JP2015528077A - 汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバー - Google Patents

Abstract

本発明は、マンホール上部を覆う金属パネル、前記金属パネルに複数備えられた排水口、前記排水口に結合され、内側に結合用突起を備える格子形状の支持部材、及び、前記支持部材の結合用突起に嵌められる結合用ホールを備え、前記支持部材と前記排水口の間に位置する弾性遮断板を含むことを特徴とする汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーを提供する。

Description

本発明は、汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーに関する。より詳しくは、マンホールを覆うパネルに複数の排水口を形成し、排水口に格子型の支持部材を結合した後、排水口と支持部材の内側に弾性遮断板を挿入することにより、マンホールの規格に応じてパネルの規格と排水口の数を変更して一体型で形成することができるため、多様なマンホールの大きさに柔軟に対処することができて、製造単価と設置費用を節減することができ、支持部材に結合用突起を形成し弾性遮断板に結合用ホールを形成して、支持部材と弾性遮断板を結合することにより、各種汚物と土砂の流入を防止して降水のみ選択的に排水口に流入することができるようにし、マンホール内部の下水等は外部に逆流することができないようにすることは勿論、マンホール内部の害虫や悪臭が外部に出れないようにし、女性の靴がマンホールの穴に嵌ってけがをする問題点を防止することができる汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーに関する。

一般の住宅街及び道路の周辺には、雨水や各家庭及び工場等から出る汚水が排出される地下排水路が設置されており、地下排水路に沿って地面上には一定間隔で雨水等が流入できるようにマンホールが設置されている。マンホールには、歩行者や車両が安全に移動できるようにし、各種異物等が流入することを防止することができるマンホール蓋が設置されている。

しかし、地下排水路に流入する各種生活下水から発生する悪臭や、地下排水路で棲息する害虫等が、マンホール蓋の排水口を通って外部に流出して歩行者に不快感を与え、隣近の住宅にまで悪臭や害虫が流入して快適な生活環境を営むのに多くの不便さを与えている。

一方、マンホール蓋の排水口を通って悪臭や害虫が流入することを防止するために、ゴム板材や平板等を利用してマンホール蓋を覆う場合がある。この場合、梅雨時にはマンホール蓋を覆ったゴム板材や平板によってマンホール蓋の排水口が密閉されて雨水が容易に排出されることができず、これにより道路や歩道及び住宅が浸水する問題点が発生する。
このような問題点を解決するために、多様な雨水排水口の蓋に関する技術が開示されている。しかし、このような技術を利用して実際に雨水排水口の蓋を製作して現場に適用してみた結果、多様な規格を有するそれぞれ異なる大きさのマンホールを覆うために、個別的に金型を製作しなければならないため、経済性と効率性が低下する問題点があった。

本発明は、前記のような問題点を解決するために案出されたもので、特に多様なマンホールの大きさに柔軟に対処することができて製造単価と設置費用を節減することができ、各種汚物と土砂の流入を防止して降水のみ選択的に排水口に流入することができるようにし、マンホール内部の下水等は外部に逆流することができないようにすることは勿論、マンホール内部の害虫や悪臭が外部に出れないようにし、女性の靴がマンホールの穴に嵌ってけがをする問題点を防止することができる汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーを提供するところにその目的がある。

前記目的を達成するために案出された本発明の一側面による汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、マンホール上部を覆う金属パネル、前記金属パネルに複数備えられた排水口、前記排水口に結合され、内側に結合用突起を備える格子形状の支持部材、及び、前記支持部材の結合用突起に嵌められる結合用ホールを備え、前記支持部材と前記排水口の間に位置する弾性遮断板を含むことを特徴とする。

本発明の他の側面による汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、マンホール上部を覆うプラスチックパネル、前記プラスチックパネルに複数備えられた排水口、前記排水口に結合され、内側に結合用突起を備えて、外側にスライドガイドを備える格子形状の支持部材、一対の排水口の間に備えられ、前記スライドガイドに沿ってスライドして前記支持部材と前記排水口の開閉が可能なスライドカバー、及び、前記支持部材の結合用突起に嵌められる結合用ホールを備え、前記支持部材と前記排水口の間に位置する弾性遮断板を含むことを特徴とする。

本発明のまた他の側面による汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、マンホール上部を覆う第１金属パネル、前記第１金属パネルに複数備えられた排水口、前記排水口の縁に沿って前記排水口を囲む形状で複数結合され、前記第１金属パネルを基準として高さ方向に突出し、内側に結合用突起を備えるサポーター（ｓｕｐｐｏｒｔｅｒ）、前記第１金属パネルと離隔して平行に配置され、前記サポーターの端部に結合される第２金属パネル、及び、前記サポーターの結合用突起に嵌められる結合用ホールを備え、前記サポーターの内側方向に回動可能なように備えられる弾性遮断板を含むことを特徴とする。

本発明のまた他の側面による汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、マンホール上部を覆う金属パネル、前記金属パネルに複数備えられた排水口、前記排水口の一部をカバーする円形金属板、一側端部が前記排水口の内径に連結され、他側端部は前記円形金属板の外径に連結される複数のサポーター（ｓｕｐｐｏｒｔｅｒ）、及び、外側の縁が切開され、前記円形金属板の下面に中心が固定される弾性遮断板を含むことを特徴とする。

本発明のまた他の側面による汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、マンホール上部を覆う金属パネル、前記金属パネルに複数備えられた排水口、前記金属パネルの中央に備えられた固定溝、及び、前記固定溝に嵌め込み方式またはねじ結合方式によって固定される固定部材を備え、外側の縁が切開されて前記排水口の下部に位置する弾性遮断板を含むことを特徴とする。

本発明によれば、マンホールを覆うパネルに複数の排水口を形成し、排水口に格子型の支持部材を結合した後、排水口と支持部材の内側に弾性遮断板を挿入することにより、マンホールの規格に応じてパネルの規格と排水口の数を変更して一体型で形成することができるため、多様なマンホールの大きさに柔軟に対処することができ、製造単価と設置費用を節減することができる効果がある。

また、本発明によれば、支持部材に結合用突起を形成し、弾性遮断板に結合用ホールを形成して、支持部材と弾性遮断板を結合することにより、各種汚物と土砂の流入を防止して降水のみ選択的に排水口に流入することができるようにし、マンホール内部の下水等は外部に逆流することができないようにすることは勿論、マンホール内部の害虫や悪臭が外部に出れないようにし、女性の靴がマンホールの穴に嵌ってけがをする問題点を防止することができる効果がある。

本発明の一実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの斜視図である。 図１中の支持部材の内側がよく見えるように示した斜視図である。 図１中の弾性遮断板の斜視図である。 本発明の他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの斜視図である。 図４中の支持部材を詳細に示した斜視図である。 本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの斜視図である。 本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの斜視図である。 本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの斜視図である。 本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの金属パネルの斜視図である。 図９の金属パネルに弾性遮断板が結合された状態の断面図である。 図９の金属パネルに弾性遮断板が結合された状態の断面図である。 図９の金属パネルに弾性遮断板が結合された状態の断面図である。

本発明の一側面による汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、マンホール上部を覆う金属パネル、前記金属パネルに複数備えられた排水口、前記排水口に結合され、内側に結合用突起を備える格子形状の支持部材、及び、前記支持部材の結合用突起に嵌められる結合用ホールを備え、前記支持部材と前記排水口の間に位置する弾性遮断板を含むことを特徴とする。

以下、本発明の好ましい実施例を添付された図面を参照して詳しく説明する。まず、各図面の構成要素に参照符号を付けるにおいて、同一の構成要素については、たとえ異なる図面上に表示されるとしても、可能な限り同一の符号を持つようにしていることに留意しなければならない。また、本発明を説明するにおいて、関連した公知構成または機能についての具体的な説明が、本発明の要旨を不明瞭にし得ると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。また、以下で本発明の好ましい実施例を説明するが、本発明の技術的思想はこれに限定されたり制限されず、当業者によって変形され多様に実施されることができることは勿論である。

まず、本発明の一実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーについて説明する。

図１は、本発明の一実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの斜視図である。図２は、図１中の支持部材の内側（図１を基準として下部）がよく見えるように示した斜視図である。図３は、図１中の弾性遮断板の斜視図である。以下で汚物というのは、各種ごみ、土砂等、雨水、雪溶け水等の降水による水を除いた全てを通称するものとして使用する。

本発明の一実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、図１ないし図３を参照すれば、金属パネル１０、排水口２０、支持部材３０、及び弾性遮断板４０を含んでなる。

金属パネル１０は、マンホール上部を覆うマンホール蓋である。金属パネル１０は、略四角板形状に形成される。金属パネル１０は、マンホールの規格に応じて面積が変更され得、荷重に耐えなければならない程度に応じて厚さが変更され得る。また、金属パネル１０は、交換が可能なように着脱式で形成されることが好ましい。

排水口２０は、金属パネル１０に複数備えられる。一例として、図１には計５対の排水口２０が一つの金属パネル１０に配置された例が示されている。排水口の数は、金属パネル１０の規格に応じて変更可能である。また、図１には略長方形状の排水口が形成されたものが示されているが、これに排水口の形状を限定するものではない。排水口２０は、金属パネル１０上に流入した降水をマンホール内に流入させる役割を行う。

支持部材３０は、排水口２０に結合されて弾性遮断板４０を保護し、排水口２０に履き物、女性のハイヒールのかかと等が嵌ったり挟まったりしないようにする。

支持部材３０は、図１のように格子形状に形成される。格子形状は、横方向のロッド（ｒｏｄ）（以下、第１ロッド３２）と縦方向のロッド（以下、第２ロッド３４）が組合わされて形成される。支持部材３０は、十分な強度を確保することができるように金属材質で形成され、金属パネル１０と共に鋳造等によって一体型に製作されることが好ましい。一方、支持部材３０は、金属パネル１０上に熔接等によって一体型に接合することもできることは勿論である。

図２を参照すれば、支持部材３０の内側（図１を基準として支持部材の下部）には、結合用突起３６が備えられる。結合用突起３６は、熔接等によって支持部材３０に一体型に接合されることが好ましい。結合用突起３６は、複数備えられることができ、一例として、図２には一対の結合用突起３６が備えられた例が示されている。

結合用突起３６は、第１ロッド３２と第２ロッド３４が交差する部分に形成されることができ、支持部材３０に対して垂直方向（図１を基準として下部方向）に延長された後、第１ロッド３２に平行な方向に折曲げられる形状を取っている。このような構造によって、弾性遮断板４０の結合用ホール４２が結合用突起３６に嵌められると、容易に抜けないようにした。また、結合用突起３６は、前記で言及したように、支持部材３０に対して垂直方向に延長された部分があるため、支持部材３０と弾性遮断板４０の間に一定程度のゆとりが存在して、金属パネル１０に流入した降水等が弾性遮断板４０と排水口２０の間に容易に流入することができるようにする。また、支持部材３０と弾性遮断板４０の間のゆとりは、降水等だけ流入することができるように小さく設定されているため、外部から汚物等の流入は遮断される。

図３を参照すれば、弾性遮断板４０は、支持部材３０と排水口２０の間に位置する。弾性遮断板４０は、支持部材３０の結合用突起３６に嵌められる結合用ホール４２を備える。弾性遮断板４０は、ゴムのような弾性材質で形成され、これに弾性遮断板の材質を限定するものではない。

本発明の一実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、次のように製造される。

まず、鋳造等によって複数の排水口２０が備えられ支持部材３０が形成された略長方形状の金属パネルを製作する。勿論、排水口２０に格子形状の支持部材３０を熔接等によって接合することもできることは前記で言及したとおりである。最後に、支持部材３０の内側に備えられた結合用突起３６に弾性遮断板４０の結合用ホール４２を嵌めて弾性遮断板４０を組立てる。

次に、本発明の他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーについて説明する。

図４は、本発明の他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの斜視図である。図５は、図４中の支持部材を詳細に示した斜視図である。図４の実施例は、一対の排水口の間にスライド方式で排水口の開閉が可能なスライドカバーがさらに備えられた点以外は、図１の実施例と類似なため、差異を中心に説明する。

本発明の他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、図４を参照すれば、着脱式パネル１１０、排水口１２０、支持部材１３０、弾性遮断板１４０、及びスライドカバー１５０を含む。

着脱式パネル１１０は、略長方形状に、射出、押出等によってプラスチックで製造されるか、鋳造等によって金属材質で製造されることができ、これに着脱式パネルの材質を限定するものではない。

排水口１２０には、図４のように、複数のスライドガイド１２２が備えられる。スライドガイド１２２と支持部材１３０の間には、スライドカバー１５０がスライド方式で挿入されて、排水口１２０を開閉する。

図５を参照すれば、支持部材１３０は格子形状で、排水口１２０内に挿入され、第１ロッド１３２と第２ロッド１３４を備える。排水口１２０の内壁には、支持部材１３０の安定のための段差（図示なし）が備えられることが好ましい。また、支持部材１３０は、図１の支持部材３０とは異なり、枠１３８を備えることができる。支持部材１３０の内側には、図１の支持部材３０と同じく、結合用突起１３６が備えられる。

弾性遮断板１４０は、図３の弾性遮断板４０と同じく、結合用ホールが備えられる。

スライドカバー１５０は、一対の排水口１２０の間に備えられる。スライドカバー１５０は、排水口１２０に形成されたスライドガイド１２２に沿ってスライドし、支持部材１３０と排水口１２０の開閉が可能なように構成される。普段は、図４のようにスライドカバー１５０が一対の排水口１２０の間に位置していて、排水口１２０と支持部材１３０を保護するべき必要がある場合には、スライドガイド１２２の下部に挿入して排水口１２０を閉鎖する。

スライドカバー１５０が排水口１２０を閉鎖している場合にも、排水口１２０に降水等が流入することができるように、スライドカバー１５０には少なくとも一つのホール１５２が備えられる。

次に、本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーについて説明する。

図６及び図７は、本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの斜視図である。図６及び図７の実施例は、排水口の縁に沿ってサポーターを形成し、サポーター上部に金属パネルを結合させ、弾性遮断板が横方向に回動可能なように具現した点以外は、図１の実施例と類似なため、差異点を中心に説明する。

本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、図６を参照すれば、第１金属パネル２１０、排水口２２０、サポーター（ｓｕｐｐｏｒｔｅｒ）２３０、弾性遮断板２４０及び第２金属パネル２５０を含む。

サポーター２３０は、排水口２２０の縁に沿って排水口２２０を囲む形状で複数結合される。一例として、サポーター２３０は第１金属パネル２１０と共に鋳造等によって一体型に形成され、熔接等によって接合されることもできる。サポーター２３０は、第１金属パネル２１０を基準として高さ方向に突出する。また、サポーター２３０の内側（弾性遮断板２４０と接触する部分）には結合用突起（図示なし）が備えられる。より詳細には、結合用突起はサポーター２３０の内側のうち上部に形成される。

弾性遮断板２４０は、サポーター２３０の結合用突起に嵌められる結合用ホール（図示なし）を備え、サポーター２３０の内側方向に回動可能なように備えられる。この際、結合用突起が弾性遮断板２４０の回転中心となる。

弾性遮断板２４０は、図１または図４の実施例とは異なり、第１金属パネル２１０を基準として高さ方向、すなわち第１金属パネル２１０に対して立てられるように配置される。したがって、弾性遮断板２４０は結合用突起を中心に横方向に回動するようになる。
外部から雨水等が流入する場合、弾性遮断板２４０が回動することにより排水口２２０に雨水等が流入することができるようにし、内部から逆流して排水口２２０外部に流出しようとする場合や、マンホール内部の害虫等が外部に出ようとする場合、弾性遮断板２４０に圧力が加えられてもサポーター２４０が防いでいるため流出が防止される。

第２金属パネル２５０は、第１金属パネル２１０と離隔して平行に配置され、サポーター２３０の端部に結合される。一例として、第２金属パネル２５０は、鋳造等の方式で第１金属パネル２１０及びサポーター２３０と共に一体型に製作されることができ、熔接等によってサポーター２３０の上部に接合されることもできる。

図７は、排水口と第２金属パネルが円形に形成された例を示したものである。

次に、本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーについて説明する。

図８は本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの斜視図である。

本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーは、図８を参照すれば、金属パネル３１０、排水口３２０、サポーター（ｓｕｐｐｏｒｔｅｒ）３３０、円形金属板３４０及び弾性遮断板３５０を含む。

円形金属板３４０は、排水口３２０の一部をカバーし、金属パネル３１０と同一の平面をなすか低い高さに備えられる。一例として、円形金属板３４０は金属パネル３１０より弾性遮断板３５０の厚さだけ低い高さに形成されることができる。

サポーター３３０は、一側端部が排水口３２０の内径に連結され、他側端部は円形金属板３４０の外径に連結されて、複数備えられる。サポーター３３０は、排水口３２０に位置する円形金属板３４０が下部方向に落ちたり変形しないように、円形金属板３４０を支持する。

弾性遮断板３５０は、円形金属板３４０の下部にねじ方式等によって中心が固定される。一例として、円形金属板３４０の下面にねじ棒が備えられ、弾性遮断板３５０の中心にねじ結合用ホールが備えられて相互結合された後、中心にねじ結合用ホールが備えられた薄い金属板またはナットが結合されて弾性遮断板３５０を固定する構造に形成されることができる。

弾性遮断板３５０は、図８に示されたように、外側の縁が切開され、排水口３２０を通って流入した雨水等を下部方向に移動させるようにする。また、弾性遮断板３５０は、外側の縁方向にいくほど傾いて高さが低くなるように形成されるか、全体が水平をなすこともできる。

図８の実施例は、円形金属板の高さを金属パネルより低く位置させることにより、歩行または車両の運行時に邪魔にならないようにし、弾性遮断板の外側の縁を切開して円形金属板の下面に固定させ、より効果的に雨水等を排出しながらも、土砂等が流入することを防止し、マンホール下部の汚水が外部に逆流することを防止することができるようにする。

図９は本発明のまた他の実施例に係る汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバーの金属パネル斜視図で、図１０ないし図１２は、図９の金属パネルに弾性遮断板が結合された状態の断面図である。

図９と図１０及び図１１を参照すれば、金属パネル４１０、５１０、６１０、排水口４２０、５２０、６２０、固定溝４３０、５３０、６３０、固定部材４４０、５４０、６４０、弾性遮断板４５０、５５０、６５０を含む。

図１０の固定溝４３０には、固定部材４４０が嵌められるための段が備えられている。よって、図１０の固定部材４４０は、固定溝４３０の下部から上部方向に嵌めこむ方式によって固定される。

図１１の固定溝５３０には、内周面に第１ねじが形成されており、固定部材５４０の外周面には第１ねじに対応する第２ねじが備えられている。また、固定溝５３０の上部は開放されている。よって、図１１の固定部材５４０は、固定溝５３０にねじ方式によって固定される。

図１２の固定溝６３０には、内周面にねじが形成されておらず、固定部材６４０の外周面には所定間隔で突起が備えられている。また、固定溝６３０の上部は閉鎖されている。よって、図１２の固定部材６４０は、固定溝６４０に嵌め込み方式によって固定され、突起が固定溝６３０の内周面に密着して嵌められて下部方向には抜けないようにする。

図１１の実施例は、固定溝５３０の上端が開放されていて金属パネル５１０の上部から固定部材５４０が見えるが、図１２の実施例は、図１１の実施例とは異なり、固定溝６３０の上端が閉鎖されていて金属パネル６１０の上部から固定部材６４０が見えないように具現されている。

固定部材４４０、５４０、６４０は、固定溝４３、５３０、６３０に嵌め込み方式またはねじ結合方式によって固定され、弾性遮断板５０、５５０、６５０は、外側の縁が切開されて排水口４２０、５２０、６２０の下部に位置するようになる。

図９ないし図１２の実施例によれば、金属パネルと弾性遮断板が嵌め込み方式またはねじ結合方式によって容易に結合されることができる。

以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎないものであり、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内で多様な修正、変更及び置換が可能である。よって、本発明に開示された実施例及び添付された図面は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく説明するためのもので、このような実施例及び添付された図面によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は、添付の請求範囲によって解釈されるべきであり、これと同等な範囲内にある全ての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきものである。

１０ 金属パネル
１１０ 着脱式パネル
１２０ 排水口
１３０ 支持部材
１４０ 弾性遮断板
１５０ スライドカバー
２０ 排水口
２１０ 第１金属パネル
２２０ 排水口
２３０ サポーター
２４０ 弾性遮断板
２５０ 第２金属パネル
３０ 支持部材
３１０ 金属パネル
３２０ 排水口
３３０ サポーター
３４０ 円形金属板
３５０ 弾性遮断板
３２ 第１ロッド
３４ 第２ロッド
３６ 結合用突起
４０ 弾性遮断板
４１０ 金属パネル
４２０ 排水口
４３０ 固定溝
４４０ 固定部材
４５０ 弾性遮断板
４２ 結合用ホール
５１０ 金属パネル
５２０ 排水口
５３０ 固定溝
５４０ 固定部材
５５０ 弾性遮断板
６１０ 金属パネル
６２０ 排水口
６３０ 固定溝
６４０ 固定部材
６５０ 弾性遮断板

Claims (5)

1. マンホール上部を覆う金属パネル、
   前記金属パネルに複数備えられた排水口、
   前記排水口に結合され、内側に結合用突起を備える格子形状の支持部材、及び
   前記支持部材の結合用突起に嵌められる結合用ホールを備え、前記支持部材と前記排水口の間に位置する弾性遮断板
   を含むことを特徴とする汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバー。
2. マンホール上部を覆う着脱式パネル、
   前記着脱式パネルに複数備えられた排水口、
   前記排水口に結合され、内側に結合用突起を備えて、外側にスライドガイドを備える格子形状の支持部材、
   一対の排水口の間に備えられ、前記スライドガイドに沿ってスライドして前記支持部材と前記排水口の開閉が可能なスライドカバー、及び
   前記支持部材の結合用突起に嵌められる結合用ホールを備え、前記支持部材と前記排水口の間に位置する弾性遮断板
   を含むことを特徴とする汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバー。
3. マンホール上部を覆う第１金属パネル、
   前記第１金属パネルに複数備えられた排水口、
   前記排水口の縁に沿って前記排水口を囲む形状で複数結合され、前記第１金属パネルを基準として高さ方向に突出し、内側に結合用突起を備えるサポーター（ｓｕｐｐｏｒｔｅｒ）、
   前記第１金属パネルと離隔して平行に配置され、前記サポーターの端部に結合される第２金属パネル、及び
   前記サポーターの結合用突起に嵌められる結合用ホールを備え、前記サポーターの内側方向に回動可能なように備えられる弾性遮断板
   を含むことを特徴とする汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバー。
4. マンホール上部を覆う金属パネル、
   前記金属パネルに複数備えられた排水口、
   前記排水口の一部をカバーする円形金属板、
   一側端部が前記排水口の内径に連結され、他側端部は前記円形金属板の外径に連結される複数のサポーター（ｓｕｐｐｏｒｔｅｒ）、及び
   外側の縁が切開され、前記円形金属板の下面に中心が固定される弾性遮断板
   を含むことを特徴とする汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバー。
5. マンホール上部を覆う金属パネル、
   前記金属パネルに複数備えられた排水口、
   前記金属パネルの中央に備えられた固定溝、及び
   前記固定溝に嵌め込み方式またはねじ結合方式によって固定される固定部材を備え、外側の縁が切開されて前記排水口の下部に位置する弾性遮断板
   を含むことを特徴とする汚物流入防止及び逆流防止用一体型マンホールカバー。

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