12. 蓋部材の上記縁部の上記溝部が、上向き及び/又は下向きの凸部を有しており、
    排水路の上記側部の上記突部が、上記凸部が嵌合する、下開き及び/又は上開きの、凹部を有しており、
    蓋部材の上記縁部の上記溝部に、排水路の上記側部の上記突部が、凹部に凸部を嵌合させた状態で、挿入されるようになっている、請求項9記載のドレイン排水溝部材。
  13. 蓋部材の上記縁部の上記溝部が、断面波形形状を有しており、
    排水路の上記側部の上記突部が、上記溝部に嵌合する断面波形形状を有しており、
    蓋部材の上記縁部の上記溝部に、波形形状同士を嵌合させた状態で、排水路の上記側部の上記突部が、挿入されるようになっている、請求項9記載のドレイン排水溝部材。
  14. 排水路が、中央の幅狭領域と、その幅狭領域を含む幅広領域と、を有している、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  15. 排水路の底面が、両側から中央に向けて漸次低くなっている、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  16. 排水路の底面が、一段低くなった中央領域を有している、請求項15記載のドレイン排水溝部材。
  17. 排水路の内面に、抗菌作用又は防カビ作用を発揮する作用層が形成されている、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  18. 排水路が、底部と両側部とで構成されており、
    両側部が、表面に、耐紫外線作用を発揮する作用層を有している、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  19. 排水路が、底部と両側部とで構成されており、
    上記底部が、上向きに突出した複数のリブを有している、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  20. 蓋部材の表面に、長手方向に延びた複数の凸部が形成されている、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  21. 蓋部材の裏面に、長手方向に延びた複数の凸部が形成されている、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  22. 蓋部材が、1層又は複数層の積層体からなっており、少なくとも化粧層を有しており、表から見て化粧層が見えるよう構成されている、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  23. 蓋部材が、1層又は複数層の積層体からなっており、最下層に抗菌作用又は防カビ作用を発揮する作用層を有している、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  24. 蓋部材が、1層又は複数層の積層体からなっており、最上層に耐紫外線作用を発揮する作用層を有している、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  25. 蓋部材が、1層又は複数層の積層体からなっており、最上層に耐紫外線作用を発揮する作用層を有しており、最下層に抗菌作用又は防カビ作用を発揮する作用層を有している、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  26. 蓋部材が、複数層の積層体からなっており、第1化粧層及び第2化粧層を有しており、表から見て第1化粧層が見え且つ裏から見て第2化粧層が見えるよう構成されている、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  27. 蓋部材が、複数層の積層体からなっており、最上層及び最下層に抗菌作用又は防カビ作用を発揮する作用層をそれぞれ有している、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  28. 蓋部材が、複数層の積層体からなっており、最上層及び最下層に耐紫外線作用を発揮する作用層をそれぞれ有している、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  29. 蓋部材及び通水部材が、蓋部材を通水部材に取り付けた際に両部材の表面が同一面を形成するよう構成されている、請求項1記載のドレイン排水溝部材。
  30. 屋外の床面に設置されてドレインホースからのドレイン水の排水を行うための、ドレイン排水設備において、
    ドレインホースからのドレイン水を受けて流して排水するための、ドレイン排水溝部材と、
    ドレインホースの出口端部をドレイン排水溝部材に連結するための、ドレイン連結具と、を備えており、
    ドレイン排水溝部材が、
    ドレイン水を流すための長手方向に延びた排水路、を有する通水部材と、
    該排水路を塞ぐための平板状の蓋部材と、からなっており、
    蓋部材が、通水部材に対して、長手方向にスライドして脱着可能となっており、
    ドレイン連結具が、ドレイン排水溝部材の長手方向の任意の位置にて、通水部材の排水路に連通するよう取り付けられるようになっており、
    上記任意の位置が、蓋部材をスライドさせることによって設定されるようになっていることを特徴とするドレイン排水設備。
  31. ドレイン連結具が、
    ドレインホースの出口端部が差し込まれ、ドレイン水をドレイン排水溝部材の排水路に向けて流すようになっている、ホース差込孔部と、
    ドレイン排水溝部材に直接取り付けられ、ドレイン排水溝部材の排水路を上方から塞ぐ蓋体を構成する、取付部と、からなり、
    ホース差込孔部と取付部とが一体に形成されており、
    取付部にて、通水部材に対して、長手方向にスライドして脱着可能となっている、請求項30記載のドレイン排水設備。
  32. 排水路が、底部と両側部とで構成されており、
    ホース差込孔部が、パイプからなっており、
    取付部が、パイプの下縁から横方向に広がった板体からなっており、
    取付部が、その両縁部を排水路の上記両側部に形成された溝部に挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっている、請求項31記載のドレイン排水設備。
  33. 排水路の上記両側部の上記溝部が、水平に対して傾斜している、請求項32記載のドレイン排水設備。
  34. 排水路が、底部と両側部とで構成されており、
    ホース差込孔部が、パイプからなっており、
    取付部が、パイプの下縁から横方向に広がった板体からなっており、
    取付部が、その両縁部に形成された溝部に排水路の上記両側部に形成された突部を挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっている、請求項31記載のドレイン排水設備。
  35. 取付部の上記両縁部の上記溝部が、水平に対して傾斜している、請求項34記載のドレイン排水設備。
  36. 複数のドレインホースの出口端部がそれぞれ差し込まれるように、パイプの上流側が複数に分岐している、請求項32又は34に記載のドレイン排水設備。
  37. 排水路が、底部と両側部とで構成されており、
    ホース差込孔部と取付部とが1個のブロック体で構成されており、
    ホース差込孔部が、ブロック体に形成された貫通孔であり、
    取付部が、ブロック体の下部であり、
    取付部が、ブロック体の下部の両側に形成された突部を排水路の上記両側部に形成された溝部に挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっている、請求項31記載のドレイン排水設備。
  38. 排水路の上記両側部の上記溝部が、水平に対して傾斜している、請求項37記載のドレイン排水設備。
  39. 排水路が、底部と両側部とで構成されており、
    ホース差込孔部と取付部とが1個のブロック体で構成されており、
    ホース差込孔部が、ブロック体に形成された貫通孔であり、
    取付部が、ブロック体の下部であり、
    取付部が、ブロック体の下部の両側に形成された溝部に排水路の上記両側部に形成された突部を挿入することによって、通水部材に対してスライドするようになっている、請求項31記載のドレイン排水設備。
  40. ブロック体の下部の上記溝部が、水平に対して傾斜している、請求項39記載のドレイン排水設備。
  41. 複数のドレインホースの出口端部がそれぞれ差し込まれるように、貫通孔の上流側が複数に分岐している、請求項37又は39に記載のドレイン排水設備。
  42. 1つのドレイン排水溝部材に、複数のドレイン連結具が取り付けられるようになっている、請求項30記載のドレイン排水設備。
  43. ドレイン排水溝部材が、請求項7乃至請求項29のいずれか1つである、請求項31記載のドレイン排水設備。
  44. 屋外の床面に設置された、ドレイン排水溝部材及び床材、を備えた屋外床面設備において、
    請求項1乃至請求項29のいずれか1つに記載のドレイン排水溝部材が、ドレインホースからのドレイン水を受けて流して排水するよう、屋外の床面に固定されており、
    床材が、ドレイン排水溝部材の両側に配置されて屋外の床面に固定され、且つ、その縁部がドレイン排水溝部材の両縁部に接合されていることを特徴とする屋外床面設備。
  45. ドレイン排水溝部材の蓋部材が、共に使用される床材から切り取ったものである、請求項44記載の屋外床面設備。
  46. ドレイン排水溝部材の通水部材が、両縁部の上縁から横方向に張り出した張出部を有しており、該張出部が、隣接する床材の縁部上に載せられて該縁部に接合されている、請求項44記載の屋外床面設備。
  47. 屋外の床面に設置された、ドレイン排水設備及び床材、を備えた屋外床面設備において、
    請求項30乃至請求項43のいずれか1つに記載のドレイン排水設備が、ドレインホースからのドレイン水の排水を行うように、屋外の床面に固定されており、
    床材が、ドレイン排水設備のドレイン排水溝部材の両側に配置されて屋外の床面に固定され、且つ、その縁部がドレイン排水溝部材の両縁部に接合されていることを特徴とする屋外床面設備。
  48. ドレイン排水溝部材の蓋部材が、共に使用される床材から切り取ったものである、請求項47記載の屋外床面設備。
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