JP2007111725A - 形状凍結性に優れたプレス成形方法及びプレス金型 - Google Patents

形状凍結性に優れたプレス成形方法及びプレス金型 Download PDF

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Abstract

【課題】プレス成形部品の肩部における角度の開きと壁部の反りを防止するプレス成形方法を提供する。
【解決手段】2回以上のプレス成形で所定の製品寸法となるようにプレス金型を設計し、2回目以降の最後のプレス成形において、1回目のポンチ幅Wよりポンチ幅Wを広げることで金属板のスプリングバックを低減させる。また、最後のプレス成形の成形下死点Aにおいて、ポンチ及びダイスで被加工材を押さえながらプレス成形することで、スプリングバック低減効果をさらに向上させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は金属板のプレス成形方法及びプレス金型に関するものであって、特に高強度鋼板やアルミニウム合金板などの場合に生ずるスプリングバックを防止して良好な形状凍結性を確保するためのプレス成形方法及びプレス金型に関するものである。
近年、自動車部品に高強度鋼板やアルミニウム合金板等の金属板が多用されつつあるが、それらを自動車部品に成形する際に発生する形状凍結不良が問題になっている。すなわち、ハット型断面形状の部品をU字型の曲げ加工用金型を用いて成形する場合には、スプリングバックと呼ばれる形状凍結不良が発生し、寸法精度が得られないことが問題となっている。この形状凍結不良は最終製品の外観品質を著しく損なうばかりでなく、成形後に行われる組立作業において溶接不良の原因となるため、特にメンバーやフレームなどの構造部品では形状凍結不良の防止が重要視されている。
ここで、先ず、ハット型成形部品の加工に用いられるプレス成形装置の概略について簡単に述べておくと、プレス成形装置は、例えば図1に示すように、断面凹部状に形成されたダイス5と、このダイス5の凹部と対応する形状に形成されると共に、当該凹部内に向かって伸長可能に構成されたポンチ3とを備えている。さらに、プレス成形装置には、製品にしわが発生しないようにするために、ダイス5の周縁部と対応する位置にて鋼板を狭圧して、しわ押さえ力を負荷するしわ押さえ4が設けられている。このような構成において、被加工材である金属板のブランク(未加工材)6をダイス5に載置し、しわ押さえ4でしわ押さえ力を負荷しながら、ポンチ3を成形下死点Aまで伸長させることにより、金属板が所望の凹部状に成形されて最終製品Sとしてのハット成形部品を得る。
従来のプレス成形方法は、前記したようにポンチ3としわ押さえ4及びダイス5を用い、成形下死点Aにおいて製品寸法になるようにプレス成形し(図1(a)→(b))、成形下死点Aに到達後(図1(b))、しわ押さえ4とポンチ3を同時に離型していた(図1(c))。そのため、曲げ−曲げ戻し変形をうける製品の壁部は、材料の弾性回復によって壁反りを生じるという問題があった。
曲げ加工で頻繁に観察される形状不良として知られているスプリングバックは、曲げ加工時に金型板に生じた残留応力が除荷時に弾性回復変形するために生ずる現象で、成形下死点での残留応力が板厚方向に不均一に分布することが原因である。一般に、プレス加工により曲げ成形した際に、型から開放すると金属板のスプリングバックにより、ポンチの肩部に開きを生じる。この問題を解決するため、特許文献1には、曲げ肩部に成形方向とは逆方向に凹む凹状段部を同時に成形するプレス成形方法及び成形品が開示されている。これはスプリングバックに対抗する逆モーメントを発生させて両者を釣り合わせて、ポンチ肩付近の角度の開きを防止するものである。
しかし、図2に示すように、最終製品Sとしてのハット型成形部品におけるスプリングバックは肩部1の角度変化だけではなく、例えば高強度鋼板やアルミニウム合金板のように材料強度が高くなると、壁部2が平面から曲率を持つ曲面に変形する「壁反り」といわれる現象も顕在化し、特許文献1に開示された手法では壁部の反りを充分に防止することはできない。なお、図中の破線は、成形下死点での金属板の形状を示している。
また、特許文献2には図3に示すように、2種類のパンチを用いて予備加工及び本加工を行うことで、壁部の反りを低減できることが開示されている。これは1回目のプレス成形に球頭工具7を用いることで(同図(a)、(b))、製品のポンチ底周長を2回目のポンチ底部の周長より大きく設定できるので(同図(c)、(d))、2回目のプレス成形で受ける曲げ曲げ戻し変形量(曲げモーメント)を従来法より少なくすることができる。また、1回目のプレス成形に球頭工具7を用いることで、2回目のプレス成形でパンチ底のたるみをつぶせるので、パンチ肩部の開き角度を低減することができる。
これにより、パンチ肩部の開きとパンチ肩付近の壁部の反りを低減できるが、この手法の場合、しわ押さえ4に近い側の縦壁部5には曲げ曲げ戻し変形が残るので、縦壁全体の反りをゼロにすることは困難である(同図(e)〜(g))。
特開平7−185663号公報 特開2004−181502号公報
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、プレス成形部品の壁部全体の反りを防止して形状凍結性に優れたプレス成形方法及びプレス金型を提供することを目的とする。
係る課題を解決するため、本発明の要旨とするところは下記の通りである。
(1) 1回目のプレス成形において、しわ押さえ力を負荷しながらダイス及び最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有するポンチを用いて所定の幅及び深さになるように金属板をプレス成形した後、2回目以降のプレス成形において、前記幅より広くなるように、しわ押さえ力を負荷しながら少なくとも1回プレス成形することを特徴とする形状凍結性に優れたプレス成形方法。
(2) 1回目のプレス成形において、ダイス及び最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有するポンチを用いて所定の幅及び深さになるように非拘束状態の金属板をプレス成形した後、2回目以降のプレス成形において、前記幅より広くなるように、しわ押さえ力を負荷しながら少なくとも1回プレス成形することを特徴とする形状凍結性に優れたプレス成形方法。
(3) 2回目以降の最後のプレス成形において、ポンチ及びダイスで被加工材のポンチ底部を押さえながらプレス成形することを特徴とする前記(1)又は(2)記載の形状凍結性に優れたプレス成形方法。
(4) ポンチが内側と外側に分割され、内側のポンチのみが成形下死点に到達した後、内側のポンチが上昇することなく、外側のポンチが前記成形下死点まで移動自在であることを特徴とする形状凍結性に優れたプレス金型。
本発明によれば、プレス成形部品の壁部全体の反りを防止することができ、寸法精度に優れる形状凍結性の良好なハット型成形部品を得ることができる。
つまり、本発明では、1回目のプレス成形において、ダイス及び最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有するポンチを用いることで、1回目のプレス成形で得られた製品の壁部全体に2回目のプレス成形で充分な逆曲げ変形が付与できるので、壁部全体の反りをほぼゼロにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明者らはコの字型断面形状を有するハット型成形部品の壁部の反りを防止するためのプレス成形方法とプレス成形金型について検討し、以下に詳しく説明するプレス成形方法とプレス金型を採用することにより金属板のスプリングバックを防止できることを知見した。
本発明者らは、2回以上のプレス成形で所定の製品寸法となるようにプレス金型を設計し、2回目以降の最後のプレス成形において、1回目のポンチ幅Wよりポンチ幅Wを広げることで金属板のスプリングバックを低減できることを知見した。また、最後のプレス成形の成形下死点Aにおいて、ポンチ及びダイスで被加工材を押さえながらプレス成形することで、この効果がさらに向上することも知見した。
前記(1)に係る発明は、1回目のプレス成形において、しわ押さえ力を負荷しながらダイス及び最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有するポンチを用いて所定の幅及び深さになるように金属板をプレス成形した後、2回目以降のプレス成形において、前記幅より広くなるように、しわ押さえ力を負荷しながら少なくとも1回プレス成形することを特徴とする。その好ましい実施形態としては、例えば図4に示すように、1回目のプレスに用いるポンチ幅Wの第1のポンチ7(同図(a))及び、2回目のプレスに用いるポンチ幅W2の第2のポンチ(フォーム用)8(同図(c))を別個に備えた構成とし、2回目のポンチ幅W(=W2)が1回目のポンチ幅Wよりも大きくなるように設定する。即ち、第1のポンチ7は、最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有するポンチであり、本例においては最終製品の底部形状が平面であるので、その底部が平面に形成されたポンチを用いている。
そして、しわ押さえ4によりしわ押さえ力を負荷しながら第1のポンチ7を用いて幅W及び深さDになるように1回目のプレス成形を行った後(図4(a)→(b))、しわ押さえ力を負荷しながら第2のポンチを用いて幅W2(>W)及び深さDになる2回目のプレス成形で最終製品Sが得られるようにする(図4((c)→(f))。これにより金属板のスプリングバックを低減できるのは、図4(d)に示すように、壁部の内側に金属板を曲げようとする逆曲げ変形を製品の壁部に付与できるためである。
即ち、1回目のプレス成形に用いるポンチは、最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有するポンチであればよく、上述の例のポンチの他に、例えば図5に示すような、プレスを行った際の製品11の壁部がポンチ3の底部に対して垂直な形状(図5(a))及び傾斜している形状(図5(b))、または、パンチ3の底部が壁部に対して傾斜している形状(図5(c))などのポンチを適用することができる。但し、2回目のプレス成形に使用するポンチ幅は、1回目ポンチ幅より大きく設定することが重要である。
前記(2)に係る発明は、1回目のプレス成形において、しわ押さえ力を負荷しないでダイス1及び最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有するポンチを用いて所定の幅及び深さになるように、非拘束状態の金属板をプレス成形した後、2回目以降のプレス成形において、前記幅より広くなるように、しわ押さえ力を負荷しながら少なくとも1回プレス成形することを特徴とする。その好ましい実施形態としては、例えば図6に示すように、しわ押さえ力を負荷しない状態で第1のポンチ7を用いて幅W1及び深さD1になるように1回目のプレス成形を行った後(図6(a)→(b))、しわ押さえ4によりしわ押さえ力を負荷しながら第2のポンチ8を用いて幅W2(>W)及び深さD1になる2回目のプレス成形で最終製品Sが得られるようにする(図6((c)→(f))。これにより金属板のスプリングバックを低減できるのは、1回目のプレス成形でしわ押さえ力を負荷しないで(非拘束状態で)プレス成形された製品は、ポンチ肩とダイ肩による曲げ変形のみなので、しわ押さえ力を付与した場合(図4(b))のようなダイ肩R部による曲げ曲げ戻し変形が付与されないため、製品の壁部に生じるひずみと応力を大幅に低減できるためである。
前記(3)に係る発明は、2回目以降の最後のプレス成形において、ポンチ及びダイスで被加工材のポンチ底部を押さえながらプレス成形することを特徴とする。
2回目以降の最後のプレス成形において、被加工材のポンチ底を押さえないでプレス成形を行うと、例えば図7に示すように、製品のポンチ底にたるみが発生する場合があるので、製品の壁部に逆曲げ変形を十分に付与することができず、壁反りを十分に抑制できない。本発明の目的とする作用は、壁部に逆曲げ成形を付与することであるので、確実に壁反りを防止するためには、被加工材のポンチ底を押さえることが好ましい。
前記(4)に係る発明は、ポンチが内側と外側に分割され、内側のポンチのみが成形下死点に到達した後、内側のポンチが上昇することなく、外側のポンチが前記成形下死点まで移動自在であることを特徴とする。その好ましい実施形態としては、例えば図8に示すように、1回目のプレスに用いるポンチ幅Wの第1のポンチ10aを内筒とし、この第1のポンチ10aの周縁部を囲むポンチ幅W2のリング状の第2のポンチ10bを外筒とする分割ポンチ10を備えた構成とする。第1ポンチ10a及び第2のポンチ10bは、各々が独立して伸長可能なように構成されている。この場合にも、上述の例と同様に、内側のポンチである第1のポンチ10aは、最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有している。
そして、先ず、第1のポンチ10aにより幅W及び深さDになるように1回目のプレス成形を行った後(図8(a)→(b))、第1のポンチ10aが成形下死点Aに残した状態で第2のポンチ10bを用いて幅W2(>W1)及び深さDになる2回目のプレス成形で最終製品Sが得られるようにする(図8(c)→(f))。なお、しわ押さえ力は、上述の場合と同様に1回目及び2回目の両方に負荷してもよく、あるいは1回目には負荷しないようにしてもよい。
上記(1)〜(3)に記載のプレス成形方法は、1回目と2回目のプレス金型がそれぞれ独立にあっても良いが、図7に示す金型構造を採用すると、2回のプレス成形を1回に集約して連続して成形することができるという利点がある。また、1回目のプレス成形後に被加工材のポンチ底部を押さえながらプレス成形することができるので、この場合には上記(3)に記載の効果も期待できるので好ましい。
なお、上記説明では2回目のプレスで最終製品が得られる例を説明したが、本発明においては、プレスの回数は2回に限られず、複数回のプレスを行って最終製品を得るように設計した場合にも上記の効果は期待できる。
続いて本発明の効果を確認するために行った実施例について以下に説明する。
(実施例1)
本発明例として、板厚1.0mmで、引張り強さ590MPa級の鋼板を用いてプレス試験を行った。試験片幅は幅100mm、長さ280mmとして、ポンチ幅80mm、ポンチ肩R5mm、ダイス幅82mm、ダイ肩R5mm、成形高さを80mmとしてハット成形試験を行った。本発明の効果について検討するため、2回目のプレス成形で所定寸法形状になるように設計した。1回目のポンチ幅75mm、ポンチ肩R5mm、成形深さを70mm又は80mmとし、さらに2回目のポンチ幅80mm、ポンチ肩R5mm、成形高さを80mmとしてハット成形試験を行い、この効果について検討した。1回目と2回目のしわ押さえ力は100kNとした。このとき、1回目のしわ押さえ力は負荷しない条件でもプレス成形を行った(条件3)。また、比較例として、発明例と同じ鋼板を1回のプレスにて成形する試験を行った。
曲げ試験を行った成形品は三次元形状測定装置にてハット型の中央断面の形状を測定し、壁部の反り曲率半径ρ(mm)及び開き幅Wd(mm)を測定した。これらの測定値から壁部の反り1/ρ(1/mm)と、以下の式により開き幅ΔWd(mm)の評価値を求めた。
ΔWd=Wd−80
(実施例2)
実施例2として、上記実施例1と同一の鋼種、試験片サイズ、プレス金型を用いて成形試験を行った。本発明の効果について検討するため、1回目と2回目のプレス金型がそれぞれ独立して別個に存在するもの(条件2)と、図8に示すような分割ポンチを採用したもの(条件3)でハット成形試験を行い、金型形状の影響について検討した。またこの例においても、比較例として、発明例と同じ鋼板を1回のプレスにて成形する試験を行った。
上記実施例1〜2の測定結果を表1〜2に示す。表中における壁部の反りに対する効果については、外反りのものにプラス、内反りのものにマイナスとして評価した。これらの結果から分かるように、本発明によれば、従来の手法に相当する比較例よりも寸法精度が向上した形状凍結性の良好なハット型成形部品を得ることができることが確認された。また被加工材のポンチ底を押さえて2回目以降のプレス成形を行うことで更に良好な寸法精度に優れるハット型成形部品を得ることができた。
Figure 2007111725
Figure 2007111725
従来のプレス加工方法の概念図である。 (a)成形前、(b)成形下死点、(c)ポンチ、しわ押さえ離型、(d)スプリングバック後の製品形状 角度変化、壁反り、開き幅を測定する試験片の断面図を示す。 特許文献2のプレス加工方法の概念図である。 (a)成形前、(b)成形下死点、(c)ポンチ、しわ押さえ離型、(d)スプリングバック後の製品形状 本発明のプレス加工方法の概念図である。 (a)1回目の成形前、(b)1回目の成形下死点、(c)2回目の成形前、(d)2回目の成形中、(e)2回目の成形下死点、(f)ポンチ、しわ押さえ離型、(g)スプリングバック後の製品形状 1回目のプレス成形による製品形状の概念図である。 (a)垂直壁を有する製品、(b)傾斜壁を有する製品、(c)ポンチ底部に傾斜を有する製品 本発明のプレス加工方法の概念図である。 (a)1回目の成形前、(b)1回目の成形下死点、(c)2回目の成形前、(d)2回目の成形中、(e)2回目の成形下死点、(f)ポンチ、しわ押さえ離型、(g)スプリングバック後の製品形状 被加工材のポンチ底面を押さえない場合のプレス加工方法の概念図である。 (a)2回目の成形前、(b)2回目の成形中 本発明のプレス成形金型の概念図である。 (a)1回目の成形前、(b)1回目の成形下死点、(c)2回目の成形中、(d)2回目の成形下死点
符号の説明
1 肩部
2 壁部
3 ポンチ
4 しわ押さえ
5 ダイ
6 ブランク
7 第1のポンチ
8 第2のポンチ(フォーム用)
9 被加工材
10 分割ポンチ
11 1回目のプレス成形で成形された製品
開き幅
A 成形下死点
1回目の成形下死点
D 成形深さ
1回目の成形深さ
W ポンチ幅
1回目のポンチ幅
2回目のポンチ幅

Claims (4)

  1. 1回目のプレス成形において、しわ押さえ力を負荷しながらダイス及び最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有するポンチを用いて所定の幅及び深さになるように金属板をプレス成形した後、2回目以降のプレス成形において、前記幅より広くなるように、しわ押さえ力を負荷しながら少なくとも1回プレス成形することを特徴とする形状凍結性に優れたプレス成形方法。
  2. 1回目のプレス成形において、ダイス及び最終製品形状の底部の一部と形状の等しい平面を有するポンチを用いて所定の幅及び深さになるように非拘束状態の金属板をプレス成形した後、2回目以降のプレス成形において、前記幅より広くなるように、しわ押さえ力を負荷しながら少なくとも1回プレス成形することを特徴とする形状凍結性に優れたプレス成形方法。
  3. 2回目以降の最後のプレス成形において、ポンチ及びダイスで被加工材のポンチ底部を押さえながらプレス成形することを特徴とする請求項1又は2記載の形状凍結性に優れたプレス成形方法。
  4. ポンチが内側と外側に分割され、内側のポンチのみが成形下死点に到達した後、内側のポンチが上昇することなく、外側のポンチが前記成形下死点まで移動自在であることを特徴とする形状凍結性に優れたプレス金型。
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