JP2019070281A - 継手 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
(ドレイン排水溝部材)
図1に示されるように、本実施形態に係るドレイン排水溝部材1は、集合住宅等の共通廊下Rに設けられている。図2に示されるように、ドレイン排水溝部材1は、ドレイン水を排水するための長手方向に延びる排水路2を有する通水部材3と、該排水路2の上方を覆う着脱自在な蓋部材4と、継手ホルダー5(図1参照)とを備えて構成されている。
図6に示されるように、継手ホルダー5は、継手10(場合によってはドレインチューブ17)を取り付けるための筒部6と、板状部7と、通水部材3の排水路2を閉塞するための閉塞部(図示せず)とを備える。継手ホルダー5の内部には空洞が形成されており、筒部6の上端の上部開口8と、継手ホルダー5の裏面に設けられている下部開口(図示せず)とが連通している。これにより、継手ホルダー5が通水部材3に取り付けられている状態において、下部開口が通水部材3の排水路2に通じるように構成されている。
図3及び図4に示されるように、本実施形態に係る継手10は、ドレインチューブ17が接続されるチューブ接続部11と、ドレイン排水溝部材1の継手ホルダー5が接続される排水溝部材接続部13と、立方体状の本体15とを備える。チューブ接続部11及び排水溝部材接続部13が、本体15に設けられている。
本実施形態では、給湯設備Kと共通廊下Rとの間に低い段差19(例えば、およそ25mm程度)がある場合における、ドレインチューブ17とドレイン排水溝部材1との接続方法を以下に説明する。
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。尚、本実施形態においては、上述の第1実施形態と同様の構成については、その説明を省略し、主として異なる構成について説明を行う。
図8に示されるように、本実施形態に係る継手10は、ドレインチューブ17が接続されるチューブ接続部11と、第2のドレインチューブ18が接続される第2チューブ接続部14と、ドレイン排水溝部材1の継手ホルダー5が接続される排水溝部材接続部13と、立方体状の本体15とを備える。チューブ接続部11、第2チューブ接続部14及び排水溝部材接続部13が、本体15に設けられている。
図10及び図11に示されるように、本実施形態に係る逆止弁部材20は、全体として円筒状の部材であって、ドレインチューブ17を差し込み可能な大開口22を有する大径部分21と、逆止弁27を有する小径部分25とが連設して構成されている。
図7に示されるように、本実施形態では、給湯設備Kと冷暖房装置の外機Gとが設置されているベランダVにおける、ドレインチューブ17,18とドレイン排水溝部材1との接続方法を以下に説明する。
1.図15に示されるような、ドレイン排水溝部材1の継手ホルダー5に給湯設備Kのドレインチューブ17が既に接続されている状況で、さらに、冷暖房装置の外機G等の別のドレインチューブを接続する必要が生じた場合には、継手ホルダー5の直ぐ上の部分で給湯設備Kのドレインチューブ17を切断し、上述の第2実施形態に係る継手10を新に取り付けることによって、冷暖房装置の外機G等の別のドレインチューブをさらに接続することができるようになる。
2.上述の第1実施形態に係る構成をベランダに適用し、上述の第2実施形態に係る構成を共通廊下に適用しても良い。また、上述の共通廊下やベランダに適用する実施形態はあくまでも例示であって、本発明の適用がこれらの構造物に限定されることを意図するものではない。
3.上述の第2実施形態における逆止弁部材20については、必要に応じて設けるようにしても良い。
4.上述の第1実施形態におけるL字状の連通路及び第2実施形態におけるT字状の連通路は、軸心Xと軸心Yが厳密に90度で交差する場合にのみ限られるものではなく、ドレイン水の流れを総じてL字状又はT字状に規制し得る形態をも含むものである。
2 排水路
3 通水部材
4 蓋部材
5 継手ホルダー
6 筒部
7 板状部
8 上部開口
10 継手
11 チューブ接続部
12 凹部
13 排水溝部材接続部
14 第2チューブ接続部
15 立方体状の本体
16 周溝
17,18 ドレインチューブ
19 段差
20 逆止弁部材
21 大径部分
22 大開口
23 平坦面
24 テーパー面
25 小径部分
26 小開口
27 逆止弁
28 ピン
29 凸部
30 ドア
R 共通廊下
H 排水溝
K 給湯設備
G 冷暖房装置の外機
V ベランダ
X 軸心
Y 軸心
P1,P2 連通路
Claims (7)
- ドレインチューブが接続されるドレイン排水溝部材に適用される継手において、
前記ドレインチューブが接続されるチューブ接続部と、前記ドレイン排水溝部材が接続される排水溝部材接続部とを備え、前記チューブ接続部と前記排水溝部材接続部との間に連通路が形成され、該連通路によって、前記チューブ接続部に流入するドレイン水が、その流入方向とは異なる方向で、前記排水溝部材接続部から流出するように構成されていることを特徴とする継手。 - 前記連通路が、L字状であることを特徴とする請求項1に記載の継手。
- 前記ドレイン排水溝部材に対して、前記排水溝部材接続部の軸心回りに回動可能に取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の継手。
- 前記排水溝部材接続部が、その軸心方向に沿う長さを調節できるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の継手。
- 第2のドレインチューブが接続される第2チューブ接続部を備え、該第2チューブ接続部が、前記連通路に連通していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の継手。
- 前記チューブ接続部に対して、逆止弁部材を取り付け可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の継手。
- 前記チューブ接続部、前記第2チューブ接続部、及び前記排水溝部材接続部を連通する連通路が、T字状であることを特徴とする請求項5又は6に記載の継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017197099A JP2019070281A (ja) | 2017-10-10 | 2017-10-10 | 継手 |
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Family Applications (1)
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2017
- 2017-10-10 JP JP2017197099A patent/JP2019070281A/ja active Pending
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